JP3746415B2 - シリンダブロックの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はシリンダブロックの製造方法に関し、特に、シリンダライナー内周を金型で保持し、シリンダブロックとなる溶湯によってシリンダライナーの外側を鋳ぐるみ、シリンダライナーと溶湯とを溶着させるシリンダブロックの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、シリンダブロックを製造する方法としては、シリンダブロックとなる溶湯によってシリンダライナーを鋳ぐるむ方法が知られている。
【0003】
特開平10−94867号公報には、シリンダライナーの外周側面をショットブラストにより粗面化させた後に、シリンダライナーを金型内の所定の位置にセットしてシリンダブロックを鋳造する方法が記載されている。この方法では、ショットブラストによる粗面化の工程で用いられる粒子は、尖った角を持つ破片状、ランセット状、四面体状、角錐状をしたものであり、この様な粒子がシリンダライナーの外周側面に吹付けられる。粒子の平均粒度は約70μmである。粒子が吹付けられ、シリンダライナーの外周側面が粗面化されることによって、シリンダライナーとブロックとの結合を良好にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のシリンダブロックの製造方法では、シリンダライナーとシリンダブロックとの結合を最良とするための条件、例えば、ブロックとシリンダライナーとが結合される際に、ブロックからシリンダライナーへの効率的な熱伝達をもたらすためのショットブラストの条件が、具体的に明らかにされてはいなかった。又、従来の粗面化で用いられていた粒子は平均粒度が約70μmであるが、この値についての論理的な裏付けもなかった。更に従来では、ショットブラストに用いられる粒子としては、球状の粒子が対象とはなっておらず、尖った角を持つ破片状等の粒子を前提としているため、球状の粒子をショットブラストに用いる場合の粒子の径等については明らかにされていなかった。
【0005】
そこで本発明は、シリンダライナーとシリンダブロックとの溶着性をより良くするシリンダブロックの製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、アルミニウム合金製シリンダライナー2の外周をショットブラストにより粗面化する外周粗面化工程と、該シリンダライナー2の内周に金型を当接させて該シリンダライナー2を該金型に保持し、シリンダブロックとなる溶湯で該シリンダライナー2の該外周を鋳ぐるみシリンダライナー2の該外周に該溶湯を溶着させる溶着工程とを有するシリンダブロックの製造方法において、該溶着工程の前に、該シリンダライナー2の該内周をショットブラストにより粗面化する内周粗面化工程を行い、該内周粗面化工程の後であって且つ該溶着工程の前に、該シリンダライナー2の該内周に断熱粉体を付着させる断熱粉体付着工程を行うシリンダブロックの製造方法を提供している。
【0007】
ここで、該外周粗面化工程におけるショットブラストでは、ショット玉1を衝突させて該シリンダライナー2外周に半球状の凹部を形成することが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態によるシリンダブロックの製造方法について図1乃至図9に基づき説明する。先ず、本発明によるシリンダブロックの製造方法を発明するに至るまでの考察の過程を説明する。本発明による製造方法によりシリンダブロックを製造する際に用いられるシリンダライナーは、Al−Si−Cu系の過共晶Si合金であり、Siを14重量%乃至25重量%程度含んでいる。このシリンダライナーを、シリンダブロックとなる金属溶湯により鋳ぐるむことによって、シリンダブロックが製造される。
【0009】
シリンダライナーと溶湯との溶着性を高めるためには、鋳ぐるみ時において、シリンダライナーの温度を十分高める必要がある。鋳ぐるみを行う前のシリンダライナーの予熱温度が様々な値を採るときに、鋳ぐるみ時にシリンダライナーの温度がどのように変化するかを推定するため、コンピュータシュミレーションを行った。シュミレーションにおける解析条件は以下の通りである。
解析条件
金型温度 150℃
鋳造温度 700℃
ライナー/母材間の熱伝達係数 0.2cal/cm/℃/s
【0010】
