JP3745386B2 - 遊技機の外枠・前面枠自動組立方法及びその機械 - Google Patents

遊技機の外枠・前面枠自動組立方法及びその機械 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、遊技機の外枠・前面枠自動組立方法及びその組立機械に関する。特に、遊技機の外枠と前面枠との蝶番を連結組立するための自動組立方法及びその組立機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技機は、遊技盤、外枠、前面枠、各種機械装置などから構成されている。外枠は遊技機の外周を縁取る矩形の枠体であり、通常木質で作られている。木質で作られた前面枠には、各種機械装置、遊技盤などが取り付けられている。外枠内には前面枠が嵌め込まれているが、点検などを容易にするために前面枠は扉のように外枠に揺動自在に蝶番で連結されている。
【0003】
このため外枠側部の上下に開閉ピンを設け、この開閉ピンを前面枠に設けた軸孔に挿入して蝶番を構成し、外枠と前面枠とを連結して組立している。この組立は、人手によって行っている。しかしながら、前面枠には、景品玉払出装置、入賞玉処理器などの弾球を処理するための機械装置が取り付けられているので重量があり重い。このため、外枠と前面枠との組立作業は比較的単純であるが、作業者に重労働を強いるものであったし、組立作業の生産性は低かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、以上のような技術背景で発明されたものであり、次の目的を達成する。
【0005】
この発明の目的は、遊技機の外枠、前面枠の組立作業を完全に自動化した遊技機の外枠・前面枠自動組立方法及びその機械を提供することにある。
【0006】
この発明の更に他の目的は、遊技機の外枠、前面枠の組立の生産性を向上させた遊技機の外枠・前面枠自動組立方法及びその機械を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記課題を達成するために、次のような手段を採る。
【0008】
すなわちこの発明は、
一片は遊技機の外枠に、他片は前記遊技機の前面枠に取付けられ開閉できる蝶番の自動組立方法であって、
前記外枠を外枠を含む面に平行な第1方向に移送して停止位置決めさせた後、
前記外枠を前記第1方向と直角な第2方向に移送させ、さらに第1ストッパに当接させて停止位置決めし、
前記外枠が第2方向に移送されて停止位置決めされた状態で前記外枠に取り付けられた上下の蝶番の位置を第1センサで測定し、
他方、前記前面枠を前記第2方向と平行でかつ逆方向の第3方向に移送させ、さらに第2ストッパに当接させて停止位置決めさせた後、
前記前面枠が前記第3方向に移送されて停止位置決めされた位置が所定位置でないときには再度位置決め動作をさせるために前記前面枠が当該所定位置にあるか否かを第2センサで検知し、
前記停止位置決めされた前記前面枠を前記第1方向と平行でかつ同一方向の第4方向に移送して停止位置決めし、
前記外枠及び前記前面枠の上下方向で前記蝶番の中心線方向である第5方向に相対移動させて前記蝶番を一軸線上に位置決めした後連結させて前記外枠と前記前面枠を組立てる
ことを特徴とする遊技機の外枠・前面枠自動組立方法である。
【0009】
また、上記発明において、
前記組立てられた前記外枠及び前記前面枠の上部の角隅部のうち前記第4方向移送方向側の角隅部である前方角隅部を保持し、かつ
前記外枠の下端のうち該前方角隅部に対し、対角線上に位置する下端を前記第4方向に移送させつつ前記前方角隅部を下降させて前記外枠及び前記前面枠を横倒しつつ移送させる
ことを特徴とする。
【0010】
また、一片は遊技機の外枠に、他片は前記遊技機の前面枠に取付けられ開閉できる蝶番の自動組立機械であって、
前記外枠を外枠を含む面に平行な第1方向に移送して停止位置決めさせるための第1移送手段と、
前記外枠を前記第1方向と直角な第2方向に移送させて停止位置決めするための第2移送手段と、
前記第2方向に移送された前記外枠を当接させて停止位置決めするための第1ストッパと、
前記外枠が前記第2方向に移送させて停止位置決めされた状態で前記外枠に取り付けられた上下の前記蝶番の位置を測定するための第1センサと、
他方、前記前面枠を前記第2方向と平行でかつ逆方向の第3方向に移送して停止位置決めさせるための第1位置決め手段と、
前記第3方向に移送された前記前面枠を当接させて停止位置決めするための第2ストッパと、
前記前面枠が前記第3方向に移送されて停止位置決めされた位置が所定位置でないときには再度位置決め動作をさせるために前記前面枠が当該所定位置にあるか否かを検知する第2センサと、
前記停止位置決めされた前記前面枠を前記第1方向と平行でかつ同一方向の第4方向に移送して停止位置決めするための第3移送手段と、
前記外枠及び前記前面枠の上下方向で前記蝶番の中心線方向である第5方向に相対移動させて前記蝶番を一軸線上に位置決めした後連結させるために前記外枠又は前面枠を駆動するための相対移動手段と
からなる。
【0011】
