JP3751535B2 - 情報提供システム及び情報利用端末 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報提供システム及び情報利用端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ユーザの位置に応じた情報を提供する機器として、いわゆるGPS(Global Positioning System)等によって検出した車両等の位置に応じた交通情報,付近の施設等についての情報を提供するナビゲーションシステム,携帯電話システム等によって検出したユーザの位置に応じた情報を提供するシステム等が知られている。
【0003】
ナビゲーションシステムでは、例えばユーザが乗っている自動車等の現在位置付近の施設についての情報を表示し得るようになっていたり、いわゆるVICS(Vehicle Information Communication Standard)によって現在位置付近の事故,渋滞等の道路交通情報を表示し得るようになっていたりする。
【0004】
また、携帯情報機器では、例えばユーザの位置(正確にはユーザが使用する携帯情報機器の位置)に応じた飲食店,遊戯施設等についての情報を提供するようになっている。
【0005】
これらの機器において、携帯電話等の携帯情報機器の位置を検出する方法としては、例えばGPSによる方法(GPS方式),いわゆるセルラー方式の携帯電話サービスにおいて、所定領域(セル)毎に設けられた基地局に割り当てられたセルIDによる方法(セルID方式),受信可能な複数の基地局のセルIDと各基地局からの電波の強度等を用いて携帯情報機器の位置を推定する方法(ハイブリッド方式)等が知られている。
【0006】
GPS方式では、地球周回軌道上の複数の人工衛星からの基準信号を受信し、各人工衛星からの基準信号を受信するタイミングに応じて各人工衛星と受信機の間の距離を検出し、各人工衛星からの距離に応じて受信機の位置を求めている。このGPS方式では、各人工衛星の軌道、基準信号のタイミング等が高精度に管理されており、例えば数m〜10m程度の精度で位置を検出することができる。
【0007】
セルID方式では、携帯電話端末が通信を行っている基地局から取得した当該基地局のセルIDによって、セル単位で携帯電話端末の位置を検出する。携帯電話システムでは、通話時にはいわゆるハンドオーバー等を行うために、待機時には基地局からの呼び出し等のために、携帯電話端末が通信可能な基地局を把握している。従って、セルID方式では、携帯電話端末内部で検出されている基地局のセルIDをそのまま用いて携帯電話端末の位置の検出を行うことができる。このため、セルID方式では、位置の検出のためだけに特別の受信機を設ける必要がなく、コスト,消費電力等の面で有利である。
【0008】
ハイブリッド方式では、受信可能な複数の基地局のセルIDと各基地局からの信号の強度に基づいて各基地局からの距離を推定し、推定した各基地局からの距離に応じて内挿によって携帯情報機器の詳細な位置を検出する。このため、ハイブリッド方式では、セルID方式に比較して精度の高い位置検出を行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、GPS方式では、測定精度が他の方式に比較して高いが、高い精度(例えば数m程度)を出すためには多くの衛星からの基準信号を受信する等の処理が必要となるため時間がかかってしまう。また、位置の測定のためだけに衛星からの信号を受信する受信機を設ける必要があり、コスト,消費電力等の面で他の方式より不利である。
【0010】
一方、セルID方式では、検出できる位置がセルID単位であるため、例えば携帯電話の場合は都市部で200m程度,郊外で2km程度の精度でしかない。このため、GPS方式に比較すると格段に精度が悪い。いわゆる簡易型携帯電話(PHS:Personal Handy-phone System)では、通常の携帯電話と比較して基地局の電力が小さく、セルが小さいため、携帯電話と比較して精度の高い位置検出を行うことができるが、それでも100m程度の精度でしかない。
【0011】
また、ハイブリッド方式では、セルID方式に比較して高い精度で位置を検出することができるものの、携帯電話を用いた場合で100m(都市部)程度,PHSを用いた場合で30m程度とGPSに比較するとまだ精度が低い。
【0012】
ところで、数mから数十m程度までの至近距離での無線通信において、消費電力,通信の安全性等を改善した通信手段としていわゆるBluetooth(以下、単にBTという。)が普及しつつある。BTでは、通信距離,消費電力の低減等の観点からいくつかの送信電力が規格化されているが、特に数10m程度あるいはそれ以下の距離を対象とした微小出力のBT(Class3)を用い、上述のセルID方式あるいはハイブリッド方式によって携帯情報機器の位置を検出すれば、例えば10m程度あるいは数m程度の精度で位置検出を行うことができる。
【0013】
