JP3749179B2 - コンパチブルディスク装置 - Google Patents
コンパチブルディスク装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3749179B2 JP3749179B2 JP2001545308A JP2001545308A JP3749179B2 JP 3749179 B2 JP3749179 B2 JP 3749179B2 JP 2001545308 A JP2001545308 A JP 2001545308A JP 2001545308 A JP2001545308 A JP 2001545308A JP 3749179 B2 JP3749179 B2 JP 3749179B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- arm
- mode switching
- switching member
- turntable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 18
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 18
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 101150012763 endA gene Proteins 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 1
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/04—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
- G11B17/057—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for handling both discs contained within cartridges and discs not contained within cartridges
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/022—Positioning or locking of single discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/038—Centering or locking of a plurality of discs in a single cartridge
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B19/12—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/2009—Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Description
【0001】
この発明は、カートリッジに収納されたミニディスク(MD)等の第1のディスクと、カートリッジに収納されていないコンパクトディスク(CD)等の第2のディスクとをコンパチブルに再生できるコンパチブルディスク装置に関するものであり、さらに詳しくは第2のディスクを回転駆動するターンテーブル又はクランパを第1のディスクの装填および再生に支障の無い位置に退避させる機構を備えたコンパチブルディスク装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
第1図(A)から第1図(C)は、例えば特許文献1に示された従来のMD−CDコンパチブルディスク装置の構成を示す図であり、第1図(A)は、第1のディスクとしてのMDが装置に挿入された状態の装置内部を示す正面図であり、第1図(B)は第1図(A)に示したMDが再生位置に装着された状態の装置内部を示す正面図であり、第1図(C)は第2のディスクとしてのCDが再生位置に装着された状態の装置内部を示す正面図である。
【0003】
第1図(A)から第1図(C)において、1はコンパチブルディスク装置のベース、2は筐体、3は筐体2内の昇降モータMにより昇降可能とされたサブベースである。このサブベース3の中央部には上記第1のディスクA又は第2のディスクBを回転させるためのスピンドルモータ4が固定されている。スピンドルモータ4にはカートリッジCに収納された第1のディスクAの中心孔を位置決めすると共に、受け面(図示せず)で担持して第1のディスクAを回転駆動させるための第1のターンテーブル5が同軸上に固定されている。6はサブベース3上を上記第1のディスクA又は第2のディスクBの半径方向に往復移動可能でかつ上記第1のディスクA又は第2のディスクBに対して情報の読取動作を行う光ピックアップであり、7はカートリッジCに収納されない第2のディスクBの中心孔を位置決めすると共に、受け面(図示せず)で担持して第2のディスクBを回転駆動させるための第2のターンテーブルであり、8は第2のターンテーブル7を保持する保持部材である。
【0004】
この保持部材8は上記第2のターンテーブル7と協同して上記第2のディスクBを保持するものであり、筐体2に対して緩衝保持されている。9は第2のターンテーブル7上に載置された第2のディスクBをクランプするクランパ10を保持するクランパホルダである。これらクランパホルダ9およびクランパ10は上記第2のターンテーブル7に対して昇降可能であり、第1のディスクAの装着モード時には筐体2の天井部近傍の上昇位置に停止し、第2のディスクBの装着モード時には下降位置に停止して上記第2のターンテーブル7との間で上記第2のディスクBをクランプ固定するものである。11は第1のディスクAのカートリッジCを保持、案内するガイド部材である。
【0005】
次に動作について説明する。
第1のディスクAの再生に際しては、まず第1図(A)に示すように、カートリッジCがガイド部材11に挿入されると、昇降モータMの動作によって、サブベース3が図中矢印E方向に上昇し、第1のターンテーブル5が第1のディスクAにおける所定のクランプエリアに当接する位置、すなわち第1図(B)に示す状態まで移動する。次に、スピンドルモータ4が回転することによって、第1のディスクAを回転させ、再生動作を行う。
【0006】
また、第2のディスクBの再生に際しては、保持部材8とクランパ10との間の間隙に第2のディスクBが挿入され、次いで昇降モータMの動作によって、サブベース3が第1のターンテーブル5が第2のディスクBにおける所定のクランプエリアに当接する位置、即ち第1図(C)に示す状態まで図中矢印E方向に上昇する。このとき、クランパホルダ9も図中矢印F方向に下降動作を行い、第2のディスクBを第2のターンテーブル7との間で挟持する。また、サブベース3が上昇するための空間を設けるために、ガイド部材11も横方向へ待避動作を行う。このような一連の動作終了後に、スピンドルモータ4が回転することによって、第1のターンテーブル5と、これと接合している第2のターンテーブル7が回転駆動し、これにより第2のディスクBを回転させて、再生動作を行う。
