JP3515465B2 - 移動機、移動通信システムおよび通信制御方法 - Google Patents

移動機、移動通信システムおよび通信制御方法

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JP3515465B2
JP3515465B2 JP2000038577A JP2000038577A JP3515465B2 JP 3515465 B2 JP3515465 B2 JP 3515465B2 JP 2000038577 A JP2000038577 A JP 2000038577A JP 2000038577 A JP2000038577 A JP 2000038577A JP 3515465 B2 JP3515465 B2 JP 3515465B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ通信サー
ビスの提供を受けるアプリケーションを備えた移動機、
外部装置、および移動機と外部装置を接続する接続装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動機に外部装置を接続して通信
するモバイルコンピューティング技術が普及している。
例えば、パーソナルコンピュータを移動機に接続して、
パーソナルコンピュータが備えるアプリケーションを用
いてブラウジングするものなどが知られている。このよ
うな通信においては、移動機はトランスポート層やアプ
リケーション層のプロトコルを終端せず、パーソナルコ
ンピュータにおいて終端することによって、ブラウジン
グが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、ブラ
ウザ機能を備える移動機が普及してきた。このような移
動機は、トランスポート層やアプリケーション層のプロ
トコルを終端する機能を備えており、外部装置と同じア
プリケーションを実行することが可能になっている。し
かしながら、データ通信サービスの提供を受けるために
同様の機能を有するアプリケーションを、移動機に接続
される外部装置が備えている場合には、様々な問題が生
じる。例えば、移動機と外部装置の両方において、同じ
アプリケーションを同時に実行してデータ通信を行うこ
とはできないので、移動機あるいは外部装置いずれか一
方のアプリケーションを選択して実行しなければならな
いという問題が生じる。複数の装置で同時にプロトコル
の終端を行うと、プロトコルを終端する他方に混乱を生
じさせデータが破綻する恐れがあるからである。また、
外部装置が移動機と同じアプリケーションを備えていて
も、必ずしも外部装置が移動網で用いられるプロトコル
を終端できるとは限らず、アプリケーションの実行に障
害が生じてしまう可能性もある。
【0004】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、データ通信サービス
の提供を受ける同様の機能を有するアプリケーションを
移動機に接続される外部装置が備えている場合に生じる
不都合を解消することである
【005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明は、データ通信サービス
の提供を受けるアプリケーションを実行するアプリケー
ション手段と、前記データ通信サービスに用いられるプ
ロトコルを終端するプロトコル終端手段と、外部装置と
の間において前記プロトコルによるデータ信号の送受信
を行うインターフェイス手段と前記インターフェイス手
段によって前記プロトコルによるデータ信号の送受信を
行う場合には、前記プロトコル終端手段におけるプロト
コルの終端およびアプリケーション手段における実行を
行わない制御を行う通信制御手段とを備えることを特徴
とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の移動機において、前記インターフェイス手段を介して
前記外部装置の接続状態を判定する接続状態判定手段を
備え、前記通信制御手段は、前記接続状態判定手段にお
いて前記外部装置が接続されていないと判定した場合
は、前記インターフェイス手段におけるデータ信号の送
受信を行わず、前記プロトコル終端手段においてプロト
コルを終端し、前記アプリケーション手段を実行する制
御を行うことを特徴とする。請求項3に記載の発明は、
請求項1に記載の移動機において、前記外部装置が正当
な機器であるか認証する認証手段を備え、前記通信制御
手段は、前記認証手段において前記外部装置が正当な機
器ではないと判定した場合は、前記インターフェイス手
段におけるデータ信号の送受信を行わず、前記プロトコ
ル終端手段においてプロトコルを終端し、前記アプリケ
ーション手段を実行する制御を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の移動機にお
いて、前記インターフェイス手段を介して前記外部装置
の接続状態を判定する接続状態判定手段と、前記外部装
置が正当な機器であるか認証する認証手段とを備え、前
記通信制御手段は、前記接続状態判定手段において前記
外部装置が接続されていると判定し、かつ、前記認証手
段において前記外部装置が正当な機器であると認証した
場合は、前記インターフェイス手段によって前記プロト
