JP3754998B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のテーブルに分割して伝送されたデジタル情報から必要な情報などを抽出して番組表等を作成する際に適用される情報処理装置に関し、特に、データ抽出の際のヘッダ情報の比較処理の回路規模の減少、および抽出処理の負荷を軽減するものにかかる。
【0002】
【従来の技術】
従来の情報処理装置では、テーブルに分割して伝送されたデジタル情報の抽出を行なう際、汎用のマイクロコンピュータなどによって、ヘッダ部のパターンマッチングなどの処理を行なうようになっている。そのため、一定のサイズのデータが到着した時点で、予め設定された比較パターンと一括して比較を行ない、必要なデータであるかどうかの判定を行なう。
【0003】
図9は従来の情報処理装置の構成を示すブロック図である。
図9を参照して、従来の情報処理装置は、所要の情報を行方向、およびこの行方向と交差する列方向に沿ってマトリクス状に配列させた状態(以下、「テーブル方式」という。)で順次伝送されてくるストリーム形式のデータのヘッダ部の内容によって、そのデータをワーク用メモリ107に取り込ませるか、破棄するかを決定するものである。
【0004】
具体的には、入力されたストリーム形式のデータを一時的に蓄積するストリームバッファ101と、このストリームバッファ101に一時的に蓄積されたストリーム形式のデータのヘッダ部を保存するストリーム一時保存レジスタ102と、ストリーム形式のデータと比較するためのパターンデータを保持するパターンレジスタ104と、ストリーム形式のデータとパターンデータとの比較結果に対してマスクをかけるためのマスクデータを保持するマスクレジスタ105と、ストリーム一時保存レジスタにて保存されているストリーム形式のデータと、パターンレジスタにて保持されているパターンデータとを比較し、両者が一致しているか否かを判別し、ストリーム形式のデータとパターンデータとが一致しないと判別したことを条件として、マスクレジスタにて保持されているマスクデータを基に、その比較結果を有効にするか、無効にするかを決定する比較器103と、この比較器103からの比較出力に基づき、ワーク用メモリ107にデータの取り込みを行なわせるか、データを破棄するかを選択するセレクタ106とを備えている。
【0005】
比較器103は、ストリーム形式のデータとパターンデータとの比較を行なうために、ストリーム一時保存レジスタ102に保存されるストリーム形式のデータのヘッダ部のサイズ分のビット幅を持っている。
【0006】
図10は比較器の比較処理動作の流れを示すフローチャートである。
図10を参照して、上記比較器103の比較処理動作について説明する。
まず、比較器103は、ストリーム一時保存レジスタ102に保存されているストリーム形式のデータのヘッダ部のデータがビット単位で並列に入力されると(ステップS101)、この入力されたストリーム形式のデータのヘッダ部と、パターンレジスタ104に保持されているパターンデータとの比較を行なう(ステップS102)。この比較の結果、比較器103は、ストリーム形式のデータのヘッダ部、およびパターンデータの両者が一致するか否かを判別する(ステップS103)。ここで、両者が一致すると判別すると、比較器103は、ストリーム形式のデータのヘッダ部とパターンデータとの比較結果が一致したとみなして、ワーク用メモリ107にデータの取り込みを行なわせるべく、セレクタ106に対して一致信号を出力する(ステップS104)。一方、両者が一致しないと判別すると、マスクレジスタ105に保持されているマスクデータを基に、ステップS103の比較結果を有効にするか否かの判別を行なう(ステップS105)。ここで、マスクデータに対応するビットがマスク状態である(例えば、「1」)ことを示しておれば、ステップS103の比較結果にかかわらず、その比較結果を無効とみなして、ワーク用メモリ107にデータの取り込みを行なわせるべく、セレクタ106に対して一致信号(例えば、「1」)を出力する(ステップS104)。一方、マスクデータに対応するビットがマスク状態でないこと(例えば、「0」)を示しておれば、ステップS103の比較結果を有効とみなして、データを破棄させるべく、セレクタ106に対して不一致信号(例えば、「0」)を出力する(ステップS106)。
【0007】
上記情報処理装置において、パターンレジスタ104に蓄積されているパターンデータ、およびマスクレジスタ105に蓄積されているマスクデータは、比較器103で、一括して比較が行なわれる。そのため、パターンレジスタ104、およびマスクレジスタ105は、比較器103とともに集積して、比較器103から高速にアクセスできる位置に存在させる必要がある。その結果、外部メモリなどのデバイスを利用できない。
【0008】
また、ストリーム形式のデータとパターンデータとの比較は、ヘッダ情報のパターンを比較することにより達成されている。そのため、ストリーム形式のデータは、テーブル形式で順次伝送しなければならない。これに伴って、ワーク用メモリ107は、そのテーブルの中から、さらに必要とするデータを抽出する処理を行なわせるべく、ワークメモリ領域を準備しておき、抽出したデータすべてを一旦格納し、さらに必要なデータを抽出するように構成しなければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述した情報処理装置では、次に述べる問題点が指摘されている。
