JP3751964B2 - 光情報媒体の評価方法 - Google Patents
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(1) 微粒子状物質と前記微粒子状物質を分散可能な分散媒とを含む評価用分散液であって、前記微粒子状物質として、シリカ微粒子、アルミナ微粒子、酸化鉄微粒子、ケラチン微粒子、キチン微粒子、キトサン微粒子、アクリル系微粒子、スチレン系微粒子、ジビニルベンゼン系微粒子、ポリアミド系微粒子、ポリイミド系微粒子、ポリウレタン系微粒子及びメラミン系微粒子から選ばれる少なくとも1種の微粒子、及び/又は関東ローム(JIS Z8901に定められた試験用粉体1)を含み、前記分散媒として、高級脂肪酸、高級脂肪酸の誘導体、テルペン類及びテルペン類の誘導体から選ばれる少なくとも1種を含む評価用分散液を準備し、
光情報媒体の記録/再生ビーム入射側表面に、前記準備された評価用分散液を付着させ、表面に付着した評価用分散液滴の状態を観察して媒体表面の良否を判定する、光情報媒体の評価方法。
光情報媒体の記録/再生ビーム入射側表面に、前記準備された評価用分散液を付着させ、表面の単位面積当たりに付着した評価用分散液滴が占める面積割合を測定して媒体表面の良否を判定する、光情報媒体の評価方法。
(3) 表面の単位面積当たりに付着した5μm以上の径(ここで、径とは、表面に付着した評価用分散液滴の面積を測定し、その面積から、その評価用分散液滴が真円と仮定した場合の真円の直径である)の評価用分散液滴が占める面積割合を測定する、(2) に記載の光情報媒体の評価方法。
(4) 表面の単位面積当たりに付着した評価用分散液滴が占める面積割合が25%以下であるものを良品と判定する、(2) 又は(3) に記載の光情報媒体の評価方法。
光情報媒体の記録/再生ビーム入射側表面に、前記準備された評価用分散液を付着させ、表面に付着した評価用分散液滴の径を測定して媒体表面の良否を判定する、光情報媒体の評価方法。
(6) 表面に付着した評価用分散液滴の最大径(ここで、径とは、表面に付着した評価用分散液滴の面積を測定し、その面積から、その評価用分散液滴が真円と仮定した場合の真円の直径である)が75μm以下であるものを良品と判定する、(5) に記載の光情報媒体の評価方法。
光情報媒体の記録/再生ビーム入射側表面に、前記準備された評価用分散液を付着させ、表面の単位面積当たりに付着した評価用分散液滴の数を測定して媒体表面の良否を判定する、光情報媒体の評価方法。
(8) 表面の単位面積当たりに付着した20μm以上75μm以下の径(ここで、径とは、表面に付着した評価用分散液滴の面積を測定し、その面積から、その評価用分散液滴が真円と仮定した場合の真円の直径である)の評価用分散液滴の数を測定する、(7) に記載の光情報媒体の評価方法。
(9) 表面の500μm×500μmの面積当たりに付着した評価用分散液滴の数が100個以下であるものを良品と判定する、(7) 又は(8) に記載の光情報媒体の評価方法。
光情報媒体の記録/再生ビーム入射側表面に、前記準備された評価用分散液を付着させ、表面に付着した評価用分散液滴の周囲長と面積との関係を測定して媒体表面の良否を判定する、光情報媒体の評価方法。
(11) 表面に付着した20μm以上の径(ここで、径とは、表面に付着した評価用分散液滴の面積を測定し、その面積から、その評価用分散液滴が真円と仮定した場合の真円の直径である)の評価用分散液滴の周囲長と面積との関係を測定する、(10)に記載の光情報媒体の評価方法。
(12) 表面に付着した評価用分散液滴の周囲長と面積とが、平均値で、次式(1):
4π×面積/(周囲長)2 ≧0.75 (1)
の関係を満たすものを良品と判定する、(10)又は(11)に記載の光情報媒体の評価方法。
i. 表面の単位面積当たりに付着した人工指紋液滴が占める面積割合の測定、