コルによるデータ信号の送受信を行うことを特徴とす
る。請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の移動機
において、前記認証手段によって前記他装置が正当な機
器であることが認証された場合でも、認証状態を解除す
ることを指示する認証解除手段を備えることを特徴とす
る。
【0007】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の移動機において、データ通信と音声通信とを切り換え
る切換手段を備え、前記通信制御手段は、切換手段にお
いて音声通信への切り換えが行われる場合には、前記イ
ンターフェイス手段におけるデータ信号の送受信を行わ
ないことを特徴とする。請求項7に記載の発明は、請求
項6に記載の移動機において、前記通信制御手段は、前
記外部装置が音声信号入出力手段を備える場合には、前
記切換手段において音声通信への切り換えが行われた後
に前記インターフェイス手段において送受信する信号を
データ信号から音声信号に切り換えることを特徴とす
る。
【0008】請求項8に記載の発明は、移動機に接続す
る外部装置であって、データ通信サービスの提供を受け
るアプリケーションを実行するアプリケーション手段
と、前記データ通信サービスに用いられるプロトコルを
終端するプロトコル終端手段と、前記移動機との間にお
いて前記プロトコルによるデータ信号の送受信を行うイ
ンターフェイス手段とを備えることを特徴とする。請求
項9に記載の発明は、請求項8に記載の外部装置におい
て、前記移動機からの認証要求に応じて、自装置が正当
な機器であることを示す認証手段を備えることを特徴と
する。請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の外
部装置において、前記認証手段によって自装置が正当な
機器であることが前記移動機に認証された場合でも、認
証状態を解除することを前記移動機に指示する認証解除
手段を備えることを特徴とする。
【0009】請求項11に記載の発明は、データ通信サ
ービスの提供を受ける同様の機能を有するアプリケーシ
ョンを備えた移動機と外部装置とを接続する接続装置で
あって、前記データ通信サービスに用いられるプロトコ
ルを終端するプロトコル終端手段と、前記移動機との間
において前記プロトコルによるデータ信号の送受信を行
う第1のインターフェイス手段と、前記外部装置との間
において前記プロトコル終端手段において終端した前記
プロトコルによるデータ信号の送受信を行う第2のイン
ターフェイス手段とを備えることを特徴とする。請求項
12に記載の発明は、データ通信サービスの提供を受け
る同様の機能を有するアプリケーションを備えた移動機
と外部装置とを接続する接続装置であって、音声信号の
入出力を行う音声信号入出力手段と、前記移動機が音声
通信を行っている場合は、前記移動機との間において音
声信号を送受信し、前記移動機がデータ通信を行ってい
る場合には、前記移動機との間においてデータ信号を送
受信する第1のインターフェイス手段と、前記インター
フェイス手段においてデータ信号を送受信している場合
には、前記他装置と前記移動機との間におけるデータ信
号の送受信に介在する第2のインターフェイス手段と、
前記インターフェイス手段において音声信号を送受信し
ている場合は、前記音声信号入出力手段による音声信号
の入出力を行う音声制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0011】[1.第1実施形態] [1−1.第1実施形態の構成] [1−1−1.全体構成]図1は、第1実施形態の全体
構成を示す図である。本実施形態は、ブラウザを備えた
移動機100を16芯インターフェイスのケーブル11
0を用いて外部装置200接続した構成となっている。
外部装置200としては、例えば、カーナビゲーション
装置やパーソナルコンピュータなどの情報機器が適して
いる。
【0012】移動機100は、パケット通信網である移
動網300に加入しており、移動網300は、移動網3
00外部とのゲートウェイサーバであるAL終端装置4
00と移動機100との通信プロトコルをそれぞれ終端
して相互接続する機能を有するTL終端装置310を備
えている。AL終端装置400は、情報提供者(Infoma
tion Provider:IP)サーバ500との間において用
いる通信プロトコルを移動網300において用いる通信
プロトコルに変換する装置であり、IPサーバ500
は、移動機100あるいは外部装置200にデータ通信
サービスを提供するサーバである。
【0013】移動機100と外部装置200は、いずれ
もデータ通信サービスの提供を受ける同じアプリケーシ
ョンとしてブラウザを備えており、移動機100あるい
は外部装置200のいずれを用いても、IPサーバ50
0が提供する情報を入手できるようになっており、いず
れか一方のブラウザを実行してデータ通信サービスの提
供を受けるように構成されている。
【0014】[1−1−2.プロトコルスタック]ここ
で、図2を参照しながら、本実施形態におけるプロトコ
ルスタックについて説明する。なお、図中「レイヤ1」
は物理層プロトコルを、「レイヤ2」はデータリンク層
プロトコルを、「レイヤ3」はネットワーク層プロトコ
ルを示しており、ここでは具体的な名称を省略したもの