【0007】
[従来技術2]
第2図、第3図および第4図(A)から第4図(C)は、例えば特許文献2に示された従来のMD−CDコンパチブルディスク装置の構成を示す図であり、第2図はベース上に配置された各構成要素を示す斜視図であり、第3図はディスクホルダの構成を示す斜視図であり、第4図(A)から第4図(C)はターンテーブルの退避動作を説明するための正面図である。なお、この従来技術2の構成要素のうち、上記従来技術1の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の説明を省略する。
【0008】
第2図に示すように、ベース1にはスピンドルモータ4近傍に向って延在する細長い開口部1aが形成され、ベース1の下面には光ピックアップ6が上記開口部1aの長さ方向に沿って往復移動可能に配設されている。また、ベース1には回動軸12が植設され、この回動軸12には保持アーム13が回動軸12の軸方向にも摺動可能に保持され、この保持アーム13には第2のターンテーブル7が遊嵌保持されている。
【0009】
第2図において14は保持アーム13に形成され、かつ駆動モータ15の駆動力をギア16およびギア17を介して伝達するギア部である。18は第4図(A)から第4図(C)にも示すようにベース1の回動軸12の近傍に形成され、かつ保持アーム13の回動により規定される仮想円の円周の一部に沿って起伏するカム面を有する三角カムである。一方、19は上記保持アーム13の裏面のうち上記三角カム18に対向する位置に形成され、かつ上記保持アーム13の回動時に上記三角カム18のカム面上を摺動するボスである。
第3図において20は支軸21によりベース1に揺動自在に支持されたディスクホルダ組立て体であり、22は開口部23を有する箱状のディスクホルダである。このディスクホルダ22の天面部には、クランパ10が遊嵌保持されており、このクランパ10と共にディスクホルダ22はディスクホルダ組立て体20に対して第3図中矢印Q1−Q2方向へ摺動可能である。
【0010】
次に動作について説明する。
まず、第2のターンテーブル7が第1のターンテーブル5上に装着された状態にある場合に、第2のディスクとしてのCDの再生に際して、開口部23よりCDを挿入すると、駆動源(図示せず)によってディスクホルダ22が矢印Q1方向へ移動し、ディスクホルダ組立て体20が支軸21を支点として下方へ揺動し、クランパ10がCDを第2のターンテーブル7上に押圧して、CDの装着を完了する。その後、スピンドルモータ4が回転して再生動作を開始する。
【0011】
次に、第1のディスクとしてのMDの再生に際しては、ディスクホルダ22の開口部23へのカートリッジ(図示せず)の挿入がセンサ(図示せず)により検出されると、駆動モータ15の回転駆動力がギア16、ギア17およびギア部14を介して保持アーム13を矢印Y方向へ回動させる。この回動動作に伴って、第4図(A)から第4図(C)に示すように、保持アーム13はボス19が三角カム18の斜面に沿って摺動することによって昇降動作する。このため、保持アーム13に保持された第2のターンテーブル7も回動しつつ第1のターンテーブル5から離間することから、三角カム18の頂点を通過した後は、第2のターンテーブル7は回動して第1のディスクから待避しつつ下降し、第1のディスクのカートリッジ(図示せず)と平面的に干渉しない位置まで至って停止する。
【0012】
この動作と並行して、駆動源(図示せず)によってディスクホルダ22が矢印Q1方向へ移動し、さらにディスクホルダ組立て体20が支軸21を支点として下方へ揺動して、カートリッジの第1のターンテーブル5への装着を完了する。その後、スピンドルモータ4が回転して再生動作を開始する。
【0013】
【特許文献1】
特開平7−220355号公報
【特許文献2】
特開平9−231654号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
まず、従来技術1に係るコンパチブルディスク装置では、第1のディスクおよび第2のディスクの何れの再生状態においても、第1のターンテーブル5と第2のターンテーブル7とを上下方向に重ねた状態としているために、薄型化できないという課題があった。
【0015】
また、従来技術2に係るコンパチブルディスク装置では、第2のターンテーブル7を、第1のディスクのカートリッジと平面的に干渉しない位置に待避するため、奥行き寸法が大になり、小型化できないという課題があった。
【0016】
さらに、従来技術1又は従来技術2に係るコンパチブルディスク装置では、いずれも第2のターンテーブル7とクランパ10とを合わせて退避させるという技術思想が開示されておらず、このため装置を薄型化できないという課題があった。
【0017】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、高さ寸法、及び奥行き寸法を小型化したコンパチブルディスク装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0018】
この発明に係るコンパチブルディスク装置は、カートリッジに収納された第1のディスクおよびカートリッジに収納されない第2のディスクのいずれも再生可能なコンパチブルディスク装置において、ベースと、該ベース上に配されかつモータからの回転力を前記第1のディスクに伝達する第1のターンテーブルと、前記第2のディスクの再生に際して前記第1のターンテーブル上に装着され、当該第1のターンテーブルを介して前記モータからの回転力を前記第2のディスクに伝達する第2のターンテーブルと、カムを有し、前記第2のターンテーブルをその一端に遊嵌保持する保持アームと、前記第2のターンテーブルに前記第2のディスクをクランプするクランパと、カムを有し、前記クランパをその一端に保持するクランパアームと、前記ベースのうち前記第1のターンテーブルに支持された第1のディスク又は前記第2のターンテーブルに支持された第2のディスクのいずれからも離間する位置に立設された支軸と、前記ベース上の支軸に配され、前記保持アーム及び前記クランパアームの他端をこれらの一端が前記支軸の軸方向に昇降可能に同軸に軸支し、前記支軸周りに前記ベース表面と平行な面で回動するサブベースと、前記第1のディスクの挿入に応じてそのカートリッジと係合して挿入方向に前記ベース表面に沿って平行移動するモード切替部材と、前記支軸に回動可能に配され、前記保持アーム及び前記クランパアームのカムに当接する当接部を有し、前記モード切替部材の一部と係合してその平行移動に伴って前記当接部を移動させることにより前記カム形状に応じて前記第2のターンテーブルと前記クランパが上下に重ね合わさった状態で前記保持アーム及び前記クランパアームの一端を前記支軸の軸方向に揺動させるアーム制御部材と、前記支軸に回動可能 に配され、前記モード切替部材及び前記サブベースの一部と係合して前記モード切替部材の平行移動に伴い前記サブベースと共に前記保持アーム及び前記クランパアームを前記支軸周りに前記ベース表面と平行な面で回動させるレバーとを備えたものである。
