JP3741803B2 - 有色背景に対して動くサブジェクトをクリッピングするためのキーを決定する方法及びその方法を実現する装置 - Google Patents

有色背景に対して動くサブジェクトをクリッピングするためのキーを決定する方法及びその方法を実現する装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は新たな有色背景にそのサブジェクトを重ねることが出来るように有色背景に対して動くサブジェクトをクリッピングするキーを決定する方法に関する。
本発明は又この方法を実現するあらゆる電子装置、例えば「クローマ−キーヤー」と称される映像画像を共通にクリッピング又は重ねるビデオミキサ又は自律装置に関する。このような電子装置は例えばテレビスタジオ装置に使用される。
【0002】
以下の記述では有色背景上を動くサブジェクトよりなるソース画像をサブジェクト映像を称する。
【0003】
【従来の技術】
クリッピングキーは可能なかぎり近くでクリッピングされるべきサブジェクトを文画(demarcate)することを可能にしなければならない。したがってサブジェクトの最も詳細細部、例えば人、個々の髪、眼鏡の透明度、又は煙草からの煙等を保持することを望むことが必要とされる。
【0004】
当業者にとっては周知の如く、クリッピングキーはサブジェクト映像の有色背景とサブジェクト自体とを区別することを可能にする機能を有する。そこで、それを新たな有色背景に対して重ねるために有色背景からサブジェクトを抽出することが出来るようにするために色空間において有色背景を表すボリュームを画成することが必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述のものの如くのサブジェクトの詳細を組み入れるのに最も良いものの如くの有色背景の新たなボリュームアプローチに関する。
【0006】
【課題を解決しようとする手段】
この目的のために本発明は有色背景に対して動くサブジェクトをクリッピングするキーKDを決定する方法に関し、そのキーは色空間を三つの領域に分割するこを可能にし、第1の領域は有色背景を表すボリュームを画成し、第2の領域はサブジェクトを表すボリュームを表すボリュームを画成し、第3の領域は有色背景とサブジェクトとの間の遷移領域を画成する。この方法は、その対称軸が色空間のアクロミック及びゼロ輝度点及び有色背景の色を表す点を通過する開口角αの錐の形状で有色背景を表すボリュームを画成することを可能にする様々な計算段階よりなる。
【0007】
同様に本発明は有色背景に対して動くサブジェクトをクリッピングするキーを計算する手段よりなる電子装置に関し、そのキーは色空間を三つの領域に分割するこを可能にし、第1の領域は有色背景を表すボリュームを画成し、第2の領域はサブジェクトを表すボリュームを表すボリュームを画成し、第3の領域は有色背景とサブジェクトとの間の遷移領域を画成する。クリッピングキーを計算する手段は基準のフレーム(U、V、W)における色空間の各画素の座標を計算する手段よりなり、基準のフレーム(U、V、W)はその中心がゼロ輝度のアクロミック点でありその軸Wが有色背景の色の点を向いている右手三面体であり、更に開口角αであり軸Wを対称軸として有する錐の形状で有色背景を表すボリュームを画成する手段よりなる。
【0008】
添付図面と共に望ましい実施例の説明を読むことによって本発明の様々な特徴及び効果が明確になるであろう。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は従来の有色背景のボリュームの例である。
有色背景の指数nの各画素M(n)は3個の座標yn、cbn、crnで表され、yn、cbn及びcrnは夫々画素M(n)の輝度成分、赤色差クロミナンス成分及び青色差クロミナンス成分である。便宜上、以下色差クロミナンス成分をクロミナンス成分と称する。有色背景の各成分の平均値y0、cb0、cr0は次のように書かれ得る:
【0010】
【数2】
Figure 0003741803
【0011】
尚、ここでNは有色背景の全て又は一部分を示す獲得窓に対応する有色背景の画素数である。
平面(CB,CR)において、指数nの画素の点cb0、cr0からのユークリッド距離ρn の計算は次の関係から得られる:
【0012】
【数3】
Figure 0003741803
【0013】