また、前記第1移送手段に外枠を供給するために複数台の外枠をストックするための外枠ストックコンベヤと
からなる。
【0012】
【作用】
蝶番の一片は遊技機の外枠に、他片は前記遊技機の前面枠に取付けられ開閉できる蝶番の自動組立方法である。前記外枠を外枠を含む面に平行な第1方向に移送して停止位置決めさせた後、前記外枠を前記第1方向と直角な第2方向に移送させる。他方、前記前面枠を前記第2方向と平行な第3方向に移送して停止位置決めさせた後、前記前面枠を前記第1方向と平行な第4方向に移送して停止位置決めし、前記外枠及び前記前面枠の上下に第5方向に相対移動させて前記蝶番を一軸線上に位置決めした後連結させて組立を完了させる。
【0013】
【実施例】
この発明の実施例を図面を参照しながら以下に説明する。図1は弾球遊技機を一部分解した斜軸投影図であり、図2は外枠と前面枠との連結部分、すなわち蝶番を示す分解部品図である。外枠1は、上部横板2、右側板3、左側板4及び下部横板5からなり、概略矩形の枠状で木質で形成されている。前面枠6もほぼ同様に、上部横板7、右側板8、左側板9及び下部横板10からなり、概略矩形の枠状で木質で形成されている。
【0014】
前面枠6の表裏には、打球供給皿11、弾球発射器13などが配置されている。前面枠6の上部には景品玉を配球樋(図示せず)から供給するための景品玉タンク15が配置されている。更に機構板本体14がピン軸16を中心開閉自在に取り付けられている。前面枠6の裏面に設けられた遊技盤収納部17に遊技盤18が収納される。
【0015】
遊技盤18には、可変表示装置19などが取り付けられている。更に、前面枠6には、機構板本体14の一端が開閉自在に設けられている。弾球遊技機を使用するときは、外枠1、前面枠6、機構板本体14は、閉じられて使用される。図2は、外枠1と前面枠6の連結部、すなわち蝶番の詳細を示す図である。
【0016】
外枠1と前面枠6の連結部(蝶番)の構造
以上、説明してきた前面枠6及び外枠1の連結部の詳細な構造について図2(a)及び図2(b)を参照して説明する。前記外枠1の上部横板2と左側板4との接合部に、L字状の金属板で作られた上部受金具21が木ねじで取り付けられている。
【0017】
上部受金具21の前端一側には、前方に向かって規制部22が延長して設けられ、側部にも前方に向って延設部23が延長して一体に設けられている。この延設部23の上端には、更に内側に向って水平部24が延長して一体に設けられ、その水平部24の前方部に開閉中心ピン25が上方向に向って突出されている。なお、水平部24は、前記規制部22よりもやや低い位置となるように曲げられている。また、開閉中心ピン25の突出位置は、規制部22の前端よりも更に前方に位置するように配置されている。
【0018】
一方、前面枠6の左側上部には、上部支持金具26が取り付けられている。上部支持金具26は、前面枠6の上部横板7に設けた上部取付段部27にビス28、合成樹脂製の補強板29、ナット30で取り付け固定されている。上部支持金具26は、水平部31と、この水平部31の後端縁からの下方に向けて曲げて作られた取付部32とから構成され、取付部32には、2つの取付孔33,33が穿孔されている。また、水平部31の外側よりには、延設部34が延長して一体に設けられ、この延設部34の先端部分に前記開閉中心ピン25に遊び嵌めされるピン孔35が穿孔されている。
【0019】
水平部31を上部取付段部27に載置するように置き、前面枠6の前方からの金属製又は合成樹脂製の補強板29を介してビス28,28を前記取付孔36,36及び取付孔33,33にそれぞれ挿入し、前面枠6の後方からナット30,30で固定することにより上部支持金具26を前面枠左側上部に強固に固定することができる。なお、上部取付段部27は前記水平部31を収容する水平部収容段部27a及び前記延設部23を収容する延設部収容段部27bを含むように形成されている。また、外枠1の前端面に形成される側段部2a及び側段部4aには、前記前面枠6を閉じたときに上部支持金具26の取付部32が収納されるようになっている。
【0020】
一方、前面枠6の下端部の連結部の構造を説明する。前記外枠1と左側板4と下部横板5との接合部に下部受金具40が取り付けられている。この下部受金具40は、左側板4の内側面に沿って立設される取付部41と下部横板5の上面に表置される支持部42とから構成される。取付部41には、左側板4に対応して取付孔43,43が形成され、左側板4の外側から挿入されるビス44,44の外側を貫通させてナット45,45に固定することにより下部受金具40を左側板4に固定している。
【0021】
下部受金具40の支持部42は、左側板4の肉厚部分前方にまで延長して設けられ、その延長部分に開閉中心ピン46が突出して設けられている。この開閉中心ピン46の突出位置は、下部横板5の前端よりも更に前方に位置するようになっている。一方、前面枠6の左側下部(図示上)には、下部支持金具47が取り付けられている。前面枠6の下部横板10の下面に下部取付段部48が形成されている。下部支持金具47は、下部取付段部48に対応する水平部49と、この水平部49の後端縁から上方に向けて曲げて形成された取付部50とから構成され、取付部50には、2つの取付孔51,51が開けられている。
