JP3745577B2 - 移動網を用いたデータ通信サービスの提供方法及びプロトコル終端装置 - Google Patents

移動網を用いたデータ通信サービスの提供方法及びプロトコル終端装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、移動網を用いたデータ通信サービスの提供方法、移動網を用いたデータ通信サービスの提供を受ける移動機、および外部装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、移動機に外部装置を接続して通信するモバイルコンピューティング技術が普及している。例えば、パーソナルコンピュータを移動機に接続して、パーソナルコンピュータが備えるアプリケーションを用いてブラウジングするものなどが知られている。
このような通信においては、移動機はトランスポート層やアプリケーション層のプロトコルを終端せず、パーソナルコンピュータにおいて終端することによって、ブラウジングが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、ブラウザ機能を備える移動機が普及してきた。このような移動機は、トランスポート層やアプリケーション層のプロトコルを終端する機能を備えており、外部装置と同じアプリケーションを実行することが可能になっている。
このような移動機にデータ通信サービスとしてコンテンツを転送するような場合は、移動機が備えるディスプレイのサイズや処理速度などの能力には制限があるので、データ通信サービスを提供する側は、移動機の能力に応じた例えばテキストのみのコンテンツなどを用意している。
【0004】
これに対して、移動機に接続する外部装置の能力は移動機よりも高い場合が多が、データ通信サービスの提供を受けるために移動機と同様の機能を有するアプリケーションを外部装置が実行すると、データ通信サービスを提供する側は移動機の能力に応じたコンテンツを外部装置に転送することになるので、外部装置のユーザにとっては物足りない内容になってしまうという問題が考えられる。
また、移動網は秘匿性が高いネットワークであるのに対して、外部装置は必ずしも秘匿性の高い状態で移動機に接続されないので、データ通信サービスを提供する側では、移動機にはコンテンツを提供してもよいが、外部装置にはコンテンツを提供すべきではない場合も考えられる。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、データ通信サービスの提供を受ける同様の機能を有するアプリケーションを移動機に接続される外部装置が備えている場合に生じる不都合を解消することが可能な、移動網を用いたデータ通信サービスの提供方法、移動網を用いたデータ通信サービスの提供を受ける移動機、および外部装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明は、移動網を用いたデータ通信サービスの提供方法であって、前記データ通信サービスの提供を受ける装置が前記移動網において通信を行う移動機であるか又はその移動機に接続された外部装置であるかを識別する識別情報であって、前記データ通信サービスの提供を受ける装置が終端する層の通信プロトコルにおいて規定されている第1の識別情報および前記移動機が終端する前記移動網との間において用いられる層の通信プロトコルにおいて規定される第2の識別情報からなる識別情報を、前記データ通信サービスの提供を受ける装置から受信する識別情報受信段階と、受信した前記識別情報に含まれる前記第1の識別情報および前記第2の識別情報の比較において前記データ通信サービスの提供を受ける装置が移動機であるか又は外部装置であるかを識別し、前記移動機であると識別した場合には、前記外部装置と識別した場合と異なるサービスを提供するサービス提供段階とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、データ通信サービスの提供を受ける装置が移動網において通信を行う移動機であるか又はその移動機に接続された外部装置であるかを識別する識別情報であって、前記データ通信サービスの提供を受ける装置が終端する層の通信プロトコルにおいて規定されている第1の識別情報および前記移動機が終端する前記移動網との間において用いられる層の通信プロトコルにおいて規定される第2の識別情報からなる識別情報を、前記データ通信サービスの提供を受ける装置から、情報提供装置宛のリクエストと共に受信する手段と、受信した前記第1の識別情報に基づいて識別した装置と、受信した前記第2の識別情報に基づいて識別した装置とが一致した場合には、受信した前記リクエストを前記情報提供装置に伝送する一方、受信した前記第1の識別情報に基づいて識別した装置と、受信した前記第2の識別情報に基づいて識別した装置とが一致しない場合には、受信した前記リクエストを前記情報提供装置に伝送しないか又は前記外部装置が前記移動機に成りすましている旨と前記リクエストとを前記情報提供装置に送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0010】