このBTでは、通信可能な範囲内にある端末との接続可能性の向上等のために、待ち受け側のBT送受信機が接続要求を監視する周波数(待ち受け周波数)は、所定時間毎に変化する。
【0014】
この待ち受け周波数の変化パターンは、待ち受け側のBT送受信機に割り当てられた識別情報(BT−ID)と、当該BT送受信機が保持するクロック(時刻)によって異なるが、通常、通信を開始しようとするときには、通信可能な範囲内に存在するBT送受信機のBT−IDが不明である。
【0015】
このため、通信を開始しようとするBT送受信機は、まず、周囲のBT送受信機を検出するための問い合わせ(Inquiry)処理によって、自機の周囲のBT送受信機を検出する。
【0016】
このInquiryの要求に応じて、周囲のBT送受信機からの応答を受信すると、この応答中のBT−IDに応じて通信しようとするBT送受信機を選択し、呼び出し(Page)処理によって、選択した相手を呼び出す。
【0017】
このPageにより、相手側のBT送受信機が提供しているサービスを検出すると、所定のサービスを指定して、通信接続フェーズに移行し、接続(コネクション)を設定し、BT送受信間でデータ転送を行う。
【0018】
上述のように、BTでは、Inquiryによって、周囲のBT送受信機を検出してから、通信を行う相手のBT−IDを指定し、Pageによって呼び出しを行った後、コネクションを張って通信を実行している。
【0019】
Inquiryは、通信状態,動作のタイミング等の条件によっては、5〜20秒程度かかる場合もある。従って、BTを用いた通信ではコネクションを張るまでに時間がかかってしまう問題があり、ユーザに指示等に対するレスポンスの改善の余地があった。
【0020】
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、コネクションを張るための時間を短縮し、レスポンスの向上に寄与することができる情報提供システム及び情報利用端末を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に係る情報提供システムは、割り当てられた固有の識別情報に応じたシーケンスで自サーバに対する呼び出しを監視する着信監視手段を有する無線通信手段と,無線通信手段を介して供給される位置情報に応じた情報(ローカル情報)を提供するローカル情報提供手段とを有するローカル情報提供サーバと、自端末装置の位置を検出する位置検出手段と,ローカル情報提供サーバの識別情報を保持するAP情報保持手段と,AP情報保持手段に保持されている識別情報に応じたシーケンスで着信監視手段に対する呼び出しを行う呼び出し手段を有する無線通信手段と,呼び出し手段によって呼び出しを行った後,位置検出手段が検出した位置に応じた位置情報をローカル情報提供手段に供給してローカル情報を取得するローカル情報取得手段とを有する端末装置とを備えることを特徴とするものである。
【0022】
この情報提供システムによれば、端末装置の呼び出し手段が、AP情報保持手段に保持されている識別情報に応じたシーケンスで着信監視手段に対する呼び出しを行うと、ローカル情報提供サーバの着信監視手段が自サーバに対する呼び出しを検出する。
【0023】
この後、端末装置とローカル情報提供サーバの無線通信手段間で通信が開始され、ローカル情報取得手段が、位置検出手段が検出した位置に応じた位置情報をローカル情報提供手段に供給する。ローカル情報提供サーバのローカル情報提供手段は、端末装置から供給された位置情報に応じた情報を端末装置のローカル情報取得手段に提供する。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0025】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る情報提供システムの構成を示すブロック図である。同図中に示すように、この情報提供システムは、提供される位置情報に応じた情報(ローカル情報)を提供する第1のアクセスポイント(ローカル情報提供サーバ)10と、少なくとも第1のアクセスポイント10の識別情報,位置情報等(AP情報)を提供する第2のアクセスポイント(AP情報提供手段)20と、ユーザがローカル情報の取得に用いる端末装置30とを備えている。
【0026】
第1のアクセスポイント10は、演算,制御等の処理を実行するCPU11と、ハードディスクドライブ装置等の補助記憶装置(以下、単にHDDという。)12と、端末装置30等と通信を行う無線通信インターフェース(以下、単にBT−I/Fという。)13とを備えている。
【0027】
CPU11は、例えば演算部,レジスタ,キャッシュあるいはRAM等のメモリ等を備えている。このCPU11が制御プログラムを実行すると、提供される位置情報に応じたローカル情報を提供するローカル情報提供部11aが実現される。このローカル情報提供部11aは、例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)サーバ,SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバあるいは独自のプロトコルで情報を提供するサーバ等によって実現することができる。