【0022】
また、水平部49の外側寄りには、延設部52が延長して設けられている。この延設部52の先端部分には前記開閉中心ピン46に遊び嵌めされるピン孔53が開けられている。水平部49を下部取付段部48に押し当てて、前面枠6の前方から金属製又は合成樹脂製の補強板54を介してビス55,55を前記取付孔56,56及び取付孔51,51に挿入し、前記前面枠6の後方からナット57,57で固定することにより、下部支持金具47を前面枠6の左側下面(図示上)に強固に固定することができる。また、ピン孔53の近くには、支持部42に形成された回動規制部42aと当接する当接面52aが形成されている。
【0023】
以上、詳記したように、外枠1と前面枠6とは、組立られた状態で外枠1の開閉中心ピン25,46に前面枠6のピン孔35,53がそれぞれ挿入されて開閉自在に設けられている。この外枠1と前面枠6の組立は、前面枠6と外枠1とを互いに直角に向けて接近させて前面枠6を外枠1よりやや持ち上げた状態で外枠1の開閉中心ピン25,46の中心線の位置と、前面枠6のピン孔35,53の中心線の位置とを一致させたのち挿入し組立てる。
【0024】
弾球遊技機の外枠・前面枠自動組立機械の配置
図3は、外枠のストッカ、外枠と前面枠との組立機械、自動包装機及びこれらを接続したコンベヤの配置を示す平面図である。外枠1は、外枠ストックコンベヤ60に組立てられた状態で多段に積層されてストックされている。外枠ストックコンベヤ60にストックされている外枠1は、エレベータ61に搭載されて排出台62に載せられる。排出台62から排出された外枠1は外枠供給コンベヤ63に供給された後、方向転換台64に搭載される。
【0025】
外枠1は、方向転換台64で90度方向転換されて、外枠、前面枠自動組立機械65で前面枠6と合体組立され弾球遊技機となるる。前面枠6は、前面枠供給エレベータ66により下の階から供給される。外枠1と前面枠6とが一体に組立てられた弾球遊技機は、移送コンベヤ191で排出され、更に方向転換台67で方向が換えられる。次に、弾球遊技機は、フィルムで包むために自動包装機206に移送さりラップされる。
【0026】
外枠ストックコンベヤ60
図4は外枠ストックコンベヤ60の正面図、図5は図4の左側面図である。ストッカフレーム70は、アングルなどの鋼材で作られた箱状のものである。外枠ストックコンベヤ60は、3層のストッカ室71a,71b,71cで構成されている。各ストッカ室71a,71b,71cの下部には、外枠コンベヤ72a,72b,72cがストッカフレーム70の長手方向に配置されている。
【0027】
外枠コンベヤ72aは、外枠1を移動及びストックするために複数のチェーンコンベヤが平行に配置されている。このチェーン(図示せず)はスプロケット(図示せず)に連結されている。各チェーンコンベヤの外枠1は、下面を2本のチェーン上に搭載され、上部をガイド76で案内され貯蔵される。各スプロケットはシャフト73、複数のクラッチ74を介して駆動モータ75aで回転される。他の外枠コンベヤ72b,72cも同様の構造である。外枠1の出庫指令が出されると、駆動モータ75a,75b,75cのいずれかに回転指令をし、更に駆動したい位置のクラッチ74を切り換えて必要なチェーンのみを駆動して外枠1を外部に図4の右側から出庫する。
【0028】
図7,8は、外枠1を外枠ストックコンベヤ60から取り出すエレベータ61の詳細を示す図であり、図7は正面図、図8は図7の左側面図である。エレベータ61の本体枠81はU字鋼などの鋼材で作られ概略箱型の形状をしている。本体枠81の内部には、矩形の上下移動台82が上下動自在に配置されている。上下移動台82の両端には、室内ブッシュ83a,83bが配置されている。室内ブッシュ83a,83bには、それぞれシャフト84a,84bが摺動自在に挿入されている。シャフト84a,84bの上下は、それぞれ本体枠81に固定されたシャフトポート85a,85bに固定されている。
【0029】
他方、本体枠81の上端には、サーボモータ86が搭載されている。サーボモータ86の出力軸には、継手87を介して駆動軸88が連結されている。駆動軸88には、2個のスプロケット89a,89bが固定されている。スプロケット89a,89bには、それぞれチェーン90a,90bが噛み合わされている。チェーン90a,90bの一端は、バランスウェイト91に連結されている。バランスウェイト91の両端は、案内92a,92bの間でガイドされて上下動される。
【0030】
チェーン90bの他端は、上下移動台82の一端(図7の図示上左端)に連結されている。他方本体枠81の上端の右端(図6)には、スプロケット92が回転自在に軸受93を介して配置されている。チェーン90aの他端は、スプロケット89a、スプロケット92を介して上下移動台82の他端(図7の図示上で右端)に連結されている。結局、上下移動台82は、バランスウェイト91の重量により上方に常時吊り下げられていることになり、サーボモータ86により上下移動台82は本体枠81内で上下動される。
