JP3743331B2 - 鍵盤装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、鍵を下方から照射し、鍵を視認させて演奏ガイド等を実現するようにした鍵盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、鍵を光透過性部材で構成すると共に、鍵操作部の下面を照射するためのLED等の発光部を設け、演奏ガイド等を実現するようにした鍵盤装置が知られている。この装置では、少ない光量で発光による鍵の視認効果を最大限に発揮させる観点からは、発光部をなるべく鍵操作部の下面に近い位置に配設するのが望ましいが、鍵操作部は上下方向のストロークが大きい部位であるので、極端に近接配置することはできない。そのため、発光部の周囲を壁で囲んで照射光を反射させ所定方向に集める集光部を設けることがある。例えば、従来、口棒部に発光部及び集光部を設けた鍵盤装置も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の、口棒部に発光部及び集光部を設けた鍵盤装置では、口棒部が一般に補強だけでなく装置内部を目隠しする機能を有することから、鍵自由端部との間隔はそれほど大きくない。従って、口棒部上の集光部を構成する壁はあまり高く形成できないという状況があり、集光機能が弱いため、発光部からの光が発散して発光による鍵の視認性があまり良好でないという問題があった。また、上記状況によって、集光部を構成する壁が低いことから、奏者側からみて、発光部そのものが見えてしまう場合があり、見栄えにも悪影響を及ぼすという問題があった。
【0004】
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、少ない光量で、発光による鍵の視認性を向上させると共に、発光部を目立ちにくくして装置の外観の悪化を防止することができる鍵盤装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の請求項1の鍵盤装置は、光を透過可能な操作部を各々有する複数の鍵からなる鍵盤(1)と、前記複数の各鍵がそれらの基端部を支点として前記各鍵の操作部が押鍵操作により揺動可能なように前記複数の鍵を支持する支持フレーム(20)と、前記鍵の自由端部の下方において全鍵幅に亘って前記支持フレームに設けられた目隠し部と前記支持フレームの前記目隠し部に近接して前記支持フレームに取り付けられた発光ユニットとを備え、前記発光ユニットは、発光部取付基板と、前記各鍵に対応し前記目隠し部より後方において該目隠し部に対して同高以上の位置において前記発光部取付基板に設けられ、対応する鍵を下方から照射する複数の発光部(33)と、前記各発光部に対応して設けられた複数の集光部とを有して構成され、前記複数の各集光部は、対応する発光部に近接して前記対応する発光部の前方に設けられた前方壁(32F)を有し、前記各集光部の前方壁は、対応する発光部による対応する鍵の前後方向における照射範囲を、前記対応する鍵の操作部の所定位置(P)に規制すると共に、奏者からみて、前記対応する発光部が対応する集光部の前方壁によって隠れるように配設されたことを特徴とする。
【0006】
この構成によれば、複数の発光部により対応する鍵が下方から照射され、各鍵の操作部が照射光を透過して鍵が明るく視認される。各発光部に近接し、各発光部の前方に設けられた前方壁により、各発光部による各鍵の前後方向における照射範囲が各鍵の操作部の所定位置に規制されるので、鍵の操作部において照射されている部分とそうでない部分との境目が明確となり、発光に対応する鍵が明確に視認される。また、奏者からみて、各発光部が前方壁によって隠れるので、奏者からの見栄えの悪化が防止される。よって、少ない光量で、発光による鍵の視認性を向上させると共に、発光部を目立ちにくくして装置の外観の悪化を防止することができる。
【0007】
