JP3739257B2 - 仮設型トラックゲート設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、災害により鉄道輸送が不能になったときに使用される仮設型トラックゲート設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉄道貨物輸送においては、天災などにより一部区間の列車運行が不能になった場合、その区間のコンテナ(貨物の一例)の輸送をトラックによる代行運送で行っている。
【0003】
上記代行運送では、発駅(一部区間の一方の駅で列車よりコンテナを卸す駅)において作業員が到着した列車からのコンテナの搬出およびトラックへの積み込みを行い、着駅(一部区間の他方の駅で列車へコンテナを積み込む駅)において作業員がトラックからのコンテナの卸しおよび列車への積み込みを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記代行運送では、発駅と着駅において作業員が貨物の管理を行っているために、多くの人手が必要となり、また効率が悪く、さらにコンテナの管理が不正確になりやすいという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、仮設型トラックゲートを急遽搬送し、発駅、着駅にそれぞれ仮設することによって、トラックによる貨物の代行運送にスムースに移行でき、さらにトラック運行管理(出入りトラックおよび貨物の管理)を少人数でしかも正確かつ効率的に実現できる仮設型トラックゲート設備を提供することを目的としたものである。
【0006】
また本発明は、輸送、設置、稼働が簡単にしかも短時間にセッティングできるようにコンパクト化した仮設型トラックゲート設備を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、鉄道貨物輸送において、一部区間の列車の運行が不能になったときに、この区間の貨物の輸送をトラックによる代行運送で行う際に使用する仮設型トラックゲート設備であって、
前記区間の一方へ到着した列車より卸した貨物を搬出する発駅に仮り設置され、この発駅に入場するトラックを確認し、このトラックにより搬送する貨物を指示する発駅ゲート手段と、前記トラックにより搬入された貨物を前記区間の他方の列車に積み込む着駅に仮り設置され、この着駅に入場するトラックを確認し、このトラックにより搬入された貨物を確認する着駅ゲート手段と、前記発駅ゲート手段および着駅ゲート手段と通信手段により接続され、代行運送を行う貨物の情報と貨物を搬送するトラックの情報の登録により、前記トラックと貨物の組合せからなる貨物搬送作業データを形成し、各駅からのトラックの情報の入力により前記貨物搬送作業データを検索して貨物の情報を出力する中央制御手段とを備えたことを特徴としたものである。
【0008】
上記構成によれば、発駅に仮り設置された発駅ゲート手段と着駅に仮り設置された着駅ゲート手段と中央制御手段が通信手段により接続され、代行搬送用トラックにより搬送される貨物が、中央制御手段において形成された貨物搬送作業データに基づいて設定され、代行搬送用トラックによる発駅からの貨物の搬出と着駅における貨物の搬入が管理される。
【0009】
また請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明であって、発駅ゲート手段および着駅ゲート手段をそれぞれトラックにより搬送可能な構造体としたことを特徴としたものである。
【0010】
上記構成によれば、発駅ゲート手段および着駅ゲート手段をそれぞれ発駅と着駅へトラックにより迅速に搬送し、設置することが可能となる。
また請求項3に記載の発明は、上記請求項1または請求項2に記載の発明であって、発駅ゲート手段を、発駅へ入場するトラックの情報を求める発駅トラック情報手段と、中央制御手段とのデータの通信を行う発駅通信手段と、トラックのドライバへデータを伝達する発駅伝達手段と、前記発駅トラック情報手段により求めたトラックの情報を、前記発駅通信手段により前記中央制御手段へ送信し、発駅通信手段により中央制御手段からこのトラックの情報に基づく貨物の情報を受信し、この貨物の情報を前記発駅伝達手段によりトラックのドライバへ伝達する発駅制御手段から構成し、