[1.第1実施形態]
[1−1.実施形態の全体構成]
図1は、第1実施形態の全体構成を示す図である。本実施形態は、ブラウザを備えた移動機100を16芯インターフェイスのケーブル110を用いて外部装置200接続した構成となっている。外部装置200としては、例えば、カーナビゲーション装置やパーソナルコンピュータなどの情報機器が適している。
【0011】
移動機100は、パケット通信網である移動網300に加入しており、移動網300は、移動網300外部とのゲートウェイサーバであるAL終端装置400と移動機100との通信プロトコルをそれぞれ終端して相互接続する機能を有するTL終端装置310を備えている。
AL終端装置400は、情報提供者(Infomation Provider:IP)サーバ500との間において用いる通信プロトコルを移動網300において用いる通信プロトコルに変換する装置であり、IPサーバ500は、移動機100あるいは外部装置200にデータ通信サービスを提供するサーバである。
【0012】
移動機100と外部装置200は、いずれもデータ通信サービスの提供を受ける同じアプリケーションとしてブラウザを備えており、移動機100あるいは外部装置200のいずれを用いても、IPサーバ500が提供する情報を入手できるようになっており、いずれか一方のブラウザを実行してデータ通信サービスの提供を受けるように構成されている。
【0013】
[1−2.プロトコルスタック]
ここで、図2を参照しながら、本実施形態におけるプロトコルスタックについて説明する。なお、図中「レイヤ1」は物理層プロトコルを、「レイヤ2」はデータリンク層プロトコルを、「レイヤ3」はネットワーク層プロトコルを示しており、ここでは具体的な名称を省略したものである。なお、本実施形態では、移動機100および外部装置200が備える同じアプリケーションはブラウザである。
【0014】
ところで、移動網300における通信プロトコルによるオーバーヘッドを少なくするとともに、ネットワークとしての通信効率を高めるために、本実施形態では、移動網300においては汎用のインターネットプロトコルを用いずに簡略化したプロトコルを用いている。図中「TL」は、簡略化したトランスポート層プロトコルを示しており、「AL」は、簡略化したアプリケーション層プロトコルを示している。
そのため、AL終端装置400は、IPサーバ500との間のインターネットプロトコル(TCP/IP(Transmission Control Protocol)、HTTP/SMTP(Hyper Text Transfer Protocol/Simple Mail Transfer Protocol))を終端して、HTTP/SMTPをALに変換する。TL終端装置310はAL終端装置400との間のTCP/IPを終端して、ネットワーク層をレイヤ3に変換し、トランスポート層をTLに変換する。
【0015】
ここで、物理層〜ネットワーク層プロトコルを「下位レイヤ」とし、トランスポート層以上のプロトコルを「上位レイヤ」として説明を行う。
本実施形態では、この上位レイヤをデータ通信サービスに用いられるプロトコルとして終端しなければならない。そして、先に説明したように、本実施形態では移動機100および外部装置200は、いずれも同じアプリケーション(ブラウザ)を備えており、このアプリケーションの実行において用いるデータの転送には、いずれの装置も、上位レイヤとしてはインターネットプロトコルを簡略化したトランスポート層プロトコルTLおよびアプリケーション層プロトコルALを用いる。
従って、上位レイヤTLおよびALの終端は、移動機100あるいは外部装置200のいずれかにおいて行わなければならない。
【0016】
本実施形態では、後に詳しく説明するように、移動機100に外部装置200が接続されており、かつ、外部装置200が正当な機器であるという認証が行われた場合に、外部装置200が上位レイヤを終端するようにしている。
なお、移動機100とTL終端装置310との間の下位レイヤは、レイヤ1〜レイヤ3であるが、上位レイヤを終端する装置が外部装置200である場合には、これらを終端して、外部装置200との通信に用いるプロトコルに変換する。具体的には、レイヤ1を終端して移動機インターフェイス(I/F)プロトコルに変換し、レイヤ2およびレイヤ3を終端してシリアルプロトコルおよびLAPB(Link Access Procedure Balanced Mode)プロトコルに変換する。
【0017】
[1−3.移動機および外部装置の機能構成]
次に、図3に示す示すブロック図を参照しながら、移動機100および外部装置200の機能構成を説明する。
図3に示すように、移動機100は、移動網300における通信制御機能101、外部装置200とのインターフェイス機能102、外部装置200の接続状態を判定する判定機能103、外部装置200が正当な機器であるか否かを判定する認証機能104、上位レイヤTLおよびALを終端する機能105、およびアプリケーションを実行する機能106を備えている。なお、本実施形態における移動機100のインターフェイス機能102は、外部装置との間においてTLおよびALを終端せずにデータ信号の送受信を行う機能を備えるものである。