また、請求項2の鍵盤装置は、上記請求項1記載の構成において、前記複数の発光部のうち、最低音鍵に対応する発光部に近接して該発光部の低音域側に設けられた左方壁(32L)と、最高音鍵に対応する発光部に近接して該発光部の高音域側に設けられた右方壁(32R)とを備え、前記左方壁及び前記右方壁は、装置左右方向からみて、前記最低音鍵、最高音鍵に対応する両発光部が、前記左方壁、前記右方壁によってそれぞれ隠れるように配設されたことを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、複数の発光部のうち、最低音鍵に対応する発光部に近接して該発光部の低音域側に設けられた左方壁と、最高音鍵に対応する発光部に近接して該発光部の高音域側に設けられた右方壁とによって、最低音鍵、最高音鍵に対応する両発光部がそれぞれ隠れるので、装置左右方向からの見栄えの悪化を防止することができる。
【0009】
上記目的を達成するために本発明の請求項3の鍵盤装置は、光を透過可能な操作部を各々有する複数の鍵からなる鍵盤と、前記複数の各鍵がそれらの基端部を支点として前記各鍵の操作部が押鍵操作により揺動可能なように前記複数の鍵を支持する支持フレームと、前記鍵の自由端部の下方において前記支持フレームに設けられた目隠し部(20A)と、前記各鍵に対応し前記目隠し部より後方において該目隠し部に対して同高以上の位置に設けられ、対応する鍵を下方から照射する複数の発光部(33)と、前記複数の各発光部の周囲を囲んで設けられた複数の集光部(32)とを備え、前記複数の各集光部の上端部を、前方から後方に向かって下方に傾斜するように切り欠くことで、前記集光部の前部(32F)によって、前記各発光部による前記各鍵の前後方向における照射範囲が前記各鍵の操作部の所定位置(P)に規制されると共に、奏者からみて、前記各発光部が前記集光部の前部によって隠れるように構成したことを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、請求項1と同様に、鍵が明るく視認される。また、複数の集光部の上端部を、前方から後方に向かって下方に傾斜するように切り欠くことで、各発光部による各鍵の前後方向における照射範囲が各鍵の操作部の所定位置に規制され、請求項1と同様に、発光に対応する鍵の視認が明確になる。さらに、奏者からの見栄えの悪化防止、製造容易等の効果を奏する。よって、簡単な構成にて、少ない光量で、発光による鍵の視認性を向上させると共に、発光部を目立ちにくくして装置の外観の悪化を防止することができる。
【0011】
なお、請求項3において、前記最低音鍵、最高音鍵に対応する両発光部が、前記左方壁、前記右方壁によってそれぞれ隠れるように構成してもよい。これにより、発光部が左方壁、右方壁によって隠れるので、装置左右方向からの見栄えの悪化を防止することができる。また、左方壁、右方壁を残して集光部を切り欠き形成するので、製造が容易である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0015】
図1は、本実施の形態に係る鍵盤装置の構成を示す部分平面図である。同図には、本装置の右前部が表されている。図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。
【0016】
本鍵盤装置は、鍵ユニット1(鍵盤)を下ケース20(支持フレーム)に装着(以下「鍵装着」という)し、さらに不図示の上ケースを下ケース20に接合して成る。図1では、後述する図6〜図8に示す状態を経て鍵装着がされた後の、上ケースを取り外した状態が示され、鍵ユニット1及び下ケース20は仮想線で表されている。図6では、鍵装着前における鍵ユニット1及び下ケース20等が示されている。本装置の構成の説明には図6も用いる。なお、以下、本装置の奏者側を前方と称し、奏者からみた装置の右側を右方と称する。
【0017】
図6において、鍵ユニット1は、黒鍵ユニット1aと、2分割された白鍵ユニット1b及び白鍵ユニット1cとをそれらの基端部にて互いに積層して成る3層構造となっており、例えば、1オクターブ毎に構成される。鍵ユニット1は、押鍵操作される鍵本体としての白鍵2、黒鍵3が、ヒンジ部4を介して共通基端部5に各々上下方向へ揺動自在に支持されて構成される。