【0019】
また、この発明に係るコンパチブルディスク装置は、ベース上の支軸に回動可能に配されかつ第1のディスクを装置内の所定位置に引き込む引込みアームをさらに備え、第1のディスクの再生モードにおいてモード切替部材は、前記引込みアームの一部と係合して第1のディスクの挿入に応じた平行移動に伴い前記引込みアームを退避位置まで回動するものである。
【0020】
また、この発明に係るコンパチブルディスク装置は、モード切替部材が、アーム制御部材と係合する部分としてモード切替部材側係合ピンを有し、アーム制御部材は、保持アーム及びクランパアームのカムに当接する当接部であるアーム制御部材側係合ピンと、前記モード切替部材側係合ピンと係合して前記モード切替部材の平行移動に伴う前記アーム制御部材側係合ピンの移動を自己の前記支軸周りの回動に変換する第1のカム部とからなり、レバーは、前記モード切替部材側係合ピンと係合して前記モード切替部材の移動を自己の前記支軸周りの回動に変換する第2のカム部を有し、前記モード切替部材の平行移動位置により規定される第1の区間では、前記レバーの第2のカム部が前記モード切替部材側係合ピンと係合せず、前記第1のカム部とのみ係合して前記アーム制御部材側係合ピンの移動により前記保持アーム及び前記クランパアームの一端が揺動して前記第1のターンテーブルからの第2のターンテーブルの離間及び第2のディスクのクランプ解除を行い、前記第1の区間よりさらに平行移動した第2の区間に前記モード切替部材が達すると、前記レバーの第2のカム部及び前記第1のカム部が前記モード切替部材側係合ピンと係合することにより、前記サブベースを前記支軸周りに前記ベース表面と平行な面で回動して前記保持アーム及び前記クランパアームを退避領域まで移動するものである。
【発明の効果】
【0021】
この発明によれば、カートリッジに収納された第1のディスクおよびカートリッジに収納されない第2のディスクのいずれも再生可能なコンパチブルディスク装置において、ベースと、該ベース上に配されかつモータからの回転力を前記第1のディスクに伝達する第1のターンテーブルと、前記第2のディスクの再生に際して前記第1のターンテーブル上に装着され、当該第1のターンテーブルを介して前記モータからの回転力を前記第2のディスクに伝達する第2のターンテーブルと、カムを有し、前記第2のターンテーブルをその一端に遊嵌保持する保持アームと、前記第2のターンテーブルに前記第2のディスクをクランプするクランパと、カムを有し、前記クランパをその一端に保持するクランパアームと、前記ベースのうち前記第1のターンテーブルに支持された第1のディスク又は前記第2のターンテーブルに支持された第2のディスクのいずれからも離間する位置に立設された支軸と、前記ベース上の支軸に配され、前記保持アーム及び前記クランパアームの他端をこれらの一端が前記支軸の軸方向に昇降可能に同軸に軸支し、前記支軸周りに前記ベース表面と平行な面で回動するサブベースと、前記第1のディスクの挿入に応じてそのカートリッジと係合して挿入方向に前記ベース表面に沿って平行移動するモード切替部材と、前記支軸に回動可能に配され、前記保持アーム及び前記クランパアームのカムに当接する当接部を有し、前記モード切替部材の一部と係合してその平行移動に伴って前記当接部を移動させることにより前記カム形状に応じて前記第2のターンテーブルと前記クランパが上下に重ね合わさった状態で前記保持アーム及び前記クランパアームの一端を前記支軸の軸方向に揺動させるアーム制御部材と、前記支軸に回動可能に配され、前記モード切替部材及び前記サブベースの一部と係合して前記モード切替部材の平行移動に伴い前記サブベースと共に前記保持アーム及び前記クランパアームを前記支軸周りに前記ベース表面と平行な面で回動させるレバーとを備えたものである。このことによって、第1のディスク再生に際しては、第2のターンテーブル又はクランパアームを第1のディスクの奥方かつ下方に待避させることができ、高さ寸法及び、奥行き寸法を小型化したコンパチブルディスク装置を得ることができる。また、退避動作時に保持アーム又はクランパアームの揺動を制御することができるので、第2のターンテーブル又はクランパの損傷を防止することができる。さらに、モード切替え部材による単一の駆動手段の動作で、第2のターンテーブル又はクランパの平面方向の回動動作と昇降動作を制御することができる。
【0022】
また、この発明によれば、ベース上の支軸に回動可能に配されかつ第1のディスクを装置内の所定位置に引き込む引込みアームをさらに備え、第1のディスクの再生モードにおいてモード切替部材は、前記引込みアームの一部と係合して第1のディスクの挿入に応じた平行移動に伴い前記引込みアームを退避位置まで回動するので、第2のターンテーブル又はクランパの退避機構と、第1のディスクの引き込み機構をコンパクトに集約したコンパチブルディスク装置を得ることができる。
【0023】
また、この発明によれば、モード切替部材が、アーム制御部材と係合する部分としてモード切替部材側係合ピンを有し、アーム制御部材が、保持アーム及びクランパアームのカムに当接する当接部であるアーム制御部材側係合ピンと、前記モード切替部材側係合ピンと係合して前記モード切替部材の平行移動に伴う前記アーム制御部材側係合ピンの移動を自己の前記支軸周りの回動に変換する第1のカム部とからなり、レバーが、前記モード切替部材側係合ピンと係合して前記モード切替部材の移動を自己の前記支軸周りの回動に変換する第2のカム部を有し、前記モード切替部材の平行移動位置により規定される第1の区間では、前記レバーの第2のカム部が前記モード切替部材側係合ピンと係合せず、前記第1のカム部とのみ係合して前記アーム制御部材側係合ピンの移動により前記保持アーム及び前記クランパアームの一端が揺動して前記第1のターンテーブルからの第2のターンテーブルの離間及び第2のディスクのクランプ解除を行い、前記第1の区間よりさらに平行移動した第2の区間に前記モード切替部材が達すると、前記レバーの第2のカム部及び前記第1のカム部が前記モード切替部材側係合ピンと係合することにより、前記サブベースを前記支軸周りに前記ベース表面と平行な面で回動して前記保持アーム及び前記クランパアームを退避領域まで移動するものである。このことによって、モード切替え部材による単一の駆動手段の動作で、第2のターンテーブル又はクランパの上下方向の揺動動作の制御を、再生位置・退避位置の何れの位置でも行うことができるコンパチブルディスク装置を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
実施の形態1.
