JP3752726B2 - 映像・音声データ送出装置 - Google Patents

映像・音声データ送出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3752726B2
JP3752726B2 JP10819596A JP10819596A JP3752726B2 JP 3752726 B2 JP3752726 B2 JP 3752726B2 JP 10819596 A JP10819596 A JP 10819596A JP 10819596 A JP10819596 A JP 10819596A JP 3752726 B2 JP3752726 B2 JP 3752726B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
audio data
data recording
recording
reproducing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10819596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09294243A (ja
Inventor
徳一 伊藤
雄一 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10819596A priority Critical patent/JP3752726B2/ja
Publication of JPH09294243A publication Critical patent/JPH09294243A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3752726B2 publication Critical patent/JP3752726B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル形式の映像・音声データを記録し、記録した映像・音声データを再生する映像・音声データ送出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来例えば放送局におけるコマーシャル映像の送出システムにおいては、送出の信頼性を高めるために映像・音声データ記録再生装置を二重化した映像・音声データ送出装置が適用されることが多い。
【0003】
近年多チャンネルの送出を1システムで行なおうという要求が高まっているが、この場合も映像・音声データ記録再生装置を2つ使った図9に示すような二重化構成が望まれることとなる。
【0004】
この映像・音声データ送出装置70は、二組の映像・音声データ記録再生装置(以下、A・Vデータ記録再生装置という)71及び72と、その出力のいずれかを選択して出力するスイッチャー73と、これらを制御するシステムコントローラ74とから基本的に構成される。また放送局において信号の入出力が局内同期信号やタイムコードに同期してなされることが必要である場合には同期信号・タイムコード供給装置75も設けられている。
【0005】
A・Vデータ記録再生装置71は、現用系として使用され、ベースバンドの映像・音声データを記録再生する。また、A・Vデータ記録再生装置72も、ベースバンドの映像・音声データを記録再生するが、予備用として使用される。すなわち、A・Vデータ記録再生装置71、及びA・Vデータ記録再生装置72は、現用、及び予備用として設けられた全く同等の装置である。A・Vデータ記録再生装置71とA・Vデータ記録再生装置72には、それぞれ一系統の入力として同一の映像・音声データDINが供給される。これらの映像・音声データDINは、A・Vデータ記録再生装置71とA・Vデータ記録再生装置72にそれぞれ備えられるデータ記録装置となる例えばハードディスク装置等に蓄積される。
【0006】
そして、A・Vデータ記録再生装置71は、上記データ記録装置に蓄積された映像・音声データを再生し、4つの再生出力DOUT1a,DOUT2a,DOUT3a及びDOUT4aをスイッチャー73に供給する。また、A・Vデータ記録再生装置72も、上記データ記録装置に蓄積された映像・音声データを再生し、4つの再生出力DOUT1b,DOUT2b,DOUT3b及びDOUT4bをスイッチャー73に供給する。ここで、上記再生出力DOUT1aに対する上記再生出力DOUT1bは同一の映像・音声データである。上記再生出力DOUT2aに対する上記再生出力DOUT2b、上記再生出力DOUT3aに対する上記再生出力DOUT3b、上記再生出力DOUT4aに対する上記再生出力DOUT4bもそれぞれのチャンネルで同一の映像・音声データである。
【0007】
スイッチャー73は、通常、現用系であるA・Vデータ記録再生装置71の再生出力DOUT1a,DOUT2a,DOUT3a及びDOUT4aをスイッチャー出力DOUT1,DOUT2,DOUT3及びDOUT4としているが、上記再生出力DOUT1a,DOUT2a,DOUT3a及びDOUT4aに異常があった場合には直ちに予備用であるA・Vデータ記録再生装置72の再生出力DOUT1b,DOUT2b,DOUT3b及びDOUT4bをスイッチャー出力DOUT1,DOUT2,DOUT3及びDOUT4とする。
【0008】
さらに、A・Vデータ記録再生装置71、及びA・Vデータ記録再生装置72は、上記入力映像・音声データDINを直ちに再生して、記録が正常に行われたか否かを確認するための記録確認用の再生出力DOUT5a、及びDOUT5bをそれぞれ監視用のモニタへ供給する。
【0009】
システムコントローラ74は、A・Vデータ記録再生装置71、A・Vデータ記録再生装置72、及びスイッチャー73を制御信号SC1、制御信号SC2、及び制御信号SC3によって制御する。
【0010】