【0018】
一方、外部装置200は、移動機100とのインターフェイス機能201、移動機100との通信を制御する機能202、移動機100に対して当該外部装置200が正当な機器であることを通知する認証機能203、上位レイヤTLおよびALを終端する機能204、およびアプリケーションを実行する機能205を備えている。
ここで、接続状態とは、ケーブル110が移動機100および外部装置200に物理的に接続されている状態をいう。この状態は、例えば、コネクタの通電状態などによって電気的にあるいは機械的に検出できる。
【0019】
通信制御機能101は、アプリケーションの実行および上位レイヤの終端を行う装置として移動機100を選択した場合には、移動網300とのパケット送受信は移動機100内のTLP/ALP終端機能105を用いて行うように制御し、外部装置200を選択した場合には、移動網300と送受信するパケットについては下位レイヤのみプロトコルを変換して、移動網300と外部装置200との間の通信に介在する制御を行う。
いずれの装置をアプリケーションの実行および上位レイヤの終端を行う装置として選択するかについては、接続状態判定機能103および認証機能104による判定に基づいて行うものとし、以下、より具体的な動作について説明する。
【0020】
ここで、図4は、移動機100あるいは外部装置200いずれのアプリケーションを使用するかについて決定する移動機100の動作を説明するフローチャートである。
この処理では、まず外部装置200が移動機100に接続されているか否かを判定する(S10)。ここで外部装置200が接続されていると判定した場合は(S10;Yes)、次に、接続されている外部装置200が正当な装置であるか否かを判定し(S20)、外部装置が正当な機器であると判定した場合は(S20;Yes)、アプリケーションの実行および上位レイヤの終端を行う装置として外部装置200を選択する(S30)。
【0021】
一方、ステップS10の判定において外部装置が接続されていないと判定した場合(S10;No)、あるいはステップS20の判定において外部装置200は正当な装置ではないと判定した場合(S20;No)は、アプリケーションの実行および上位レイヤの終端を行う装置として移動機100を選択する(S40)。
移動機100は、図4に示したルーチンを通信を開始するタイミングに実行する他、通信中は定期的に実行して外部装置200の接続状態を確認するようにしてもよい。
【0022】
このようにして、移動機100は、移動機100あるいは外部装置200のいずれのアプリケーションを実行してデータ通信サービスの提供を受けるかを決定するが、IPサーバ500側では、いずれのアプリケーションが実行されているかについて図5を参照しながら以下に説明するように識別できるようになっている。
【0023】
[1−4.識別情報]
本実施形態では、移動機100あるいは外部装置200からIPサーバ500に送信するリクエストの中に、当該リクエストが移動機100からなされたものであるか、外部装置200からなされたものであるかを識別する識別子を含むようにしている。また、本実施形態では、この識別子を含むリクエスト構造を、図2に示したデータ通信サービスの提供を受けるためのプロトコルのアプリケーション層において定義している。
【0024】
図5に示す、アプリケーション層におけるリクエストフォーマット例では、リクエストを行う装置に関する情報をヘッダの一部(図中UA:User-Agent)としてヘッダ部に含んでいる。
図5に示すように、移動機100と外部装置200とではヘッダUAの記述内容が異なっている。図5(1)に示すように、移動機100の場合は移動機100の機種を特定する情報(図中「機種(i)」)が記述されている。本実施形態では、この移動機100の機種を特定する情報が、当該リクエストを行った装置が移動機100であることを識別する情報となる。
また、図5(2)に示すように、外部装置200の場合は外部装置であることを識別する情報(図中「e」)、当該装置の種類を特定する情報(図中「装置」)、および実行するアプリケーションを特定する情報(図中「アプリケーション」)が記述されている。
このようなヘッダUAの生成は、移動機100の場合は図3に示したTLP/ALP終端機能105を用いて行い、外部装置200の場合はLP/ALP終端機能204を用いて行う。
【0025】
ここで、図6は(1)は移動機100が選択された場合のプロトコルスタックを示しており、(2)は外部装置200が選択された場合のプロトコルスタックを示している。なお、図6中点線で表した層は、使用されないプロトコルを示しており、アプリケーション層でのリクエストに含まれている「i」は、先に説明したヘッダUAにおいて移動機100を識別するものであり、「e」はヘッダUAにおいて外部装置200を識別するものである。
