JP3747703B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、液晶表示素子の駆動技術に係り、特に、液晶表示素子の温度変化に応じて最適表示状態を得るために駆動電圧を制御する液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばSTN(Supertwisted Nematic)タイプ等の液晶表示素子(Liquid Crystal Display〜以下、「LCD」と称する)においては、LCDの温度上昇に伴いLCDに印加する電圧を低下させることにより最適な視角特性を得ている。すなわち、STN−LCDを用いた液晶表示装置においては、印加電圧に対する光学特性が温度によって変動し、視角特性が変化する。この視角特性の変化を補償するために、STN−LCDを用いた液晶表示装置においては、LCDの周辺の温度をサーミスタ等を用いて検出し、LCDの温度上昇に対応させて、LCDの駆動電圧を徐々に下げるように制御し、常に最適な視角特性を得るようにすることが行われている。
【0003】
従来の液晶表示装置においては、サーミスタによって温度を検出して駆動電圧を制御するためにアナログ回路的な構成を用いていた。すなわち、アナログ回路に組込まれたサーミスタの抵抗変化に応じて、LCD駆動電圧発生回路を構成するトランジスタのベース電流を制御することにより、LCDの駆動電圧を自動的に変化させるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の構成においては、一般にサーミスタには直列及び並列に抵抗が接続されることになる。この場合、サーミスタと直列に接続された抵抗と、並列に接続された抵抗とによって、LCDの周辺温度に対応するサーミスタの抵抗対LCD駆動電圧出力特性が二次曲線的に決まってしまう。このため、LCDが要求する騒動電圧に充分に合致しない温度領域が生じることは避けられず、全ての使用温度範囲で最適な視角特性を得ることはできないという問題があった。
【0005】
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、簡単な構成を用いて、通常生じ得る使用温度範囲の全域において、常に最適な駆動電圧を得ることができ、種々のLCDの温度特性に柔軟に対処することを可能とする液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明による液晶表示装置は、
液晶を用いて表示を行う液晶表示手段と、
前記液晶表示手段の異なる部位の近傍に配置され、複数の部位の周囲温度に感応して温度に対応する複数の温度信号を生成する複数の温度検出素子と、
映像変換期間に映像信号をアナログ−ディジタル変換するとともに、映像変換休止期間に前記複数の温度検出素子による複数の温度信号をアナログ−ディジタル変換するA/D変換手段と、
前記映像変換期間の前記A/D変換手段の出力を用いて前記液晶表示手段を駆動して映像を表示させる液晶駆動手段と、
前記映像変換休止期間の前記A/D変換手段による、前記複数の温度信号がアナログ−ディジタル変換された出力に基づいて前記液晶駆動手段により前記液晶表示手段に供給される駆動電圧を制御する駆動電圧制御手段と、
を具備する。
【0007】
前記駆動電圧制御手段は、
前記A/D変換手段の温度に対応する出力と前記液晶表示手段の駆動電圧との対応関係を示す電圧変換テーブルを格納する変換テーブル格納手段と、
前記変換テーブル格納手段に格納された電圧変換テーブルを用いて前記A/D変換手段の出力に対応する前記液晶表示手段の駆動電圧を決定する電圧決定手段と、
を含んでいてもよい。
【0008】
前記駆動電圧制御手段は、
前記A/D変換手段の温度に対応する出力と前記液晶表示手段の駆動電圧との複数種の対応関係を示す複数の電圧変換テーブルを格納する変換テーブル格納手段と、
前記変換テーブル格納手段の複数の電圧変換テーブルのうちの1つを外部制御により選択するテーブル選択手段と、
前記テーブル選択手段により選択された電圧変換テーブルを用いて前記A/D変換手段の出力に対応する前記液晶表示手段の駆動電圧を決定する電圧決定手段と、
を含んでいてもよい。
【0009】
前記温度検出素子は、小型・薄膜化が可能で、液晶表示手段に貼り付けることなどが可能なサーミスタから構成されることが望ましい。
【0010】
この発明に係る液晶表示装置は、液晶表示手段の周囲温度に感応するサーミスタなどの温度検出素子を用いて温度信号を生成し、映像変換期間に映像信号をA/D変換して映像表示に供するA/D変換手段を映像変換休止期間に利用して前記温度信号をA/D変換し、この映像変換休止期間のA/D変換出力に基づいて前記液晶表示手段に供給される駆動電圧を制御する。この液晶表示装置では、映像信号変換用のA/D変換手段を流用する簡単な構成を用いて、温度信号をディジタル処理することにより、温度信号に対する駆動電圧の所望に応じた制御を可能とし、通常生じ得る使用温度範囲の全域において、常に最適な駆動電圧を得ることができ、種々の液晶表示手段の温度特性に柔軟に対処することが可能となる。
【0011】
この発明に係る液晶表示装置は、具体的には、例えば次のように構成することができる。
(1)映像信号のA/D変換の休止期間中にサーミスタにかかる電圧を、映像信号用と同一のA/D変換回路(A/D変換手段)を用いて検出しディジタル情報に変換する。
(2)ディジタル化された温度情報に基づき、電圧変換テーブルを用いるなどして、LCD(液晶表示手段)に印加する駆動電圧を決定する。
(3)電圧変換テーブルを複数個用意して外部より選択できるようにすることもできる。
(4)複数個のサーミスタにかかる電圧を統計的に処理できるようにすることも容易である。
【0012】
このようにすることにより、映像信号をディジタル変換するためのA/D変換回路の休止期間にサーミスタにかかる電圧を読み取る構成として、別途に新たなA/D変換回路を設置することなく、LCD周辺の温度を検出してディジタル化することができる。また、検出された温度のディジタル値から、電圧変換テーブルを用いて駆動電圧のディジタルデータを得てディジタル−アナログ変換、すなわちD/A変換、するなどの構成を用いて、温度に対応して所望に応じた駆動電圧を得る構成とすることが可能となり、LCDが必要とする適正な駆動電圧を、使用可能な温度範囲の全域において設定することができる。しかも、LCDの周辺温度のバラツキを検出するために複数個のサーミスタを設置し、それらにかかる電圧をそれぞれ読取ることも可能で、LCDの温度の平均値などの統計的な情報を得て、それに応じた適切な駆動電圧に設定することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1〜図4を参照して、この発明の実施の形態に係る液晶表示装置を説明する。
【0014】
図1は、液晶表示装置の構成を模式的に示している。図2は、図1に用いられる電圧変換テーブルの変換特性を示す図、図3は図1に用いられるサーミスタの周辺回路の一例を示す回路図、図4は図1に係る映像信号と動作タイミングの関係を説明するための信号波形図を示している。
【0015】
図1に示す液晶表示装置は、入力選択回路1、水平方向制御回路2、垂直方向制御回路3、A/D変換回路4、電圧変換テーブル格納部5、D/A変換回路6、データ変換回路7、LCD駆動回路8、セグメントドライバ9、コモンドライバ10及びLCD(液晶表示素子)11を備え、さらに第1のサーミスタTM1、第2のサーミスタTM2及びスイッチSWを有している。
【0016】
入力選択回路1は、第1のサーミスタTM1及び第2のサーミスタTM2からそれぞれ出力される温度信号、並びに映像信号であるアナログRGB信号を構成するR、G及びBの各信号が入力される。入力選択回路1は、これら各信号を、同期信号C-syncに基づき映像信号に同期して選択的にA/D変換回路4に供給する。すなわち、入力選択回路1は、図4に示す映像信号のA/D変換期間には、LCD11のドット数に対応するタイミングでアナログRGB信号R、G及びBをそれぞれ選択する。また、映像信号のA/D変換休止期間は、図4に示すように、垂直方向については垂直同期に対応する同期信号C-syncの帰線期間に、水平方向については、映像期間ではない期間に設ける。入力選択回路1は、図4に示す映像信号のA/D変換休止期間には、第1及び第2のサーミスタTM1及びTM2の温度信号を切換え選択する。
【0017】
水平方向制御回路2及び垂直方向制御回路3は、同期信号C-syncに基づきLCD11におけるそれぞれ水平方向及び垂直方向の走査を制御する。A/D変換回路4は、入力選択回路1で選択された信号をA/D変換し、同期信号C-syncに基づき電圧変換テーブル格納部5及びデータ変換回路7に供給する。すなわちA/D変換回路4は、図4に示す映像信号のA/D変換期間には、A/D変換出力を映像信号に係るデータ変換回路7に供給し、映像信号のA/D変換休止期間には、A/D変換出力を駆動電圧制御用の電圧変換テーブル格納部5に供給する。
【0018】
電圧変換テーブル格納部5は、例えば図2に示すような電圧変換テーブルを格納する。すなわち、電圧変換テーブル格納部5は、A/D変換回路4から供給される例えば4ビットのA/D変換データを変換軸として、入力されたA/D変換データからLCD11の駆動電圧を決定する例えば8ビットの出力データを得て出力する。図2においては、電圧変換テーブルの各データを16進表記で示しており、この電圧変換テーブルはLCD温度変化に対応する適正駆動電圧の特性に応じた補間計算等により予め作成する。D/A変換回路6は、電圧変換テーブル格納部5から出力された変換出力データをD/A変換して、アナログ信号をLCD駆動回路8に供給する。
【0019】
データ変換回路7は、アナログRGB信号R、G及びBを、水平方向制御回路2及び垂直方向制御回路3によるLCD11の水平方向及び垂直方向の走査に対応する所定のLCD駆動信号に変換してLCD駆動回路8に供給する。LCD駆動回路8は、同期信号C-syncに基づきデータ変換回路7からのLCD駆動信号を所定のタイミングでセグメントドライバ9及びコモンドライバ10に供給する。セグメントドライバ9及びコモンドライバ10は、LCD11のマトリクスにおけるそれぞれ行(ロウ)及び列(コラム)の各電極を駆動する。LCD11は、例えばSTNタイプのLCDであり、セグメントドライバ9及びコモンドライバ10により、行及び列の各電極が駆動されてアナログRGB信号R、G及びBに従った映像を表示する。
【0020】
第1のサーミスタTM1及び第2のサーミスタTM2は、それぞれLCD11の異なる部位の近傍に配設され、周囲温度に感応して抵抗値が変化する。上述した電圧変換テーブル格納部5は、変換特性の異なる複数の電圧変換テーブルを格納し、これらを選択的に切換えて使用することができる。スイッチSWは、電圧変換テーブル格納部5に複数の電圧変換デーブルを格納した際に、外部操作により電圧変換テールを切換えるためのスイッチである。なお、上述した第1のサーミスタTM1及び第2のサーミスタTM2の抵抗値変化に基づく温度信号は、A/D変換回路4、電圧変換テーブル格納部5及びD/A変換回路6の間の変換過程において、例えば加重平均をとり、その加重平均に応じた駆動電圧を得るようにする。第1及び第2のサーミスタTM1及びTM2の温度信号は、加重平均以外の統計的な処理を施すようにしてもよいし、入力選択回路1の選択タイミングを異ならせ、個々の値を個別にA/D変換し、それらの組合わせに応じて出力データを得るように、それぞれの温度信号のA/D変換データを変数(変換軸)とする2変数の変換テーブルを用いるようにしてもよい。
【0021】
第1及び第2のサーミスタTM1及びTM2は、いずれも図3に示すサーミスタTMのように、抵抗Rと直列に接続されており、電源VCCをサーミスタの抵抗値に応じた大きさに分圧し、入力選択回路1を介してA/D変換回路4に入力する。
【0022】
次に、上述のように構成された液晶表示装置の動作について説明する。上述したように、ここでは、LCD11の近傍の異なる2箇所にそれぞれサーミスタを設け、それぞれ第1及び第2のサーミスタTM1及びTM2とした場合を例にとって説明する。
【0023】
アナログRGB信号の個々の信号R、G及びB、LCD11近傍の第1の個所に設置された第1のサーミスタTM1の温度信号出力、並びにLCD11近傍の第2の個所に設置された第2のサーミスタTM2の温度信号出力が入力選択回路1に入力される。
【0024】
入力選択回路1において、図4に示すように、映像信号のA/D変換期間ではアナログRGB信号R、G及びBをLCD11のドット数に合わせたタイミングで、A/D変換回路4によりA/D変換する。
【0025】
図4に示すように、映像信号のA/D変換休止期間は、垂直方向については、同期信号C-syncに基づく帰線期間内に設け、また水平方向については、映像期間ではない領域内に設ける。これらのA/D変換休止期間中に、第1及び第2のサーミスタTM1及びTM2から電圧として取り出した温度信号を、入力選択回路1によって、選択して個々にA/D変換回路4によりA/D変換させる。
【0026】
A/D変換された二つのサーミスタTM1及びTM2の温度データは、加重平均されて、電圧変換テーブル格納部5に与えられ、例えば図2に示すような電圧変換テーブルの変換軸として用いられる。図2に示す例においては、変換軸のA/D変換データは4ビットとした。このA/D変換デーブルの入力データのビット数は、A/D変換回路4の分解能に応じて任意に設定してよい。また、この場合、駆動電圧を決定する出力データは8ビットとした。この出力データのビット数もD/A変換回路6の分解能に合わせて任意に設定してよい。D/A変換回路6の分解能が、電圧変換テーブルの出力データに比して高い場合には、補間計算にて駆動電圧を得るものとする。
【0027】
電圧変換テーブル格納部5の電圧変換テーブルから得られた出力データは、D/A変換回路6に入力され、アナログ信号に変換される。このアナログ信号が、LCD駆動回路8において増幅され、セグメントドライバ9及びコモンドライバ10に与えられる。
【0028】
一方、映像信号のA/D変換期間内にA/D変換回路4でディジタル変換されたアナログRGB信号R、G及びBのそれぞれのA/D変換データは、データ変換回路7に入力される。データ変換回路7は、同期信号C-syncを基準とする水平方向制御回路2及び垂直方向制御回路3からのタイミング信号に基づき、アナログRGB信号R、G及びBのそれぞれのA/D変換データに所定の処理を施してLCD駆動回路8に入力する。
【0029】
なお、既に述べたように、電圧変換テーブル格納部5は、複数の電圧変換テーブルを内蔵することができる。電圧変換テーブル格納部5は、複数の電圧変換テーブルを内蔵した場合、例えばLCD11の特性に合わせて外部操作可能なスイッチSWによって、電圧変換テーブルを任意に選択する構成とすることができる。
【0030】
このようにして、LCD11の周辺温度をサーミスタTM1及びTM2により検出する際、従来から映像信号のA/D変換用として備えているA/D変換回路4を、温度信号のA/D変換に用いることができるので、駆動電圧を該当する温度特性に応じて適切に且つ高精度に制御することができ、しかもコストダウンが可能になる。また、サーミスタTM1及びTM2による検出温度に対応して電圧変換テーブルを書換え又は切換えることにより、LCD11が要求する駆動電圧を全温度範囲において設定することが可能になる。複数の電圧変換テーブルのいずれかを、外部から任意に選択することが可能なのでLCD11の特性に合わせて簡単に設定を変更することができる。さらに、複数個のサーミスタを接続することができるので、LCD11全体の平均的な温度を検出することができる。
【0031】
なお、上記実施の形態においては、液晶表示素子の温度を検出するために、温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタを使用した。サーミスタは、小型・薄膜化が可能であり、LCD11に貼り付けることができるなど、LCD11の温度の測定に好適である。ただし、温度検出素子としては、サーミスタに限定されず、任意のものを使用できる。例えば、温度検出素子として熱電対やダイオードを使用し、熱電対の出力電圧、ダイオードの順方向電圧やツェナー電圧を検出し、これをA/D変換するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、簡単な構成を用いて、通常生じ得る使用温度範囲の全域において、常に最適な駆動電圧を得ることができ、種々のLCDの温度特性に柔軟に対処することを可能とする液晶表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る液晶表示装置の構成を模式的に示すブロック図である。
【図2】図1の液晶表示装置に用いる電圧変換テーブルの一例を示す図である。
【図3】図1の液晶表示装置におけるサーミスタ周辺の詳細な構成を示す回路図である。
【図4】図1の液晶表示装置の映像信号のA/D変換期間及びその休止期間を説明するための各部波形図である。
【符号の説明】
1・・・入力選択回路、2・・・水平方向制御回路、3・・・垂直方向制御回路、4・・・A/D(アナログ−ディジタル)変換回路、5・・・電圧変換テーブル格納部、6・・・D/A(ディジタル−アナログ)変換回路、7・・・データ変換回路、8・・・LCD駆動回路、9・・・セグメントドライバ、10・・・コモンドライバ、11・・・LCD(液晶表示素子)、TM1・・・第1のサーミスタ、TM2・・・第2のサーミスタ、SW・・・スイッチ
Claims (4)
- 液晶を用いて表示を行う液晶表示手段と、
前記液晶表示手段の異なる部位の近傍に配置され、複数の部位の周囲温度に感応して温度に対応する複数の温度信号を生成する複数の温度検出素子と、
映像変換期間に映像信号をアナログ−ディジタル変換するとともに、映像変換休止期間に前記複数の温度検出素子による複数の温度信号をアナログ−ディジタル変換するA/D変換手段と、
前記映像変換期間の前記A/D変換手段の出力を用いて前記液晶表示手段を駆動して映像を表示させる液晶駆動手段と、
前記映像変換休止期間の前記A/D変換手段による、前記複数の温度信号がアナログ−ディジタル変換された出力に基づいて前記液晶駆動手段により前記液晶表示手段に供給される駆動電圧を制御する駆動電圧制御手段と、
を具備することを特徴とする液晶表示装置。 - 前記駆動電圧制御手段は、
前記A/D変換手段の温度に対応する出力と前記液晶表示手段の駆動電圧との対応関係を示す電圧変換テーブルを格納する変換テーブル格納手段と、
前記変換テーブル格納手段に格納された電圧変換テーブルを用いて前記A/D変換手段の出力に対応する前記液晶表示手段の駆動電圧を決定する電圧決定手段と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。 - 前記駆動電圧制御手段は、
前記A/D変換手段の温度に対応する出力と前記液晶表示手段の駆動電圧との複数種の対応関係を示す複数の電圧変換テーブルを格納する変換テーブル格納手段と、
前記変換テーブル格納手段の複数の電圧変換テーブルのうちの1つを外部制御により選択するテーブル選択手段と、
前記テーブル選択手段により選択された電圧変換テーブルを用いて前記A/D変換手段の出力に対応する前記液晶表示手段の駆動電圧を決定する電圧決定手段と、
を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶表示装置。 - 前記温度検出素子は、サーミスタから構成される、
ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の液晶表示装置。
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