JP3748738B2 - ディスプレイ装置及びディスプレイパネルの駆動回路 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、有機エレクトロルミネセンス素子等の自発光素子からなるディスプレイパネルを用いたディスプレイ装置、及びその駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
薄型で低消費電力なディスプレイ装置を実現する為の自発光素子として、有機エレクトロルミネッセンス(以下、ELと称する)素子が知られている。
図1は、かかるEL素子の概略構成を示す図である。
図1に示されるように、EL素子は、透明電極101が形成されたガラス板等からなる透明基板100上に、電子輸送層、発光層、正孔輸送層等からなる少なくとも1層の有機機能層102、及び金属電極103が積層されたものである。
【0003】
図2は、かかるEL素子の特性を電気的に示す等価回路である。
図2に示されるように、EL素子は、容量成分Cと、該容量成分に並列に結合するダイオード特性の成分Eとによって置き換えることができる。
ここで、透明電極101の陽極にプラス、金属電極103の陰極にマイナスの電圧を加えて透明電極及び金属電極間に直流を印加すると、容量成分Cに電荷が蓄積される。この際、EL素子固有の障壁電圧または発光閾値電圧を越えると、電極(ダイオード成分Eの陽極側)から発光層を担う有機機能層に電流が流れ始め、この電流に比例した強度で有機機能層102が発光する。
【0004】
図3は、複数の上記EL素子をマトリクス状に配列してなるELディスプレイパネルを用いて画像表示を行うELディスプレイ装置の概略構成を示す図である。
図3において、ELディスプレイパネルとしてのELDP10には、第1表示ライン〜第n表示ライン各々を担う陰極線(金属電極)B1〜Bnと、これら陰極線B1〜Bn各々に交叉して配列されたm個の陽極線(透明電極)A1〜Amが形成されている。これら陰極線B1〜Bn及び陽極線A1〜Amの交差した部分の各々(n×m個)に、上述した如き構造を有するEL素子E11〜Enmが形成されている。尚、これらEL素子E11〜Enm各々は、ELDP10としての1画素を担うものである。
【0005】
発光制御回路1は、入力された1画面分(n行、m列)の画像データを、ELDP10の各画素、すなわち上記EL素子E11〜Enmの各々に対応した画素データ群D11〜Dnmに変換し、これらを図4に示されるが如く、1行分毎に順次、陽極線ドライブ回路2に供給して行く。
例えば、画素データD11〜D1mとは、ELDP10の第1表示ラインに属するEL素子E11〜E1m各々に対して発光を実施させるか否かを指定するm個のデータビットであり、夫々、論理レベル"1"である場合には"発光"、論理レベル"0"である場合には"非発光"を示す。
【0006】
又、発光制御回路1は、図4に示されるが如き1行分毎の画素データの供給タイミングに同期して、ELDP10の第1表示ライン〜第n表示ライン各々を順次走査すべき走査線選択制御信号を陰極線走査回路3に供給する。
陽極線ドライブ回路2は、先ず、上記画素データ群におけるm個のデータビットの内から、"発光"を指定する論理レベル"1"のデータビットを全て抽出する。次に、この抽出したデータビット各々に対応した"列"に属する陽極線を陽極線A1〜Amの内から全て選択し、この選択した陽極線のみに定電流源を接続し、所定の画素駆動電流iを供給する。
【0007】
陰極線走査回路3は、上記陰極線B1〜Bnの内から、上記走査線選択制御信号で示される表示ラインに対応した陰極線を択一的に選択してこの陰極線をアース電位に設定すると共に、その他の陰極線の各々に所定の高電位VCCを夫々印加する。尚、かかる高電位VCCは、EL素子が所望の輝度で発光しているときの両端電圧(寄生容量Cへの充電量に基づいて決定する電圧)とほぼ同一値に設定される。
【0008】