シュミレーションでは、鋳ぐるみ前に施されるライナーへの予熱の温度をそれぞれ25℃、100℃、200℃、300℃とし、上述の解析条件で鋳ぐるみを行った場合を想定したものであり、時間が経過するに伴いライナーの温度が変化する様子をグラフに表したものである。図1のグラフに示されるように、鋳ぐるみ前のライナーへの予熱温度が300℃であっても、鋳ぐるまれることによって、ライナーの温度は約520℃にしか上がらない。この約520℃という温度は、ライナーを構成する上述の組成のAl−Si−Cu系合金の固相線温度である。従って、鋳ぐるみ時のライナーの温度が固相線温度よりも高くなることがないので、シリンダライナーとシリンダブロックとを溶着させることができない。
【0011】
次に、シリンダライナーの表面がショットブラストによって粗され、ライナー表面に細かい窪みが形成された場合の表面粗さと熱伝達係数との関係がどのようなものであるかについて調べるため、実験を行った。実験では、表面粗さを10μmから約1μmまで変化させ、表面粗さが各値を採るときの熱伝達係数を測定したものである。図2のグラフ中の右側のAの部分に示されるように、シュミレーション結果では、表面粗さが大きい値を採るときには熱伝達係数が小さく、表面粗さの値が小さくなるに従い熱伝達係数は大きくなる。これは、表面粗さの値が小さくなるにつれてライナー表面積が増えることにより、見掛けの熱伝達係数が上昇したと考えられる。そして、図2のほぼ中央部分Bに示されるように、熱伝達係数がある値に達すると、表面粗さを更に小さくしても熱伝達係数は、逆に小さくなる。これは、表面粗さが小さくなり、溶湯の表面張力により、ライナー表面に形成された窪みの奥まで溶湯が侵入できない状態となり、表面粗さが小さくなるにつれて溶湯とライナーとが接していない部分が増加するためであると考えられる。更に表面粗さを小さくしてゆくと熱伝達係数は所定の値まで小さくなるが、それ以上小さくはならない(C領域)。これは、表面粗さが小さくなりすぎて、これ以上表面粗さを小さくしても、溶湯が窪みの奥まで侵入できないことにより溶湯とライナーとが接しない部分はほとんど増加せず、熱伝達係数には影響がなくなってしまっていることを示していると考える。
【0012】
次に、ライナー表面をショットブラスト等で粗面加工することによって表面粗さの値を5μmとしたものと、ライナー表面の粗面加工を行わずに表面粗さの値を0μmとしたものとを想定し、コンピュータシュミレーションを行い、鋳ぐるみ時における、時間の経過に伴うライナー温度の変化を推定した。このシュミレーションにおける解析条件は以下の通りである。
解析条件
金型温度 200℃
鋳造温度 800℃
ライナー温度 400℃
ライナー/母材間の熱伝達係数 0.2、0.4cal/cm/℃/s
【0013】
図3のグラフ中では、表面粗さの値を0μmとしたライナーが実線で示されており、表面粗さの値を5μmとしたライナーが破線で示されている。図3のグラフに示されるように、ショットブラスト等によりライナー表面に粗面加工が施されたものは、短時間で急激にライナー温度が上昇するが、ライナー表面に粗面加工が施されていないものは、ライナー温度の上昇が緩やかである。従って、表面に粗面加工が施されているライナーでは、熱伝達が効率よく行われていることが分かる。
【0014】
上述の考察から、ライナー表面にショットブラスト等が施され表面が粗面加工されることによって表面積を大きくすると熱伝達係数が高くなることが分かったが、次に、ショットブラストで用いられるショット玉の直径(以下「ショット径」とする)と、ショットブラストで粗面加工されたライナー外周表面の表面積との関係を、数学的モデルに基づき解析する。本発明によるシリンダブロックの製造方法で用いられるショット玉は、尖った角を持つ破片状等の粒子ではなく、球状の粒子である。また、以下の数学的モデルでは、ショットブラストによりライナー表面にショット玉が衝突し、図4に示されるように、ショット玉の衝突により生じた窪みが互いに接し合う状態で形成されていることを前提とする。
【0015】