である。なお、本実施形態では、移動機100および外
部装置200が備える同じアプリケーションはブラウザ
である。
【0015】ところで、移動網300における通信プロ
トコルによるオーバーヘッドを少なくするとともに、ネ
ットワークとしての通信効率を高めるために、本実施形
態では、移動網300においては汎用のインターネット
プロトコルを用いずに簡略化したプロトコルを用いてい
る。図中「TL」は、簡略化したトランスポート層プロ
トコルを示しており、「AL」は、簡略化したアプリケ
ーション層プロトコルを示している。そのため、AL終
端装置400は、IPサーバ500との間のインターネ
ットプロトコル(TCP/IP(Transmission Control
Protocol)、HTTP/SMTP(Hyper Text Transf
er Protocol/Simple Mail Transfer Protocol))を終
端して、HTTP/SMTPをALに変換する。TL終
端装置310はAL終端装置400との間のTCP/I
Pを終端して、ネットワーク層をレイヤ3に変換し、ト
ランスポート層をTLに変換する。
【0016】ここで、物理層〜ネットワーク層プロトコ
ルを「下位レイヤ」とし、トランスポート層以上のプロ
トコルを「上位レイヤ」として説明を行う。本実施形態
では、この上位レイヤをデータ通信サービスに用いられ
るプロトコルとして終端しなければならない。そして、
先に説明したように、本実施形態では移動機100およ
び外部装置200は、いずれも同じアプリケーション
(ブラウザ)を備えており、このアプリケーションの実
行において用いるデータの転送には、いずれの装置も、
上位レイヤとしてはインターネットプロトコルを簡略化
したトランスポート層プロトコルTLおよびアプリケー
ション層プロトコルALを用いる。従って、上位レイヤ
TLおよびALの終端は、移動機100あるいは外部装
置200のいずれかにおいて行わなければならない。
【0017】本実施形態では、後に詳しく説明するよう
に、移動機100に外部装置200が接続されており、
かつ、外部装置200が正当な機器であるという認証が
行われた場合に、外部装置200が上位レイヤを終端す
るようにしている。なお、移動機100とTL終端装置
310との間の下位レイヤは、レイヤ1〜レイヤ3であ
るが、上位レイヤを終端する装置が外部装置200であ
る場合には、これらを終端して、外部装置200との通
信に用いるプロトコルに変換する。具体的には、レイヤ
1を終端して移動機インターフェイス(I/F)プロト
コルに変換し、レイヤ2およびレイヤ3を終端してシリ
アルプロトコルおよびLAPB(Link Access Procedur
e Balanced Mode)プロトコルに変換する。
【0018】[1−1−3.移動機および外部装置の機
能構成]次に、図3に示す示すブロック図を参照しなが
ら、移動機100および外部装置200の機能構成を説
明する。図3に示すように、移動機100は、移動網3
00における通信制御機能101、外部装置200との
インターフェイス機能102、外部装置200の接続状
態を判定する判定機能103、外部装置200が正当な
機器であるか否かを判定する認証機能104、上位レイ
ヤTLおよびALを終端する機能105、およびアプリ
ケーションを実行する機能106を備えている。なお、
本実施形態における移動機100のインターフェイス機
能102は、外部装置との間においてTLおよびALを
終端せずにデータ信号の送受信を行う機能を備えるもの
である。一方、外部装置200は、移動機100とのイ
ンターフェイス機能201、移動機100との通信を制
御する機能202、移動機100に対して当該外部装置
200が正当な機器であることを通知する認証機能20
3、上位レイヤTLおよびALを終端する機能204、
およびアプリケーションを実行する機能205を備えて
いる。ここで、接続状態とは、ケーブル110が移動機
100および外部装置200に物理的に接続されている
状態をいう。この状態は、例えば、コネクタの通電状態
などによって判定できる。
【0019】通信制御機能101は、アプリケーション
の実行および上位レイヤの終端を行う装置として移動機
100を選択した場合には、移動網300とのパケット
送受信は移動機100内のTLP/ALP終端機能10
5を用いて行うように制御し、外部装置200を選択し
た場合には、移動網300と送受信するパケットについ
ては下位レイヤのみプロトコルを変換して、移動網30
0と外部装置200との間の通信に介在する制御を行
う。いずれの装置をアプリケーションの実行および上位
レイヤの終端を行う装置として選択するかについては、
接続状態判定機能103および認証機能104による判
定に基づいて行うものとし、以下、より具体的な動作に
ついて説明していく。
【0020】[1−2.第1実施形態の動作]ここで、
図4は、移動機100あるいは外部装置200いずれの
アプリケーションを使用するかについて決定する移動機
100の動作を説明するフローチャートである。この処
理では、まず外部装置200が移動機100に接続され
ているか否かを判定する(S10)。ここで外部装置2
00が接続されていると判定した場合は(S10;Ye
s)、次に、接続されている外部装置200が正当な装
置であるか否かを判定し(S20)、外部装置が正当な