二つの閾値演算、一つは平面(CB,CR)におけるものであり、他の一つは軸Yに沿うものによって背景とサブジェクトとの間の区別の領域を画成することが可能となる。このようにしてその輝度値が極値ymin及びymaxの間にあり、そのユークリッド距離が値ρ1 未満のいずれの点も有色背景1に属する。
同様にその輝度値が値ymin及びymaxの間にありそのユークリッド距離ρn がそれ自体ρ1 より大きい値ρ2 より大きいいずれの点もサブジェクト3に属する。最後に、その輝度値が値ymin及びymaxの間にありそのユークリッド距離ρn がρ1 及びρ2 の間にあるいずれの点も中間遷移領域2に属する。
【0014】
画像の内容の調整はそのようなボリュームアプローチによって困難であることが証明される。図1に示される円柱形のボリュームは多くの問題点を有する。例えばサブジェクトの輝度に影響を及ぼさずに有色背景の輝度を過度に変化させることは困難である。同様に影を投ずること(shadow cast)を表す画素を有色背景のボリュームに組み入れることは出来ない。この結果いずれの影の処理も不可能であることが当然証明される。本発明はこれらの問題点を有さない。
【0015】
図2(a)及び(b)は本発明による有色背景を画成するボリュームを構成することを可能にする様々な変換を表す。
図2(a)はゼロ輝度(Y=0)での面(CB,CR)の軸Yの周りの回転を表す。回転角βは、軸CRが方向Dで有色背景の色の色相(hue)を向いた軸Zとなるようなものである。この同じ回転によって軸CBは軸Zに直交する軸Uとなり、もって三面体(U、Z、Y)は右手三面体である。この基準のフレームの変更は行列形式で次の関係で表される:
【0016】
【数4】
Figure 0003741803
【0017】
尚、ここでcb及びcrは軸CB及びCRに沿った色空間の点の成分であり、u及びzは軸U及びZに沿った同じ点の成分である。
図2(b)は平面(Z,Y)の軸Uの周りの回転を表す。回転の角度γは、軸Yが方向Cで有色背景の色を向いた軸Wになるようなものである。この同じ回転によって軸Zは軸Wに直交する軸Vとなり、もって三面体(U、V、W)は右手三面体である。
【0018】
この基準のフレームの変更は行列形式で次の関係で表される:
【0019】
【数5】
Figure 0003741803
【0020】
尚、ここでz及びyは色空間の点の軸Z及びYに沿った成分であり、w及びvは同じ点の軸W及びVに沿った成分である。
図3は図2(a)及び(b)で構成された新たな基準フレームにおける色空間の画素を表す。
画素M(i)は3軸U、V、Wの各々に沿った成分、即ち夫々u(i)、v(i)、w(i)を有する。
【0021】
基準のフレーム(U、V、W)における点M(i)の円柱座標は:r(i)、θ(i)及びw(i)である。周知の如く、この結果:
【0022】
【数6】
Figure 0003741803
【0023】
尚、ここで点P(Mi)は点M(i)の平面(U、V)への投影である。
以下の記述において距離r(i)を軸Wに関する点M(i)のクロミナンス距離と称する。
図4は本発明による有色背景のボリュームアプローチを表す。有色背景を表すボリュームは、図2(a)、(b)で示された幾何学的変換によって基準のフレーム(CB,CR,Y)からたどられた新たな基準のフレーム(U、V,W)に関して参照が付けられた色空間において完全な錐(ボリュームV1)又は切頭錐(truncated cone)(ボリュームV2)の形状を有する。この色空間は前記の如く3個の領域:有色背景を表す領域1、サブジェクトを表す領域3及びサブジェクトと有色背景との間の遷移を表す領域3に分割される。有色背景を表す錐は角開口α、軸W上の横座標wsに位置する頂点及び楕円又は円形断面によって画成される。軸W上の横座標whの高輝度閾値は錐の頂点の反対側の面を画成することを可能にする。軸W上の横座標wbの低輝度閾値は横座標wsを有する頂点から距離dに位置する切頭面を画成することを可能にする。横座標wbは横座標wsを一致し得る。本発明によれば、錐は軸Wの周りに0からπへと変化する角度Rで回転し得る。
【0024】
遷移領域2は、開口αの錐の表面とαより大きい開口α1の錐の表面との間に含まれる空間によって画成され、開口α1の錐は開口αの錐と同じ対称の軸を有し同じ頂点を有し、その錐の頂点の反対側の面は開口αの錐の頂点の反対側の面と同一平面にあるものとする。