【0018】
白鍵2、黒鍵3はいずれも光透過部材で構成され、後述するLED33(発光部)、24の照射光を主に各々の操作部2c、3c(自由端部)の部分で透過して、奏者に発光が視認されるようになっている。
【0019】
なお、白鍵2、黒鍵3の各操作部2c、3cは、光を透過可能であれば、透明、半透明であってもよい。また、各操作部2c、3cは、透明性を有する樹脂に、顔料及び/又は光拡散性を有する光散乱剤を含有させ、鍵スイッチ等、鍵の下面にあるものが見えない状態であって、鍵下方からの照射光によって鍵照射部が照光するように構成してもよい。
【0020】
白鍵2及び黒鍵3には、白鍵アクチュエータ2a及び黒鍵アクチュエータ3aが各々設けられている。白鍵アクチュエータ2aは、白鍵2と一体に形成され、白鍵被ガイド片7の後方において白鍵2の天井面から下方に突設される。白鍵アクチュエータ2aの下面は白鍵2の下端と略面一に平坦に形成されている。黒鍵アクチュエータ3aは、黒鍵被ガイド片8の後方において黒鍵3と一体に形成され、その下面が黒鍵3の下端と略面一に平坦に形成されている。
【0021】
白、黒鍵被ガイド片7、8の下端部には、後方に延出した白鍵係止片7a及び黒鍵係止片8aが各々形成される。各係止片7a、8aは、非押鍵時にその白鍵係止片上端部7c及び黒鍵係止片上端部8cが後述する上限ストッパ部材13と当接する。
【0022】
鍵ユニット1のヒンジ部4には、特開平7−92963号公報、特開平10−240260号公報で開示されるような、いわゆる幅広タイプを採用している。すなわち、鍵2、3の各ヒンジ部4は、各鍵2、3の後端における鍵幅よりも広く、且つその一部が隣り合う鍵のヒンジ部と互いに重なり合っている。これにより、押離鍵操作時のキーガイドがなくとも横振れやねじれを起こすことなく押鍵することができる。従って、本鍵盤装置では、上記キーガイドを設けていない。
【0023】
黒鍵3の鍵本体の下部には、黒鍵3の後端から黒鍵アクチュエータ3aの後端に亘って凹部3d(図6参照)が形成されている。また、白鍵2の操作部2cは、図示はしないが、鍵並び方向に平行な断面がコ字状となっており、後述する集光部32が遊嵌可能な幅を有している。
【0024】
共通基端部5の後端には、弾性片6が設けられている。弾性片6は、黒鍵3と一体に形成され、共通基端部5の後端から後方へ突出した後、下方に屈曲している。弾性片6の下端部には、後方に突起したつめ6aが弾性片6と一体に形成されている。共通基端部5にはさらに、鍵ユニット1の下ケース20に対する取り付け用のネジ孔19が設けられる(図1参照)。
【0025】
下ケース20は、合成樹脂で構成され、図6に示すように、前端部は口棒部20A(目隠し部)となっている。口棒部20Aは、鍵並び方向に全鍵幅に亘って下ケース20と一体に形成される。さらに口棒部20Aの上面20Aaには、図7で後述するように、鍵装着のための鍵ユニット1の後方へのスライド動作時に白鍵2の白鍵前端部下部2bが当接し、この白鍵前端部下部2bを介して鍵ユニット1(特に前半部)がスライド自在に支持される。
【0026】
下ケース20の下ケース前部20Bには、目隠し板21が突設されている。目隠し板21は、鍵並び方向に略全鍵幅に亘って下ケース20と一体に、且つ口棒部20Aとほぼ同高に形成されている。従って、目隠し板21は、下ケース20の剛性を強化する役割を果たす。さらに、目隠し板21は、それより後方の装置内部(鍵盤下方)を奏者側から目隠しする。例えば、後述する押鍵ストッパ11及び押鍵時に鍵ユニット1に当接する鍵2、3の白鍵下端7b、黒鍵下端8bも目隠し板21に隠れて見えない。
【0027】
口棒部20Aと目隠し板21との間には、取付用ボス22が突設され、取付用ボス22には発光ユニット30が取り付けられている。取付用ボス22及び発光ユニット30の詳細については後述する。
【0028】
下ケース20の下ケース前部20Bにおける目隠し板21より後方には、押鍵ストッパ11が設けられている。押鍵ストッパ11は、鍵並び方向に全鍵幅に亘って下ケース前部20B上に固着されており、押鍵時に白、黒鍵被ガイド片7、8の白鍵下端7b及び黒鍵下端8bに当接して下限ストッパとしての役割を果たす。