機器であると判定した場合は(S20;Yes)、アプ
リケーションの実行および上位レイヤの終端を行う装置
として外部装置200を選択する(S30)。
【0021】ここで、図5は、外部装置200が正当な
機器であるか否かを判定する際の認証シーケンスを示し
た図である。ここでは、外部装置200が、移動機10
0からの認証要求に応じて、自装置が正当な機器である
ことを示すための処理の一例を示している。なお、この
図に示す処理は、図4中のステップS20に対応するも
のであり、図3に示す移動機100の認証機能104お
よび外部装置200の認証機能203を用いて実行され
る。
【0022】移動機100は、接続された外部装置20
0の正当性を認証する際には、まず、乱数を発生して
(S21)、この乱数を外部装置200に送信するとと
もに(S22)、この乱数を用いた認証アルゴリズム演
算を行う(S23)。移動機100から乱数を受信した
外部装置200も、この乱数を用いた認証アルゴリズム
演算を行い(S24)、演算結果を移動機100に送信
する(S25)。そして、演算結果を受信した移動機1
00は、ステップS23において移動機100での演算
結果と受信した演算結果と参照し、両者が一致した場合
には、外部装置200は正当な機器であると判定する。
ここでは、正当な機器としての外部装置200には、移
動機100で行うものと同一の認証アルゴリズム演算を
予め記憶しているものとする。
【0023】一方、ステップS10の判定において外部
装置が接続されていないと判定した場合(S10;N
o)、あるいはステップS20の判定において外部装置
200は正当な装置ではないと判定した場合(S20;
No)は、アプリケーションの実行および上位レイヤの
終端を行う装置として移動機100を選択する(S4
0)。移動機100は、図4に示したルーチンを通信を
開始するタイミングに実行する他、通信中は定期的に実
行して外部装置200の接続状態を確認するようにして
もよい。
【0024】ここで、図6(1)は外部装置200が選
択された場合のプロトコルスタックを示しており、
(2)は移動機100が選択された場合のプロトコルス
タックを示している。なお、図6中点線で表した層は、
使用されないプロトコルを示している。図6(1)に示
すように、外部装置200が選択された場合には、移動
機100が受信したデータは外部装置200に送信さ
れ、外部装置200において上位レイヤTLおよびAL
の終端を行ってアプリケーションを実行するので、移動
機100のTLおよびAL終端機能は用いられず、移動
機100ではアプリケーションが実行されない。
【0025】一方、図6(2)に示すように、移動機1
00が選択された場合には、移動機100が受信したデ
ータは外部装置200に送信せず、移動機100におい
て上位レイヤTLおよびALの終端を行ってアプリケー
ションを実行するので、外部装置200のTLおよびA
L終端機能は用いられず、外部装置200ではアプリケ
ーションが実行されない。
【0026】このように、本実施形態では、移動機10
0に接続された外部装置200が正当な機器である場合
には、移動機100の上位レイヤを使用しないようにし
たので、移動機100が備えるものと同じアプリケーシ
ョンを外部装置200で実行した通信を行うことが可能
になる。外部装置200が接続されていない場合や(物
理的に外れてしまっている状態も含む)、接続された外
部装置200が正当な機器ではない場合には、外部装置
200にはデータを送信せず、移動機100の上位レイ
ヤを使用してアプリケーションを実行するので、移動機
100のみで通信を行うことも可能である。
【0027】[2.第2実施形態]次に、本発明の第2
の実施形態について説明する。本実施形態における移動
機100は、パケット通信および音声通信の両方に対応
した装置であるが、同時には2種類の通信を行えないも
のである。第2実施形態では、このような移動機100
を用いて第1実施形態で説明したようなパケット通信を
行っているときに音声着信が発生した場合に、パケット
通信およびアプリケーションの実行を終了して音声通信
に移行させる手段を説明する。
【0028】また、第2実施形態は、図7に示すよう
に、移動機100と外部装置200とを接続するために
接続装置であるハンズフリー600を介在させた構成に
なっている。ハンズフリー600は、音声信号を入出力
するマイク・スピーカを備え、音声通信時にはケーブル
111を介して移動機100との間で音声信号を送受信
するものである。さらにハンズフリー600は、第1実
施形態で説明したように外部装置200のアプリケーシ
ョンを実行してパケット通信を行うために、ケーブル1
11によって移動機100からデータ信号を受信し、ケ
ーブル112によって外部装置200に送信する機能も
備えている。本実施形態では、ハンズフリー600は、
上位レイヤTLおよびALを終端する機能を備えてお
り、外部装置200との間においては、任意の通信プロ
トコルを用いることができるようになっている。
【0029】図8は、外部装置200およびハンズフリ
ー600のプロトコルスタックを示す図である。この図
に示すように、本実施形態では、外部装置200および
ハンズフリー600間はPPP(Point to Point Proto
col)およびHTTP/SMTPを用いており、ハンズ