【0028】
HDD12には、ローカル情報提供部11aが提供するローカル情報が格納されるローカル情報格納部12aが設けられている。このローカル情報は、ローカル情報格納部12aをHTTPサーバで構成した場合には、例えばHTML形式,XML(Extensible Markup Language)形式等のデータとすることができ、ローカル情報格納部12aをSMTPサーバで構成した場合には、例えばテキスト形式のデータとすることができる。
【0029】
BT−I/F13は、数mから数十m程度の至近距離の通信を行う微小出力の電波を用いた無線通信手段,例えばBluetooth Class3(以下、単にBTという。)等を用いて構成することができる。以下、BTを用いた場合について説明するが、固有の識別情報に応じたパターン,所定の計時情報に応じたタイミングで待ち受け周波数が変化するものであれば、他の無線通信手段を用いることもできる。このBT−I/F13は、個々のBT−I/F13毎に固有の識別情報(BTの個々のBT送受信機に割り当てられるBT−ID)を保持するBT−ID保持部13aと、計時を行うCLK発生部13bとを備えている。このCLK発生部13bは、所定の計時情報(クロック)を発生する。BTでは、待ち受け時に、BT−IDに応じたパターン,クロックに応じたタイミングで着信を監視する周波数(待ち受け周波数)が変化する。
【0030】
また、第2のアクセスポイント20は、例えば第1のアクセスポイント10と同様に、CPU21,HDD22,BT−I/F23を備えている。
【0031】
上述の第1のアクセスポイント10のCPU11は、提供される位置情報に応じたローカル情報を提供するローカル情報提供部11aを備えていたが、この第2のアクセスポイント20のCPU21は、ローカル情報提供部11aに相当するローカル情報提供部21aの他に、第1のアクセスポイント10の位置,BT−ID,クロック(CLK発生部13bが計時する時刻を示す情報)等の情報(AP情報)を端末装置30に提供するAP情報提供部21bを備えている。
【0032】
HDD22には、ローカル情報格納部12aに相当するローカル情報格納部22aの他に、AP情報を格納するAP情報格納部22bが設けられている。また、BT−I/F23には、BT−I/F13と同様に、BT−ID保持部23a,CLK発生部23bが設けられている。
【0033】
AP情報提供部21bは、上述のローカル情報提供部11aと同様に、例えばHTTPサーバ,SMTPサーバあるいは独自のプロトコルで情報を提供するサーバ等によって実現することができる。
【0034】
なお、この第2のアクセスポイント20には、必ずしもローカル情報提供部21a,ローカル情報格納部22aを設ける必要はないが、これらを設けておけば、この第2のアクセスポイント20からもユーザがローカル情報を得ることができる。
【0035】
また、上述のようにアクセスポイント10毎にHDD12を設ける代わりに、各アクセスポイント10をLAN(Local Area Network)等のネットワークで接続し、ネットワーク上に各アクセスポイント10が必要とするローカル情報を格納するファイルサーバ等の情報記憶手段を設け、各アクセスポイント10がネットワーク経由で情報記憶手段に格納されているローカル情報を取得し、端末装置30に供給するようにしてもよい。 端末装置30は、演算,制御等の処理を実行するCPU31と、ローカル情報等を表示する表示部32と、各アクセスポイント10,20と通信を行うBT−I/F33と、ユーザからの指示等を入力する入力部34とを備えている。
【0036】
CPU31が制御プログラムを実行すると、各アクセスポイント10,20からのローカル情報の取得等を行うローカル情報処理部31aと、第2のアクセスポイント20からのAP情報の取得等を行うAP情報処理部31bが実現される。
【0037】
ローカル情報処理部31aは、入力部34からのユーザの指示等に応じた各アクセスポイント10,20からのローカル情報の取得,表示部32の表示等の制御を実行する。このローカル情報処理部31aは、ローカル情報提供部11a,21aをHTTPサーバで構成した場合には、例えばいわゆるWebブラウザ等で構成することができ、SMTPサーバで構成した場合には、例えば電子メール受信ソフトウェア等で構成することができる。また、AP情報処理部31bは、第2のアクセスポイント20から取得したAP情報に応じてBT−I/F33による通信を制御する。
【0038】
これらのローカル情報処理部31a,AP情報処理部31bを実現する制御プログラムは、予め、CPU31に内蔵されているメモリ等に格納しておくこともできるが、サービスを利用する際に第2のアクセスポイント20等から端末装置30に供給するように構成することもできる。例えば端末装置30がサービス提供領域1外からサービス提供領域内に入る際に、例えばサービス提供領域の出入口周辺に設置された第2のアクセスポイント20等から供給させるように構成することができる。
