JP3746473B2 - 商品陳列用仕切板 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、陳列棚などに設置して所要の商品を仕切状に陳列するさいに使用する仕切板に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、この種の商品陳列用仕切板としては、例えば、倒Ｌ字形状とされた仕切板本体の所要個所に商品表示体が一体に形成されたものが知られている。
そして、上述の如く構成された従来の仕切板は、陳列棚などに設置して所要の商品を仕切状に陳列するものとされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述の如く構成された仕切板は、仕切板本体に商品表示体が一体形成されたものであるから、その商品表示からして同一商品の陳列にのみ専用的にしか使用することが出来ないものである。このため、陳列商品毎に商品表示せしめた専用の仕切板が必要とされるものであって、非常に面倒で煩しいのみならず、極めて不経済なものとなっていた。
【０００４】
本発明は、かかる従来例の問題点を一挙に解決しようとするもので、単に商品表示体を挿脱せしめることにより種々の商品に汎用的に使用することが出来るのみならず、その挿脱作業を極めて容易に、しかも、迅速かつ確実に行なうことが出来る極めて経済的な商品陳列用仕切板を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の請求項１記載の発明は、一側に挿着部を有する仕切板本体と、該仕切板本体の挿着部に挿脱自在とされた挿着片を一側に有する商品表示体とよりなる商品陳列用仕切板であって、上記挿着部は挿着片を挿脱せしめるべく仕切板本体に形成された挿着口と、該挿着口に対向すべく仕切板本体の一側に折曲形成された掛止部とよりなり、他方、挿着片の先部には該掛止部に掛止せしめるべく掛止片が外方に出没自在に切込み形成されてなることを特徴とする、商品陳列仕切板を要旨とするものである。
【０００６】
上記請求項１記載の商品陳列用仕切板において、掛止片を出没作動せしめるべく仕切板本体に操作用開口部が形成されている。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に示す一実施例に基づいて説明する。
図１〜図４は本発明の一実施例を示すもので、同図中、１は合成樹脂や金属などの材質により倒Ｌ字形状に形成された仕切板本体、２・３は該仕切板本体１を構成する底板と起立板、４は該起立板３の一側上端部に形成された挿着部で、該挿着部４は起立板３の一側上端を所定の間隔でもって折曲せしめることにより形成されている。５は該挿着部４の折曲部位を所要の幅でもって切欠くことにより形成された挿着口５、７は該挿着口５に対向すべく起立板３の一側に折曲形成された掛止部、６は該掛止部７の自由端に対応すべく起立板３の上端部に形成された所要径の操作用開口部である。
【０００８】
８は前記仕切板本体１に挿脱自在とされた方形板状の商品表示体で、該商品表示体８は合成樹脂や紙など所要の材質により形成されている。９は前記挿着部４に挿着口５を介して挿脱せしめるべく商品表示体８の一側下端よりに突設された挿着片、１０は前記掛止部７の自由端に掛止せしめるべく該挿着片９の先部にコ字形状の切込み１１を介して出没自在に形成された掛止片である。その他、１２は所要の商品陳列棚を示す。
【０００９】
上述の如く構成された実施例は、仕切板本体１に商品表示体８を挿着せしめて使用に供する。すなわち、使用時には、挿着片９を挿着口５より挿着部４内に挿入せしめると共に、操作用開口部６より掛止片１０を外方に押圧せしめつつ切込み１１に沿って掛止片１０を外方に突出せしめ、掛止部７の自由端に掛止せしめる（図２〜図４参照）。このさい、挿着片９を挿着部４内に挿入せしめると共に、掛止片１０を外方に突出せしめて掛止部７の自由端に掛止せしめるものであるから、商品表示体８の挿着作業を極めて容易に、しかも、迅速、かつ確実に行なうことが出来るものである。そして、商品表示体８の挿着が完了すると、常法により商品陳列棚１２に設置せしめ、所要の商品を仕切状に陳列せしめる。
【００１０】
逆に、陳列商品を変更せしめるさいには、操作用開口部６より掛止片１０を内方に押圧せしめつつ掛止部７との掛止を解放せしめたのち、挿着片９を挿着部５より抜き去って取外す。しかるのち、陳列すべき商品を表示した同形状の商品表示体８を前記と同様に操作して仕切板本体１に挿着せしめ、使用に供する。このさい、陳列商品を変更する場合においても、単に商品表示体８のみを差し換えて変更するだけで迅速に対応することが出来るのみならず、極めて経済的である。
【００１１】
なお、上記実施例において、仕切板本体１は倒Ｌ字形状に、また、商品表示体８は方形状に各々形成されているが、かかる形状に限定されるものではなく、それぞれ公知の形状に形成せしめてもよいものである。さらに、挿着部４は起立板３の一側を折曲して形成するものとされているが、挿着部４を別個に形成して起立板３に付設せしめてもよいのみならず、その個数を増加せしめ、また、形成位置を必要に応じて変更せしめてもよいものである。
【００１２】
【発明の効果】
本発明の請求項１記載の発明によれば以上の次第で、一側に挿着部を有する仕切板本体と、該仕切板本体の挿着部に挿脱自在とされた挿着片を一側に有する商品表示体とよりなる商品陳列用仕切板であって、上記挿着部は挿着片を挿脱せしめるべく仕切板本体に形成された挿着口と、該挿着口に対向すべく仕切板本体の一側に折曲形成された掛止部とよりなり、他方、挿着片の先部には該掛止部に掛止せしめるべく掛止片が外方に出没自在に切込み形成されているから、挿着片を挿着口に挿入せしめると共に、掛止片を掛止部の端部に掛止せしめるという極めて簡単な操作でもって商品表示体を仕切板本体に挿着せしめることが出来るものであって、その挿着を極めて容易に、しかも、迅速かつ確実に行なうことが出来るのみならず、陳列商品を変更する場合においても商品表示体のみを差し換えるだけで迅速に対応することが出来、従来例に比して極めて経済的である。