フリー600は、終端したTLをPPPに変換し、AL
をHTTP/SMTPに変換する。これにより、外部装
置200が移動網300において用いられる上位レイヤ
を終端する機能を備えていなくても、ハンズフリー60
0を移動機100と外部装置200との間に介在させる
ことによって、移動機100が備えるアプリケーション
と同じものを実行することが可能になっている。
【0030】ところで、ケーブル111およびケーブル
112で伝送する信号は、音声信号ではなくデータ信号
である。すなわち、ケーブル111は、データ信号ある
いは音声信号のいずれか一方を伝送する信号線である。
ここで移動機100は、音声通信時にはケーブル111
によって音声信号を伝送するものとし、パケット通信時
にはケーブル111によってデータ信号を伝送するもの
とする。
【0031】一方、ハンズフリー600は、移動機10
0が音声通信時にはケーブル111において音声信号が
伝送されるので、マイク・スピーカをオン状態にして音
声通話を行うことができるようにしなければならない。
このとき、音声信号はケーブル112には送出しない。
一方、移動機100がパケット通信時にはケーブル11
1においてデータ信号が伝送されるので、マイク・スピ
ーカをオフ状態にするとともに、データ信号をケーブル
112に送出するようにしなければならない。
【0032】また、外部装置200は、移動機100が
パケット通信時にはケーブル112によってデータ信号
が伝送されるのでアプリケーションを実行することがで
きるが、移動機100が音声通信時にはケーブル112
からデータ信号は伝送されないので、アプリケーション
の実行を終了すべきである。本実施形態では、移動機1
00の通信状態(音声通信あるいはパケット通信)に応
じて、ハンズフリー600および外部装置200に対し
て制御信号を送信することによって、ハンズフリー60
0および外部装置200の動作を上述したように制御す
る。
【0033】ここで、図9に示したシーケンスを参照し
ながら、ハンズフリー600および外部装置200の動
作制御について具体的に説明する。まず、移動機100
にハンズフリー600が接続されると、第1実施形態で
説明したように、ハンズフリー600が正当な機器であ
るか否かの認証を行う(S201)。ハンズフリー60
0が正当な機器であると移動機100が認証すると、ハ
ンズフリー600は、自装置がハンズフリー、すなわち
音声信号を受信できる装置であることを通知する制御信
号(H/F通知)を移動機100に送信する(S20
2)。H/F通知を受信した移動機100は、ハンズフ
リー600が音声信号を受信できる装置であることを確
認する制御信号(H/F確認ON)をハンズフリー60
0に対して送信する(S203)。これにより、移動機
100が音声通信時には、ハンズフリー600との間で
音声信号を送受信できるようになる。
【0034】ところで、外部装置200がハンズフリー
600に接続され、外部装置200からパケット通信に
よる接続要求を行うときには、移動機100と外部装置
200との間では、外部装置200が移動機100と同
じアプリケーションを備える装置であることを認証する
手続きが行われる(S204)。具体的には、例えば、
外部装置200が移動機100に対する接続要求を送出
すると、ハンズフリー600は、移動機100との間で
のデータ通信リンク(図8中のLAPBなど)を確立
し、外部装置200から受信した接続要求を移動機10
0に送信する。移動機100は、外部装置200が備え
るアプリケーションが移動機100が備えるアプリケー
ションと同じものであるか否かを確認するための認証要
求を外部装置200に送信し、外部装置200はこの認
証要求に応答する。移動機100は外部装置200の応
答によって、外部装置200が備えるアプリケーション
の正当性を確認できた場合は接続応答を送信して、外部
装置200を認証したことを通知する。
【0035】外部装置200は、移動機100に認証さ
れると、パケット通信によるデータ通信を行うために移
動機100に対して発信要求を送信する(S205)。
発信要求を受信した移動機100は、ハンズフリー60
0に対しては、パケット通信を行うことを通知する制御
信号(H/F確認OFF)を送信して(S206)、移
動網300に対してパケット通信による発信を行う(S
207)。これにより、外部装置200はパケット通信
によるデータの送受信を行うことができるようになる
(S208)。
【0036】このようにして、外部装置200がパケッ
ト通信によるデータの送受信を行っている時に、音声着
信が発生すると(S209)、移動機100は、パケッ
ト通信を終了するのでアプリケーションの実行を終了す
ることを指示する制御信号(解除指令)を外部装置20
0に対して送信する(S210)。これにより、外部装
置200はアプリケーションの実行を終了することがで
きる。また、ハンズフリー600に対しては、これから
音声通信を行うことを通知する制御信号(H/F確認O
N)を送信する(S211)。これにより、ハンズフリ
ー600は、データ通信のためのリンクを切断し、マイ
ク・スピーカをオン状態にすることができる。移動機1
00による外部装置200およびハンズフリー600へ
の通信状態変更にともなう制御信号の送信が行われる
と、音声通信が開始され(S212)、ハンズフリー6