この際、上記陽極線ドライブ回路2によって上記定電流源が接続された"列"と、上記陰極線走査回路3にてアース電位に設定された表示ラインとの間には発光駆動電流が流れ、かかる表示ライン及び"列"に交叉して形成されているEL素子は、この発光駆動電流に応じて発光する。一方、上記陰極線走査回路3によって高電位VCCに設定された表示ラインと、上記定電流源が接続された"列"との間には電流が流れ込まないので、かかる表示ライン及び"列"に交叉して形成されているEL素子は非発光のままである。
【0009】
以上の如き動作が、画素データ群D11〜D1m、D21〜D2m、・・・・、Dn1〜Dnm各々に基づいて実施されると、ELDP10の画面上には、入力された画像データに応じた1フィールド分の発光パターン、つまり画像が表示されるのである。
ここで、近年、ディスプレイパネルの大画面化を実現するにあたり、表示ライン、つまり上記陰極線Bの本数を増加すると共に、陽極線Aの本数を増加して画面の高精細化を行う必要が生じてきた。従って、これら陽極線A及び陰極線B各々の本数の増加につれ、陽極線ドライブ回路2及び陰極線走査回路3各々の回路規模も増大するので、両者をIC化するにあたり、チップ面積の増大に伴う歩留まりの悪化が懸念される。そこで、これら陽極線ドライブ回路2及び陰極線走査回路3各々を、夫々複数のICチップで構築することが考えられた。
【0010】
ところが、陽極線ドライブ回路2を複数のICチップで構築すると、製造上のバラツキ等により、各ICチップ間で、上記陽極線に供給すべき発光駆動電流の値に格差が生じる場合がある。よって、かかる発光駆動電流の違いによりELDP10の画面上には互いに輝度の異なる領域ができてしまい、特に、その境界上での輝度段差が画質を損ねてしまうという問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる問題を解決せんとして為されたものであり、陽極線ドライブ回路を複数のICチップで構築した際における画質劣化を抑制することが出来るディスプレイ装置及びそのディスプレイパネルの駆動回路を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明によるディスプレイ装置は、複数の第1電極線と前記第1電極線各々に交叉して配列された複数の第2電極線との各交叉部に発光素子が形成されてなるディスプレイパネルと、前記発光素子各々を発光駆動せしめる発光駆動電流を前記第1電極線の各々に供給する駆動回路と、を備えたディスプレイ装置であって、前記駆動回路は、前記第1電極線各々の内の少なくとも1の第1電極線に前記発光駆動電流の(n−m)/n{n>m:n、mは自然数}の電流量の分割発光駆動電流を供給すると共に前記1の前記第1電極線の一方の側に隣接して配列されている複数の第1電極線の各々に前記発光駆動電流を供給する第1駆動回路と、前記1の前記第1電極線に前記発光駆動電流のm/n{n>m:n、mは自然数}の電流量の分割発光駆動電流を供給すると共に前記1の前記第1電極線の他方の側に隣接して配列されている第1電極線の各々に前記発光駆動電流を供給する第2駆動回路とからなり、前記1の前記第1電極線には、前記第1及び前記第2駆動回路各々の出力線が共通に接続されている。
【0013】
又、本発明によるディスプレイパネルの駆動回路は、複数の第1電極線と前記第1電極線各々に交叉して配列された複数の第2電極線との各交叉部に発光素子が形成されてなるディスプレイパネルを発光駆動せしめる駆動回路であって、前記第1電極線各々の内の一部の第1電極線群に属する第1電極線各々に対応して設けられた複数の第1出力線を介して前記第1電極線群に属する第1電極線各々に前記発光素子を発光せしめる発光駆動電流を個別に供給する発光駆動電流源と、前記第1電極線群に隣接する少なくとも1の前記第1電極線に対応して設けられた第2出力線を介して前記1の前記第1電極線に前記発光駆動電流の(n−m)/n{n>m:n、mは自然数}の電流量の分割発光駆動電流を供給する分割発光駆動電流源とを備える。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図5は、本発明によるELディスプレイ装置の概略構成を示す図である。
