JP3739968B2 - 光ファイバーケーブルおよび光送受信モジュール、並びにそれらを用いた光通信システム - Google Patents

光ファイバーケーブルおよび光送受信モジュール、並びにそれらを用いた光通信システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、双方向通信が可能になった光ファイバーケーブルと、この光ファイバーケーブルの各端部に設けられたプラグに対して接続されるようになった光送受信モジュールと、さらに、これら光ファイバーケーブルおよび光送受信モジュールを利用した光通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
IEEE1394、USB2等の高速伝送が可能なデジタル通信システムでは、単芯の1本の光ファイバーによる双方向通信が可能になっている。このような光通信システムの一例を図7に示す。この光通信システムでは、1本の光ファイバー71が軸心部を全長にわたって挿通する光ファイバーケーブル70の各端部に、光ファイバー71に対する光信号の送受信のための第1光送受信モジュール50および第2光送受信モジュール60がそれぞれ接続されている。
【0003】
光ファイバーケーブル70の一方の端部に接続された第1光送受信モジュール50には、接続された光ファイバーケーブル70の端面に対向して、レンズ54、ビームスプリッター53、レンズ52、発光素子51が、光ファイバーケーブル70の光ファイバー71と同軸状態で配置されている。発光素子51は所定波長λ1の光を発するようになっており、発光素子51から発せられた波長λ1の光は、レンズ52によって平行光とされて、ビームスプリッター53に与えられている。ビームスプリッター53は、発光素子51から発せられる波長λ1の光を透過させるようになっており、ビームスプリッター53を透過した波長λ1の光が、レンズ54によって集光されて、第1光送受信モジュール50に接続された光ファイバーケーブル70の光ファイバー71に入射される。そして、この波長λ1の光が、光ファイバー71内を伝送されて、光ファイバーケーブル70の他方の端部に取り付けられた第2光送受信モジュール60に受信される。
【0004】
波長λ1の光が受信される第2光送受信モジュール60も、接続された光ファイバーケーブル70の端面に対向して、レンズ64、ビームスプリッター63、レンズ62、発光素子61が、光ファイバーケーブル70の光ファイバー71と同軸状態で配置されている。そして、この発光素子61は、前述した第1光送受信モジュール50の発光素子51から発せられる光の波長λ1とは異なるλ2の波長の光が発せられるようになっており、発光素子61から発せられた波長λ2の光が、レンズ62によって平行光とされて、ビームスプリッター63に与えられている。このビームスプリッター63は、発光素子61から発せられる波長λ2の光を透過させるようになっており、ビームスプリッター63を透過した波長λ2の光が、レンズ64によって集光されて、光ファイバーケーブル70の光ファイバー71に入射される。光ファイバー71内に入射した波長λ2の光は、光ファイバー71内を伝送されて、光ファイバーケーブル70の他方の端部に取り付けられた第1光送受信モジュール50に受信される。
【0005】
第2光送受信モジュール60には、光ファイバー71内を伝送された波長λ1の光が入射されて、その光がレンズ64によって平行光とされ、ビームスプリッター63に与えられている。ビームスプリッター63は、波長λ1の光を直角に反射(屈曲)させるようになっており、直角に反射(屈曲)された波長λ1の光が、レンズ65によって、受光素子66に集光されるようになっている。
【0006】
また、第1光送受信モジュール50には、光ファイバー71内を伝送された波長λ2の光が入射されて、その光がレンズ54によって平行光とされ、ビームスプリッター53に与えられている。ビームスプリッター53は、波長λ2の光を直角に反射(屈曲)させるようになっており、直角に反射(屈曲)された波長λ2の光が、レンズ55によって受光素子56に集光されるようになっている。
【0007】
光ファイバーケーブル70と第1および第2の光送受信モジュール50および60との接続には、例えば、実用新案登録公報第2585665号に開示されている構成が採用される。すなわち、光ファイバー70の各端部に、図8に示すプラグ72がそれぞれ設けられるとともに、第1および第2の各光送受信モジュール50および60には、同じく図8に示すアダプタ73がそれぞれ設けられる。図8は、プラグ72およびアダプタ73の平面図であって、プラグ72の上面には、位置決めキー72aが設けられており、アダプタ73には、その位置決めキー72aが挿入されるキー溝73aが、上面の所定位置に設けられている。