第5図から第16図は、この発明の実施の形態1によるコンパチブルディスク装置の構成図であり、第5図はコンパチブルディスク装置内の構成を示す斜視図、第6図は第5図の分解斜視図、第7図は第6図に示したサブベース組立体の分解斜視図、第8図はターンテーブルおよびクランパの構成を示す拡大断面図である。なお、この実施の形態1の構成要素のうち、上記従来技術1および従来技術2の構成要素と共通するものについては同一符号を付し、その部分の詳細な説明を省略する。
【0025】
図において100はコンパチブルディスク装置の各構成要素を搭載する平板状のベースである。ベース100の中央部にはスピンドルモータ4が配設され、このスピンドルモータ4には第1のターンテーブル5が固着されている。また、ベース100上には上記第1のターンテーブル5等に装着される第1のディスクA等の一半径方向に対して平行に延在する一対のガイドレール101が配設され、これらガイドレール101には光ピックアップ6が摺動可能に配設されている。
【0026】
さらに、ベース100上には上記スプンドルモータ4を基準にガイドレール101の配設位置とは反対側の位置に支軸110が立設されている。この支軸110にはサブベース組立体111が昇降可能かつ回動可能に遊嵌保持されている。サブベース組立体111は第5図および第6図に示すように上記第1のターンテーブル5上に装着される第2のターンテーブル7を支持する保持アーム112および上記第2のターンテーブル7との間に第2のディスクをクランプするクランパ10を支持するクランパアーム113を片持ち梁状に遊嵌保持している。保持アーム112およびクランパアーム113の各基端部にはカム112aおよびカム113aが形成されている。
【0027】
また、保持アーム112およびクランパアーム113の各基端部は支軸114に軸支されており、この支軸114により保持アーム112およびクランパアーム113は矢印A方向又はB方向に回動可能である。なお、第6図において112bはサブベース組立体111と保持アーム112との間に張設されて保持アーム112を矢印B方向へ付勢するためのばねであり、113bはクランパアーム113を矢印B方向へ付勢してクランプ力を発生するためのばねである。
【0028】
また、上記支軸110には引込みアーム115が回動可能に支持されている。引込みアーム115の先端部にはカートリッジホルダ116と係合するためのピン115aが立設され、基端部にはカム115bが形成されている。カートリッジホルダ116は第1のディスクのカートリッジの挿入先端部を保持して第6図中の矢印G方向又はH方向に往復移動可能であり、矢印G方向又はH方向に交差する方向に延在しかつ引込みアーム115のピン115aと係合する溝116aを有している。
【0029】
第6図において120は上記ベース100の奥側の一部に一段高く形成された台部である。台部120上には矢印K方向又はJ方向と直交する方向に離間する一対のボス121が形成され、台部120近傍のベース100上にはベース100の上面に平行な支軸122が設けられている。また、ベース100の上記支軸110近傍には屈曲加工により矢印K方向又はJ方向に沿う立設部123が形成され、この立設部123の一部にはボス124、切欠き部125および切欠き部126がそれぞれ形成されている。
【0030】
第6図において130はこの実施の形態1によるコンパチブルディスク装置に装着されるディスクの種類に応じて装置内の構成要素の配置を変更するためのモード切替え部材である。モード切替え部材130は摺動部131とこの摺動部131と一体に形成されたカム部140とから概略構成されている。摺動部131は上記ベース100の台部120上を摺動する平板部132と、この平板部132に互いに平行に形成されかつ上記ボス121との遊嵌が可能な一対の長孔133とを有している。カム部140は上記摺動部131の平板部132と直交する方向に形成されたカム板141と、このカム板141に形成されたカム溝142と、矢印U2方向に立設された案内ピン143と、矢印U1方向に立設されかつ上記引込みアーム115のカム115bに当接する案内ピン144とから概略構成されている。カム溝142は上記支軸110側に形成されかつベース100に対して所定の高さを有する上水平部分と上記支軸110から離間する側に形成されかつベース100に対して上記上水平部分より低い下水平部分とこれら両水平部分間を連絡する傾斜部分とから構成されている。
【0031】
第6図において150はベース100に設けられた支軸122に支持されて図中矢印L方向又は矢印M方向に揺動自在なレバーで、その一面にはモード切替え部材130のカム部140のカム溝142に上記ベース100の立設部123の切欠き部125を介して係合するピン151が立設されている。また、レバー150はベース100の立設部123のボス124と係合する長孔152と、サブベース組立体111内の後述するピンと係合する角溝153とを有している。
【0032】
上記サブベース組立体111は、第7図に示すように保持アーム112およびクランパアーム113を共通の支軸114で回動可能に支持するサブベース160と、保持アーム112のカム112aおよびクランパアーム113のカム113aと当接するピン161aおよびモード切替え部材130のカム部140の案内ピン143と係合するカム溝161bを有するアーム制御部材161と、上記モード切替え部材130のカム部140の案内ピン143と当接する第1カム162aおよびサブベース160の一部にばね162bにより付勢されて当接する突起部162cを有するレバー162と、上記レバー150の角溝153に上記ベース100の立設部123の切欠き部126を介して係合するピン163aを有するプレート163と、レバー162とアーム制御部材161を下方から貫通してサブベース160に固着される第1円筒ブシュ164と、この第1円筒ブシュ164を貫通してプレート163と固着されかつ支軸110に軸支される第2円筒ブシュ165とから概略構成されている。
【0033】
以上のように構成されたサブベース組立体111では、プレート163、サブベース160、アーム制御部材161およびレバー162が第1円筒ブシュ164と第2円筒ブシュ165の共通の中心軸周りにそれぞれ独立して回動することができ、かつ一体となって矢印U1方向又はU2方向に昇降することが可能である。このため、サブベース160により揺動可能に支持された保持アーム112およびクランパアーム113も回動可能かつ昇降可能となることから、第1のディスクAの再生に際して保持アーム112に支持された第2のターンテーブル7を第1のターンテーブル4から支障の無い位置に退避させることができると共に、その退避位置でクランパアーム113に支持されたクランパ10を下降させておくことができる。
【0034】
ここで、第8図を参照して第1のターンテーブル5と第2のターンテーブル7の構成を説明する。第1のターンテーブル5には、第1のディスクAの芯出しのための円筒部5aと、受け面5bが形成されている。この第1のターンテーブル5はスピンドルモータ4に固着されており、カートリッジCに収納された第1のディスクAの中心孔を位置決めしかつ受け面5bで担持して第1のディスクAを回転駆動させるものである。また、第2のターンテーブル7は、円筒部5aと嵌合する円筒状凹部7aと、受け面5bと当接するための当接面7bと、第2のディスクBの芯出しのための円筒部7cと、受け面7dとを備えている。この第2のターンテーブル7は保持アーム112に遊嵌保持されており、カートリッジCに収納されない第2のディスクBの中心孔を位置決めしかつ受け面7dで担持して第2のディスクBを回転駆動させるものである。第2のターンテーブル7上に装着された第2のディスクBは再生に際しクランパアーム113に支持されたクランパ10により第2のターンテーブル7上にクランプされる。
