JP3755136B2 - 焼菓子カップとその製法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、焼菓子カップとその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、所要の原料を配合して得た焼菓子カップ生地を加熱焼成して、タルト等の焼菓子カップを製造する方法としては、(1)図12に示すように、凹型の焼板1と凸型の焼板2とからなる合わせ型の焼板の間に焼菓子カップ生地3を挟んだ状態で加熱焼成し、その後、その焼板1,2から焼き上がった焼菓子カップ4を剥がす方法、(2)図13に示すように、凹型の焼板5の上に載せた焼菓子カップ生地6を、凸型7によって圧着・賦型し、その凸型7を取り除いてから焼菓子カップ生地6を加熱焼成し、焼き上がった焼菓子カップ8を凹型5から剥がす方法、(3)特開2001−25351号公報に開示されている方法、すなわち図14に示すように、焼菓子カップ生地11を凸型の曲板状の金網9からなる焼成用型10を覆うように展開するとともに、その焼成用型10の形状に沿わせて賦型し、その焼成用型10ごとオーブン内で加熱焼成する方法等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、(1)の方法では、焼菓子カップ生地3を凹型の焼板1と凸型の焼板2の間で圧縮して加熱焼成するので、火抜けが悪く、また、生地3の膨張が妨げられ、その組織が密になるので硬い食感になってしまう。さらに、型離れが悪いという問題もあった。
(2)の方法には、加熱焼成している間に焼菓子カップ生地6がダレてしまい、カップの中央部12と周壁の縁部13の厚さに違いができ、焼菓子カップ8が均一の厚さのものとならず、しかも型離れが悪いという問題があった。
(3)の方法には、焼き上がった焼菓子カップが金網9の網目に食い込んでしまい、型離れが悪いという問題があった。すなわち、これら(1)〜(3)のいずれの方法も、加熱焼成後の焼菓子カップの型離れが悪いので、型から剥がすときに割れてしまうことを防ぐために生地を厚くせざるを得なかった。したがって、薄くて小さい焼菓子カップを製造することが困難で、また、製造効率も悪かった。
【0004】
本発明の目的は、これらの欠点を解消し、軽い食感で、均一な厚さの、しかも、型離れの良い焼菓子カップを得られるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明焼菓子カップの製法は、所要の外周面形状を有する金属製の立体焼型の頂部に、固形分中の蛋白質が5〜15重量%、脂質が15〜28重量%、糖質が60〜78重量%であり、所要の輪郭形状を有する焼菓子カップ生地を、その外周を上記立体焼型の外方に水平に伸ばした状態で載置し、これを加熱することによって、上記焼菓子カップ生地を軟化させて上記立体焼型の外周面に当接させ、焼成するというものである。
【0007】
上記焼菓子カップ生地は、上記組成の、すなわち固形分中の蛋白質が5〜15重量%、脂質が15〜28重量%、糖質が60〜78重量%の生地塊を圧延したシート生地から、打抜き等により成形したものとすることが好ましい。
蛋白質が5重量%未満のものは、生地につながりが無くなり、15重量%を超えるものは生地がボソボソになってしまい、いずれもシート状に成形し難い。 脂質が15重量%未満のものは生地につながりが無くなり、28重量%を超えるものは生地がべとべとになり腰が無くなるので、これらもシート状に成形し難い。
糖質が60重量%未満のものは、蛋白質・脂質の量が相対的に多くなるため、シート状に成形し難くなる。また、糖質が78重量%を超えるものは、生地がつながらなかったり、べとべとになり、立体焼型からの型離れが悪くなるので好ましくない。
【0008】