【0008】
アダプタ73には、キー溝73a内にプラグ72の位置決めキー72aが挿入された際に動作するスイッチ73bが設けられている。このスイッチ73bは、例えば、アダプタ73が設けられた第1光送受信モジュール50または第2光送受信モジュール60の発光素子51または61の発光を停止するために設けられており、スイッチ73bがオン状態になると、発光素子51または61の発光が停止される。これにより、例えば、発光素子51または61として、半導体レーザ素子が使用されていても、レーザー光が、第1光送受信モジュール50または第2光送受信モジュール60の外部に照射されるおそれがない。
【0009】
このような構成の光通信システムでは、第1光送受信モジュール50および第2光送受信モジュール60が、異なる波長の光を発する発光素子51および61をそれぞれ有するとともに、各発光素子51および61から発せられる光をそれぞれ透過させるようになったビームスプリッター53および64がそれぞれ設けられているために、1本の光ファイバーケーブル70の各端部に、第1光送受信モジュール50および第2光送受信モジュール60をそれぞれを接続することによって、双方向通信が可能になっている。従って、一対の第1光送受信モジュール50を1本の光ファイバーケーブル70の各端部にそれぞれを接続したり、一対の第2光送受信モジュール60を1本の光ファイバーケーブル70の各端部にそれぞれを接続した場合には通信ができなくなる。
【0010】
このような問題を解決するために、図9に示す光送受信モジュールが開発されている。この光送受信モジュール80には、接続される光ファイバーケーブル70の光ファイバー71と同軸状態になるように、レンズ81と、第1ビームスプリッター82および第2ビームスプリッター83と、レンズ84と、第1発光素子85とが、光ファイバー71の端面に対向して、その順番に配置されている。第1発光素子85は、波長λ1の光を発するようになっており、第1発光素子81から発せられる波長λ1の光が、レンズ84によって平行光とされて第2ビームスプリッター83および第1ビームスプリッター82を透過して、レンズ81によって、光送受信モジュール80に接続された光ファイバーケーブル70の光ファイバー71端面に集光される。
【0011】
光ファイバー71と同軸状態で光ファイバー71に近接して配置された第1ビームスプリッター82の側方には、第3ビームスプリッター86、レンズ87、第2発光素子88が、それぞれ同軸状態で、その順番に設けられている。この第2発光素子88は、第1発光素子85から発せられる光の波長λ1とは異なる波長λ2の光が発せられるようになっており、第2発光素子88から発せられた波長λ2の光は、レンズ87によって平行光とされて第3ビームスプリッター86を透過し、第1ビームスプリッター82に与えられている。そして、第1ビームスプリッター82によって、波長λ2の光は、直角に反射(屈曲)されて、レンズ81によって、光ファイバー71の端面に集光される。
【0012】
光ファイバー71と同軸状態で光ファイバー71に近接して配置された第1ビームスプリッター82は、光ファイバー71から出射される波長λ1の光を、第3ビームスプリッター86に向かって直角に反射(屈曲)させるようになっており、また、第3ビームスプリッター86は、波長λ1の光を、直角に反射(屈曲)させるようになっている。そして、第3ビームスプリッター86によって直角に反射(屈曲)された光が、レンズ89によって、第1受光素子91に集光されるようになっている。
【0013】
光ファイバー71と同軸状態で光ファイバー71の遠方側に配置された第2ビームスプリッター83は、光ファイバー71から出射される波長λ2の光を、直角に反射(屈曲)させるようになっており、この第2ビームスプリッター83にて直角に反射(屈曲)された光が、レンズ93によって、第2受光素子92に集光されるようになっている。
【0014】