同期信号・タイムコード供給装置75は、放送局において信号の入出力が局内同期信号やタイムコードに同期してなされることが必要である場合に、A・Vデータ記録再生装置71、A・Vデータ記録再生装置72、及びスイッチャー73に局内同期信号C、及びタイムコードTを供給する。また、スイッチャー73が局内同期信号の入力を必要とする場合は、同期信号・タイムコード供給装置75は、スイッチャー73への局内同期信号を供給する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したような従来の映像・音声データ送出装置70では、全く同等のA・Vデータ記録再生装置71、及びA・Vデータ記録再生装置72を用いているため、上記ハードディスク装置のようなデータ記録装置の記録容量も二重化しない場合の2倍必要になり、高コストとなる。
【0012】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、信頼生の高い送出を保証するために必要とされる映像・音声データ記録再生装置の二重化構成を、可能な限り経済的に実現することのできる映像・音声データ送出装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る映像・音声データ送出装置は、上記課題を解決するために、現用系と予備系の二組の映像・音声データ記録再生手段を設け、現用系の第1の映像・音声データ記録再生手段でベースバンド映像・音声データを記録再生し、予備系の第2の映像・音声データ記録再生手段でデータ圧縮した映像・音声データの記録再生を行うこととし、上記映像・音声データの入力を現用系の第1の映像・音声データ記録再生手段にのみ行ない、その記録確認用の出力を予備系の第2の映像・音声データ記録再生手段に入力し、予備系の記録確認を行なうことで現用、予備双方の記録確認を行なう。
【0014】
この場合、現用系の第1の映像・音声データ記録再生手段に異常があって予備系の第2の映像・音声データ記録再生手段が使用される時には出力される映像・音声データの品質が劣化することになるが、例えば3〜4分の1程度にデータ圧縮を行った場合でも映像・音声データの劣化は、従来のVTRのヘッドの異常による劣化を補間処理した場合と同程度であり、大きな障害とはならない。また、予備系の第2の映像・音声データ記録再生手段が使用されるのは現用系の第1の映像・音声データ記録再生手段に異常が生じてからそれが回復されるまでの時間に限られ、時間率としては低いものであるため、コストとの兼ね合いで圧縮率を定めれば総合的に許容される水準のシステムを実現することが可能となる。
【0015】
また、本発明に係る映像・音声データ送出装置は、上記課題を解決するために、現用系の第1の映像・音声データ記録再生手段においても低圧縮率のデータ圧縮を適用することとし、予備系の第2の映像・音声データ記録再生手段においては現用系よりも高い圧縮率のデータ圧縮を適用している。そして、上記映像・音声データの入力を現用系の第1の映像・音声データ記録再生手段にのみ行ない、その記録確認用の出力を予備系の第2の映像・音声データ記録再生手段に入力し、予備系の記録確認を行なうことで現用、予備双方の記録確認を行なう。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る映像・音声データ送出装置のいくつかの実施の形態について説明する。
【0018】
先ず、第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態は、図1に示すような映像・音声データ送出装置1である。この映像・音声データ送出装置1は、基本的に二組の映像・音声データ記録再生装置(以下、A・Vデータ記録再生装置という)2及び3と、その出力のいずれかを選択して出力するスイッチャー4と、これらを制御するシステムコントローラ5とから構成される。また放送局において信号の入出力が局内同期信号やタイムコードに同期してなされることが必要である場合には同期信号・タイムコード供給装置6も設けられている。
【0019】
A・Vデータ記録再生装置2は、現用系として使用され、複数のベースバンドの映像・音声データを独立に記録再生する。これに対して、A・Vデータ記録再生装置3は、予備系として使用され、複数の映像・音声データを圧縮/伸長して独立に記録再生する。
【0020】
スイッチャー4は、A・Vデータ記録再生装置2とA・Vデータ記録再生装置3から再生出力される複数の独立した同一の映像・音声データを切り換える。
【0021】
システムコントローラ5は、A・Vデータ記録再生装置2とA・Vデータ記録再生装置3に複数の独立した同一の映像・音声データを記録再生させると共に、A・Vデータ記録再生装置2とA・Vデータ記録再生装置3から同時に再生される同一の映像・音声データのいずれかをスイッチャー4に切り換えさせる。
【0022】
A・Vデータ記録再生装置2とA・Vデータ記録再生装置3には、それぞれ一系統の入力として同一の映像・音声データDINが供給される。A・Vデータ記録再生装置2に供給された映像・音声データDINは、ベースバンドで後述するデータ記録装置となる例えばハードディスク装置等に蓄積される。
一方、A・Vデータ記録再生装置3に供給された映像・音声データDINは、圧縮されて上記データ記録装置となる例えばハードディスク装置等に蓄積される。
【0023】
そして、A・Vデータ記録再生装置2は、上記データ記録装置に蓄積された映像・音声データを再生し、4つの再生出力DOUT1a,DOUT2a,DOUT3a及びDOUT4aをスイッチャー4に供給する。
【0024】
一方、A・Vデータ記録再生装置3は、上記データ記録装置に蓄積された圧縮映像・音声データを読み出してから伸長し、4つの再生出力dOUT1b,dOUT2b,dOUT3b及びdOUT4bをスイッチャー4に供給する。