【0039】
また、BT−IF33は、端末装置30の位置を検出する位置検出部33aと、端末装置30の位置,AP情報等に応じて通信制御等を実行する通信制御部33bとを備えている。
【0040】
また、位置検出部33aによる端末装置30の位置の検出は、例えば周囲のアクセスポイント10,20との通信状態(例えば通信の可否,電波の強度,エラーレート(BER:Bit Error Rate)等)に応じて行うことができる。
【0041】
最も単純な位置検出の方法は、端末装置30のBT−I/F33が通信可能な1つ以上のアクセスポイント10の位置の平均として端末装置30の位置を推定する方法である。
【0042】
より精度が高い位置検出の方法として次のようなものがある。BTでは、複数の送受信機に対して同時にコネクションを設定しておくマルチ接続ができるようになっている。このため、例えば図2に示すように、端末装置30が通信可能な範囲にあるアクセスポイント10とコネクションを設定しておき、各アクセスポイント10との通信状態(例えば電波の強度,BER等)に応じて、各アクセスポイント10からの距離を測定し、端末装置30の位置を検出することができる。この検出は、例えば位置検出部33aが保持している各アクセスポイント10の位置と、測定した各アクセスポイント10からの距離に応じて求める。少なくとも3つのアクセスポイント10からの距離が解れば、これらのアクセスポイント10を含む平面上の端末装置30の位置を特定することができる。
【0043】
ところで、各々のアクセスポイント10,20の送信電力が同じであれば、端末装置30が受信した電波の強度は、端末装置30と個々のアクセスポイント10,20との距離に応じて異なる。従って、周囲のアクセスポイント10,20からの電波の強度により、個々のアクセスポイント10,20からの距離を求めることができる。また、少なくとも3つのアクセスポイント10,20からの距離が解れば、端末装置30の位置を特定することができる。
【0044】
また、BERは、信号/雑音(S/N)比,搬送波/雑音(C/N)比に相関があり、このS/N比はアクセスポイント10,20と端末装置30の間の距離に相関がある。このため、BERに応じて個々のアクセスポイント10との距離を推定することもできる。
【0045】
BERはアクセスポイント10,20と端末装置30の間の距離以外の要因によっても変動するため、検出される距離の正確性に欠ける場合もあるが、BTによる通信では、送受信するパケット(データのフレーム)単位でエラー検出,エラー訂正等を行うため、この際のエラー検出出力の統計によってBERを求めることができる。すなわち、位置検出のために追加するハードウェアの規模を小さくすることができる。
【0046】
また、位置検出部33aは、上述のいずれかの方法によって、端末装置30の位置を検出し、これに応じた位置情報(例えばサービス提供領域1内の座標)を生成し、AP情報処理部31bに供給する。生成した位置情報は、AP情報処理部31bが各アクセスポイント10,20からローカル情報を取得する際に、アクセスポイント10,20側に供給する。
【0047】
図2は、上述の情報提供システムにおける各アクセスポイント10,20の設置例を示す図である。第1のアクセスポイント10は、例えば商店街等のサービス提供領域1内に所定間隔で設置されており、第2のアクセスポイント20は、例えばサービス提供領域1の出入口2付近に設けられている。
【0048】
また、ローカル情報提供部11aが提供するローカル情報としては、アクセスポイント10付近の商店等の位置を示す地図等の情報が考えられる。さらに、ローカル情報として、商店毎のタイムセール等のイベント,特売品等の情報を提供するようにしてもよい。
【0049】
以下、上述のように構成された情報提供システムの動作を説明する。
【0050】
図3は、この情報提供システムの動作を示す図である。
【0051】
まず、ステップS1において、端末装置30がサービス提供領域1の出入口2付近に到達すると、AP情報処理部31bは、AP情報提供部21bに対してAP情報の提供を要求する。これに応じて、AP情報提供部21bは、AP情報をAP情報処理部31bに供給する(ステップS2)。AP情報が供給されるとAP情報処理部31bは、供給されたAP情報と、位置検出部33aからの位置情報に応じて通信制御部33bの動作を制御する。
【0052】
また、ローカル情報処理部31aは、例えば位置検出部33aからの位置情報と、AP情報処理部31bが保持しているAP情報に基づいて端末装置30の近くのアクセスポイント10を選択し、選択したアクセスポイント10のローカル情報提供部11aに対してローカル情報の提供を要求する(ステップS3)。これに応じて、ローカル情報提供部11aは、ローカル情報をローカル情報処理部31aに供給する(ステップS4)。