【0035】
次に、第2のディスクBを装填・再生する際の動作について第9図(A)から第10図(B)等を参照して説明する。
第9図(A)は第2のディスクBを装填する前の状態を示す斜視図であり、第9図(B)は第9図(A)中の矢印X方向からの矢視図であり、第10図(A)は第9図(A)および第9図(B)に関連して第2のディスクBを装填した状態を示す斜視図であり、第10図(B)は第10図(A)中の矢印X方向からの矢視図であり、第14図(A)から第14図(C)はモード切替え部材130に応動するカム部材140の構成を示す平面図であり、第15図(A)から第15図(D)はモード切替え部材130に応動するアーム制御部材161の構成を示す正面図であり、第16図はこの実施の形態1によるコンパチブルディスク装置の各構成要素の動作を示すタイミングチャートである。
【0036】
まず、第9図(A)および第9図(B)に示すように、第2のターンテーブル7は第1のターンテーブル5上に装着され、保持アーム112はばね112bで付勢されて所定の位置決め部材(図示せず)に当接しており、第2のターンテーブル7と保持アーム112とは接触しない状態にある。この状態で、第2のディスクBがクランパ10と第2のターンテーブル7との間の間隙にローディング機構(図示せず)によって導入されると、第2のディスクBが所定位置に至ったことを検知するトリガ機構(図示せず)によってクラッチ機構(図示せず)が作動し、モード切替え部材130が矢印K方向へ移動する。ここで詳細な動作をレバー162の第1カム162aとアーム制御部材161の第2カム溝161bまわりを拡大した第14図(A)から第14図(C)と、保持アーム112のカム112aとクランパアーム113のカム113aまわりを拡大した第15図(A)から第15図(D)を参照して説明する。
【0037】
第14図(A)はこの時の案内ピン143と第1カム162aおよび第2カム溝161bとの関係を示す。案内ピン143は第1カム162aに対しては案内ピン143の移動方向に平行である平行部Pに当接しているため案内ピン143が移動してもレバー162は回動しない。一方、案内ピン143は第2カム溝161bに対しては案内ピン143の移動方向と交差する方向に沿う傾斜部Sに当接しているため、案内ピン143を備えたモード切替え部材130のJ方向への移動に応動して、アーム制御部材161は矢印D方向へ回動する。この際、ピン161aは第15図(A)から第15図(B)に示すようにカム113aの傾向部Pから傾斜部S1に至り、クランパアーム113はばね113bに付勢され矢印B方向へ揺動し、第10図(A)および第10図(B)に示すようにクランパ10が第2のディスクBを第2のターンテーブル7に押圧する。次に、スピンドルモータ4が回転して、第2のディスクBに回転駆動力が伝達されて再生動作を開始する。
【0038】
次に、第1のディスクAを装填・再生する際の動作について第11図(A)から第13図(B)等を参照して説明する。
第11図(A)は第1のディスクAを装置内に挿入する状態を示す斜視図であり、第11図(B)は第11図(A)中の矢印X方向からの矢視図であり、第12図(A)は第11図(A)および第11図(B)に関連して第1のディスクAを装填する前に第2のターンテーブル7およびクランパ10を退避させた状態を示す斜視図であり、第12図(B)は第12図(A)中の矢印X方向からの矢視図であり、第13図(A)は第1のディスクAを装填した状態を示す斜視図であり、第13図(B)は第13図(A)中の矢印X方向からの矢視図である。
【0039】
まず、第11図(A)および第11図(B)に示すように、第1のディスクAのカートリッジCがローディング機構(図示せず)によって矢印H方向に挿入されると、第1のディスクAが所定位置に至ったことを検知するトリガ機構(図示せず)によってクラッチ機構(図示せず)が作動し、案内ピン143を備えたモード切替え部材130が矢印J方向へ移動を開始する。第14図(B)に示すように、この移動の第1区間ではレバー162は回動せず、アーム制御部材161が矢印C方向へ回動する。この回動に応じて、ピン161aは第15図(C)に示すようにカム112aを矢印A方向に押し上げて保持アーム112を揺動させ、第2のターンテーブル7は第11図(A)および第11図(B)に示すように第1のターンテーブル5から離間してクランパ10と重ね合わせられる。
【0040】
さらに、モード切替え部材130が移動して第16図に示す第2区間に至ると、案内ピン143と第1カム162aおよび第2カム溝161bの作用により、サブベース組立体111に揺動可能に支持されたクランパアーム113および保持アーム112が第12図(A)および第12図(B)に示すように矢印C方向へ所定の待避位置まで一体に回動する。この退避位置は、第1のディスクAに接触しない位置であって、例えばスピンドルモータ4を基準にしてディスク挿入口(図示せず)とは反対位置である。
【0041】
さらに、モード切替え部材130が移動して第16図に示す第3区間に至ると、再び案内ピン143に応じて第2カム溝161bがC方向へ回動され、第15図(D)に示すようにピン161aがカム112aの傾斜部S2とカム113aの傾斜部S3に至り、保持アーム112とクランパアーム113とは共に矢印B方向へ揺動し、クランパ10と第2のターンテーブル7はディスク面と略平行となる。
【0042】
また、レバー150のピン151がモード切替え部材130のカム部140のカム溝142に案内されることによってレバー150が矢印L方向へ揺動し、第13図(A)および第13図(B)に示すように角溝153と係合するピン163aを有するサブベース組立体111を下降(矢印U1方向)させ、クランパ10と第2のターンテーブル7とを互いに重ねあわせたまま、ディスク面と略平行に、カートリッジCと干渉しない位置にまで下降待避する。
【0043】
また、第16図に示す第2区間および第3区間においては、案内ピン144とカム115bの係合により、引込みアーム115が矢印C方向へ回動し、クランパ10を駆動させカートリッジCが矢印H方向へ移動し、第1のターンテーブル5上に対して鉛直上に揃う所定の位置まで引き込む。その後、カートリッジCがローディング機構(図示せず)によって下降(矢印U1方向)され、カートリッジCに収納されている第1のディスクAが第1のターンテーブル5に装着されて、再生動作を行う。また、カートリッジCの排出動作では上記の装着動作とは逆の動作を行う。
【0044】
なお、上記実施の形態1では、サブベース160が保持アーム112およびクランパアーム113を重ねあわせるように揺動可能に支持するように構成したが、クランパ10を第2のディスクBのクランプに用いない構成ではサブベース160が保持アーム112のみを支持し、あるいは第2のターンテーブル7を退避させる必要のない構成ではサブベース160がクランパアーム113のみを退避可能に支持するようにしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0045】
