JP3741971B2 - 建築工法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠赤外線放射機能を有する微粒子を水溶液の状態にして建材に顔料、セメント微粒子パウダーまたは焼成用ミネラル微粒子と共に練り混ぜて定着させたり、あるいは陶磁器に練り混ぜて焼成し建材部品に用いて活用することで、合成樹脂や合板から発生する有害ガスを除去したり建材の酸化を阻止して劣化防止や酸化腐敗に起因するカビ菌類の発生を抑制する効果を発生させる建築工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年遠赤外線が住環境改善や人の健康増進に寄与する事が広く知られるようになり、その大きな作用の一つに酸化の進行を阻止する抗酸化作用があり、この抗酸化作用は有害ガスの無害化、カビ発生抑制、鮮度保持、体質改善の効果を発生させる事である。
現在、様々な形の遠赤外線放射能力のある材料が市販されている。
このような抗酸化作用を発生させる遠赤外線放射材料として、酵素粉末や活性炭やセラミック類あるいはトルマリンという天然鉱石粉末がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。
建材に遠赤外線放射能力を持たせ抗酸化作用を発生させる建築工法において、従来の遠赤外線放射物は、本発明の建築工法に活用する点において様々な問題があった。
トルマリンという鉱石は、天然鉱石で希少であり、遠赤外線放射能力の性能上安定供給が困難である。
また、陶磁器製品として1000℃以上の焼成加工により組成が変化し、遠赤外線が有効に放射されなくなる欠点がある。
酵素粉末や活性炭は、建材に練り混ぜ又表面コートして使用するが、抗酸化作用はその素材がもつ微細な穴状組織構造にあり、酸化作用の原因となる有機ガスや有機物質を吸着させて抗酸化効果を発生させるものであるから、比較的短期間の内に有機物質の吸着により微細な穴が閉塞し、抗酸化作用が減衰する欠点がある。
また、これら酵素粉末と活性炭は建材表面において有害物質の吸着作用を現すので、練り混ぜの場合は表面に露出する割合が低下し効率の高い効果が期待出来ない。
さらに、セラミックは、加工上微粒子粉末にする事が難しく表面コートや練り混ぜの方式で使用する建築工法に不向きである。
そして、従来の遠赤外線放射物は、高い放射効率を得る為に常温より高い35℃から45℃の環境温度が必要である。
【0004】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、次のような事のできるものを提供しようとするものである。
優れた遠赤外線放射機能を持ち、従来の遠赤外線放射物の欠点を補う遠赤外線放射物を選定し、顔料、セメント微粒子パウダーまたは焼成用ミネラル微粒子を用いて調合し、これを用いて従来不可能であった遠赤外線効果による抗酸化作用を発生させる建築工法を完成させることにある。
【0005】
遠赤外線放射機能を有する海洋性ミネラル含有物と動植物プランクトン化石原料からなる集成結晶微粒子は、その生成と存在において同じく遠赤外線放射機能を有するトルマリン鉱石や希土類元素を活用した遠赤外線放射機能物質の内容とは基本的に異なるものである。
本発明における遠赤外線放射微粒子の生成方法は、上記の特定の鉱石を物理的に粉砕しあるいは科学的反応工程による製造方法で、遠赤外線放射機能を有する物質を生成するものではなく、そもそも遠赤外線放射機能物質の生成において、根本的に水との融合による水自身の改質と遠赤外線放射機能物質の自然発生的手法を特色とする。
【0006】
すなわち、水が有する固有の電磁波動との遠赤外線放射前駆体の電気的エネルギー共鳴状態の継続により、遠赤外線放射前駆体が結晶構造物質として生育していく過程の中で水と共有できる固有の波動を持ち、特に水分に対して微弱な電気エネルギーでも選択的に遊離電場現象を励起しやすい結晶構造として完成していく事に遠赤外線放射機能物質の製造上の特異性があり、この生成過程を自然のみの力に頼らず特定のミネラル含有の水溶液を作り、これに遠赤外線放射前駆体の結晶体の核を投入し、更に特定の電磁波と電気放電及び撹拌を行うものである。
核となる素材自体がかつて生命体であった分子構造を有しており、その結果、水溶液に溶融した状態で前記の電磁波や電気放電の刺激により、電磁波動の共鳴するミネラルの集成結晶体として完成する水溶液状の遠赤外線放射機能物質である。
遠赤外線放射機能をもつ集成結晶体を溶融した水溶液は、水溶液中において、遠赤外線放射機能を発揮する集成結晶体として存在するが、水溶液乾燥後の集成結晶体は特性として空気中の水分や基材内部の水分などに波動による遊離電場現象を再現し、水分に遠赤外線エネルギーを放射し続けることになる。