【0031】
上下移動台82上には、2台の単軸ロボット94a,94bが搭載されている。単軸ロボット94a,94bは、リニアモータ形式の公知駆動装置であり非連結でこの上部にある導電体を駆動及び位置制御できるものである。両単軸ロボット94a,94bの一端にはストッパ95が配置され、上部にはミニコンベヤ96が搭載されている。ミニコンベヤ96は、エンドレスのベルトを備えており、このベルト上に外枠1を搭載して移送する。ミニコンベヤ96のベルトは、駆動モータ(図示せず)により回転駆動される。駆動モータへは電力の供給は外部から電線(図示せず)により行う。ミニコンベヤ96の両側面には、案内97の下端が固定されている。案内97は、線材で作られた逆U字状のフレームからなり、この内部に外枠1を通してミニコンベヤ96で移動中の外枠1の姿勢を保持及びガイドする。
【0032】
外枠供給コンベヤ63方向転換台64
図9、図10、図11は、外枠供給コンベヤ63及び方向転換台64を連結した状態を示す図であり、図9は平面図、図10は図9の正面図、図11は方向転換台の部分である。外枠供給コンベヤ63は、エレベータ61から受け取った外枠1を方向転換台64に送るためのものである。方向転換台64のフレーム100は、概略長方体状の形をしている。この最上部にはコンベヤ101が配置されている。コンベヤ101は、エンドレスのベルトを備えた外枠1の搬送用の移送手段である。コンベヤ101のベルトの下部には、駆動箱102が配置されている。
【0033】
駆動箱102内には、ベルトを103回転させるためのモータを内臓されている。コンベヤ101の両側面のフレームには、棒材で作られた案内104の下端が固定されている。方向転換台64は、外枠1を90度方向転換するための装置である。
【0034】
下部フレーム106は、概略立方体状の形状をしたものであり、方向転換台64を構成する下部の台である。下部フレーム106上には、軸受107,108が配置され、この両軸受107,108には揺動軸109が回転自在に支持されている。揺動軸109の上部には、揺動軸109の半径方向に揺動杆110の一端が固定されている。揺動杆110の先端には、二又状の連結継手111がピンを介して揺動自在に連結されている。連結継手111は、シリンダ112のピストンロッド113の先端に連結されている。シリンダ112は下部フレーム106の上部シリンダに固定部材114を介して固定されている。
【0035】
揺動軸109の上端には、概略直方体状の上部フレーム115の下端の中心位置に固定されている。上部フレーム115の上端には、コンベヤ116が搭載されている。コンベヤ116はエンドレスのベルト117を備えている。コンベヤ116の下部には、駆動箱118が配置されており、駆動箱118内のモータによりベルト117を回転駆動する。コンベヤ116の両側面には、案内119の下端が固定されている。案内119は、外枠1の移動時又は方向転換時の姿勢の保持及び案内を行うものである。
【0036】
外枠・前面枠自動組立機械65
図12は、外枠と前面枠を自動組立機械で自動組立するときの外枠1と前面枠6の移動の順序を示す動作図である。前面枠6は、ローラコンベヤ上をa直線方向に移送されて、bの位置で一旦所定位置に位置決めされて停止される。このb位置で移送装置の把持装置で把持固定された後、c方向に若干上昇されてd直線方向に移送される。このd直線方向に移動の後、設定されたe位置で停止される。他方、外枠1は搬送ローラ上を水平で直線方向▲1▼に移送されてきて、設定された位置▲2▼で一旦停止される。位置▲2▼で移送装置の把持位置で把持固定された後、若干上方向▲3▼に上昇された後、水平で直線方向▲4▼に移送され、位置▲5▼で停止される。
【0037】
この位置▲5▼は、前面枠6の上部支持金具26のピン孔35及び下部支持金具47のピン孔53が、外枠1の上部受金具21の開閉中心ピン25及び下部受金具40の開閉中心ピン46の各中心線が同一直線上に位置決めされる。この同一軸線上への位置決めの後、外枠1は▲6▼方向に若干上昇されて、外枠1の開閉中心ピン25,46を前面枠6のピン孔35,53にそれぞれ挿入する。この挿入後前面枠6の把持装置が解除されて、前面枠6は開閉中心ピン25,46を中心に揺動(1)を行い外枠1に閉じられる。
【0038】
この後、合体された外枠1と前面枠6の角隅部が軸線イを中心に把持されて、かつ外枠1の下面がチェーンコンベヤに接しているので、前方に移送されて揺動運動(5)を行う。この揺動と同時に軸線イが下降運動(4)される。この結果、組立られた外枠1と前面枠6は横方向コンベヤ上で横に倒される移送(6)されることになる。以上が外枠・前面枠自動組立機65の動作の概要を示す図である。
【0039】
図13、図14、図15は、外枠・前面枠自動組立機械の概要を示す図であり、図13は平面図、図14は図13の正面図、図15は図13の右側面図である。
【0040】
下部外枠把持・移動装置123及び上部外枠把持・移動装置134