▲1▼ストリーム形式のデータとパターンデータとの比較処理を、例えば、64ビット等の複数ビットで一括して行ない、さらに複数のパターンデータを同時に比較判断する必要がある。そのため、32パターンを同時比較すると、64×32ビット分の比較器が必要となり、比較ビット数、およびパターンデータ数の両者が増大するとともに、比較器の回路規模が増大する。さらに、比較器に対して、ビットごとに比較結果にマスクをかける機能を付与すると、この機能を付与させた分だけ、比較器の回路規模の増加が見られる。
【0010】
▲2▼ストリーム形式のデータのヘッダ部に対して、パターン比較のみにより、ワーク用メモリにストリーム形式のデータを流すか否かを決定する場合、ストリーム形式のデータは、テーブル形式であり、そのテーブルの中から、さらに必要とするデータを抽出する必要がある。そのため、すべてのデータを一旦ワーク用メモリに展開し、ソフトウエア処理によりデータの抽出を行なうべく、常に、ワーク用メモリは、1テーブルを展開できるだけのワークメモリ領域の準備が必要である。
【0011】
本発明は、上記技術的課題に鑑みなされたもので、比較ビット数、およびパターンデータ数の両者が増大しても、比較処理の回路規模を増大させないで済む情報処理装置を提供することを第1の目的とする。
【0012】
また、本発明は、必要とするストリーム形式のデータをワーク用メモリに展開させることなく、ストリーム形式のデータから必要なデータのみを抽出できる情報処理装置を提供することを第2の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために、請求項1に記載の発明にかかる情報処理装置は、所要の情報を行方向、およびこの行方向と交差する列方向に沿ってマトリクス状に配列させた状態で順次伝送されてくるストリーム形式のデータのヘッダ部の内容によって、そのデータを取り込むか、破棄するかを決定するものであって、上記ストリーム形式のデータと比較するためのパターンデータを保持し、この保持しているパターンデータを順々に転送するパターンデータ保持手段と、上記ストリーム形式のデータと上記パターンデータとの比較結果に対してマスクをかけるためのマスクデータを保持し、この保持しているマスクデータを順々に転送するマスクデータ保持手段と、上記ストリーム形式のデータと、上記パターンデータ保持手段から転送された上記パターンデータとを比較し、両者が一致しているか否かを判別し、上記ストリーム形式のデータと上記パターンデータとが一致しないと判別したことを条件として、上記マスクデータ保持手段から転送された上記マスクデータを基に、その比較結果を有効にするか、無効にするかを決定する比較手段とを含むことを特徴とするものである。
【0014】
請求項2に記載の発明にかかる情報処理装置は、所要の情報を行方向、およびこの行方向と交差する列方向に沿ってマトリクス状に配列させた状態で順次伝送されてくるストリーム形式のデータのヘッダ部の内容によって、そのデータを取り込むか、破棄するかを決定するものであって、上記ストリーム形式のデータと比較するためのパターンデータ、およびこれら両者の比較結果に対してマスクをかけるためのマスクデータのうち、少なくとも一方のデータを予め記憶している外部データ記憶手段と、上記ストリーム形式のデータと上記パターンデータとを比較し、両者が一致しているか否かを判別し、上記ストリーム形式のデータと上記パターンデータとが一致しないと判別したことを条件として、上記マスクデータを基に、その比較結果を有効にするか、無効にするかを決定する比較手段と、上記外部データ記憶手段にて記憶されているデータを読み出して一時的に蓄積し、この蓄積されたデータを上記比較手段に出力するデータ蓄積手段とを含むことを特徴とするものである。
【0015】
請求項3に記載の発明にかかる情報処理装置は、請求項1または2に記載の情報処理装置において、上記比較手段からの比較結果出力の変化に基づき、上記比較手段の比較結果を判定する比較結果判定手段と、上記ストリーム形式のデータを構成するパケットの長さに対応するビット数を記憶しており、入力されてくる上記ストリーム形式のデータを構成するパケットの先頭に付加されている同期バイトを検出したことを条件として、上記比較結果判定手段に対して比較結果判定開始信号を出力し、その後、入力されてくる上記ストリーム形式のデータを構成するパケットのビット数をカウントし、このカウント値が予め記憶されている上記ビット数に達したことを条件として、上記比較結果判定手段に対して比較結果判定終了信号を出力する同期バイト検出手段とを含むことを特徴とするものである。
【0016】