以上のように、この発明に係るコンパチブルディスク装置は、第1のディスク再生に際しては、サブベースにより回動可能かつ昇降可能に支持された第2のターンテーブル又はクランパアームを第1のディスクの奥方かつ下方に待避させることができ、高さ寸法及び、奥行き寸法を小型化したコンパチブルディスク装置を得ることができる。
また、この発明に係るコンパチブルディスク装置は、アーム制御部材により退避動作時に保持アーム又はクランパアームの揺動を制御することができるので、第2のターンテーブル又はクランパの損傷を防止することができる。
また、この発明に係るコンパチブルディスク装置は、モード切替え部材による単一の駆動手段の動作で、第2のターンテーブル又はクランパの平面方向の回動動作と昇降動作を制御することができる。
また、この発明に係るコンパチブルディスク装置は、第1のディスクを装置内の所定位置へ引き込むための引込みアームをサブベース回動支軸と同軸に構成したので、第2のターンテーブル又はクランパの退避機構と、第1のディスクの引き込み機構をコンパクトに集約したコンパチブルディスク装置を得ることができる。
また、この発明に係るコンパチブルディスク装置は、モード切替え部材による単一の駆動手段の動作で、第2のターンテーブル又はクランパの上下方向の揺動動作の制御を、再生位置・退避位置の何れの位置でも行うことができるコンパチブルディスク装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
第1図(A)は第1のディスクが装置に挿入された状態の従来技術1に係るMD−CDコンパチブルディスク装置内部を示す正面図である。
第1図(B)は第1のディスクが再生位置に装着された状態の装置内部を示す正面図である。
第1図(C)は第2のディスクが再生位置に装着された状態の装置内部を示す正面図である。
第2図は従来技術2に係るMD−CDコンパチブルディスク装置におけるベース上に配置された各構成要素を示す斜視図である。
第3図は第2図に示した装置のディスクホルダの構成を示す斜視図である。
第4図(A)から第4図(C)は第2図に示した装置のターンテーブルの退避動作を説明するための正面図である。
第5図はこの発明の実施の形態1によるコンパチブルディスク装置内の構成を示す斜視図である。
第6図は第5図の分解斜視図である。
第7図は第6図に示したサブベース組立体の分解斜視図である。
第8図はターンテーブルおよびクランパの構成を示す拡大断面図である。
第9図(A)は第2のディスクBを装填する前の状態を示す斜視図であり、第9図(B)は第9図(A)中の矢印X方向からの矢視図である。
第10図(A)は第9図(A)および第9図(B)に関連して第2のディスクBを装填した状態を示す斜視図であり、第10図(B)は第10図(A)中の矢印X方向からの矢視図である。
第11図(A)は第1のディスクAを装置内に挿入する状態を示す斜視図であり、第11図(B)は第11図(A)中の矢印X方向からの矢視図である。
第12図(A)は第11図(A)および第11図(B)に関連して第1のディスクAを装填する前に第2のターンテーブルおよびクランパを退避させた状態を示す斜視図であり、第12図(B)は第12図(A)中の矢印X方向からの矢視図である。
第13図(A)は第1のディスクAを装填した状態を示す斜視図であり、第13図(B)は第13図(A)中の矢印X方向からの矢視図である。
第14図(A)から第14図(C)はモード切替え部材に応動するカム部材の構成を示す平面図である。
第15図(A)から第15図(D)はモード切替え部材に応動するアーム制御部材の構成を示す正面図である。
第16図はこの実施の形態1によるコンパチブルディスク装置の各構成要素の動作を示すタイミングチャートである。
Claims (9)
- カートリッジに収納された第1のディスクおよびカートリッジに収納されない第2のディスクのいずれも再生可能なコンパチブルディスク装置において、
ベースと、
該ベース上に配されかつモータからの回転力を前記第1のディスクに伝達する第1のターンテーブルと、
前記第2のディスクの再生に際して前記第1のターンテーブル上に装着され、当該第1のターンテーブルを介して前記モータからの回転力を前記第2のディスクに伝達する第2のターンテーブルと、
カムを有し、前記第2のターンテーブルをその一端に遊嵌保持する保持アームと、
前記ベースのうち前記第1のターンテーブルに支持された第1のディスク又は前記第2のターンテーブルに支持された第2のディスクのいずれからも離間する位置に立設された支軸と、
前記ベース上の支軸に配され、前記保持アームの他端を前記一端が前記支軸の軸方向に昇降可能に軸支し、前記支軸周りに前記ベース表面と平行な面で回動するサブベースと、
前記第1のディスクの挿入に応じてそのカートリッジと係合して挿入方向に前記ベース表面に沿って平行移動するモード切替部材と、
前記支軸に回動可能に配され、前記保持アームのカムに当接する当接部を有し、前記モード切替部材の一部と係合してその平行移動に伴って前記当接部を移動させることにより前記カム形状に応じて前記保持アームの一端を前記支軸の軸方向に揺動させるアーム制御部材と、
前記支軸に回動可能に配され、前記モード切替部材及び前記サブベースの一部と係合して前記モード切替部材の平行移動に伴い前記サブベースと共に前記保持アームを前記支軸周りに前記ベース表面と平行な面で回動させるレバーとを備えたコンパチブルディスク装置。 - ベース上の支軸に回動可能に配されかつ第1のディスクを装置内の所定位置に引き込む引込みアームをさらに備え、第1のディスクの再生モードにおいてモード切替部材は、前記引込みアームの一部と係合して第1のディスクの挿入に応じた平行移動に伴い前記引込みアームを退避位置まで回動する請求項1記載のコンパチブルディスク装置。
- モード切替部材は、アーム制御部材と係合する部分としてモード切替部材側係合ピンを有し、
アーム制御部材は、保持アームのカムに当接する当接部であるアーム制御部材側係合ピンと、前記モード切替部材側係合ピンに係合して前記モード切替部材の平行移動に伴う前記アーム制御部材側係合ピンの移動を自己の前記支軸周りの回動に変換する第1のカム部とからなり、
レバーは、前記モード切替部材側係合ピンと係合して前記モード切替部材の移動を自己の前記支軸周りの回動に変換する第2のカム部を有し、
前記モード切替部材の平行移動位置により規定される第1の区間では、前記レバーの第2のカム部が前記モード切替部材側係合ピンと係合せず、前記第1のカム部と係合して前記アーム制御部材側係合ピンの移動により前記保持アームの一端が揺動して前記第1のターンテーブルから第2のターンテーブルを離間し、
前記第1の区間よりさらに平行移動した第2の区間に前記モード切替部材が達すると、前記レバーの第2のカム部及び前記第1のカム部が前記モード切替部材側係合ピンと係合することにより、前記サブベースを前記支軸周りに前記ベース表面と平行な面で回動して前記保持アームを退避領域まで移動する請求項1記載のコンパチブルディスク装置。 - カートリッジに収納された第1のディスクおよびカートリッジに収納されない第2のディスクのいずれも再生可能なコンパチブルディスク装置において、
ベースと、
該ベース上に配されかつモータからの回転力を前記第1のディスクに伝達する第1のターンテーブルと、
前記第2のディスクの再生に際して前記第1のターンテーブル上に装着され、当該第1のターンテーブルを介して前記モータからの回転力を前記第2のディスクに伝達する第2のターンテーブルと、