着駅ゲート手段を、着駅へ入場するトラックの情報を求める着駅トラック情報手段と、前記中央制御手段とのデータの通信を行う着駅通信手段と、着駅へ入場するトラックに搭載された貨物の情報を求める着駅貨物情報手段と、前記着駅トラック情報手段により求めたトラックの情報と前記着駅貨物情報手段により求めたトラックに搭載された貨物の情報を、前記着駅通信手段により前記中央制御手段へ送信し、このトラックの情報と貨物の情報が一致するかを照合させる着駅制御手段から構成したことを特徴としたものである。
【0011】
上記構成によれば、発駅ゲート手段において、発駅トラック情報手段により入場するトラックの情報が求められ、このトラックの情報が発駅通信手段により中央制御手段へ送信され、発駅通信手段により中央制御手段からこのトラックの情報に基づく貨物の情報が受信され、この貨物の情報が発駅伝達手段によりトラックのドライバへ伝達される。また着駅ゲート手段において、着駅トラック情報手段により入場するトラックの情報が求められ、着駅貨物情報手段によりトラックに搭載された貨物の情報が求められ、着駅通信手段によりこれらトラックの情報と貨物の情報が中央制御手段へ送信され、このトラックの情報と貨物の情報が一致するかが照合される。
【0012】
また請求項4に記載の発明は、上記請求項3に記載の発明であって、発駅ゲート手段に、発駅より退場するトラックの情報を求める第2発駅トラック情報手段と、発駅より退場するトラックに搭載された貨物の情報を求める発駅貨物情報手段を付加し、発駅制御手段に、前記第2発駅トラック情報手段により求めたトラックの情報と前記発駅貨物情報手段により求めたトラックに搭載された貨物の情報を、発駅通信手段により中央制御手段へ送信し、このトラックの情報と貨物の情報が一致するかを照合させる機能を付加し、
着駅ゲート手段に、着駅より退場するトラックの情報を求める第2着駅トラック情報手段と、着駅より退場するトラックに貨物が搭載されているかどうかを検出する検出手段を付加し、着駅制御手段に、前記検出手段によりトラックに貨物が搭載されていないことを確認したとき、前記第2着駅トラック情報手段により求めたトラックの情報を着駅通信手段により中央制御手段へ送信し、このトラックによる貨物の搬送終了を伝達する機能を付加したことを特徴としたものである。
【0013】
上記構成によれば、発駅ゲート手段において、第2発駅トラック情報手段により退場するトラックの情報が求められ、発駅貨物情報手段により退場するトラックに搭載された貨物の情報が求められ、これらトラックの情報と貨物の情報が発駅通信手段により中央制御手段へ送信され、このトラックの情報と貨物の情報が一致するかが照合される。また着駅ゲート手段において、第2着駅トラック情報手段により退場するトラックの情報が求められ、検出手段によりトラックに貨物が搭載されているかどうかが検出され、トラックに貨物が搭載されていないとき、第2着駅トラック情報手段により求めたトラックの情報が着駅通信手段により中央制御手段へ送信され、このトラックによる貨物の搬送終了が伝達される。
【0014】
また請求項5に記載の発明は、上記請求項3または請求項4に記載の発明であって、貨物搬送作業データに、発駅の貨物積み込み位置の情報と、着駅の貨物卸し位置情報を付加し、中央制御手段は、発駅からのトラックの情報の入力により前記貨物搬送作業データを検索して貨物の情報に加えて発駅の貨物積み込み位置情報を出力し、着駅からのトラックの情報の入力により前記貨物搬送作業データを検索して貨物の情報に加えて着駅の貨物卸し位置情報を出力し、
発駅制御手段に、発駅伝達手段により貨物の情報に加えて発駅の貨物積み込み位置情報をトラックのドライバへ伝達する機能を付加し、