このような構成の光送受信モジュール80では、異なる波長λ1およびλ2の光をそれぞれ発する第1発光素子85および第2発光素子88が設けられており、しかも、異なる波長λ1およびλ2の光をそれぞれ受光する第1受光素子91および第2受光素子92が設けられているために、1本の光ファイバーケーブル70のいずれの端部にも、それぞれを接続することができ、従って、双方向通信が不能になるおそれがない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような光送受信モジュール80は、一対の発光素子85および88、一対の受光素子91および92、3つのビームスプリッター82、83、86、さらには、5つのレンズ81、84、87、89、93を設ける必要があり、全体に大型になり、しかも経済性が損なわれるという問題がある。また、各発光素子85および88からそれぞれ発せられる光は、一対のビームスプリッター83および82、または、一対のビームスプリッター86および82のいずれかを透過するようになっており、ビームスプリッター82を透過する度に、光エネルギーが半減されるために、一対のビームスプリッターを透過した光による伝送距離が短かくなるおそれがある。この場合、各発光素子85および88から発せられる光の強度を強くすれば、光の伝送距離が短くなることは抑制されるが、そのために、消費電力が増加するという問題がある。
【0016】
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的は、双方向通信を安定的に、しかも、確実に実施することができ、さらには、小型で経済的な光通信システム、並びに、その光通信システムに使用される光ファイバーケーブルおよび光送受信モジュールを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明の光ファイバーケーブルは、単芯の光ファイバーが全長にわたって挿通するとともに、各端部に、プラグジャックを有するプラグがそれぞれ設けられており、各プラグジャックの軸心部を光ファイバーの各端部がそれぞれ挿通した光ファイバーケーブルであって、それぞれのプラグジャックの先端面に、異なる波長の光をそれぞれ透過させて光ファイバー内に入射させるビームスプリッターがそれぞれ設けられており、少なくとも一方のビームスプリッターは、光ファイバー内を伝送された異なる波長の光を、それぞれ異なる方向に出射させるようになっていることを特徴とする。
【0018】
前記ビームスプリッターは、誘電体多層膜が使用されている。
前記各ビームスプリッターは、回折格子が使用されている。
【0019】
前記各ビームスプリッターは、コレステリック素子が使用されている。
また、本発明の光送受信モジュールは、このような光ファイバーケーブルの各プラグに対して接続される光送受信モジュールであって、前記各プラグのプラグジャックがそれぞれ挿入可能になった挿入孔と、前記光ファイバーケーブルに設けられた各ビームスプリッターをそれぞれ透過する2種類の波長の光をそれぞれ発するようになっており、挿入孔内にプラグジャックが挿入された際に、そのプラグジャックに設けられたビームスプリッターを透過するように、挿入孔内に対向して配置された発光素子と、前記挿入孔の内部にプラグジャックが挿入された際に、そのプラグジャックから出射されてビームスプリッターによって屈曲される光を受光するように、挿入孔に対向して配置された受光素子と、前記挿入孔内にプラグジャックが挿入された際に、そのプラグジャックに設けられたビームスプリッターを透過して光ファイバー内に入射される所定波長の光を選択的に発光させる波長切替え手段と、を具備することを特徴とする。
【0020】
前記挿入孔には、挿入される光ファイバーケーブルのプラグを周方向に位置決めする位置決め手段が設けられている。
【0021】
前記波長切替え手段は、所定波長の光を透過させるビームスプリッターが設けられたプラグによって動作される波長切替えスイッチである。
【0022】
さらに、本発明の光通信システムは、前述の光ファイバーケーブルに設けられた各プラグに、前記光送受信モジュールがそれぞれ接続されていることを特徴とする。
【0023】
前記光送受信モジュールには、挿入孔内に挿入されるプラグを周方向に位置決めする位置決め手段として、キー溝が設けられており、前記各プラグには、キー溝内に挿入される位置決めキーがそれぞれ設けられている。
【0024】
前記光送受信モジュールのキー溝内には、いずれか一方のプラグに設けられた位置決めキーによって動作されるように、波長切替え手段としての波長切替えスイッチが設けられている。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の光通信システムの実施の形態の一例を示す要部の一部破断側面図である。本発明の光通信システムは、1本の光ファイバーケーブル10によって双方向通信を行うようになっており、光ファイバーケーブル10の各端部に第1プラグ12および第2プラグ13がそれぞれ設けられている。そして、第1プラグ12および第213に、それぞれが同様の構造になった光送受信モジュール20がそれぞれ接続されている。
【0026】