00のマイク・スピーカを用いて音声通話を行うことが
できるようになる。
【0037】このように、第2実施形態では、移動機1
00がパケット通信だけではなく音声通信も行うことが
できる場合には、音声通信時には外部装置200におけ
るアプリケーションの実行を終了させることができるよ
うになっている。また、移動機100と外部装置200
との間に接続装置を介在させることによって外部装置2
00が移動網300において用いられるプロトコルを終
端できない場合であっても、移動機100と同じアプリ
ケーションを実行できるようになっている。さらに、こ
の接続装置が音声通信およびパケット通信を行う場合に
は、移動機100の通信状態に応じて、移動機と接続装
置とを接続する信号線の通信内容を自動的に切り換える
ことができるようになっている。
【0038】[3.変形例]本発明は上述した実施形態
に限定されるものではなく、以下に例示するような各種
の変形が可能である。
【0039】上記実施形態では、データ通信サービスの
例として情報提供型のWWW(World Wide Web)をあげ
ているが、これに限らず、情報転送型の電子メールやフ
ァイル転送、情報検索型のネットニュースなどであって
もかまわない。データ通信サービスの提供を受けるアプ
リケーションも上記実施形態のようなブラウザに限ら
ず、メーラなど他のアプリケーションでもかまわないの
はもちろんである。また、データ通信サービスを提供す
るサーバについても、上記実施形態で示したIPサーバ
500にかぎらず、AL終端装置400が行うようにし
てもよいし、インターネット接続されたサーバであって
もよい。また、移動機100と外部装置200とが備え
るデータ通信サービスの提供を受けるアプリケーション
は、必ずしもまったくの同一である必要はなく、同時に
実行することが認められない機能が共通していれば、異
なるアプリケーションであってもよい。例えば、移動機
100が備えるブラウザはテキストデータのみ表示でき
るものであり、外部装置200が備えるブラウザはテキ
ストデータだけではなく画像データや音声データを再生
できるようなものである場合が考えられる。
【0040】上記実施形態では、外部装置200の接続
状態および認証の有無に応じて画一的にアプリケーショ
ンを実行する装置が選択されたが、外部装置200が接
続されて認証も行われた状態であっても、ユーザが意図
的に認証状態を解除できるようにしてもよい。例えば、
外部装置200に認証状態を解除する指示スイッチを設
けてもよいし、アプリケーションとして認証状態を解除
するコマンドを設けてもかまわない。この認証解除機能
は、移動機100に設けてもよいし、外部装置200に
設けるようにしてもよい。
【0041】上記実施形態では、正当な機器の条件を具
体的には特定していないが、例えば、プロトコル仕様を
正当に入手したものであることであってもよいし、単
に、移動機100と同様の機能(プロトコル終端やアプ
リケーション)を備えていることを確認するためのもの
であってもよい。あるいは、ユーザIDのような正当な
ユーザが使用する機器であることを確認するためのもの
でもよい。認証方法としても、上記実施形態に例示した
ものに限らず、例えば移動機の電話番号を用いた認証な
ど、どのような認証方法を用いてもよい。第2実施形態
では、移動機100と外部装置200との間に介在させ
る接続装置としてハンズフリーをあげて説明したが、こ
れに限らず、移動網300におけるプロトコルを終端す
る装置としては、アダプタのようなものでもよい。
【0042】また、接続装置を介在させなくても、外部
装置200がハンズフリー機能を備えるような場合であ
って、データ信号と音声信号の信号線を共有している場
合には、第2実施形態で説明したように、自動的に信号
線の通信内容を切り換えるようにして、外部装置200
におけるアプリケーションの実行を終了させるようにし
てもよい。
【0043】ハンズフリー600は必ずしも移動網30
0におけるプロトコルを終端する必要はなく、パケット
通信時には、移動機100から送信されるデータ信号を
そのまま外部装置200に送信するようにしてもよい。
この場合は、第1実施形態と同様に外部装置200が移
動網300におけるプロトコルを終端する機能を備えて
いるものとする。なお、上記実施形態では、インターネ
ットプロトコルを簡略化したプロトコルを移動網300
で用いているが、インターネットプロトコルや、その他
のプロトコルであってもかまわない。このような場合で
も、移動機100と外部装置200とにおいて備えてい
る同じアプリケーションの実行にかかわるプロトコルを
終端する装置を移動機100あるいは外部装置200の
いずれか一方が選択されるような構成にすればよい。
【0044】さらに、移動機100あるいは外部装置2
00のうちのいずれか一方のアプリケーションが実行さ
れることによって、IPサーバ500から送信されたデ
ータがいずれか一方に蓄積されることになるが、データ
を蓄積していない他方の装置にデータを転送できるよう
にしてもかまわない。例えば、外部装置200で取得し
た電話番号データを移動機100に転送し、移動機10
0は転送された電話番号データをメモリダイヤルに保存
できるようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ通信サービスの提供を受ける同様の機能を有する
