JP3741759B2 - ケーブル用クロージャ - Google Patents

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直樹 萩野
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メッセンジャワイヤに架設されたケーブルの接続部に設置されるケーブル用クロージャに係り、特にメッセンジャワイヤとクロージャとを連結する吊り下げ具を有するケーブル用クロージャに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メッセンジャワイヤに架設されたケーブルの接続部に設置されるケーブル用クロージャは、図4に示すように、吊り下げ具1によってメッセンジャワイヤ2から吊り下げるようになっている。
ところで、メッセンジャワイヤ2とメッセンジャワイヤ2から吊り下げられたクロージャ本体3との間に他のケーブル4が存在する場合には、図5に示すような吊り下げ具5を使用して、ケーブル4との干渉を回避することが一般的である。吊り下げ具5は枠状であって、一端がクロージャ本体3の上部に固定され、他端がメッセンジャワイヤ2から吊り下げられるようになっている。メッセンジャワイヤ2とクロージャ本体3との間に存在するケーブル4は、吊り下げ具5の内側に挿通するようになっている。これらケーブル4は、仮架設の完了後に吊り下げ具5を組み立てるか、設置の完了した吊り下げ具5の内側に挿通しつつ架設されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記のようなケーブル用クロージャの場合、吊り下げ具5が枠状になっているので、組立後に他のケーブル4を内装架設する場合や、逆に内装したケーブル4を吊り下げ具5の外側に取り出すためには、吊り下げ具5に対してケーブル4の端末を通過させるか吊り下げ具5を分解する必要が生じるため、作業性が悪くなるといった問題が生じていた。
また、吊り下げ具5とクロージャ本体3との連結部が複数あるいは大型になるので、クロージャ本体3の分割位置6等の設計に影響を与えたり、クロージャ本体3の形状やサイズによっては、安定に吊り下げることができない場合が生じていた。特に、クロージャ本体3のサイズが小さく、クロージャ本体3とメッセンジャワイヤ2との間に太径のケーブル4が架設されている場合には、形状を変更した吊り下げ具5を使用する必要が生じて、コストが割高になってしまう上、内装すべきケーブル4の位置によっては、吊り下げ具5を不安定な姿勢で取り付けざるを得ないケースが生じるという問題が生じていた。
【0004】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、取り付け後にも、他のケーブルの架設や撤去を自由に行うことができるケーブル用クロージャを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、メッセンジャワイヤに架設されたケーブルの接続部に設置されるケーブル用クロージャにおいて、接続部を内装するクロージャ本体と、該クロージャ本体をメッセンジャワイヤから吊り下げるための吊り下げ具とを具備し、吊り下げ具は、クロージャ本体の上側の外面に固定された固定金具と、該固定金具に一端部が固定された概略コ字状の吊り下げ具本体と、該吊り下げ具本体の他端部との間にメッセンジャワイヤをクランプするクランプ板とを備え、吊り下げ具本体の中央部は、メッセンジャワイヤとクロージャ本体の配置平面からケーブルを迂回するように側方に突出する形状に屈曲され、ケーブルを内装しかつケーブルを出し入れ自在な開口部を側部に有する内装空間を形成する形状としたことを前記課題の解決手段とした。