図5において、ELディスプレイパネルとしてのELDP10’には、第1表示ライン〜第n表示ライン各々を担う陰極線(金属電極)B1〜Bnと、これら陰極線B1〜Bn各々に交叉して配列された2m−1個の陽極線(透明電極)A1〜A2m-1が形成されている。これら陰極線B1〜Bn及び陽極線A1〜A2m-1の交差した部分の各々に、上述した如き構造を有するEL素子E1,1〜En,2m-1が形成されている。尚、これらEL素子E1,1〜En,2m-1各々は、ELDP10’としての1画素を担うものである。
【0015】
発光制御回路1’は、図6に示されるように、上記ELDP10’の第1表示ライン〜第n表示ライン各々を順次走査すべき走査線選択制御信号を陰極線走査回路30に供給する。
陰極線走査回路30は、上記走査線選択制御信号で示される表示ラインに対応した陰極線を上記ELDP10’の陰極線B1〜Bnの内から択一的に選択してこれをアース電位に接地すると共に、その他の陰極線各々に所定の高電位VCCを夫々印加する。
【0016】
又、発光制御回路1’は、入力された1画面分(n行、2m−1列)の画像データをELDP10’の各画素、すなわち上記EL素子E1,1〜En,2m-1各々に対応した画素データD1,1〜Dn,2m-1に変換し、これを第1列〜第m列に属するものと、第m列〜第2m−1列に属するものとに分割する。この際、上記第1列〜第m列に属する画素データを1表示ライン毎にグループ化した画素データD1,1〜D1,m、D2,1〜D2,m、D3,1〜D2,m、・・・・、及びDn,1〜Dn,m各々を、図6に示されるが如き第1駆動データGA1 − mとして、順次、第1陽極線ドライブ回路21に供給する。これと同時に、発光制御回路1’は、上記第m列〜第2m−1列に属する画素データを1表示ライン毎にグループ化した画素データD1,m〜D1,2m-1、D2,m〜D2,2m-1、D3,m〜D3,2m-1、・・・・、及びDn,m〜Dn,2m-1各々を、図6に示されるが如き第2駆動データGB1 − mとして、順次、第2陽極線ドライブ回路22に供給する。尚、これら第1駆動データGA1 − m及び第2駆動データGB1 − mの各々は、図6に示されるように、上記走査線選択制御信号に同期して順次、第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22の各々に供給される。この際、上記第1駆動データ群GA1 − mとは、ELDP10’の各表示ラインの第1列〜第m列各々に属するm個のEL素子の各々に対して、発光を実施させるか否かを指定するm個のデータビットである。又、上記第2駆動データ群GB1 − mとは、ELDP10’の各表示ラインの第m列〜第2m−1列各々に属するm個のEL素子の各々に対して、発光を実施させるか否かを指定するm個のデータビットである。
【0017】
図7は、本発明による駆動回路としての上記第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22各々の内部構成を示す図である。尚、上記第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22の各々は、互いに異なる2つのICチップ内に夫々構築される。
図7に示されるように、第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22各々は、基準電流制御回路RC、スイッチブロックSB、m個の電流駆動源としてのトランジスタQ1〜Qm及び抵抗R1〜Rmから構成される。
【0018】
基準電流制御回路RCにおけるトランジスタQbのエミッタには抵抗R0を介して所定電圧VBEが接続されており、そのベース及びコレクタにはトランジスタQaのコレクタが接続されている。演算増幅器OPには所定の基準電位VREFと、トランジスタQaのエミッタ電位が入力されており、その出力電位は、トランジスタQaのベースに入力される。トランジスタQaのエミッタは、抵抗RPを介してアース電位に接地されている。以上の如き構成により、トランジスタQaのコレクタ−エミッタ間には基準電流IREF(=VREF/RP)が流れることになる。
【0019】
トランジスタQ1〜Qm各々のエミッタには、抵抗R1〜Rm各々を介して所定電位VBEが印加されており、更に、夫々のベースには上記トランジスタQbのベースが接続されている。
この際、上記抵抗R0、及びR1〜Rm各々の抵抗値は、
R0=R1=R2・・・・=Rm-1
Rm=2・R1
なる関係を有する。
【0020】
要するに、抵抗R0、及びR1〜Rmの内、抵抗R0、及びR1〜Rm-1の各々は全て同一の抵抗値であり、抵抗Rmのみが、それらの2倍の抵抗値を有するのである。
又、上記トランジスタQ1〜Qmの各々は、上記トランジスタQa及びQbと同一特性を有するものである。
【0021】
よって、上記基準電流制御回路RCと、トランジスタQ1〜Qmとは電流ミラー回路を構成することになり、トランジスタQ1〜Qm-1各々のエミッタ・コレクタ間には、上記基準電流IREFと同一の電流値を有する発光駆動電流iが流れることになる。
一方、トランジスタQmのエミッタ・コレクタ間には、抵抗Rmが抵抗R1〜Rm-1の抵抗値の2倍であることから、上記基準電流IREFの1/2の電流である発光駆動電流i/2が流れることになる。
【0022】
スイッチブロックSBには、上記トランジスタQ1〜Qm各々からの発光駆動電流を夫々、出力端X1〜Xmの各々に導出するm個のスイッチング素子S1〜Smが設けられている。
この際、第1陽極線ドライブ回路21のスイッチブロックSBでは、上記発光制御回路1’から供給された第1駆動データGA1〜GAm各々の論理レベルに応じて、上記スイッチング素子S1〜Sm各々が独立してオン/オフ制御される。例えば、第1駆動データGA1が論理レベル"0"のときには、第1陽極線ドライブ回路21のスイッチブロックSBにおけるスイッチング素子S1はオフ状態となる一方、かかる第1駆動データGA1が論理レベル"1"のときには、オン状態となってトランジスタQ1から供給された発光駆動電流iを出力端X1に導出する。又、第1駆動データGAmが論理レベル"0"のときには、第1陽極線ドライブ回路21のスイッチブロックSBにおけるスイッチング素子Smはオフ状態となる一方、論理レベル"1"である場合にはオン状態となってトランジスタQmから供給された発光駆動電流i/2を出力端Xmに導出する。
【0023】
一方、第2陽極線ドライブ回路22のスイッチブロックSBでは、上記発光制御回路1’から供給された第2駆動データGBm〜GB1各々の論理レベルに応じて、スイッチング素子S1〜Sm各々が独立してオン/オフ制御される。例えば、第2駆動データGBmが論理レベル"0"のときには、第2陽極線ドライブ回路22のスイッチブロックSBにおけるスイッチング素子S1はオフ状態となる一方、かかる第2駆動データGBmが論理レベル"1"のときにはオン状態となってトランジスタQ1から供給された発光駆動電流iを出力端X1に導出する。又、第2駆動データGB1が論理レベル"0"のときには、第2陽極線ドライブ回路22のスイッチブロックSBにおけるスイッチング素子Smはオフ状態となる一方、論理レベル"1"である場合にはオン状態となってトランジスタQmから供給された発光駆動電流i/2を出力端Xmに導出する。
【0024】
ここで、第1陽極線ドライブ回路21の出力端X1〜Xmは、実際のICチップ上においても図5又は図7に示されるが如き形態にて配置され、ELDP10’の陽極線A1〜Amの各々に発光駆動電流を導出する。一方、第2陽極線ドライブ回路22の出力端Xm〜X1の各々も、図5又は図7に示されるが如き形態にて実際のICチップ上に配置されており、ELDP10’の陽極線Am〜A2m-1の各々に発光駆動電流を導出する。この際、第1陽極線ドライブ回路21の出力端Xmと、第2陽極線ドライブ回路22の出力端Xmは、その他の出力端群(X1〜Xm-1)の端に配置されており、又、第2陽極線ドライブ回路22の出力端Xmは、その他の出力端群(Xm-1〜X1)の端に配置されていて、夫々ELDP10’の陽極線Amに共通接続されている。
【0025】
すなわち、ELDP10’の陽極線A1〜A2m-1の内、陽極線A1〜Am-1の各々は第1陽極線ドライブ回路21、陽極線Am+1〜A2m-1の各々は第2陽極線ドライブ回路22によって駆動され、夫々発光駆動電流iの供給を受ける。
ところが、ELDP10’の画面内において陽極線A1〜Am-1が担う画面領域DELと、陽極線Am+1〜A2m-1が担う画面領域DERとの境界上に位置する陽極線Amは、第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22の双方から駆動される。つまり、抵抗Rm、トランジスタQm、及びスイッチング素子Smを介して第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22各々の出力端Xmから導出された発光駆動電流i/2は、夫々図7に示されるが如きワイヤード接続によって加算され、結果として発光駆動電流iが陽極線Amに供給されるのである。
【0026】
図8は、ELDP10’の全てのEL素子E1,1〜En,2m-1を発光させた場合における画面上での輝度状態の一例を示す図である。
尚、図8においては、第2陽極線ドライブ回路22の電流駆動能力が第1陽極線ドライブ回路21の98%しかない場合を想定している。すなわち、第1陽極線ドライブ回路21が出力する発光駆動電流iに対して、第2陽極線ドライブ回路22が出力する発光駆動電流は、0.98・iである。
【0027】
この際、かかる発光駆動電流とEL素子の発光輝度とは比例する。よって、図8に示されるように、第1陽極線ドライブ回路21にて駆動される陽極線A1〜Am-1が担う画面領域DELでの発光輝度を"100"とすると、第2陽極線ドライブ回路22にて駆動される陽極線Am+1〜A2m-1が担う画面領域DERの発光輝度は"98"となる。
【0028】
一方、かかる画面領域DELと、画面領域DERとの境界上に位置する陽極線Amには、第1陽極線ドライブ回路21からの発光駆動電流(i/2)と、第2陽極線ドライブ回路22からの発光駆動電流(0.98・i/2)とを加算した電流、すなわち、
(0.99・i/2)=(i/2)+(0.98・i/2)
が供給される。
【0029】
よって、図8に示されるように、陽極線Amが担う画面領域、すなわち画面領域DELと画面領域DERとの境界領域での発光輝度は、上記画面領域DEL、及び画面領域DER各々での輝度の中間の輝度"99"となる。
従って、第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22各々を独立したICチップで構築したが故に両者の電流駆動能力に格差が生じ、画面領域DELと、画面領域DERとで輝度差が出来てしまっても、その境界領域での輝度が上記領域DELと、DERとの中間輝度となるので、画面上での輝度段差が緩やかなものとなる。
【0030】
尚、上記実施例においては、駆動対象となるELDP10’の陽極線の本数が奇数個(A1〜A2m-1)である場合について述べたが、陽極線の数は偶数であっても同様に適用可能である。又、上記実施例においては、画面領域DELと画面領域DERとの境界領域を担う陽極線の数を1本(陽極線Am)としているが、複数であっても構わない。
【0031】
図9は、かかる点に鑑みて為された第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22、並びに、これらドライブ回路とELDP10’との接続状態を示す図である。
図9に示される第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22各々は、抵抗Rm-1の抵抗値が図7に示される構成と異なる点を除いて同一である。
【0032】
すなわち、図9に示される第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22における抵抗R0、及びR1〜Rm各々の抵抗値は、
R0=R1=R2・・・・=Rm-2
Rm-1=Rm=2・R1
なる関係を有する。
【0033】
要するに、抵抗R0、及びR1〜Rmの内、抵抗R0、及びR1〜Rm-2の各々は全て同一の抵抗値であり、抵抗RmとRm-1とが、それらの2倍の抵抗値を有するのである。
よって、トランジスタQ1〜Qm-2各々のエミッタ・コレクタ間には、上記基準電流IREFと同一の電流値を有する発光駆動電流iが流れる一方、トランジスタQm-1及びQmのエミッタ・コレクタ間には、夫々、上記基準電流IREFの1/2の電流である発光駆動電流i/2が流れるのである。
【0034】
ここで、図9に示されるように、第1陽極線ドライブ回路21の出力端X1〜Xmは、ELDP10’の陽極線A1〜Amの各々に接続されている。一方、第2陽極線ドライブ回路22の出力端Xm〜X1は、図9に示されるように、ELDP10’の陽極線Am〜A2m-2の各々に接続されている。この際、第1陽極線ドライブ回路21の出力端Xm-1と、第2陽極線ドライブ回路22の出力端Xmとは、ELDP10’の陽極線Am-1に共通接続されている。更に、第1陽極線ドライブ回路21の出力端Xmと、第2陽極線ドライブ回路22の出力端Xm-1とは、ELDP10’の陽極線Amに共通接続されている。
【0035】
すなわち、ELDP10’の陽極線A1〜A2m-2の内、陽極線A1〜Am-2の各々は第1陽極線ドライブ回路21、陽極線Am+1〜A2m-2の各々は第2陽極線ドライブ回路22によって駆動され、夫々発光駆動電流iの供給を受ける。
ところが、ELDP10’の画面内において陽極線A1〜Am-2が担う画面領域DELと、陽極線Am+1〜A2m-2が担う画面領域DERとの境界上に位置する陽極線Am-1及びAmは、第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22の双方から駆動される。つまり、抵抗Rm、トランジスタQm、及びスイッチング素子Smを介して第1陽極線ドライブ回路21の出力端Xmから導出された発光駆動電流i/2と、抵抗Rm-1、トランジスタQm-1、及びスイッチング素子Sm-1を介して第2陽極線ドライブ回路22の出力端Xm-1から導出された発光駆動電流i/2とが加算された発光駆動電流iが陽極線Amに供給される。更に、抵抗Rm-1、トランジスタQm-1、及びスイッチング素子Sm-1を介して第1陽極線ドライブ回路21の出力端Xm-1から導出された発光駆動電流i/2と、抵抗Rm、トランジスタQm、及びスイッチング素子Smを介して第2陽極線ドライブ回路22の出力端Xmから導出された発光駆動電流i/2とが加算された発光駆動電流iが陽極線Am-1に供給されるのである。
【0036】
かかる構成によれば、画面領域DELと画面領域DERとの境界領域を担う陽極線の数が2本(Am-1、Am)となるので、画面上における画面領域DELと、画面領域DERとの輝度段差が図7の場合に比して、より緩やかなものになる。
尚、上記図9に示される実施例においては、第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22各々の出力端Xm及びXm-1から夫々同一の発光駆動電流i/2を導出するようにしているが、互いに同一の発光駆動電流である必要はない。
【0037】
例えば、第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22各々を互いに異なるパッケージでIC化した際に、IC1(第1陽極線ドライブ回路21)とIC2(第2陽極線ドライブ回路22)との平均消費電流の関係が、
IC1>IC2
である場合には、図10に示されるが如く、第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22各々の出力端Xm-1からは夫々発光駆動電流2i/3、出力端Xmからは夫々発光駆動電流i/3を導出する。この際、第1陽極線ドライブ回路21の出力端Xm-1から導出された発光駆動電流2i/3と、第2陽極線ドライブ回路22の出力端Xmから導出された発光駆動電流i/3とを加算して得た発光駆動電流iをELDP10’の陽極線Am-1に供給する。又、第1陽極線ドライブ回路21の出力端Xmから導出された発光駆動電流i/3と、第2陽極線ドライブ回路22の出力端Xm-1から導出された発光駆動電流2i/3とを加算して得た発光駆動電流iを陽極線Amに供給する。