サブジェクトを表す領域3は開口α1の錐を越えて位置する空間によって画成される。図5はその錐の横断面平面(Uo、Vo)による本発明の有色背景のボリュームの断面図を表す。
【0025】
この断面図は楕円断面を示す。この楕円断面は軸Wの周りに上記の角度Rで回転可能である。有色背景の範囲を定める角画素M(i)の座標r(i)及びθ(i)は次の等式によってリンクされる:
2 r(i)2 cos2 (θ(i)+R)+ r(i)2sin2(θ(i) +R)=定数。
パラメータkの調整(modulation)によって楕円の歪ませることが可能である。本発明によれば、クロミナンス距離の楕円調整はk=1の場合に円を生成してしまう可能性を考慮する。優先としてはkは1及び2の間で変化する。Rの値は0からπへ変化し得る。効果的なことに、この調整技術は有色背景を画成するボリュームの選択性を増加させることを可能とする。例としてこの回転Rに関連する楕円調整の技術は硝子の透明度を再生することに関して著しい進歩を可能にする。
【0026】
図6は楕円の長軸及び錐の頂点を通る平面による本発明の有色背景のボリュームの断面図を表す。
本発明によれば、re (i)で示される楕円調整クロミナンス距離、錐の開口の角度α及びそのクロミナンス距離がre (i)である点の座標w(i)が次の等式によってリンクされるように錐形ボリュームが画成される:
e (i) −αw(i) =CLIP
尚、ここでCLIPは、その変化が軸W上の錐の頂点の縦座標wsのずらすことを達成することを可能にするパラメータである。例として、角度αの変化の幅は0と45°との間である。パラメータαとCLIPとのコンジュゲート(conjugate)な変更は有色背景の画成の調整及び従って処理されるべきサブジェクトの画成の調整を効果的に可能にする。ゼロ閾値wsに対しては、クリッピングされたボリュームの全ては黒平面へと落ちる。
【0027】
横座標wsの変化は有色背景の色相を有するより大きい又はより小さい輝度の点を有色背景を画成するボリュームへと組み入れることを可能にする。効果的なことに、その輝度が眼に対して実質的でないとは言えない程度に変化する非均一有色背景を考慮することが可能になる。前述の如く(図4参照)、wbがwsと異なる場合錐は距離dで切頭され得る。
【0028】
パラメータCLIPはクロミナンスキーKCを計算することを可能にする。そのクロミナンス距離が値CLIPより小さいいずれの点も有色背景1に属し、ゼロクロミナンスキーKCを有する。
遷移領域2はクロミナンス距離の閾値に関連し、背景とサブジェクトとの間の漸進的な移動を考慮する。遷移領域の大きさはGAINと称される調節パラメータによって変更可能である。この目的のためにパラメータGAINは開口αの錐の点から開口α1の点を隔てている距離を計算することを可能にする。遷移領域2を越えて領域3に位置するいずれの画像点もサブジェクトに属し、1に等しいクロミナンスキーKCを有する。
【0029】
wbより小さい横座標w(i)を有する全ての点は1に等しい輝度キーKLを有する。whより大きい横座標w(i)を有する全ての点は0に等しい輝度キーKLを有する。wbをwhとの間に位置する横座標w(i)を有する全ての点は輝度遷移領域内にある。
有色背景に関するクリッピングキーKDの発生はクロミナンスキーKC及び輝度キーKLの組み合わせによって実行される。このようにして、画像の点の各々に関して、二つのキーの内の最大値の計算は有色背景を画成するボリュームの構成を可能にし、その結果:
KD=MAX[KC,KL]。
【0030】
図7は本発明によるクリッピングキーの計算のアルゴリズムを表す。このアルゴリズムはマイクロプロセッサによって実行されることが望ましく図2(a)、(b)乃至図6に示されている様々な段階を要約している。
ソース映像の各画素はフレーム(CB,CR,Y)によって参照が付けられた色空間における3個の成分cbs、crs,ysよりなる。
【0031】
