JP3740437B2 - 花粉の付着防止機能を有する繊維加工剤、加工方法及び繊維構造物 - Google Patents

花粉の付着防止機能を有する繊維加工剤、加工方法及び繊維構造物 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、花粉の付着防止機能を有する繊維加工剤、加工方法及び繊維構造物に関し、更に詳しくは、花粉等の塵埃が付着しにくく、又たとえ花粉等が付着した場合でも、軽く叩くことにより落ち易く、汚れ放散性(以下、単にSR性と略称することもある。)が良好であり、また縫目滑脱性が良好である繊維加工剤、加工方法及び繊維構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】
春先のスギやヒノキ花粉、5月のカモガヤなどイネ科植物の花粉、8月末からのブタクサ花粉、9月のヨモギ及びイネの花粉、秋のキク科植物の花粉等と、種々の花粉が春から秋まで空中を浮遊し、花粉が体内に入ると、花粉症となり、クシャミ、鼻水、頭痛、流涙、目のかすみ、全身倦怠感等様々な症状が現われる。
日本には、スギだけでも約450万ヘクタール植林され、ヒノキは約240万ヘクタール植林されており、両方をあわせると日本の全人口林の約70%にもなっており、これらから毎年膨大な量(推定:約100万トン)の花粉が生産され、約1300万人が花粉症で苦しんでいると推定されている。
【0003】
スギ花粉は、長径が約30μで、中央部が凹んだ楕円半球の形状をしており、表面には長径が約1μの顆粒状物質があり、屋外で衣服に付着し易く、屋内まで持ちこまれ、屋内で拡散し、更に花粉症の症状をひどくする。
花粉症の対策としては、花粉を通過させないマスクやメガネを使用したり、つばの広い帽子をかぶればよいが、これらの着用はわずらわしく、衣服に付着する花粉量を減少させ、室内で放散させないことが、花粉症対策として重要である。
しかしながら、花粉を衣服に付着させないようにする加工方法に関しては、文献等は見当たらない。そこで花粉ではないが、チリ、ホコリ等の塵埃を生地上に付着させない従来技術を以下に示す。
【0004】
チリ、ホコリ等の塵埃を生地に付着させない技術として、防汚加工(撥水、撥油及び帯電防止加工)がある。しかし、撥水・撥油加工では水系の汚れに対して効果は見られるものの、乾燥の汚れは逆に塵埃を吸着する傾向が見られる。
帯電防止加工は合繊には、塵埃の吸着を防止する効果は見られるものの、天然繊維にはあまり効果がなく、又洗濯耐久性も不十分である。
また、生地表面に物理的な力を加えて表面を平滑にし塵埃を防ぐ方法があるが、この方法では洗濯により平滑感は失われ耐久性が得られない。
さらに、別法として、生地密度を高める方法があるが、この方法では、衣服内部に花粉を通さない効果は見られるものの、花粉を生地に付着させない効果はない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の従来技術の問題点に鑑み、花粉等の塵埃が付着し難く、又たとえ花粉等が付着した場合でも、軽く叩くことにより落ち易く、SR性が良好であり、また縫目滑脱性が良好である繊維加工剤、加工方法及び繊維構造物を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、上記課題に鑑み、繊維構造物生地に、各種の繊維加工剤やこれまで繊維加工剤として使用されたことがない化合物を付与し数多くの実験を行ったところ、コロイダルシリカ類の微粒子を含有する加工剤で繊維構造物生地を処理すると、優れた花粉付着防止機能を有する繊維構造物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、本発明の第1の発明によれば、繊維構造物に花粉付着防止機能を賦与するために、繊維構造物生地をコロイダルシリカ類の微粒子を含有すると共に、グリオキザール系樹脂及び/又はシランカップリング剤を含有する繊維加工剤で処理し、該生地の表面にコロイダルシリカ類の微粒子を均一に付着させることを特徴とする繊維構造物の加工方法が提供される。
【0009】
また、本発明の第の発明によれば、第の発明において、テンターを用いたパッド/ドライ法、又は液流染色機若しくはドラム染色機を用いた浸漬法のいずれかで処理することを特徴とする繊維構造物の加工方法が提供される。
【0010】
さらに、本発明の第の発明によれば、第1又は2の発明の加工方法で処理された花粉付着防止機能を有する繊維構造物が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の花粉の付着防止機能を有する繊維加工剤、加工方法及び繊維構造物について、各項目毎に詳細に説明する。