上記第2の目的を達成するために、請求項4に記載の発明にかかる情報処理装置は、所要の情報を行方向、およびこの行方向と交差する列方向に沿ってマトリクス状に配列させた状態で順次伝送されてくるストリーム形式のデータのヘッダ部の内容によって、そのデータを取り込むか、破棄するかを決定するものであって、上記ストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報を一時的に蓄積する情報蓄積手段と、上記ストリーム形式のデータのビット数をカウントするビット数カウント手段と、予め設定された上記ストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報のビット数を保持するビット数保持手段と、上記ビット数カウント手段にてカウントされたカウント値と、上記ビット数保持手段にて保持されている上記ビット数とを比較し、上記ビット数カウント手段の上記カウント値が上記ビット数保持手段にて保持されている上記ビット数に達したことを条件として、情報の伝達完了信号を出力する第1の比較手段と、この第1の比較手段から上記伝達完了信号が入力されるごとに、1カウントする伝達完了信号カウント手段と、予め設定された上記ストリーム形式のデータの列方向に沿って配列されている情報の列番号を保持する列番号保持手段と、上記伝達完了信号カウント手段にてカウントされたカウント値と、上記列番号保持手段に保持されている上記列番号とを比較し、上記伝達完了信号カウント手段のカウント値が上記列番号保持手段に保持されている上記列番号に達したことを条件として、上記ストリーム形式のデータの取り込み信号を出力する第2の比較手段と、上記ビット数保持手段、および列番号保持手段に対して、それぞれ、ビット数、および列番号を設定するビット数・列番号設定手段と、上記第2の比較手段から上記取り込み信号が入力されたことを条件として、上記情報蓄積手段に蓄積されている上記ストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報を読み出し、この読み出した上記ストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報を所要のアプリケーションに伝送する情報伝送手段とを含むことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
【0018】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。
図1を参照して、本実施の形態1に情報処理装置は、テーブル方式で順次伝送されてくるストリーム形式のデータのヘッダ部の内容によって、そのデータをワーク用メモリ50に取り込ませるか、破棄するかを決定するものである。
【0019】
図中、20は比較判定回路であって、この比較判定回路20は、ストリーム形式のデータと比較するためのパターンデータを保持し、この保持しているパターンデータを順々に転送するシフトレジスタ8と、ストリーム形式のデータとパターンデータとの比較結果に対してマスクをかけるためのマスクデータを保持し、この保持しているマスクデータを順々に転送するシフトレジスタ9と、ストリーム形式のデータと、シフトレジスタ8から転送されたパターンデータとを比較し、両者が一致しているか否かを判別し、ストリーム形式のデータとパターンデータとが一致しないと判別したことを条件として、シフトレジスタ9から転送されたマスクデータを基に、その比較結果を有効にするか、無効にするかを決定する比較器6と、この比較器6からの比較結果出力の変化に基づき、比較器6の比較結果を判定する比較結果判定部7と、ストリーム形式のデータを構成するパケットの長さに対応するビット数を記憶しており、入力されてくるストリーム形式のデータを構成するパケットの先頭に付加されている同期バイトを検出したことを条件として、比較結果判定部7に対して比較結果判定開始信号を出力し、その後、入力されてくるストリーム形式のデータを構成するパケットのビット数をカウントし、このカウント値が予め記憶されているビット数に達したことを条件として、比較結果判定部7に対して比較結果判定終了信号を出力する同期バイト検出部11と、入力されてくるストリーム形式のデータを一時的に蓄積するバッファ12と、比較結果判定部7の比較判定出力に基づき、バッファ12に蓄積されているストリーム形式のデータを読み出し、ワーク用メモリ50にデータの取り込みを行なわせるか、データを破棄するかを選択するセレクタ10とを備えている。
【0020】
シフトレジスタ8、およびシフトレジスタ9は、Nビットのシフトレジスタとして機能するものである。シフトレジスタ8には、パターンデータとして、抽出したいストリーム形式のデータのヘッダ部と同じパターン値が予め設定されており、シフトレジスタ8は、比較器6に対して、予め設定されたパターン値を1ビットずつ順次与えるようになっている。一方、シフトレジスタ9には、抽出したいストリーム形式のデータのヘッダ部のうち比較対象外となる部分に対応した位置にビットを立てるべきマスク値(例えば、「1」)が予め設定されており、シフトレジスタ9は、比較器6に対して、予め設定されたマスク値を1ビットずつ順次与えるようになっている。
【0021】
比較器6、およびシフトレジスタ8は、M個あり、両者の間で同時にMパターンの比較が可能となっている。なお、各比較器6は、1ビットの比較器である。
【0022】
図2は比較器の比較処理動作の流れを示すフローチャートである。
図2を参照して、上記比較器6の比較処理動作について説明する。
ここで、入力されたストリーム形式のデータのヘッダ部は、1ビットずつ比較器6へ与えられる。
【0023】