図2は、光ファイバーケーブル10の一方の端部に設けられた第1プラグ12の一部破断側面図である。光ファイバーケーブル10には、クラッドの軸心部を1本のコアが挿通した単芯構造の光ファイバー11が、全長にわたって軸心部を挿通している。光ファイバー11には、異なる波長λ1およびλ2の光が、それぞれ異なる方向に伝送されるようになっており、これにより、双方向通信が可能になっている。
【0027】
光ファイバーケーブル10の各端部に設けられた第1プラグ12は、光ファイバー11を覆う円筒状に構成されたプラグ本体12aと、このプラグ本体12aにおける光ファイバーケーブル10の先端側の端面から同心状態で突出した円柱状のプラグジャック12bとを有している。プラグジャック12bが突出したプラグ本体12aの端面には、周方向の1箇所から、プラグジャック12bに沿って軸方向に突出した位置決めキー12cが設けられている。位置決めキー12cは、第1プラグ12を光送受信モジュール20に対して、周方向に位置決めした状態で接続するために、プラグ本体12aの端面から、所定の長さL1にわたって軸方向に沿って突出している。
【0028】
プラグ本体12aから突出したプラグジャック12bは、その軸心部を光ファイバー11が挿通しており、プラグジャック12bの先端面に、プラグジャック12b内を通通する光ファイバー11の端面が露出している。プラグジャック12bは、プラグ本体12a側に位置する基端側部分が一定の外径になっており、先端側部分は、先端側になるにつれて順次外径が大きくなった後に、順次外径が小さくなっている。
【0029】
プラグジャック12bの先端面には、波長分離素子として、直方体状のビームスプリッター12dが取り付けられている。このビームスプリッター12dは、誘電体多層膜によって構成されており、プラグジャック12bの先端面に露出した光ファイバー11の端面全体を覆っている。ビームスプリッター12dは、双方向通信に使用される波長λ1の光が光ファイバー11の軸心方向に沿って入射される際に、その光を軸心方向に沿って透過させるとともに、光ファイバー11から出射した波長λ2の光を、光ファイバー11の軸心方向に対して直角に反射(屈曲)させるようになっている。
【0030】
図3は、光ファイバーケーブル10の他方の端部に設けられた第2プラグ13の一部破断側面図である。この第2プラグ13は、前述した第1プラグ12と同様に、光ファイバー11が挿通するプラグ本体13aの端面に、プラグジャック13bが設けられており、プラグジャック13bの軸心部を光ファイバー11が挿通している。そして、プラグ本体13aの端面に、位置決めキー13cが設けられている。この位置決めキー13cは、その軸方向長さL2が、前述の第1プラグ12における位置決めキー12cの軸方向長さL1よりも短くなっている。また、プラグジャック13bの先端面にはビームスプリッター13dが設けられているが、このビームスプリッター13dは、前述した第1プラグ12のビームスプリッター12dと異なり、光ファイバー11から出射された波長λ1の光を、光ファイバー11の軸方向に対して直角に反射(屈曲)させ、光ファイバー11の軸心方向に沿って光ファイバー11内に入射される波長λ2の光を、軸心方向に沿って透過させるようになっている。
【0031】
図4(a)は、光ファイバーケーブル10の各端部にそれぞれ設けられた第1プラグ12および第2プラグ13のいずれに対しても接続可能になった光送受信モジュール20の側面図、(b)は、その縦断面図、(c)は、(b)のA−A線における概略断面図である。この光送受信モジュール20は、第1プラグ12または第2プラグ13が挿入される直方体状のハウジング21を有している。ハウジング21には、第1プラグ12のプラグジャック12bが挿入される円筒状の挿入孔21aが設けられている。挿入孔21aは、ハウジング21の一方の端面に開口した開口部21cが設けられており、開口部21cおよびその近傍部分には、第1プラグ12および第2プラグ13のプラグ本体12aおよび13aに設けられた位置決めキー12cおよび13cがそれぞれ挿入されるように、周方向の所定箇所に軸方向に沿ってキー溝21bが設けられている。このキー溝21bは、挿入孔21の開口部21cを通って、ハウジング21の一方の端面に開口している。
【0032】
挿入孔21aには、第1プラグ12または第2プラグ13のプラグジャック12bまたは13bが、その全長にわたって挿入されるようになっており、挿入孔21aの内奥部に対向したハウジング21の端部内に、発光素子23が設けられている。この発光素子23には、異なる波長の光λ1およびλ2をそれぞれ発光する一対の半導体発光チップ23aおよび23bが設けられており、一方の半導体発光チップ23aは波長λ1の光を発光し、他方の半導体発光チップ23bは波長λ2の光を発するようになっている。