【0012】
1.繊維構造物
本発明において、繊維構造体とは、1種類の繊維単独またはその繊維と他の繊維とを混合して作った構造体であり、例えば、織物、編物又は不織布等であり、更に具体例としては、シャツ生地、スカート生地、洋服生地等である。
【0013】
本発明において、繊維としては、木綿、カポック等の種子毛繊維、亜麻、大麻、黄麻、苧麻、ケナフ、芭蕉布等の靱皮繊維、アバカ、サザイル、ヘニケン等の葉脈繊維、椰子などの果実繊維、パルプ等の天然セルロース繊維、ビスコースレーヨン、銅アンモニア法レーヨン、ポリノジック等の再生セルロース繊維、テンセル等の精製セルロース等のセルロース系繊維、羊毛、シルク等の動物性繊維、ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリル等の合成繊維、ガラス、炭素、アルミナ等無機繊維、銅、アルミニウム、金等の金属繊維等が挙げられる。
【0014】
2.コロイダルシリカ類の微粒子を含有する加工剤
本発明においてコロイダルシリカ類の微粒子を含有する加工剤とは、二酸化ケイ素またはアルミナ、或はそれらの水和物のコロイド溶液であり、通常、水、メチルアルコール、エチルアルコール等を分散媒としている。
コロイダルシリカ溶液は、四塩化ケイ素を水に添加するか、ケイ酸塩溶液を中和することによって得られ、四塩化ケイ素は、水中で加水分解し、まずモノケイ酸(Si(OH))となり、モノケイ酸の水酸基同士が脱水反応を起こし、ジケイ酸、トリケイ酸と順次反応して、ポリシリケートとなる。
【0015】
ポリシリケートの分子構造は、SiO結合が、4価のSiを中心として3次元的に成長していくので球状シリカになり、表面は多数の水酸基で覆われており、水系媒体に非常によく溶解する。
また、原料の四塩化ケイ素の一部を、モノアルコキシシラン、ジアルコキシシラン又はトリアルコキシシラン等と置換しておくと、楕円状、平面状、鎖状、梯子状、繊維状又は網状、或は球状とこれらの形状がミックスされた形状のコロイダルシリカが得られ、本発明において有効に使用できる。
【0016】
コロイダルアルミナ溶液は、(1)塩基性アルミニウム塩に酸やアルカリを反応させることにより、或は酸性アルミニウム塩にアルカリを反応させることにより得られるアルミナゲルを、酸で解膠することにより、(2)アルミン酸塩の水溶液に炭酸ガスを吹き込むことによりアルミナ水和物のスラリーを生成させ、次いでこのスラリーに無機の強酸を反応させることにより、(3)アルミン酸塩の水溶液と酸性のアルミニウム塩水溶液とを、9〜10のpHで中和反応させることによりアルミナゲルを生成させ、次いでこのゲルを一価の無機酸或は有機酸で解膠することにより、(4)希薄な塩酸、酢酸などの水溶液と金属アルミニウム粉末とを加熱下反応させることにより、(5)アルミナゲルの水性スラリーに、0.5〜2.4の酸根/Alモル比率の酸を加えて水熱処理することにより、(6)塩酸等の水溶液と金属アルミニウムとを反応させてコロイダルアルミナを生成させる際に、微量の硫酸イオンを共存させること等の方法により製造される。
【0017】
コロイダルシリカ類の直径は、数nmから数100nmの範囲の微粒子であり、形状は、球状、鎖状、楕円状、平面状、鎖状、梯子状、繊維状又は網状、或はこれらの形状がミックスされた形状であり、分散媒中に約5〜50wt.%、好ましくは20〜40wt.%を含有させたコロイドゾルとなっている。
市販されているコロイダルシリカ溶液としては、日産化学工業(株)のスノーテックスC(登録商標、無水珪酸含有量20〜21wt%、水素イオン濃度8.5〜9.0、粒子径10〜20nm)、スノーテックスMA−ST−M(登録商標、無水珪酸含有量40〜41wt%、粒子径20〜30nm)、日華化学製のプライムトーンFF−1(登録商標、無水珪酸含有量20〜21wt%、水素イオン濃度6.0、粒子径20〜30nm)、共栄社化学製のCLA−530(登録商標、無水珪酸含有量20〜21wt%、水素イオン濃度3〜4、粒子径1〜10nm)、及びコルコート(株)のHAS−10(無水珪酸含有量9〜11wt%、アルキルシリケートゾル)、エチルシリケート40(無水珪酸含有量40〜41wt%、アルキルシリケートゾル)等があり、好適に使用できる。
【0018】
3.コロイダルシリカ類を付与する加工方法。
本発明において、本発明の繊維加工剤に関する使用形態には特別の制約がないが、コロイダルシリカ類を繊維へ付与させる方法として、テンターを用いたパッド/ドライ法、液流染色機、ドラム染色機を用いた浸漬法が考えられ、コストの面でパッド/ドライ法が好ましい。