ii. 表面に付着した人工指紋液滴の径の測定、
iii. 表面の単位面積当たりに付着した人工指紋液滴の数の測定、及び
iv. 表面に付着した人工指紋液滴の周囲長と面積との関係(いわゆる円形度)の測定
が挙げられる。
光ディスクの表面に付着した人工指紋液滴の状態を光学顕微鏡にて観察し、その画像をコンピュータ内に取り込み、画像処理によって人工指紋液滴が占める面積の割合を測定する。画像処理で、人工指紋液滴付着部分と付着していない部分を2値に分け、それらの面積をそれぞれ測定するだけの簡単な作業によって得ることができる。
良好にトラッキングが追従するために、実施例で示した人工指紋液を用いた場合には、表面に付着した人工指紋液滴の最大径が75μm以下であるものを良品と判定すると良い。
良好にトラッキングが追従するために、実施例で示した人工指紋液を用いた場合には、表面に付着した20μm以上75μm以下の人工指紋液滴に着目し、その数を測定すると良い。この際に、75μmを超える径の人工指紋液滴が存在しないことは言うまでもない。表面の500μm×500μmの面積当たりに付着した人工指紋液滴の数が100個以下であるものを良品と判定すると良い。当然であるが、平均の液滴径が小さく、液滴数も少ないことが理想的な状態である。
光ディスクの表面に付着した人工指紋液滴の歪みが大きいほど、人工指紋液滴の径が大きくなる傾向にあり、また液滴数も多くなることがわかった。光ディスク表面が液滴を弾くエネルギーと液滴の表面張力(微粒子も含む総合的な表面張力であって、人工指紋液の分散媒である液体の表面張力ではない)との関係で、人工指紋液滴の歪みが生じる。
i. 人工指紋液滴が占める面積割合の測定
ii. 人工指紋液滴の径の測定
iii. 人工指紋液滴の数の測定
iv. 人工指紋液滴の円形度の測定
のいずれか又はこれらのうちの2つ以上を測定することによって、光情報媒体表面の良否を簡便且つ的確に判定することができる。
2t・tan{sin-1(NA/n)}
で表される。
レーザービーム入射側の表面の異なる6種の光記録ディスクサンプルNo.1〜No.6をそれぞれ、次のようにして作製した。光記録ディスクサンプルの層構成を図3に示す。
情報記録のためにグルーブが形成されたディスク状支持基体(20)(ポリカーボネート製、直径120mm、厚さ1.1mm)のグルーブが形成された面上に、Al98Pd1 Cu1 (原子比)からなる厚さ100nmの反射層(3) をスパッタリング法により形成した。前記グルーブの深さは、波長λ=405nmにおける光路長で表してλ/6とした。グルーブ記録方式における記録トラックピッチは、0.3μmとした。
ウレタンアクリレートオリゴマー 50重量部
(三菱レイヨン(株)製、ダイヤビームUK6035)
イソシアヌル酸EO変性トリアクリレート 10重量部
(東亜合成(株)製、アロニックスM315)
イソシアヌル酸EO変性ジアクリレート 5重量部
(東亜合成(株)製、アロニックスM215)
テトラヒドロフルフリルアクリレート 25重量部
光重合開始剤(1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン) 3重量部
反応性基修飾コロイダルシリカ(分散媒:プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、不揮発分:40重量%) 100重量部
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 48重量部
テトラヒドロフルフリルアクリレート 12重量部
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 40重量部
(非反応性希釈溶剤)
イルガキュア184(重合開始剤) 5重量部
ディスクサンプルNo.1におけるハードコート剤の組成を以下のように変更した以外は、ディスクサンプルNo.1におけるのと同様にしてディスクサンプルNo.2を作製した。
