JP3745746B2 - 棒状材曲げ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車、空気調和器、工作機械等に使用されるパイプ材や棒鋼材等の棒状材を曲げ加工するために使用する棒状材曲げ機に関し、特に多段曲げ機構を有し、多段曲げ用の押付け型を駆動するブースターシリンダが多段曲げ機構の段数と同数設けられたブースター装置を備えた棒状材曲げ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の棒状材曲げ機であるパイプベンダーは、曲げ加工部に対してパイプ材をその長手方向の一端側から供給するための棒状材供給機構を設け、曲げ加工部に、パイプ材に対する曲げ曲率が同一のあるいは異なる複数の曲げ加工面が同芯状態で形成された曲げ型(多段型)と、曲げ型の各曲げ加工面との間でパイプ材を挟持するための複数の締付け面が形成された締付け型と、この締付け型を曲げ型に対して接近あるいは離反する方向に移動させる第1型締め機構と、曲げ型及び締付け型を曲げ型の曲率中心周りに一体的に回動させる回転駆動機構を設けている。また、締付け型のパイプ材供給方向における上流側に、曲げ型との間でパイプ材を挟持するための複数の押付け面を備えた押付け型をパイプ材供給方向に直線状に移動自在に設け、かつ、押付け型を曲げ型に対して接近あるいは離反する方向に移動させる第2型締め機構を設けている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実公平5−10973号公報(第1頁、第4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この種のパイプベンダーにおいて、曲げ加工時に複数本のシリンダを同時に押し出すと、パイプ材のない部分のシリンダに押し出し力を奪われ、適切な押し出し力をパイプ材に伝達できないという問題がある。この問題を解消するためには、個々のシリンダに制御用のバルブ等が必要になるとともに、大容量の油圧源が必要になり、コスト面あるいはスペース面で新たな問題が発生する。
【0005】
そこで、特許文献1に記載のパイプベンダーにあっては、パイプ材のある部分のシリンダのみを押し出し、パイプ材のない部分のシリンダを停止するようにしているが、パイプ材を曲げ加工する過程において、パイプ材の端部を挟持しているチャック装置と、動作が停止している押付け型が曲げ加工時に干渉することから、干渉しないようにパイプ材を必要以上に長くして加工を行っている。
【0006】
しかしながら、この方法では、材料の歩留まりが悪く、曲げ加工及び切断後に多量のパイプ材廃材が発生するという問題があった。
【0007】
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、パイプ材等の棒状材の端部を挟持しているチャック装置と、動作が停止している押付け型との曲げ加工時における干渉を回避して棒状材の有効利用を図ることにより歩留まりを向上させることのできるブースター装置フリー回路を備えた棒状材曲げ機を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、棒状材を保持するためのチャック装置を有し棒状材を供給する棒状材供給機構と、複数段の曲げ型と該複数段の曲げ型の各々に対応する締付け型と押付け型とを有し、前記複数段の曲げ型のいずれか一つを使用して前記棒状材供給機構から供給された棒状材の曲げ加工を行う曲げ機構と、該曲げ機構に所定の油圧を供給する油圧回路とを備えた棒状材曲げ機であって、前記曲げ機構に、前記複数の押付け型の各々を駆動する駆動手段を有するブースター装置を設け、前記チャック装置に保持された棒状材の曲げ加工に際し、前記チャック装置が曲げ加工を行っていない押付け型に当接した場合、該押付け型の前記チャック装置による自由移動を許容するフリー回路を前記油圧回路に組み込んだことを特徴とする。