【0033】
発光素子23の各半導体発光チップ23aおよび23bは、300μm程度の間隔をあけた状態で、リードフレーム23c上に銀ペースト等のロウ材によって固定されて、リードフレーム23cに対してそれぞれワイヤーボンディングされている。そして、各半導体発光チップ23aおよび23bは、駆動集積回路、増幅用集積回路等とともに、樹脂パッケージにてモールドされている。発光素子23は、各半導体発光チップ23aおよび23bが、それぞれ、挿入孔21aの内奥部内に対向するように配置されており、各半導体発光チップ23aおよび23bから発光される所定波長の光が、樹脂パッケージと一体的に形成されたレンズ23dを介して、それぞれ、挿入孔21a内に照射されるようになっている。
【0034】
挿入孔21aにおける内奥部の上方には、受光素子24が配置されている。この受光素子24は、受光される光を電気信号に変換する1つの半導体受光チップ24aがリードフレーム24b上に銀ペースト等のロウ材によって固定されて、他のリードフレーム24bとワイヤーボンディングされている。半導体受光チップ24aは、樹脂パッケージにてモールドされており、半導体受光チップ24aの受光面に対向して、樹脂パッケージと一体的にレンズ24cが設けられている。受光素子24は、半導体受光チップ24aの受光面が、挿入孔21aの内奥部に対向するように配置されており、各リードフレーム24bは、ハウジング21の外部に引き出されている。
【0035】
なお、ハウジング21の一方の側面には、複数の外部コネクタ25が設けられている。
【0036】
挿入孔21aにおける開口部21c側の端部に設けられたキー溝21b内には、一方の第1プラグ12のプラグジャック12bが挿入された際に、その第1プラグ12に設けられた位置決めキー12cによって動作される波長切替えスイッチ22が設けられている。波長切替えスイッチ22は、キー溝21bの内奥側に配置された固定電極22aと、キー溝21bの開口部21c側に配置された可動電極22bとを有している。可動電極22bは、キー溝21b内を軸方向に沿って固定電極22aに接離するようにスライド可能に配置されており、通常は、固定電極22aから所定の間隔をあけた状態になるように付勢されている。
【0037】
可動電極22bは、光ファイバーケーブル10の一方の端部に設けられた第1プラグ12のプラグジャック12bが挿入孔21a内に挿入される際に、キー溝21b内に挿入された位置決めキー12cの先端面によって、固定電極22aに接近するようにスライドされて、固定電極22aに接触するようになっている。これにより、可動電極22bと固定電極22aとが導通状態になり、波長切替えスイッチ22がオン状態になる。波長切替えスイッチ22がオンした状態では、発光素子23における所定波長λ1の光を発する半導体発光チップ23aからのみ、光が発せられるようになっている。
【0038】
可動電極22bは、他方の第2プラグ13が挿入孔21a内に挿入された際には、キー溝21b内に挿入される位置決めキー13cの先端面には当接しないようになっている。
【0039】
このような構成の光通信システムでは、光ファイバーケーブル10の各端部に設けられた第1プラグ12および第2プラグ13に対して、同様の構成の光送受信モジュール20がそれぞれ接続されている。第1プラグ12および第2プラグ13は、各光送受信モジュール20の挿入孔21a内に、それぞれのプラグジャック12bおよび13bが挿入されて、各位置決めキー12cおよび13cが、各光送受信モジュール20のキー溝21bに、それぞれ挿入された状態で接続されている。これにより、各光送受信モジュール20に対して、第1プラグ12および第2プラグ13が、それぞれ、周方向に位置決めされた状態で接続されている。
【0040】
一方の第1プラグ12が接続された光送受信モジュール20では、第1プラグ12の位置決めキー12cが光送受信モジュール20のキー溝21b内に挿入されると、位置決めキー12cによって、キー溝21b内に設けられた波長切替えスイッチ22の可動電極22bがスライドされて、可動電極22bが固定電極22aに接触しており、波長切替えスイッチ22がオン状態になっている。
【0041】
これに対して、他方の第2プラグ13が接続された光送受信モジュール20では、第2プラグ13の位置決めキー13cが光送受信モジュール20のキー溝21b内に挿入されても、位置決めキー13cは、キー溝21b内に設けられた波長切替えスイッチ22の可動電極22bをスライドさせず、可動電極22bは、固定電極22aに接触しない状態になっている。従って、波長切替えスイッチ22は、オフ状態になっている。