該第2のターンテーブルに前記第2のディスクをクランプするクランパと、
カムを有し、前記クランパをその一端に保持するクランパアームと、
前記ベースのうち前記第1のターンテーブルに支持された第1のディスク又は前記第2のターンテーブルに支持された第2のディスクのいずれからも離間する位置に立設された支軸と、
前記ベース上の支軸に配され、前記クランパアームの他端を前記一端が前記支軸の軸方向に昇降可能に軸支し、前記支軸周りに前記ベース表面と平行な面で回動するサブベースと、
前記第1のディスクの挿入に応じてそのカートリッジと係合して挿入方向に前記ベース表面に沿って平行移動するモード切替部材と、
前記支軸に回動可能に配され、前記クランパアームのカムに当接する当接部を有し、前記モード切替部材の一部と係合してその平行移動に伴って前記当接部を移動させることにより前記カム形状に応じて前記クランパアームの一端を前記支軸の軸方向に揺動させるアーム制御部材と、
前記支軸に回動可能に配され、前記モード切替部材及び前記サブベースの一部と係合して前記モード切替部材の平行移動に伴い前記サブベースと共に前記クランパアームを前記支軸周りに前記ベース表面と平行な面で回動させるレバーとを備えたコンパチブルディスク装置。 - ベース上の支軸に回動可能に配されかつ第1のディスクを装置内の所定位置に引き込む引込みアームをさらに備え、第1のディスクの再生モードにおいてモード切替部材は、前記引込みアームの一部と係合して第1のディスクの挿入に応じた平行移動に伴い前記引込みアームを退避位置まで回動する請求項4記載のコンパチブルディスク装置。
- モード切替部材は、アーム制御部材と係合する部分としてモード切替部材側係合ピンを有し、
アーム制御部材は、クランパアームのカムに当接する当接部であるアーム制御部材側係合ピンと、前記モード切替部材側係合ピンと係合して前記モード切替部材の平行移動に伴う前記アーム制御部材側係合ピンの移動を自己の前記支軸周りの回動に変換する第1のカム部とからなり、
レバーは、前記モード切替部材側係合ピンと係合して前記モード切替部材の移動を自己の前記支軸周りの回動に変換する第2のカム部を有し、
前記モード切替部材の平行移動位置により規定される第1の区間では、前記レバーの第2のカム部が前記モード切替部材側係合ピンと係合せず、前記第1のカム部とのみ係合して前記アーム制御部材側係合ピンの移動により前記クランパアームの一端が揺動して第2のディスクのクランプを解除し、
前記第1の区間よりさらに平行移動した第2の区間に前記モード切替部材が達すると、前記レバーの第2のカム部及び前記第1のカム部が前記モード切替部材側係合ピンと係合することにより、前記サブベースを前記支軸周りに前記ベース表面と平行な面で回動して前記クランパアームを退避領域まで移動する請求項4記載のコンパチブルディスク装置。 - カートリッジに収納された第1のディスクおよびカートリッジに収納されない第2のディスクのいずれも再生可能なコンパチブルディスク装置において、
ベースと、
該ベース上に配されかつモータからの回転力を前記第1のディスクに伝達する第1のターンテーブルと、
前記第2のディスクの再生に際して前記第1のターンテーブル上に装着され、当該第1のターンテーブルを介して前記モータからの回転力を前記第2のディスクに伝達する第2のターンテーブルと、
カムを有し、前記第2のターンテーブルをその一端に遊嵌保持する保持アームと、
前記第2のターンテーブルに前記第2のディスクをクランプするクランパと、
カムを有し、前記クランパをその一端に保持するクランパアームと、
前記ベースのうち前記第1のターンテーブルに支持された第1のディスク又は前記第2のターンテーブルに支持された第2のディスクのいずれからも離間する位置に立設された支軸と、
前記ベース上の支軸に配され、前記保持アーム及び前記クランパアームの他端をこれらの一端が前記支軸の軸方向に昇降可能に同軸に軸支し、前記支軸周りに前記ベース表面と平行な面で回動するサブベースと、
前記第1のディスクの挿入に応じてそのカートリッジと係合して挿入方向に前記ベース表面に沿って平行移動するモード切替部材と、
前記支軸に回動可能に配され、前記保持アーム及び前記クランパアームのカムに当接する当接部を有し、前記モード切替部材の一部と係合してその平行移動に伴って前記当接部を移動させることにより前記カム形状に応じて前記第2のターンテーブルと前記クランパが上下に重ね合わさった状態で前記保持アーム及び前記クランパアームの一端を前記支軸の軸方向に揺動させるアーム制御部材と、
前記支軸に回動可能に配され、前記モード切替部材及び前記サブベースの一部と係合して前記モード切替部材の平行移動に伴い前記サブベースと共に前記保持アーム及び前記クランパアームを前記支軸周りに前記ベース表面と平行な面で回動させるレバーとを備えたコンパチブルディスク装置。 - ベース上の支軸に回動可能に配されかつ第1のディスクを装置内の所定位置に引き込む引込みアームをさらに備え、第1のディスクの再生モードにおいてモード切替部材は、前記引込みアームの一部と係合して第1のディスクの挿入に応じた平行移動に伴い前記引込みアームを退避位置まで回動する請求項7記載のコンパチブルディスク装置。
- モード切替部材は、アーム制御部材と係合する部分としてモード切替部材側係合ピンを有し、
アーム制御部材は、保持アーム及びクランパアームのカムに当接する当接部であるアーム制御部材側係合ピンと、前記モード切替部材側係合ピンと係合して前記モード切替部材の平行移動に伴う前記アーム制御部材側係合ピンの移動を自己の前記支軸周りの回動に変換する第1のカム部とからなり、
レバーは、前記モード切替部材側係合ピンと係合して前記モード切替部材の移動を自己の前記支軸周りの回動に変換する第2のカム部を有し、
前記モード切替部材の平行移動位置により規定される第1の区間では、前記レバーの第2のカム部が前記モード切替部材側係合ピンと係合せず、前記第1のカム部とのみ係合して前記アーム制御部材側係合ピンの移動により前記保持アーム及び前記クランパアームの一端が揺動して前記第1のターンテーブルからの第2のターンテーブルの離間及び第2のディスクのクランプ解除を行い、
前記第1の区間よりさらに平行移動した第2の区間に前記モード切替部材が達すると、前記レバーの第2のカム部及び前記第1のカム部が前記モード切替部材側係合ピンと係合することにより、前記サブベースを前記支軸周りに前記ベース表面と平行な面で回動して前記保持アーム及び前記クランパアームを退避領域まで移動する請求項7記載のコンパチブルディスク装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP1999/007121 WO2001045100A1 (fr) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | Dispositif de disque compatible |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3749179B2 true JP3749179B2 (ja) | 2006-02-22 |
Family
ID=14237615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001545308A Expired - Fee Related JP3749179B2 (ja) | 1999-12-17 | 1999-12-17 | コンパチブルディスク装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6556530B2 (ja) |