【００１３】
請求項１記載の商品陳列用仕切板において、掛止片を出没作動せしめるべく仕切板本体に操作用開口部が形成されているから、掛止片の出没作動を極めて容易に行なうことが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図２】 実施例の商品表示体８を仕切板本体１に挿着せしめた状態を示す側面図である。
【図３】 実施例の商品表示体８を仕切板本体１に挿着せしめた状態を示す平面図である。
【図４】 図３のＡ部拡大断面図である。
【符号の説明】
１ 仕切板本体
４ 挿着部
５ 挿着口
６ 操作用開口部
７ 掛止部
８ 商品表示体
９ 挿着片
１０ 掛止片
１１ 切込み
【発明の属する技術分野】
本発明は、陳列棚などに設置して所要の商品を仕切状に陳列するさいに使用する仕切板に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、この種の商品陳列用仕切板としては、例えば、倒Ｌ字形状とされた仕切板本体の所要個所に商品表示体が一体に形成されたものが知られている。
そして、上述の如く構成された従来の仕切板は、陳列棚などに設置して所要の商品を仕切状に陳列するものとされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述の如く構成された仕切板は、仕切板本体に商品表示体が一体形成されたものであるから、その商品表示からして同一商品の陳列にのみ専用的にしか使用することが出来ないものである。このため、陳列商品毎に商品表示せしめた専用の仕切板が必要とされるものであって、非常に面倒で煩しいのみならず、極めて不経済なものとなっていた。
【０００４】
本発明は、かかる従来例の問題点を一挙に解決しようとするもので、単に商品表示体を挿脱せしめることにより種々の商品に汎用的に使用することが出来るのみならず、その挿脱作業を極めて容易に、しかも、迅速かつ確実に行なうことが出来る極めて経済的な商品陳列用仕切板を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の請求項１記載の発明は、一側に挿着部を有する仕切板本体と、該仕切板本体の挿着部に挿脱自在とされた挿着片を一側に有する商品表示体とよりなる商品陳列用仕切板であって、上記挿着部は挿着片を挿脱せしめるべく仕切板本体に形成された挿着口と、該挿着口に対向すべく仕切板本体の一側に折曲形成された掛止部とよりなり、他方、挿着片の先部には該掛止部に掛止せしめるべく掛止片が外方に出没自在に切込み形成されてなることを特徴とする、商品陳列仕切板を要旨とするものである。
【０００６】
上記請求項１記載の商品陳列用仕切板において、掛止片を出没作動せしめるべく仕切板本体に操作用開口部が形成されている。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に示す一実施例に基づいて説明する。
図１〜図４は本発明の一実施例を示すもので、同図中、１は合成樹脂や金属などの材質により倒Ｌ字形状に形成された仕切板本体、２・３は該仕切板本体１を構成する底板と起立板、４は該起立板３の一側上端部に形成された挿着部で、該挿着部４は起立板３の一側上端を所定の間隔でもって折曲せしめることにより形成されている。５は該挿着部４の折曲部位を所要の幅でもって切欠くことにより形成された挿着口５、７は該挿着口５に対向すべく起立板３の一側に折曲形成された掛止部、６は該掛止部７の自由端に対応すべく起立板３の上端部に形成された所要径の操作用開口部である。
【０００８】
８は前記仕切板本体１に挿脱自在とされた方形板状の商品表示体で、該商品表示体８は合成樹脂や紙など所要の材質により形成されている。９は前記挿着部４に挿着口５を介して挿脱せしめるべく商品表示体８の一側下端よりに突設された挿着片、１０は前記掛止部７の自由端に掛止せしめるべく該挿着片９の先部にコ字形状の切込み１１を介して出没自在に形成された掛止片である。その他、１２は所要の商品陳列棚を示す。
【０００９】
上述の如く構成された実施例は、仕切板本体１に商品表示体８を挿着せしめて使用に供する。すなわち、使用時には、挿着片９を挿着口５より挿着部４内に挿入せしめると共に、操作用開口部６より掛止片１０を外方に押圧せしめつつ切込み１１に沿って掛止片１０を外方に突出せしめ、掛止部７の自由端に掛止せしめる（図２〜図４参照）。このさい、挿着片９を挿着部４内に挿入せしめると共に、掛止片１０を外方に突出せしめて掛止部７の自由端に掛止せしめるものであるから、商品表示体８の挿着作業を極めて容易に、しかも、迅速、かつ確実に行なうことが出来るものである。そして、商品表示体８の挿着が完了すると、常法により商品陳列棚１２に設置せしめ、所要の商品を仕切状に陳列せしめる。
【００１０】
逆に、陳列商品を変更せしめるさいには、操作用開口部６より掛止片１０を内方に押圧せしめつつ掛止部７との掛止を解放せしめたのち、挿着片９を挿着部５より抜き去って取外す。しかるのち、陳列すべき商品を表示した同形状の商品表示体８を前記と同様に操作して仕切板本体１に挿着せしめ、使用に供する。このさい、陳列商品を変更する場合においても、単に商品表示体８のみを差し換えて変更するだけで迅速に対応することが出来るのみならず、極めて経済的である。
【００１１】