先ず、ショットブラストによってショット球がライナー表面に衝突してライナー表面に半分だけめり込んだ場合、即ち、半球状の窪みがライナー表面に形成された場合のライナーの外周の全表面積Sを求める。ライナーの外周の全表面積Sは、1単位の窪みの面積S1と、1単位の窪み以外の部分の面積S2との和を求め、シリンダライナーの直径をφd、高さをhとして、これらのパラメータを考慮することにより求められる。ここで、1単位の窪みの面積S1とは、図4に示される四角形Rで囲まれた部分の内部の、複数のショット玉によって形成された窪みの内周の面積の和のことである。即ち、1単位の窪みの面積S1は、1つのショット玉によって形成された窪みの内周の面積と、その窪みの周囲に形成された4つのショット玉による窪みの内周の一部の面積との和である。又、1単位の窪み以外の部分の面積S2とは、図4に示される四角形Rで囲まれた部分の内部であって窪みの内周の部分以外の部分の面積のことである。四角形Rで囲まれた部分内の窪みの内周の部分の面積の和、即ち1単位の窪みの面積S1は、窪み2個分の面積に等しいと考えることができる。従って、1単位の窪みの面積S1と、1単位の窪み以外の部分の面積S2との和を求め、ライナーの直径φd及びライナーの高さhを考慮することにより、ライナーの表面積を求めることができるのである。
【0016】
ショット径をDとすると、1単位の窪みの面積S1は、
Figure 0003746415
と表すことができる。一方、1単位の窪み以外の面積はショット径をDとして、
Figure 0003746415
と表すことができる。ライナーの直径をφdとし、ライナーの高さをhとすると、ライナーの外周の全表面積Sは、
Figure 0003746415
と表すことができる。この式に含まれているパラメータはライナーの直径φd及びライナーの高さhのみである。ショット径Dは含まれておらず、ライナーの外周の全表面積Sはショット径Dに依存していない。従って、ライナーの外周の全表面積Sは、ショット径の値を大きくしても小さくしても、ライナーの直径φd及びライナーの高さhが一定であれは、一定であることが分かる。
【0017】
次に、ショットの力が弱く、ショット玉が半球分もめり込まない場合の、ライナー外周の全表面積S′を考察する。これは、比重の小さいZnショットやガス圧が弱いときにこのような状態となり得る。この場合にも、前述の半球分めり込んだ場合と同様に、1単位の窪みの面積S1′と1単位の窪み以外の部分の面積S2′とを求め、ライナーの直径φd及びライナーの高さhを考慮することによって、ライナー外周の全表面積を求める。図5に示されるように、ショット玉1がライナー外周2にめり込んだ状態となっているときに、ショット玉の半径をD/2とし、ライナー外周2の表面とショット玉の表面との交点Aとショット玉の中心Oとを通る半径と、ライナー外周2に垂直に下ろした半径とのなす角をθとすると、1単位の窪みの面積S1′は、
Figure 0003746415
と表すことができる。ここで、
Figure 0003746415
とすると、
Figure 0003746415
であり、窪みの面積S1′は、以下の通りとなる。
Figure 0003746415
又、1単位の窪み以外の部分の面積S2′は、
Figure 0003746415
と表すことができる。そして、ライナーの直径をφdとし、ライナーの高さをhとすると、ライナーの外周の全表面積S′は、
Figure 0003746415
Figure 0003746415
と表すことができる。この式に含まれているパラメータは、やはりライナーの直径φd及びライナーの高さhのみであり、ショット径Dは含まれていない。ライナーの外周の全表面積Sは、ショット玉のめり込みが半球分よりも浅い場合にもショット径Dに依存していない。従って、ライナーの外周の表面積S′は、ショット径Dの値を大きくしても小さくしても、ライナーの直径φd及びライナーの高さhが一定であれは、一定であることが分かる。
【0018】
ライナー外周の全表面積S′をθで微分すると、
Figure 0003746415
となる。ここで、ショット玉のめり込みは半球分よりも浅く、θは図5より、0<θ<π/2の範囲内の値を採り得る。この範囲内では、dS/dθは正の値を採るため、全表面積S′は、θがこの範囲内のときには増加関数である。従って、全表面積S′が最大となるのは、θがπ/2に限りなく近づくときであり、これは、ショット玉が半球分めり込んだ場合に限りなく近づくことを意味する。
【0019】
以上の考察から、ライナーの外周の全表面積が最大となるのは、ショット玉が半球分だけめり込んだ場合であることが分かる。なお、ライナーの外周表面に窪みを生じさせるのは、ショット玉の運動エネルギーに基づくものである。運動エネルギーは、ショット玉の質量をmとし、ショット玉の速度をvとすると、次式により求まることが知られている。
Figure 0003746415