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、前記油圧回路が、前記ブースター装置に油圧を供給する油圧供給ラインと、前記ブースター装置に供給された油圧を排出する油圧排出ラインと、前記ブースター装置の油圧を逃がす油圧逃がしラインとを有し、曲げ加工を行っている押付け型の駆動手段を前記油圧供給ラインと前記油圧排出ラインに連通する一方、曲げ加工を行っていない押付け型の駆動手段を前記油圧逃がしラインに連通するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1及び図2は、本発明にかかるブースター装置を備えた棒状材曲げ機PBを示しており、床設置式の台枠1上には、被曲げ加工用棒状材の一例を示すパイプ材Pを水平姿勢に保持した状態で曲げ加工部側へ供給する棒状材供給機構2が設けられている。
【0011】
棒状材供給機構2は、パイプ材Pの長手方向に沿って移動する台車3と、台車3をチエーン(図示せず)を介して移動させるためのサーボ電動機5と、パイプ材P内に相対回転自在に嵌合してパイプ材Pを保持するマンドレル装置6と、マンドレル装置6をパイプ材Pの長手方向に移動させるための油圧シリンダ7等を備えている。台車3上には、パイプ材Pの中間部を挿通状態で保持するチャック装置8と、チャック装置8をパイプ材Pの保持状態と非保持状態とに切替える油圧シリンダ9と、チャック装置8をパイプ材Pの軸心周りに回転させるDCサーボモータ10等が取り付けられている。
【0012】
棒状材供給機構2は、その全体が台枠1に対して上下方向に移動自在に取り付けられ、棒状材供給機構2と台枠1との間に介装された油圧シリンダ11により、強制的に上下移動されるように構成されている。油圧シリンダ11は、合計2個の油圧シリンダ11a,11bからなり、一方の油圧シリンダ11aがマンドレル装置6と台枠1との間に、他方の油圧シリンダ11bがチャック装置8やDCサーボモータ10と台車3との間にそれぞれ介装され、これら両シリンダ11a,11bが連動して作動することにより棒状材供給機構2全体を上下に移動させるように構成されている。
【0013】
台枠1におけるマンドレル装置6の取り付け端部と反対側の端部には、曲げ加工部を構成する曲げ機構12を装備する枠体13が、台枠1に対して水平方向に移動自在に取り付けられ、枠体13を介して曲げ機構12と台枠1との間に介装されたDCサーボ電動機(図示せず)により、曲げ機構12が水平方向に強制移動されるように構成されている。
【0014】
すなわち、図3に示されるように、サーボ電動機が台枠1側に固定され、サーボ電動機により回転駆動されるねじ軸(図示せず)に螺合するボールナット(図示せず)が枠体13側に取り付けられていて、サーボ電動機の回転駆動により曲げ機構12が枠体13と一体的に水平方向にスライドするように構成されている。
【0015】
図3乃至図5に示されるように、枠体13には、上下方向に延びる回転軸17が回動自在に保持されるとともに、回転軸17に揺動枠18が固定され、回転駆動機構としての油圧モータ(図示せず)の作動により、回転軸17と揺動枠18とが枠体13に対して一体的に揺動し、その揺動角、換言するとパイプ材Pの曲げ角度が、枠体13に取り付けられたエンコーダ(図示せず)により検出される。
【0016】
回転軸17には、必要に応じ一つあるいは複数の曲げ型が着脱自在に取り付けられるが、図3乃至図5では、上下二個の曲げ型材21a,21bからなる曲げ型21が着脱自在に取り付けられている。これら曲げ型材21a,21bを適宜取り替えることにより、径の異なるパイプ材Pの曲げ加工や曲率半径の異なる曲げ加工が可能となる。なお、図4は上曲げ型材21a及び下曲げ型材21bに同じ曲率の曲げ加工面が施された場合を示しており、図5は上曲げ型材21aに大曲率の曲げ加工面c及び下曲げ型材21bに小曲率の曲げ加工面bが施された場合を示している。
【0017】