方向転換台64を出た外枠1は、ベルトコンベヤ121に移動される。外枠1はベルトコンベヤ121から皿に5個のローラからなるモータローラ122上に移送される。モータローラ122の5本の各ローラは、各々駆動用のモータを備えているので、独立して各ローラは駆動される。モータローラ122の間には、2台の下部外枠把持・移動装置123が配置されている。
【0041】
図16は、図13の矢印XVI方向から見た外観図である。図16に示されているように下部外枠把持・移動装置123は、バイス形式の把持装置であり、2組の対向する2個の把持爪124で外枠1の下部を把持固定する。把持爪124の把持のための駆動は、空気圧により駆動される把持シリンダ125により行う。2組の下部外枠把持・移動装置123の全体は、3個の上下シリンダ126の各々のピストン127の上端に載置されている。3個の上下シリンダ126の下端は、各々移動プレート128上に搭載されている。
【0042】
両移動プレート128は、連結杆129により連結されている。両移動プレート128の下面にはリニアベアリング(図示せず)が固定され、このリニアベアリングはレール130に案内され移動される。レール130間のフレームには、リニア駆動装置である単軸ロボット131が配置されている。単軸ロボット131の駆動台132には、駆動棒133の一端が固定されており他端は連結杆129に連結されている。結局、下部外枠把持・移動装置123,123の把持爪124,124、把持シリンダ125,125、上下シリンダ126,126、移動プレート128,128、連結杆129、リニアベアリングは、レール130,130上を単軸ロボット131に駆動されて一体に移動する。
【0043】
前記した下部外枠把持・移動装置123と全く同一の装置が組立機の上部外枠把持・移動装置134が対照的に上部に配置されている。下部外枠把持・移動装置123と上部外枠把持・移動装置134は同期して外枠1の上下を把持して外枠を移動させる。モータローラ122の端部の上下2位置には、位置決め用のストッパ136が配置されている。
【0044】
ストッパ136は、並列に配置されたシリンダ137の各々のピストンロッドの先端に連結されている。外枠1がベルトコンベヤ121からモータローラ122に移動中はストッパ136は外枠1の移動の障害にならないように引き込まれている。外枠1がモータローラ122上に移動された後、下部及び上部ストッパ136a,136bを突出させてモータローラ122を逆転させ、外枠1を下部及び上部ストッパ136a,136bに当接させて位置決めする。
【0045】
下部ストッパ136aの下部には、下部位置センサ138aが配置されている。下部位置センサ138aは、把持爪124で把持固定されている状態で外枠1の下部受金具40の把持位置を測定するためのものである。同様に、外枠1の上部で下部位置センサ138aと反対側の位置には、上部位置センサ138bが配置されている(図14参照)。上部位置センサ138bは、把持されている状態で外枠1の下部受金具40の把持位置を測定するためのものである。下部位置センサ138a、上部位置センサ138bは、外枠1の移送時に障害にならないようにエアシリンダを備えており測定時にのみ前進させて測定する。上部位置センサ138bは、上下シリンダ139のピストンロッドの下端に連結されている。
【0046】
したがって、上部位置センサ138bは、不作動時に上下シリンダ139を作動させて上方に引き込めておく。把持爪124の側面に配置されている押圧シリンダ140は、下部及び上部ストッパ136a,136bに押圧し位置決めするためのものである。一方、予め組立られた前面枠6は、上部フロアから前面枠供給エレベータ66から供給されている。図18は前面枠6が前面枠供給エレベータ66からレール145により供給される状況を示す外観図である。前面枠6は、レール145から前に前進してストッパ146に当接するまで前進させられ停止する。
【0047】
レール145は、3つに分割されているが、これらは板状のレール基台147上に一体に搭載されている。レール基台147の両端下面には、複数本のシリンダからなる上下シリンダ148a,148bが配置されており、このピストンロッド149a,149bの上端が連結されている。結局、レール145は、上下シリンダ148a,148bの駆動により上下駆動される。レール145の一端部に配置した位置センサ150は、前面枠6が所定の位置に位置決めクランプされたかエアシリンダにより前進して検知するための公知センサであり、この位置センサ150の出力値が所定位置に前面枠6が位置決めされていなければ再度位置決め動作を行わせる。
【0048】
下部前面枠把持・移動装置151及び上部前面枠把持・移動装置152
前面枠6は、レール145上で位置決め固定された後、下部に配置された下部前面枠把持・移動装置151及び上部に配置された上部前面枠把持・移動装置152により上下が把持されて移動(図12のd方向)される。下部前面枠把持・移動装置151は、次のような構造を有している。レール145と同一線上に2個の把持爪153a,153bが配置されている。把持爪153a,153bには、空気圧シリンダを備えており対向する2個の爪からなり、空気圧シリンダを作動させて前面枠6の下部を把持する。