JP (1) | JP3749179B2 (ja) |
WO (1) | WO2001045100A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3770119B2 (ja) * | 2001-07-30 | 2006-04-26 | ティアック株式会社 | 光ディスク装置 |
JP4093118B2 (ja) * | 2003-06-02 | 2008-06-04 | ティアック株式会社 | ディスク装置 |
JP4687477B2 (ja) * | 2006-01-31 | 2011-05-25 | ティアック株式会社 | ディスク装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04105283A (ja) * | 1990-08-24 | 1992-04-07 | Sony Corp | 光ディスク記録及び/又は再生装置 |
JP3106874B2 (ja) * | 1993-09-29 | 2000-11-06 | 松下電器産業株式会社 | 円盤記録再生装置 |
JP2951174B2 (ja) * | 1993-11-02 | 1999-09-20 | シャープ株式会社 | ディスク駆動装置 |
JPH07220355A (ja) * | 1994-01-27 | 1995-08-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディスクドライブ装置 |
JPH07226006A (ja) * | 1994-02-08 | 1995-08-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ディスク記録再生装置 |
JPH09231654A (ja) * | 1995-12-18 | 1997-09-05 | Victor Co Of Japan Ltd | Md−cdコンパチブルプレーヤ |
JPH11224451A (ja) * | 1998-02-05 | 1999-08-17 | Sony Corp | チャッキング装置 |
-
1999
- 1999-12-17 JP JP2001545308A patent/JP3749179B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1999-12-17 WO PCT/JP1999/007121 patent/WO2001045100A1/ja active Application Filing
-
2001
- 2001-07-19 US US09/907,747 patent/US6556530B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2001045100A1 (fr) | 2001-06-21 |
US6556530B2 (en) | 2003-04-29 |
US20020031076A1 (en) | 2002-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5036509A (en) | Guide mechanism for disc reproducing apparatus | |
US7418724B2 (en) | Apparatus for changing multiple media disks | |
JP3749179B2 (ja) | コンパチブルディスク装置 | |
JP3569444B2 (ja) | ディスク再生装置 | |
JP3813607B2 (ja) | 光ピックアップ装置および光ディスク記録再生装置 | |
KR20010034135A (ko) | 디스크 장치의 디스크 클램프 기구 | |
JP2006260719A (ja) | 光ディスク装置 | |
WO2001088914A1 (fr) | Dispositif de retenue de disque | |
WO2003036635A1 (fr) | Unite de disque | |
JP3749122B2 (ja) | ディスク装置 | |
JPH05334782A (ja) | ディスクプレーヤー | |
US7774805B2 (en) | Disk clamping device | |
JP3791998B2 (ja) | ディスク装置 | |
JP2000276872A (ja) | コンパチブルディスク装置 | |
KR100501722B1 (ko) | 레이져디스크 플레이어의 광픽업어셈블리 | |
KR100272088B1 (ko) | 씨디플레이어의 클램퍼 지지구조 | |
JPH0643878Y2 (ja) | ディスククランプ機構 | |
JPH1040634A (ja) | ディスク再生装置 | |
JP3044213B2 (ja) | ディスクローディング装置 | |
JP2007179690A5 (ja) | ||
JPH1083606A (ja) | ディスクトレー及びディスク再生装置 | |
JPH0383262A (ja) | ディスク再生装置 | |
JPS62157366A (ja) | 光磁気記録媒体の装着装置 | |
JP2000100126A (ja) | コンパチブルプレーヤ | |
JPH07105105B2 (ja) | ディスク再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050517 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050715 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051101 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051130 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091209 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091209 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101209 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111209 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111209 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121209 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121209 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131209 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |