JP3743751B2 - マスク - Google Patents
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Description
本発明は、マスクに係り、特に、使用勝手が良好なマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
不使用時、マスクの上側部分と下側部分とを重ねてシ−ト状とし、使用時、マスクの上側部分と下側部分との接合部と反対の非接合部を離間させている(例えば、実開昭63−84253号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したマスクにあっては、使用時、マスクの先端が突出する形状となっており、突出する形状が邪魔となって、視野が狭く、特に、マスクを装着しての手作業がしにくいという問題点が生じた。
本発明は、上述した問題点を除去するようにしたマスクを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載のマスクは、上縁部、下縁部、左縁部、右縁部からなる上側部分と、上縁部、下縁部、左縁部、右縁部からなり、前記上側部分と略同形状の下側部分と、前記上側部分の下縁部と前記下側部分の上縁部とを接続する接続部分を有し、前記上側部分と前記下側部分が対向し、前記接続部分が前記上側部分の下縁部及び前記下側部分の上縁部より外方に突出しないように、前記上側部分の下縁部及び前記下側部分の上縁部が折曲していると共に、前記上側部分の下縁部及び前記下側部分の上縁部より内方に位置して折り返される折り返し部が前記接続部分に設けられており、前記上側部分の上縁部と前記下側部分の下縁部、前記上側部分の下縁部と前記下側部分の上縁部はそれぞれ接合されず、前記上側部分の左縁部と前記下側部分の左縁部、前記上側部分の右縁部と前記下側部分の右縁部は、それぞれ接合され、前記接続部分の前記右縁部が前記上側部分及び前記下側部分の前記右縁部と共に、前記接続部分の前記左縁部が前記上側部分及び前記下側部分の前記左縁部と共に、それぞれ接合され、前記上側部分の上縁部と前記上側部分の下縁部は略平行で、前記下側部分の上縁部と前記下側部分の下縁部は略平行であり、前記上側部分の前記上縁部と前記上側部分の前記下縁部は略平行で、前記上側部分の前記左縁部と前記上側部分の前記右縁部は前記上側部分の前記下縁部に向かって先細りとなるように傾斜する略台形形状であり、前記下側部分の前記上縁部と前記下側部分の前記下縁部は略平行で、前記下側部分の前記左縁部と前記下側部分の前記右縁部は前記下側部分の前記上縁部に向かって先細りとなるように傾斜する略台形形状であり、前記折り返し部は、前記上側部分の前記下縁部及び前記下側部分の前記上縁部に略平行である。
【0006】
【実施例】
本発明の一実施例のマスクを図面を参照して説明する。
図1乃至図7において、1はマスクで、マスク1は、概略的に、上側部分aと、この上側部分aと略同形状の下側部分bと、前述した上側部分aと下側部分bとを接続する接続部分cとから構成されている(図1、図3及び図7参照)。
【0007】
上側部分aは、図7に示すように、例えば、上縁部a1、下縁部a2、左縁部a3、右縁部a4からなり、上側部分aの上縁部a1と上側部分aの下縁部a2は略平行(より望ましくは、平行)で、上側部分aの左縁部a3と上側部分aの右縁部a4は上側部分aの下縁部a2に向かって先細りとなるように傾斜する略台形形状となっている。6は、マスク1の上側部分aに内在され、鼻の形状に容易に馴染むに変形自在な部材で形成されたノ−ズクランプである。
【0008】
また、下側部分bは、上側部分aと略同形状で、例えば、上縁部b1、下縁部b2、左縁部b3、右縁部b4からなり、下側部分bの上縁部b1と下側部分bの下縁部b2は略平行(より望ましくは、平行)で、下側部分bの左縁部b3と下側部分bの右縁部b4は下側部分bの上縁部b1に向かって先細りとなるように傾斜する略台形形状となっている。
なお、図2に示すように、下側部分bの下縁部b2が上側部分aの上縁部a1より外側に突出している。これは、マスク1を装着した場合、図1に示すように、下側部分bの下縁部b2が上側部分aの上縁部a1より外側に突出している分、下側部分bをあごに深く係止させることができ、口を開いても下側部分bがあごに係止し、下側部分bがあごから離脱するのを防ぐことができるようにするためである。
【0009】