【0029】
下ケース20の下ケース中央部20Cには、基板取付用ボス17(17A、17B)が突設され、基板取付用ボス17には、スイッチ基板12がネジ15で固定されている。スイッチ基板12上には、鍵スイッチ14が各鍵に対応して設けられる(図1、図2、図6参照)。
【0030】
鍵スイッチ14は、スイッチ基板12上において、鍵装着終了後に白鍵アクチュエータ2a及び黒鍵アクチュエータ3aに対向する位置に不図示のラバーシート等を介して配設される。鍵スイッチ14の上端部には、弾性を有するゴム等から成る弾性膨出部14aが設けられている。弾性膨出部14aは、非押鍵時には上記各アクチュエータ2a、3aに軽く当接しており、押鍵時には各アクチュエータ2a、3aからの押圧力により変形する。鍵スイッチ14は、不図示の可動接点及び固定接点の接触により押鍵動作を検出する。
【0031】
図1、図2、図6等に示すように、下ケース中央部20Cの下ケース後部20D寄りには、ガイドリブ16が突設される。ガイドリブ16は、下ケース後部20Dより前方において下ケース20と一体に形成される。ガイドリブ16は、鍵装着動作の開始から終了直前までの間は、鍵ユニット1のヒンジ部4の前方の当接部23と当接し、鍵装着終了後には黒鍵3の凹部3dに収容され得る位置に配置される。
【0032】
ガイドリブ16は1つの(1オクターブ分の)鍵ユニット1につき2個設けられる。ガイドリブ16の高さは、押鍵時に黒鍵3の凹部3dの天井面と干渉しない範囲に設定される。ガイドリブ16は、鍵装着のための鍵ユニット1の後方へのスライド動作時に、その上端が当接部23と当接し、この当接部23を介して鍵ユニット1(特に後半部)をスライド自在に支持する。
【0033】
後述するように、ガイドリブ16は、前述した口棒部20Aの上面20Aaと協働して鍵ユニット1を支持し、鍵装着終了直前までの間、白、黒鍵アクチュエータ2a、3aと弾性膨出部14aとの当接を回避すると共に、鍵ユニット1を鍵装着位置に適切に誘導する。また、鍵装着行程において、発光ユニット30の各集光部32は対応する白鍵2のコ字状部分に余裕をもって嵌入して白鍵2に干渉しないような位置に配置されており、鍵装着動作を妨げない。
【0034】
下ケース後部20Dには、前レール部20f及び後レール部20gが設けられている。前レール部20f及び後レール部20gは、いずれも下ケース20と一体に突条状に形成され、下ケース後部20D上おいて鍵並び方向に全鍵幅に亘って設けられる。鍵装着終了時は、共通基端部5が前レール部20f及び後レール部20g間に挟入嵌合される。これと共に、弾性片6が下ケース後部20D側に設けられた不図示のつめ用孔に挿入され、つめ6aが該つめ用孔に係止される。
【0035】
これにより、鍵ユニット1が共通基端部5を介して下ケース後部20Dの上面に固定的に裁置され、なおかつ鍵ユニット1が基端部5の移動に伴って鍵並び方向に移動自在となる。鍵装着後に孔19を介して共通基端部5を下ケース後部20Dにネジ止めすることにより、鍵ユニット1の鍵並び方向の動きが規制される。
【0036】
図3は、本鍵盤装置の部分正面図である。ただし、下ケース20は、取付用ボス22のすぐ前方で切った断面で表されている。同図には、本装置の図1に対応する右前部が表されている。図4は、発光ユニット30の部分平面図(同図(a))及び部分正面図(同図(b))である。
【0037】
本鍵盤装置は略5オクターブの音域を有し、取付用ボス22は、複数個(例えば9個)が鍵並び方向に均等配置されている。
【0038】
図4に示すように、発光ユニット30は、取付基板31(発光部取付基板)、LED33、コネクタ34及び集光部ユニット37で構成される。発光ユニット30は、低音側用と高音側用とに2分割されて構成され、2つの発光ユニット30で略全鍵幅を有する。両発光ユニット30は基本的には左右略対称に同様に構成される。図4は右側の発光ユニット30を示している。
【0039】
コネクタ34は、右側の取付基板31に取り付けられ、スイッチ基板12と発光ユニット30とをフラットケーブル25(図1参照)を介して電気的に接続する。集光部ユニット37は合成樹脂で構成され、穴36が取付用ボス22に対応する位置に複数設けられている。また、集光部ユニット37の下面には、取付基板31との位置関係を規定する位置決め用突起35が複数突設されている。取付基板31には、位置決め用突起35に対応する位置に不図示の穴が設けられている。LED33は、各白鍵2に対応して取付基板31上に取り付けられる。
【0040】
一方、集光部ユニット37には、各白鍵2に対応して集光部32が設けられている。集光部32は、LED33を囲むようにして集光部ユニット37と一体に形成されている。なお、集光部ユニット37は、ベース部分が全長に亘って断面くの字状に形成されており、剛性が高められている。
【0041】
発光ユニット30を下ケース20に取り付ける際には、まず、集光部ユニット37の位置決め用突起35を、取付基板31の対応する上記不図示の穴を貫通させることで、集光部ユニット37及び取付基板31のアッセンブリを得る。そして、集光部ユニット37及び取付基板31を一緒に穴36を介してネジ40によって取付用ボス22にネジ止めすることで共締めする。これにより、発光ユニット30が取付用ボス22に取り付けられる。白鍵2を効率良く照射するために、LED33は、発光ユニット30の取り付け後において、目隠し板21の上端に対して同高以上に位置するように設定されている(図2、図6参照)。
【0042】
発光ユニット30は、目隠し板21と口棒部20Aとの間において口棒部20Aに近接して配設され、しかも発光ユニット30は略全鍵幅に亘って設けられるので、口棒部20Aの剛性維持機能と相まって、下ケース20の剛性を向上している。
【0043】
図5は、集光部32及びその近傍を右側からみた側面図である。同図(a)は最低音鍵と最高音鍵とを除く白鍵(以下、「中間鍵」と称する)用の集光部32、同図(b)は最高音鍵用の集光部32をそれぞれ示す。
【0044】
図4(a)に示すように、集光部32は上方からみてLED33を囲む矩形の壁で構成されている。中間鍵用の集光部32は、図5(a)に示すように、その上端部が後方にいくにつれて下方に傾斜するように切り欠かれており、傾斜部32aが形成されている。図2に示すように、集光部32の前方壁32F(前部)は白鍵2の操作部2cの下部に比較的近接しており、LED33からの照射光による白鍵2の照射範囲の前端位置を、操作部2cにおける位置Pに規制する。これにより、鍵の操作部2cにおいて照射されている部分とそうでない部分との境目が位置Pで明確となり、発光に対応する白鍵2が明確に視認される。また、奏者からみて、LED33が前方壁32Fによって隠れるようになっており、奏者からの見栄えの悪化が防止されている。
【0045】
さらに、上端部が傾斜して切り欠かれた結果、集光部32の後方壁32Bは、高さが低くなっており、図2のY方向から覗いたとしても、奏者からは前方壁32Fに隠れて見えないようになっている。これにより、集光部32の内部自体が隠れるので、目障りな感じが全くない。特に、上述したように本装置ではキーガイドを設けていないが、大多数の製品がキーガイドを有していることから、各集光部32の前方壁32Fが、見ようによっては各白鍵2毎のキーガイドであるかのように認識されるので、違和感がなく、デザイン的に悪影響を与えていない。
【0046】
一方、図5(b)に示すように、最高音鍵用の集光部32は、上端部を切り欠き形成する際、右方壁32Rだけを残して切り欠かれる。従って、右方壁32Rを除く壁の上部は傾斜部32aを構成するが、右方壁32Rだけはそのまま残っている。前方壁32F、後方壁32Bは、中間鍵用の集光部32のものと同様の構成となっている。右方壁32Rにより、装置の右方からみた場合にLED33が隠れて見えないようになっており、装置右方向からの見栄えの悪化が防止されている。
【0047】
なお、最低音鍵用の集光部32は、最高音鍵用の集光部32と左右対称に構成される(図4(a))。すなわち、上端部を切り欠き形成する際、左方壁32Lだけを残して切り欠かれ、左方壁32Lにより、装置の左方からみた場合にLED33が隠れて見えないようになっており、装置左方向からの見栄えの悪化が防止される。
【0048】
なお、LED33、24は、各種モードに応じて発光するようになっており、例えば、押鍵操作に対応して発光するモードでは、押鍵操作した鍵の視認を容易にし、また、楽曲データに基づく演奏ガイドモードでは、曲の進行に従って発光し、操作すべき鍵を順次認識させる。
【0049】
ところで、本実施の形態では、鍵発光機能を有する機種を前提に説明したが、鍵発光機能を有しない機種では当然にLED33等をはじめとする発光ユニット30は不要となる。従って、鍵発光機能を有しない機種については、取付用ボス22に発光ユニット30を取り付けないようにすれば、下ケース20を共用することができる。
【0050】
すなわち、発光ユニット30を取り付けた場合は、取付用ボス22が口棒部20Aより後方に配設されていることから、口棒部20Aによって集光部32が目立たず、外観が損なわれない。一方、発光ユニット30を取り付けない場合でも、目隠し板21により鍵盤装置の内部が奏者側から略目隠しされて装置内部が隠れ、しかも取付用ボス22も口棒部20Aがあることで目立たないので外観が損なわれない。従って、発光ユニット30を設けない機種でも、特に手当しなくても下ケース20をそのまま利用することができ、金型共用によるコスト削減等の効果が期待できる。
【0051】
なお、発光ユニット30を設けない機種用に、下ケース20は、取付用ボス22に、発光ユニット30に代えて不図示の目隠し板や目隠し栓をネジで取り付け可能に構成されている。目隠し板等を取り付けることで、取付用ボス22が隠れ、見栄えが一層向上すると共に、取付用ボス22への異物混入を防ぐことができる。それだけでなく、例えば、目隠し板を全鍵幅に亘って形成すれば、下ケース20の前部の剛性を高めることにも寄与する。
【0052】
次に、本鍵盤装置における鍵装着動作を、図2、図6〜図8を用いて説明する。
【0053】
図6〜図8は、本実施の形態に係る鍵盤装置の鍵装着動作の手順を示す縦断面図である。
【0054】
まず、図6に示すように、作業者は、スイッチ基板12の前端部と目隠し板21との間に被ガイド片7、8が挿入されるように、鍵ユニット1を下ケース20の上方から降ろしていく。そして、図7に示すように、鍵ユニット1を下ケース20上に載置する。この時点では、白鍵2の白鍵前端部下部2bが口棒部20Aの上面20Aaに当接すると共に、鍵ユニット1のヒンジ部4の当接部23がガイドリブ16の上面に当接している。また、上述したように、白鍵2の操作部2cは断面コ字状となっているので、各集光部32は対応する白鍵2の操作部2cに遊嵌し、干渉が回避されている。
【0055】
次に、鍵ユニット1を後方に押すと、図8に示すように白鍵前端部下部2bが口棒部20Aの上面20Aaをスライドすると共に、ヒンジ部4の当接部23ががガイドリブ16の上面をスライドする。この時点までは、白鍵アクチュエータ2a及び黒鍵アクチュエータ3aは、鍵スイッチ14の弾性膨出部14aに当接しない。
【0056】
鍵ユニット1をさらに後方に移動させ、当接部23がガイドリブ16の上面後端を経過すると、鍵ユニット1の自重により鍵ユニット1の前半部が下降する。それに伴い各鍵アクチュエータ2a、3aが弾性膨出部14aに当接する。その後、鍵ユニット1は、自重によるバランスの崩れから弾性膨出部14aを支点として後方(図8の時計方向)に回転する。鍵ユニット1が回転すると、白鍵前端部下部2bが口棒部20Aの上面20Aaから離間すると共に、共通基端部5が下ケース後部20Dに近接するので、ここで共通基端部5近傍を上方から押圧すると、図2に示すように、共通基端部5が前レール部20f及び後レール部20g間に挟入嵌合される。その際、ガイドリブ16は黒鍵3の凹部3dに収容されと共に、被ガイド片7、8が上限ストッパ部材13に当接する。さらにこれに伴い、弾性片6が下ケース後部20D側の上記した不図示のつめ用孔に挿入され、つめ6aが該つめ用孔に係止される。