着駅ゲート手段に、トラックのドライバへデータを伝達する着駅伝達手段を設け、着駅制御手段に、前記着駅伝達手段により着駅の貨物卸し位置情報をトラックのドライバへ伝達する機能を付加したことを特徴としたものである。
【0015】
上記構成によれば、発駅ゲート手段において、発駅伝達手段により貨物の情報に加えて発駅の貨物積み込み位置情報がトラックのドライバへ伝達され、着駅ゲート手段において、着駅伝達手段により着駅の貨物卸し位置情報がトラックのドライバへ伝達される。
【0016】
また請求項6に記載の発明は、上記請求項5に記載の発明であって、発駅伝達手段と着駅伝達手段を、表示パネル、音声案内装置の少なくともいずれか一方により形成したことを特徴としたものである。
【0017】
上記構成によれば、表示パネル、音声案内装置の少なくともいずれか一方により、トラックのドライバへデータが伝達される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態における仮設型トラックゲート設備の構成図である。
【0019】
仮設型トラックゲート設備は、発駅および着駅にそれぞれ設置される仮設トラックゲートブースAと中央管理室Bから大きく構成されており、一般道路から駅構内へのトラックCの進入路Eと駅構内から一般道路への退出路Fの中央に、仮設トラックゲートブースAが配置されている。
【0020】
仮設トラックゲートブースAに設置される仮設トラックゲートボックス(発駅ゲート手段および着駅ゲート手段の一例)を図2に示す。
この仮設トラックゲートボックス1は、制御ボックス2と、この制御ボックス2の左側面に設けた収納台3に収納されるセンサボックス4から構成され、センサボックス4を収納台3に収納した形で搬送される。列車が運行不能となると、2セットの仮設トラックゲートボックス1が発駅と着駅にそれぞれ搬送され、発駅、着駅にそれぞれ、2セットの仮設トラックゲートボックス1が設置され、仮設トラックゲートブースAが形成される。仮設トラックゲートボックス1はコンパクトな構造体に構成され、2セットの仮設トラックゲートボックス1を1台のトラックCにより輸送を可能としている。このように、トラック輸送(あるいは鉄道輸送)および据えつけを容易とし、災害時における鉄道貨物輸送のトラック代行運送へのスムースな移行を可能としている。
【0021】
制御ボックス2の正面には、必要情報の入力と表示を行うタッチパネルモニタ(発駅と着駅の伝達手段の一例)11と、音声にて操作方法を案内する音声案内装置(発駅と着駅の伝達手段の一例)12と、中央管理室Bの管理員(クラーク)と直接話を行うためのインターフォン13と、受取書などの帳票を発行するプリンタ14と、トラックCが制御ボックス2の前面に停止していることを検出する車両センサ15が設けられ、右側面には、車両センサ15によるトラックCの検出によりトラックCのナンバープレートを撮影するためのストロボ照明器16および車番認識カメラ17が設けられ、さらに天井には、中央管理室Bとデータの通信(情報通信)を行うための通信アンテナ18が設けられている。また制御ボックス2には、ストロボ照明器16および車番認識カメラ17を輸送時の衝撃から保護するために蓋16A,17Aが設けられている。
【0022】
またセンサボックス4の前面には、トラックCに積載されたコンテナ(貨物の一例)Dに装着されたコンテナIDタグ21(図1)より、記憶されているコンテナDの識別情報(たとえば、コンテナのナンバー)を読み取るコンテナIDタグリーダ(読み取りアンテナ)22と、トラックCの有無およびトラックC上のコンテナDの有無(トラックCにコンテナDが搭載されているかどうか)を検出する車両・コンテナ検出センサ(検出手段の一例)23が設けられ、センサボックス4の内部には、図3に示すように、コンテナIDタグリーダ22により読み取られた情報によりコンテナDのナンバーの認識を行うIDタグコントローラ24が設けられている。上記コンテナIDタグリーダ22とIDタグコントローラ24により、発駅と着駅の貨物情報手段が形成されている。
【0023】