当業者には周知である如く、輝度及びクロミナンスデータは一般的にフォーマット4:2:2のものである。輝度成分のためのサンプリング周波数は13.5MHzであり、クロミナンス成分のためのそれは6.75MHzである。そこでクロミナンス成分cbs、crsの列を補間する必要があり、これはフォーマット2:2のものをフォーマット4:4のクロミナンス成分cb1、cr1の列にすることである。補間オペレータ10はこのために設けられている。ソース映像VSの画素のクロミナンス成分はラインブランキングの間に抑圧(suppress)され、もってラインの最初と最後に位置する補間された成分がラインブランキング信号に妨害されないようになることが望ましい。補間は周知の方法で実行される。クロミナンス成分cbs及びcrsに関連するキュー(cue)は整数型のものである。補間計算を簡略化するために、例えば10ビットで符号化された映像信号に関するレベル512に対応するアクロミックレベルが高次ビットの値を反転することによって算術的ゼロに変換される。例として、非常に高い計算の精度を得るために補間が55色差点に対して実行され得る。補間器10の出力では成分cb、crが映像のビット数より大きいビットの数Nで符号化される。このようにして、補間器の入力で10ビットで符号化されていた映像信号に対し、補間器の出力Lで得られたサンプルcb、crのダイナミックレンジは例えば16ビットに符号化され得、その中には10ビットの映像、映像の精度を定める意図の4分割(splitting)ビット、1符号ビット及び1オーバフロービットがある。
【0032】
補間計算で生じたクロミナンス成分cb、crは図2(a)で示した如くの角度βの水平回転11によってクロミナンス成分u及びzに変換される。
水平回転は2段階で実行される。第1の段階ではフィールドブランキングの間マイクロプロセッサがキューsin(β)及びcos(β)をロードし、アクティブフィールドの間画像の各々の点に関して乗算器が積cr×cos(β)、cr×sin(β)、cb×cos(β)及びcb×sin(β)を計算する。キューu及びzが周波数13.5MHzで与えられる。キューcos(β)、sin(β)は周波数27MHzで与えられる。その結果乗算器の出力では当然これらのキューが27MHzでマルチプレックスされる。
【0033】
第2の段階では周波数27MHzでマルチプレックスされたキューがデマルチプレックスされマトリックスされ、13.5MHzの周波数で信号u及びzが得られる。
既に図2(a)の説明で述べた行列(マトリックス)関係が次の通りに書かれ得る:
【0034】
【数7】
Figure 0003741803
【0035】
サブジェクト映像Vsの輝度サンプルysは補間演算10及び水平回転演算の間にクロミナンスサンプルcbs及びcrsがこうむった遅延を補償するために遅延19によって遅延され輝度サンプルyとされる。輝度キューyがクロミナンスキューcb、crと同一のフォーマットを有するようにするためスケールで(in scales)換算され、もって輝度ゼロが算術的ゼロに対応するようにされ、クロミナンスサンプルのそれと同一のビットの数Nで符号化される。各画素の成分cb、cr、yはそこで、図2(b)で説明した如くの角度γの垂直回転によって成分(u、v、w)に変換される。
【0036】
垂直回転は水平回転に関して述べたものと同じ原理で実行される。第1の段階ではフィールドブランキングの間マイクロプロセッサがキューsin(γ)及びcos(γ)をロードし、乗算器はアクティブフィールドの間、積z×cos(γ)、z×sin(γ)、y×cos(γ)及びy×sin(γ)を計算する。キューz、yは13.5MHzの周波数で与えられる。キューcos(γ)、sin(γ)は27MHzの周波数で与えられる。その結果乗算器の出力では当然27MHzの周波数でこれらのキューがマルチプレックスされる。
【0037】
第2の段階では27MHzの周波数でマルチプレックスされたキューはデマルチプレックスされマトリックスされ、13.5MHzの周波数で信号w及びvが得られる。図2(b)を説明した際に既に述べた行列関係は次の通りに書かれ得る:
【0038】
【数8】
Figure 0003741803
【0039】
垂直回転演算12の間、信号wは、垂直回転の演算12に引き続く座標r、θを計算する演算に要される処理時間を補償するように遅延される。
画素に関連する座標r及びθは次の公式で与えられる:
【0040】
【数9】
Figure 0003741803
【0041】
楕円調整14を実行するために、座標r及びθはオペレータ13の出力から抽出される。
楕円調整14は調整計数Aを計算することによって実行されることが望ましい。この計数Aは図5を説明した際に述べたものの如くの二つの調節パラメータk及びRの使用によって、フィールドブランキングの間、各画素毎に計算される;その結果当然:
【0042】
【数10】
Figure 0003741803
【0043】