アプリケーションを移動機に接続される外部装置が備え
ている場合に生じる不都合を解消することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の全体構成を示す図である。
【図2】 第1実施形態におけるプロトコルスタックを
示す図である。
【図3】 移動機および外部装置の機能構成を示すブロ
ック図である。
【図4】 実行するアプリケーションを選択するアルゴ
リズムを説明するフローチャートである。
【図5】 認証アルゴリズムを例示するシーケンスであ
る。
【図6】 移動機あるいは外部装置のいずれか一方のア
プリケーションが選択された場合のプロトコルスタック
を説明する図である。
【図7】 第2実施形態の構成を示す図である。
【図8】 第2実施形態におけるプロトコルスタックを
示す図である。
【図9】 第2実施形態の動作を説明するシーケンスで
ある。
【符号の説明】
100……移動機、110……ケーブル、200……外
部装置、300……移動網、310……移動メッセージ
用パケット関門中継処理装置、400……ゲートウェイ
サーバ、500……インフォメーションプロバイダサー
バ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−355855(JP,A) 特開 平11−266319(JP,A) 特開 平11−112773(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/02 H04M 11/00 302 G06F 13/00 354 H04Q 7/38 H04L 12/56

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ通信サービスの提供を受けるアプ
    リケーションを実行するアプリケーション手段と、 前記データ通信サービスに用いられるプロトコルを終端
    するプロトコル終端手段と、前記アプリケーション手段と同一のアプリケーション実
    行手段および前記プロトコル終端手段と同一のプロトコ
    ル終端手段を備える 外部装置との間において前記プロト
    コルに基づいてデータ信号の送受信を行うインターフェ
    イス手段と 前記インターフェイス手段によって前記プロトコルに
    づいてデータ信号の送受信を行う場合には、前記プロト
    コル終端手段におけるプロトコルの終端および前記アプ
    リケーション手段におけるアプリケーションの実行を行
    わないように制御する通信制御手段とを備えることを特
    徴とする移動機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動機において、 記外部装置の接続の有無を判定する接続状態判定手
    段を備え、 前記通信制御手段は、前記接続状態判定手段において前
    記外部装置が接続されていないと判定した場合は、前記
    インターフェイス手段におけるデータ信号の送受信を行
    わず、前記プロトコル終端手段においてプロトコルを終
    端し、前記アプリケーション手段においてアプリケーシ
    ョンを実行するように制御することを特徴とする移動
    機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の移動機において、 前記外部装置が正当な機器であるか認証する認証手段を
    備え、 前記通信制御手段は、前記認証手段において前記外部装
    置が正当な機器ではないと判定した場合は、前記インタ
    ーフェイス手段におけるデータ信号の送受信を行わず、
    前記プロトコル終端手段においてプロトコルを終端し、
    前記アプリケーション手段においてアプリケーション
    実行するように制御することを特徴とする移動機。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の移動機において、 記外部装置の接続の有無を判定する接続状態判定手
    段と、 前記外部装置が正当な機器であるか認証する認証手段と
    を備え、 前記通信制御手段は、前記接続状態判定手段において前
    記外部装置が接続されていると判定し、かつ、前記認証
    手段において前記外部装置が正当な機器であると認証し
    た場合は、前記インターフェイス手段によって前記プロ
    トコルに基づいてデータ信号の送受信を行うことを特徴
    とする移動機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の移動機において、 前記認証手段によって前記外部装置が正当な機器である
    ことが認証された場合でも、認証状態を解除することを
    指示する認証解除手段を備えることを特徴とする移動
    機。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の移動機において、 データ通信と音声通信とを切り換える切換手段を備え、 前記通信制御手段は、切換手段において音声通信への切
    り換えが行われる場合には、前記インターフェイス手段
    におけるデータ信号の送受信を行わないことを特徴とす