遠赤外線エネルギーの供給源は、生命体を構成するミネラル集成結晶構造にある極性分子が、かつてむかし生命体発生より宇宙空間に存在する素粒子のエネルギーを生命活動源としていたと同様に素粒子のエネルギーであり存在は無限である。
また、遠赤外線放射により水分や空気中にマイナスイオンや自由電子が多量に発生する利点があり、この利点を応用する各種工法が方法特許として意義あると推測される。
【0007】
このような発明を特願2000−338208として特許出願されている。
その要旨は下記の通りである。
A.発明の名称〜遠赤外線放射粒状物およびその製造方法
B.特許請求の範囲の記載は下記の通りである。
a.請求項1
遠赤外線放射物質を含有する天然樹脂または合成樹脂を粒状体の表面にコーティングした遠赤外線放射粒状物。
b.請求項2
前記遠赤外線放射物質が動植物プランクトンの化石の粉末を含むものである請求項1記載の遠赤外線放射粒状物。
c.請求項3
前記遠赤外線放射物質の粉末の粒径が0.2〜0.5μmである請求項1または請求項2記載の遠赤外線放射粒状物。
d.請求項4
前記粒状体が砂、砂利、木材片、樹脂粒、金属粒のいずれかである請求項1記載の遠赤外線放射粒状物。
e.請求項5
天然樹脂または合成樹脂の水溶液に遠赤外線放射物質の粉末を分散させた液状体に粒状体を浸漬するか、または前記液状体を粒状体に噴霧した後、前記液状体が付着した粒状体を乾燥させることを特徴とする遠赤外線放射粒状物の製造方法。
f.請求項6
前記液状体の構成比率が水85〜95重量%、天然樹脂または合成樹脂2.5〜7.5重量%、遠赤外線放射物質2.5〜7.5重量%である請求項5記載の遠赤外線放射粒状物の製造方法。
g.請求項7
前記液状体に海水に含まれる鉱物質を添加した請求項5または請求項6記載の遠赤外線放射粒状物の製造方法。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は下記のようになるものである。
すなわち、本発明の抗酸化作用を発生させる工法は、動植物プランクトン化石を原料とする遠赤外線放射微粒子を、海洋性ミネラルを用いて加工生成した微細結晶粒子を水溶液化して完成した遠赤外線放射水溶液を、顔料を用いて独自の建材用途の水溶液とし、乾燥させ粉末とし、その粉末を塗料に混合し、既設の建築構造物や付帯設備にスプレー法やハケ塗り法により塗布する建築工法である。
【0009】
1.本発明の建築工法は、従来の遠赤外線放射物に比較して常温でも高い放射効率を持つ動植物プランクトン化石と海洋ミネラルより生成した遠赤外線放射物を水溶液とし、これに、顔料、セメント微粒子パウダーまたは焼成用ミネラル微粒子を加え独自の遠赤外線放射水溶液として用いることを特徴とする。
【0010】
2.本発明の建築工法は、使用する遠赤外線物質が1500℃の高温焼成にもその放射特性を全く変化させる事がないので、特に磁器材料に遠赤外線加工し建材に抗酸化作用を発生させる特性を持つよう改質させる事ができる。
具体的には、磁器の素焼状態において、遠赤外線放射水溶液を含水させるか又は上薬としての釉薬に混合させて再び焼成する方法がある。
従来の酵素やトルマリン粉末材料は、1000℃以内で組成が崩壊するので焼成する加工用途には不向きである。
【0011】
3.本発明の建築工法は、常温で高い放射効率を持つ遠赤外線放射水溶液に吸着剤や顔料を加えて調合し、様々な建材に使用可能な独自の水溶液を製作し、これを使用する事を特徴とする。
【0012】
4.本発明の建築工法は、使用する動植物プランクトン化石と海洋ミネラルより生成した遠赤外線放射水溶液に建材の種類や用途や性質に応じて、顔料、焼成用ミネラル微粒子又はセメント微粒子パウダーなどを新たに添加して建材に練り混ぜ加工した場合でも遠赤外線放射能力が減衰しないようにする事が可能であり、これにより抗酸化作用を発生させる事が可能である。
【0013】
5.本発明の建築工法は、前記遠赤外線放射水溶液に建材の種類や用途に合わせて現場にて顔料又は焼成用ミネラル微粒子又はセメント微粒子パウダーなどを調合混合して使用する事もできる。
【0014】
6.本発明の建築工法は、前記遠赤外線放射水溶液の基本となる水溶液が市販されており、この市販品である(株)理研テクノシステム製遠赤外線放射水溶液を基本液として使用しても良い。
この基本液を元に、新たに吸着剤や顔料や焼成用ミネラル微粒子又はセメント微粒子パウダーなどを調合混合し建築用途の水溶液として独自に開発しこれを使用する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