また図3に示すように、制御ボックス2の内部には、通信アンテナ18に接続された通信装置(無線LAN)31と、ストロボ照明器16と車番認識カメラ17に接続され、車番認識カメラ17により撮影された撮像データを画像処理しトラックCのナンバー(車番)を認識するた画像処理装置32と、コンピュータからなるメインコントローラ(発駅と着駅の制御手段の一例)33が設けられている。またインターフォン13が通信装置31に接続されている。上記ストロボ照明器16と車番認識カメラ17と画像処理装置32により発駅と着駅のトラック情報手段が形成されている。
【0024】
前記メインコントローラ33に、タッチパネルモニタ11と音声案内装置12とプリンタ14と車両センサ15と通信装置31と画像処理装置32が接続され、さらにケーブル34(図1)を介してセンサボックス4の車両・コンテナ検出センサ23とIDタグコントローラ24が接続されている。
【0025】
また中央管理室Bには、図1に示すように、発駅および着駅に設置した制御ボックス2とのデータの通信(情報通信)に使用する通信アンテナ36およびこの通信アンテナ36に接続された通信装置(無線LAN)37と、通信装置37に接続され、コンテナDの搬送予定、トラックCの配車予定などの登録にしたがって、トラックCの運行(トラックCとトラックCによるコンテナDの搬入・搬出)を管理する中央コントローラ(PC;中央制御手段の一例)38が設けられている。上記通信アンテナ18および36と通信装置31および37により通信手段が形成されている。
【0026】
また図1に示すように、一般道路から駅内への進入路Eの上流端(入口)に、前面を進入路Eに向けてセンサボックス4Aが設置され、進入路Eの下流端に、前面を進入路Eへ向けて第1制御ボックス2Aが設置され、センサボックス4Aと第1制御ボックス2Aがケーブル34により接続され、駅内より一般道路への退出路Fの上流端に、前面を進入路Eに向けてセンサボックス4Bが設置され、退出路Fの下流端(出口)に、前面を退出路Fへ向けて第2制御ボックス2Bが設置され、センサボックス4Bと第2制御ボックス2Bがケーブル34により接続されている。
【0027】
上記タッチパネルモニタ11のパネルの一例を図4に示す。
41はトラックCのナンバー(車番)を表示する表示器であり、この車番表示器41の右方に車番が正しいときに操作する「OK」押しボタンスイッチ42が設けられている。また車番表示器41の下方には、トラックCに搭載されたコンテナDの番号(コンテナIDタグ21より読み取られたナンバー)を表示するコンテナ表示器43が設けられ、この右方にトラックCに搭載されたコンテナDが指令されたコンテナDが正しく搭載されているかを照合した結果を表示する”良”・”不良”表示ランプ44が設けられ、コンテナ表示器43の下方にコンテナDの行き先{発駅におけるコンテナ搭載位置または着駅におけるコンテナ卸し位置(ロケーション番号)}を表示するコンテナロケーション表示器45が設けられ、さらにその下方に、トラックCのドライバが入力した業者コードを表示する業者コード表示器46が設けられ、さらにその下方に、トラックCを発車するときに操作する発車操作押しボタンスイッチ47が設けられ、さらに右方に車番や業者コードなどを入力・セットするテンキー49が設けられている。これら表示器41,43,45,46、押しボタンスイッチ42,47、表示ランプ44、テンキー49はメインコントローラ33に接続されている。
【0028】
また上記音声案内装置12より発声される(トラックCのドライバDへ案内される)音声情報を図5に示す。図5に示す音声情報がコードとともに音声案内装置12に予め記憶されており、音声案内装置12は、メインコントローラ33より各音声情報に付せられたコードを入力すると、コードに対応する音声情報を発声する。たとえば、コード”2”を入力すると、「車番が読めませんでした。タッチパネルで車番を入力して下さい。」を発声する。
【0029】