【0057】
このような動作により、各鍵アクチュエータ2a、3aが弾性膨出部14aにほぼ真上から当接する。次いで、鍵ユニット1を前レール部20f及び後レール部20gに沿って鍵並び方向にスライドさせ、鍵並び方向の位置を適当に決定した上で、孔19(図1参照)を介して共通基端部5を下ケース後部20Dにネジ止めすることにより、鍵ユニット1の下ケース20への装着が完了する。
【0058】
本実施の形態によれば、発光ユニット30を口棒部20Aに近接して略全鍵幅に亘って配設したので、発光ユニット30が、鍵照射機能だけでなく、口棒部20Aと共に下ケース20の補強としての機能をも果たす。しかも、発光ユニット30は、前後方向における押鍵ストッパ11と口棒部20Aとの間、特に目隠し板21と口棒部20Aとの間において配設されたので、口棒部20Aの上面20Aaに配設する場合等に比し、空いたスペースが有効に利用される。よって、簡単な構成、低コストで、省スペースを図りつつ下ケースの剛性を向上することができる。
【0059】
また、鍵ユニット1を後方へスライドさせて下ケース20に装着する際に、口棒部20Aの上面20Aaとガイドリブ16とによって、鍵ユニット1が鍵スイッチ14の弾性膨出部14aに接触しないように鍵ユニット1が案内される際に、発光ユニット30の各集光部32は鍵ユニット1に干渉しないような位置に配設され、特に、各集光部32が対応する白鍵2の操作部2cに遊嵌して干渉が回避されるようにしたので、集光部32乃至LED33が鍵装着の邪魔になることがなく、スライドによる鍵ユニット1の装着を円滑に行うことができる。
【0060】
また、下ケース20に発光ユニット30を設ける場合だけでなく、設けない場合でも、特に手当することなく見栄えが確保されるので、鍵発光機能を有する/有しない機種間で下ケース20を事実上共用可能にすることができる。よって、金型共用によるコスト削減等の効果が得られる。
【0061】
本実施の形態によればまた、集光部32の前方壁32Fにより、LED33からの照射光による白鍵2の照射範囲の前端位置が位置Pに規制されると共に、奏者からみて、LED33が隠れるようにしたので、少ない光量で、発光による鍵の視認性を向上させると共に、LED33を目立ちにくくして装置の前方からの外観の悪化を防止することができる。さらに、集光部32の後方壁32Bは、前方壁32Fに隠れて見えないようになっているので、前方からの外観を一層向上することができる。また、最低音鍵用の集光部32の左方壁32Lと最高音鍵用の集光部32の右方壁32Rとにより、装置の左方、右方からみた場合にLED33が隠れて見えないようにしたので、装置左右方向からの見栄えの悪化も防止することができる。
【0062】
しかも、集光部32の各壁の高さ等、集光部32の上端部の形状は切り欠きにより形成されるので、製造が容易である。特に最低音鍵用、最高音鍵用の各集光部32では、左方壁32L、右方壁32Rをそれぞれ残して切り欠き形成することで、その他の前方壁32F、後方壁32B等と同時に形成され得るので、簡単に製造することができる。なお、集光部32の周囲の各壁は、切り欠き形成によらず、独立して突設する等して構成してもよい。
【0063】
また、取付基板31と集光部ユニット37とをアッセンブルして取付用ボス22に取り付けるようにしたので、構成及び取付作業を簡単にすると共に、コストを削減することができる。
【0064】
なお、本実施の形態では、発光ユニット30は2分割して構成したが、下ケース20bの剛性向上の観点からは、1つの発光ユニット30が少なくとも略1オクターブ幅以上に亘る長さを有するように構成すれば例示の構成に限定されない。なお、剛性向上にはならないが、各集光部32及びLED33は、各鍵毎にばらばらに構成してもよい。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1によれば、少ない光量で、発光による鍵の視認性を向上させると共に、発光部を目立ちにくくして装置の外観の悪化を防止することができる。
【0066】
また、請求項2によれば、装置左右方向からの見栄えの悪化を防止することができる。
【0067】
本発明の請求項3によれば、簡単な構成にて、少ない光量で、発光による鍵の視認性を向上させると共に、発光部を目立ちにくくして装置の外観の悪化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に係る鍵盤装置の構成を示す部分平面図である。
【図2】 図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】 本装置の部分正面図である。
【図4】 発光ユニットの部分平面図(同図(a))及び部分正面図(同図(b))である。
【図5】 集光部及びその近傍を右側からみた側面図である。
【図6】 本装置の鍵装着動作の手順を示す縦断面図である。
【図7】 本装置の鍵装着動作の手順を示す縦断面図である。
【図8】 本装置の鍵装着動作の手順を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 鍵ユニット(鍵盤)、 2 白鍵、 3 黒鍵、 2c、3c 操作部、5 共通基端部、 20 下ケース(支持フレーム)、 20A 口棒部(目隠し部)、 30 発光ユニット、 31 取付基板(発光部取付基板)、 32 集光部、 32F 前方壁(前部)、 32L 左方壁、 32R 右方壁、 33 LED(発光部)、 37 集光部ユニット

Claims (3)

  1. 光を透過可能な操作部を各々有する複数の鍵からなる鍵盤と、
    前記複数の各鍵がそれらの基端部を支点として前記各鍵の操作部が押鍵操作により揺動可能なように前記複数の鍵を支持する支持フレームと、
    前記鍵の自由端部の下方において全鍵幅に亘って前記支持フレームに設けられた目隠し部と、
    前記支持フレームの前記目隠し部に近接して前記支持フレームに取り付けられた発光ユニットとを備え、
    前記発光ユニットは、発光部取付基板と、前記各鍵に対応し前記目隠し部より後方において該目隠し部に対して同高以上の位置において前記発光部取付基板に設けられ、対応する鍵を下方から照射する複数の発光部と、前記各発光部に対応して設けられた複数の集光部とを有して構成され、
    前記複数の各集光部は、対応する発光部に近接して前記対応する発光部の前方に設けられた前方壁を有し、
    前記各集光部の前方壁は、対応する発光部による対応する鍵の前後方向における照射範囲を、前記対応する鍵の操作部の所定位置に規制すると共に、奏者からみて、前記対応する発光部が対応する集光部の前方壁によって隠れるように配設されたことを特徴とする鍵盤装置。
  2. 前記複数の発光部のうち、最低音鍵に対応する発光部に近接して該発光部の低音域側に設けられた左方壁と、最高音鍵に対応する発光部に近接して該発光部の高音域側に設けられた右方壁とを備え、前記左方壁及び前記右方壁は、装置左右方向からみて、前記最低音鍵、最高音鍵に対応する両発光部が、前記左方壁、前記右方壁によってそれぞれ隠れるように配設されたことを特徴とする請求項1記載の鍵盤装置。
  3. 光を透過可能な操作部を各々有する複数の鍵からなる鍵盤と、
    前記複数の各鍵がそれらの基端部を支点として前記各鍵の操作部が押鍵操作により揺動可能なように前記複数の鍵を支持する支持フレームと、
    前記鍵の自由端部の下方において前記支持フレームに設けられた目隠し部と、
    前記各鍵に対応し前記目隠し部より後方において該目隠し部に対して同高以上の位置に設けられ、対応する鍵を下方から照射する複数の発光部と、
    前記複数の各発光部の周囲を囲んで設けられた複数の集光部とを備え、
    前記複数の各集光部の上端部を、前方から後方に向かって下方に傾斜するように切り欠くことで、前記集光部の前部によって、前記各発光部による前記各鍵の前後方向における照射範囲が前記各鍵の操作部の所定位置に規制されると共に、奏者からみて、前記各発光部が前記集光部の前部によって隠れるように構成したことを特徴とする鍵盤装置。
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