【0053】
ローカル情報が提供されると、ローカル情報処理部31aは、提供されたローカル情報に応じた画像を表示部32に表示させる。例えばローカル情報として端末装置30の位置付近の地図,当該位置付近の商店等の情報を提供する場合には、図4に示すような画像が表示部32に表示される。
【0054】
この図4は、ローカル情報として、例えば端末装置30付近の商店街等の地図と付近の商店の情報を提供する場合に、表示部32に表示される画像の例を示している。この例では、端末装置30の表示部32に表示されたウィンドウ41内に、端末装置30付近の商店街の地図42と、端末装置30の現在位置を示す記号(X印)43及び付近の店舗44,45の位置を示す画像が表示された状態を示している。
【0055】
ローカル情報提供部11aは、例えばローカル情報中の商店等の詳細情報をも提供し得るようになっている。例えばユーザが入力部34を構成するスイッチ36a〜34e等を操作して詳細情報の提供を指示すると、ローカル情報処理部31aはローカル情報提供部11aに詳細情報を要求する(ステップS5)。これに応じた詳細情報をローカル情報処理部31aに提供する(ステップS6)。ローカル情報処理部31aは、詳細情報が提供されると、これに応じた画像を表示部32に表示させる。これにより、例えば図5に示すように、ユーザから指示された店44についての情報を示す画像が表示部32に表示される。詳細情報としては、例えば端末装置30の近くの店舗44,45の情報、タイムサービス,買物クーポン券等のサービス品についての情報、イベントについての情報等をローカル情報として提供される。
【0056】
ところで、この情報提供システムでは、AP情報処理部31bが通信制御部33bの動作を制御することによってレスポンスを向上させている。
【0057】
BTでは、通信可能な範囲内にある端末との接続可能性の向上等のために、待ち受け側のBT送受信機が接続要求を監視する周波数(待ち受け周波数)は、所定時間毎に変化する。この待ち受け周波数の変化パターンは、待ち受け側のBT送受信機に割り当てられた識別情報(BT−ID)と、当該BT送受信機が保持するクロック(時刻)によって異なるが、通常、通信を開始しようとするときには、通信可能な範囲内に存在するBT送受信機のBT−IDが不明である。
【0058】
このため、通信を開始しようとするBT送受信機は、図6(A)に示すように、まず、周囲のBT送受信機を検出するための問い合わせ(Inquiry)処理によって、自機の周囲のBT送受信機を検出する。
【0059】
このInquiryの要求に応じて、周囲のBT送受信機からの応答を受信すると、この応答中のBT−IDに応じて通信しようとするBT送受信機を選択し、呼び出し(Page)処理によって、選択した相手を呼び出す。
【0060】
このPageにより、相手側のBT送受信機が提供しているサービスを検出すると、所定のサービスを指定して、通信接続フェーズに移行し、接続(コネクション)を設定し、BT送受信間でデータ転送を行う。
【0061】
以下、この動作をもう少し詳しく説明する。
【0062】
他のBT送受信機からの通信を待機する側のBT送受信機は、待ち受け状態となっている。この待ち受け状態では、BT送受信機は、所定時間毎に、32あるBTの通信チャネルのうちの1チャネルを選択し、1.28秒の間、選択したチャネルで監視している。具体的には、待ち受け状態のBT送受信機は、1.28秒のうちの0.1秒の間監視する。1.28秒が経過すると、今度は、次のチャネルを選択し、同様に、選択したチャネルを監視する。
【0063】
通信を開始しようとするBT送受信機は、32の通信チャネルを16チャネル毎にグループ化したトレイン(トレインA(A1〜A16)、トレインB(B1〜B16))のいずれかを選択し、2.56秒の間、例えば1秒当り1600回チャネルをホップさせ、IQパケットを送信する。このように、チャネルをホップさせてIQパケットを送信していると、上述の待ち受け状態にあるBT送受信機が待ち受けしているチャネルと、一致するタイミングがあり、待ち受け状態にあるBT送受信機がIQパケットを受信する。なお、Inquiryは、1回で成功すれば2.56秒以内で済むが、待ち受け状態にあるBT送受信機の待ち受けチャネルが、通信を開始しようとするBT送受信機が選択したトレインに含まれない場合は、少なくとも2.56秒以上の時間を要する。実際には、繋がるまでにトレインの切り替え数回繰り返されることがあるため、結果的に5秒から20秒程度の時間を要することが多い。
【0064】
IQパケットを受信したBT送受信機は、IQパケットに対する応答として、BT−IDとクロックを含むパケットを送信する。このパケットにより、待ち受け側のBT送受信機のBT−IDを受信すると、通信を開始する側のBT送受信機は、Pageによって呼び出しを行った後、コネクションを張って通信を実行する。
【0065】