この式より、ショット玉がライナー外周表面に浅くめり込むのではなく、深く、半球分めり込むようにするには、ショット玉の質量m、ショット玉の速度v、のそれぞれの値を高くすればよいことが分かる。更に、ショット玉がライナー外周表面に衝突してからめり込むまでに、ショット玉がライナー外周表面から受ける力を考慮すると、ショット玉は小さい程めり込み易い。ショット玉の比重が大きければ、ショット径を小さくしてもショット玉の質量が小さくならずに済むため、好都合である。従って、後述する本実施の形態によるシリンダブロックの製造方法では、比重が大きいショット玉が選ばれる。
【0020】
なお、ショットブラストにおいて、ショットの力が強すぎてショット玉が半球分以上めり込むことも考えられるが、この場合には、ショットブラストの後にライナーにめり込んだショット玉を取り外すことができず、ライナーを製品化することができなくなってしまうため、このような場合については考察しないこととする。
【0021】
ライナーの外周の全表面積S、S′がショット径Dに依存しないことは、上述の考察より明らかとなったが、ショット径Dの値が小さすぎると、溶湯の表面張力により、ショット玉により形成された窪みの奥にまで溶湯が侵入しなくなってしまう。これは、図2に示されるコンピュータシュミレーション結果に基づくものである。そこで、次に、ショット径と溶湯の表面張力との関係について考察する。鋳造圧力をp、ショット径をD、表面張力をγとすると、これらのパラメータは、
Figure 0003746415
という関係で拘束される。この式を変形すると、ショット径Dの採りうる値の範囲は、
Figure 0003746415
であることが分かる。後述の本実施の形態においては、γ=900N/m、p=76MPaであるので、ショット径Dは、48μm以上の値であることが必要となる。
【0022】
次に、上述した考察に基づいて、発明された本発明による実施の形態について説明する。先ず、Siを14重量%乃至25重量%程度含むAl−Si−Cu系の過共晶Si合金からなるシリンダライナーの内周を、ショットブラストにより粗面化する内周粗面化工程を行う。次に、シリンダライナーの外周に対してショットブラストを行い、ショット玉が半球分めり込むことによって形成される半球状の凹部をライナー外周に形成して粗面化する外周粗面化工程を行なう。外周粗面化工程におけるショットブラストでは、ショット玉としては、Znからなるφ0.4若しくはφ0.8のもの、又は、φ0.4のステンビーズが用いられる。次に、シリンダライナーの内周にBN(ボロンナイトライド)を付着させる断熱粉体付着工程を行なう。そして最後に、シリンダライナーの内周に図示せぬ金型を当接させてシリンダライナーを金型に保持し、シリンダライナーに300℃の予熱を施し、シリンダブロックとなる溶湯でシリンダライナーを鋳ぐるむ溶着工程を行い、シリンダブロックを鋳造する。
【0023】
内周粗面化工程によりシリンダライナー内周を粗面化することにより、シリンダライナー内周と金型との間の断熱性を高めることができ、シリンダライナー外周と溶湯との溶着性を高めることができる。又、外周粗面化工程によりシリンダライナーの外周に半球状の凹部を形成することによって、ライナー外周の表面積を最大とすることができ、シリンダブロックとなる溶湯とシリンダライナーとの溶着性を高めることができる。又、断熱粉体付着工程によりシリンダライナー内周に断熱粉体を付着させることによって、シリンダライナー内周と金型との間の断熱性を高めることができ、シリンダライナー外周と溶湯との溶着性を高めることができる。
【0024】
次に、前述した考察の結果に基づき、シリンダライナー外周に半球状の凹部を形成するショットブラストの効果を確認するための鋳造テストを行った。鋳造テストは、90トンカップ試験により行った。試験条件は以下の通りである。
試験条件
鋳造機 東芝製90t横型コールドチャンバ式
ショット重量(製品重量) 140g(42g)
鋳造温度 680℃
鋳造圧力 74.5MPa
射出速度 0.8m/s
キュアリングタイム 5s
【0025】
試験で用いられるシリンダライナー2′は略円筒形状をしている。シリンダライナー2′をシリンダブロックとなるアルミ溶湯材料によって鋳ぐるむ。溶湯とシリンダライナー2′とが互いに溶着し、図6に示されるような、鋳ぐるみ部3とシリンダライナー2′とからなる略円筒形状をした鋳造物が製造される。ショット玉の材質、粒径としては、シリンダライナー2′の外周に施されるショットブラストによる効果を明確にし、前述の考察結果を実証するために、Zn(φ0.4、0.8)、ステンビーズ(φ0.4)、ステンカットワイヤー(φ0.4)を用いた。