【0049】
把持爪153a,153bは、板状材である把持爪支持プレート154上に搭載されている。把持爪支持プレート154は、更に3個の上下シリンダ155のピストンロッド156の先端に連結されている。3個の上下シリンダ155は一体にボックス内に収納されているタイプである。上下シリンダ155は、移動プレート157上に搭載されている。移動プレート157の下面には、2個のリニアベアリング158a,158bが間隔をおいて取り付けられている。リニアベアリング158a,158bは、それぞれ2個のレール159a,159b上に移動自在に搭載されている。
【0050】
レール159a,159bは、フレーム160上に固定されている。フレーム160上には、ロッドレスのエアシリンダ161が載置固定されている。エアシリンダ161は、駆動部材162を介して移動プレート157を駆動する。エアシリンダ161の両端には、ストッパ163が配置されており、このストッパ163を調整することにより駆動部材162の移動位置を規制する。以上説明した下部前面枠把持・移動装置151と同様構造の上部前面枠把持・移動装置152について説明を省略する。
【0051】
図19は、下部前面枠把持・移動装置151と上部前面枠把持・移動装置152により外枠1の上下を把持して移動させた状態を示す図である。図15に示すように、上部には前面枠6と外枠1とを組立てた後、前面枠6を外枠1に閉じるための前面枠閉機構166が配置されている。
【0052】
フレーム160の上部には、H形鋼からなる案内レール167が配置されている。案内レール167の一端には、モータ168が配置されている。モータ168の出力軸には、スプロケット169が取り付けられ、この2個のスプロケット169には2個のチェーン170が噛み合っている。チェーン170の他端には他のスプロケット(図示せず)に噛み合っている。チェーン170には移動台171が固定されており、移動台171は案内レール167上をローラを介して転動する。移動台171の下端には、シリンダ172が配置されており、シリンダ172のピストンの下端には前面枠6の上端に係合する係合する係合爪173が固定されている。
【0053】
結局、シリンダ172を作動させて係合爪173で前面枠6の上端を把持しモータ168を作動させると、移動台171が移動し、前面枠6を外枠1に対して閉じる。前面枠6がある程度閉じた後、前面枠6の下方に配置したシリンダ174が作動し、そのピストンロッドの先端が前面枠6を押圧して完全に閉じる位置まで押す。2本のレール159a,159bの前端の間には、組立てられた外枠1と前面枠6を移送するための2本のコンベヤ175が配置されている。
【0054】
倒し装置177
図20は、組立てられた外枠1と前面枠6の弾球遊技機176を横に倒すための倒し装置の正面図である。図21は図20の左側面図である。図22は倒し装置177の移送コンベヤの正面図である。図23は弾球遊技機176を倒し装置177により倒している状況を示す図である。図20,21に示すように、倒し装置177の本体フレーム178はU字鋼等からなる門形の形状である。本体フレーム178の両側には、棒材からなる2本の縦案内ロッド179a,179bの上下端が本体フレーム178に固定されて配置されている。
【0055】
縦案内ロッド179a,179bには、それぞれ昇降台180a,180bが上下摺動自在に設けられている。両昇降台180a,180bの間は、連結部材181により相互に連結されている。連結部材181の下面には、2本の横案内ロッド182a,182bの両端が固定されている。
【0056】
横案内ロッド182a,182b上には、4個の案内子183がそれぞれ摺動自在に配置されている。両横案内ロッド182a,182b上の2個の案内子183a,183aの間は、連結部材184aによって連結されている。同様に、他の一組が横案内ロッド182a,182b上に配置されている。連結部材184aには、駆動シリンダ186aのピストンロッドの先端が連結されている。対向する他方の連結部材184aにも駆動シリンダ186bのピストンロッドの先端が連結されている。
【0057】
連結部材184aの下端には、軸受筒187aが設けられている。軸受筒187aには、支持軸188aが回転自在に支持されている。他方の連結部材184bの下端には、軸受筒187bが設けられている。軸受筒187bには、前記支持軸188aに対向して支持軸188bが回転自在に支持されている。昇降台180aの側面には、上下駆動シリンダ189のピストンロッド190の一端が連結されている。上下駆動シリンダ189は、本体フレーム178に固定されている。
【0058】
本体フレーム178の下部には、移送コンベヤ191が配置されている。移送コンベヤ191は、弾球遊技機176を支持軸188a,188bの上下動作と連動して横倒しにするためのものである。フレーム192上には、2本のチェーン193がコンベヤフレーム200内に平行に配置されている(図22参照)。1本のチェーン193には、4個のスプロケット194が噛み合っており、スプロケット194は各軸195に固定されている。一つの軸195の一端には、駆動用のスプロケット196が固定されている。スプロケット196は、チェーン197を介してスプロケット198と連動している。スプロケット198はモータ199の出力軸に連結されている。結局、チェーン193は、モータ199、スプロケット198、チェーン197、スプロケット196、軸195及びスプロケット194を介して駆動される。