待ち受け側のBT送受信機における待ち受け周波数は、各々のBT送受信機に固有の識別情報(BT−ID)に応じたシーケンス(順序)で、クロックに応じたタイミングで変動する。このため、予めBT−IDとクロックが解っていれば、待ち受け周波数を特定してすることができ、Inquiryを実行せずに、Pageから通信を開始することができ、コネクションを張るまでの時間を短縮することができる。
【0066】
この情報提供システムでは、AP情報処理部31bが、AP情報として各アクセスポイント10のBT−ID、クロックを保持しているため、特定のアクセスポイント10と通信を行う際には、図6(B)に示すように、Inquiryを実行せずに、Pageから通信を開始することができる。
【0067】
具体的には、上述の図3中のステップS3、S5において、ローカル情報処理部31aが、特定のアクセスポイント10のローカル情報提供部11aに対してローカル情報,詳細情報の提供を要求する際に、AP情報処理部31bは、当該アクセスポイント10のBT−ID,クロックを通信制御部33bに供給し、Inquiryを行わないように指示する。これに応じて通信制御部33bは、Pageから通信を開始する。
【0068】
Inquiryは、通信状態,動作のタイミング等の条件によっては、5〜20秒程度かかる場合もある。従って、Inquiryを実行しなければ、ローカル情報の要求から提供の終了までの時間を短縮することができる。このため、この情報提供システムは、ローカル情報の要求から提供までの時間を短縮して、レスポンスの向上に寄与することができる。
【0069】
上述の説明では、上述の図2に示すように、この情報提供システムを、商店街等におけるローカル情報の提供に用いた例について説明したが、本発明の適用対象は、これに限定されるものではない。
【0070】
例えば、この情報提供システムは、図7に示すように、展示会の会場内の情報を提供するために用いることができる。この場合、ローカル情報は、例えば端末装置30の近くの出展者のブースについての(出展内容,イベント等の)情報,アトラクション,スタンプラリー等のゲーム等の情報とすることができる。
【0071】
また、この情報提供システムは、アミューズメントパーク,駅,空港,道路等において端末装置30の位置に応じたローカル情報を提供するために用いることができる。
【0072】
なお、上述の図2に示す例では、第2のアクセスポイント20をサービス提供領域1の出入口2付近に設けた例について示したが、第2のアクセスポイント20は、出入口2付近のみでなく、サービス提供領域1内に適宜配置してもよい。例えば図8に示すように、サービス提供領域1をいくつかの領域1a,1b,1c,・・・に分割し、各領域内に第2のアクセスポイント20を配置してもよい。あるいは、各領域1a,1b,1c,・・・の境界付近に第2のアクセスポイント20を設けてもよい。
【0073】
このように、サービス提供領域1を領域1a,1b,1c,・・・に分割し、端末装置30には現在の領域内の第1のアクセスポイント10についてAP情報のみを供給しておき、他の領域に移動する際に、移動先の領域内の第1のアクセスポイント10のAP情報を提供するようにしてもよい。これにより、AP情報処理部31bが一時に保持すべきAP情報の容量を低減させることができる。
【0074】
また、AP情報の情報量を低減させることにより、第2のアクセスポイント20から端末装置30にAP情報を供給する時間を低減させることができる。これにより、レスポンスの向上に寄与することができる。
【0075】
さらに、端末装置30が公衆網,インターネット等のネットワークに接続する手段を有する端末,例えば携帯電話等である場合には、第2のアクセスポイント20をサービス提供領域1内に設置する代わりに、公衆網,インターネット経由でAP情報を提供するAP情報提供部を設けても上述と同様の効果を得ることができる。
【0076】
ところで、上述の説明では、位置検出部33aによって検出した端末装置30の位置とAP情報処理部31bに保持されている第1のアクセスポイント10の位置に応じてローカル情報の提供を求める第1のアクセスポイント10を選択する動作について説明したが、端末装置30の移動先を予測し、移動先の位置に応じたローカル情報を提供するようにしてもよい。
【0077】
位置の予測は、例えば所定時間毎に端末装置30の位置を記録しておき、この間の位置の変化に応じて所定時間後の位置を求めることによって行う。具体的には、例えば図9に示すように、時刻t0における端末装置30の位置aと時刻t1における端末装置30の位置bとから時刻t2における位置cを予測する。同図中に示す場合では、直線的に移動するものと予測して、位置aから位置bの延長線上にある位置cに移動するものと予測している。さらに多くの端末装置30の位置の履歴を用いて非線形の予測を行ったり、同図中に示すような通路の情報を保持しておいて、予測値を制限したりしてもよい。
【0078】
また、予測した位置に応じたローカル情報としては、例えば時刻t2における予測位置c付近の店52,53の情報,位置cまでの地図,位置c付近の地図等が考えられる。
【0079】