【0019】
パッド/ドライ法とは、コロイダルシリカ溶液を繊維構造体生地に均一に付着させて絞り(この操作をパッドする又はパッディングと呼ぶ)、次いで乾燥(この操作をドライする又はドライニングと呼ぶ)してコロイダルシリカを繊維構造体生地に固着させる方法である。
パッドの条件としては、30〜50℃の温度が繊維構造体生地へのコロイダルシリカの付着・浸透を促進するので好ましい。
ドライの条件としては、80〜130℃の温度が繊維構造体生地へのコロイダルシリカの固定を促進するので好ましい。
【0020】
液流染色機を用いた浸漬法とは、繊維構造体生地をジェット液流によって移送管内を処理液(コロイダルシリカ溶液)とともに高速で移動し、染色槽に入り、該染色槽は流入してくる繊維構造体生地を規則正しく配列移動させ、駆動リールで引き上げて再びジェット液流によって移送管内を高速移動させ、すなわち、移送管と染色槽を繰返し循環させることによりコロイダルシリカを繊維構造体生地に固着させる方法である。
なお、テンターとは、染色仕上工程で布の幅を一定にするため、織物の両耳をピン又はクリップで挟み、布を蒸気中に走行させる機械であり幅出機とも言われる。テンターを使用することにより、繊維構造物にコロイダルシリカを均一に付与することができる。
【0021】
4.グリオキザール系樹脂
本発明においてグリオキザール系樹脂は、繊維構造体生地に付与し繊維構造体の耐久性を向上させる。
グリオキザール系樹脂としては、1,3−ジメチルグリオキザール尿素系樹脂、ジメチロールジヒドロキシエチレン尿素系樹脂、ジメチロールジヒドロキシプロピレン尿素系樹脂等が挙げられる。これらの樹脂の官能基は、他の官能基で置換されていてもよい。
これらの樹脂としては、市販のものを使用することができる。
たとえば、住友ケムテックス(株)のスミテックス(登録商標)レジン、NS−16、NS−19、Z−5等や、大日本インキ工業(株)のベッカミン(登録商標)LF−E等が挙げられる。
【0022】
5.シリコーン系化合物
本発明において、シリコーン系化合物は繊維構造体生地に付与し繊維構造体の耐久性を向上させる。
シリコーン系化合物としては、シランカップリング剤が挙げられる。
【0023】
シランカップリング剤としては、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリス(2−メトキシエトキシ)シラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−2(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−2(アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−フェニル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルトリメトキシシラン等が例示される。
【0024】
6.その他の配合剤
本発明において、生地を加工するとき、柔軟剤、帯電防止剤、溶剤、撥水剤、撥油剤、その他の繊維処理剤、抗菌剤、消泡剤、触媒等を必要に応じて本発明の繊維加工剤に配合してもよい。
【0025】
柔軟剤としては、アルコール系柔軟剤、油脂系柔軟剤、エチレングリコール系柔軟剤、界面活性剤系柔軟剤、ポリエチレンワックス系柔軟剤、シリコーン系柔軟剤を用いることができる。ポリエチレンワックス系柔軟剤、としては、ポリエチレンエマルジョンが例示できる。又、シリコーン系柔軟剤としては、シリコーンエマルジョンが例示できる。シリコーンエマルジョンは、各種ポリシロキサンを乳化剤を使用して、水及び/又は溶剤中で乳化した繊維加工剤である。原料となる各種シリコーンとしては、ジメチルポリシロキサン、ジメチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジエンポリシロキサン、有機変性(グリシジル変性、カルボキシ変性、ヒドロキシ変性、アルコキシ変性、アミノ変性、フェニル変性、ポリエーテル変性)ポリシロキサンが挙げられる。例えば、一方社製のシリコーラン(登録商標) S810が挙げられる。
【0026】
また、帯電防止剤としては、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレングリコールフェニルエーテル、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、オクタノイル−N−メチルグルカミド、オクタデシルアミン酸、等が挙げられる。