【0026】
先に説明したように、データ通信サービスの提供を受けるための装置として移動機100が選択された場合には、移動機100が受信したデータは外部装置200に送信せず、移動機100において上位レイヤTLおよびALの終端を行ってアプリケーションを実行するので、外部装置200のTLおよびAL終端機能は用いられず、外部装置200ではアプリケーションが実行されない。従って、アプリケーション層でのリクエストは移動機100において生成されることとなり、ヘッダUAには、当該リクエストを行った装置は移動機100であることを識別する機種情報(図中「i」)が含まれることになる。
【0027】
一方、図6(2)に示すように、外部装置200が選択された場合には、移動機100が受信したデータは外部装置200に送信され、外部装置200において上位レイヤTLおよびALの終端を行ってアプリケーションを実行するので、移動機100のTLおよびAL終端機能は用いられず、移動機100ではアプリケーションが実行されない。
【0028】
データ通信サービスの提供を受けるための装置として外部装置200が選択された場合には、移動機100が受信したデータは外部装置200に送信され、外部装置200が上位レイヤTLおよびALの終端を行ってアプリケーションを実行するので、移動機100において上位レイヤTLおよびALの終端機能は用いられず、移動機100ではアプリケーションが実行されない。従って、アプリケーション層でのリクエストは外部装置200において生成されることとなり、ヘッダUAには、当該リクエストを行った装置は外部装置200であることを識別する機種情報(図中「e」)が含まれることになる。
【0029】
これにより、リクエストを受信したIPサーバ500は、当該リクエストがどのような装置において生成されたかを識別することができるようになる。より具体的に、図7を参照しながら説明する。
【0030】
[1−5.IPサーバ]
図7に示すように、IPサーバ500は、リクエストを受信する機能510、移動機100および外部装置200に関するデータを記憶しているデータベース520、移動機100あるいは外部装置200に配信すべきコンテンツを記憶したデータベース530、および配信するコンテンツを移動機100あるいは外部装置200に転送する機能540を備えている。
データベース520は、さらに、移動機データ521として、画面サイズや処理速度などの能力や実装しているアプリケーションを特定する情報を機種毎に記憶しており、外部装置データ522として、画面サイズや処理速度などの能力を装置の種類毎に記憶している。
【0031】
IPサーバ500が受信するリクエストを行った装置は、先に説明したようにアプリケーション層で識別することができ、移動機100からのリクエストであればヘッダUAには機種と特定する情報が含まれているので、この情報および移動機データ521に基づいてリクエストを行った移動機100の能力や実装されているアプリケーションを識別することができる。
同様に、外部装置200からのリクエストであればヘッダUAには装置の種類を特定する情報およびアプリケーションを特定する情報が含まれているので、この情報および外部装置データ522に基づいてリクエストを行った外部装置200の能力や実行するアプリケーションを識別することができる。
【0032】
コンテンツデータベース530には、データ通信サービスの提供を受ける装置の能力やアプリケーションの種類に対応したコンテンツ530−1〜530−nが記憶されており、IPサーバ500は、リクエストを行った装置の能力やアプリケーションに適したコンテンツを選択して転送する。
【0033】
コンテンツデータベース530では、例えば図8に示すように、データ通信サービスとして提供する同じ情報であっても、移動機100の機種や外部装置200の種類や実行するアプリケーションの種類によって異なるコンテンツを記憶しておき、ヘッダUAから特定された情報に基づいて転送するコンテンツを特定できるように構成されている。例えば、画面サイズが小さい移動機100であれば、画面サイズが大きな移動機100よりも1画面あたりの文字量を少ないコンテンツとして生成されていたり、音声を再生するアプリケーションを実行する外部装置200には音声データを含んだコンテンツが生成されていたり、画像を再生するアプリケーションを実行する外部装置200では画像データを含んだコンテンツが生成されている。
【0034】
このように、本実施形態では、データ通信サービスの提供を受ける装置が移動機100であるのか外部装置200であるのかを、データ通信サービスを提供するIPサーバ500側で識別できるようにしたので、装置の能力やアプリケーションの種類に応じたデータ通信サービスを提供できるようになる。
【0035】
ところで、図9に示すように、移動機100までの無線区間は暗号化処理されているので秘匿性は高いが、移動機100および外部装置200間の秘匿性は必ずしも高いとはいえない。