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のケーブル用クロージャにおいて、前記クランプ板は、メッセンジャワイヤの両側においてナットと螺着されるネジによって吊り下げ具本体の他端部と連結されるようになっており、クランプ板の一方のネジ穴は、クランプ板の側部に開口する長穴であって、クランプ板は、他方のネジ穴に挿通したネジを中心として回転することにより、前記一方のネジ穴に挿通したネジと係脱するようになっていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のケーブル用クロージャにおいて、前記吊り下げ具本体の他端部は、メッセンジャワイヤの上側に係合しており、前記クランプ板は、吊り下げ具本体の他端部に配置されて、吊り下げ具本体の他端部との間にメッセンジャワイヤをクランプするようになっていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のケーブル用クロージャは、前記ケーブルが光ファイバケーブルであることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下本発明のケーブル用クロージャの実施の形態を、図1から図3を参照して説明する。
なお、図中、図4および図5と同一の構成部分には同一の符号を付し、その説明を簡略化する。
図中符号10は、本実施の形態のケーブル用クロージャである。ケーブル用クロージャ10は、図1および図2に示すように、ケーブル4の接続部11を内装する二つ割り体よりなるクロージャ本体12と、該クロージャ本体12をメッセンジャワイヤ2から吊り下げるための吊り下げ具13とを具備している。
【0007】
ケーブル4としては、例えば光ファイバケーブルが適用される。クロージャ本体12は、樹脂等で形成された円筒体であって、接続部11として、ケーブル4から導出した光ファイバ同士を接続する光コネクタ14等の光部品や融着接続部およびこれらの接続余長等を収納するようになっている。クロージャ本体12の一側部には、クロージャ本体12の周方向に開閉自在に係止するバックル状の係止金具15が取り付けられている。
【0008】
吊り下げ具13は、クロージャ本体12の係止金具15と直径方向に概略対向する位置に取り付けられている。
吊り下げ具13は、クロージャ本体12の上側の外面に固定された固定金具16と、該固定金具16に一端部17がネジ18aを介して固定された概略コ字状の吊り下げ具本体18と、該吊り下げ具本体18の他端部19の下側に配置されて他端部19との間にメッセンジャワイヤ2をクランプして吊り下げ具本体18をメッセンジャワイヤ2から安定に吊り下げるクランプ板20とを備えている。吊り下げ具本体18は、長板を加工して形成されている。吊り下げ具本体18の中央部21は、メッセンジャワイヤ2とクロージャ本体12の配置平面からケーブル4を迂回するように側方に突出する形状に屈曲され、ケーブル4を内装しかつケーブル4を出し入れ自在な開口部22を側部に有する内装空間23を形成している。吊り下げ具13は、全体としても概略コ字状になっている。
【0009】
クランプ板20は、メッセンジャワイヤ2の両側においてナット24と螺着されるネジ25によって吊り下げ具本体18の他端部19と連結されるようになっている。クランプ板20の一方のネジ穴26は、図に示すように、クランプ板20の側部に開口する長穴であって、他方のネジ穴27に挿通したネジ25を中心としてクランプ板20を回転することにより、挿通したネジ25と係脱するようになっている。他方のネジ穴27は、クランプ板20の回転を容易にする長穴に形成されている。
【0010】
以下、本実施の形態の作用および効果を説明する。
前記ケーブル用クロージャ10によれば、吊り下げ具本体18が形成する内装空間23に、クロージャ本体12とメッセンジャワイヤ2との間に架設されているケーブル4が出し入れ自在に内装されるので、組立完了後においても他のケーブル4の新規架設や撤去を容易に行うことができる。この結果、ケーブル4の新規架設や撤去時に、吊り下げ具13を分解する必要が無くなるので、これら作業をクロージャ本体12内に収納した光部品等に影響を与えることなく実施することができる。また、吊り下げ具本体18の他端部19がメッセンジャワイヤ2の上側に係合しているので、万一、クランプ板20が脱落した場合でも、容易には落下しないようになっている。
【0011】
また、クランプ板20が、他方のネジ穴27に挿通したネジ25を中心として回転することにより一方のネジ穴26に挿通したネジ25と係脱自在になっているので、吊り下げ具13のメッセンジャワイヤ2への係脱作業が容易になる。
さらに、吊り下げ具13とクロージャ本体12との取り付け箇所を一カ所にしかも縮小して形成することができるので、クロージャ本体12の形状や係止金具15の設置位置に関係なく適用することが可能となって汎用性が向上する。また、開口部22を有する内装空間23にケーブル4を内装する構造なので、ケーブル4を回避して吊り下げ具13を設置することが容易になり、回避すべきケーブル4径が大きい場合であってもクロージャ本体12を安定して吊り下げることが可能となり、回避すべきケーブル4の径に対する汎用性が向上する。