ここで、上記再生出力dOUT1bは上記再生出力DOUT1aに対応する映像・音声データである。また、上記再生出力dOUT2bは上記再生出力DOUT2aに対応する。以下、上記再生出力dOUT3bは上記再生出力DOUT3aに、上記再生出力dOUT4bは上記再生出力DOUT4aに対応する。
【0025】
スイッチャー4は、通常、現用系であるA・Vデータ記録再生装置2の再生出力DOUT1a,DOUT2a,DOUT3a及びDOUT4aをスイッチャー出力DOUT1,DOUT2,DOUT3及びDOUT4としているが、上記再生出力DOUT1a,DOUT2a,DOUT3a及びDOUT4aに異常があった場合には直ちに予備用であるA・Vデータ記録再生装置3の再生出力dOUT1b,dOUT2b,dOUT3b及びdOUT4bをスイッチャー出力DOUT1,DOUT2,DOUT3及びDOUT4とする。
【0026】
さらに、A・Vデータ記録再生装置2、及びA・Vデータ記録再生装置3は、上記入力映像・音声データDINを直ちに再生して、記録が正常に行われたか否かを確認するための記録確認用の再生出力DOUT5a、及びDOUT5bをそれぞれ監視用のモニタへ供給する。
【0027】
システムコントローラ5は、A・Vデータ記録再生装置2、A・Vデータ記録再生装置3、及びスイッチャー4を制御信号SC1、制御信号SC2、及び制御信号SC3によって制御する。
【0028】
同期信号・タイムコード供給装置6は、放送局において信号の入出力が局内同期信号やタイムコードに同期してなされることが必要である場合に、A・Vデータ記録再生装置2、A・Vデータ記録再生装置3、及びスイッチャー4に局内同期信号C、及びタイムコードTを供給する。また、スイッチャー4が局内同期信号の入力を必要とする場合は、同期信号・タイムコード供給装置6は、スイッチャー4への局内同期信号を供給する。
【0029】
A・Vデータ記録再生装置2及びA・Vデータ記録再生装置3は基本的には図2に示すような構成となるが、その要部を図3、及び図4のように異ならせる。先ず、A・Vデータ記録再生装置2は、4個の映像・音声データ入出力制御回路(A・Vデータ入出力制御回路)101,102,103及び104、記録再生制御回路11、同期/非同期変換回路12、データ記録再生装置13、同期信号インターフェース回路(同期信号IF回路)14、タイムコードインターフェース回路(TCIF回路)15及び多重化制御インターフェース回路(多重化IF回路16から構成される。
【0030】
このA・Vデータ記録再生装置2において、A・Vデータ入出力制御回路101,102,103及び104、及び同期/非同期変換回路12はデータバス17を介して相互に接続され、記録再生制御回路11、A・Vデータ入出力制御回路101,102,103及び104、及びデータ記録装置13は、制御バス18を介して相互に接続されている。
【0031】
また、A・Vデータ入出力制御回路101,102,103及び104には、同期信号IF回路14を介して基準同期信号Cが入力され、TCIF回路15を介して映像・音声データの時刻を示し、同期確立のために用いられるタイムコードTが入力され、多重化IF回路16を介して該A・Vデータ入出力制御回路101,102,103及び104の動作を一括して制御する一括制御信号SCが入力される。
【0032】
このA・Vデータ記録再生装置2においては、外部から入力される基準同期信号C及びタイムコードT等に同期して、データバス17上の映像・音声データの転送が可能であり、また、A・Vデータ入出力制御回路101,102,103及び104を介して編集装置等の上位応用システムを接続して、複数の映像・音声データに対する一括した入出力制御が可能になっている。
これらの構成部分によりA・Vデータ記録再生装置2は、主に映像・音声データに係る入出力制御と記録再生制御の負荷を分散し、多チャンネルの映像・音声データを同時に入出力し、記録再生する。
【0033】
図3は、A・Vデータ入出力制御回路10i(iは整数;1≦i≦4)の構成を示す図である。
例えばA・Vデータ出力制御回路101は、図3に示すように、マイクロプロセッサ(CPU)20、メモリ21及びデータバスインターフェース回路(データバスIF)22から構成される。
【0034】
A・Vデータ入出力制御回路10iにおいて、CPU20は、例えばプログラムを記憶したROMを内蔵したワンチップマイクロプロセッサ等から構成される。また、CPU20は、例えば外部機器との間で制御バス18を介して制御信号SOを送受信し、記録再生制御回路11との間で制御バス18を介して制御信号を送受信する。
【0035】
また、CPU20は、記録再生制御回路11から入力される制御信号と、例えば外部機器から入力される制御信号SOと、必要に応じて同期信号IF14、TCIF回路15及び多重化IF回路16それぞれを介して入力される基準同期信号C、タイムコードT及び一括制御信号SCとに基づいて、メモリ21及びデータバスIF22の動作を制御し、例えば外部機器、データ記録装置13、及びスイッチャー4の間の映像・音声データの入出力を制御する。
【0036】
データバスIF22は、CPU20の制御に従って、データ記録装置13との間でデータバス17を介して映像・音声データを入出力する。つまり、メモリ21にバッファリングされている映像・音声データを同期/非同期変換回路12を介してデータ記録装置13に対して出力し、データ記録装置13から入力された映像・音声データをメモリ21に対して出力する。
【0037】
メモリ21は、CPU20の制御に従って、例えば外部機器から入力される映像・音声データDINをバッファリングし、データバスIFを介してデータ記録装置13に対して出力する。
【0038】
また、メモリ21は、データバスIF22を介してデータ記録装置13から入力される映像・音声データをバッファリングし、再生出力DOUTiとしてスイッチャー4に対して出力する。