【0059】
コンベヤフレーム200の下面は、2本の油圧シリンダ201,201のピストンロッド202,202の先端に固定されている。油圧シリンダ201の下端は、フレーム192に固定されている。結局、油圧シリンダ201は、コンベヤフレーム200を上下動させることができる。図21に示すように、組立てが終了した弾球遊技機176を両支持軸188a,188b間で挟んだ後、移送コンベヤ191を油圧シリンダ201を駆動させて若干下降させる。次にチェーン197を駆動しつつ、上下駆動シリンダ189を作動させて両支持軸188a,188bを下降させると弾球遊技機はチェーン193上で横になる。
【0060】
自動包装機206
横倒しされた弾球遊技機176は、自動包装機206により透明のポリエチレンフィルムにより傷付き防止、防塵などのため包装される。以下に説明する自動包装機206は、弾球遊技機176を自動的にフィルムをオーバーラップさせて、シールを行う。図24は自動包装機の平面図である。図25は図24の正面図である。
【0061】
横倒しになった弾球遊技機176は、自動包装機206の供給コンベヤ207上に移送される。この移送中に弾球遊技機176は供給コンベヤ207上で倒れないようにローラである倒れ防止ロボット208が供給コンベヤに取って配置されている。供給コンベヤ207は、駆動モータ209により回転駆動される(図26参照)供給コンベヤ207の下部には、2巻のロールフィルム210が装填されている。2巻のロールフィルム210は、交互に使用される。
【0062】
ロールフィルム210は台車220上に回転自在に支持されている。台車220は、図24に示すように充填時にフレーム211から引き出すことができる。台車220の間には、フィルム自動接続装置212が配置されている。フィルム自動接続装置212は、一方のロールフィルム213を使用し尽くしたとき、その終端と他方のロールフィルム210のフィルム213の始端とを接続するためのものである。
【0063】
フィルム213は案内ロール214、案内バー215などを介して供給コンベヤ216上に供給される。供給コンベヤ216上には、供給された帯状のフィルム213及び更にこの上に弾球遊技機176が載せられて移送される。案内バー215により中心から略2つ折りされたフィルム213は、弾球遊技機176を包み上部のみが開放された状態となる。開放されたフィルム213の上部は、電熱器を備えたトップシール装置217によりシールされる。トップシール装置217は、2枚の円板218を備えており、この2枚の円板218間でフィルム213を挾み加熱してシールする。
【0064】
そのシールされたフィルム213の端はカットされて、フィルム取巻装置219に巻き取られる。上部をシールされたフィルム213とその内部の弾球遊技機176は供給コンベヤ216で供給されクロスシール装置221に移送される。クロスシール装置221は、細長い袋状にパッケージされた弾球遊技機176を一台単位にパッケージするためにシール及びカットするためためのものである。そのシール及びカット手段は周知の構造であり説明を省略する。クロスシール装置221の傍には、自動包装機206を操作するための操作盤222が配置されている。
【0065】
[その他の実施例]
前記実施例は、パチンコ遊技機の外枠と前面枠の組立装置であったが、他の同様構造の遊技機であっても前記原理を適用し自動組立機械を構成する。
【0066】
【発明の効果】
以上詳記したように、本発明は次の効果を奏する。
【0067】
a.遊技機の外枠と前面枠とを完全に自動的に組立出来るようになった。
【0068】
b.組立速度が速いので生産性も向上した。
【0069】
c.外枠と前面枠とを互いに直角にした状態で組立るので、正確に位置決めできるので組立の信頼性を向上出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、弾球遊技機を一部分解した斜軸投影図である。
【図2】図2は、外枠と前面枠との連結部分を示す立体分解図である。
【図3】図3は、弾球遊技機の外枠・前面枠自動組立機械とその関連の配置図である。
【図4】図4は、外枠ストックコンベヤの正面図である。
【図5】図5は、図4の右側面図である。
【図6】図6は、図4の左側面図である。
【図7】図7は、エレベータの正面図である。
【図8】図8は、図7の左側面図である。
【図9】図9は、外枠供給コンベヤ、方向転換台の平面図である。
【図10】図10は、図9の正面図である。
【図11】図11は、図10の部分拡大図である。
【図12】図12は、外枠・前面枠自動組立機械による組立動作の概要を示す図である。
【図13】図13は、外枠・前面枠自動組立機械の平面図である。