まず、比較器6は、ストリーム形式のデータのヘッダ部の1ビットが入力されると(ステップS1)、シフトレジスタ8を1ビットシフトし、ストリーム形式のデータのヘッダ部と、シフトレジスタ8から転送されたパターン値との比較を行なう(ステップS2)。この比較の結果、ストリーム形式のデータのヘッダ部、およびパターン値の両者が一致するか否かを判別する(ステップS3)。ここで、両者が一致すると、比較器6は、ストリーム形式のデータのヘッダ部とパターン値との比較結果が一致したとみなして、比較結果判定部7に対して一致信号「1」を出力する(ステップS4)。一方、両者が一致しないと判別すると、シフトレジスタ9を1ビットシフトし、シフトレジスタ9から転送されたマスク値を基に、ステップS3の比較結果を有効にするか否かの判別を行なう(ステップS5、S6)。このとき、シフトレジスタ9から転送されたマスクデータにマスク値が立っておれば、ステップS3の比較結果にかかわらず、その比較結果を無効とみなして、比較結果判定部7に対して一致信号「1」を出力する(ステップS4)。一方、シフトレジスタ9から転送されたマスクデータにマスク値が立っていなければ、ステップS3の比較結果を有効とみなして、比較結果判定部7に対して不一致信号「0」を出力する(ステップS7)。
【0024】
図3は比較結果判定部の入力波形、および出力波形を示す図である。同図において、Aは同期バイト検出部11から比較結果判定部7に対して入力されてくる信号、B,Cは比較器6から比較結果判定部7に対して入力されてくる信号を示している。一方、D,Eは比較結果判定部7からセレクタ10に対して出力される信号を示している。
【0025】
図3を参照して、上記比較結果判定部7の比較判定処理動作について説明する。
【0026】
同期バイト検出部11は、入力されてくるストリーム形式のデータを構成するパケットの先頭に付加されている同期バイトを検出したことを条件として、比較結果判定部7に対して比較結果判定開始信号「1」を出力する。その後、同期バイト検出部11は、入力されてくるストリーム形式のデータを構成するパケットのビット数をカウントし、このカウント値が予め記憶されているビット数に達したことを条件として、比較結果判定部7に対して比較結果判定終了信号「0」を出力する(A参照)。このように、比較結果判定開始信号「1」が出力されてから比較結果判定終了信号「0」が出力されるまでの間の時間を、比較結果判定部7の比較時間と称することにする。
【0027】
そして、Bに示すように、比較時間が経過するまで、比較器6から一致信号「1」が変化せず「1」を保持した状態で入力されると、比較結果判定部7は、総合的に比較器6の比較処理動作を有効とみなす。すなわち、比較結果判定部7は、パケット単位でみれば、ストリーム形式のデータは必要であるとみなして、Dに示すように、バッファ12に蓄積されているストリーム形式のデータを読み出し、ワーク用メモリ50にデータの取り込みを行なわせるべく、セレクタ10に対して一致信号「1」を出力する。
【0028】
一方、Cに示すように、比較時間が経過する間に、比較器6からの出力信号が変化して、一致信号「1」、および不一致信号「0」の両者が混在した状態で入力されると、比較結果判定部7は、総合的に比較器6の比較処理動作を無効とみなす。すなわち、比較結果判定部7は、パケット単位でみれば、ストリーム形式のデータは不必要であるとみなして、Eに示すように、バッファ12に蓄積されているストリーム形式のデータを読み出し、データを破棄させるべく、セレクタ10に対して不一致信号「0」を出力する。これによって、必要とするストリーム形式のデータの取り込みが行なえる。
【0029】
すなわち、本実施の形態1では、ストリーム形式のデータと比較するためのパターンデータを保持し、この保持しているパターンデータを順々に転送するシフトレジスタ8と、ストリーム形式のデータとパターンデータとの比較結果に対してマスクをかけるためのマスクデータを保持し、この保持しているマスクデータを順々に転送するシフトレジスタ9とを備え、比較器6は、ストリーム形式のデータと、シフトレジスタ8から転送されたパターンデータとを比較し、両者が一致しているか否かを判別し、ストリーム形式のデータとパターンデータとが一致しないと判別したことを条件として、シフトレジスタ9から転送されたマスクデータを基に、その比較結果を有効にするか、無効にするかを決定するようになっている。
【0030】
したがって、比較ビット数、およびパターンデータ数の両者が増大しても、比較器6の規模を増大させないで済む。
【0031】
また、本実施の形態1では、同期バイト検出部11にて、入力されてくるストリーム形式のデータを構成するパケットの先頭に付加されている同期バイトを検出したことを条件として、比較結果判定部7に対して比較結果判定開始信号が出力され、その後、入力されてくるストリーム形式のデータを構成するパケットのビット数をカウントし、このカウント値が予め記憶されているビット数に達したことを条件として、比較結果判定部7に対して比較結果判定終了信号が出力される間に、比較結果判定部7は、比較器6からの比較結果出力の変化に基づき、比較器6の比較結果を判定するようになっている。
【0032】
したがって、ストリーム形式のデータとパターンデータ、およびストリーム形式のデータとマスクデータを、比較器6にて、1ビット単位ずつ比較しているにもかかわらず、パケット単位でストリーム形式のデータの要否を総合的に判断することができる。
【0033】
実施の形態2.