一方、揺動枠18には、リンク機構(図示せず)を介して曲げ型材21a,21bに対して接近あるいは離反するように移動可能な取付台22が設けられ、取付台22に着脱自在に上下2個の締付け型材23a,23bが固定されていて、締付け型23が形成されている。締付け型材23a,23bには、曲げ型21の各曲げ加工面b,cとパイプ材Pを挟持するための締付け面d,eが形成され、油圧シリンダ24の作動により、曲げ型材21a,21bと締付け型材23a,23bとの間にパイプ材Pを挟持したり、挟持を解除できるように第1型締め機構28が構成されている。
【0018】
揺動枠18より台枠1寄りの枠体13部分には、固定枠25が固着され、固定枠25にも前述の取付台22と同じ動きをする取付台26が設けられ、この取付台26に着脱自在に上下2個の押付け型27a,27bが固定されていて、押付け型27が形成されている。押付け型材27a,27bには、曲げ型21の各曲げ加工面b,cとパイプ材Pを挟持するための押付け面f,gが形成され、油圧シリンダ24の作動により、曲げ型材21a,21bと押付け型材27a,27bとの間にパイプ材Pを挟持したり、挟持を解除できるように第2型締め機構29が構成されている。
【0019】
曲げ型21のパイプ材供給方向における上流側には、隣接して固定型(図示せず)が設けてあり、固定型には押付け型材27a,27bの押付け面f,gとの間にパイプ材Pを挟持する受け面(図示せず)が形成され、押付け型材27a,27bの押付作用を有効に発揮させる受け機構を有している。
【0020】
押付け型27について更に詳述すると、押付け型材27a,27bは、取付台26に独立して横方向(パイプ材供給方向)に移動可能に支持され、押付け面f,gを形成した先端押付け型部27c,27dと基端保持部27e,27fとを有し、ガイド枠32に誘導されて、ブースター装置に設けられた油圧シリンダ等の駆動手段33a,33bにより独立して移動するように構成されている。
【0021】
次に、上記構成を有する棒状材曲げ機PBの曲げ作業状態を説明する。
大曲率の曲げを行う場合を想定すると、曲げ型21、締付け型23、押付け型27、固定型のそれぞれの上側曲げ加工面c等でパイプ材Pを挟持し、曲げ型21と締付け型23とを一体的に回転させる。この時、上押付け型材27aだけがパイプ材供給方向に略同期して直線状に作動する。したがって、曲げ型21、締付け型23、押付け型27、固体型を適宜取り替えることにより、径の異なる各種のパイプ材Pを所望の曲率半径で曲げ加工することができる。
【0022】
なお、上記実施の形態において、曲げ加工用の棒状材としてパイプ材を例にとり説明したが、棒状材は必ずしもパイプ材に限定されるものではなく、丸棒、角棒等の棒鋼材を採用することもできる。
【0023】
また、棒状材供給機構はチエーンと電動機構で構成されているが、供給ストロークさえ確保できればシリンダ等で構成することもできる。
【0024】
さらに、押付け型材を3個以上設けてもよく、この場合、駆動手段として油圧シリンダをそれぞれに設けることもできるが、単一のシリンダで押付け型材を独立して駆動する切換可能なリンク機構等を設けてもよい。
【0025】
また、折曲回転駆動機構としては電動モータを使用してもよく、油圧モータに限定されるものではない。
【0026】
また、第1、第2型締め機構としてはネジを介さずに直接油圧シリンダを作用させる構成を採用することもできる。
【0027】
次に、上記構成の棒状材曲げ機PBに設けられた本発明にかかるブースター装置について、3段曲げ型を採用し中段で曲げ加工を行う場合を例にとり説明する。
【0028】
図6は本発明にかかるブースター装置Bと3段曲げ型21を示しており、ここでは中段の曲げ加工面を使用して、図7乃至図9に示されるような曲げ加工が行われる。
【0029】
まず、図7に示されるように、曲げ加工が施されるパイプ材Pはチャック装置8に一端部を保持されるとともに、曲げ型21と締付け型23とにより挟持される。次に、図8に示されるように、曲げ型21と締付け型23とが一体的に回転することでパイプ材Pに対し所定の曲げ加工が施される。この時、曲げ加工部に相当する長さのパイプ材Pが一端部を保持しているチャック装置8とともに引き出され、中段の押付け型材27bもパイプ材供給方向に同様にスライド移動して、曲げ加工時の抵抗を減少させる。