(ハードコート剤の組成)
ディスクサンプルNo.1におけるハードコート剤100重量部に対して、2官能シリコーンメタクリレート(信越化学工業(株)製、X−22−164A、分子量1500)0.00625重量部を加えた。
ディスクサンプルNo.1におけるハードコート剤の組成を以下のように変更した以外は、ディスクサンプルNo.1におけるのと同様にしてディスクサンプルNo.3を作製した。
(ハードコート剤の組成)
ディスクサンプルNo.1におけるハードコート剤100重量部に対して、2官能シリコーンメタクリレート(信越化学工業(株)製、X−22−164A、分子量1500)0.0125重量部を加えた。
ディスクサンプルNo.1におけるハードコート剤の組成を以下のように変更した以外は、ディスクサンプルNo.1におけるのと同様にしてディスクサンプルNo.4を作製した。
(ハードコート剤の組成)
ディスクサンプルNo.1におけるハードコート剤100重量部に対して、2官能シリコーンメタクリレート(信越化学工業(株)製、X−22−164A、分子量1500)0.025重量部を加えた。
ディスクサンプルNo.1におけるハードコート剤の組成を以下のように変更した以外は、ディスクサンプルNo.1におけるのと同様にしてディスクサンプルNo.5を作製した。
(ハードコート剤の組成)
ディスクサンプルNo.1におけるハードコート剤100重量部に対して、2官能シリコーンメタクリレート(信越化学工業(株)製、X−22−164A、分子量1500)0.075重量部を加えた。
ディスクサンプルNo.1におけるハードコート剤の組成を以下のように変更した以外は、ディスクサンプルNo.1におけるのと同様にしてディスクサンプルNo.6を作製した。
(ハードコート剤の組成)
ディスクサンプルNo.1におけるハードコート剤100重量部に対して、2官能シリコーンメタクリレート(信越化学工業(株)製、X−22−164A、分子量1500)0.125重量部を加えた。
微粒子状物質としてJIS Z8901に定められた試験用粉体1第11種(中位径:1.6〜2.3μm)の関東ローム0.4重量部、分散媒としてトリオレイン1重量部、さらに希釈剤としてメトキシプロパノール10重量部を混合・攪拌して、人工指紋液とした。
擬似指紋パターン転写用の原版を次のようにして作製した。人工指紋液をマグネティックスターラーでよく攪拌しながら約1mLを採取し、ポリカーボネート製基板(直径120mm、厚さ1.2mm)上にスピンコート法により塗布した。この基板を60℃で3分間加熱して、不要な希釈剤であるメトキシプロパノールを完全に除去した。このようにして、擬似指紋パターン転写用の原版を得た。
No.1のシリコーンゴム栓の小さい方の端面(直径12mm)を、#240の研磨紙(前記JIS規定のAA240研磨紙と同等性能を有する)で一様に研磨したものを擬似指紋転写材として用いた。擬似指紋転写材の研磨された端面を、上記原版に荷重29Nで10秒間押し当てて、人工指紋液成分を転写材の前記端面に移行させた。次いで、ディスクサンプルNo.1のハードコート層(8) 表面の中心から半径方向に40mm付近のところに、人工指紋液成分が付着された転写材の前記端面を荷重29Nで10秒間押し当てて、人工指紋液成分を転写した。ディスクサンプルNo.2〜6についても同様にして人工指紋液成分を転写した。
各ディスクサンプル表面に付着した人工指紋液滴を種々観察し、表面の良否を判定した。
各ディスクサンプルの表面に付着した人工指紋液滴の状態を、光学顕微鏡(キーエンス製、VK−8510)で観察し、その画像をプリンター(キーエンス製、VH−P40)で出力した。その画像をコンピュータ内に取り込み、画像処理解析ソフトWin ROOF((株)ユービーイー科学分析センター所有)で5μm未満の径の人工指紋液滴部分を排除し、5μm以上の径を有する人工指紋液滴部分の全体面積に対する面積割合を計測した。ここで人工指紋液滴の径とは、人工指紋液滴の面積を測定し、その面積からその人工指紋液滴が真円と仮定した場合の真円に相当する直径である。