上記中央管理室Bでは、列車(貨車)運行が不能になったとき、上記中央管理室Bのクラーク(管理者)により、中央コントローラ(PC)38へ前記運行が不能となった貨車のコンテナDの搬送予定(貨車積荷情報)とトラックCの配車予定(トラック登録)が登録される。これら情報により、図6に示すように、中央コントローラ(PC)38において、コンテナ(貨物)搬送作業データ{発駅のコンテナ(貨物)搬出予定作業データと着駅のコンテナ(貨物)搬入予定作業データ}が作成され、同時に作業の進捗リストが作成され、以後作業が管理される。発駅のコンテナ(貨物)搬出予定作業データは、トラックCのナンバー(車番)、コンテナDの番号、駅構内のコンテナ搭載位置から構成され、着駅のコンテナ(貨物)搬入予定作業データは、トラックCのナンバー(車番)、コンテナDの番号、駅構内のコンテナ卸し位置から構成される。なお、業者名、配送先、発車時間などの項目が追加されることもある。
【0030】
以下、制御ボックス2Aのメインコントローラ33の動作を、全体の動作とともに説明する。
『発駅』
まず発駅における空トラックCの入場からコンテナDの搬出までの動作を図7のフローチャートにしたがって説明する。
[空トラックの入場]
トラックCのドライバーは進入路EへトラックCを進入させ、第1制御ボックス2A前に停車させる。
【0031】
メインコントローラ33は、トラックCが進入路Eに入場し、センサボックス4Aの車両・コンテナセンサ23によりトラックCが検出されると、画像処理装置32へ撮影指令信号を出力する。これにより、画像処理装置32によりストロボ照明器16が駆動されてトラックCの正面が照明され、同時に車番認識カメラ17が駆動されてトラックCのナンバープレートが撮影され、その撮像信号が画像処理装置32へ入力される。画像処理装置32は入力した撮像信号によりナンバープレートのナンバーを認識し、その車番データをメインコントローラ33へ入力する。
【0032】
メインコントローラ33は入力したトラックC(発駅に入場したトラック)の車番データを通信装置31および通信アンテナ18を介して中央管理室Bへ送信する。
中央コントローラ32は、通信アンテナ36および無線装置37を介して、発駅の仮設トラックゲートブースAより入場したトラックCの車番データを入力すると、車番データにより搬出予定作業データを検索して、登録されたトラックCであるかを照合し、照合を確認すると照合確認データを無線装置37および通信アンテナ36を介して、仮設トラックゲートブースAへ送信する。
【0033】
メインコントローラ33は通信アンテナ18および通信装置31を介して中央管理室Bより照合確認データを入力し、制御ボックス2Aの車両検出センサ15がトラックCを検出すると、まず音声案内装置12へコード”00”を出力して、「いらっしゃいませ。」を発声させ、続いて車番データをタッチパネルモニタ11の車番表示器41へ出力して表示させ、音声案内装置12へコード”03”を出力して、「車番に間違いがなければOKボタンを押して下さい。違っていれば正しい番号を入力して下さい。」を発声させる。
【0034】
トラックCのドライバはタッチパネルモニタ11の車番表示器41に表示された車番(トラックCのナンバー)が正しいかどうかを確認し、正しいときタッチパネルモニタ11の「OK」押しボタンスイッチ42を操作してOK(正しい)を入力し、違っているときは、タッチパネルモニタ11のテンキー49を操作して正しい車番を入力する。
【0035】
メインコントローラ33はタッチパネルモニタ11よりOKを入力すると、OKデータを中央管理室Bへ送信し、中央コントローラ32は、このOKデータを確認すると車番に割り当てた搭載コンテナと行き先を求め、この指令データを無線装置37および通信アンテナ36を介して、仮設トラックゲートブースAへ送信し、作業進捗データを更新する。
【0036】
メインコントローラ33は、この指令データを入力すると、搭載コンテナと行き先をそれぞれタッチパネルモニタ11のコンテナ表示器43とコンテナロケーション表示器45へそれぞれ出力して表示させ、同時にプリンタ14へ出力して作業指令書を発行させる。続いて音声案内装置12へコード”04”を出力して、「作業指令書に従ってコンテナを搭載して下さい。」を発声させる。