上記立体焼型の外周面は、頂部に扁平部を備えており、また、全体を略半球状、略半楕円球状、略釣鐘状、底面をリーフ状とした略半楕円球状、または略半円筒状に形成することが好適である。
【0009】
また、上記焼菓子カップ生地の厚さは1〜6mmとするのがよい。
仮に、その厚さを1mm未満とすると、該焼菓子カップ生地が破れやすくなり、また、上記立体焼型から焼き上がった焼菓子カップを剥がすときに割れやすくなってしまい、好ましくない。
また、厚さが6mmを超えると、加熱焼成中に該焼菓子カップ生地が過度に垂れ下がったり、あるいは、不揃いに垂れ下がったりするのできれいな焼菓子カップができ難くなる。
【0010】
本発明焼菓子カップは、上記製法で製造した、全体にわたって厚さがほぼ均一なものである。
【0011】
上記焼菓子カップは、固形分中に蛋白質を5〜15重量%、脂質を15〜28重量%、糖質を60〜78重量%、好ましくは蛋白質を5〜10重量%、脂質を18〜26重量%、糖質を63〜75重量%含有したものとするのがよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下本発明について図面を参照して詳しく述べる。
【0013】
本発明焼菓子カップの製法は、半球状等の所要の外周面15を有する金属製の立体焼型と、所要の原料を混合・攪拌して得た生地塊を圧延シーター等で圧延してなるシート生地から打抜きやカッター成形によって得た、円形状等の所要輪郭形状の焼菓子カップ生地16とにより(図1)、以下のように実施される。
【0014】
まず、焼菓子カップ生地16を、立体焼型14の頂部に、その立体焼型14の外周面15の形状に沿わせて賦型することなく、すなわち平らな状態のまま、水平に載置する(図2)。そして、その焼菓子カップ生地16を立体焼型14ごとオーブンに入れ、所要の時間加熱焼成する。
【0015】
加熱焼成中、焼菓子カップ生地16は内部の固形油脂の溶解に伴い軟化し、その外周17はそれ自身の重みによって垂れ下がってきて、立体焼型14の外周面15に当接するようになる(図3)。また、加熱焼成により水分の揮散と膨化が起こり上記外周面15の形状に沿った内壁面18を有する焼菓子カップ19が焼き上がる(図4)。
【0016】
焼き上がった焼菓子カップ19は、立体焼型14ごとひっくり返すか、上部よりつまみ上げることによって立体焼型14から容易に剥がすことができる。
【0017】
このようにして、中央部20の周囲に周壁を起立させてなる焼菓子カップ19が得られる(図5)。
【0018】
上記のように、焼菓子カップ生地16は、加熱焼成中にそれ自身の重みによって立体焼型14の形状に賦型されるので、予め賦型のために強制的に圧着しておく必要がない。また、圧着することなく加熱焼成するので、焼き上がった焼菓子カップ19は型離れが良い。したがって、薄く圧延したシート生地から打ち抜いたり、あるいは小さく打ち抜いて成形した焼菓子カップ生地16を用いても、焼き上がった焼菓子カップ19は割れることなく立体焼型14から剥がすことができる。これにより、薄くて小さな焼菓子カップであっても容易に製造することができる。しかも、シート生地の厚さを調整することにより焼菓子カップ生地の厚さを容易にコントロールできる。
また、2枚の焼板で挟んで加熱焼成する場合と異なり、焼菓子カップ生地16の膨化が妨げられることもないので、焼菓子カップ生地16へのダメージが少なく、軽い食感の焼菓子カップ19が得られる。また、従来の製法に比べ、厚さが均一な焼菓子カップ19を得ることができる。
【0019】
なお、焼菓子カップ19にクリーム、チョコレート、マヨネーズ、ジャム等の粘性に調整した呈味料、あるいは、アーモンド等の固形物を入れることによって種々の焼菓子を製造できること明らかである。
【0020】
実施例1