計数kはクロミナンス距離rの楕円歪みを可能にし、角度Rは錐の楕円断面の0からπまでの回転を可能とする。
楕円調整されたクロミナンス距離は
e =r(A)1/2
と書くことが出来る。
【0044】
Aの計算は、例えばこの目的のためにハードワイヤド(hard−wired)されたEPROMメモリを使用することによって実行される。rを(A)1/2 で乗ずることのダイナミックスはNビット、例えば16ビットで、輝度成分をサンプリングする周波数、即ち13.5MHzで実行される。
楕円調整14は錐をオープンすること及びパラメータα、CLIP、GAIN、wb及びwhの使用によってクリッピングボリュームを画成することを可能にする演算15によって引き継がれる。
【0045】
錐開口角α及びクロミナンス距離閾値CLIPが図6で前に述べた法則に従って各画素の値re 及びwに適用される、即ち:
e −αw=CLIP。
パラメータGAINは前記の如く有色背景とサブジェクトとの間の遷移領域の大きさを定めることを可能にする。
【0046】
同様にパラメータwb及びwh、低輝度閾値及び高輝度閾値は夫々軸Wに沿った有色背景のボリュームの境界決定を可能にする。
このように、本発明の効果的なところは有色背景を覚醒するボリュームの適応的性質である。
クリッピングボリュームを画成することは上記の如くのクロミナンスキーKC及び輝度キーKLの発生を可能にする。クリッピングボリュームを画成する演算15から得られたキーKC及びKLは、有色背景を画成するボリュームをクリッピングすることを可能にするキーKDを得るために、そこで組み合わせ演算16で組み合わされる。前記の如く、その結果、当然:
KD=MAX[KC,KL]。
【0047】
KD=1の画素はサブジェクトに属し、KD=0のものは有色背景に属する。遷移領域の画素に関してはKDは0と1との間にある。
本発明の望ましい実施例によれば、キーKC及びKLを組み合わせる演算16はそれ自体周知のキーKDをマスキング及びフィルタリングする演算17によって引き継がれる。事実サブジェクトが抽出された際、サブジェクトに属する詳細のいくつかが有色背景にリンクされていることがある。最も度々起こる例としては人の眼の測色(colorimetry)の欠如である。マスキング及びフィルタリング演算を導入することはクリッピングのレベルを局所的に取り消すことを可能にする。例として、マスクは矩形形状で調節可能な寸法のものとし得る。しかしながら形状発生器(shape generator)によって得られる異なる形状のマスクでも使用可能である。
【0048】
当業者にとって周知である如く、クリッピングキーのフィルタリングはサブジェクト映像の背景の色の残余を除去することを可能にする。
サブジェクトに対する最終的なクリッピングキーKDFはマスキング及びフィルタリング演算17から得られる。このキーKDFはそこで新たな背景に対して動くサブジェクトの画像を発生するために周知の方法で最終的な混合演算に加えられる。
【0049】
図8は図7で示されたアルゴリズムの拡張である。
この拡張はオペレータ19から出力される領域検出キューDZの発生に関する。
効果的なことに、この拡張はサブジェクトによって有色背景上へ影を投ずることの検出を可能にする。影と投ずることは、有色背景の平均輝度レベルより低く、有色背景のものと同じ色相を有する輝度キューによって特徴付けられる。
【0050】
本発明によれば、影と投ずることは、新たに受ける(new receiving)背景の輝度を減ずることによってブランクアウト(blank out)され或いは復元され得る。クリッピングを可能にするキューに関する限り、影は有色背景の一部ではない。しかしながらそれはサブジェクトとは区別されるべきである。この目的のために有色背景の色相の周囲に位置し、その輝度値はある閾値より低く、有色背景1とサブジェクト3との間に位置する遷移領域に属するいずれの画素をも影画素と見做す。
【0051】
効果的なことに、有色背景を画成するボリュームの適応及び錐形状はサブジェクトを有色背景から隔てる遷移領域へ影画素が入ることを可能とする。
図8には、図7で示されている如くに補間オペレータ10、水平回転オペレータ11、遅延オペレータ18及びマスキング及びフィルタリングオペレータ17が表されている。簡略化のためにオペレータ12、13、14、15及び16は共にグループとされ同じブロックB内にあるものとした。
【0052】