【図14】図14は、図13の正面図である。
【図15】図15は、図13の右側面図である。
【図16】図16は、図13のXVI 矢視から見た透視図である。
【図17】図17は、図13のXVII矢視から見た透視図である。
【図18】図18は、図13のXVIII 矢視から見た透視図である。
【図19】図19は、図18の状態から前面枠を移送した状態を示す図である。
【図20】図20は、倒し装置の正面図である。
【図21】図21は、図20の左側面図である。
【図22】図22は、倒し装置の移送コンベヤの正面図である。
【図23】図23は、倒し装置の作動状態を示す図である。
【図24】図24は、自動包装機械の平面図である。
【図25】図25は、図24の正面図である。
【図26】図26は、図24のXXVI矢視からみた透視図である。
【図27】図27は、図24のXXVI矢視からみた透視図である。
【符号の説明】
1…外枠
6…前面枠
60…外枠ストックコンベヤ
61…エレベータ
63…外枠供給コンベヤ
64…方向転換台
65…外枠・前面枠自動組立機械
71a,71b…ストッカ室
94…単軸ロボット
123…下部外枠把持・移動装置
134…上部外枠把持・移動装置
151…下部前面枠把持・移動装置
152…上部前面枠把持・移動装置
166…前面枠閉機構
176…弾球遊技機
177…倒し装置
189…上下駆動シリンダ
191…移送コンベヤ
206…自動包装機械
212…フィルム自動接続装置
217…トップシール装置
221…クロスシール装置

Claims (4)

  1. 一片は遊技機の外枠に、他片は前記遊技機の前面枠に取付けられ開閉できる蝶番の自動組立方法であって、
    前記外枠を外枠を含む面に平行な第1方向に移送して停止位置決めさせた後、
    前記外枠を前記第1方向と直角な第2方向に移送させ、さらに第1ストッパに当接させて停止位置決めし、
    前記外枠が第2方向に移送されて停止位置決めされた状態で前記外枠に取り付けられた上下の蝶番の位置を第1センサで測定し、
    他方、前記前面枠を前記第2方向と平行でかつ逆方向の第3方向に移送させ、さらに第2ストッパに当接させて停止位置決めさせた後、
    前記前面枠が前記第3方向に移送されて停止位置決めされた位置が所定位置でないときには再度位置決め動作をさせるために前記前面枠が当該所定位置にあるか否かを第2センサで検知し、
    前記停止位置決めされた前記前面枠を前記第1方向と平行でかつ同一方向の第4方向に移送して停止位置決めし、
    前記外枠及び前記前面枠の上下方向で前記蝶番の中心線方向である第5方向に相対移動させて前記蝶番を一軸線上に位置決めした後連結させて前記外枠と前記前面枠を組立てる
    ことを特徴とする遊技機の外枠・前面枠自動組立方法。
  2. 請求項1において、
    前記組立てられた前記外枠及び前記前面枠の上部の角隅部のうち前記第4方向移送方向側の角隅部である前方角隅部を保持し、かつ
    前記外枠の下端のうち該前方角隅部に対し、対角線上に位置する下端を前記第4方向に移送させつつ前記前方角隅部を下降させて前記外枠及び前記前面枠を横倒しつつ移送させる
    ことを特徴とする遊技機の外枠・前面枠自動組立方法。
  3. 一片は遊技機の外枠に、他片は前記遊技機の前面枠に取付けられ開閉できる蝶番の自動組立機械であって、
    前記外枠を外枠を含む面に平行な第1方向に移送して停止位置決めさせるための第1移送手段と、
    前記外枠を前記第1方向と直角な第2方向に移送させて停止位置決めするための第2移送手段と、
    前記第2方向に移送された前記外枠を当接させて停止位置決めするための第1ストッパと、
    前記外枠が前記第2方向に移送させて停止位置決めされた状態で前記外枠に取り付けられた上下の前記蝶番の位置を測定するための第1センサと、
    他方、前記前面枠を前記第2方向と平行でかつ逆方向の第3方向に移送して停止位置決めさせるための第1位置決め手段と、
    前記第3方向に移送された前記前面枠を当接させて停止位置決めするための第2ストッパと、
    前記前面枠が前記第3方向に移送されて停止位置決めされた位置が所定位置でないときには再度位置決め動作をさせるために前記前面枠が当該所定位置にあるか否かを検知する第2センサと、
    前記停止位置決めされた前記前面枠を前記第1方向と平行でかつ同一方向の第4方向に移送して停止位置決めするための第3移送手段と、
    前記外枠及び前記前面枠の上下方向で前記蝶番の中心線方向である第5方向に相対移動させて前記蝶番を一軸線上に位置決めした後連結させるために前記外枠又は前面枠を駆動するための相対移動手段と
    からなることを特徴とする遊技機の外枠・前面枠自動組立機械。
  4. 請求項3において、
    前記第1移送手段に外枠を供給するために複数台の外枠をストックするための外枠ストックコンベヤと
    からなることを特徴とする遊技機の外枠・前面枠自動組立機械。
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