    る移動機。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の移動機において、 前記通信制御手段は、前記外部装置が音声信号入出力手
    段を備える場合には、前記切換手段において音声通信へ
    の切り換えが行われた後に前記インターフェイス手段に
    おいて送受信する信号をデータ信号から音声信号に切り
    換えることを特徴とする移動機。
  8. 【請求項8】 データ通信サービスの提供を受けるアプ
    リケーションを実行するアプリケーション手段と、前記
    データ通信サービスに用いられるプロトコルを終端する
    プロトコル終端手段とを備える移動機と、前記移動機に
    接続され、前記アプリケーション手段と同一のアプリケ
    ーション実行手段および前記プロトコル終端手段と同一
    のプロトコル終端手段を備える外部装置とから構成さ
    れ、 前記移動機は、さらに、 前記外部装置との接続の有無を判定する接続状態判定手
    段と、 前記接続状態判定手段において前記外部装置が接続され
    ていると判定した場合は、前記 データ通信サービスの提
    供を受ける際に前記プロトコル終端手段におけるプロト
    コルの終端および前記アプリケーション手段におけるア
    プリケーションの実行を行わずに、前記アプリケーショ
    ン用のデータを前記外部装置と移動網の間で中継する通
    信制御手段とを備えることを特徴とする移動通信システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の移動通信システムにお
    いて、前記外部装置は、 前記移動機からの認証要求に応じて、
    自装置が正当な機器であることを示す認証手段を備える
    ことを特徴とする移動通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の移動通信システム
    おいて、前記外部装置は、 前記認証手段によって自装置が正当な
    機器であることが前記移動機に認証された場合でも、認
    証状態を解除することを前記移動機に指示する認証解除
    手段を備えることを特徴とする移動通信システム
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の移動通信システムに
    おいて、 前記 移動機と前記外部装置とを接続する接続装置をさら
    に備え、 前記接続装置は、 前記データ通信サービスに用いられるプロトコルを終端
    するプロトコル終端手段と、 前記移動機との間において前記プロトコル終端手段によ
    り終端された前記プロトコルに基づいてデータ信号の送
    受信を行う第1のインターフェイス手段と、 前記外部装置との間に前記データ信号の送受信を行う第
    2のインターフェイス手段とを備えることを特徴とする
    移動通信システム
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の移動通信システム
    において、 前記接続装置は、 音声信号の入出力を行う音声信号入出力手段と、 前記移動機が音声通信を行っている場合は、前記移動機
    との間において音声信号を送受信し、前記移動機がデー
    タ通信を行っている場合には、前記移動機との間におい
    前記プロトコル終端手段により終端された前記プロト
    コルに基づいてデータ信号の送受信を行う第1のインタ
    ーフェイス手段と、 前記第1のインターフェイス手段においてデータ信号を
    送受信している場合には、前記外部装置との間に前記デ
    ータ信号の送受信を行う第2のインターフェイス手段
    と、 前記第1のインターフェイス手段において音声信号を送
    受信している場合は、前記音声信号入出力手段による音
    声信号の入出力を行う音声制御手段とを備えることを特
    徴とする移動通信システム
  13. 【請求項13】 データ通信サービスの提供を受けるア
    プリケーションを実行するアプリケーション手段と、前
    記データ通信サービスに用いられるプロトコルを終端す
    るプロトコル終端手段とを備える移動機と、前記移動機
    に接続され、前記アプリケーション手段と同一のアプリ
    ケーション実行手段および前記プロトコル終端手段と同
    一のプロトコル終端手段を備える外部装置とから構成さ
    れる移動通信システムにおける通信制御方法であって、 前記移動機は、 前記外部装置との接続の有無を判定し、前記外部装置が
    接続されている場合には、前記データ通信サービスの提
    供を受ける際に前記プロトコルの終端および前記アプリ
    ケーションの実行を行わずに、前記アプリケーション用
    のデータを前記外部装置と移動網の間で中継する一方、
    前記外部装置が接続されていない場合には、前記データ
    通信サービスの提供を受ける際に前記プロトコルを終端
    するとともに前記アプリケーションを実行して、前記ア
    プリケーション用のデータを前記外部装置に中継せずに
    前記移動網との間で送受信することを特徴とする通信制
    御方法。
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