【0042】
このような状態で、例えば、第1プラグ12が接続された光送受信モジュール20に対して光信号の送信が指令されると、光送受信モジュール20に設けられた発光素子23が駆動される。この場合、この光送受信モジュール20には第1プラグ12が接続されて、波長切替えスイッチ22がオン状態になっているために、発光素子23は、波長λ1の光を発する半導体発光チップ23aのみが駆動されて、半導体発光チップ23aから波長λ1の光が発せられる。
【0043】
発光素子23における半導体発光チップ23aから発せられた波長λ1の光は、発光素子23に設けられたレンズ23dを通って、挿入孔21a内に照射される。挿入孔21a内には、第1プラグ12のプラグジャック12bが挿入されており、発光素子23には、プラグジャック12bの先端面に設けられたビームスプリッター12dが対向している。半導体発光チップ23aから発せられた波長λ1の光は、挿入孔21a内に位置するビームスプリッター12dに照射される。ビームスプリッター12dは、波長λ1の光を軸方向に沿って透過させるようになっており、従って、半導体発光チップ23aから発せられた波長λ1の光は、ビームスプリッター12dを透過して、光ファイバー11内に入射する。そして、光ファイバー11内に入射した波長λ1の光が、光ファイバー11内を伝送される。
【0044】
光ファイバー11内を伝送される波長λ1の光は、光ファイバーケーブル10の他方の端部に設けられた第2プラグ13に到達する。この第2プラグ13にも光送受信モジュール20が接続されており、光ファイバー11内を伝送される波長λ1の光が、プラグジャック13bの先端部に設けられたビームスプリッター13dに照射される。第2プラグ13に設けられたビームスプリッター13dは、光ファイバー11から照射される波長λ1の光を、光ファイバー11の軸方向に対して直角に屈曲させるようになっており、光ファイバー11内を伝送された波長λ1の光が、光送受信モジュール20の受光素子24によって受光される。これにより、波長λ1の光による光信号が、一方の光送受信モジュール20から、第1プラグ12および第2プラグ13を介して、他方の光送受信モジュール20に伝送される。
【0045】
これに対して、第2プラグ13が接続された光送受信モジュール20に光信号の送信が指令されると、この光送受信モジュール20に設けられた発光素子23が駆動される。この場合、この光送受信モジュール20に接続された第2プラグ13は、波長切替えスイッチ22をオンしていないために、その光送受信モジュール20に設けられた発光素子23は、波長λ2の光を発する半導体発光チップ23bのみが駆動されて、発光素子23からは波長λ2の光が発せられる。
【0046】
発光素子23における半導体発光チップ23bから発せられた波長λ2の光は、発光素子23に設けられたレンズ23dを通って、挿入孔21a内に挿入されたプラグジャック13b先端面のビームスプリッター13dに照射される。このビームスプリッター13dは、波長λ2の光を、軸方向に沿って透過させるようになっており、従って、半導体発光チップ23bから発せられた波長λ2の光は、ビームスプリッター13dを透過して、光ファイバー11内に入射する。そして、光ファイバー11内に入射した波長λ2の光が、光ファイバー11内を伝送される。
【0047】
光ファイバー11内を伝送される波長λ2の光は、光ファイバーケーブル10の他方の端部に設けられた第1プラグ12に到達し、プラグジャック12bの先端部に設けられたビームスプリッター12d内に照射される。第1プラグ12に設けられたビームスプリッター12dは、光ファイバー11から出射される波長λ2の光を、光ファイバー11の軸方向に対して直角に屈曲するようになっており、従って、光ファイバー11から照射される伝送された波長λ2の光は、光送受信モジュール20の受光素子24によって受光されることになる。これにより、波長λ2の光による光信号が、他方の光送受信モジュール20から、第2プラグ13および第1プラグ12を介して、一方の光送受信モジュール20に伝送される。
【0048】
なお、各第1プラグ12および第2プラグ13に設けられるビームスプリッター12dおよび13dとしては、誘電体多層膜に限らず、例えば、図5に示すように、回折格子によってそれぞれ構成するようにしてもよい。第1プラグ12に設けられたビームスプリッター12dは、光ファイバー11から照射される波長λ2の光を、光ファイバー11の軸心方向に対して所定角度θだけ、位置決めキー12cが設けられた上方に屈曲させ、また、第2プラグ13に設けられたビームスプリッター13dは、光ファイバー11から照射される波長λ1の光を、光ファイバー11の軸心方向に対して所定角度θだけ、位置決めキー13cが設けられた上方に屈曲させるようにしてもよい。回折格子は、格子ピッチおよび格子の深さによって、光の屈曲方向が設定される。