【0030】
さらに、図9に示されるように、次の曲げ加工を行うため、チャック装置8によりパイプ材Pを曲げ型21に向かって送り出し、必要に応じパイプ材Pを回転させる。この時、チャック装置8の先端部が押付け型27に近接している場合、図10に示されるように、曲げ加工が進むにつれて、チャック装置8の先端部が曲げ加工を行っていない(停止している)上段及び下段の押付け型材27a,27cと当接(干渉)する。しかしながら、本発明にかかるブースター装置Bの油圧回路に組み込まれた後述するフリー回路により、チャック装置8と当接した曲げ加工を行っていない押付け型材27a,27cの自由移動が許容されるので、押付け型材27a,27cはチャック装置8により押し出され、曲げ加工を継続して行うことが可能となる。
【0031】
図11は、本発明にかかるブースター装置Bのフリー回路を示しており、油圧シリンダ等の各駆動手段33a,33b,33cはそれぞれ電磁制御弁34,35,36を介して油圧供給ライン37と油圧排出ライン38に接続されている。また、各駆動手段33a,33b,33cと電磁制御弁34,35,36とを接続する油圧ライン39a,39b,40a,40b,41a,41bは電磁制御弁42,43,44を介して油圧逃がしライン45に接続されている。
【0032】
上記ブースター装置Bのフリー回路において、3段曲げ型の中段で曲げ加工が行われている場合、油圧ポンプ(図示せず)から送出された油圧は、電磁制御弁46の切り換え動作により電磁制御弁46と電磁制御弁34,35,36とを接続する二つの油圧ライン47,48のいずれか一方に供給された後、さらに電磁制御弁35の切り換え動作により油圧ライン40a,40bのいずれか一方に供給される。したがって、駆動手段33bに所定の油圧が供給されて駆動手段33bが駆動制御され、中段の曲げ型を使用した所定の曲げ加工が行われる。また、駆動手段33bから排出された油圧は、油圧ライン40a,40bの他方と電磁制御弁35と電磁制御弁46とを介して油圧排出ライン38に排出される。
【0033】
一方、3段曲げ型の上段あるいは下段に対応する電磁制御弁34,36の切り換え動作は行われないので、油圧が上段あるいは下段の押付け型27を駆動する駆動手段33a,33cに供給されることはなく、上段あるいは下段の曲げ型を使用した曲げ加工は行われない。
【0034】
しかしながら、この時、駆動手段33a,33cに接続された油圧逃がし用電磁制御弁42,44の切り換え動作が行われ、駆動手段33a,33cに接続された油圧ライン39a,39b,41a,41bはいずれも電磁制御弁42,44を介して油圧逃がしライン45と連通する。したがって、チャック装置8が曲げ加工を行っていない上段あるいは下段の押付け型に当接しても、駆動手段33a,33cはチャック装置8により押し出され、中段の曲げ加工を継続して行うことができる。
【0035】
なお、上記一連の曲げ加工制御は、操作盤(図示せず)上での数値入力操作によるプログラム設定に基き、制御器(図示せず)により自動的に行われる。
【0036】
また、上記ブースター装置フリー回路は、3段曲げ型の中段の曲げ加工面を使用して曲げ加工を行う場合を例にとり説明したが、3段曲げ型の上段あるいは下段の曲げ加工面を使用したり、2段曲げ型の上段あるいは下段の曲げ加工面を使用しても、ブースター装置フリー回路は有効に作用することは勿論である。
【0037】
さらに、本発明の棒状材曲げ機PBには上記フリー回路以外の油圧回路も含まれているが、本発明の主眼ではないので、その説明は省略する。
【0038】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