【0038】
このように、図10に示される実施例においては、IC1及びIC2各々が発生した発光駆動電流を加算してELDP10’の陽極線Am-1及びAmに夫々供給するにあたり、平均消費電流が大なるIC1側の陽極線Am-1には、この平均消費電流が大なるIC1側の出力端Xm-1からの発光駆動電流の加算比率を大(2/3)にしている。
【0039】
かかる構成によれば、図11に示されるが如き、第1陽極線ドライブ回路21で駆動される陽極線A1〜Am-1が担う画面領域DELと、第2陽極線ドライブ回路22で駆動される陽極線Am+1〜A2m-1が担う画面領域DERとの境界領域では、その発光輝度が図の如く2段階にて緩やかに変化することになる。
又、上記実施例においては、発光駆動電流源であるトランジスタQ1〜Qmとして、バイポーラ型のトランジスタを用いて説明したが、MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタで実現するようにしても良い。この際、図7及び図9に示される抵抗R1〜Rmを省くと共に、トランジスタQ1〜Qm各々の構造、すなわちチャンネル長(又はチャンネル幅)を変更することにより、前述した如き発光駆動電流iを出力するトランジスタと、発光駆動電流i/2を出力するトランジスタとを構築するのである。例えば、発光駆動電流iを出力するトランジスタQ1のチャンネル幅をW1、チャンネル長をL1とした際に、発光駆動電流i/2を出力させる為には、トランジスタQmのチャンネル幅W2及びチャンネル長L2各々を、
W2/L2=(1/2)・(W1/L1)
なる関係を満たす構造にするのである。
【0040】
【発明の効果】
以上の如く、本発明によれば、陽極線ドライブ回路を複数のICチップで構築した際に、各ICチップ間の電流駆動能力の格差によってディスプレイ上に互いに輝度の異なる2つの表示領域が形成されてしまっても、その領域境界での輝度は上記表示領域各々の中間輝度となる。よって、視覚上、その輝度段差は緩やかなものとなり、画質の劣化が抑制されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】有機エレクトロルミネセンス素子の断面図である。
【図2】有機エレクトロルミネセンス素子の等価回路を示す図である。
【図3】ELディスプレイ装置の概略構成を示す図である。
【図4】発光制御回路1による画素データ、及び走査線選択制御信号の供給タイミングを示す図である。
【図5】本発明によるELディスプレイ装置の概略構成を示す図である。
【図6】発光制御回路1’による画素データ、及び走査線選択制御信号の供給タイミングを示す図である。
【図7】本発明による駆動回路としての第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22の内部構成と、これらドライブ回路各々とELDP10’の陽極線Aとの接続を示す図である。
【図8】ELDP10’の画面上における輝度状態を示す図である。
【図9】第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22と、ELDP10’の陽極線Aとの接続の他の例を示す図である。
【図10】第1陽極線ドライブ回路21及び第2陽極線ドライブ回路22と、ELDP10’の陽極線Aとの接続の他の例を示す図である。
【図11】図10に示される実施例によるELDP10’の画面上における輝度状態を示す図である。
【符号の説明】
1’ 発光制御回路
10’ ELDP
21 第1陽極線ドライブ回路
22 第2陽極線ドライブ回路
30 陰極線走査回路
A1 〜Am 陽極線
B1 〜Bn 陰極線
Q1 〜Qm トランジスタ
R1 〜Rm 抵抗
RC 基準電流制御回路
Claims (12)