本発明により生コンクリートに加工する方法として、前記遠赤外線放射水溶液を吸着剤で砂や砂利に予め吸着させて遠赤外線放射加工の砂又は砂利を作成し、これを生コンクリートに混合して使用する。
【0016】
または前記遠赤外線放射水溶液に吸着剤を混合して、これを生コンクリートに混合して使用する。
なお、遠赤外線放射加工の砂や砂利は床下に敷き詰めて使用する。
本発明によりコンクリート結合力の強化、表面酸化劣化の防止、カビの抑制、結露の抑制の効果を発生させる事ができる。
基本となる遠赤外線放射水溶液1にセメント微粒子パウダー4を微量混合して撹拌しながら一定時間放置してセメントに性質をなじませ、セメント類への建材練り混ぜ専用調合液61を作る。
砂利やセメント粒や砂8を表面コート専用調合液5に浸け込み、乾燥させてセメントに使用したり床下に散布する。
【0017】
本発明によりアスファルトに加工する方法は、前記の生コンクリートと同様である。
基本となる遠赤外線放射水溶液1にセメント微粒子パウダー4を微量混合して撹拌しながら一定時間放置してセメントに性質をなじませ、セメント類への建材練り混ぜ専用調合液61を作る。
砂利やセメント粒や砂8を表面コート専用調合液5に浸け込み、乾燥させてセメントに使用したり床下に散布する。
【0018】
本発明により化粧クロス、ビニールクロス、石膏ボードに加工する方法として、前記遠赤外線放射水溶液に吸着剤を混合して専用水溶液を調合し、建材表面に噴霧器でスプレーしコート加工する。
または専用水溶液に浸けて加工して使用する。
また、クロスの糊の中に前記遠赤外線放射水溶液を混合して使用する方法も良い。
本発明によりホルマリン分解、化学物質の分解無害化、有機ガス消臭の効果を発生させ、ハウスシック病、アトピー疾患、化学薬品過敏症の改善に有効である。
基本となる遠赤外線放射水溶液1に吸着剤2と顔料3を混合して、表面コート専用調合液5を作る。
吸着剤の配合率は、用途に応じて10%から30%の範囲で調整する。
接着剤に混合する専用水溶液は、基本となる遠赤外線放射水溶液1を接着剤の粘性と接着能力より判断して混合比率を決め10%から30%の範囲で混合する。
表面コート専用調合液5の使用方法として、スプレー法やハケ塗り法で塗布する。
塗布時において、温度は常温より高めに設定するのが望ましい。
対象となるのは、繊維、ビニール、セメント石材、木材、畳、紙類とする。
塗布後は、自然又は強制乾燥のいずれでも良い。
【0019】
本発明により木材や木柱に加工する方法として、表面コート専用調合液5を表層に塗布したり又は木材や木柱を表面コート専用調合液5に浸け込み、木材組織内部に浸透させて使用する。
本発明により木材組織の強化防腐性の向上、シロアリの忌避、カビの抑制、黒ずみ酸化の抑制の効果が発生する。
塗料に使用する方法として、乾燥させた遠赤外線放射顔料7を用途に応じて10%から30%の範囲で塗料に混合して使用する。
表面コート専用調合液5の使用方法として、スプレー法やハケ塗り法で塗布する。
塗布時において、温度は常温より高めに設定するのが望ましい。
対象となるのは、繊維、ビニール、セメント石材、木材、畳、紙類とする。
塗布後は、自然又は強制乾燥のいずれでも良い。
【0020】
本発明により磁器、タイルに加工する方法として、遠赤外線放射水溶液1に1000℃以上で焼成した場合に最も高い効率の遠赤外線放射能力を有するように焼成用ミネラル微粒子10を選定して混合した焼成専用調合液6を使用し、製品化する。
また、タイルを固定するホワイトセメントに前記遠赤外線放射水溶液を混合してこれを使用する。
本発明によりタイル表面に結露抑制、消臭、保温の効果が発生する。
また、浴槽に使用する事で、遠赤外線作用の一つである水に界面活性作用を活性化させる事ができ、汚れ防止の効果を発生させる。
【0021】
本発明により塗料に加工する方法として、水溶性の顔料に前記遠赤外線放射水溶液を混合し、これを乾燥させて遠赤外線放射加工粉末として、使用する塗料に混合して使用する。
予め数々の色合いを用意し、塗料の色調合に対応させることができる。
本発明により有害ガスの除去、塗料皮膜の酸化劣化の抑制、保温の向上の効果が発生する。
基本となる遠赤外線放射水溶液1に吸着剤2と顔料3を混合した表面コート専用調合液5を乾燥させて遠赤外線放射顔料7を作る。
これを塗料に混合して使用する。
または表面コート専用調合液5を水性又は油性塗料に直接混合して遠赤外線放射塗料11として使用する。
混合率は塗料の粘性に応じて調整する。