図4は本発明の実施の形態2にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【0034】
図4を参照して、本実施の形態2の情報処理装置の特徴は、比較判定回路20外に、ストリーム形式のデータと比較するためのパターンデータとしてのパターン値を予め記憶している外部メモリ43を設けた点、および比較判定回路20内に、外部メモリ43に対してアドレスを発生させるアドレス発生器41と、外部メモリ43にて記憶されているパターン値を読み出して一時的に蓄積し、この蓄積されたパターン値をパターンデータレジスタ18に出力するバッファ42とを設けた点にあり、その他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0035】
図5は比較器の比較処理動作の流れを示すフローチャートである。
図5を参照して、比較器6の比較処理動作について説明する。
入力されたストリーム形式のデータのヘッダ部は、比較器6に1ビット単位で与えられる。また、ストリーム形式のデータと比較するためのパターン値は、バッファ42により、外部メモリ43から順次読み出され、一時的に蓄積される。その際、外部メモリ43に対するアドレスは、アドレス発生器41により、外部メモリ43に順次与えられる。バッファ42に蓄積されているパターン値が32ビット情報である場合、比較パターン数Mに合わせて、32/M個の比較用パターン値として、パターンデータレジスタ18に出力され、パターンデータレジスタ18から比較器6に対して32/M回与えられる。
【0036】
まず、比較器6は、ストリーム形式のデータのヘッダ部の1ビットが入力されると(ステップS11)、ストリーム形式のデータのヘッダ部と、パターンレジスタ18から与えられた、バッファ42に蓄積されたパターン値との比較を行なう(ステップS12)。この比較の結果、ストリーム形式のデータのヘッダ部、およびパターン値の両者が一致するか否かを判別する(ステップS13)。ここで、両者が一致すると、比較器6は、ストリーム形式のデータのヘッダ部とパターン値との比較結果が一致したとみなして、比較結果判定部7に対して一致信号を出力する(ステップS14)。一方、両者が一致しないと判別すると、シフトレジスタ9を1ビットシフトし、シフトレジスタ9から転送されたマスク値を基に、ステップS3の比較結果を有効にするか否かの判別を行なう(ステップS15、S16)。このとき、シフトレジスタ9から転送されたマスクデータにマスク値が立っておれば、ステップS13の比較結果にかかわらず、その比較結果を無効とみなして、比較結果判定部7に対して一致信号を出力する(ステップS14)。一方、シフトレジスタ9から転送されたマスクデータにマスク値が立っていなければ、ステップS13の比較結果を有効とみなして、比較結果判定部7に対して不一致信号を出力する。
【0037】
すなわち、本実施の形態2では、ストリーム形式のデータと比較するためのパターンデータを予め外部メモリ43に記憶させておき、外部メモリ43にて記憶されているパターンデータを、バッファ42により、読み出して一時的に蓄積し、この蓄積されたパターンデータをパターンレジスタ18を介して比較器6に出力するようになっている。
【0038】
したがって、比較ビット数、およびパターンデータ数の両者が増大しても、比較器6の規模を増大させないで済むことに加えて、システム構成に応じて、比較パターンのパターン数の設定を容易に変更することができる。
【0039】
なお、本実施の形態2において、ストリーム形式のデータ、およびパターンデータの両者の比較結果に対してマスクをかけるためのマスクデータを予め外部メモリに記憶させておき、外部メモリにて記憶されているマスクデータを、バッファにより、読み出して一時的に蓄積し、この蓄積されたマスクデータをマスクレジスタを介して比較器に出力するようにしても、上記と同様の効果を奏することは言うまでもない。
【0040】
要するに、ストリーム形式のデータと比較するためのパターンデータ、およびこれら両者の比較結果に対してマスクをかけるためのマスクデータのうち、少なくとも一方のデータを予め外部メモリに記憶させておき、外部メモリにて記憶されているデータを、バッファにより、読み出して一時的に蓄積し、この蓄積されたデータを比較器に出力するようにすればよいのである。
【0041】
実施の形態3.