【0037】
トラックCのドライバは、作業指令書を受け取り、トラックCを駅構内の行き先へ移動させて作業指令書により指定されたコンテナDを積み込む。
またメインコントローラ33は新たにタッチパネルモニタ11より車番データを入力すると、再度車番データを中央管理室Bへ送信し、中央コントローラ32は、再度車番データにより作業データを検索して、登録されたトラックCかどうかを照合して、照合確認データを仮設トラックゲートブースAへ送信する。
【0038】
なお、中央コントローラ32において、車番データにより搬出予定作業データを検索した結果、登録された車番が無いとき、登録されていない旨のデータを形成し、このデータを無線装置37および通信アンテナ36を介して、仮設トラックゲートブースAへ送信する。メインコントローラ33は、登録されていない旨のデータを入力すると、音声案内装置12へコード”05”を出力して、「車番が登録されておりません。インターフォンを取ってクラークとお話下さい。」を発声させる。トラックCのドライバは、インターフォン13を取ってクラークと話し、以後の作業の指示を受ける。クラークは搬出作業データおよび搬入作業データを変更することになる。
【0039】
また、作業指令書を発行したときに、音声案内装置12へコード”10”を出力して、「業者コードを入力して下さい。」を発声させるようにすることもできる。このとき、トラックCのドライバはタッチパネルモニタ11のテンキー49を操作して所属する業者コードを入力する。メインコントローラ33はタッチパネルモニタ11より業者コードを入力すると、業者コード表示器46へ表示させ、また業者コードを中央管理室Bへ送信し、中央コントローラ32は、業者コードを作業進捗データとして記憶する。
[コンテナの搬出]
コンテナDの積み込みが終了すると、トラックCのドライバーは退出路FへトラックCを移動させ、第2制御ボックス2B前に停車させる。
【0040】
第2制御ボックス2Bのメインコントローラ33は、トラックCが退出路Fに入り、センサボックス4Bの車両・コンテナセンサ23によりトラックCが検出されると、画像処理装置32へ撮影指令信号を出力する。これにより、画像処理装置32によりストロボ照明器16が駆動されてトラックCの正面が照明され、同時に車番認識カメラ17が駆動されてトラックCのナンバープレートが撮影され、その撮像信号が画像処理装置32へ入力される。画像処理装置32は入力した撮像信号によりナンバープレートのナンバーを認識し、この車番データをメインコントローラ33へ入力する。
【0041】
またメインコントローラ33はセンサボックス4Bの車両・コンテナセンサ23によりトラックCが検出されると、IDタグコントローラ24へ駆動信号を出力する。IDタグコントローラ24は駆動信号を入力すると、コンテナIDタグリーダ22を駆動してトラックCのIDタグ21を読み取らせ、この読み取りデータを入力すると、コンテナの情報(ナンバー)へ変換してメインコントローラ33へ出力する。
【0042】
メインコントローラ33は入力した退場するトラックCの車番データとコンテナの情報を通信装置31および通信アンテナ18を介して中央管理室Bへ送信する。
中央コントローラ32は、通信アンテナ36および無線装置37を介して、仮設トラックゲートブースAより退場するトラックCの車番データとコンテナの情報を入力すると、車番データにより搬出予定作業データを検索して、車番に割り当てた搭載コンテナを求め、この求めた搭載コンテナと入力したコンテナの情報が一致しているかを照合し、照合が正しいとき照合結果”良”の照合結果のデータ形成し、照合が正しくないとき照合結果”不良”の照合結果のデータ形成し、いずれかの照合結果データを無線装置37および通信アンテナ36を介して、仮設トラックゲートブースAへ送信する。
【0043】