【0012】
なお、本発明のケーブル用クロージャは、光ファイバケーブル以外の各種メタルケーブルにも適用することができる。
また、ケーブル用クロージャの形状は、側部に開口部を有する内装空間を形成する概略コ字状であれば、図示した形状に限らない。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のケーブル用クロージャによれば、メッセンジャワイヤに架設されたケーブルの接続部に設置されるケーブル用クロージャにおいて、接続部を内装するクロージャ本体と、該クロージャ本体をメッセンジャワイヤから吊り下げるための吊り下げ具とを具備し、該吊り下げ具を、ケーブルを内装しかつケーブルを出し入れ自在な開口部を側部に有する内装空間を形成する形状としたことにより、
(1)クロージャが接続された以外のケーブルが内装空間に出し入れ自在に内装されるので、組立完了後においても他のケーブルの新規架設や撤去を容易に行うことができる、
(2)吊り下げ具とクロージャ本体との取り付け箇所を一カ所にすることができるので、クロージャ本体の形状に関係なく適用することが可能となって汎用性が向上する、
(3)開口部を有する内装空間にケーブルを内装する構造なので、ケーブルを回避して吊り下げ具を設置することが容易になって、回避すべきケーブルの径に対する汎用性が向上する、
といった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のケーブル用クロージャの実施の形態を示す正断面図である。
【図2】 本発明のケーブル用クロージャの実施の形態を示す側面図である。
【図3】 本発明のケーブル用クロージャの実施の形態を示す図であって、吊り下げ具を示す平面図である。
【図4】 従来のケーブル用クロージャを示す側面図である。
【図5】 従来のケーブル用クロージャを示す正断面図である。
【符号の説明】
2…メッセンジャワイヤ、4…ケーブル、10…ケーブル用クロージャ、11…接続部、12…クロージャ本体、13…吊り下げ具、22…開口部、23…内装空間。

Claims (4)

  1. メッセンジャワイヤ(2)に架設されたケーブル(4)の接続部(11)に設置されるケーブル用クロージャ(10)において、接続部を内装するクロージャ本体(12)と、該クロージャ本体をメッセンジャワイヤから吊り下げるための吊り下げ具(13)とを具備し、
    吊り下げ具は、クロージャ本体の上側の外面に固定された固定金具(16)と、該固定金具に一端部(17)が固定された概略コ字状の吊り下げ具本体(18)と、該吊り下げ具本体の他端部(19)との間にメッセンジャワイヤをクランプするクランプ板(20)とを備え、
    吊り下げ具本体の中央部(21)は、メッセンジャワイヤとクロージャ本体の配置平面からケーブルを迂回するように側方に突出する形状に屈曲され、ケーブルを内装しかつケーブルを出し入れ自在な開口部(22)を側部に有する内装空間(23)を形成していることを特徴とするケーブル用クロージャ。
  2. 前記クランプ板は、メッセンジャワイヤの両側においてナット(24)と螺着されるネジ(25)によって吊り下げ具本体の他端部と連結されるようになっており、クランプ板の一方のネジ穴(26)は、クランプ板の側部に開口する長穴であって、クランプ板は、他方のネジ穴(27)に挿通したネジを中心として回転することにより、前記一方のネジ穴に挿通したネジと係脱するようになっていることを特徴とする請求項1記載のケーブル用クロージャ。
  3. 前記吊り下げ具本体の他端部は、メッセンジャワイヤの上側に係合しており、前記クランプ板は、吊り下げ具本体の他端部に配置されて、吊り下げ具本体の他端部との間にメッセンジャワイヤをクランプするようになっていることを特徴とする請求項1又は2記載のケーブル用クロージャ。
  4. 前記ケーブルが光ファイバケーブルであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のケーブル用クロージャ。
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