従って、IPサーバ500がデータ通信サービスとして提供する情報が秘匿性の高いものであった場合は、移動機100からのリクエストであればコンテンツを転送するが、外部装置200からのリクエストであればコンテンツを転送しない場合が考えられる。
先に説明したように、リクエストが移動機100からのものであるか外部装置200からのものであるかについては、IPサーバ500は、アプリケーション層でのフォーマットを参照して識別することができるようになっている。
【0036】
ここで、再び図6を参照すると、移動機100と外部装置200はデータ通信サービスの提供を受けるための同様のアプリケーション層プロトコルALを備えており、移動機100のALと外部装置200のALの仕様において異なる点は、移動機100ではリクエストのヘッダUA中に移動機100の機種情報を含めるのに対し、外部装置200ではヘッダUA中に外部装置であることを識別する情報を含めることである。
【0037】
しかしながら、外部装置200のアプリケーション層ALの仕様を悪意的に改竄し、移動機100のアプリケーション層ALの仕様と同様にして、ヘッダUAに移動機100の機種情報を含めるようにした場合には、IPサーバ500は、外部装置200からなされたリクエストを移動機100からなされたリクエストと誤って認識し、移動機100にしか転送しないばずのコンテンツを外部装置200に転送してしまう場合が生じてしまう。
そこで、以下に説明する第2実施形態では、移動機100あるいは外部装置200において選択的に実行される上位レイヤでの識別に加えて、移動網300において用いられる下位レイヤのプロトコルでの識別もあわせて行えるようにした。
【0038】
[2.第2実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について図10および図11を参照しながら説明する。第2実施形態では、下位レイヤのプロトコルとしてレイヤ3(ネットワーク層)を用いるものとしている。
【0039】
図10に示すシーケンスは、外部装置200がリクエストを行った場合を示している。第1実施形態で説明したように、外部装置200がリクエストを行う際には、アプリケーション層ALでのヘッダ部に装置を識別する情報が付加される(S101)。外部装置200のアプリケーション層ALが正当な仕様に基づいていれば、ここで付加される識別情報は、図6(2)に示すように外部装置200であることを特定する「e」でなくてはならない。しかしながら、図11では、外部装置200は悪意的にアプリケーション層ALを設定しており、移動機100であることを示す識別情報「i」を付加している。
【0040】
この識別情報を含んだリクエストは、図11に示すように、装置を識別する情報を含んだリクエストが下位レイヤのフレームとして外部装置200から移動機100に伝送される(S102)。このとき、データ通信サービスの提供を受ける装置としては外部装置200が選択されているので、移動機100は外部装置200との間の下位レイヤのプロトコルを移動網300におけるプロトコルに変換する。
【0041】
本実施形態では、このときにレイヤ3のフレーム中に、データ通信サービスの提供を受ける装置として外部装置200が選択されていることを識別する情報をフレームに付加して移動網300側へ伝送する(S103)。図11に示すように、レイヤ3は移動網300側でのネットワーク層プロトコルであり、外部装置200はレイヤ3のフレームに識別情報を付加することはできない。また、第1実施形態で説明したように、データ通信サービスの提供を受ける装置を選択するのは移動機100であり、データをIPサーバ500側へ伝送するために移動機100を必ず用いるので、移動機100はいずれの装置が選択されているかを識別する情報をレイヤ3に付加することができる。
【0042】
このようにして移動機100での識別情報が付加された情報を含むフレームは移動網300(TL終端装置終端装置310)を経由してAL終端装置400に伝送される(S104)。なお、移動網300におけるネットワーク層プロトコルであるレイヤ3は、TL終端装置終端装置310においてインターネットプロトコルに変換されているが、下位レイヤにおける識別情報は付加されたままAL終端装置400に伝送されているものとする。
【0043】
AL終端装置500では、下位レイヤにおいてフレーム中に付加されている識別情報と、上位レイヤのアプリケーション層において付加されている識別情報とを比較し(S105)、識別された装置が移動機100あるいは外部装置200として一致しなかった場合には(S105;No)リクエストはエラーとなる旨の通知を行い(S106)、IPサーバ500にはリクエストを伝送しない。一方、識別された装置が一致した場合には(S105;Yes)、AL終端装置400は当該リクエストをIPサーバ500に伝送する(S108)。
【0044】