本発明の棒状材曲げ機の曲げ機構には、複数の押付け型の各々を駆動する駆動手段を有するブースター装置が設けられ、チャック装置に保持された棒状材の曲げ加工に際し、チャック装置が曲げ加工を行っていない押付け型に当接した場合、当該押付け型のチャック装置による自由移動を許容するフリー回路を油圧回路に組み込んだので、廃材の長さを極力短くして棒状材の有効利用を図ることにより歩留まりを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる棒状材曲げ機の正面図である。
【図2】 図1の棒状材曲げ機の平面図である。
【図3】 図1の棒状材曲げ機に設けられた曲げ機構の平面図である。
【図4】 図3の曲げ機構の平面図であり、(a)は棒状材を挟持する前の状態を、(b)は棒状材を挟持して曲げ加工可能な状態をそれぞれ示している。
【図5】 図1の棒状材曲げ機に設けられた曲げ機構において、締付け型が曲げ終了点まで回転した状態での締付け型と押付け型との配置関係を示す縦断面図である。
【図6】 図1の棒状材曲げ機に設けられたブースター装置と3段曲げ型を示す正面図である。
【図7】 図6に示される3段曲げ型の中段を使用して棒状材に対し最初の曲げ加工を行った後の状態を示しており、(a)は平面図を、(b)は正面図をそれぞれ示している。
【図8】 図6に示される3段曲げ型の中段を使用して棒状材に対し2回目の曲げ加工を行っている状態を示しており、(a)は平面図を、(b)は正面図をそれぞれ示している。
【図9】 図6に示される3段曲げ型の中段を使用して棒状材に対し最終の曲げ加工を行う前の状態を示しており、(a)は平面図を、(b)は正面図をそれぞれ示している。
【図10】 図6に示される3段曲げ型の中段を使用して棒状材に対し最終の曲げ加工を行っている状態を示しており、(a)は平面図を、(b)は正面図をそれぞれ示している。
【図11】 図6に示されるブースター装置の油圧回路図である。
【符号の説明】
1 台枠、 2 棒状材供給機構、 3 台車、 5 サーボ電動機、 6 マンドレル装置、 7,9,11,24 油圧シリンダ、 8 チャック装置、 10 DCサーボモータ、 12 曲げ機構、 13 枠体、 17 回転軸、18 揺動枠、 21 曲げ型、 22,26 取付台、 23 締付け型、25 固定枠、 27 押付け型、 28 第1型締め機構、 29 第2型締め機構、 32 ガイド枠、 33a,33b,33c 駆動手段、 34,35,36,42,43,44,46 電磁制御弁、 37 油圧供給ライン、38 油圧排出ライン、 39a,39b,40a,40b,41a,41b,47,48 油圧ライン、 45 油圧逃がしライン、 B ブースター装置、 P パイプ材、 PB 棒状材曲げ機。

Claims (2)

  1. 棒状材を保持するためのチャック装置を有し棒状材を供給する棒状材供給機構と、複数段の曲げ型と該複数段の曲げ型の各々に対応する締付け型と押付け型とを有し、前記複数段の曲げ型のいずれか一つを使用して前記棒状材供給機構から供給された棒状材の曲げ加工を行う曲げ機構と、該曲げ機構に所定の油圧を供給する油圧回路とを備えた棒状材曲げ機であって、
    前記曲げ機構に、前記複数の押付け型の各々を駆動する駆動手段を有するブースター装置を設け、前記チャック装置に保持された棒状材の曲げ加工に際し、前記チャック装置が曲げ加工を行っていない押付け型に当接した場合、該押付け型の前記チャック装置による自由移動を許容するフリー回路を前記油圧回路に組み込んだことを特徴とする棒状材曲げ機。
  2. 前記油圧回路が、前記ブースター装置に油圧を供給する油圧供給ラインと、前記ブースター装置に供給された油圧を排出する油圧排出ラインと、前記ブースター装置の油圧を逃がす油圧逃がしラインとを有し、曲げ加工を行っている押付け型の駆動手段を前記油圧供給ラインと前記油圧排出ラインに連通する一方、曲げ加工を行っていない押付け型の駆動手段を前記油圧逃がしラインに連通するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の棒状材曲げ機。
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