図6は本発明の実施の形態3にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【0042】
図6を参照して、本実施の形態3の情報処理装置は、比較判定回路20に、ストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報を一時的に蓄積するバッファ21と、ストリーム形式のデータのビット数をカウントするストリームカウンタ22と、予め設定されたストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報のビット数を保持するループ単位設定レジスタと、ストリームカウンタ22にてカウントされたカウント値と、ループ単位設定レジスタ26にて保持されているビット数とを比較し、ストリームカウンタ22のカウント値がループ単位設定レジスタ26にて保持されているビット数に達したことを条件として、情報の伝達完了信号を出力する比較器24と、この比較器24から伝達完了信号が入力されるごとに、1カウントするループ回数カウンタ23と、予め設定されたストリーム形式のデータの列方向に沿って配列されている情報の列番号を保持するループ回数設定レジスタ27と、ループ回数カウンタ23にてカウントされたカウント値と、ループ回数設定レジスタ27に保持されている列番号とを比較し、ループ回数カウンタ23のカウント値がループ回数設定レジスタ27に保持されている列番号に達したことを条件として、ストリーム形式のデータの取り込み信号を出力する比較器25と、ループ単位設定レジスタ26、およびループ回数設定レジスタ27に対して、それぞれ、ビット数、および列番号を設定するCPU(Central Processing Unit) 29と、比較器25から取り込み信号が入力されたことを条件として、バッファ21に蓄積されているストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報を読み出し、この読み出したストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報を図外のアプリケーションに取り込ませる(伝送する)セレクタ28とを付加した点にあり、比較判定回路20は、実施の形態1、および実施の形態2のうち、いずれの回路構成であってもよい。
【0043】
図7は番組情報などを伝送する際に想定しているテーブルの形式を示す図である。同図において、190はテーブル、150はテーブル190のヘッダ部、160は番組情報のID(IDentification)情報、170は伝送されるテーブル190内の番組個数Kを示しており、180は1番組当たりの情報量Lビットを示している。
【0044】
図7を参照して、伝送されるテーブル190は、ヘッダ部150と、その後に続く番組情報のID情報160などとからなる一定パターンの繰り返しで、K番組分伝送される。そして、テーブル190は、それぞれの番組情報の先頭に、その番組のID情報160が付加されており、目的とする番組であるか否かの判別ができる仕組みとなっている。また、各番組は、Lビット180分の情報を有している。
【0045】
図8は情報処理装置の情報処理動作の流れを示すフローチャートである。
図8を参照して、上記情報処理装置の情報処理動作について説明する。
比較判定回路20より取り込まれたストリーム形式のデータは、バッファ21、およびストリームカウンタ22に伝送される。バッファ21は、伝送されてきたストリーム形式のデータ行方向に沿って配列されている情報を一時的に蓄積する。
【0046】
まず、ストリーム形式のデータが伝送されてくると、ストリームカウンタ22は、伝送されてきたストリーム形式のデータのビット数をカウントし、そのカウント値を比較器24に出力する(ステップS21)。ストリームカウンタ22からカウント値が入力されると、比較器24は、ストリームカウンタ22にてカウントされたカウント値と、ループ単位設定レジスタ26にて保持されているビット数との比較を行なう(ステップS22)。この比較の結果、比較器24は、ストリームカウンタ22にてカウントされたカウント値、およびループ単位設定レジスタ26にて保持されているビット数の両者が一致するか否かを判別する(ステップS23)。ここで、ストリームカウンタ22のカウント値がループ単位設定レジスタ26にて保持されているビット数に達し、両者が一致したと判別すると、比較器24は、1番組分の情報の伝送が完了したとみなし、ループ回数カウンタ23に対して、1番組分の情報の伝達が完了したことを示すカウントアップ信号を出力するとともに、ストリームカウンタ22のカウント値を初期化する(ステップS24)。そうすると、ループ回数カウンタ23は、比較器24からカウントアップ信号が入力されるごとに、1カウントし、カウント値を比較器25に出力する。これにより、ループ回数カウンタ23には、常に、現在1からKの番組のうち、何番目の番組情報を伝送中であるかが蓄えられる。
【0047】
ループ回数カウンタ23からカウント値が入力されると、比較器24は、ループ回数カウンタ23にてカウントされたカウント値と、ループ回数設定レジスタ27に保持されている列番号との比較を行なう(ステップS25)。この比較の結果、比較器25は、ループ回数カウンタ23にてカウントされたカウント値、およびループ回数設定レジスタ27に保持されている列番号の両者が一致するか否かを判別する(ステップS26)。ここで、ループ回数カウンタ23のカウント値がループ回数設定レジスタ27に保持されている列番号に達し、両者が一致したと判別すると、比較器25は、目的とするデータが到達したとみなし、セレクタ28に対して、ストリーム形式のデータの取り込み信号を出力する。比較器25から取り込み信号が入力されると、セレクタ28は、バッファ21に蓄積されているストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報を読み出し、この読み出したストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報をアプリケーションに取り込ませる(ステップS27)。