同様に画像処理解析ソフトWin ROOFで人工指紋液滴の最大径を測定した。
同様に画像処理解析ソフトWin ROOFで20μm未満の径の人工指紋液滴部分を排除し、20μm以上の径を有する人工指紋液滴の、500μm×500μmの面積中に存在する数を測定した。ディスクサンプルNo.1では、75μmより大きい径の人工指紋液滴が複数個あり、各々がつながった状態となっていた。ディスクサンプルNo.2では75μmより大きい径の人工指紋液滴が1個あった。これら以外のディスクサンプルサンプルには、75μmより大きい径の人工指紋液滴は存在しなかった。
同様に画像処理解析ソフトWin ROOFで20μm未満の径の人工指紋液滴部分を排除し、20μm以上の径を有する人工指紋液滴の円形度〔4π×面積/(周囲長)2 〕を測定した。
ディスクサンプルNo.1〜No.6それぞれの測定結果を表1に示す。
(20):支持基体
(3) :反射層
(52):第2誘電体層
(4) :記録層
(51):第1誘電体層
(7) :光透過層
(8) :ハードコート層
Claims (13)
- 微粒子状物質と前記微粒子状物質を分散可能な分散媒とを含む評価用分散液であって、前記微粒子状物質として、シリカ微粒子、アルミナ微粒子、酸化鉄微粒子、ケラチン微粒子、キチン微粒子、キトサン微粒子、アクリル系微粒子、スチレン系微粒子、ジビニルベンゼン系微粒子、ポリアミド系微粒子、ポリイミド系微粒子、ポリウレタン系微粒子及びメラミン系微粒子から選ばれる少なくとも1種の微粒子、及び/又は関東ローム(JIS Z8901に定められた試験用粉体1)を含み、前記分散媒として、高級脂肪酸、高級脂肪酸の誘導体、テルペン類及びテルペン類の誘導体から選ばれる少なくとも1種を含む評価用分散液を準備し、
光情報媒体の記録/再生ビーム入射側表面に、前記準備された評価用分散液を付着させ、表面に付着した評価用分散液滴の状態を観察して媒体表面の良否を判定する、光情報媒体の評価方法。 - 微粒子状物質と前記微粒子状物質を分散可能な分散媒とを含む評価用分散液であって、前記微粒子状物質として、シリカ微粒子、アルミナ微粒子、酸化鉄微粒子、ケラチン微粒子、キチン微粒子、キトサン微粒子、アクリル系微粒子、スチレン系微粒子、ジビニルベンゼン系微粒子、ポリアミド系微粒子、ポリイミド系微粒子、ポリウレタン系微粒子及びメラミン系微粒子から選ばれる少なくとも1種の微粒子、及び/又は関東ローム(JIS Z8901に定められた試験用粉体1)を含み、前記分散媒として、高級脂肪酸、高級脂肪酸の誘導体、テルペン類及びテルペン類の誘導体から選ばれる少なくとも1種を含む評価用分散液を準備し、
光情報媒体の記録/再生ビーム入射側表面に、前記準備された評価用分散液を付着させ、表面の単位面積当たりに付着した評価用分散液滴が占める面積割合を測定して媒体表面の良否を判定する、光情報媒体の評価方法。 - 表面の単位面積当たりに付着した5μm以上の径(ここで、径とは、表面に付着した評価用分散液滴の面積を測定し、その面積から、その評価用分散液滴が真円と仮定した場合の真円の直径である)の評価用分散液滴が占める面積割合を測定する、請求項2に記載の光情報媒体の評価方法。
- 表面の単位面積当たりに付着した評価用分散液滴が占める面積割合が25%以下であるものを良品と判定する、請求項2又は3に記載の光情報媒体の評価方法。
- 微粒子状物質と前記微粒子状物質を分散可能な分散媒とを含む評価用分散液であって、前記微粒子状物質として、シリカ微粒子、アルミナ微粒子、酸化鉄微粒子、ケラチン微粒子、キチン微粒子、キトサン微粒子、アクリル系微粒子、スチレン系微粒子、ジビニルベンゼン系微粒子、ポリアミド系微粒子、ポリイミド系微粒子、ポリウレタン系微粒子及びメラミン系微粒子から選ばれる少なくとも1種の微粒子、及び/又は関東ローム(JIS Z8901に定められた試験用粉体1)を含み、前記分散媒として、高級脂肪酸、高級脂肪酸の誘導体、テルペン類及びテルペン類の誘導体から選ばれる少なくとも1種を含む評価用分散液を準備し、