なお、上記実施例において、仕切板本体１は倒Ｌ字形状に、また、商品表示体８は方形状に各々形成されているが、かかる形状に限定されるものではなく、それぞれ公知の形状に形成せしめてもよいものである。さらに、挿着部４は起立板３の一側を折曲して形成するものとされているが、挿着部４を別個に形成して起立板３に付設せしめてもよいのみならず、その個数を増加せしめ、また、形成位置を必要に応じて変更せしめてもよいものである。
【００１２】
【発明の効果】
本発明の請求項１記載の発明によれば以上の次第で、一側に挿着部を有する仕切板本体と、該仕切板本体の挿着部に挿脱自在とされた挿着片を一側に有する商品表示体とよりなる商品陳列用仕切板であって、上記挿着部は挿着片を挿脱せしめるべく仕切板本体に形成された挿着口と、該挿着口に対向すべく仕切板本体の一側に折曲形成された掛止部とよりなり、他方、挿着片の先部には該掛止部に掛止せしめるべく掛止片が外方に出没自在に切込み形成されているから、挿着片を挿着口に挿入せしめると共に、掛止片を掛止部の端部に掛止せしめるという極めて簡単な操作でもって商品表示体を仕切板本体に挿着せしめることが出来るものであって、その挿着を極めて容易に、しかも、迅速かつ確実に行なうことが出来るのみならず、陳列商品を変更する場合においても商品表示体のみを差し換えるだけで迅速に対応することが出来、従来例に比して極めて経済的である。
【００１３】
請求項１記載の商品陳列用仕切板において、掛止片を出没作動せしめるべく仕切板本体に操作用開口部が形成されているから、掛止片の出没作動を極めて容易に行なうことが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図２】 実施例の商品表示体８を仕切板本体１に挿着せしめた状態を示す側面図である。
【図３】 実施例の商品表示体８を仕切板本体１に挿着せしめた状態を示す平面図である。
【図４】 図３のＡ部拡大断面図である。
【符号の説明】
１ 仕切板本体
４ 挿着部
５ 挿着口
６ 操作用開口部
７ 掛止部
８ 商品表示体
９ 挿着片
１０ 掛止片
１１ 切込み
Claims (2)
- 一側に挿着部を有する仕切板本体と、該仕切板本体の挿着部に挿脱自在とされた挿着片を一側に有する商品表示体とよりなる商品陳列用仕切板であって、上記挿着部は挿着片を挿脱せしめるべく仕切板本体に形成された挿着口と、該挿着口に対向すべく仕切板本体の一側に折曲形成された掛止部とよりなり、他方、挿着片の先部には該掛止部に掛止せしめるべく掛止片が外方に出没自在に切込み形成されてなることを特徴とする、商品陳列用仕切板。
- 上記掛止片を出没作動せしめるべく仕切板本体に操作用開口部が形成されてなることを特徴とする、請求項１記載の商品陳列用仕切板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002225075A JP3746473B2 (ja) | 2002-08-01 | 2002-08-01 | 商品陳列用仕切板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002225075A JP3746473B2 (ja) | 2002-08-01 | 2002-08-01 | 商品陳列用仕切板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004065313A JP2004065313A (ja) | 2004-03-04 |
| JP3746473B2 true JP3746473B2 (ja) | 2006-02-15 |
Family
ID=32012853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002225075A Expired - Fee Related JP3746473B2 (ja) | 2002-08-01 | 2002-08-01 | 商品陳列用仕切板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3746473B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013094478A1 (ja) * | 2011-12-22 | 2013-06-27 | カール事務器株式会社 | 書棚用インデックス |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5451992B2 (ja) * | 2008-07-03 | 2014-03-26 | 紀伊産業株式会社 | Ｐｏｐホルダー |
-
2002
- 2002-08-01 JP JP2002225075A patent/JP3746473B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013094478A1 (ja) * | 2011-12-22 | 2013-06-27 | カール事務器株式会社 | 書棚用インデックス |
| JPWO2013094478A1 (ja) * | 2011-12-22 | 2015-04-27 | カール事務器株式会社 | 書棚用インデックス |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2004065313A (ja) | 2004-03-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041222 |
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