薄力粉100重量部、砂糖30重量部、マーガリン45重量部、脱脂粉乳5重量部、全卵5重量部、液糖20重量部、食塩0.6重量部、重曹1重量部、炭安1重量部、バニラ香料0.5重量部からなる原料を混合・攪拌し、さらに比重が約0.9となるまで発泡調整することにより、固形分中の蛋白質が7.4重量%、脂質が24.5重量%、糖質が65.0重量%である生地塊を得、これを圧延して、厚さ2mmのシート生地を成形した。
【0021】
次に、そのシート生地を打ち抜いて、直径4cmの円形状の焼菓子カップ生地16を成形し、それを半球状の外周面15を有し、底面の直径を3cmとした立体焼型14の頂部に、中心を合わせて載せた。このとき、焼菓子カップ生地16の中心が立体焼型14の頂部に接し、その外周17は、少し下方に垂れ下がるものの、外周面15には当接せず、立体焼型24の外方にほぼ水平に伸びた状態となっていた。この状態で、該焼菓子カップ生地16を、180℃で7分間加熱焼成した。
【0022】
加熱開始前に20℃であった焼菓子カップ生地16の品温は、加熱開始の約1分後には約55℃となり、該焼菓子カップ生地16の下面全面が立体焼型14に当接するようになった。
【0023】
7分間の焼成の後、得られた焼菓子カップ19の中央部20の厚さは約3mmで、その周壁の縁部21の厚さは約3.4mmであり、焼菓子カップ19は、全体にわたってほぼ均一な厚さであった。また、その焼菓子カップ19は、固形分中の蛋白質が7.5重量%、脂質が24.9重量%、糖質が66.2重量%で、焼菓子カップ生地16を平らな焼板の上で加熱焼成した場合と同様のサクサクとした軽い食感の美味なものであった。
【0024】
比較例1
まず、強力粉60重量部、薄力粉40重量部、マーガリン5重量部、食塩1重量部、バニラ香料0.5重量部および水50重量部を常法に従って混合・攪拌し、低温でエージングをとった。その後、ロールインマーガリン47重量部を包み、固形分中の蛋白質が7.8重量%、脂質が35.7重量%、糖質が55.2重量%である生地塊を得、折り込み装置とシーターを使用して3mmの厚さの多層構造のシート生地とした。
【0025】
このシート生地を直径4cmの円形状に打ち抜いた焼菓子カップ生地16を、実施例1で用いた立体焼型14の上に載せ、200℃で20分間加熱焼成した。
【0026】
上記焼菓子カップ生地16は、焼成中の膨化が大きく、立体焼型14からずり落ちてしまうか、あるいは、周壁に囲まれる凹みがほとんどなくなってしまい、カップ形状のものが焼き上がらなかった。なお、焼き上がったものは、固形分中の蛋白質が7.8重量%、脂質が35.7重量%、糖質が55.2重量%であった。
【0027】
比較例2
中力粉100重量部、バター10重量部、ショートニング8重量部、砂糖30重量部、脱脂粉乳2重量部、全卵5重量部、食塩1重量部、重曹0.1重量部、炭安0.2部、バニラ香料0.5部および水15部を常法に従って混合・攪拌して、固形分中の蛋白質が6.8重量%、脂質が13.4重量%、糖質が77.8重量%である生地塊を得た。
【0028】
その生地塊をシート状に成形し、直径4cmの円形状に打ち抜いて得た焼菓子カップ生地を、上記立体焼板14の上に載せて、120℃で12分間加熱焼成した。
【0029】
上記焼菓子カップ生地は、脂肪分が少ないために柔軟性が無く、焼成中にひび割れを起こしてしまい、上記立体焼型14から剥がすときに割れてしまった。なお、焼き上がったものは、固形分中の蛋白質が6.8重量%、脂質が13.4重量%、糖質が77.9重量%であった。
【0030】
比較例3
強力粉60重量部、薄力粉40重量部、マーガリン5重量部、食塩1重量部、バニラ香料0.5重量部および水50重量部を常法に従って混合・攪拌して得た生地を、低温でエージングをとった。その後、ロールインマーガリン36重量部を包み、固形分中の蛋白質が8.4重量%、脂質が30.7重量%、糖質が59.5重量%である生地塊を得、折り込み装置とシーターを使用して3mmの厚さに圧延し、多層構造のシート生地とした。