このように端末装置30の移動先を予測し、予測した位置に応じたローカル情報を提供することにより、ユーザに、移動先において有用となると思われる情報を提供することができる。
【0080】
なお、上述の実施形態では、AP情報として、各アクセスポイント10の位置,BT−ID,クロックを供給する場合について説明したが、AP情報として各アクセスポイント10のBT−ID,クロックのみを供給するようにしても、レスポンスの向上に寄与し得る。この場合には、例えば各々のアクセスポイント10のBT−ID,クロックに応じたPageを実行し、Pageに応答したアクセスポイント10と通信を開始し、コネクションを張ることができる。これにより、上述の実施形態と同様にInquiryを行わなくても済むため、レスポンスの向上に寄与し得る。
【0081】
また、AP情報として各アクセスポイント10のBT−IDのみを端末装置30に供給し、クロックを省略してもよい。各アクセスポイント10におけるクロックは可変であり、また、各アクセスポイント10のクロックには各々のBT−IF13に固有の誤差が含まれている。このため、各アクセスポイント10における正確なクロックを端末装置30に提供するためには、少なくとも一定間隔で各々のアクセスポイント10のクロックを収集しておく必要がある。
【0082】
従って、クロックの提供を省略することにすれば、AP情報処理部31bが各アクセスポイント10のクロックを管理する必要がなくなり、AP情報処理部31bの構成を簡略化することができる。この場合は、Page処理においてアクセスポイント10の待ち受けチャネルと、端末装置30の送信チャネルを一致させるのに若干時間がかかるものの、通信相手となるアクセスポイント10のBT−IDは特定することができるため、Inquiryを省略することができ、レスポンスの向上に寄与することができる。
【0083】
また、第2のアクセスポイント20が、端末装置30にAP情報を提供する手段は、BTに限られず、例えばIrDA等の他の無線通信手段,ケーブルを介した有線通信手段,メモリカード等の記憶手段を介した提供等を用いることもできる。
【0084】
また、上述の実施形態では、第2のアクセスポイント20から端末装置30にAP情報を供給する場合について説明したが、予め端末装置30にAP情報を格納しておくようにしてもよい。例えば、アクセスポイント10が限定されており、予め各アクセスポイント10のBT−ID、クロックが特定されている場合には、予め端末装置30にAP情報を格納しておけば、第2のアクセスポイント20からAP情報を取得する必要がなくなり、第2のアクセスポイント20を設置しなくても済む。
【0085】
また、上述の実施形態では、端末装置30の位置の検出に、ローカル情報,AP情報の提供にも用いるBTを用いた例について説明していた。このように、位置の検出と、ローカル情報,AP情報の提供に用いる無線通信手段を共用すれば、装置のコストの低減に寄与することができるが、必ずしも共用する必要はなく、別途微小電力のビーコン等を適宜設置しておき、各ビーコン等との通信状態に応じて端末装置30の位置を検出するようにしてもよい。
【0086】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る情報提供システムでは、端末装置の呼び出し手段が、AP情報保持手段に保持されている識別情報に応じたシーケンスで着信監視手段に対する呼び出しを行うと、ローカル情報提供サーバの着信監視手段が自サーバに対する呼び出しを検出する。
【0087】
この後、端末装置とローカル情報提供サーバの無線通信手段間で通信が開始され、ローカル情報取得手段が、位置検出手段が検出した自端末装置の位置に応じた位置情報をローカル情報提供手段に供給する。ローカル情報提供サーバのローカル情報提供手段は、端末装置から供給された位置情報に応じた情報を端末装置のローカル情報取得手段に提供する。
【0088】
このため、この情報提供システムでは、端末装置が、ローカル情報提供サーバの着信監視手段のシーケンスを特定して呼び出しを行うことにより、ローカル情報提供サーバにおける着信監視のシーケンスが不明である場合に必用な呼び出し処理を行う必用がなく、通信の開始までの時間を短縮することができる。このため、ローカル情報の提供までの時間を短縮してレスポンスの向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る情報提供システムの構成を示すブロック図である。
【図2】前記情報提供システムを構成する第1及び第2のアクセスポイントの設置例を示す図である。
【図3】前記情報提供システムの動作を示す図である。
【図4】前記情報提供システムを構成する端末装置の表示部に表示されるローカル情報に応じた画像の例を示す図である。
【図5】前記情報提供システムを構成する端末装置の表示部に表示される詳細情報に応じた画像の例を示す図である。
【図6】従来の通信動作,前記情報提供システムにおける通信動作を示す図である。
