JP3752707B2 - 頭部装着型表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示素子で形成した画像を虚像拡大して視認する頭部装着型表示装置とその駆動方法に関し、パーソナルコンピューター等のデータディスプレイや、ビデオ・レーザーディスク等のビデオディスプレイ用のモニターとして、良好な表示を提供するための構成とその駆動方法、および表示画面の調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、映像及びデータディスプレイの携帯性を高めるという要請に応えるため、頭部装着型表示装置が提案されている。代表的な例として、OPTICS&PHOTONICS NEWS 1992年8月号に記載の弱視者向けヘッドアップディスプレイなどが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の頭部装着型表示装置は、通常のテレビ信号しか表示できず、パソコンや小型情報機器端末等との接続ができず、携帯用ディスプレイ・マルチメディア情報機器として、使用者のニーズに合った最適な装置ではなかった。また、画像表示素子としてCRTを使用しているため装置本体が重くなり、消費電力も多く、携帯性・可搬性にも欠けている。さらに、上記のような、弱視者向けに画面を拡大表示して使用する装置の場合、プロジェクター等の拡大表示装置、もしくは大型CRTを利用したテレビと変わらないだけの、十分な表示品質を確保しなければ、弱視者がより一層眼を酷使することになり、疲労感・嫌悪感を与えることになる。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的とするところは、第一に携帯性・可搬性に富んだ小型・軽量、しかも低パワーな駆動方法とその構成を提案し、第二に大型パネルと同等な表示品質を確保しながら、作業性・操作性・視認性を向上させることで疲労を極小化できるような頭部装着型表示装置とその駆動方法を実現することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の頭部装着型表示装置は、
使用者の頭部に装着する装置本体と、使用者に装着しない外部装置とを有し、画像表示素子と該画像表示素子によって形成した画像を虚像拡大する拡大光学手段からなる虚像形成光学系とを前記装置本体に有する頭部装着型表示装置において、
PUを持つインテリジェント装置または映像再生装置から構成される、前記外部装置である画像情報入力源と、
記画像情報を前記装置本体に送信するための画像データ処理部とバックライトパルス制御回路とから成るコントロールユニットと、電源電圧供給回路と、から構成される、前記外部装置であるインターフェース部と、
記コントロールユニットから前記装置本体まで画像信号を送信するための、
一端が前記外部装置に接続され他端が前記装置本体に接続される、接続手段と、
記画像表示素子と前記画像表示素子に前記画像情報を表示するためのVIDEO回路とから、前記装置本体内に含まれる表示ユニットと、
を有し、
前記電源電圧供給回路は、前記画像情報入力源を専用のコネクタと接続すると、該コネクタに配置されたセンサーが前記画像情報入力源を感知し、該感知の結果から前記画像情報入力源を判断する画像情報源判定手段を有し、
該画像情報源判定手段により、通常は、前記インテリジェント装置のフラットパネルディスプレイ接続用のコネクタから前記コントロールユニットへ電源電圧を供給可能な内部電源回路が選択され、
さらに、外部から強制的に、ACアダプタ、電池またはバッテリーの外部電源回路に切り換えることのできる手段を有することを特徴とする。
【0006】
上記構成によれば、装置本体内を虚像形成光学系とVIDEO回路のみで構成可能であり、装置本体を小型で軽量にできるため、装着した時に装置本体の重量による首や肩あるいは頭部の疲労が低減でき、使用者は重さを気にする事なく作業できるため作業性にも優れる。さらに、回路構成およびその分け方が、信号処理レベルが小信号である回路はインターフェース部に、大信号である回路はVIDEO回路にまとめる事で、パワーロスが少なく、システムの構成要素全てが小型化でき、携帯性・可搬性にも優れる。また、情報源としてパソコンやビデオなど、利用可能な範囲が広く、使用目的に応じたディスプレイを提供する事ができる。
【0014】
上記構成によれば、入力源の形態により内部電源回路が選択されれば、外部電源の携帯が不要になり、携帯用ディスプレイとして使用する際、より一層可搬性に優れる。さらに、外部電源回路の内、特にACアダプタを選択して使用すれば、パソコンのバッテリーや外部電源回路の電池等を使わずに済み、かつ外部電源と内部電源とを併用することで、システムの長時間稼働も可能になる。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照にして詳述する。
【0040】
(第一の形態)
図1〜図4は、本発明の第一の形態における頭部装着型表示装置の構成及び使用形態を表し、図1が全体のシステム構成図、図2が使用形態、図3が虚像形成光学系の縦断面図、図4がコントロールユニットの回路構成を示す。
【0041】
図1における、本発明の頭部装着型表示装置は、パソコン及びマイコン等のCPUを持つインテリジェント装置1、またはビデオ・レーザーディスク等の映像再生装置2などから成る画像情報入力源3から画像情報を供給し、パワーマネージメント機能を持つ電源電圧供給回路4から全電源電圧を供給する。画像情報入力源3から取り込んだ画像情報は、コントロールユニット5で、装置本体に小信号で送信するための画像データ処理部と、バックライトパルス制御回路でバックライトパルスの作成を行う。さらに、その画像情報をコントロールユニット5から装置本体50まで接続手段7によって送信し、画像表示素子9に画像情報を表示するための処理をVIDEO回路8で行うものである。
【0042】
つまり、第一の構成要素である画像情報入力源3と、装置本体50に必要なデータを送信するための前処理を行う第二の構成要素であるインターフェース部6については、使用者51自信が装着・携帯しない外部装置であり、第三の構成要素の接続手段7からVIDEO回路8を通して、画像表示素子9に画像情報を表示するための表示ユニット10から成る第四の構成要素を、使用者51が装着して作業する構成になっている。
【0043】
図2の使用形態において、画像情報入力源3としてパソコン1を使用し、該パソコン付属のフラットパネルディスプレイ(FPD)を取り外し、そのFPD接続用コネクタ18と接続可能なコネクタを、コントロールユニット5内に有し、そこから直接画像情報と電源電圧を取り出す。その後、インターフェース部6で前処理され、コネクタ11から接続手段7を通って装置本体50へ送信される。
【0044】
装置本体50は、使用者51の眼の左右いずれか片方の眼前に虚像形成光学系52を有する。該虚像形成光学系52は、装置本体50に空転保持され使用者51の略眼幅方向に延伸し、ネジ形状を有する軸89に螺着嵌合して装置本体50に保持され、該軸89は両端にノブ53を有する。該ノブ53の一方を回転させると、軸89が装置本体50に対して空転するため、虚像形成光学系52は使用者51の略眼幅方向に移動自在である。また、装置本体50は、ヒンジ部54を介して装着手段55と結合しており、ヒンジ部54を調整することで、使用者51の眼前に俯角を付けて保持できる。
【0045】
また、使用者51から見て虚像形成光学系52の外側に、使用者51の両眼の視野を部分的に覆う大きさの部分透過型遮光板58を有する。この部分透過型遮光板58は、単眼式頭部装着型表示装置において、反視認眼から入る情報での虚像情報のコントラスト低下を防止する役目がある。
【0046】
さらに、周辺輝度を測定するために配置された電光セル17と、虚像画面のポジ・ネガ表示を切り換えるためのSW19をインターフェース部6に有する。 図3において、虚像形成光学系52は、液晶パネル85とその後方から液晶パネル85を照射するためのバックライト86からなる画像表示素子9と、反射ミラー91、拡大光学手段であるレンズ56から構成される。また、画像表示素子9は、視度調整つまみ57を図2における矢印A方向に回転すると、歯車88の回転軸が視度調整つまみ57の支点と一致しており、歯車88が回転して歯車嵌合する枠体87、すなわち画像表示素子9が光軸方向に移動し、レンズ56との相対距離、つまり拡大虚像90のサイズを変える事で視度調整が可能となる。
【0047】
さらに、画像表示素子9は、液晶パネル85のFPCケーブル94と、バックライト用ケーブル95によって、装置本体50のVIDEO回路基板92の下面に配置された、液晶パネル用コネクタ93とバックライト用コネクタ96で電気的に接続されている。
【0048】
次に、コントロールユニット5の回路構成を、図4により説明する。
【0049】
画像情報であるデジタル信号を、小信号レベルのまま入力バッファ20によってデータを整え、該画像情報をDOTCLK201によってラッチ処理21した後、D/Aコンバータ22によって前記DOTCLK201に同期したアナログ信号に変換し、クランプ23及びγ補正24処理を施して、長い距離を送信できるように最後に出力バッファ25で処理してから出力する。このようにアナログ信号で送信する理由は、ケーブル数を減らす事、小信号で送ることで低パワー化が可能である事などである。
【0050】
さらに、H・VSYNC、DOTCLK等の同期信号については、同期信号バッファ26処理のみ行い、HSYNC202については、バックライト制御回路27に送信されてバックライト制御パルス203(BLDOUT)を作る。
【0051】
本実施例では、装置本体を、虚像形成光学系と表示ユニットのみで構成できるため、小型で軽量な装置を実現でき、装置本体の重量による疲労を低減でき、かつ使用者は重さを気にする事なく作業できるため作業性にも優れる。さらに、回路構成およびその分け方により、信号処理レベルが小信号である回路はインターフェース部に、大信号である回路はVIDEO回路にまとめる事によって、パワーロスの少ない装置が実現でき、システムの構成要素全てが小型化できるため、携帯性・可搬性にも優れる。また、情報入力源としてパソコンやビデオなど利用可能な範囲も広く、使用目的に応じたディスプレイを提供することが可能となる。
【0052】
さらに、パソコン付属のFPDを取り外した分だけ軽量化でき、携帯性に優れたシステムとなる。また、画像情報がパソコン内部のDOTCLKと同期させる事ができるため、外部同期をかける必要が無く、その分のパワーを抑えることができる。加えて、アナログ信号による出力で、小信号レベルの信号送信ができるのでパワーが抑えられ、信号線の数も少なくて済み、装置本体を装着したときの接続手段による牽引感が低減できるため、使用者は不快感・疲労を感じる事なく作業が行える。
【0053】
(第二の形態)
図5〜図6は、本発明の第二の形態における頭部装着型表示装置の構成および使用形態を表し、図5がその使用形態、図6がコントロールユニットの回路構成図を示す。なお、第一の形態と同様の部分については、同一符号を付して説明を省略する。
【0054】
図5において、第一の形態と同様に、画像情報入力源3としてパソコン1を使用するが、FPD14はそのまま接続の状態で、パソコンの外部CRT接続用コネクタ12から画像情報を中継ケーブル13で引き出し、インターフェース部6に入力して処理する。該インターフェース部6には、外部電源用のACコード15が電源電圧供給回路4に接続されており、そこで本装置を駆動するための電源電圧、及びパソコン1を駆動させるための電源電圧をそれぞれ作成し、前者は接続手段7によって、後者はコード16によってそれぞれ供給される。また、周辺輝度を測定するためには位置された電光セル17と、虚像画面のポジ・ネガ表示を切り換えるためのSW19をインターフェース部6に有する。
【0055】
図6において、前記外部CRT接続用コネクタ12から出力される画像信号は、アナログRGB信号とH・VSYNCの同期信号のみである。まず、アナログRGB信号は、第一の形態の中でD/Aコンバータ22によってアナログ変換された信号と同じであるから、バッファ処理20後、クランプ23、γ補正24、出力バッファ処理25を行えばよい。また、同期信号及びバックライトパルスについては第一の形態と全く同様な処理を行う。
【0056】
本実施例では、パソコンの外部CRT用コネクタからデータを取り込めるため汎用性に優れ、アナログ入力された画像情報を、より簡単な回路構成にする事で素子数を減らせ、小信号レベルのまま処理できるため、パワー抑えることができる。さらに、第一の形態と違って、パソコン付属のFPDを有しているため、使用者は両者を同時にかつ任意に選択して使用できるため、利便性・汎用性が良い。また、複数人での同時使用・視認も可能となり、共用性にも優れる。
【0057】
(第三の形態)
図7は、本発明の第三の形態における頭部装着型表示装置のコントロールユニットの回路構成を表す。上述の実施形態と同様に、同様の部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0058】
図7において、画像情報は、画像情報入力源3によらず、デジタルnbitの信号が入力した場合、(a)のルートを通って、バッファ処理20後、基本クロック作成回路49から出力さらた基本クロック225によって、ビット補正手段28で入力bit数nのデジタル信号を、全て8bitに補正・統一する。該8bitのデジタル信号のままラッチ21、クランプ23、ガンマ補正24、極性反転29処理を行い、D/Aコンバータ22で前記基本クロック225に同期したアナログ信号に変換し、バッファ処理25を最後に行ってから出力する。アナログ信号の場合には、(b)のルートを通って、A/Dコンバータ30でデジタル8bitに変換後、上述のデジタル信号の場合と同じ経路で処理される。
【0059】
本実施例では、画像情報入力源をパソコンに限定することなく、あらゆるデジタル信号・アナログ信号に一様に対応できるため、汎用性に優れている。
【0060】
さらに、第一、二の形態と違い、VIDEO回路で行っていた極性反転処理をコントロールユニットで行うことで、大信号レベル処理の負担を減らしパワーを抑えることができ、デジタルによってクランプ、γ補正、極性反転の処理を行うことでbit単位で制御が可能になる事などに優れる。
【0061】
(第四の形態)
図8は、本発明の第四の形態における頭部装着型表示装置のコントロールユニットの回路構成を表す。尚、上述の実施形態と同様に、同様の部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0062】
映像再生装置2を画像情報入力源3に使用する場合、コントロールユニット6に入力する信号は、コンポジットビデオ信号である。NTSCやPAL等のテレビ信号を、前述のパソコン1と同様に表示するためには、インターレース方式からノンインターレース方式に倍速変換する必要がある。そこでまず、前記コンポジットビデオ信号を、YC分離手段120で輝度信号(Y)とカラー信号(C)に分け、該輝度・カラー信号を使ってデコーダ121でアナログRGB信号と同期分離処理を行う。アナログ信号については、ゲイン調整122で処理後、前記実施形態と同様にクランプ23、γ補正24を行い、コントロール手段124から出力される倍速変換用クロック226を使って、A/Dコンバータ30、ラッチ21、D/Aコンバータ22から成る倍速変換部123によりデジタル的に倍速変換し、バッファ25処理を行い出力する。
【0063】
また、同期分離したコンポジットSYNC204から、H・VSYNCを作成し、同期信号バッファ26で処理後出力される。さらに、HSYNC202からバックライトパルス制御回路27でBLDOUT203を作成する。
【0064】
本実施例によれば、映像再生装置であるビデオデッキやレーザーディスク等からの情報を表示することができ、しかも通常のNTSCの倍の走査速度で表示するため、高品位な画面が得られ、使用者は良好な画面で作業ができ、疲労低減効果がある。さらに、倍速変換部のみデジタル処理することで、部品点数が少なく、パワーを抑えることができるため、回路を小型化することも可能である。
【0065】
(第五の形態)
図9は、本発明の第五の形態における頭部装着型表示装置の電源電圧供給回路の構成を表し、やはり、上述の実施形態と同様に、同様の部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0066】
図9において、電源電圧供給回路4は、画像情報入力源3をそれぞれ専用のコネクタ31〜33と接続すると、そのコネクタ部分に配置されたセンサー34〜36のいずれか1つが感知し、その結果を画像情報入力源判定手段37に送り入力源を識別する。通常は、各入力源に対応した電源電圧回路が選択されるが、使用環境によってわざわざ各入力源に対応した電源電圧回路を使う必要がないときには、外部から強制的に切り換えることが出来る。その場合、外部電源43は、ACアダプタ41と電池またはバッテリー42で構成されていて、強制切換信号205が入力すると外部電源回路43が選択され、強制切換信号206が入力すると、外部電源回路の内、特に電池&バッテリ42が優先される。
【0067】
そこで、強制切換信号205または206が入力されているかどうか外部電源回路選択手段38で判定し、前記入力源判定の結果と比較して判断する。仮に、強制切換信号205も206も入力していなくて、パソコンのFPD接続用コネクタ31が画像情報入力源3である場合、電源供給回路選択手段39でパソコン内から電源電圧を供給する回路40が選択され、パソコンの外部CRTコネクタ32やビデオ信号用コネクタ33から入力されれば、電池&バッテリー42が選択される。 前述のように、電源供給回路選択手段39で選択された供給電圧207は、電圧変換回路46の画像表示用回路45で、画像表示素子9に画像情報を表示するために必要な回路の電源電圧208に変換され、選択された画像情報入力源用の駆動回路のみに供給する、供給回路選択手段47からコントロールユニット5へ出力される。また、画像情報入力源3に必要な電圧209は、電圧変換回路46の情報入力源用回路44で同様に作成し供給される。
【0068】
本実施例によれば、電源電圧の供給において、外部電源が無くても駆動可能であり、携帯用ディスプレイとして利用する際、外部電源の無い分軽くて・コンパクトになるため、より一層可搬性に優れる。室内など電源供給に困らない場合では、電池またはバッテリーやパソコン内の電源電圧を使用しないで済む分、システムの稼働時間も長時間確保できる。さらに、電圧変換回路を有するため、基準となる電源電圧のみを供給すれば良く、インターフェース部の構成が簡単で小型化でき、より一層可搬性に優れる。加えて、選択された回路しか電源電圧を供給しないので、無駄なパワーを消費しないで済む。
【0069】
(第六の形態)
図10〜12は、本発明の第六の形態における頭部装着型表示装置のバックライト制御回路を表し、図10がその回路構成、図11がタイミングチャート、図12が周辺輝度測定結果の画面表示について表す。やはり、上述の実施形態と同様に、同様の部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0070】
前記実施形態1から4に記載の通り、バックライト制御パルスであるBLDOUT203は、水平同期信号であるHSYNCから作成される。
【0071】
このHSYNCは、画像情報入力源がパソコンなどのインテリジェント装置から出力されるHSYNC1(202)と、ビデオなどの映像再生装置から出力されるHSYNC2(216)とで駆動速度が異なり、HSYNC1(202)はHSYNC2(216)に比べて約1/2の周期である。そのため、HSYNC1(202)に完全同期したBLDOUTでは駆動速度が速いため、バックライトの輝度が明るすぎるため、HSYNC1(202)の1/n周期に1回BLDOUTを出力する回路で変換する必要がある。
【0072】
まず、画像情報入力源3から出力される水平同期信号を、HSYNC選択手段70に入力し、HSYNC1(202)とHSYNC2(216)のいずれか片方を選択する。映像再生装置2のHSYNC2(216)が選択された場合は、パルス幅変調回路82を通ってそのまま出力される。インテリジェント装置1のHSYNC1(202)の場合は、該HSYNC1を基本クロックとするカウンタ71に入力され、カウンタ71のQ1出力210は、HSYNC1の立ち下がり毎にカウントし、Q2出力211はその倍の周期に一回カウントしていく。この2つのカウンタ出力を、間引き切換SW(SW1)72で片方を選択する。通常は、カウンタのQ1出力210が選択されるように設定して有る。このQ1出力210を使ったパルス幅変調により、バックライトが明るすぎて周辺輝度に対して最適輝度にならない場合は、Q1出力210の倍の周期であるQ2出力211を選択し、BLDOUT203出力をQ1出力210を使った場合の半分にする事で、さらに広い調整範囲が得られる。
【0073】
次に、位相調整手段であるI/S73によって、Q1出力210の立ち下がり位置を、アナログ信号の帰線期間内で画面に表示されない程度に遅らせる。これは、バックライト輝度の調光方法にパルス幅変調を採用しているため、パルス幅が長くなると、帰線期間内から表示期間にBLDOUT203がオーバーしてしまい、その部分のノイズが画面に表示されてしまうためである。そこで、HSYNC1に非同期になるように位相調整手段73で調整し、帰線期間内にBLDOUT203の立ち上がりと下がりが入るように調整する。
【0074】
このI/S73の出力212を、単安定マルチバイブレータ1(MB1)74及び同2(MB2)75に入力する。MB1(74)では、抵抗76とコンデンサ77の時定数で決まる、パルス幅一定の出力213を出し、MB2(75)からは、抵抗78とコンデンサ79により決まるパルス幅可変出力214が出る。この2つのパルス213と214は、電源投入時から一定時間内は固定出力213を、その後は可変出力214を出力するように切り換えるための制御信号215を信号制御手段S/S80で作成し、バックライト出力SW2(81)で切り換えてBLDOUT203を出力する。これは、電源投入時からしばらくの間は、バックライト管が温まっていないため放電が不安定であるため、放電が安定するまでの間はパルス幅変調を行わず、発光効率の最も良いパルス幅に固定するという、イニシャルリセット回路である。
【0075】
図12において、前記コントロールユニット5に配置した周辺輝度測定用の電光セル17により周辺輝度を測定し、その測定結果83を虚像画面90上に表示する。そのため、使用者51は、装置本体50を装着したまま周辺輝度に応じた最適なバックライト輝度へ容易に調整できる。
本実施例によれば、水平同期信号を使って容易にバックライトパルスを作ることが可能であり、画像情報入力源によらず、一定したバックライト輝度が実現できる。バックライトの輝度調整も、装置本体を装着したまま行えるため作業性に優れる。通常のパルス幅変調に加え、間引きしたBLDOUTのパルス幅変調を併用することで、容易にかつ広い調整範囲が実現できる。さらに、電源投入時の不安定放電防止のためのイニシャルリセット回路により、信頼性に優れている。また、パルス幅を広げても表示画面にBLDOUTのエッジが表示しないための位相調整手段により、虚像画面の視認性が向上し、疲労防止にも役立つ。
【0076】
(第七の形態)
図13、図14は、本発明の第七の形態における頭部装着型表示装置の接続手段を表し、図13が断面図、図14がその接続状態を表す。やはり、上述の実施形態と同様に、同様の部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0077】
図13において、接続手段7は、画像情報及び電源電圧等を、前記コントロールユニット5から装置本体50まで送信するための手段である。アナログRGBの各画像データは、それぞれ単体でシールドされている信号線60によって送信され、その他の信号は、非シールド線61を2本合わせたツイストペアケーブル62によって送信される。該ツイストペアケーブル62は、同期信号用に2本、バックライト信号用に1本、電源電圧用に7本の合計5対10本で構成される。このシールド線60とツイストペアケーブル62を一つに統一し、その回りを横巻き式一重編組シールド63と外径シース64により1本のケーブルで構成したのが接続手段7である。
【0078】
また、信号を送信する部分である信号線65・66には、それぞれAWG28の太さの集合線を使用することで、ケーブル外径が細いにも関わらず、強度的に十分な構造が実現できる。シールド63についても、横巻き一重編祖シールド構造にすることで、同様にケーブル外径が細くでき、外径シースの厚みを薄くしても、シールド形状が外側に浮き出す事もない。外径シース64は、軽くて柔らかい素材を使うことで、接続手段自体の自由度が高くなる。
【0079】
図14は、接続手段7の各回路との接続状態を表している。コントロールユニット5側は、コネクタ11によって脱着可能な構成であり、VIDEO回路8側は、VIDEO回路基板92の上面で、装置本体50の略中央で保持接合部54に近接した位置に直接実装する固定接続構造になっている。そのため、可搬性に富み、作業中に突然引っ張られても抜ける心配もなく、かつ頻繁に抜き差しすることによる接触不良の心配もないなど、安全性にも富んでいる。加えて、保持接合部54に近接した位置に固定されるため、接続手段7の重み等によって装置本体50が傾く事もなく、バランスが良い。
【0080】
また、図2または図5より、使用者51が作業に際し、データ入力手段であるキーボードやマウス等と相対したとき、コントロールユニット5側のコネクタ11と、VIDEO回路8における前記接続手段7との実装位置とが、同一方向に配置されることが重要である。これは、接続手段7がキーボード等を横切ると、使用者51が作業に集中できない、操作時に手で引っかけてしまい危険であること、かつケーブル長を短く設計できる事など、安全性・作業性にも優れている。
【0081】
本実施例によれば、画像データを、コントロールユニットから装置本体までの長い距離を送信しても、信号劣化が少なく、特に画像信号については、デジタル信号や電源電圧信号からノイズの混入を防ぎ、視認性の高い画像が提供できるため、使用者にとって視認眼の負担を低減する効果もある。また、接続手段の外形を細く柔らかくすることができるため、装着時の接続手段による牽引感も低減でき、良好な装置が提供できる。加えて、上述したように、信頼・安全性・作業性にも優れる。
【0082】
(第八の形態)
図15は、本発明の第八の形態における頭部装着型表示装置のVIDEO回路の回路構成を表す。やはり、上述の実施形態と同様に、同様の部分については同一符号を付して説明を省略する。
【0083】
VIDEO回路8の回路構成において、画像情報であるアナログRGB信号は、バッファ100で処理後、液晶パネル85に表示する際の液晶劣化防止のための交番信号を、極性反転回路103で作成する。該極性反転回路103は、正極信号及び負極の信号をそれぞれ作る回路101で交番信号の基準信号を作り、その正・負極信号をアナログSW1(102)で、極性反転制御信号220により切り換え、大信号レベルの極性反転信号に周波数変換される。ここで、極性判定制御信号220は、水平同期信号もしくは垂直同期信号、さらには液晶パネル85の1画素分のデータが変化するタイミングに同期して変化する信号である。
【0084】
また、前記液晶パネル85は、表示特性が十分確保されていない事、画像情報の転送速度が速い事などから、画像情報を直接表示すると信号劣化・解像度ダウンが起こり視認性が悪くなる。そこで、アナログS/H回路107によって周波数変換を行い、最適表示が可能な駆動速度へアナログ信号を変換する必要がある。極性反転回路103から出力した信号は、アナログSW2(104)で、パネル駆動回路111から出力されるn本のS/Hクロック221を使って、従来の1/nの駆動速度のS/Hデータ222に周波数変換され、該S/Hデータ222が、ソースフォロワ105によりデータ保持される。この時、ソースフォロワを構成するFETのドレイン−ソース間電流(IDSS)のばらつきを抑えるため、定電流回路106によって一定の電流を引き込む構成になっている。アナログS/H回路107出力後、ビデオバッファ103を通って、液晶パネル85に大信号レベルの画像情報として出力する。
【0085】
H・VSYNCについては、バッファ109で処理後、表示画面の同期を調整するためのPLL回路110に入力される。ここで、前記第一の形態のように、パソコン1からDOTCLKが接続されている場合は、コントロールユニット5内のラッチ21とD/Aコンバータ22で完全に同期が取れた信号が出力されるため、PLL回路110を省略できる。PLL調整後、液晶パネル85のX・Y方向ドライバー駆動用のクロックとして、上記アナログ信号と同様に大信号レベルのクロックをパネル駆動回路111で作成し、パネルに出力する。
【0086】
さらに、バックライト制御パルスであるBLDOUT203は、バックライト86に組み込まれている回路に直接送られ、バックライトが点灯可能な信号へ変換される。
【0087】
また、図3及び図14より、装置本体50内のVIDEO回路基板92は、両面実装タイプの平型基板である。上面には、背の高い部品と大型のIC等が配置され、下面には小型のチップ部品と、前記画像表示素子9を構成している液晶パネルのFPCケーブル94接続用のコネクタ93と、バックライトケーブル95を接続するためのコネクタ96が配置されている。
【0088】
このような平型基板の構造とする事で、回路・基板の放熱効果が高く、信頼性に富んだ回路になる。かつ、下面に配置された液晶パネル接続用コネクタ93とバックライト接続用コネクタ96の位置と、液晶パネルのFPCケーブル94及びバックライト接続ケーブル95が十分な長さに設計してあれば、単眼式の装置における視認眼切り替え時の虚像形成光学系の移動が、スムーズにかつ簡単に行え、汎用性・共用性にも優れる。
【0089】
本実施例によれば、VIDEO回路は、液晶パネルへ画像情報を表示するのに必要な、しかも大信号レベル処理回路のみで構成されるため、パワーロスが少ない。画像データの周波数変換を2度行う事で、表示性能に優れ、視認性の高い虚像画面を提供できる。そのため、視認眼の負担が減り、疲労が低減できる。特に、アナログS/Hを最終段で行うため、部品点数を減らす事ができ、回路の小型化が可能となり、かつパワーも抑える事ができる。また、上述したように、VIDEO回路基板の下面に液晶パネルとバックライト接続用コネクタを有することから、単眼式頭部装着型表示装置における視認眼切り換えが、1つの虚像形成光学系だけで出来るため、汎用性・共用性に優れる。
【0090】
(第九の形態)
図16は、本発明の第九の形態における頭部装着型表示装置の表示画面の調整方法に関するフローチャートを示す。また、図2で説明した使用形態、及び図3の虚像形成光学系の断面図を参考にしながら説明していく。