【0031】
このシート生地を直径4cmの円形状に打ち抜いて得た焼菓子カップ生地を、上記立体焼型14の上に載せて200℃で20分間焼成した。
【0032】
上記焼菓子カップ生地は、焼成中の膨化が大きく、上記立体焼型14よりずり落ちてしまうか、あるいは、周壁に囲まれる凹みがほとんどなくなってしまい、カップ形状のものが焼き上がらなかった。なお、焼き上がったものは、固形分中の蛋白質が8.4重量%、脂質が30.7重量%、糖質が59.5重量%を含有していた。
【0033】
比較例4
中力粉100重量部、バター10重量部、ショートニング9重量部、砂糖45重量部、脱脂粉乳2重量部、全卵5重量部、食塩1重量部、重曹0.1重量部、炭安0.2重量部、バニラ香料0.5重量部および水15重量部を常法に従って混合・攪拌し、固形分中の蛋白質が6.1重量%、脂質が12.6重量%、糖質が79.4重量%を含有する生地塊を得た。
【0034】
この生地塊より成形したシート生地を直径4cmの円形状に打ち抜いて得た焼菓子カップ生地を、上記立体焼型14の上に載せ、150℃で12分間焼成した。
【0035】
上記焼菓子カップ生地は、脂肪分が少ないために、柔軟性がなく、焼成中にひび割れを起こしてしまい、上記立体焼型14から剥がすときに割れてしまった。なお、焼き上がったものは、固形分中の蛋白質が6.1重量%、脂質が12.7重量%、糖質が79.6重量%を含有していた。
【0036】
実施例2
本実施例では、上記実施例1および比較例1〜4で用いた半球状の立体焼型14に代えて、頂部に扁平部22を形成し、全体を略半球状とした外周面23を有し、底面の直径を3cmとした立体焼型24を用いた(図6)。
【0037】
まず、強力粉100重量部、小麦澱粉30重量部、ショートニング40重量部、砂糖40重量部、液糖5重量部、煉乳5重量部、食塩1.3重量部、重曹1重量部、炭安1重量部、バニラ香料0.5重量部および水60重量部を混合・攪拌して得た、固形分中の蛋白質が6.0重量%、脂質が20.8重量%、糖質が70.5重量%である生地塊を、約2mmの厚さに圧延したシート生地を打ち抜い
て直径4cmの円形の焼菓子カップ生地16を成形した。そして、その焼菓子カップ生地16を、上記立体焼型24の頂部、すなわち扁平部22の中心にそれらの中心を合わせて載せた(図7)。
このとき、焼菓子カップ生地16は、立体焼型24の扁平部22にのみ当接した状態で載置され、その外周17はほとんど垂れ下がらず、立体焼型24の外方に水平に伸びた状態となっていた。
【0038】
次に、その焼菓子カップ生地16を立体焼型24ごとオーブンに入れ、180℃で7分間加熱焼成した。加熱開始前に20℃であった焼菓子カップ生地16の品温は、加熱開始の約1分後には約55℃まで上昇し、焼菓子カップ生地16は、内部の固形油脂の溶解に伴い軟化し、その外周17はそれ自身の重みによって垂れ下がってきて(図8)、該焼菓子カップ生地16の下面全面が立体焼型24の外周面23に当接するようになった。その後、品温は、2分後には約75℃、3分後には約80℃、4分後には約87℃、5分後には約94℃と上昇していった。
この加熱焼成中に水分の揮散と膨化が起こり、7分後には、上記立体焼型24の外周面23の形状に沿った内壁面18を有する焼菓子カップ19が焼き上がった(図9)。
【0039】
その中央部20の厚さと、周壁の縁部21の厚さはともに約3mmで、焼菓子カップ19は、全体にわたって均一な厚さであった。また、その焼菓子カップ19は、固形分中の蛋白質が6.0重量%、脂質が21.1重量%、糖質が71.6重量%で、加熱焼成前の焼菓子カップ生地16を平らな焼板の上で加熱焼成したものと同様のサクサクとした軽い食感の美味なものであった。
【0040】
実施例3
中力粉100重量部、バター10重量部、ショートニング20重量部、砂糖30重量部、脱脂粉乳2重量部、全卵5重量部、食塩1重量部、重曹0.1重量部、炭安0.2重量部、バニラ香料0.5重量部および水15重量部を混合・攪拌して得た、固形分中の蛋白質が6.3重量%、脂質が20.3重量%、糖質が71.5重量%である生地塊を得、これを圧延して、厚さ3mmのシート生地を成
形した。次に、このシート生地を打ち抜いて得た、直径4cmの円形状の焼菓子カップ生地を上記実施例1で用いたのと同様の半球状で底面の直径が3cmの立体焼型に載せ、180℃で12分間加熱焼成した。
【0041】
焼き上がった焼菓子カップ19は、厚さが約5mmで全体にわたって均一な厚さであり、固形分中の蛋白質が6.3重量%、脂質が20.4重量%、糖質が71.7重量%で、平らな焼板で加熱焼成したものと同様なサクサクとした軽い食感の美味なものであった。
【0042】
上記各実施例および各比較例において、蛋白質、脂質および糖質の含有率は、水分を除いた固形分の重量に対しての数値である。なお、この種の焼菓子カップでは、その水分は、焼成前には生地重量に対して15〜32重量%程度であり、焼成後は0.5〜2.0重量%程度であるのが普通である。
【0043】
上記では、立体焼型14,24を半球状または略半球状の外周面を有するものとしたが、これに代え、図10(a)〜(d)に示すような、半円筒状の外周面25a’を有する立体焼型25a、直方体状の外周面25b’を有する立体焼型25b、半楕円球状の外周面26’を有する立体焼型26、底面をリーフ状とした略半楕円球状の外周面27’を有する立体焼型27、あるいは、円形の底面の半径よりも高さを高くしてなる釣鐘状の外周面28’を有する立体焼型28等の任意の形状のものを用いることにより、所要形状の焼菓子カップを得ることができる。
【0044】
また、上記では焼菓子カップ生地16は、円形のものとしたが、所望の輪郭形状の焼菓子カップの生地を用いることにより、種々の焼菓子カップを得ることができる。たとえば、図10(a)に示すような方形状のものとしてもよい。また、図11(a)に示すように外周縁をギザギザに成形した焼菓子カップ生地29を加熱焼成すれば、同図(b)に示した、外周縁がギザギザとなった焼菓子カップ30を得ることができる。
【0045】
【発明の効果】
以上述べたところから明らかなように、本発明焼菓子カップの製法によれば次の効果を奏する。
所要の外周面形状を有する金属製の立体焼型の頂部に、固形分中の蛋白質が5〜15重量%、脂質が15〜28重量%、糖質が60〜78重量%であり、所要の輪郭形状を有する焼菓子カップ生地を、その外周を上記立体焼型の外方に水平に伸ばした状態で載置し、これを加熱することによって、上記焼菓子カップ生地を軟化させて上記立体焼型の外周面に当接させ、焼成するから、予め賦型のために圧着しておく必要がない。
また圧着することなく加熱焼成するので、焼き上がった焼菓子カップは型離れが良い。したがって、薄く圧延したシート生地から打ち抜いたり、あるいは小さく打ち抜いて成形した焼菓子カップ生地を用いても、焼き上がった焼菓子カップは割れることなく立体焼型から剥がすことができる。
これにより、薄くて小さな焼菓子カップであっても容易に製造することができる。しかも、シート生地の厚さを調整することにより焼菓子カップ生地の厚さを容易にコントロールできる。
また、2枚の焼板で挟んで加熱焼成する場合と異なり、焼菓子カップ生地の膨化が妨げられることもないので、焼き菓子カップ生地へのダメージが少なく、軽い食感の焼菓子カップが得られる。また、従来の製法に比べ、厚さが均一な焼菓子カップを得ることができる。
【0046】