この本発明の拡張によれば領域検出オペレータ19はサブジェクトによる有色背景上へ影と投ずることの検出を可能にする。遅延オペレータ18によって出力される輝度成分yは輝度閾値yaと比較され、図7で説明したオペレータ13によって出力される角度座標θは二つの値θmin 及びθmax と比較され、それらの差θmax −θmin は、θに関連する画素の色相が有色背景の色相にリンクされるためにその中に角度θが有る必要がある角開口を画成する。そのθの値がθmin とθmax との間にあり、その輝度値yがyaより小さいいじれの画素も影画素と見做される。
【0053】
前述の如く、影画素は有色背景からサブジェクトを隔てている遷移領域2に位置している。このようにして、遷移領域2の画素の位置を見い出す(locate)ことを可能にするキューを供給するためにキーKDが領域検出オペレータ19に加えられる。領域検出オペレータ19から出力される信号DZは上述の工程によって影画素を検出するためにキューを供給することを可能とする。
【0054】
効果的なことに、図9から明らかなように、信号DZは影画素の位置を確認するためのキューのみではなく、色空間におけるそれらの位置によってサブジェクト映像を表す画素の位置を見い出すことを可能にする様々なキューをも供給し得る。
図9には、信号DZが色空間におけるそれらの位置によってサブジェクト映像を表す画素の位置を見い出すことを可能にする全てのキューを供給する場合の領域検出演算19の様々な段階がフローチャートの形式で表されている。しかしながら本発明は又DZがそれらのキューの全て又はそのいくつかを供給する場合にも関する。
【0055】
キーKDが値1を有する場合、キューDZはサブジェクトの検出を意味する値x1をとる。
キーKDが値0を有する場合、キューDZは背景の検出を意味する値x2をとる。
キーKDが0と1との間の値を有する場合、輝度値yが閾値yaと比較され:
− yがyaより小さくない場合、キューDZは背景とサブジェクトとの間の遷移領域の検出を意味する値x3をとる。
【0056】
− yがyaより小さく且つθがθmin とθmax との間にある場合、キューDZは影の検出を意味する値をとる。影画素が背景の画素と同様に処理されるようにこの値はx2と等しいことが望ましい。
− yがyaより小さく且つθが間隔θmin 、θmax 内に無い場合、キューDZは背景とサブジェクトとの間の遷移領域の検出を意味する値をとる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の有色背景のボリュームの例を示す図である。
【図2】(a)、(b)は本発明による有色背景のボリューム近似を可能にする色空間の新たな基準フレーム(U、V、W)を画成することを可能にする基準フレーム(CB、CR、Y)の幾何学的変換を表す図である。
【図3】新たな上記基準フレームにおける色空間の画素を表す図である。
【図4】本発明による有色背景のボリュームを表す図である。
【図5】新たな基準フレームの第1の軸に垂直な面による本発明の有色背景のボリュームの断面図である。
【図6】新たな基準フレームの第2の軸に垂直な面による本発明の有色背景のボリュームの断面図である。
【図7】本発明によるクリッピングキーの計算のアルゴリズムを表す図である。
【図8】図7に述べられたアルゴリズムの拡張を表す図である。
【図9】図8に述べられた拡張の記述を表す図である。
【符号の説明】
1 有色背景(第1の領域)
2 中間遷移領域(第3の領域)
3 サブジェクト(第2の領域)
10 補間演算(オペレータ)
11 水平回転演算(オペレータ)
12 垂直回転演算(オペレータ)
13 極座標計算(オペレータ)
14 楕円調整(オペレータ)
15 錐をオープンしてクリッピングボリュームを画成する演算
16 キー組み合わせ演算(オペレータ)
17 マスキング及びフィルタリング(オペレータ)
18 遅延オペレータ
19 領域検出オペレータ

Claims (25)

  1. 有色背景に対して動くサブジェクトをクリッピングするキーKDを決定する方法であって、上記キーは色空間を3個の領域、有色背景を表すボリュームを画成する第1の領域、サブジェクトを表すボリュームを画成する第2の領域及び有色背景とサブジェクトとの間の遷移領域を画成する第3の領域に分割することを可能にするものであって、有色背景を表すボリュームをその対称の軸Wが色空間のアクロミック及びゼロ輝度点並びに有色背景の色を表す点を通過する開口角αの錐の形状で画成することを可能にする様々な計算段階よりなることを特徴とする方法。