- 複数の第1電極線と前記第1電極線各々に交叉して配列された複数の第2電極線との各交叉部に発光素子が形成されてなるディスプレイパネルと、前記発光素子各々を発光駆動せしめる発光駆動電流を前記第1電極線の各々に供給する駆動回路と、を備えたディスプレイ装置であって、
前記駆動回路は、
前記第1電極線各々の内の少なくとも1の第1電極線に前記発光駆動電流の(n−m)/n{n>m:n、mは自然数}の電流量の分割発光駆動電流を供給すると共に前記1の前記第1電極線の一方の側に隣接して配列されている複数の第1電極線の各々に前記発光駆動電流を供給する第1駆動回路と、
前記1の前記第1電極線に前記発光駆動電流のm/n{n>m:n、mは自然数}の電流量の分割発光駆動電流を供給すると共に前記1の前記第1電極線の他方の側に隣接して配列されている第1電極線の各々に前記発光駆動電流を供給する第2駆動回路と、からなり、
前記1の前記第1電極線には、前記第1及び前記第2駆動回路各々の出力線が共通に接続されていることを特徴とするディスプレイ装置。 - 前記発光素子の各々は、有機エレクトロルミネッセンス素子であることを特徴とする請求項1記載のディスプレイ装置。
- 前記第1駆動回路及び前記第2駆動回路の各々は、前記発光駆動電流を発生する複数の発光駆動電流源と、前記分割発光駆動電流を発生する少なくとも1の分割発光駆動電流源と、を有することを特徴とする請求項1記載のディスプレイ装置。
- 前記発光駆動電流源及び前記分割発光駆動電流源の各々は、MOSトランジスタからなることを特徴とする請求項3記載のディスプレイ装置。
- 前記発光駆動電流源としての前記MOSトランジスタのチャンネル幅W1及びチャンネル長L1と、前記分割発光駆動電流源としての前記MOSトランジスタのチャンネル幅W2及びチャンネル長L2は、
W2/L2=(1/2)・(W1/L1)
なる関係を満たすことを特徴とする請求項4記載のディスプレイ装置。 - 前記第2電極線の各々に順次アース電位を印加して行くと共に前記アース電位の印加されていない他の前記第2電極線の全てに所定の高電位を印加する走査回路を備えたことを特徴とする請求項1記載のディスプレイ装置。
- 前記第1駆動回路及び前記第2駆動回路の各々は、互いに異なる2つのICチップ内に夫々構築されることを特徴とする請求項1記載のディスプレイ装置。
- 複数の第1電極線と前記第1電極線各々に交叉して配列された複数の第2電極線との各交叉部に発光素子が形成されてなるディスプレイパネルを発光駆動せしめる駆動回路であって、
前記第1電極線各々の内の一部の第1電極線群に属する第1電極線各々に対応して設けられた複数の第1出力線を介して前記第1電極線群に属する第1電極線各々に前記発光素子を発光せしめる発光駆動電流を個別に供給する発光駆動電流源と、
前記第1電極線群に隣接する少なくとも1の前記第1電極線に対応して設けられた第2出力線を介して前記1の前記第1電極線に前記発光駆動電流の(n−m)/n{n>m:n、mは自然数}の電流量の分割発光駆動電流を供給する分割発光駆動電流源と、を備えたことを特徴とするディスプレイパネルの駆動回路。 - 前記発光素子の各々は、有機エレクトロルミネッセンス素子であることを特徴とする請求項8記載の駆動回路。
- 前記発光駆動電流源及び前記分割発光駆動電流源の各々は、MOSトランジスタからなることを特徴とする請求項8記載の駆動回路。
- 前記発光駆動電流源としての前記MOSトランジスタのチャンネル幅W1及びチャンネル長L1と、前記分割発光駆動電流源としての前記MOSトランジスタのチャンネル幅W2及びチャンネル長L2は、
W2/L2=(1/2)・(W1/L1)
なる関係を満たすことを特徴とする請求項8記載の駆動回路。 - 前記駆動回路は1チップのICチップ内に構築されており、前記分割発光駆動電流を前記第1電極線に導出するための出力端は、前記発光駆動電流を前記第1電極線群に導出する為の出力端群の両端の内の少なくともいずれか一端に配置されていることを特徴とする請求項8記載の駆動回路。
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