【0091】
使用者51は、良好な虚像画面90つまり視認性の良い画面を見ながら作業することで、VDT作業における疲労をより少なく・軽くすることができるため、本実施の形態では、より良好な虚像画面90を得るための調整方法について述べる。装置本体50を装着したときの、視認眼59の選択や眼幅調整、俯角調整などは終了しているものと見なす。
【0092】
調整手順は、コントロールユニット5内のメモリーもしくは外部ソフトに、予め記憶されている。この記憶されている調整手順は、全て虚像画面90上に表示され、その指示に従って視度調整、画面位置、ポジ・ネガ表示選択、バックライト輝度の順に調整していく。
【0093】
まず、メモリーもしくは外部ソフトから調整手順を呼び出す。
【0094】
最初の視度調整は、虚像画面90の中央に使用者51が十分視認できる大きさの*印が表示され、使用者51自信が視度調節つまみ57を動かして、前記*印が最も良好に見える位置に合わせる。
【0095】
次に、虚像画面90の位置が現状のままで良いか確認する。仮に、少し右下方向に下げたい場合は、まず水平方向の画面を1ドット毎、データ入力手段であるキーボードあるいはマウスで圧縮していく。垂直方向の画面も同様な操作を行うことで、初期の画面より若干縮小した画面が得られ、該圧縮画面を縮小したデータ分だけ1ドット単位で右下方向に移動する。
【0096】
次に、虚像画面90がポジ表示のままで良いか確認する。ここで、初期設定におけるポジ表示が、ネガ表示であってもなんら問題はない。初期画面の表示をネガ表示に変更したいときは、コントロールユニット5に配置した切り換えSW19により切り換える。
【0097】
最後に、バックライト輝度調整である。第六の形態でも述べたように、前記コントロールユニット5に配置した周辺輝度測定用の電光セル17により周辺輝度を測定後、その測定結果を虚像画面上で確認する。使用者51は、周辺輝度に応じた最適なバックライト輝度を、虚像画面90を見ながら調整する。
【0098】
以上の作業終了後、呼び出された調整手順を終了し、表示画面の全調整は終了である。
【0099】
本実施例によれば、拡大画面に各調整手順を表示して、それに沿って装置本体を装着したまま容易に、かつ正確に調整ができるため、作業性・操作性に優れる。特に、画面位置を調整することで、視認眼にとって無理のない状態で視認でき、作業中の装着ズレに対しても、装置本体を動かすことなく最適な位置に調整できる。
【0100】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の頭部装着型表示装置は、装置本体を虚像形成光学系と表示ユニットのみで構成できるため、装置本体が小型で軽量になり、装着した時の重量による疲労が低減できる。さらに、その回路構成および分け方において、信号処理レベルに応じて、小信号レベルの処理はインターフェース部で、大信号処理はVIDEO回路にそれぞれまとめ、コンパクトでパワーロスの少ない回路が実現でき、携帯性・可搬性に優れる。また、パソコンやビデオなど利用可能な範囲も広く、使用目的に応じて色々なディスプレイとして使用できるため、汎用性に優れている。
【0103】
また、電源電圧の供給回路において、外部電源が無くても駆動可能なため、軽くてコンパクトで可搬性に優れ、携帯用ディスプレイとしてより一層使い勝手がよくなる。電源供給に困らない場所での使用も、ACアダプタに強制的に切り換えることで、電池等を使用しないで済むため、システムの稼働時間も長時間確保できる。加えて、選択された回路しか電源電圧を供給しないので、無駄なパワーを消費しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の形態を表すシステム構成図。
【図2】 本発明の第一の形態を表す使用形態図。
【図3】 本発明の第一の形態を表す虚像形成光学系を中心とした断面図。
【図4】 本発明の第一の形態におけるコントロールユニットの回路構成図。
【図5】 本発明の第二の形態を表す使用形態図。
【図6】 本発明の第二の形態におけるコントロールユニットの回路構成図。
【図7】 本発明の第三の形態を表すコントロールユニットの回路構成図。
【図8】 本発明の第四の形態を表すコントロールユニットの回路構成図。
【図9】 本発明の第五の形態を表す電源電圧供給回路の回路構成図。
【図10】 本発明の第六の形態を表すバックライトパルス制御回路の回路構成図。
【図11】 本発明の第六の形態におけるバックライトパルス制御回路のタイミングチャート。
【図12】 本発明の第六の形態における周辺輝度測定結果の表示方法を説明するための図。
【図13】 本発明の第七の形態を表す接続手段の断面図。
【図14】 本発明の第七の形態における接続手段の接続状態を説明するための図。
【図15】 本発明の第八の形態を表すVIDEO回路の回路構成図。
【図16】 本発明の第九の形態を表す虚像画面の調整方法を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1 インテリジェント装置
2 映像再生装置
3 画像情報入力源
4 電源電圧供給源
5 コントロールユニット
6 インターフェース部
7 接続手段
8 VIDEO回路
9 画像表示素子
10 表示ユニット
11 接続手段コネクタ
12 外部CRTコネクタ
13 中継ケーブル
14 フラットパネルディスプレイ(FPD)
15 ACコード
16 パソコン用電源ケーブル
17 電光セル
18 FPD接続用コネクタ
19 ポジ・ネガ表示切り換えSW
20 入力バッファ
21 ラッチ
22 D/Aコンバータ
23 クランプ
24 γ補正
25 出力バッファ
26 同期信号バッファ
27 バックライトパルス制御回路
28 ビット補正回路
29 極性反転回路
30 A/Dコンバータ
31 パソコンのFPDコネクタ
32 パソコンの外部CRTコネクタ
33 ビデオ・LD用ピンジャックコネクタ
34 センサー1
35 センサー2
36 センサー3
37 画像情報入力源判定手段
38 外部電源選択手段
39 電源供給回路選択手段
40 パソコン内電源電圧
41 ACアダプタ
42 電池&バッテリー
43 外部電源
44 情報入力源用電圧変換回路
45 画像表示回路用電圧変換回路
46 電圧変換回路
47 供給回路選択手段
49 基本クロック作成回路
50 装置本体
51 使用者
52 虚像形成光学系
53 ノブ
54 ヒンジ
55 装着手段
56 レンズ
57 視度調整つまみ
58 部分透過型遮光板
59 虚像視認眼
60 シールド線
61 ツイストペアケーブルの1本
62 ツイストペアケーブル
63 シールド部
64 外径シース
65 シールド線の信号線
66 ツイストペアケーブルの信号線
70 HSYNC選択手段
71 カウンタ
72 間引き切換SW
73 位相調整手段
74 単安定マルチバイブレータ1
75 単安定マルチバイブレータ2
76 抵抗
77 コンデンサ
78 可変抵抗
79 コンデンサ
80 信号制御手段
81 バックライト出力SW
82 パルス幅変調回路
83 周辺輝度測定結果
85 液晶パネル
86 バックライト
87 枠体
88 歯車
89 軸
90 虚像画面
91 ミラー
92 VIDEO回路基板
93 液晶パネル接続コネクタ
94 FPCケーブル
95 バックライト接続ケーブル
96 バックライト接続コネクタ
100 入力バッファ
101 正・負極信号作成回路
102 アナログSW1
103 極性反転回路
104 アナログSW2
105 ソースフォロワ
106 定電流回路
107 アナログS/H回路
108 ビデオバッファ
109 入力バッファ
110 PLL回路
111 パネル駆動回路
120 YC分離
121 デコーダ
122 ゲイン調整
123 倍速変換回路
124 コントロール回路
201 DOTCLK
202 インテリジェント装置のHSYNC1
203 BLDOUT
204 コンポジットSYNC
205 強制切換信号1
206 強制切換信号2
207 基本供給電圧
208 画像表示用の電源電圧
209 画像情報源用の電源電圧
210 カウンタQ1出力
211 カウンタQ2出力
212 位相調整手段出力
213 単安定マルチバイブレータ1出力
214 単安定マルチバイブレータ2出力
215 制御信号
216 映像再生装置のHSYNC2
220 極性反転制御信号
221 サンプルホールド用クロック
222 サンプルホールドデータ
225 基本クロック
226 倍速変換用クロック

Claims (1)

  1. 使用者の頭部に装着する装置本体と、使用者に装着しない外部装置とを有し、画像表示素子と該画像表示素子によって形成した画像を虚像拡大する拡大光学手段からなる虚像形成光学系とを前記装置本体に有する頭部装着型表示装置において、
    PUを持つインテリジェント装置または映像再生装置から構成される、前記外部装置である画像情報入力源と、
    記画像情報を前記装置本体に送信するための画像データ処理部とバックライトパルス制御回路とから成るコントロールユニットと、電源電圧供給回路と、から構成される、前記外部装置であるインターフェース部と、
    記コントロールユニットから前記装置本体まで画像信号を送信するための、
    一端が前記外部装置に接続され他端が前記装置本体に接続される、接続手段と、
    記画像表示素子と前記画像表示素子に前記画像情報を表示するためのVIDEO回路とから、前記装置本体内に含まれる表示ユニットと、
    を有し、
    前記電源電圧供給回路は、前記画像情報入力源を専用のコネクタと接続すると、該コネクタに配置されたセンサーが前記画像情報入力源を感知し、該感知の結果から前記画像情報入力源を判断する画像情報源判定手段を有し、
    該画像情報源判定手段により、通常は、前記インテリジェント装置のフラットパネルディスプレイ接続用のコネクタから前記コントロールユニットへ電源電圧を供給可能な内部電源回路が選択され、
    さらに、外部から強制的に、ACアダプタ、電池またはバッテリーの外部電源回路に切り換えることのできる手段を有することを特徴とする頭部装着型表示装置。
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