  2. 錐の三面体(Uo、Vo、W)が右手三面体であるような平面(Uo、Vo)における断面を画成する様々な画素(Mi)の極座標r(i)及びθ(i)が等式
    2 r(i)2 cos2 (θ(i) +R)+r(i)2 sin2(θ(i) +R)=定数、
    に従うことを特徴とし、尚ここでθ(i)は平面(Uo、Vo)における点M(i)を定める極角であり、k及びRは夫々座標r(i)に対する楕円調整計数及び錐の断面の回転の角度である請求項1に記載の方法。
  3. 錐の開口αは
    e (i) −αw(i) =CLIP
    尚ここで
    e (i) =r(i) (A)1/2 であり
    Figure 0003741803
    のように調節パラメータCLIPとリンクされていることを特徴とし、尚ここでw(i)は平面(Uo、Vo)の錐の対称の軸W上の座標であり、錐の頂点と反対側の面は錐の対称の軸W上の座標whによって画成される請求項2に記載の方法。
  4. 楕円調整計数kは1≦k≦2であり、角度Rは0からπまで変化し得ることを特徴とする請求項2又は3に記載の方法。
  5. 有色背景とサブジェクトとの間の遷移領域は有色背景を画成する開口αの錐の表面と、有色背景を画成する錐と同じ対称の軸及び同じ頂点を有しその頂点と反対側の面が有色背景を画成する錐の頂点と反対側の面と同一平面にあるαより大きい開口α1の錐との間に含まれる空間の領域によって画成されることを特徴とする請求項1乃至4のうちにいずれか一項に記載の方法。
  6. 遷移領域の大きさは調節パラメータによって変更され得ることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 有色背景を画成する錐は、対称の軸W上に錐の頂点の位置を与える座標wsを上記対称の軸上にwsとwhとの間に有る値を有する低輝度閾値wbを定める座標wbから隔てる距離dで切頭され得ることを特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載の方法。
  8. クリッピングキーKDは
    KD=MAX[KC、KL]
    のようにクロミナンスキーKCと輝度キーKLとを組み合わせる演算から得られ、輝度キーKLは、その開口αの錐の対称の軸上の座標w(i)がwbより小さいいずれの画素についても値1を有し、その開口αの錐の対称の軸上の座標w(i)がwhより大きいいずれの画素についても値0を有し、クロミナンスキーKCは開口αの錐に属するいずれの画素のついても値0を有し開口α1の錐を越えて位置するいずれの画素についても値1を有することを特徴とする請求項2乃至6のうちのいずれか一項に記載の方法。
  9. 様々なクロミナンス成分のアクロミックレベル及び色空間の基準のフレームの原点(origin)を構成する輝度成分のゼロレベルは算術的ゼロに変換され得ることを特徴とする請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載の方法。
  10. 有色背景に対して動くサブジェクトよりなる画像の画素の赤色差クロミナンス成分及び青色差クロミナンス成分が上記画素の輝度成分として同じ映像フォーマットにトランスポーズ(transpose)されるというような補間の段階よりなることを特徴とする請求項1乃至9のうちのいずれか一項に記載の方法。
  11. 各画素の赤色差クロミナンス成分、青色差クロミナンス成分及び輝度成分を上記成分の映像ビットの数より大きいビットの数Nで符号化することを可能にする段階よりなることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 赤及び青色差クロミナンス成分の並びに輝度成分の映像ビットの数は10に等しく、上記クロミナンス及び輝度成分が符号化されるビット数Nは16に等しく、その中には映像の10ビット、映像の精度を定めることを意図した4分割ビット、1符号ビット及び1オーバフロービットがあることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 有色背景に対して動くサブジェクトよりなる画像の様々な画素の位置を与えるキューDZを与えることを可能にする領域検出段階よりなることを特徴とする請求項1乃至12のうちのいずれか一項に記載の方法。