光情報媒体の記録/再生ビーム入射側表面に、前記準備された評価用分散液を付着させ、表面に付着した評価用分散液滴の径を測定して媒体表面の良否を判定する、光情報媒体の評価方法。 - 表面に付着した評価用分散液滴の最大径(ここで、径とは、表面に付着した評価用分散液滴の面積を測定し、その面積から、その評価用分散液滴が真円と仮定した場合の真円の直径である)が75μm以下であるものを良品と判定する、請求項5に記載の光情報媒体の評価方法。
- 微粒子状物質と前記微粒子状物質を分散可能な分散媒とを含む評価用分散液であって、前記微粒子状物質として、シリカ微粒子、アルミナ微粒子、酸化鉄微粒子、ケラチン微粒子、キチン微粒子、キトサン微粒子、アクリル系微粒子、スチレン系微粒子、ジビニルベンゼン系微粒子、ポリアミド系微粒子、ポリイミド系微粒子、ポリウレタン系微粒子及びメラミン系微粒子から選ばれる少なくとも1種の微粒子、及び/又は関東ローム(JIS Z8901に定められた試験用粉体1)を含み、前記分散媒として、高級脂肪酸、高級脂肪酸の誘導体、テルペン類及びテルペン類の誘導体から選ばれる少なくとも1種を含む評価用分散液を準備し、
光情報媒体の記録/再生ビーム入射側表面に、前記準備された評価用分散液を付着させ、表面の単位面積当たりに付着した評価用分散液滴の数を測定して媒体表面の良否を判定する、光情報媒体の評価方法。 - 表面の単位面積当たりに付着した20μm以上75μm以下の径(ここで、径とは、表面に付着した評価用分散液滴の面積を測定し、その面積から、その評価用分散液滴が真円と仮定した場合の真円の直径である)の評価用分散液滴の数を測定する、請求項7に記載の光情報媒体の評価方法。
- 表面の500μm×500μmの面積当たりに付着した評価用分散液滴の数が100個以下であるものを良品と判定する、請求項7又は8に記載の光情報媒体の評価方法。
- 微粒子状物質と前記微粒子状物質を分散可能な分散媒とを含む評価用分散液であって、前記微粒子状物質として、シリカ微粒子、アルミナ微粒子、酸化鉄微粒子、ケラチン微粒子、キチン微粒子、キトサン微粒子、アクリル系微粒子、スチレン系微粒子、ジビニルベンゼン系微粒子、ポリアミド系微粒子、ポリイミド系微粒子、ポリウレタン系微粒子及びメラミン系微粒子から選ばれる少なくとも1種の微粒子、及び/又は関東ローム(JIS Z8901に定められた試験用粉体1)を含み、前記分散媒として、高級脂肪酸、高級脂肪酸の誘導体、テルペン類及びテルペン類の誘導体から選ばれる少なくとも1種を含む評価用分散液を準備し、
光情報媒体の記録/再生ビーム入射側表面に、前記準備された評価用分散液を付着させ、表面に付着した評価用分散液滴の周囲長と面積との関係を測定して媒体表面の良否を判定する、光情報媒体の評価方法。 - 表面に付着した20μm以上の径(ここで、径とは、表面に付着した評価用分散液滴の面積を測定し、その面積から、その評価用分散液滴が真円と仮定した場合の真円の直径である)の評価用分散液滴の周囲長と面積との関係を測定する、請求項10に記載の光情報媒体の評価方法。
- 表面に付着した評価用分散液滴の周囲長と面積とが、平均値で、次式(1):
4π×面積/(周囲長)2 ≧0.75 (1)
の関係を満たすものを良品と判定する、請求項10又は11に記載の光情報媒体の評価方法。 - 記録/再生ビーム入射側表面における記録/再生ビームの最小径が500μm以下となる光情報媒体に適用される、請求項1〜12のうちのいずれか1項に記載の光情報媒体の評価方法。
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