撥水剤、撥油剤としては、ジメチルシリコーンオイル、フェニルメチルシリコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイル、フロロシリコーンオイル、パーフルオロアクリレート系ポリマー、パーフルオロスルホンアミドアクリレート系ポリマー、パーフルオロアルキルポリエーテル、低分子量パーフルオロアルキルウレタン系オリゴマー等が挙げられる。
【0027】
上記の溶剤としては、繊維加工剤に必要に応じて配合し、繊維加工剤の粘度や濃度を低下させ、生地への塗布性を良くしたり、生地への濡れ性、浸透性を良くするものが好ましい。
また、臭いや毒性がすくなく、蒸発速度が速く、生地を傷めなく、かつ低コストであるものが望ましい。
かかる溶媒としては、水、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール、イソプロピルエーテル、エーテル、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラン等が挙げられ、それらの1種又は2種以上から選択して用いる。
【0028】
また、その他の繊維処理剤としては、エチレングリコールジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、グリセロールジグリシジルエーテル、グリセロールトリグリシジルエーテル、ソルビトールテトラグリシジルエーテル等のポリグリシドキシ化合物、メチルコハク酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,2,3−プロパントリカルボン酸、テレフタル酸、トリメリット酸、1,1−シクロプロパンジカルボン酸等のポリカルボン酸化合物、ジメチロール尿素、ジメチロールプロピレン尿素、ジメチロールブチレン尿素、テトラメチロールアセチレンジ尿素、テトラメチロールエチレンビストリアゾン、ジメチロールトリアゾン、トリメチロールプロパン、トリメチロールメラミン、ジメチロールメチルカーバメイト、ジメチロールエチルカーバメイト等のポリメチロール化合物等が挙げられる。
これら配合剤は、目的に応じて好適に使用する事が可能であるが、それぞれ単体では花粉をより付着させる傾向にあるため、本発明による花粉の付着防止効果を効果的に得るには使用濃度を抑えた方がよい。
【0029】
また、グリオキザール系樹脂やシリコーン系加工剤の架橋(硬化)触媒を、樹脂加工剤と生地繊維の反応活性を高め樹脂加工を迅速に行なう為に使用することが好ましい。
かかる触媒としては、通常繊維加工に用いられる触媒であれば特に制限されず、例えば、ホウ弗化アンモニウム,ホウ弗化亜塩等のホウ弗化化合物、塩化マグネシウム,硫酸マグネシウム等の中性金属塩触媒、燐酸、塩酸、ホウ酸等の無機酸などが挙げられる。
これら触媒には、必要に応じて、助触媒としてクエン酸、酒石酸、リンゴ酸、マレイン酸等の有機酸などを併用することも出来る。
【0030】
【実施例】
以下、花粉の付着防止機能を有する繊維構造物及びその加工方法についての具体的な実施例を説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
【0031】
実施例1(参考例)
綿100%40番平織物(経糸密度131本/インチ、緯糸密度71本/インチ)を常法で漂白し、−34℃で10秒間液体アンモニア含浸処理し、その後液体アンモニアを過熱蒸発除去した。その後下記の方法で試験を行い、花粉の付着状況を評価した。尚、洗濯はJIS L 217 103法後、吊干し乾燥を行った。
【0032】
工程及び加工条件:パッド→ドライ(120℃×60秒)
処方:プライムトーン*(登録商標) FF−1(日華化学製)30g/L
コロイダルシリカ
シリコーラン*(登録商標) S810(一方社製) 10g/L
ポリシロキサンエマルジョン
ファインテックス*(登録商標) PE−140(大日本インキ製)
10g/L
ポリエチレンエマルジョン
【0033】
実施例2(参考例)
処方でプライムトーン*(登録商標) FF−1をスノーテックス*(登録商標) C(日産化学製)30g/Lに変更した以外は、実施例1と同様に処理した。
コロイダルシリカ
コロイダルシリカ
【0034】
実施例3(参考例)
処方でプライムトーン*(登録商標) FF−1を CLA*(登録商標)−530(共栄社製)30g/Lに変更した以外は、実施例1と同様に処理した。
コロイダルシリカ