メインコントローラ33は通信アンテナ18および通信装置31を介して中央管理室Bより照合結果データを入力し、制御ボックス2Bの車両検出センサ15がトラックCを検出すると、照合結果が”良”のとき、表示ランプ44により”良”を表示させ、続いてプリンタ14を駆動して、プリンタ14によりコンテナ搬送指示書を発行させ、音声案内装置12へコード”07”を出力して、「搬送指示書を受け取り、発車ボタンを押して下さい。」を発声させる。トラックCのドライバは、表示ランプ44により”良”を確認し、搬送指示書を受け取り、発車操作押しボタンスイッチ47を操作する。
【0044】
メインコントローラ33はタッチパネルモニタ11より「発車」を入力すると、発車データを中央管理室Bへ送信し、中央コントローラ32は、この発車のデータにより作業進捗データを更新し、発車時刻を登録する。
【0045】
続いてメインコントローラ33は、音声案内装置12へコード”01”を出力して、「手続きは全て完了しました。ありがとうございました。」を発声させ、発車を促す。トラックCのドライバは音声案内を確認すると、トラックCを発駅より退場させて着駅へ向けて発車する。
【0046】
またメインコントローラ33は照合結果が”不良”のとき、表示ランプ44により”不良”を表示させ、続いて音声案内装置12へコード”06”を出力して、「搭載したコンテナが間違っています。作業指令書を確認して、コンテナを積み替えて下さい。」を発声させ、積み替えをを指示する。
【0047】
トラックCのドライバはタッチパネルモニタ11に表示された照合結果データを見て”不良”を確認し、音声案内により積み替えを確認すると、駅構内へバックしてコンテナDの積み替えを行い、再度退出路FへトラックCを移動させる。
【0048】
なお、発駅において、車番を車番認識カメラ17により読み取ることができなかったとき、メインコントローラ33は、音声案内装置12へコード”02”を出力して、「車番を読めませんでした。タッチパネルで車番を入力して下さい。」を発声させる。トラックCのドライバは、タッチパネルモニタ11のテンキー49を操作して車番を入力する。この入力された車番が中央コントローラ32へ送信される。
【0049】
このように、発駅からコンテナDを搬送するトラックCと、発駅よりトラックCにより搬送されるコンテナDが管理される。
『着駅』
次に着駅におけるコンテナDを積載したトラックCの入場から空トラックCの退場までの動作を図8のフローチャートにしたがって説明する。
[コンテナDを積載したトラックの入場]
トラックCのドライバは着駅の進入路EへトラックCを進入させ、第1制御ボックス2A前に停車させる。
【0050】
第1制御ボックス2Aのメインコントローラ33は、トラックCが進入路Eに入場し、センサボックス4Aの車両・コンテナセンサ23によりトラックCが検出されると、画像処理装置32へ撮影指令信号を出力する。これにより、画像処理装置32によりストロボ照明器16が駆動されてトラックCの正面が照明され、同時に車番認識カメラ17が駆動されてトラックCのナンバープレートが撮影され、その撮像信号が画像処理装置32へ入力される。画像処理装置32は入力した撮像信号によりナンバープレートのナンバーを認識し、この車番データをメインコントローラ33へ入力する。
【0051】
またメインコントローラ33はセンサボックス4Aの車両・コンテナセンサ23によりトラックCが検出されると、IDタグコントローラ24へ駆動信号を出力する。IDタグコントローラ24は駆動信号を入力すると、コンテナIDタグリーダ22を駆動してトラックCのコンテナDのIDタグ21を読み取らせ、この読み取りデータを入力すると、コンテナの情報(ナンバー)へ変換してメインコントローラ33へ出力する。
【0052】
メインコントローラ33は入力したトラックC(着駅へ入場したトラック)の車番データとコンテナの情報を通信装置31および通信アンテナ18を介して中央管理室Bへ送信する。
【0053】