図11に示す例では、AL終端装置400では、ネットワーク層で識別された装置が外部装置200であるのに対して、アプリケーション層で識別された装置が移動機100となっており、両者には不一致が生じている。従って、AL終端装置400はリクエストをIPサーバに伝送せず、不正なリクエストが行われることを移動網300内部で止めることができるようになる。
従って、IPサーバ500が受けるリクエストは、移動機100が行ったものであれば移動機100として識別され、外部装置200が行ったものであれば外部装置200として正当に識別されるようになる。図10に示すシーケンスでは、リクエストは外部装置200において行われているので、IPサーバ500は、リクエストに対応する外部装置200用のコンテンツが用意されているか否かを判定し(S108)、外部装置200にはコンテンツを配信できないと判定した場合は(S108;No)、リクエストはエラーである旨の通知を行い(S109)、外部装置200にコンテンツを配信できると判定した場合には(S108;Yes)、当該外部装置用のコンテンツを外部装置200に転送する(S110)。
【0045】
このように、第2実施形態では、移動機100と外部装置200とにおいていずれか一方が選択的に実行する層のプロトコルによる識別と、移動機100において移動網300側と実行するプロトコルによる識別を組み合わせて、データ通信サービスの提供を受ける装置を識別できるようにしたので、仮に外部装置200の仕様を悪意的に設定した場合であっても、データ通信サービスの提供を不正に受けることはできなくなる。
【0046】
[3.変形例]
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような各種の変形が可能である。
【0047】
上記実施形態では、インターネットプロトコルを簡略化したプロトコルを移動網300で用いているが、インターネットプロトコルや、その他のプロトコルであってもかまわない。このような場合でも、移動機100と外部装置200とにおいて備えている同じアプリケーションの実行にかかわるプロトコルを終端する装置を移動機100あるいは外部装置200のいずれか一方が選択されるような構成にすればよい。
【0048】
また、上記実施形態では、データ通信サービスの例として情報提供型のWWW(World Wide Web)をあげているが、これに限らず、情報転送型の電子メールやファイル転送、情報検索型のネットニュースなどであってもかまわない。データ通信サービスの提供を受けるアプリケーションも上記実施形態のようなブラウザに限らず、メーラなど他のアプリケーションでもかまわないのはもちろんである。
また、データ通信サービスを提供するサーバについても、上記実施形態で示したIPサーバ500にかぎらず、AL終端装置400が行うようにしてもよいし、インターネット接続されたサーバであってもよい。
移動機100と外部装置200とが備えるデータ通信サービスの提供を受けるアプリケーションは、必ずしもまったくの同一である必要はなく、同時に実行することが認められない機能が共通していれば、異なるアプリケーションであってもよい。例えば、移動機100が備えるブラウザはテキストデータのみ表示できるものであり、外部装置200が備えるブラウザはテキストデータだけではなく画像データや音声データを再生できるようなものである場合が考えられる。
【0049】
上記実施形態では、外部装置200の接続状態および認証の有無に応じて画一的にアプリケーションを実行する装置が選択されたが、外部装置200が接続されて認証も行われた状態であっても、ユーザが意図的に認証状態を解除できるようにしてもよい。例えば、外部装置200に認証状態を解除する指示スイッチを設けてもよいし、アプリケーションとして認証状態を解除するコマンドを設けてもかまわない。この認証解除機能は、移動機100に設けてもよいし、外部装置200に設けるようにしてもよい。
【0050】
上記実施形態では、正当な機器の条件を具体的には特定していないが、例えば、プロトコル仕様を正当に入手したものであることであってもよいし、単に、移動機100と同様の機能(プロトコル終端やアプリケーション)を備えていることを確認するためのものであってもよい。あるいは、ユーザIDのような正当なユーザが使用する機器であることを確認するためのものでもよい。認証方法としても、例えば移動機の電話番号を用いた認証など、どのような認証方法を用いてもよい。
【0051】
上記第2実施形態では、上位レイヤのプロトコルとしてアプリケーション層に第1の識別情報を付加し、下位レイヤのプロトコルとしてネットワーク層に第2の識別情報を付加したが、これに限らず、外部装置200が付加できない層であれば他の層のプロトコルで第2の識別情報を付加してもかまわない。
また、第2実施形態では、外部装置200が移動機100になりすました識別情報を付加した場合には、AL終端装置400はIPサーバ500にデータを伝送しないようにしたが、これに限らず、例えば、外部装置200が移動機100になりすましている旨の情報を別途送信するようにしてもよいし、リクエストにさらに付加して送信するようにしてもよい。
