JP3744059B2 - 鍔付筒体の搬送方向自動変更装置 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鍔付の円筒体、例えばＢ、Ｃ、Ｇ注射容器を量産時、スペースを有効に利用すると共にタクトタイムを速めるために搬送方向を自動的に変更する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来量産時、連続搬送するワークの搬送方向を変更する時はロボットやアクチュエーター等により把持し向きを変えて別の搬送方向に移し変えていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は搬送方向変換にロボットやアクチュエーター等を用いているのでコストアップになるばかりでなく、タクトタイムが長くなってしまうという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解決することを目的とし、矩形状の鍔付筒体を１列にして連続搬送する通路先端に該鍔付筒体を嵌合し、上方より係止吊下する凹部を一定間隔で形成した搬送変換ユニットを前記通路と直角方向に間歇駆動するように配設し、該凹部に吊下された鍔付筒体が進行方向に移動した時該鍔の手前側に係合し、該鍔付筒体を９０度回転させる変換搬送路と直角方向に垂直に配設した圧縮バネを有する方向変換ガイド部材を設けたことを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図示した実施例に基づいて詳細に説明する。
図１、図２は本発明に用いるＢ、Ｃ、Ｇ注射容器で、円筒状の本体１に矩形状の鍔２の上方にキャップ３が嵌合され、該キャップ３を外すと本体上端に注射針４が突設されている。使用時はキャップ３を取り注射針４を肌に当接注射する。
このような鍔付筒体５を量産時、スペースを有効に利用するためＡ方向から順次１列に搬送し、Ｐ点でＡ方向と直角方向Ｂの方向に搬送方向を変更することが行われている。本発明はこの様な場合に対応するためのものである。
【０００６】
１０は鍔付筒体５をＡ方向に１列に搬送する通路である。１１はＰ点で鍔付筒体５をＡ方向と直角方向のＢ方向に搬送方向を変換する変換ユニットで、一定間隔で鍔付筒体５の円筒状本体１が嵌入する凹部１２が形成され間歇駆動されている。６は鍔付筒体５をＡ方向へ搬送するガイドである。１３は凹部１２に嵌合し鍔２で該凹部１２に吊下された鍔付筒体５を９０度方向変換する方向変換ガイド部材で、搬送路Ｂと直角方向に垂直に配設されており、バネ１４で軸方向に押圧されている。
【０００７】
次に作用について説明する。
鍔付筒体５は円筒状本体１を下にして垂直状態で搬送路１０から１列で順次送られて来る。先端の鍔付筒体５は間歇駆動される変換ユニット１１の凹部１２が対向停止した時凹部１２に嵌合し、鍔２が凹部１２の周縁に吊下される。次いで、変換ユニット１１がＢ方向に移動すると鍔２の手前側が方向変換ガイド部材１３に当接し９０度方向変換される。この際、方向変換ガイド部材１３はバネ１４を圧縮するので衝撃は緩和される。
【０００８】
【発明の効果】
本発明は、矩形状の鍔付筒体を１列にして連続搬送する通路先端に該鍔付筒体を嵌合し、上方より係止吊下する凹部を一定間隔で形成した搬送変換ユニットを前記通路と直角方向に間歇駆動するように配設し、該凹部に吊下された鍔付筒体が進行方向に移動した時該鍔の手前側に係合し、該鍔付筒体を９０度回転させる変換搬送路と直角方向に垂直に配設した圧縮バネを有する方向変換ガイド部材を配設してあるので、ロボットでワークの方向変換をすることなく自動的に行えるので、コストダウンを計ることができ、スペースを有効に利用できると共にタクトタイムを短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に用いる鍔付筒体外観斜視図である。
【図２】 図１のキャップを除いた図である。
【図３】 搬送方向の説明平面図である。
【図４】 本発明の一実施例平面図である。
【図５】 図４の方向変換ガイド部材部分の側面図である。
【符号の説明】
１ 円筒状本体
２ 鍔
３ キャップ
５ 鍔付筒体
１０ Ａ方向搬送路
１１ 変換ユニット
１２ 凹部
１３ 方向変換ガイド部材
１４ バネ
【発明の属する技術分野】
本発明は、鍔付の円筒体、例えばＢ、Ｃ、Ｇ注射容器を量産時、スペースを有効に利用すると共にタクトタイムを速めるために搬送方向を自動的に変更する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来量産時、連続搬送するワークの搬送方向を変更する時はロボットやアクチュエーター等により把持し向きを変えて別の搬送方向に移し変えていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は搬送方向変換にロボットやアクチュエーター等を用いているのでコストアップになるばかりでなく、タクトタイムが長くなってしまうという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解決することを目的とし、矩形状の鍔付筒体を１列にして連続搬送する通路先端に該鍔付筒体を嵌合し、上方より係止吊下する凹部を一定間隔で形成した搬送変換ユニットを前記通路と直角方向に間歇駆動するように配設し、該凹部に吊下された鍔付筒体が進行方向に移動した時該鍔の手前側に係合し、該鍔付筒体を９０度回転させる変換搬送路と直角方向に垂直に配設した圧縮バネを有する方向変換ガイド部材を設けたことを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図示した実施例に基づいて詳細に説明する。
図１、図２は本発明に用いるＢ、Ｃ、Ｇ注射容器で、円筒状の本体１に矩形状の鍔２の上方にキャップ３が嵌合され、該キャップ３を外すと本体上端に注射針４が突設されている。使用時はキャップ３を取り注射針４を肌に当接注射する。
このような鍔付筒体５を量産時、スペースを有効に利用するためＡ方向から順次１列に搬送し、Ｐ点でＡ方向と直角方向Ｂの方向に搬送方向を変更することが行われている。本発明はこの様な場合に対応するためのものである。
【０００６】
１０は鍔付筒体５をＡ方向に１列に搬送する通路である。１１はＰ点で鍔付筒体５をＡ方向と直角方向のＢ方向に搬送方向を変換する変換ユニットで、一定間隔で鍔付筒体５の円筒状本体１が嵌入する凹部１２が形成され間歇駆動されている。６は鍔付筒体５をＡ方向へ搬送するガイドである。１３は凹部１２に嵌合し鍔２で該凹部１２に吊下された鍔付筒体５を９０度方向変換する方向変換ガイド部材で、搬送路Ｂと直角方向に垂直に配設されており、バネ１４で軸方向に押圧されている。
【０００７】
次に作用について説明する。
鍔付筒体５は円筒状本体１を下にして垂直状態で搬送路１０から１列で順次送られて来る。先端の鍔付筒体５は間歇駆動される変換ユニット１１の凹部１２が対向停止した時凹部１２に嵌合し、鍔２が凹部１２の周縁に吊下される。次いで、変換ユニット１１がＢ方向に移動すると鍔２の手前側が方向変換ガイド部材１３に当接し９０度方向変換される。この際、方向変換ガイド部材１３はバネ１４を圧縮するので衝撃は緩和される。
【０００８】
【発明の効果】
本発明は、矩形状の鍔付筒体を１列にして連続搬送する通路先端に該鍔付筒体を嵌合し、上方より係止吊下する凹部を一定間隔で形成した搬送変換ユニットを前記通路と直角方向に間歇駆動するように配設し、該凹部に吊下された鍔付筒体が進行方向に移動した時該鍔の手前側に係合し、該鍔付筒体を９０度回転させる変換搬送路と直角方向に垂直に配設した圧縮バネを有する方向変換ガイド部材を配設してあるので、ロボットでワークの方向変換をすることなく自動的に行えるので、コストダウンを計ることができ、スペースを有効に利用できると共にタクトタイムを短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に用いる鍔付筒体外観斜視図である。
【図２】 図１のキャップを除いた図である。
【図３】 搬送方向の説明平面図である。
【図４】 本発明の一実施例平面図である。
【図５】 図４の方向変換ガイド部材部分の側面図である。
【符号の説明】
１ 円筒状本体
２ 鍔
３ キャップ
５ 鍔付筒体
１０ Ａ方向搬送路
１１ 変換ユニット
１２ 凹部
１３ 方向変換ガイド部材
１４ バネ
Claims (1)
- 矩形状の鍔付筒体を１列にして連続搬送する通路先端に該鍔付筒体を嵌合し、上方より係止吊下する凹部を一定間隔で形成した搬送変換ユニットを前記通路と直角方向に間歇駆動するように配設し、該凹部に吊下された鍔付筒体が進行方向に移動した時該鍔の手前側に係合し、該鍔付筒体を９０度回転させる変換搬送路と直角方向に垂直に配設した圧縮バネを有する方向変換ガイド部材を設けたことを特徴とする鍔付筒体の搬送方向自動変更装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15893996A JP3744059B2 (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 鍔付筒体の搬送方向自動変更装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15893996A JP3744059B2 (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 鍔付筒体の搬送方向自動変更装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09315558A JPH09315558A (ja) | 1997-12-09 |
| JP3744059B2 true JP3744059B2 (ja) | 2006-02-08 |
Family
ID=15682653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15893996A Expired - Fee Related JP3744059B2 (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 鍔付筒体の搬送方向自動変更装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3744059B2 (ja) |
-
1996
- 1996-05-30 JP JP15893996A patent/JP3744059B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09315558A (ja) | 1997-12-09 |
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Legal Events
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