  14. 領域検出段階はサブジェクトによって有色背景上に影が投じられることを表す画素の位置を与えるキューDZを与えることを可能にする段階よりなることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. − クリッピングキーKDが0と1との間にある場合、各画素M(i)の輝度値yが閾値yaと比較され:
    − yがyaより大きい場合、キューDZは背景とサブジェクトとの間の遷移領域の検出を意味する値をとり;
    − yがyaより小さく且つ角度θ(i)が、その差θmax −θmin がθ(i)に関連する画素の色相を有色背景の色相にリンクさせるために角度θ(i)がその中に有る必要がある角開口を画成する二つの値θmin 及びθmax の間にある場合、キューDZは影の検出を意味する値をとり、
    − yがyaより小さく且つ角度θ(i)が上記値θmin 及びθmax の間に無い場合、キューDZは背景とサブジェクトとの間の遷移領域の検出を意味する値をとるというシーケンスよりなり、サブジェクトが有色背景上に影を投じること(shadow cast)を表す画素の位置を与えるキューDZを与えることを可能にする段階よりなることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. クリッピングキーKDから最終的なクリッピングキーKDFを計算することを可能にするマスキング及びフィルタリング演算よりなることを特徴とする請求項1乃至15の内のいずれか一項に記載の方法。
  17. 有色背景に対して動くサブジェクトをクリッピングするキーKDを計算する手段よりなり、上記キーKDは色空間を3個の領域、有色背景を表すボリュームを画成する第1の領域、サブジェクトを表すボリュームを画成する第2の領域及び有色背景とサブジェクトとの間の遷移領域を画成する第3の領域に分割することを可能にし、クリッピングキーKDを計算する手段は基準のフレーム(U,V,W)における色空間の角画素の座標を計算する手段よりなり、基準のフレーム(U,V,W)は右手三面体でありその中心はゼロ輝度のアクロミック点でありその軸Wは有色背景の色の点の方に向けられており、クリッピングキーKDを計算する手段は更に対称の軸として軸Wを有する開口角αの錐の形状で有色背景を表すボリュームを画成する手段よりなることを特徴とする電子装置。
  18. 開口角αの錐の断面を楕円調整する手段よりなる請求項17に記載の装置。
  19. 有色背景とサブジェクトとの間の遷移領域が有色背景を画成する開口αの錐の表面と、有色背景を画成する錐と同じ対称の軸及び同じ頂点を有し、その頂点の反対側の面が有色背景を画成する錐の頂点の反対側の面と同じ平面にある、αより大きい開口α1の錐との間に含まれる空間の領域によって画成されるというような手段よりなることを特徴とする請求項17及び18のいずれか一項に記載の装置。
  20. 有色背景を画成する錐を距離dで切頭するする手段よりなり、上記距離dは対称の軸W上の錐の頂点の位置を与える座標wsを上記対称の軸上でwsとwhとの間に有る値を有する低輝度閾値wbを画成する座標wbから隔てるものであり、whは錐の頂点の反対側の面を画成する平面の横座標であることを特徴とする請求項17乃至19のうちのいずれか一項に記載の装置。
  21. 有色背景に対して動くサブジェクトよりなる画像の様々な画素の位置を与えるキューを与えるために上記領域を検出することを可能にする手段よりなることを特徴とする請求項17乃至20のうちのいずれか一項に記載の装置。
  22. 上記領域を検出することを可能にする手段はサブジェクトが有色背景上に影を投じることを表す画素の位置を与えるキューを与える手段よりなることを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. クリッピングされたサブジェクトを新たに受ける背景上に重ねる手段よりなることを特徴とする請求項17乃至22のうちのいずれか一項に記載の装置。
  24. 請求項17乃至23のうちのいずれか一項による装置よりなることを特徴とするビデオミキサ。
  25. 請求項17乃至23のうちのいずれか一項による装置よりなることを特徴とする自律映像画像クリッピング及びオーバレイイング装置。
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