なお、上記実施形態で示した識別情報の付加態様はあくまでも例であり、どのような態様でもかまわないのはもちろんである。
【0052】
さらに、図12に示すように、移動機100と外部装置200とを接続するために接続装置600を介在させるようにしてもかまわない。接続装置として、例えば音声信号を入出力するマイク・スピーカを備えたハンズフリーを介在させる場合には、上位レイヤTLおよびALを終端する機能を備えており、外部装置200との間においては、任意の通信プロトコルを用いることができるようにしてもよい。このようなハンズフリー600は、第1実施形態で説明したように外部装置200のアプリケーションを実行してパケット通信を行うために、ケーブル111によって移動機100からデータ信号を受信し、ケーブル112によって外部装置200に送信する機能も備えている。
【0053】
また、接続装置を介在させなくても、外部装置200がハンズフリー機能を備えるような場合であって、データ信号と音声信号の信号線を共有している場合には、自動的に信号線の通信内容を切り換えるようにして、外部装置200におけるアプリケーションの実行を終了させるようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、データ通信サービスの提供を受ける同様の機能を有するアプリケーションを移動機に接続される外部装置が備えている場合に生じる不都合を解消することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の全体構成を示す図である。
【図2】 第1実施形態におけるプロトコルスタックを示す図である。
【図3】 移動機および外部装置の機能構成を示すブロック図である。
【図4】 実行するアプリケーションを選択するアルゴリズムを説明するフローチャートである。
【図5】 装置を識別するために付加する情報の例である。
【図6】 移動機あるいは外部装置のいずれか一方のアプリケーションが選択された場合のプロトコルスタックを説明する図である。
【図7】 IPサーバの機能構成を示すブロック図である。
【図8】 装置に対応したコンテンツ転送の例を示す図である(その1)。
【図9】 装置に対応したコンテンツ転送の例を示す図である(その2)。
【図10】 第2実施形態の動作を説明するシーケンス図である。
【図11】 第2実施形態の動作を説明するプロトコルスタック図である。
【図12】 移動機と外部装置とを接続する接続装置を設けた場合の構成図である。
【符号の説明】
100……移動機、110……ケーブル、200……外部装置、300……移動網、310……TL終端装置、400……AL終端装置、500……インフォメーションプロバイダサーバ。

Claims (2)

  1. 移動網を用いたデータ通信サービスの提供方法であって、
    前記データ通信サービスの提供を受ける装置が前記移動網において通信を行う移動機であるか又はその移動機に接続された外部装置であるかを識別する識別情報であって、前記データ通信サービスの提供を受ける装置が終端する層の通信プロトコルにおいて規定されている第1の識別情報および前記移動機が終端する前記移動網との間において用いられる層の通信プロトコルにおいて規定される第2の識別情報からなる識別情報を、前記データ通信サービスの提供を受ける装置から受信する識別情報受信段階と、
    受信した前記識別情報に含まれる前記第1の識別情報および前記第2の識別情報の比較において前記データ通信サービスの提供を受ける装置が移動機であるか又は外部装置であるかを識別し、前記移動機であると識別した場合には、前記外部装置と識別した場合と異なるサービスを提供するサービス提供段階と
    を備えることを特徴とするデータ通信サービスの提供方法。
  2. データ通信サービスの提供を受ける装置が移動網において通信を行う移動機であるか又はその移動機に接続された外部装置であるかを識別する識別情報であって、前記データ通信サービスの提供を受ける装置が終端する層の通信プロトコルにおいて規定されている第1の識別情報および前記移動機が終端する前記移動網との間において用いられる層の通信プロトコルにおいて規定される第2の識別情報からなる識別情報を、前記データ通信サービスの提供を受ける装置から、情報提供装置宛のリクエストと共に受信する手段と、
    受信した前記第1の識別情報に基づいて識別した装置と、受信した前記第2の識別情報に基づいて識別した装置とが一致した場合には、受信した前記リクエストを前記情報提供装置に伝送する一方、受信した前記第1の識別情報に基づいて識別した装置と、受信した前記第2の識別情報に基づいて識別した装置とが一致しない場合には、受信した前記リクエストを前記情報提供装置に伝送しないようにするか又は前記外部装置が前記移動機に成りすましている旨と前記リクエストとを前記情報提供装置に送信する手段と
    を備えることを特徴とするプロトコル終端装置。
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