【0049】
さらに、ビームスプリッター12dおよび13dとして、図6に示すように、それぞれ、三角柱状のプリズム12eおよび13e上にコレステリック素子12fおよび13fを接着剤によって貼り付けて構成するようにしてもよい。コレステリック素子12fおよび13fは、トリアセチルセルロース(TAC)フィルム上に液晶性高分子を、ねじれ構造を有するように積層して構成されており、液晶性高分子のねじれ角を大きくすることによって優れた選択反射性を示す(詳細については、「電子技術」1995年6月号「STN 液晶ディスプレイの画質向上膜」参照)。
【0050】
第1プラグ12に設けられたビームスプリッター12dは、光ファイバー11から照射される波長λ2の光を、光ファイバー11の軸心方向に対して直角に、位置決めキー12cが設けられた上方に屈曲させ、また、第2プラグ13に設けられたビームスプリッター13dは、光ファイバー11から出射される波長λ1の光を、光ファイバー11の軸心方向に対して直角に、位置決めキー13cが設けられた上方に屈曲される。
【0051】
このように、光ファイバーケーブル10の各端部に設けられた各第1プラグ12および第2プラグ13に、それぞれ同構造の光送受信モジュール20が接続されるようになっているが、各第1プラグ12および第2プラグ13に接続された各光送受信モジュール20からは、それぞれ所定の異なる波長の光が発せられるようになっているために、単芯構造の光ファイバー11によって、双方向通信が、確実に、しかも、安定的に行える。
【0052】
光ファイバーケーブル10は、各第1プラグ12および第2プラグ13におけるプラグジャック12aおよび13aの先端部に、ビームスプリッター12dおよび13dが設けられて、各第1プラグ12および13にそれぞれ接続される各光送受信モジュール20は、ビームスプリッターが設けられていない簡潔な構成になっており、従って、光送受信モジュール20は、小型化であって、経済的に構成されている。さらには、光送受信モジュール20から発せられる光は、各第1プラグ12および13に設けられたビームスプリッター12dおよび13dを透過するにすぎず、従って、光ファイバー11内に入射される光エネルギーの低減が抑制され、発光素子23による発光強度を大きくしなくても、長距離にわたって光を伝送することができる。従って、発光素子23の消費電力を低減させた状態で、長距離にわたって光を伝送することができる。
【0053】
【発明の効果】
本発明の光ファイバーケーブルおよび光送受信モジュールは、このように、簡潔な構成であって、しかも、経済的であり、さらに、これら光ファイバーケーブルおよび光送受信モジュールを利用した光通信システムは、双方向通信を安定的に、しかも、確実に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光通信システムの実施の形態の一例を示す概略構成図である。
【図2】その光通信システムに使用される光ファイバーケーブルの一方の端部に設けられた第1プラグの一部破断側面図である。
【図3】その光通信システムに使用される光ファイバーケーブルの他方の端部に設けられた第2プラグの一部破断側面図である。
【図4】(a)は、その光通信システムに使用される光送受信モジュールの正面図、(b)は、その縦断面図、(c)は、(b)のA−A線における断面図である。
【図5】本発明の光通信システムに使用される光ファイバーケーブルの他の例を示す要部の一部破断側面図である。
【図6】本発明の光通信システムに使用される光ファイバーケーブルのさらに他の例を示す要部の一部破断側面図である。
【図7】従来の光通信システムの一例を示す要部の概略構成図である。
【図8】その光通信システムに好適に使用されるプラグおよびアダプタを示す概略平面図である。
【図9】従来の光通信システムの他の例を示す要部の概略構成図である。
【符号の説明】
10 光ファイバーケーブル
11 光ファイバー
12 プラグ
12a プラグ本体
12b プラグジャック
12c 位置決めキー
12d ビームスプリッター
13 プラグ
13a プラグ本体
13b プラグジャック
13c 位置決めキー
13d ビームスプリッター
20 光送受信モジュール
21 モジュール本体
21a 挿入孔
21b キー溝
22 波長切替えスイッチ
22a 固定電極
22b 可動電極
23 発光素子