また、接続部分Cは、図3に示すように、上側部分aの下縁部a2と下側部分bの上縁部b1とを接続するものである。そして、上側部分aと下側部分bが対向し、接続部分cが上側部分aの下縁部a2及び下側部分bの上縁部b1より外方に突出しないように、上側部分aの下縁部a2及び下側部分bの上縁部b1が折曲していると共に、上側部分aの下縁部a2及び下側部分bの上縁部b1より内方に位置して折り返される折り返し部(折り目)C0が接続部分Cに設けられている。この折り返し部(折り目)C0は、上側部分aの下縁部a2及び下側部分bの上縁部b1に略平行となっている。なお、上側部分aの上縁部a1と下側部分bの下縁部b2、上側部分aの下縁部a2と下側部分bの上縁部b1はそれぞれ接合されていないが、上側部分aの左縁部a3と下側部分bの左縁部b3、上側部分aの右縁部a4と下側部分bの右縁部b4は、それぞれ接合(例えば、超音波溶着により接合)されている。なお、図2において、×印は接合箇所を示している。その際、接続部分cの右縁部が上側部分a及び下側部分bの右縁部a4、b4と共に、接続部分cの左縁部が上側部分a及び下側部分bの左縁部a3、b3と共に、それぞれ接合される。
【0010】
なお、マスク1は、例えば、図4に示すように、通気性素材で形成された表側カバー11、第1のフィルタ−12、第2のフィルタ−13、裏側カバー14の4層から構成され、20は伸縮自在な第1の紐、30は伸縮自在な第2の紐である。そして、第1の紐20、第2の紐30を図1に示すように、着用者の頭部にかけるようにしてマスク1を所望の位置に固定するようになっている。
第1の紐20の一端は上側部分aの左縁部a3と下側部分bの左縁部b3との間に、第1の紐20の他端は上側部分aの右縁部a4と下側部分bの右縁部b4との間に、例えば、超音波溶着により接合されている(図2、図5及び図6参照)。
ここに「接合」とは、第1の紐20の一端が上側部分aの左縁部a3と下側部分bの左縁部b3との間に、第1の紐20の他端が上側部分aの右縁部a4と下側部分bの右縁部b4との間に、直接接合されている場合の他、図5及び図6に示すように、後述する補強部材40を介在させて接合する場合をも含むことをいう。
また、上述したように、マスク1の下側部分bの下縁部b2が上側部分aの上縁部a1より外側に突出しており、該突出した部分の長手方向に沿って長手形状の補強部材40が設けられている。第2の紐30の一端はマスク1の下側部分bの前記突出した部分の左端部と補強部材40との間に、第2の紐30の他端はマスク1の下側部分bの前記突出した部分の右端部と補強部材40との間に、例えば、超音波溶着により接合されている(図2、図5及び図6参照)。
その結果、第2の紐30の一端はマスク1の下側部分bの突出した部分の左端部と補強部材40との間に、第2の紐30の他端はマスク1の下側部分bの突出した部分の右端部と補強部材40との間に、それぞれ接続されるため、補強部材40を有する分、第2の紐30の接続部分の強度を向上させることができる。
【0011】
従って、上述したマスク1は、使用しない場合は、図3に示すように、折り返し部(折り目)C0が折り返された状態にあり、使用時は、図1に示すように、折り返し部(折り目)C0を有する接続部分Cを広げることができるため、吸排気面積の拡大を図ることができ、息苦しくなく、しかも、上側部分aの左縁部a3と下側部分bの左縁部b3、上側部分aの右縁部a4と下側部分bの右縁部b4の接合部分を上側部分aの上縁部a1及び下側部分bの下縁部b2より、それ程突出しなくて良く、突出しない分、マスク1を装着した場合の視野の確保を図ることができ使用勝手を向上させることができる。
【0012】
なお、上述の実施例(図2及び図3参照)においては、下側部分bの下縁部b2が上側部分aの上縁部a1より外側に突出しているが、本発明にあってはこれに限らず、例えば、図8乃至図10に示すように、下側部分bの下縁部b2が上側部分aの上縁部a1より外側に突出しないように、下側部分bの下縁部b2と上側部分aの上縁部a1を一致させるようにしても良い。
【0013】
また、上述の実施例(図7及び図10参照)においては、上側部分a及び下側部分bを略台形形状としているが、本発明にあってはこれに限らず、例えば、図11及び図12に示すように、上側部分aを、例えば、上縁部a1、下縁部a2、左縁部a3、右縁部a4からなる略矩形形状、下側部分(図示せず)を上側部分aと略同形状の略矩形形状となるようにしても良い。
その際、図12に示すように、上側部分aの下方と下側部分(図示せず)の上方とを、例えば、超音波溶着により接合しても良い。なお、図12において、A、Bは、接合箇所を示している。
【0014】
また、図13乃至図17に示すマスク1において、10は長手形状の弾性部材で、弾性部材10は接続部分Cに設けられ、上側部分aの下縁部a2及び下側部分bの上縁部b1に略平行(より望ましくは、平行)で、弾性部材10はマスク1に内在され、周囲を超音波溶着により接合して位置決めされている。
そして、図14に示すように、マスク1の上側部分aと下側部分bとを重ねたシ−ト状から、図13に示すように、マスク1の上側部分aの上縁部a1と下側部分bの下縁部b2を大きく離間させた場合、弾性部材10が外方に向かって凸となって折り返し部(折り目)C0を有する接続部分Cを広げる方向に作用させて、接続部分cと唇との間隔を保持して、唇が接続部分Cに接触することを防止することができる。
なお、図13乃至図17に示すマスク1においては、弾性部材10を除けば、図1乃至図7に示すマスク1と同様であるので、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0015】
また、図18乃至図21に示すマスク1においては、上側部分aの左縁部a3の上縁部a1に接続される部分(図21のA’参照)と、上側部分aの右縁部a4の上縁部a1に接続される部分(図21のB’参照)とが上縁部a1に向かって先細りとなるように傾斜(図示のA’、B’部分)されていること、下側部分bの左縁部b3の下縁部b2に接続される部分(図21のC’参照)と、下側部分bの右縁部b4の下縁部b2に接続される部分(図21のD’参照)とが下縁部b2に向かって先細りとなるように傾斜(図示のC’、D’部分)され、対向する図示のA’とC’、対向する図示のB’とD’は、それぞれ接合されていないことを除けば、図8乃至図10に示すマスク1と同様であるので、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0016】
特に、上側部分aの左縁部a3の上縁部a1に接続される部分(図21のA’参照)と、上側部分aの右縁部a4の上縁部a1に接続される部分(図21のB’参照)とが上縁部a1に向かって先細りとなるように傾斜されていること、下側部分bの左縁部b3の下縁部b2に接続される部分(図21のC’参照)と、下側部分bの右縁部b4の下縁部b2に接続される部分(図21のD’参照)とが下縁部b2に向かって先細りとなるように傾斜され、対向する図示のA’とC’、対向する図示のB’とD’は、それぞれ接合されていないことにより、マスク1を装着した場合、上縁部a1及び下縁部b2の部分の顔面への接触面積が増え、より顔面に密着でき、装着した際、第1の紐20、第2の紐30の取り付け部がフラットになるので、密着性が向上し、また、第1の紐20、第2の紐30の取り付け部の不織布の積層の数が減少するので、強つかず、密着性が向上し、また、第1の紐20と第2の紐30との間に補強部材40を介在させているため、第1の紐20と第2の紐30とが付着するのを防ぐと共に、第1の紐20、第2の紐30の紐の識別(例えば、上側部分aを上に、下側部分bを下)が容易であり、更に、第2の紐30は補強部材40と下縁部b2との間に位置し、サンドイッチ状に挟持されて溶着されているため、第2の紐30の溶着強度を向上させることができる。
【0017】
なお、図18乃至図21に示すマスク1において、上側部分aの左縁部a3の上縁部a1に接続される部分(図21のA’参照)と、上側部分aの右縁部a4の上縁部a1に接続される部分(図21のB’参照)とが上縁部a1に向かって先細りとなるように傾斜(図示のA’、B’部分)され、下側部分bの左縁部b3の下縁部b2に接続される部分(図21のC’参照)と、下側部分bの右縁部b4の下縁部b2に接続される部分(図21のD’参照)とが下縁部b2に向かって先細りとなるように傾斜(図示のC’、D’部分)されているが、図22に示すように、上側部分aの左縁部a3の上縁部a1に接続される部分(図22のA’参照)と、上側部分aの右縁部a4の上縁部a1に接続される部分(図22のB’参照)とが上縁部a1に向かって略直交するようにしても良いし、下側部分の左縁部b3の下縁部b2に接続される部分(図22のC’参照)と、下側部分の右縁部b4の下縁部b2に接続される部分(図22のD’参照)とが下縁部b2に向かって略直交するようにしても良い。この場合、図18乃至図21に示すマスク1と同様に、対向する図示のA’とC’、対向する図示のB’とD’は、それぞれ接合しないようにする。
【0018】
また、図18乃至図21に示すマスク1において、第2の紐30は補強部材40と下縁部b2との間に位置し、サンドイッチ状に挟持されて溶着され(特に、図20参照)、第1の紐20には補強部材40が設けられていないが、図23に示すように、第1の紐20を補強部材40’と上縁部a1との間に位置させて、サンドイッチ状に挟持するように溶着して、第1の紐20の溶着強度を向上させるようにしても良い。
【0019】
【発明の効果】
請求項1記載のマスクによれば、使用時、折り返し部(折り目)を有する接続部分を広げることができるため、吸排気面積の拡大を図ることができ、息苦しくなく、しかも、上側部分の左縁部と下側部分の左縁部、上側部分の右縁部と下側部分の右縁部の接合部分を上側部分の上縁部及び下側部分の下縁部より、それ程突出しなくて良く、突出しない分、マスクを装着した場合の視野の確保を図ることができ使用勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例のマスクの装着状態の概略的斜視図である。
【図2】図2は、図1のマスクの非使用状態の概略的正面図である。
【図3】図3は、図2のX−X線による概略的断面図である。
【図4】図4は、図3の一部を拡大して示す概略的一部拡大図である。
【図5】図5は、図2のX1 −X1 線による概略的断面図である。
【図6】図6は、図2のX2 −X2 線による概略的断面図である。
【図7】図7は、図2のマスクを展開して示す概略的展開図である。
【図8】図8乃至図10は、図1のマスクと異なる他の実施例を示すマスクで、図8は、マスクの非使用状態の概略的正面図である。
【図9】図9は、図8のZ−Z線による概略的断面図である。
【図10】図10は、図8のマスクを展開して示す概略的展開図である。
【図11】図11は、図8のマスクと異なる他の実施例を示すマスクで、図11は、マスクの非使用状態の概略的正面図である。
【図12】図12は、図11のマスクと異なる他の実施例を示すマスクで、図12は、マスクの非使用状態の概略的正面図である。
【図13】図13乃至図17は、図12のマスクと異なる他の実施例を示すマスクで、図13は、マスクの装着状態の概略的斜視図である。
【図14】図14は、図13のマスクの非使用状態の概略的正面図である。
【図15】図15は、図14のX’−X’線による概略的断面図である。
【図16】図16は、図15の一部を拡大した概略的一部拡大図である。
【図17】図17は、図14のマスクを展開して示す概略的展開図である。
【図18】図18は、図13のマスクと異なる他の実施例のマスクの装着状態の概略的斜視図である。
【図19】図19は、図18のマスクの非使用状態の概略的正面図である。
【図20】図20は、図19のZ’−Z’線による概略的断面図である。
【図21】図21は、図18のマスクを展開して示す概略的展開図である。
【図22】図22は、図19の他の実施例の概略的正面図である。
【図23】図23は、図20の他の実施例の概略的断面図である。
【符号の説明】
1 マスク
a 上側部分
b 下側部分
C 接続部分
C0 折り返し部
Claims (1)
- 上縁部、下縁部、左縁部、右縁部からなる上側部分と、上縁部、下縁部、左縁部、右縁部からなり、前記上側部分と略同形状の下側部分と、前記上側部分の下縁部と前記下側部分の上縁部とを接続する接続部分を有し、前記上側部分と前記下側部分が対向し、前記接続部分が前記上側部分の下縁部及び前記下側部分の上縁部より外方に突出しないように、前記上側部分の下縁部及び前記下側部分の上縁部が折曲していると共に、前記上側部分の下縁部及び前記下側部分の上縁部より内方に位置して折り返される折り返し部が前記接続部分に設けられており、前記上側部分の上縁部と前記下側部分の下縁部、前記上側部分の下縁部と前記下側部分の上縁部はそれぞれ接合されず、前記上側部分の左縁部と前記下側部分の左縁部、前記上側部分の右縁部と前記下側部分の右縁部は、それぞれ接合され、前記接続部分の前記右縁部が前記上側部分及び前記下側部分の前記右縁部と共に、前記接続部分の前記左縁部が前記上側部分及び前記下側部分の前記左縁部と共に、それぞれ接合され、前記上側部分の上縁部と前記上側部分の下縁部は略平行で、前記下側部分の上縁部と前記下側部分の下縁部は略平行であり、
前記上側部分の前記上縁部と前記上側部分の前記下縁部は略平行で、前記上側部分の前記左縁部と前記上側部分の前記右縁部は前記上側部分の前記下縁部に向かって先細りとなるように傾斜する略台形形状であり、
前記下側部分の前記上縁部と前記下側部分の前記下縁部は略平行で、前記下側部分の前記左縁部と前記下側部分の前記右縁部は前記下側部分の前記上縁部に向かって先細りとなるように傾斜する略台形形状であり、
前記折り返し部は、前記上側部分の前記下縁部及び前記下側部分の前記上縁部に略平行であることを特徴とするマスク。
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