コロイダルシリカ
【0035】
実施例4(参考例)
処方でプライムトーン*(登録商標) FF−1をアルミナゾル−200(日産化学製、固形分10〜11%、ウィスカー状平均粒子10nm×10nm)30g/Lに変更した以外は、実施例1と同様に処理した。
コロイダルシリカ
【0036】
実施例5(参考例)
処方でプライムトーン*(登録商標) FF−1をHAS−10(コルコート(株)製、無水珪酸含有量9〜11wt%、アルキルシリケートゾル)30g/Lに変更した以外は、実施例1と同様に処理した。
コロイダルシリカ
【0037】
実施例6
処方でシランカップリング剤KBM−403(信越化学製)10g/Lを加えた以外は、実施例1と同様に処理した。
【0038】
比較例1
処方でプライムトーン*10(登録商標) FF−1を除いた以外は、実施例1と同様に処理した。
10コロイダルシリカ
【0039】
比較例2
実施例1のプライムトーン*10(登録商標) FF−1を帯電防止剤サンスタット(登録商標)ES−11(三洋化成工業製)50g/Lに変更した以外は、実施例1と同様に処理した。
10コロイダルシリカ
【0040】
実施例7
綿100%40番平織物(経糸密度131本/インチ、緯糸密度71本/インチ)を常法で漂白し、−34℃で10秒間液体アンモニア含浸処理し、その後液体アンモニアを過熱蒸発除去した。その後下記の方法で試験を行い、花粉の付着状況を評価した。尚、洗濯はJIS L 217 103法後、吊干し乾燥を行った。
【0041】
工程及び加工条件:パッド→ドライ(120℃×60秒)→キュア(160℃×120秒)
処方:スミテックスレジン*11(登録商標) A−700(住友化学製)
100g/L
11グリオキザール系樹脂
カタリスト*12 G(大日本インキ製) 20g/L
12(有機酸及び金属塩複合樹脂触媒)
プライムトーン*13(登録商標) FF−1(日華化学製)
30g/L
13コロイダルシリカ
シリコーラン*14(登録商標) S810(一方社製) 10g/L
14ポリシロキサンエマルジョン
【0042】
ファインテックス*15(登録商標)PE−140(大日本インキ製)
10g/L
15ポリエチレンエマルジョン
スミテックス バッファ*16(登録商標) FW (住友化学製)
20g/L
16(エチレン尿素系ホルムアルデヒド吸着剤)
【0043】
実施例8
処方でプライムトーン*17(登録商標) FF−1 をスノーテックス*18(登録商標)C(日産化学製)30g/Lに変更した以外は、実施例7と同様に処理した。
17コロイダルシリカ
18コロイダルシリカ
【0044】
実施例9
処方でプライムトーン*19(登録商標) FF−1 を CLA*20−530(共栄社製)30g/Lに変更した以外は、実施例7と同様に処理した。
19コロイダルシリカ
20(コロイダルシリカ)
【0045】
実施例10
処方でプライムトーン*21(登録商標) FF−1 をアルミナゾル−200(日産化学製)30g/Lに変更した以外は、実施例7と同様に処理した。
21コロイダルシリカ
【0046】
実施例11
処方でプライムトーン*22(登録商標) FF−1 をシリカゾルHAS−10(コルコート製)30g/Lに変更した以外は、実施例7と同様に処理した。
22コロイダルシリカ
【0047】
実施例12
処方でシランカップリング(信越化学製)10g/Lを加えた以外は、実施例7と同様に処理した。
【0048】
比較例3
処方でプライムトーン*23(登録商標) FF−1 を除いた以外は、実施例7と同様に処理した。
23コロイダルシリカ
【0049】
実施例13(参考例)
綿100% 42/2糸編天竺(30インチ×22ゲージ)を常法で漂白、シルケット加工し、染色又は蛍光処理した後乾燥した。その後、下記処方でテンターを用いて柔軟加工を行った。
工程及び加工条件:パッド→ドライ(130℃×150秒)
処方:プライムトーン*24登録商標) FF−1(日華化学製)30g/L
24コロイダルシリカ
MSW*25(登録商標)−2(松本油脂製) 10g/L
25(シリコン系柔軟剤(ポリシロキサンエマルジョン))
メイカテックス*26(登録商標) HP−780(大日本インキ製)
10g/L
26(ポリエチレン系ワックスエマルジョン)
【0050】
比較例4
処方でプライムトーン*27(登録商標) FF−1を除いた以外は、実施例13と同様に処理した。
27コロイダルシリカ
【0051】
実施例14
綿100% 42/2糸編天竺(30インチ×22ゲージ)を常法で漂白、シルケット加工し、浸漬で蛍光処理した後乾燥した。その後、下記処方でテンターを用いて樹脂加工を行った。