【0026】
ショットの速度については、どのショット玉を用いた場合にも一定とした。なお、ステンカットワイヤーは個々の粒子が球形をしておらず、前述の考察の対象外であるが、他のショット玉による試験結果との比較が可能となるように、試験を行なった。又、試験で用いられたシリンダライナーは、溶湯との溶着が行われる前に、予め150℃又は300℃に予熱が施されている。シリンダライナーの内周には、金型とライナーとの間を断熱する目的でショットブラストが施されている。試験結果は以下の表、及び図7、図8に示される通りである。
【0027】
【表1】
Figure 0003746415
【0028】
表中のカラーチェックとは、次のような検査である。試験によって製造された鋳造物を軸方向の適当な位置で一旦切断し、その切断断面にインクスプレーと現像剤とを塗布する。そして、ある程度の時間が経った後に鋳造物の軸方向の端面からインクスプレーがしみ出てくる。しみ出てくるインクスプレーの量が少ないほど、シリンダライナーと溶湯との溶着性が高いことを示すものである。また、表中の光顕とは、図7及び図8に示される光学顕微鏡写真中の、シリンダライナーと溶湯と境界線が明瞭であるか否かで、溶着性の良否を判断したものである。境界線が明瞭でないほど溶着性が高く、密着が良好であることを示している。カラーチェックと光顕との結果を、それぞれA、B、Cにランク分けして示しており、それぞれAは80%以上の密着度、Bは50乃至80%の密着度、Cは50%以下の密着度であることを示している。
【0029】
Znからなるショット玉を用いてショットブラストを行った場合には、ショット玉の径がφ0.4であってもφ0.8であっても、表中の結果は同一である。これは、ライナー外周の全表面積が、ショット玉の径に依らず一定であることに基づく。より正確には、ショットの速度が同じでショット玉1つ当たりの質量が異なるため、結果はそれぞれの場合において若干異なるが、評価のA、B、Cのそれぞれの範囲内に収まっている。
【0030】
粒径がφ0.4であるZnとステンビーズとを比較すると、粒径が同じでも比重の大きいステンビーズの方が結果は良好である。粒径がφ0.4のステンカットワイヤーと粒径がφ0.4のステンビーズとを比較した場合には、粒子の大きさがほぼ同じステンカットワイヤーと、ほぼ同様の結果となった。但し、本実施の形態では、球形状のショット玉をライナー外周表面に半球分めり込ませることにより、尖った角をもつものと同等な結果を得たものである。
【0031】
次に、各ショット玉を用いた場合について、シリンダライナーの予熱温度が150℃の場合と300℃の場合とを比較すると、予熱温度が300℃の方が、平均的に見て結果は良好である。予熱温度が150℃であっても、ライナーの内周にBNが付着されている場合には、シリンダライナーと金型との間の断熱性が高いため、予熱温度が300℃の場合とほぼ同様の良好な結果を得ている。
【0032】
更に、上述の試験装置を用いて、内周面への粗面加工有りの場合と、無しの場合との比較実験を行った。この試験ではライナー内周面に粗面加工が施されず、これ以外は、上述のφ0.4のステンビーズで行った試験と同一の条件で行った。
【0033】
試験結果は図9の光学顕微鏡写真に示されるように、内面粗面加工がないものは、溶着部分の境界線が直線状に明瞭に表れており、溶着性が低くなっていることが分かる。この図9の写真と図8のφ0.4のステンビーズの試験結果の写真とを比較すると、図8の方では溶着部分が直線状になっておらず、溶着が良好であることが分かる。このことから内周面に粗面加工をした方が、結果が良好であることが分かる。
【0034】
本発明によるシリンダブロックの製造方法は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、ショット玉としては、Znからなるφ0.4若しくはφ0.8のもの、又は、φ0.4のステンビーズが用いられたが、玉形状ではない不定形のショット、例えば、上述の試験で用いたφ0.4の粒度のステンカットワイヤー等を用いてもよい。
【0035】
本実施の形態では、内周粗面化工程の後であって且つ溶着工程の前に、断熱粉体付着工程を行ったが、内周粗面化工程が行われないシリンダブロックの製造方法において断熱粉体付着工程を行ってもよい。この場合には、溶着工程の前に断熱粉体付着工程を行えばよい。
【0036】