【図7】前記情報提供システムを構成する第1及び第2のアクセスポイントの設置例を示す図である。
【図8】前記情報提供システムを構成する第1及び第2のアクセスポイントの設置例を示す図である。
【図9】前記情報提供システムにおける端末装置の位置の予測を示す図である。
【符号の説明】
1…サービス提供領域
2…出入口
10…第1のアクセスポイント(ローカル情報提供サーバ)
11…CPU
11a…ローカル情報提供部
12…HDD
12a…ローカル情報格納部
13…BT−I/F
13a…BT−ID保持部
13b…CLK発生部
20…第2のアクセスポイント
21…CPU
21a…ローカル情報提供部
21b…AP情報提供部
22…HDD
22a…ローカル情報格納部
22b…AP情報格納部
23…BT−I/F
23a…BT−ID保持部
23b…CLK発生部
30…端末装置
31…CPU
31a…ローカル情報処理部
31b…AP情報処理部
32…表示部
33…BT−I/F
33a…位置検出部
33b…通信制御部
34…入力部

Claims (5)

  1. 割り当てられた固有の識別情報に応じたシーケンスで自サーバに対する呼び出しを監視する着信監視手段を有する近距離無線通信手段と,該近距離無線通信手段を介して供給される位置情報に応じた情報(ローカル情報)を提供するローカル情報提供手段とを有するローカル情報提供サーバと、
    自端末装置の位置を検出する位置検出手段と,前記ローカル情報提供サーバの識別情報を保持するAP情報保持手段と,該AP情報保持手段に保持されている識別情報に応じたシーケンスで前記着信監視手段に対する呼び出しを行う呼び出し手段を有する近距離無線通信手段と,前記呼び出し手段によって呼び出しを行った後,前記位置検出手段が検出した位置に応じた位置情報を前記ローカル情報提供手段に供給してローカル情報を取得するローカル情報取得手段とを有する端末装置
    とを備え、前記着信監視手段は、計時情報を生成する計時手段を有し,前記識別情報に応じたパターンにより計時情報に応じたタイミングで変化する周波数で着信を監視し、
    前記呼び出し手段は、前記着信監視手段と同じ計時情報を保持する計時情報保持手段を有し,前記識別情報に応じたパターンにより計時情報に応じたタイミングで変化する周波数で呼び出しを行うことを特徴とする情報提供システム。
  2. 請求項1記載の情報提供システムであって、
    複数の前記ローカル情報提供サーバを備え、
    前記AP情報保持手段は、各ローカル情報提供サーバの位置を示す情報を保持しており、
    前記端末装置は、前記位置検出手段によって検出された位置と前記AP情報保持手段に保持されている各ローカル情報提供サーバの位置を示す情報に応じて呼び出すローカル情報提供サーバを選択するサーバ選択手段を有し、
    前記呼び出し手段は、前記サーバ選択手段によって選択されたローカル情報提供サーバの識別情報を前記AP情報保持手段から取得し、取得した識別情報に応じたシーケンスで前記選択されたローカル情報提供サーバの着信監視手段に対する呼び出しを行うことを特徴とする情報提供システム。
  3. 請求項1記載の情報提供システムであって、
    前記AP情報保持手段に少なくともローカル情報提供サーバの識別情報を供給するAP情報供給手段を備えることを特徴とする情報提供システム。
  4. 請求項1記載の情報提供システムであって、
    前記位置検出手段は、前記ローカル情報提供サーバとの通信状態に応じて自端末装置の位置を検出することを特徴とする情報提供システム。
  5. 割り当てられた固有の識別情報に応じたシーケンスで自サーバ装置に対する呼び出しを監視する着信監視手段を有する近距離無線通信手段と,該近距離通信手段を介して供給される位置情報に応じた情報(ローカル情報)を提供するローカル情報提供手段とを有するローカル情報提供サーバからローカル情報を取得する情報利用端末であって、
    自情報利用端末の位置を検出する位置検出手段と、
    前記ローカル情報提供サーバの識別情報を保持するAP情報保持手段と、
    該AP情報保持手段に保持されている識別情報に応じたシーケンスで前記着信監視手段に対する呼び出しを行う呼び出し手段を有する近距離無線通信手段と
    前記呼び出し手段によって呼び出しを行った後,前記位置検出手段によって検出した自情報利用端末の位置に応じた位置情報を前記ローカル情報提供手段に供給してローカル情報を取得するローカル情報取得手段
    とを備え、前記着信監視手段は、計時情報を生成する計時手段を有し,前記識別情報に応じたパターンにより計時情報に応じたタイミングで変化する周波数で着信を監視し、
    前記呼び出し手段は、前記着信監視手段と同じ計時情報を保持する計時情報保持手段を有し,前記識別情報に応じたパターンにより計時情報に応じたタイミングで変化する周波数で呼び出しを行うことを特徴とする情報利用端末。
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