工程及び加工条件:パッド→ドライ(130℃×150秒)→キュア(160℃×90秒)
【0052】
処方:ベッカミン*28(登録商標) LF−E(大日本インキ製)
40g/L
28(グリオキザール系樹脂)
カタリスト*29 M(大日本インキ製) 15g/L
29*(塩化マグネシウム系樹脂触媒)
プライムトーン*30(登録商標) FF−1(日華化学製)
30g/L
30コロイダルシリカ
【0053】 MSW*31(登録商標)−2(松本油脂製) 10g/L
31(シリコン系柔軟剤(ポリシロキサンエマルジョン))
メイカテックス*32(登録商標) HP−780(大日本インキ製)
15g/L
32(ポリエチレン系ワックスエマルジョン)
スミテックス バッファ*33(登録商標) FW (住友化学製)
10g/L
33(エチレン尿素系ホルムアルデヒド吸着剤)
【0054】
比較例5
処方でプライムトーン*34(登録商標) FF−1を除いた以外は、実施例14と同様に処理した。
34コロイダルシリカ
試験方法:
i)1リットルのポリ容器に試験布(10×10cmを4枚)とスギ花粉2gを入れる。
ii)ICIピリングテスターで5分間回転させる。
iii)試験布を取り出し、生地表面を軽くはたき、汚れ具合を目視評価する。
【0055】
iv)評価:◎花粉が付着していない
○僅かに花粉が付着している
△やや花粉が付着している
×花粉が付着している
【0056】
評価結果:
実施例1〜14及び比較例1〜5の評価結果を表1に示す。
本発明のコロイダルシリカ類を付与した繊維構造物は、優れた花粉付着防止機能を有することが実証された。
【0057】
【表1】
Figure 0003740437
【0058】
この評価方法のスギ花粉の代わりに反射率を測りやすくするため、スギ花粉とほぼ同程度の粒径で着色しているJISに規定の粉体を用いて同様に評価試験を行ない試験布の反射率を測色機(MacbethCE−7000 Macbeth社製)を用いて測定した。結果を表2に示す。
【0059】
【表2】
Figure 0003740437
【0060】
試験粉体:JIS Z8901試験用粉体7種(関東ローム)、試験用粉体5種(フライアッシュ)、試験用粉体12種(カーボンブラック)を所定の割合(20部:80部:0.2部)で混合したもの
試験方法:
i)リットルのポリ容器に試験布(10cm×10cmを4枚)と試験粉体を2gを入れる。
ii)ICIピーリングテスターで5分間回転させる。
iii)試験布を取りだし、生地表面を軽くはたき、試験前後の生地の反射率から汚染率を算出する。
汚染率:(汚れ試験前の反射率/汚れ試験後の反射率)×100
【0061】
スギ花粉による試験同様、試験粉体(擬似花粉)を使用した試験の汚染率からも実施例1、7、および12花粉付着防止加工品(汚染率20%以下である)は、比較例1、3、および6レギュラー加工品(汚染率初期20%以上である)に比べ、汚れが付着し難い傾向が実証された。
【0062】
比較例6
処方でファインテックスPE−140*35(登録商標)を20g/Lとした以外は、比較例1と同様に処理した。結果は表2に示す。
35ポリエチレンエマルジョン
通常の市販生地は、このレベルの処方で処理されている。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、コロイダルシリカ、コロイダルアルミナ等の微粒子を含有する加工剤で繊維構造物生地を処理することで、コロイダルシリカやコロイダルアルミナが生地表面でゲル化し、平滑感(シリカの毛羽伏せ効果及びガラスの膜を作成する効果)が得られ花粉の付着を防止する効果がある。又、帯電防止効果により、静電気による花粉の吸着を防止することができ、さらに、SR性や縫目滑脱性も良好である。

Claims (3)

  1. 繊維構造物に花粉付着防止機能を賦与するために、繊維構造物生地をコロイダルシリカ類の微粒子を含有すると共に、グリオキザール系樹脂及び/又はシランカップリング剤を含有する繊維加工剤で処理し、該生地の表面にコロイダルシリカ類の微粒子を均一に付着させることを特徴とする繊維構造物の加工方法。
  2. テンターを用いたパッド/ドライ法、又は液流染色機若しくはドラム染色機を用いた浸漬法のいずれかで処理することを特徴とする請求項1に記載の繊維構造物の加工方法。
  3. 請求項1又は2に記載の加工方法で処理された花粉付着防止機能を有する繊維構造物。
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