【0048】
すなわち、本実施の形態3において、比較器24は、ストリームカウンタ22にてカウントされたカウント値と、ループ単位設定レジスタ26にて保持されているビット数とを比較し、ストリームカウンタ22のカウント値がループ単位設定レジスタ26にて保持されているビット数に達したことを条件として、ループ回数カウンタ23に対して、情報の伝達完了信号を出力する。その後、比較器25は、ループ回数カウンタ23にてカウントされたカウント値と、ループ回数設定レジスタ27に保持されている列番号とを比較し、ループ回数カウンタ23のカウント値がループ回数設定レジスタ27に保持されている列番号に達したことを条件として、セレクタ28に対して、ストリーム形式のデータの取り込み信号を出力する。そして、比較器25から取り込み信号が入力されると、セレクタ28は、バッファ21に蓄積されているストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報を読み出し、この読み出したストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報をアプリケーションに取り込ませる。
【0049】
したがって、必要とするストリーム形式のデータをワーク用メモリに展開させることなく、ストリーム形式のデータから必要なデータのみを抽出することができる。
【0050】
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の請求の範囲内での種々の設計変更、および修正を加え得ることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな通り、請求項1に記載の発明によると、比較手段は、ストリーム形式のデータと、パターンデータ保持手段から順々に転送されたパターンデータとを比較し、両者が一致しているか否かを判別し、ストリーム形式のデータとパターンデータとが一致しないと判別したことを条件として、マスクデータ保持手段から順々に転送されたマスクデータを基に、その比較結果を有効にするか、無効にするかを決定することができるので、比較ビット数、およびパターンデータ数の両者が増大しても、比較処理の回路規模を増大させないで済む。
【0052】
請求項2に記載の発明によると、ストリーム形式のデータと比較するためのパターンデータ、およびこれら両者の比較結果に対してマスクをかけるためのマスクデータのうち、少なくとも一方のデータを予め外部記憶手段に記憶させておき、外部記憶手段にて記憶されているデータを、データ蓄積手段により、読み出して一時的に蓄積し、この蓄積されたデータを比較手段に出力するので、比較ビット数、およびパターンデータ数の両者が増大しても、比較処理の回路規模を増大させないで済むことに加えて、システム構成に応じて、比較パターンのパターン数の設定を容易に変更することができる。
【0053】
請求項3に記載の発明によると、同期バイト検出手段にて、入力されてくるストリーム形式のデータを構成するパケットの先頭に付加されている同期バイトを検出したことを条件として、比較結果判定手段に対して比較結果判定開始信号が出力され、その後、入力されてくるストリーム形式のデータを構成するパケットのビット数をカウントし、このカウント値が予め記憶されているビット数に達したことを条件として、比較結果判定手段に対して比較結果判定終了信号が出力される間に、比較結果判定手段は、比較器手段からの比較結果出力の変化に基づき、比較手段の比較結果を判定するので、ストリーム形式のデータとパターンデータとを、およびストリーム形式のデータとマスクデータとを、比較手段にて、1ビット単位ずつ比較しているにもかかわらず、パケット単位でストリーム形式のデータの要否を総合的に判断することができる。
【0054】
請求項4に記載の発明によると、第1の比較器手段は、ビット数カウント手段にてカウントされたカウント値と、ビット数保持手段にて保持されているビット数とを比較し、ビット数カウント手段のカウント値がビット数保持手段にて保持されているビット数に達したことを条件として、伝達完了信号カウント手段に対して、情報の伝達完了信号を出力した後、第2の比較手段は、伝達完了信号カウント手段にてカウントされたカウント値と、列番号保持手段に保持されている列番号とを比較し、伝達完了信号カウント手段のカウント値が列番号保持手段に保持されている列番号に達したことを条件として、情報伝送手段に対して、ストリーム形式のデータの取り込み信号を出力し、第2の比較器手段から取り込み信号が入力されると、情報伝送手段は、バッファに蓄積されているストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報を読み出し、この読み出したストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報を所要のアプリケーションに伝送するので、必要とするストリーム形式のデータをワーク用メモリに展開させることなく、ストリーム形式のデータから必要なデータのみを抽出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】比較器の比較処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図3】比較結果判定部の入力波形、および出力波形を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図5】比較器の比較処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態3にかかる情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図7】番組情報などを伝送する際に想定しているテーブルの形式を示す図である。
【図8】情報処理装置の情報処理動作の流れを示すフローチャートである。