顔料に対して遠赤外線放射水溶液は、重量比で2.5:1の比率で混合する。
【0022】
陶磁器の焼成方法として、焼成専用調合液6に素焼きの陶磁器9を浸け込み含水させたのち、乾燥させてからさらに焼成させる。
また、上薬の釉薬に焼成専用調合液6を混合して素焼きの陶磁器9に塗り焼成してもよい。
いずれの場合も陶磁器素材の重量の10%から20%以内の焼成専用調合液6を含水させる。
含水量は釉薬と陶磁器素材の含水合計において、10%から20%以内で混合する。
【0023】
本発明の建築工法は、あらゆる建築素材に遠赤外線効果により抗酸化作用を発生させる為の加工が可能である事を特徴とする。
【0024】
本発明の建築工法は、あらゆる既設の建築構造物や付帯設備にスプレー法やハケ塗り法により塗布することができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。
本発明の効果を証明するため、遠赤外線放射強度試験及び抗酸化作用である有害ガスの除去効果に関する試験データを示す。
1.遠赤外線放射強度試験に関する試験データ
A.マイナスイオンの推移
【0026】
B.遠赤外線放射強度グラフ
a.試料
1)RD石膏ボード
2)石膏ボード
3)RD化粧紙
4)化粧紙
b.測定温度〜25℃
c.測定機器〜JIR−E500
d.測定条件
分解能〜1/16cm
積算回数〜200回
検知器〜MCT
e.グラフ3(図12)、グラフ4(図13)
【0027】
2.抗酸化作用による有害ガスの除去効果に関する試験データ
(新川RD遠赤抗酸化工法住宅)(室内濃度測定)
A.カルボニル類の測定
a.測定方法
Waters製DNPHシリカカートリッジを用い、500cc/minで22.5リットル室内空気をカートリッジに通過させ、カートリッジに吸着したカルボニル類の濃度を測定した。
分析は高速液体クロマトグラフ(ヒューレットパッカードHP1100)で分析した。
b.測定結果
【0028】
【表1】
【0029】
B.VOC濃度の測定
a.測定方法
ゲステル製TenaxTAガス捕集管を用い、100cc/minで3リットル室内空気を捕集管に通過させ、過熱脱着装置(ゲステルTDSA)及びガストログラフ質量分析器(ヒューレットパッカードHP6890GC/5973)で分析した。
b.測定結果
【0030】
【表2】
【0031】
C.トータルVOC(表1、表2における34物質の単純加算濃度)
測定結果〜191.8μg/m3 (厚生省のトータルVOC暫定値:400μg/m3 )
【図面の簡単な説明】
【図1】表面コート専用調合液の製造状態を示す略図的斜視図である。
【図2】乾燥させた遠赤外線放射顔料の製造状態を示す略図的斜視図である。
【図3】遠赤外線放射塗料の製造状態を示す略図的斜視図である。
【図4】建材練り混ぜ専用調合液の製造状態を示す略図的斜視図である。
【図5】焼成専用調合液の製造状態を示す略図的斜視図である。
【図6】表面コート専用調合液のスプレー状態を示す略図的斜視図である。
【図7】焼成専用調合液を釉薬として使用する状態を示す略図的斜視図である。
【図8】表面コート専用調合液を砂利やセメント粒や砂に混合している状態を示す略図的斜視図である。
【図9】乾燥させた遠赤外線放射顔料と水性または油性塗料を混合して遠赤外線放射塗料を製造する状態を示す略図的斜視図である。
【図10】RD石膏ボードと石膏ボードのマイナスイオンの推移を示すグラフである。
【図11】RD化粧紙と化粧紙のマイナスイオンの推移を示すグラフである。
【図12】RD石膏ボードと石膏ボードの遠赤外線放射強度を示すグラフである。
【図13】RD化粧紙と化粧紙の遠赤外線放射強度を示すグラフである。
【符号の説明】
1 遠赤外線放射水溶液
2 吸着剤
3 顔料
4 セメント微粒子パウダー
5 表面コート専用調合液
6 焼成専用調合液
61 建材練り混ぜ専用調合液
7 乾燥させた遠赤外線放射顔料
8 砂利やセメント粒や砂
9 素焼きの陶磁器
10 焼成用ミネラル微粒子
11 遠赤外線放射塗料
Claims (1)
- 動植物プランクトンの化石と海洋ミネラルとを含み常温で遠赤外線放射機能をもつ遠赤外線放射物質を水溶液とした遠赤外線放射水溶液を用いた塗料を既設の建築構造物や付帯設備にスプレー法やハケ塗り法により塗布する建築工法において、
前記遠赤外線放射水溶液に水溶性顔料を混合して建材用途の水溶液とする工程と、
前記建材用途の水溶液を乾燥させて粉末とする工程と、
前記粉末を塗料に混合する工程とを有することを特徴とする建築工法。
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