23a 半導体発光チップ
23b 半導体発光チップ
24 受光素子
24a 半導体受光チップ

Claims (10)

  1. 両端部にプラグを備えるとともに該両プラグの先端面に互いに異なる波長の光を屈曲させる波長分離素子を設けた光ファイバーケーブルの当該両プラグが選択的に挿入され、送信光と受信光とで異なる波長の光を用いて通信する光送受信モジュールであって、
    前記両プラグが選択的に挿入される挿入孔と、該挿入孔に対向して配置され前記異なる波長に応じた複数の光を発光する発光素子と、前記波長分離素子によって屈曲された光を受光する受光素子と、前記発光素子をいずれか一方の波長に選択的に発光させる波長切換え手段とを具備し、
    前記波長切換え手段は、前記挿入されたプラグの先端面に設けられた波長分離素子が屈曲させる波長と異なる波長の光を選択することを特徴とする光送受信モジュール。
  2. 前記挿入孔には、挿入される光ファイバーケーブルのプラグを周方向に位置決めする位置決め手段が設けられている請求項1に記載の光送受信モジュール。
  3. 前記波長切替え手段は、光ファイバーケーブルの各プラグのいずれかが挿入孔に挿入されたとき、この挿入されたプラグに設けられた波長分離素子を透過する所定波長の光に切替える波長切替えスイッチである請求項1に記載の光送受信モジュール。
  4. 請求項1に記載の光送受信モジュールと接続される光ファイバーケーブルであって、
    単芯の光ファイバーが全長にわたって挿通するとともに、各端部に、プラグがそれぞれ設けられており、各プラグの軸心部を光ファイバーの各端部がそれぞれ挿通し、それぞれのプラグの先端面に、異なる波長の光をそれぞれ透過させて光ファイバー内に入射させる波長分離素子がそれぞれ設けられており、少なくとも一方の波長分離素子、光ファイバー内を伝送された異なる波長の光を、それぞれ異なる方向に出射させるようになっていることを特徴とする光送受信モジュールと接続される光ファイバーケーブル
  5. 前記波長分離素子は、誘電体多層膜が使用されている請求項に記載の光送受信モジュールと接続される光ファイバーケーブル
  6. 前記各波長分離素子は、回折格子が使用されている請求項に記載の光送受信モジュールと接続される光ファイバーケーブル
  7. 前記各波長分離素子は、コレステリック素子が使用されている請求項に記載の光送受信モジュールと接続される光ファイバーケーブル
  8. 両端部にプラグを備えるとともに該両プラグの先端面に互いに異なる波長の光を屈曲させる波長分離素子を設けた光ファイバーケーブルと、この光ファイバーケーブルの両プラグが選択的に挿入され、送信光と受信光とで異なる波長の光を用いて通信する光送受信モジュールとを備える光通信システムであって、
    前記光送受信モジュールは、
    前記両プラグが選択的に挿入される挿入孔と、該挿入孔に対向して配置され前記異なる波長に応じた複数の光を発光する発光素子と、前記波長分離素子によって屈曲された光を受光する受光素子と、前記発光素子をいずれか一方の波長に選択的に発光させる波長切換え手段とを具備し、前記波長切換え手段は、前記挿入されたプラグの先端面に設けられた波長分離素子が屈曲させる波長と異なる波長の光を選択し、
    前記光ファイバーケーブルは、
    単芯の光ファイバーが全長にわたって挿通するとともに、各端部に、プラグがそれぞれ設けられており、各プラグの軸心部を光ファイバーの各端部がそれぞれ挿通し、それぞれのプラグの先端面に、異なる波長の光をそれぞれ透過させて光ファイバー内に入射させる波長分離素子がそれぞれ設けられており、少なくとも一方の波長分離素子が、光ファイバー内を伝送された異なる波長の光を、それぞれ異なる方向に出射させるようになっており、
    前記光ファイバーケーブルに設けられた各プラグに、前記光送受信モジュールがそれぞれ接続されていることを特徴とする光通信システム。
  9. 光送受信モジュールには、挿入孔内に挿入されるプラグを周方向に位置決めする位置決め手段として、キー溝が設けられており、前記各プラグには、キー溝内に挿入される位置決めキーがそれぞれ設けられている請求項8に記載の光通信システム。
  10. 前記光送受信モジュールのキー溝内には、光ファイバーケーブルの各プラグのいずれかが挿入孔に挿入されたとき、この挿入されたプラグに設けられた位置決めキーに応じて、この挿入されたプラグに設けられた波長分離素子を透過する所定波長の光に切替える波長切替え手段としての波長切替えスイッチが設けられている請求項9に記載の光通信システム。
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