又、断熱粉体としてBNが用いられたが、BNに代えてタルク、カオリン等を用いてもよい。
【0037】
本実施の形態では、内周粗面化工程、外周粗面化工程、断熱粉体付着工程及び溶着工程の4つの工程が行われたが、4つの工程全てを行なわなくてもよい。即ち、内周粗面化工程、外周粗面化工程、断熱粉体付着工程の内のいずれか1つ又は2つと溶着工程とを行うようにしてもよい。
【0038】
本実施の形態では、断熱粉体付着工程を行ったが、断熱粉体付着工程が行われないシリンダブロックの製造方法の場合には、シリンダライナーの内周に二硫化モリブデン等の潤滑性の高いものを付着させてもよい。このようにすると、溶着工程の後の、シリンダブロックの金型からの取外しを、極めて容易に行うことができる。
【0039】
【発明の効果】
請求項1記載のシリンダブロックの製造方法によれば、シリンダライナーの内周をショットブラストにより粗面化する内周粗面化工程を行うことによって、シリンダライナーと金型との間の密着性を悪くすることができ、断熱性を高めることができる。このため、溶着工程を行っている時のシリンダライナーの温度の低下を抑えることができ、シリンダライナーとシリンダブロックとの溶着性を向上させることができる。
【0040】
また、シリンダライナーの内周に断熱粉体付着させる断熱粉体付着工程を行うようにしたため、金型とシリンダライナーとの断熱性を高め、溶着工程を行っている時のシリンダライナーの温度の低下を抑えることができる。このため、シリンダライナーとシリンダブロックとの溶着性を向上させることができる
【0041】
請求項2記載のシリンターブロックの製造方法によれば、外周粗面化工程におけるショットブラストで、シリンダライナーの外周に半球状の凹部を形成するようにしたため、溶湯からシリンダライナーへの熱伝達係数を高くすることができ、このため、シリンダブロックとなる溶湯とシリンダライナーとの溶着性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるシリンダブロックの製造方法に用いられるシリンダライナーの、溶着工程時の温度変化を推定したグラフ。
【図2】本発明の実施の形態によるシリンダブロックの製造方法に用いられるシリンダライナーの、表面粗さに対する熱伝達係数を推定したグラフ。
【図3】本発明の実施の形態によるシリンダブロックの製造方法に用いられるシリンダライナーの、外周を粗面化したものと粗面化していないものとの温度変化を推定したグラフ。
【図4】本発明の実施の形態によるシリンダブロックの製造方法に用いられるシリンダライナーの、1単位の窪みと、1単位の窪み以外の部分とを説明する平面図。
【図5】本発明の実施の形態によるシリンダブロックの製造方法に用いられるシリンダライナーにショット玉が半球分よりも浅くめり込んだ状態を示す断面図。
【図6】本発明の実施の形態によるシリンダブロックの製造方法の性能試験により鋳造された鋳造物を示す断面図。
【図7】本発明の実施の形態によるシリンダブロックの製造方法の性能試験の結果を示す金属組織顕微鏡写真。
【図8】本発明の実施の形態によるシリンダブロックの製造方法の性能試験の結果を示す金属組織顕微鏡写真。
【図9】本発明の実施の形態によるシリンダブロックの製造方法の性能試験の結果を示す金属組織顕微鏡写真であり、右は左の写真を2.5倍に拡大した写真。
【符号の説明】
1 ショット玉
2 シリンダライナー

Claims (2)

  1. アルミニウム合金製シリンダライナーの外周をショットブラストにより粗面化する外周粗面化工程と、
    該シリンダライナーの内周に金型を当接させて該シリンダライナーを該金型に保持し、シリンダブロックとなる溶湯で該シリンダライナーの該外周を鋳ぐるみシリンダライナーの該外周に該溶湯を溶着させる溶着工程とを有するシリンダブロックの製造方法において、
    該溶着工程の前に、該シリンダライナーの該内周をショットブラストにより粗面化する内周粗面化工程を行い、
    該内周粗面化工程の後であって且つ該溶着工程の前に、該シリンダライナーの該内周に断熱粉体を付着させる断熱粉体付着工程を行うことを特徴とするシリンダブロックの製造方法。
  2. 該外周粗面化工程におけるショットブラストでは、ショット玉を衝突させて該シリンダライナーの外周に半球状の凹部を形成することを特徴とする請求項1記載のシリンダブロックの製造方法。
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