【図9】従来の情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図10】比較器の比較処理動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
6 比較器
7 比較結果判定部
8 シフトレジスタ
9 シフトレジスタ
18 パターンレジスタ
19 テーブル
20 比較判定回路
21 バッファ
22 ストリームカウンタ
23 ループ回数カウンタ
24 比較器
25 比較器
26 ループ単位設定レジスタ
27 ループ回数設定レジスタ
28 セレクタ
41 アドレス発生器
42 バッファ
43 外部メモリ
50 ワーク用メモリ

Claims (4)

  1. 所要の情報を行方向、およびこの行方向と交差する列方向に沿ってマトリクス状に配列させた状態で順次伝送されてくるストリーム形式のデータのヘッダ部の内容によって、そのデータを取り込むか、破棄するかを決定するものであって、
    上記ストリーム形式のデータと比較するためのパターンデータを保持し、この保持しているパターンデータを順々に転送するパターンデータ保持手段と、
    上記ストリーム形式のデータと上記パターンデータとの比較結果に対してマスクをかけるためのマスクデータを保持し、この保持しているマスクデータを順々に転送するマスクデータ保持手段と、
    上記ストリーム形式のデータと、上記パターンデータ保持手段から転送された上記パターンデータとを比較し、両者が一致しているか否かを判別し、上記ストリーム形式のデータと上記パターンデータとが一致しないと判別したことを条件として、上記マスクデータ保持手段から転送された上記マスクデータを基に、その比較結果を有効にするか、無効にするかを決定する比較手段とを含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 所要の情報を行方向、およびこの行方向と交差する列方向に沿ってマトリクス状に配列させた状態で順次伝送されてくるストリーム形式のデータのヘッダ部の内容によって、そのデータを取り込むか、破棄するかを決定するものであって、
    上記ストリーム形式のデータと比較するためのパターンデータ、およびこれら両者の比較結果に対してマスクをかけるためのマスクデータのうち、少なくとも一方のデータを予め記憶している外部データ記憶手段と、
    上記ストリーム形式のデータと上記パターンデータとを比較し、両者が一致している否かを判別し、上記ストリーム形式のデータと上記パターンデータとが一致しないと判別したことを条件として、上記マスクデータを基に、その比較結果を有効にするか、無効にするかを決定する比較手段と、
    上記外部データ記憶手段にて記憶されているデータを読み出して一時的に蓄積し、この蓄積されたデータを上記比較手段に出力するデータ蓄積手段とを含むことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理装置において、
    上記比較手段からの比較結果出力の変化に基づき、上記比較手段の比較結果を判定する比較結果判定手段と、
    上記ストリーム形式のデータを構成するパケットの長さに対応するビット数を記憶しており、入力されてくる上記ストリーム形式のデータを構成するパケットの先頭に付加されている同期バイトを検出したことを条件として、上記比較結果判定手段に対して比較結果判定開始信号を出力し、その後、入力されてくる上記ストリーム形式のデータを構成するパケットのビット数をカウントし、このカウント値が予め記憶されている上記ビット数に達したことを条件として、上記比較結果判定手段に対して比較結果判定終了信号を出力する同期バイト検出手段とを含むことを特徴とする情報処理装置。
  4. 所要の情報を行方向、およびこの行方向と交差する列方向に沿ってマトリクス状に配列させた状態で順次伝送されてくるストリーム形式のデータのヘッダ部の内容によって、そのデータを取り込むか、破棄するかを決定するものであって、
    上記ストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報を一時的に蓄積する情報蓄積手段と、
    上記ストリーム形式のデータのビット数をカウントするビット数カウント手段と、
    予め設定された上記ストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報のビット数を保持するビット数保持手段と、
    上記ビット数カウント手段にてカウントされたカウント値と、上記ビット数保持手段にて保持されている上記ビット数とを比較し、上記ビット数カウント手段の上記カウント値が上記ビット数保持手段にて保持されている上記ビット数に達したことを条件として、情報の伝達完了信号を出力する第1の比較手段と、
    この第1の比較手段から上記伝達完了信号が入力されるごとに、1カウントする伝達完了信号カウント手段と、
    予め設定された上記ストリーム形式のデータの列方向に沿って配列されている情報の列番号を保持する列番号保持手段と、
    上記伝達完了信号カウント手段にてカウントされたカウント値と、上記列番号保持手段に保持されている上記列番号とを比較し、上記伝達完了信号カウント手段のカウント値が上記列番号保持手段に保持されている上記列番号に達したことを条件として、上記ストリーム形式のデータの取り込み信号を出力する第2の比較手段と、
    上記ビット数保持手段、および列番号保持手段に対して、それぞれ、ビット数、および列番号を設定するビット数・列番号設定手段と、
    上記第2の比較手段から上記取り込み信号が入力されたことを条件として、上記情報蓄積手段に蓄積されている上記ストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報を読み出し、この読み出した上記ストリーム形式のデータの行方向に沿って配列されている情報を所要のアプリケーションに伝送する情報伝送手段とを含むことを特徴とする情報処理装置。
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