なお、作業工程がシンプルなので簡単に焼菓子カップを製造することができ、機械化、自動化により焼菓子カップの大量生産も可能である。
【0047】
本発明焼菓子カップは、上記製法によって製造されるので、型離れが良く、軽い食感で、従来に比べて厚さが均一なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 半球状の外周面を有する立体焼型および焼菓子カップ生地の斜視図である。
【図2】 上記立体焼型に焼菓子カップ生地を載せた状態を示した斜視図である。
【図3】 上記焼菓子カップ生地の加熱焼成中にその外周が垂れ下がってゆく状態を示した斜視図である。
【図4】 焼菓子カップが焼き上がった状態を示す一部切欠斜視図である。
【図5】 立体焼型から剥がした焼菓子カップを示す一部切欠斜視図である。
【図6】 扁平部を備えた略半球状の外周面を有する立体焼型および焼菓子カップ生地の斜視図である。
【図7】 上記立体焼型に焼菓子カップ生地を載せた状態を示した斜視図である。
【図8】 上記焼菓子カップ生地の加熱焼成中にその外周が垂れ下がってゆく状態を示す一部切欠斜視図である。
【図9】 上記立体焼型から剥がした焼菓子カップを示す一部切欠斜視図である。
【図10】 (a)〜(d)は、他の形状の立体焼型を示した斜視図である。
【図11】 (a)は、外周縁をギザギザに成形した焼菓子カップ生地を示した平面図、(b)は、それを加熱焼成して得た焼菓子カップの斜視図である。
【図12】 従来の焼菓子カップの製法を示したもので、(a)は焼菓子カップ生地を凹型の焼板上に載せた状態を、(b)はその凹型の焼板と凸型の焼板で上記焼菓子カップ生地を挟んで加熱焼成している状態を、(c)は加熱焼成後に上記凸型焼板を持ち上げた状態をそれぞれ示した断面図である。
【図13】 従来の他の焼菓子カップの製法を示したもので、(a)は凹型の焼板の上に焼菓子カップ生地を載せた状態を、(b)は凸型焼板によって上記焼菓子カップ生地を圧着、賦型している状態を、(c)は上記凸型焼板を取り除いて上記焼菓子カップ生地を加熱焼成している状態を、(d)は焼き上がった焼菓子カップをそれぞれ示した断面図である。
【図14】 従来のさらに他の焼菓子カップの製法を示した断面図である。
【符号の説明】
14,24,25a,25b,26,27,28 立体焼型
15,23,25a’,25b’,26’,27’,28’ 外周面
16,29 焼菓子カップ生地
17 外周
19,30 焼菓子カップ
22 扁平部
Claims (6)
- 所要の外周面形状を有する金属製の立体焼型の頂部に、固形分中の蛋白質が5〜15重量%、脂質が15〜28重量%、糖質が60〜78重量%であり、所要の輪郭形状を有する焼菓子カップ生地を、その外周を上記立体焼型の外方に水平に伸ばした状態で載置し、これを加熱することによって、上記焼菓子カップ生地を軟化させて上記立体焼型の外周面に当接させ、焼成することを特徴とする焼菓子カップの製法。
- 立体焼型の外周面が、頂部に扁平部を備えていること、および、全体を略半球状、略半楕円球状、略釣鐘状、底面をリーフ状とした略半楕円球状、または略半円筒状に形成してなることを特徴とする請求項1記載の焼菓子カップの製法。
- 焼菓子カップ生地が、生地塊を圧延したシート生地から、打抜き等により成形したものであることを特徴とする請求項1または2記載の焼菓子カップの製法。
- 焼菓子カップ生地が、1〜6mmの厚さであることを特徴とする請求項1,2または3記載の焼菓子カップの製法。
- 請求項1,2,3または4記載の製法で製造したことを特徴とする焼菓子カップ。
- 固形分中の蛋白質が5〜15重量%、脂質が15〜28重量%、糖質が60〜78重量%であることを特徴とする請求項5記載の焼菓子カップ。
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