再び、図2を参照して、A・Vデータ入出力制御回路10i以外のA・Vデータ記録再生装置2の各構成部分を説明する。
記録再生制御回路11は、制御バス18を介してA・Vデータ入出力制御回路10i、同期/非同期変換回路12及びデータ記録装置13との間で制御信号を送受信し、これらの構成部分の動作を制御する。
【0039】
また、記録再生制御回路11は、データ記録装置13の記録領域を管理し、A・Vデータ入出力制御回路10iからデータ記録装置13に対する映像・音声データの記録要求信号を受けた場合に、映像・音声データを記録するデータ記録装置13の記録領域を定め、A・Vデータ入出力制御回路10iに通知し、また、A・Vデータ入出力制御回路10iからデータ記録装置13に記録されている映像・音声データの再生が要求された場合には、再生する映像・音声データが記録されているデータ記録装置13の記録領域を検索し、見つけ出した記録領域をA・Vデータ入出力制御回路10iに通知する。
【0040】
同期/非同期変換回路12は、データバス17上で基準同期信号C或いはタイムコードTに同期したデータ転送を行う場合に用いられ、データバス17を介してA・Vデータ入出力制御回路10iから、これらの信号に同期して入力された映像・音声データを非同期にデータ記録装置13に記録させ、データ記録装置13が非同期に再生した映像・音声データを、これらの信号に同期してデータバス17を介してA・Vデータ入出力制御回路10iに対して出力する。
【0041】
データ記録装置13は、制御バス18を介した記録再生制御回路11の制御に従って、例えばハードディスク、光磁気ディスク等の記録媒体に、データバス17及び同期/非同期変換回路12を介してA・Vデータ入出力制御回路10iから入力される映像・音声データを記録し、また、記録した映像・音声データを再生し、同期/非同期変換回路12及びデータバス17を介してA・Vデータ入出力制御回路10iに対して出力する。
【0042】
次に、A・Vデータ記録再生装置3の構成について説明するが、基本的には図2に示した構成と同じである。異なるのは、A・Vデータ入出力制御回路が図4に示すような構成となる点である。
【0043】
すなわち、A・Vデータ記録再生装置3のA・Vデータ入出力制御回路30iは、図3に示したメモリ21と入出力端との間に圧縮符号化器23及び伸長復号器24を付加した構成になっている。
【0044】
圧縮符号化器23は、例えば外部機器から入力された非圧縮の映像・音声データDINを、MPEG等の圧縮符号化方式で圧縮符号化し、メモリ21に対して出力する。
【0045】
メモリ21は、CPU20の制御に従って、圧縮符号化器23からの圧縮映像・音声データをバッファリングし、データバスIFを介してデータ記録装置13に対して出力する。このため、データ記録再生装置13は、圧縮された映像・音声データを記録すればよいので、記録容量を削減することができる。
また、メモリ21は、データバスIF22を介してデータ記録装置13から入力される上記圧縮映像・音声データをバッファリングし、伸長復号器24に対して出力する。
【0046】
伸長復号器24は、上記圧縮映像・音声データを伸長復号し、映像・音声データdOUTiとしてスイッチャー4に出力する。
以上のように、映像・音声データ送出装置1は、A・Vデータ記録再生装置3のA・V入出力制御回路40iに圧縮符号化器23を設けてデータ記録装置13に圧縮映像・音声データを記録するので、データ記録装置13の記録容量を削減することができる。
【0047】
この場合、現用系となるA・Vデータ記録再生装置2に異常があって予備系となるA・Vデータ記録再生装置3が使用される時には、スイッチャー4によって出力される映像・音声データの品質が圧縮により劣化することになるが、例えば3〜4分の1程度にデータ圧縮を行った場合でも映像・音声データの劣化は、VTRのヘッドの異常による劣化を補間処理した場合と同程度であり、大きな障害とはならない。
【0048】
また、予備系のA・Vデータ記録再生装置3が使用されるのは現用系のA・Vデータ記録再生装置2に異常が生じてからそれが回復されるまでの時間に限られ、時間率としては低いものであるため、コストとの兼ね合いで圧縮率を定めれば総合的に許容される水準のシステムを実現することが可能となる。
【0049】
すなわち、この映像・音声データ送出装置1は、予備系となるA・Vデータ記録再生装置3使用時の実用上ほとんど問題のない映像・音声データ品質の若干の劣化と引換に、このA・Vデータ記録再生装置3で必要とされる記録容量を現用系のA・Vデータ記録再生装置2で必要とされる記録容量に較べて削減することが可能となり、それだけシステム全体のコストの低減を図ることができる。
【0050】
また、予備系の記録容量の削減は、予備系のデータ記録装置で使用する例えばハードディスク等障害が生じ易い記録デバイスの数量の削減につながるため、予備系の信頼性は現用系の信頼性より高まることになり、システム全体として現用系、予備系が共に異常となる確立が下がるという点で信頼性が高まる。
【0051】
なお、この映像・音声データ送出装置1では、A・Vデータ記録再生装置2の再生出力DOUT1a,DOUT2a,DOUT3a及びDOUT4aに異常があった場合には直ちに予備用であるA・Vデータ記録再生装置3の再生出力dOUT1b,dOUT2b,dOUT3b及びdOUT4bを、スイッチャー4の出力DOUT1,DOUT2,DOUT3及びDOUT4とするようにシステムコントローラ5がその切り換えを制御している。これに対して、A・Vデータ記録再生装置2の異常となったチャンネル再生出力に相当するA・Vデータ記録再生装置3のチャンネル再生出力だけを切り換え出力するようにしてもよい。つまり、A・Vデータ記録再生装置2全体をA・Vデータ記録再生装置3に切り換えるだけではなく、異常チャンネルだけを切り換えるようにしてもよい。
【0052】
このような動作について図5のフローチャートを参照しながら説明する。
先ず、ユーザの操作に応じてシステムコントローラ5は、ステップS1に示すように、現用系のA・Vデータ記録再生装置2と予備用系のA・Vデータ記録再生装置3に再生命令を出す。
【0053】
この再生命令により現用系のA・Vデータ記録再生装置2と予備用系のA・Vデータ記録再生装置3は、ステップS2に示すように、再生を実行する。
【0054】
ここで、システムコントローラ5は、スイッチャー4を制御し、現用系のA・Vデータ記録再生装置2からの再生出力DOUT1a,DOUT2a,DOUT3a及びDOUT4aをスイッチャー出力DOUT1,DOUT2,DOUT3及びDOUT4としている。
【0055】
そして、システムコントローラ5は、ステップS3に示すように、現用A・Vデータ記録再生装置2からチャンネル毎の再生完了通知を待つ。なお、このステップS3以降の各ステップは、チャンネル毎の一タイトル(ファイル)毎に繰り返されることになるが、ここではチャンネル毎の一タイトル毎に終了するという仮定で説明を行う。
【0056】
システムコントローラ5でこの再生完了通知を受けたか否かをステップS4で判定し、YESすなわち再生完了通知を受けたと判定するとステップS5に進む。このステップS4でNOすなわち完了通知を受けていないと判定するとステップS6に進む。
【0057】
ステップS5では、ステップS4でのYESの判定を受けて、正常終了がシステムコントローラ5で確認されたか否かを判定する。ここでYESすなわち正常終了が確認されたと判定すると一チャンネルの一タイトルについてのフローを終了する。また、NOすなわち正常終了が確認されないと判定するとステップS6に進む。
【0058】
ステップS6では、ステップS4、ステップS5でのNOの判定を受けて、システムコントローラ5が現用系A・Vデータ記録再生装置2全体が故障なのか否かを判定する。ここでYESすなわち現用系A・Vデータ記録再生装置2全体が故障であると判定すると、ステップS7に進み、システムコントローラ5はスイッチャー4の切り換えを制御し、予備系A・Vデータ記録再生装置3からの再生出力dOUT1b,dOUT2b,dOUT3b及びdOUT4bをスイッチャー出力DOUT1,DOUT2,DOUT3及びDOUT4とする。現用系A・Vデータ記録再生装置2全体が故障である場合というのは、主にA・Vデータ記録再生装置2が備えているデータ記録装置13が故障したような場合である。
【0059】
これに対して、ステップS6でNOすなわち現用A・Vデータ記録再生装置全体の故障でないとシステムコントローラ5が判定した場合にはステップS9に進む。この場合、システムコントローラ5は、1又は複数のチャンネルからの再生出力が異常となっていると見なす。1又は複数のチャンネルからの再生出力が異常であるというのは、1又は複数のA・Vデータ入出力制御回路10iが故障である場合が主である。
【0060】
そして、システムコントローラ5は、ステップS10に示すように、予備用A・Vデータ記録再生装置3から故障に該当する1又は複数のチャンネル単位のA・Vデータをスイッチャー4の切り換えにより出力させる。
【0061】
最後にシステムコントローラ5は、ステップS8に示すように、現用A・Vデータ記録再生装置が修復したか否かを判定し、修復を確認すると一チャンネルの一タイトルについてのフローを終了する。このステップS8の判定で修復終了が確認されるまでステップS7又はステップS10に示したスイッチャー4での切り換え状態が継続される。
【0062】
また、この映像・音声データ送出装置1では、図6及び図7のフローチャートに示すような動作によりA・Vデータ記録再生装置2の異常となったチャンネル再生出力に相当するA・Vデータ記録再生装置3のチャンネル再生出力だけを切り換え出力するようにしてもよい。
【0063】
先ず、システムコントローラ5は、ステップS11に示すように、ユーザの操作内容にしたがって初期設定を行う。次に、システムコントローラ5は、ステップS12に示すように、現用系A・Vデータ記録再生装置2及び予備系A・Vデータ記録再生装置3に1チャンネルの1タイトルに対して再生命令を出す。
【0064】
この再生命令により現用系のA・Vデータ記録再生装置2と予備用系のA・Vデータ記録再生装置3は、ステップS13に示すように、1チャンネルの1タイトル再生を実行する。
【0065】
そして、システムコントローラ5は、ステップS14に示すように、現用A・Vデータ記録再生装置2から1チャンネルの1タイトルの再生完了通知を待つ。
システムコントローラ5でこの再生完了通知を受けたか否かをステップS15で判定し、YESすなわち再生完了通知を受けたと判定するとステップS16に進む。このステップS15でNOすなわち完了通知を受けていないと判定すると図7のステップS17に進む。
【0066】
ステップS16では、ステップS15でのYESの判定を受けて、正常終了がシステムコントローラ5で確認されたか否かを判定する。ここでYESすなわち正常終了が確認されたと判定すると一チャンネルの一タイトルについてのフローを終了する。また、NOすなわち正常終了が確認されないと判定するとステップ図7のステップS17に進む。
ステップS17において、システムコントローラ5は、現用A・Vデータ記録再生装置2が1チャンネル再生をできないと判断し、ステップS18にてスイッチャー4を予備用A・Vデータ記録再生装置3の対応1チャンネルに切り換える。
【0067】
そして、システムコントローラ5は、ステップS19に示すように、予備用A・Vデータ記録再生装置3から再生完了通知を待つ。
【0068】
システムコントローラ5でこの再生完了通知を受けたか否かをステップS20で判定し、YESすなわち再生完了通知を受けたと判定するとステップS21に進む。このステップS20でNOすなわち完了通知を受けていないと判定するとステップS24に進む。
ステップS21では、ステップS20でのYESの判定を受けて、正常終了がシステムコントローラ5で確認されたか否かを判定する。ここでYESすなわち正常終了が確認されたと判定すると一チャンネルの一タイトルについてのフローを終了する。また、NOすなわち正常終了が確認されないと判定するとステップS24に進む。
【0069】
ステップS22でシステムコントローラ5は現用A・Vデータ記録再生装置2が修復したか否かを判定し、修復を確認するとステップS23に進む。一方、修復を確認しないとステップS19に戻る。
【0070】
ステップS23では、ステップS22での判定を受けて、スイッチャー4を現用A・Vデータ記録再生装置2の1チャンネル再生に切り換える。
【0071】
ステップS24では、ステップS20、ステップS21での判定を受けて、予備用のA・Vデータ記録再生装置3も故障したものとし、システムダウンを判断する。そして、回復作業後ステップS11の初期設定に戻る。
【0072】
なお、この映像・音声データ送出装置1では、現用系A・Vデータ記録再生2に、映像・音声データに対する圧縮/伸長機能を持たせてもよい。すなわち、この変形例は、複数の映像・音声データを第1の圧縮/伸長率にて独立に記録再生する現用系A・Vデータ記録再生装置2と、上記複数の映像・音声データを上記第1の圧縮/伸長率よりも大きな圧縮/伸長率にて独立に記録再生する予備系のA・Vデータ記録再生装置3と、スイッチャー4と、システムコントローラ5とを備えて成る。
【0073】
この変形例のA・Vデータ記録再生装置2のA・Vデータ入出力制御回路10iの構成も図4のようになる。他の構成は同一であるので説明を省略する。
したがって、この変形例は、A・Vデータ記録再生装置2及びA・Vデータ記録再生装置3で共に、記録容量を削減することができるので、実用上ほとんど問題のない映像・音声データ品質の若干の劣化と引換に、システム全体のコストの低減を図ることができる。
【0074】
次に、第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態は、図8に示すような映像・音声データ送出装置35である。この映像・音声データ送出装置35も、基本的に二組のA・Vデータ記録再生装置2及び3と、その出力のいずれかを選択して出力するスイッチャー4と、これらを制御するシステムコントローラ5とから構成される。また、同期信号・タイムコード供給装置6も備えている。
【0075】
上記各部の構成及び動作は基本的に上記第1の実施の形態及びその変形例を適用することができるのでここでは説明を省略する。特に、この第2の実施の形態が、上記第1の実施の形態と異なるのは、現用系のA・Vデータ記録再生装置2にのみ映像・音声データDINを入力し、予備系のA・Vデータ記録再生装置3には記録確認用の映像・音声データDOUT5aを入力することである。
【0076】
そして、予備系のA・Vデータ記録再生装置3の記録確認用の映像・音声データdOUT5bを監視用モニタに供給して、現用系のA・Vデータ記録再生装置2及び予備系のA・Vデータ記録再生装置3の記録確認に対する二重化システムの記録確認作業を効率化している。
【0077】
すなわち、この映像・音声データ送出装置35は、現用系のA・Vデータ記録再生装置2にのみ複数の映像・音声データDINを独立に入力して記録再生し、得られた複数の再生出力の内の記録確認用の映像・音声データ出力DOUT5aを予備系のA・Vデータ記録再生装置3に入力して記録再生し、得られた複数の再生出力の内の記録確認用の映像・音声データdOUT5bを監視用に用いている。
【0078】
したがって、この映像・音声データ送出装置35によれば、予備系のA・Vデータ記録再生装置3のみで、現用系、予備系の記録確認が可能であり、業務効率の面で好ましい。また、予備系のA・Vデータ記録再生装置3の再生出力となる映像・音声データの品質の確認も行えるため、予備系の圧縮率の設定等に反映させて、常に実用上問題のない状態でのシステム運用を可能にする。
【0079】
【発明の効果】
本発明に係る映像・音声データ送出装置は、現用系と予備系の二組の映像・音声データ記録再生手段を設け、現用系の第1の映像・音声データ記録再生手段でベースバンド映像・音声データを記録再生し、予備系の第2の映像・音声データ記録再生手段でデータ圧縮した映像・音声データの記録再生を行うこととし、上記映像・音声データの入力を現用系の第1の映像・音声データ記録再生手段にのみ行ない、その記録確認用の出力を予備系の第2の映像・音声データ記録再生手段に入力し、予備系の記録確認を行なうことで現用、予備双方の記録確認を行なことができる。このため、記録確認の業務の効率を上げることができる。また、予備系の第2の映像・音声データ記録再生手段の再生出力となる映像・音声データの品質の確認も行えるため、予備系の圧縮率の設定等に反映させて、常に実用上問題のない状態でのシステム運用を可能にする。もちろん、予備系の第2の映像・音声データ記録手段で必要となる記録容量を削減する。このためシステム全体のコストの低減を図ることができる。
【0080】
また、予備系の記録容量の削減は、予備系のデータ記録装置で使用する例えばハードディスク等障害が生じ易い記録デバイスの数量の削減につながるため、予備系の信頼性は現用系の信頼性より高まることになり、システム全体として現用系、予備系が共に異常となる確立が下がるという点で信頼性が高まる。
【0081】
また、本発明に係る映像・音声データ送出装置は、現用系の第1の映像・音声データ記録再生手段においても低圧縮率のデータ圧縮を適用することとし、予備系の第2の映像・音声データ記録再生手段においては現用系よりも高い圧縮率のデータ圧縮を適用しているので、予備系の第2の映像・音声データ記録手段で必要となる記録容量の他、現用系の第1の映像・音声データ記録手段で必要となる記録容量も削減でき、さらにシステム全体のコストの低減を図ることができる。また、上記映像・音声データの入力を現用系の第1の映像・音声データ記録再生手段にのみ行ない、その記録確認用の出力を予備系の第2の映像・音声データ記録再生手段に入力し、予備系の記録確認を行なうことで現用、予備双方の記録確認を行なことができる。このため、記録確認の業務の効率を上げることができる。また、予備系の第2の映像・音声データ記録再生手段の再生出力となる映像・音声データの品質の確認も行えるため、予備系の圧縮率の設定等に反映させて、常に実用上問題のない状態でのシステム運用を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像・音声データ送出装置の第1の実施の形態のブロック図である。
【図2】上記第1の実施の形態に備えられるA・Vデータ記録再生装置の内部構成を示すブロック図である。
【図3】上記A・Vデータ記録再生装置に備えられるA・Vデータ入出力制御回路の内部構成を示すブロック図である。
【図4】 上記A・Vデータ記録再生装置に備えられる、圧縮/伸長機能を備えたA・Vデータ入出力制御回路の内部構成を示すブロック図である。
【図5】上記第1の実施の形態に、A・Vデータ記録再生装置全体を他のA・Vデータ記録再生装置に切り換えるだけではなく、異常チャンネルだけを切り換える動作を行わせる場合のフローチャートである。
【図6】上記第1の実施の形態に、A・Vデータ記録再生装置の異常となったチャンネル再生出力に相当する他のA・Vデータ記録再生装置のチャンネル再生出力だけを切り換え出力させる動作の一部を示すフローチャートである。
【図7】上記第1の実施の形態に、A・Vデータ記録再生装置の異常となったチャンネル再生出力に相当する他のA・Vデータ記録再生装置のチャンネル再生出力だけを切り換え出力させる動作の残部を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る映像・音声データ送出装置の第2の実施の形態のブロック図である。
【図9】従来の映像・音声データ送出装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 映像・音声データ送出装置、2 現用系映像・音声データ記録再生装置、3 予備系映像・音声データ記録再生装置、4 スイッチャー、5 システムコントローラ、6 同期信号・タイムコード供給装置、101,102,103及び104 映像・音声データ入出力制御回路、13 データ記録装置

Claims (8)

  1. 複数の映像・音声データを独立に記録再生する第1の映像・音声データ記録再生手段と、
    上記複数の映像・音声データを圧縮/伸長して独立に記録再生する第2の映像・音声データ記録再生手段と、
    上記第1の映像・音声データ記録再生手段と上記第2の映像・音声データ記録再生手段から再生出力される複数の独立した同一の映像・音声データを切り換える切り換え手段と、
    上記第1の映像・音声データ記録再生手段と上記第2の映像・音声データ記録再生手段に複数の独立した同一の映像・音声データを記録再生させると共に、上記第1の映像・音声データ記録再生手段と上記第2の映像・音声データ記録再生手段から同時に再生される同一の映像・音声データのいずれかを上記切り換え手段に切り換えさせる制御手段とを備え、
    上記第1の映像・音声データ記録再生手段にのみ複数の映像・音声データを独立に入力して記録再生し、得られた複数の再生出力の内の記録確認用の映像・音声データ出力を上記第2の映像・音声データ記録再生手段に入力して記録再生し、得られた複数の再生出力の内の記録確認用の映像・音声データを監視用に用いることを特徴とする映像・音声データ送出装置。
  2. 上記制御手段は、上記切り換え手段による上記第1の映像・音声データ記録再生手段の所定のチャンネルからこれに対応する上記第2の映像・音声データ記録再生手段の所定のチャンネルへの切り換えを制御することを特徴とする請求項1記載の映像・音声データ送出装置。
  3. 上記制御手段は、上記切り換え手段による上記第1の映像・音声データ記録再生手段から上記第2の映像・音声データ記録再生手段への切り換えを制御することを特徴とする請求項1記載の映像・音声データ送出装置。
  4. 上記制御手段は、上記切り換え手段によるチャンネル毎の切り換えと上記映像・音声データ記録再生手段毎の切り換えを制御することを特徴とする請求項1記載の映像・音声データ送出装置。
  5. 複数の映像・音声データを第1の圧縮/伸長率にて独立に記録再生する第1の映像・音声データ記録再生手段と、
    上記複数の映像・音声データを上記第1の圧縮/伸長率よりも大きな圧縮/伸長率にて独立に記録再生する第2の映像・音声データ記録再生手段と、
    上記第1の映像・音声データ記録再生手段と上記第2の映像・音声データ記録再生手段から再生出力される複数の独立した同一の映像・音声データを切り換える切り換え手段と、
    上記第1の映像・音声データ記録再生手段と上記第2の映像・音声データ記録再生手段に複数の独立した同一の映像・音声データを記録再生させると共に、上記第1の映像・音声データ記録再生手段と上記第2の映像・音声データ記録再生手段から同時に再生される同一の映像・音声データのいずれかを上記切り換え手段に切り換えさせる制御手段とを備え、
    上記第1の映像・音声データ記録再生手段にのみ複数の映像・音声データを独立に入力して記録再生し、得られた複数の再生出力の内の記録確認用の映像・音声データ出力を上記第2の映像・音声データ記録再生手段に入力して記録再生し、得られた複数の再生出力の内の記録確認用の映像・音声データを監視用に用いることを特徴とする映像・音声データ送出装置。
  6. 上記制御手段は、上記切り換え手段による上記第1の映像・音声データ記録再生手段の所定のチャンネルからこれに対応する上記第2の映像・音声データ記録再生手段の所定のチャンネルへの切り換えを制御することを特徴とする請求項5記載の映像・音声データ送出装置。
  7. 上記制御手段は、上記切り換え手段による上記第1の映像・音声データ記録再生手段から上記第2の映像・音声データ記録再生手段への切り換えを制御することを特徴とする請求項5記載の映像・音声データ送出装置。
  8. 上記制御手段は、上記切り換え手段によるチャンネル毎の切り換えと上記映像・音声データ記録再生手段毎の切り換えを制御することを特徴とする請求項5記載の映像・音声データ送出装置。
JP10819596A 1996-04-26 1996-04-26 映像・音声データ送出装置 Expired - Fee Related JP3752726B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10819596A JP3752726B2 (ja) 1996-04-26 1996-04-26 映像・音声データ送出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10819596A JP3752726B2 (ja) 1996-04-26 1996-04-26 映像・音声データ送出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09294243A JPH09294243A (ja) 1997-11-11
JP3752726B2 true JP3752726B2 (ja) 2006-03-08

Family

ID=14478430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10819596A Expired - Fee Related JP3752726B2 (ja) 1996-04-26 1996-04-26 映像・音声データ送出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3752726B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4231084B2 (ja) 2006-07-20 2009-02-25 株式会社東芝 コンテンツ収録システム、このシステムに用いられる収録装置および収録制御方法
JP2008067255A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Hitachi Kokusai Electric Inc 番組送出システムの制御方法
JP5161464B2 (ja) * 2007-02-14 2013-03-13 株式会社東芝 放送素材処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09294243A (ja) 1997-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3277787B2 (ja) 音声・映像データ記録・再生装置
US5793971A (en) Video signal output apparatus having near video-on-demand function
JP3528394B2 (ja) データ記録再生装置
JP3456064B2 (ja) 音声・映像データ記録・再生装置
JP3752726B2 (ja) 映像・音声データ送出装置
CN100458958C (zh) 再现设备和内容信息的再现方法
JP4069472B2 (ja) データ送信装置、データ送信方法、データ受信装置、および、データ受信方法
EP0805589B1 (en) Audio/video data recording/reproducing apparatus
JP4561447B2 (ja) データ処理装置及びデータ処理方法
US6788879B1 (en) Image signal processing apparatus
JP3704771B2 (ja) 音声・映像データ記録・再生装置およびそのシステム
JPH09294242A (ja) 音声/映像データ記録再生装置
JPH08129830A (ja) マルチメディアデータ記録・再生装置
JPH07319631A (ja) データ記憶装置
CN1972459A (zh) 信息处理设备和方法,传输设备和方法,记录设备和方法
JPH0549026A (ja) 映像編集再生方法
US7356241B1 (en) Data recording and/or reproducing apparatus
WO1997016019A1 (fr) Dispositif d'enregistrement/de lecture de signaux numeriques, avec un editeur
JP3640114B2 (ja) データ記録再生装置および方法
JP3045066B2 (ja) 圧縮映像編集装置
JP3173296B2 (ja) 圧縮符号の伝送装置
JP3181698B2 (ja) 記録再生装置
JP3087842B2 (ja) デジタルビデオデッキ
JP3814875B2 (ja) 音声・映像データ供給装置およびその方法
WO1999004564A1 (fr) Dispositif enregistreur de donnees, dispositif enregistreur/reproducteur de donnees, procede d'enregistrement de donnees, et procede d'enregistrement/reproduction de donnees

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051205

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees