JP3755221B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用空調装置に関するものであって、特に車両用空調装置の日射センサの補正制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両用空調装置において、車室内の異なる空調ゾーンをそれぞれ独立して空調制御するものとして、運転者と助手席乗員とを独立空調制御(例えば、吹出温度制御)するものが知られている。そして、このように車室内の異なる空調ゾーンを独立して空調制御することを応用して、例えば車室内空間が広いワンボックス車において車室内の前方空間と後方空間とを独立に空調制御したいという要望がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明者らは、車室内の後方側の空調環境に応じて精度良く空調制御するために、車室内の後方に入射する日射量を検出する日射センサを車室内の後方空間に配置することを検討した。
そして、このような後席空間用の日射センサの設置位置として、後席空間に入射する日射量を良好に検出するため、車両の最後方に位置する荷物搬出用ドアの車室内側壁面に設置して見た結果、以下の問題が発生することが分かった。
【0004】
このように、後席用日射センサを荷物搬出用ドアに設置すると、荷物搬出用ドアを開けると、後席用日射センサも荷物搬出用ドアと一緒に移動することになる。従って、荷物搬出用ドアが閉じている状態と、荷物搬出用ドアが開いている状態とでは、後席用日射センサへの日射入射角が変わってしまう。
これにより、荷物搬出ドアが閉じている状態では、日射センサは車室内の後席空間に入射する日射量を良好に検出するのであるが、この状態から荷物搬出用ドアを開けると、後席用日射センサの検出値は、実際に後席空間に入射する日射量に対して大きくずれてしまう。
【0005】
この結果、例えば特に車室内が快適な空調制御された状態で、さらに車室内温度(設定温度)と車室外温度との差があまり無いときに、荷物搬出用ドアを開けると日射センサが実際とは大きくずれるので、後席空間の精度良く空調制御ができないという問題がある。
そこで、本発明は、荷物搬出用ドアの開閉に係わらず、後席空間を精度良く空調制御することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1ないし6記載の発明では、
日射量検出手段(46b)は、前記荷物搬出用ドア(100)に設けられ、荷物搬出用ドア(100)の開閉移動と一緒に移動するように設置されており、
荷物搬出用ドア(100)の開閉状態を検出する開閉状態検出手段(110)を有し、空調制御手段は、開閉状態検出手段(100)が検出する荷物搬出用ドア(100)の開閉状態が閉状態から開状態となったとき、この開状態となる直前で、荷物搬出用ドア(100)が閉状態のときに日射量検出手段(46b)が検出した日射量(Ts(Rr)′)に基づいて後席空間(B)を空調制御することを特徴としている。
【0007】
つまり、本発明者は、荷物搬出用ドアが閉状態から開状態となるときは車両が停止しているので、荷物搬出用ドアが開状態となる直前において、日射量検出手段が検出した日射量は、実質的に後席空間に入射している日射量に相当すると考えた。
これにより、請求項1によれば、荷物搬出用ドアが閉状態から開状態となったときに、実質的に実際の後席空間に入射している日射量に基づいて後席空間を精度良く空調制御できる。
【0008】
なお、請求項1でいう荷物搬出用ドアが開状態となる直前において、日射量検出手段が検出した日射量とは、以下のような意味を含む。
例えば、空調制御手段の制御周期時間中において、日射センサは複数のサンプリング値としての日射量を検出し、このサンプリング値の平均値を空調制御手段の制御処理値として使用する場合がある。
【0009】
従って、本発明は、荷物搬出用ドアが開状態となると、荷物搬出用ドアが開状態となる直前に使用された上記制御処理値が後席を空調制御するために使用するものを含む。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、定員数が多く、車室内が広いワンボックスカー用空調装置に適用した実施形態について説明する。
図1に示す車両には、車室内前席側の前席空間Aを空調する前席空調ユニット1と、車室内後席側の後席空間Bを空調する後席空調ユニット2が設けられている。
【0011】
先ず、簡単に前席空調ユニット1、後席空調ユニット2の設置位置および概略を説明すると、前席空調ユニット1は、前席側に設けられた車室内計器盤の下方部に設けられており、デフロスタダクト3、前席フェイスダクト4、および前席フットダクト5を介して、フロントガラスの内面、前席乗員の上半身、および前席乗員の足元に向けてそれぞれ空調風を吹き出す。そして、前席空調ユニット1は、内外気モードとして周知の外気導入モード、内気循環モードが切り換え可能となっている。
【0012】
後席空調ユニット2は、後席側の車室内壁と車両外板との間のスペースに設けられており、天井ダクト7を介して、車両天井から後席乗員の頭に向けて主に冷風を吹き出すとともに、図示しない後席フットダクトを介して、後席乗員の足元に向けて主に温風を吹き出す。また、後席空調ユニット2は、内気だけを吸い込んで車室内に吹き出すものである。
【0013】
そして、上記各ユニット1、2における各空調手段を、ECU8(電子制御装置、図3参照)がそれぞれ独立に制御するように構成されている。
次に、図2(a)を用いて前席空調ユニット1の構成を説明する。
前席空調ケース9の空気上流側部位には、車室内気を吸入するための内気吸入口10と外気を吸入するための外気吸入口11とが形成されるとともに、これらの吸入口10、11から、内気と外気との吸入割合を切り換える内外気切換ドア12が設けられている。この内外気切換ドア12は、駆動手段としてサーボモータ13(図3参照)によって駆動される。
【0014】
内外気切換ドア12の下流側部位には、送風手段としてのファン14が配設されている。このファン14は、駆動手段としてブロワモータ15(図3参照)によって駆動され、ファン14の回転数、すなわち車室内への送風量は、ブロワモータ15に印加されるブロワ電圧によって制御される。なお、このブロワ電圧はECU8(図3参照)によって決定される。
【0015】
ファン14の下流側には、冷却用熱交換器としての前席蒸発器16が配設されている。この前席蒸発器16は、自動車のエンジンによって駆動される図示しない圧縮機の他に、図示しない凝縮器や減圧手段等とともに冷媒配管で接続された周知の冷凍サイクルを構成するものである。この前席蒸発器16の冷媒上流側における上記冷媒配管には、前席蒸発器16への冷媒流れを制御する電磁弁17が設けられている。
【0016】
前席蒸発器16よりも空気下流側部位には、加熱用熱交換器としての前席ヒータコア18が配設されている。前席ヒータコア18は、内部にエンジン冷却水が流れ、この冷却水を熱源として通過する空気を加熱するものである。また、前席空調ケース9内には、前席蒸発器16からの冷風が前席ヒータコア18をバイパスするバイパス通路19が形成されている。
【0017】
前席空調ケース9内には、前席ヒータコア18を通る冷風量とバイパス通路19を通る冷風量との割合を調節する温度調節手段としての前席エアミックスドア20が配設されている。この前席エアミックスドア20は、その駆動手段としてのサーボモータ21(図3参照)によって駆動される。
前席空調ケース9の空気下流側部位には、デフロスタダクト3(図1)が接続されるデフロスタ開口部22、前席フェイスダクト4(図1)が接続される前席フェイス開口部23、および前席フットダクト5(図1)が接続される前席フット開口部24が形成されている。
【0018】
そして、前席空調ケース9内には、デフロスタ開口部22を開閉するデフロスタドア25、および前席フェイス開口部23と前席フット開口部24とを選択的に開閉するフェイス・フット切換ドア26が設けられている。これらのドア25、26は、駆動手段としてのサーボモータ27、28(図3参照)によって駆動される。
【0019】
次に、図2(b)を用いて後席空調ユニット2の構成を説明する。
後席空調ケース29の空気上流側部位には、後席乗員足元近辺に開口した内気吸入口30が形成されている。
また、後席空調ケース29内には、送風手段としてのファン31が配設されている。このファン31は、その駆動手段としてのブロワモータ32(図3参照)によって駆動され、ファン31の回転数は、ブロワモータ32に印加されるブロワ電圧によって制御される。なお、このブロワ電圧はECU8(図3参照)によって決定される。
【0020】
ファン31の下流側には、空気冷却用熱交換器としての後席蒸発器33が配設されている。この後席蒸発器33は、上述した前席蒸発器16とともに同一の冷凍サイクルを構成するものであり、この後席蒸発器33の冷媒上流側における冷媒配管には、後席蒸発器33への冷媒流れを制御する電磁弁34が設けられている。
【0021】
後席蒸発器33よりも空気下流側部位には、加熱用熱交換器としての後席ヒータコア35が配設されている。この後席ヒータコア35は、内部にエンジン冷却水が流れ、この冷却水を熱源として通過する空気を加熱するものである。また、後席空調ケース29内には、後席蒸発器33からの冷風が後席ヒータコア35をバイパスするバイパス通路36が形成されている。
【0022】
後席空調ケース29内には、後席ヒータコア35を通る冷風量とバイパス通路36を通る冷風量との割合を調節する温度調節手段としての後席エアミックスドア37が配設されている。この後席エアミックスドア37は、駆動手段としてサーボモータ38(図3参照)によって駆動される。
後席空調ケース29の空気下流側部位には、天井ダクト7(図1)が接続される後席フェイス開口部39、および図示しない上記後席フットダクトが接続される後席フット開口部40が形成されている。
【0023】
そして、後席空調ケース29内には、後席フェイス開口部39と後席フット開口部40とを選択的に開閉するフェイス・フット切換ドア41が設けられている。このドア41は、その駆動手段としてのサーボモータ42(図3参照)によって駆動される。
次に、図3を用いて本実施形態の制御系の構成を説明する。
【0024】
上記各ユニット1、2における各空調手段を制御するECU8は、CPU8a、ROM8b、RAM8c等からなる周知のマイクロコンピュータや、ブロワモータ15、32へ印加するブロワ電圧を制御する駆動回路、A/D変換回路等を備え、車両のイグニッションスイッチがオンされたときに、図示しないバッテリから電源が供給される。
【0025】
ECU8の入力端子には、前席空間Aの前席温度Tr (Fr)を検出する前席内気温センサ43、後席空間Bの後席温度Tr (Fr)を検出する後席内気温センサ44、外気温Tamを検出する外気温センサ45、前席空間Aに入射する日射量Ts (Fr)を検出する前席用日射センサ46a、後席空間Bに入射する日射量Ts (Rr)を検出する後席用日射センサ46b、前席蒸発器16を通過した直後の空気温度Te(Fr) を検出する前席蒸発器温度センサ47、後席蒸発器33を通過した直後の空気温度Te(Rr) を検出する後席蒸発器温度センサ48、エンジン冷却水温度Tw を検出する水温センサ49、前席側の設定温度Tset (Fr)を設定する前席温度設定器50、および後席側の設定温度Tset (Fr)を設定する後席温度設定器51が電気的接続されている。
【0026】
また、上記各センサ43〜49からの信号は、上記A/D変換回路にてA/D変換された後、上記マイクロコンピュータへ入力されるように構成されている。そして、ECU8の出力端子には、上記電磁弁17、34、上記サーボモータ13、21、27、28、38、42および上記ブロワモータ15、32が電気的に接続されている。
【0027】
なお、上記前席温度設定器50は、前席側のインストルメントパネルに設けられた前席空調パネル上に配設され、この前席空調パネルには、さらに吹出口モードを切り換えるスイッチ、内外気モードを切り換えるスイッチ、吹出風量を調節するスイッチ、前席空調ユニット1の各空調手段を自動制御させるオートスイッチ等(それぞれ図示しない)が配設されている。
【0028】
また、上記後席温度設定器51は、後席側天井部に設けられた後席空調パネル上に配設され、この後席空調パネルには、さらに吹出風量を調節するスイッチ、後席空調ユニット2の各空調手段を自動制御させるオートスイッチ等(それぞれ図示しない)が配設されている。
次に本実施形態における後席用日射センサ46bの設置位置について説明する。図4は図1を車両後方(図中右側)から車両前方(図中左側)から見た後方図である。図5は、後席用日射センサ46bの取付構造を示す図であって、図4中A─A断面図である。また、図4中後席用日射センサ46bにはハッチングはしれていない。
【0029】
本実施形態における車両の最後方部には、図4に示すように荷物を搬出するための荷物搬出用ドア100が設けられている。この荷物搬出用ドア100は、上方端部を支点として、上方に持ち上がるように回動するようになっている。なお、図7に荷物搬出用ドア100が開いた状態を示す。
荷物搬出用ドア100には、図4、5を示すように車両後方を視認するためのリアガラス101が設けられいる。さらに荷物搬出用ドア100の車室外側の外面には、リアガラス101を清浄するリアワイパー102が設置されており、リアワイパー102の一端には、その駆動手段であるワイパーモータ103が、リアガラス101を貫通するようにして取り付けられている(図5参照)。
【0030】
後席用日射センサ46bは、例えば受光する日射量に応じた電流(起電力)を発生する受光素子であるフォトダイオードにて構成されている。そして、後席用日射センサ46bは、図4、5に示すように後席空間Bの最後方で、車両幅方向中央部に設置されている。具体的には後席用日射センサ46bは、図5に示すように車室内側で、丁度リアガラス101を挟んでワイパー102とは反対側の内壁面に取付基板104によって固定されている。
【0031】
後席用日射センサ46bには、図4に示すように電気配線部106が接続されており、この電気配線部106は荷物搬出用ドア100の外壁と、内壁との間を通り、さらに図示しない車両ボデーの外壁と内壁との間を通るように配置され、最終的に上述したECU8に接続されるようになっている。
取付基板104は、例えば発泡ウレタン系やポリプロピレン系の樹脂材にて形成されており、車室内の意匠面をなすものである。取付基板104は、図5に示すように鉄等の金属よりなる荷物搬出用ドア100の外壁板105に図示しないボルト等にて取り付けられている。
【0032】
図6に取付基板104と後席用日射センサ46bとの取付構造を示す。なお、図6は図5中Cで示す部位の拡大図である。
取付基板104には、後席用日射センサ46bが取り付けられる取付穴107が形成されている。また、後席用日射センサ46bは、上述のフォトダイオード108を保持するための樹脂にて碗状に形成された保持部109を有している。保持部109は、図6に示すように下方に延びるように一対の爪部111が形成されている。そして、本実施形態では、後席用日射センサ46bを図7中上方から下方に押し込み、爪部111を撓ませることで上記取付穴107に取り付けてある。
【0033】
また、後席用日射センサ46bが取付基板104に取り付けられた状態では、フォトダイオード108の受光面108aが上方に向くように配置されている。また、荷物搬出用ドア100が閉じている状態において、後席空間Bに入射する日射を確実に検出するようにチューニングして車室内に配置されてる。
そして、以上、説明したように後席用日射センサ46bは、取付基板104に取り付けられ、さらに取付基板104が荷物搬出用ドア100に取り付けられることから、図6に示すように荷物搬出用ドア100を開けると、後席用日射センサ46bもこのドア100の回動と伴って移動する。
【0034】
従って、上述したように荷物搬出用ドア100を開けると、後席用日射センサ46bも荷物搬出用ドアと一緒に移動することになるので、荷物搬出用ドア100が閉じている状態と、荷物搬出用ドア100が開いている状態とでは、後席用日射センサ46bへの日射入射角が変わってしまう。
この結果、荷物搬出ドア100が閉じている状態では、後席用日射センサ46bは、車室内の後席空間Bに入射する日射量を精度良く検出するのであるが、荷物搬出用ドア100を開けると、実際に後席空間Bに入射する日射量に対して大きくずれたものを検出する。
【0035】
そこで、本実施形態では、図3に示すように荷物搬出用ドア100の開閉状態を検出するドアスイッチ110をECU8の入力端子に接続し、荷物搬出用ドア100の開閉に応じて後席用日射センナ46bの検出値Ts(Rr)を補正する。なお、このドアスイッチ110は、どの様なものであっても良いが、例えば2つの電気接点を有し、荷物搬出用ドア100が閉じているときには2つの電気接点が接触することで、荷物搬出用ドア100が閉じている閉信号をECU8に出力し、荷物搬出用ドア100が閉じているときには2つの電気接点が離れることで、荷物搬出用ドア100が開いている開信号をECU8に出力する。
【0036】
次に、上記ECU8の制御内容を図8のフローチャートを用いて説明する。
先ず、イグニッションスイッチがオンされて、ECU8に電源が供給されると、図8のルーチンが起動され、ステップS10にて初期化処理を行ってフラグFに0をセットしておく。次のステップS20にて、上記各温度設定器50、51にて設定された設定温度(Tset (Fr)、Tset (Rr))を読み込む。
【0037】
そして、次のステップS30にて、上記各センサ43〜49の値をA/D変換した信号(Tr (Fr)、Tr (Rr)、Tam、Ts (Fr)、Ts (Fr)、Te (Fr)、Te (Rr)、Tw )および、上記ドアスイッチ110のスイッチ状態を読み込む。
そして、ステップS40では、ドアスイッチ110のオンオフによってステップS30にて読み込まれた後席用日射センサ46bの検出値Ts(Rr) が実質的に後席空間Bに入射する日射量となるように補正する。なお、このステップS40の詳細な説明は後で行う。
【0038】
次にステップS50にて、予めROMに記憶された下記数式1に基づいて、前席目標吹出温度TAO(Fr)を算出する。
【0039】
【数1】
なお、上記Kset (Fr)、Kr (Fr)、Kam(Fr)、およびKs (Fr)は、それぞれ補正ゲインであり、C(Fr)は補正定数である。
【0040】
次にステップS60にて、前席空調ユニット1の内外気モードを、上記TAO(Fr)と、予めROMに記憶された図示しないマップとに基づいて、内外気切換ドア12の目標開度SWIを算出する。ここで、SWI=100(%)は完全外気導入モード、SWI=0(%)は完全内気循環モードを意味する。
続いて、次のステップS70にて、前席空調ユニット1の吹出口モードを、上記TAO(Fr)と、予めROMに記憶された図示しないマップとに基づいて決定する。
【0041】
ここで、フェイスモード(FACE)とは、前席フェイスダクト4を介して前席乗員の上半身に向けて風を吹き出すモードであり、バイレベルモード(B/L)とは、前席フェイスダクト4および前席フットダクト5を介して、前席乗員の上半身と足元の両方に向けて風を吹き出すモードであり、フットモード(FOOT)とは、前席フットダクト5を介して前席乗員の足元に向けて風を吹き出すモードである。
【0042】
次にステップS80にて、前席空調ユニット1のブロワモータ15に印加する前席ブロワ電圧を、上記TAO(Fr)と、予めROMに記憶された図示しないマップとに基づいて決定する。
そして、次のステップS90では、予めROMに記憶された下記数式2に基づいて、後席側の目標吹出温度TAO(Rr)を算出する。
【0043】
【数2】
なお、上記Kset (Rr)、Kr (Rr)、Kam(Rr)、およびKs (Rr)は、それぞれ補正ゲインであり、C(Rr)は補正定数である。
【0044】
次に、ステップS100にて、後席空調ユニット2の吹出口モードを、上記TAO(Rr)と、予めROMに記憶された図示しないマップとに基づいて決定する。ここで、フェイスモード(FACE)とは、天井ダクト7(図1)を介して後席乗員の上半身に向けて風を吹き出すモードであり、バイレベルモード(B/L)とは、天井ダクト7および図示しない後席フットダクトを介して、後席乗員の上半身と足元の両方に向けて風を吹き出すモードであり、フットモード(FOOT)とは、上記後席フットダクトを介して後席乗員の足元に向けて風を吹き出すモードである。
【0045】
次のステップS110では、後席空調ユニット2のブロワモータ32に印加する後席ブロワ電圧を、上記TAO(Rr)と、予めROMに記憶された図示しないマップとに基づいて決定する。
そして、ステップS120にて、エアミックスドア20、37の各目標開度θ(Fr)、θ(Rr)を、予めROMに記憶された下記数式3、4に基づいて決定する。
【0046】
【数3】
θ(Fr)=100×(TAO(Fr)−Te (Fr))/(Tw −Te (Fr)) (%)
【0047】
【数4】
θ(Rr)=100×(TAO(Rr)−Te (Rr))/(Tw −Te (Rr)) (%)
次のステップS130では、上記ステップS50〜S70、S90〜S110にて決定した各モードが得られるように、各アクチュエータへ制御信号を出力する。
【0048】
次のステップS140では、所定の制御周期時間τが経過したか否かを判定し、YESの場合はステップS20に戻り、NOの場合は制御周期時間τ(例えば、4秒)の経過を待つ。
次に、上述したステップS40の内容を図9のフローチャートにて説明する。先ず、ステップS41では、ドアスイッチ110がオンかオフか、つまり荷物搬出用ドア100が開いているか否かを判定する。そして、この判定結果が、YESで荷物搬出用ドア100が開いていると判定されるとステップS42に進む。また、ステップS41での判定結果がNOで、荷物搬出用ドア100が閉じていると判定されると、後席用日射センサ46bは実際の後席空間Bに入射する日射量を検出しているので、ステップS44にてフラグFを1にセットし、後席空間Bに入射する日射量を、ステップS40にて読み込んだ後席用日射センサ46bの検出値Ts(Rr)として、ステップS50に進む。
【0049】
一方、荷物搬出用ドア100が開いていると判定されてステップS42に進むと、フラグFに0がセットされているか否かを判定する。そして、イグニッシションスイッチがオンされて始めて、ステップS42に進んだ場合は、上記ステップS10にてフラグに0がセットされているので、この判定結果はYESとなり、ステップS43に進む。
【0050】
ステップS43では、後席用日射センサ46bの検出値Ts(Rr)を、前席用日射センサ46aの検出値Ts(Fr)となるように補正する。つまり、このステップS42、43では、イグニッションスイッチがオンされる前に荷物搬出用ドア100が開状態で、その後イグニッシャンスイッチがオンされて、図8のルーチンが起動されると、後席用日射センサ46bは、実際に後席空間Bに入射する日射量とは異なる日射量を検出する。
【0051】
従って、本実施形態では後席空間Bの空調制御環境因子として後席用日射センサ46bの検出値を用いずに、前席用日射センサ46aの検出値Ts(Fr)を代用する。
一方、ステップS42の判定結果がNO、つまりフラグFに1がセットされている場合は、一度ステップS41、44に進んで、イグニッションスイッチがオンされたのち荷物搬出用ドア100が閉状態から開状態となったということである。従って、後席用日射センサ46bの検出値Ts(Rr)は、上述したように今まで実際に後席空間Bに入射する日射量に対して大きくずれる。
【0052】
そこで、ステップS45は、上述したようにイグニッションスイッチがオンされたのち、必ず荷物搬出用ドア100が閉じた状態から開いた状態となったときに進む。従って、本実施形態では、荷物搬出用ドア100が開いているときでは、後席用日射センサ46bの検出値Ts(Rr)を、RAM8c内に記憶された荷物搬出用ドア100が閉じた状態で、荷物搬出用ドア100が開く直前における後席用日射センサ46bの前回の検出値Ts(Rr)′とする。
【0053】
つまり、このように荷物搬出用ドア100が閉じた状態から、開いた状態となるのは車両が停止しているときであるので、実質的に後席空間Bへ入射する日射量はほとんど変わらない。従って、荷物搬出用ドア100が開状態における後席用日射センサ46bの検出値Ts(Rr) を、荷物搬出用ドア100が閉状態における検出値Ts(R r) ′とすることで、最も正確に後席空間Bに入射する日射量とすることができる。
【0054】
この結果、特に車室内が快適な空調状態で、後席空間Bの温度と、車室外温度との差があまり無いとき、つまり荷物搬出用ドア100を開けて外気が車室内に入りこんだとしても、この外気によって乗員に不快感を与えずらい時に、実際に後席空間Bに入射する日射量に応じて、精度良く後席空間Bを空調制御することができる。
【0055】
(他の例)
上記実施形態では、荷物搬出用ドア100は、上端部を支点として上下方向に回動するものであったが、例えば車両幅方向の端部に支点を持ち、水平方向に回動にするドアであっても良い。
また、本発明では荷物搬出用ドア100の開閉状態を、例えば前席用日射センサ46aと後席用日射センサ46bとの検出値によって検出するようにしても良い。つまり、車両停止中で荷物搬出用ドア100が閉じているときでは、前席用日射センサ46aと後席用日射センサ46bとの検出値は変化しない。一方、車両停止中で荷物搬出用ドア100が閉じた状態から開いた状態となると、この開閉によって前席用日射センサ46aは変化しないが、後席用日射センサ46bは、大きく変動する。
【0056】
従って、前席用日射センサ46aの検出値がほぼ一定で、後席用日射センサ46bの検出値が大きく変動した場合に、荷物搬出用ドア100が閉じた状態から開いた状態となったと判定しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における車両用空調装置の車両搭載図である。
【図2】(a)上記実施形態における前席空調ユニット1の全体構成図である。
(b)上記実施形態における後席空調ユニット2の全体構成図である。
【図3】上記実施形態における車両用空調装置の制御装置を示す図である。
【図4】上記実施形態における後席用日射センサ46bの取付位置を示す図である。
【図5】上記実施形態における後席用日射センサ46bの取付位置を示す図である。
【図6】上記実施形態における荷物排出用ドア100が開いた状態を示す図である。
【図7】上記実施形態における後席用日射センサ46bの取付構造を示す図である。
【図8】上記実施形態における車両用空調装置の作動を示すフローチャートである。
【図9】上記実施形態における後席用日射センサ46bの検出値の補正を示すフローチャートである。
【符号の説明】
8…ECU、100…荷物搬出用ドア、46…後席用日射センサ、110…ドアスイッチ。
Claims (5)
- 車両の最後方に荷物搬出用ドア(100)が設けられた車両に搭載されると共に、車室内の後席空間(B)に入射する日射量(Tsr)を検出する日射量検出手段(46b)を有し、この日射量検出手段(46b)にて検出された日射量(Tsr)に基づいて前記後席空間(B)を空調制御する空調制御手段とを有する車両用空調装置において、
前記日射量検出手段(46b)は、前記荷物搬出用ドア(100)に設けられ、前記荷物搬出用ドア(100)の開閉移動と一緒に移動するように設置されており、
前記荷物搬出用ドア(100)の開閉状態を検出する開閉状態検出手段(110)を有し、
前記空調制御手段は、
前記開閉状態検出手段(100)が検出する前記荷物搬出用ドア(100)の開閉状態が閉状態から開状態となったとき、この開状態となる直前で、前記荷物搬出用ドア(100)が閉状態における前記日射量検出手段(46b)が検出した日射量(Tsr)に基づいて前記後席空間(B)を空調制御することを特徴とする車両用空調装置。 - 前記後席空間(B)の温度(Tr( Rr) )を検出する後席側温度検出手段(44)と、
前記後席空間(B)の設定温度(Tset (Rr) )を設定する後席側温度設定手段(51)と、
少なくとも前記後席側温度検出手段(44)が検出する温度(Tr( Rr) )と、前記後席側温度設定手段(51)によって設定された設定温度(Tset (Rr) )と、前記日射量検出手段(46b)が検出する日射量(Ts( Rr) )とに基づき、前記後席空間(B)に吹き出す空調風の目標吹出温度(TAO(Rr))を算出する目標吹出温度算出手段(S40、S90)とを有することを特徴とする請求項1記載の車両用空調装置。 - 前記開閉状態検出手段(110)が検出する前記荷物搬出用ドア(100)の開閉状態が閉状態から開状態となったとき、前記日射量検出手段(46b)が検出する日射量(Ts (Rr) )を補正する日射補正手段(S40)とを有し、
前記目標吹出温度算出手段(S40、90)は、少なくとも前記後席空間(B)の温度((Tr( Rr) )と、前記設定温度(Tset (Rr) )と、前記日射補正手段(S40)によって補正された日射量(Ts (Rr) ′)とに基づいて前記目標吹出温度(TAO)を算出することを特徴とする請求項2記載の車両用空調装置。 - 前記荷物搬出用ドア(100)は、閉状態から上方に向かって回動することで開状態となるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つに記載の車両用空調装置。
- 日射量検出手段(46b)は、前記荷物搬出用ドア(100)に設けられたリアガラス(101)の近傍で、前記荷物搬出用ドア(100)の車室内側の内壁面に設けられた取付基板(104)上に設置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4いずれか1つに記載の車両用空調装置。
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