中央コントローラ32は、通信アンテナ36および無線装置37を介して、仮設トラックゲートブースAより着駅へ入場したトラックCの車番データとコンテナの情報を入力すると、車番データにより搬入予定作業データを検索して、車番に割り当てた搭載コンテナを求め、この求めた搭載コンテナと入力したコンテナの情報が一致しているかを照合し、照合が正しいとき車番データにより作業データを検索して、車番に割り当てた行き先{卸し位置(ロケーション)}を求め、照合結果”良”および行き先からなる照合結果のデータ形成し、作業の進捗データを更新し、到着時間を登録する。照合が正しくないとき照合結果”不良”からなる照合結果のデータ形成し、いずれかの照合結果データを無線装置37および通信アンテナ36を介して、着駅の仮設トラックゲートブースAへ送信する。
【0054】
メインコントローラ33は通信アンテナ18および通信装置31を介して中央管理室Bより照合結果データを入力し、制御ボックス2Aの車両検出センサ15がトラックCを検出すると、照合結果が”良”のとき、タッチパネルモニタ11の表示ランプ44により”良”を表示させ、行き先(卸しロケーション)をコンテナロケーション表示器45へ表示させ、行き先をプリンタ14へ出力し、プリンタ14により行き先票を発行させる。続いて音声案内装置12へコード”08”を出力して、「搭載したコンテナを行き先票に指示されたロケーションへ卸して下さい。」を発声させる。トラックCのドライバは、表示ランプ44により”良”を確認し、行き先票を受け取り、音声案内にしたがってトラックCを駅構内へ移動させて、コンテナDを行き先へ卸す。
【0055】
またメインコントローラ33は、照合結果が”不良”のとき、タッチパネルモニタ11の表示ランプ44により”不良”を表示させ、音声案内装置12へコード”04”を出力して、「コンテナが一致しておりません。インターフォンを取ってクラークとお話下さい。」を発声させる。トラックCのドライバは、インターフォン13を取ってクラークと話し、以後の作業の指示を受ける。クラークは搬出作業データおよび搬入作業データを変更することになる。
[空トラックの退場]
コンテナDの卸しが終了すると、トラックCのドライバーは退出路FへトラックCを移動させ、第2制御ボックス2B前に停車させる。
【0056】
第2制御ボックス2Bのメインコントローラ33は、トラックCが退出路Fに入り、センサボックス4Bの車両・コンテナセンサ23によりトラックCが検出されると、画像処理装置32へ撮影指令信号を出力する。これにより、画像処理装置32によりストロボ照明器16が駆動されてトラックCの正面が照明され、同時に車番認識カメラ17が駆動されてトラックCのナンバープレートが撮影され、その撮像信号が画像処理装置32へ入力される。画像処理装置32は入力した撮像信号によりナンバープレートのナンバーを認識し、この車番データをメインコントローラ33へ入力する。
【0057】
またメインコントローラ33はセンサボックス4Bの車両・コンテナセンサ23によりトラックCが検出されると、続いてコンテナDを検出するかを確認し、コンテナDの有無を確認する。コンテナDを確認できないとき、メインコントローラ33は入力した着駅より退場するトラックCの車番データの情報を通信装置31および通信アンテナ18を介して中央管理室Bへ送信する。
【0058】
中央コントローラ32は、通信アンテナ36および無線装置37を介して、仮設トラックゲートブースAより着駅より退場するトラックCの車番データの情報を入力すると、車番データにより搬出予定作業データを検索して、作業の進捗データを更新し(搬送終了を確認し)、退出時間を登録する。続いて退出確認データを無線装置37および通信アンテナ36を介して、仮設トラックゲートブースAへ送信する。
【0059】
メインコントローラ33は通信アンテナ18および通信装置31を介して中央管理室Bより退出確認データを入力し、制御ボックス2Bの車両検出センサ15がトラックCを検出すると、プリンタ14を駆動して、プリンタ14によりコンテナDの受け取りを証明する受取書を発行させる。続いて音声案内装置12へコード”01”を出力して、「手続きは全て終了しました。ありがとうこざいました。」を発声させる。トラックCのドライバは、受取書を受け取り、トラックCを着駅より退場させる。
【0060】
またメインコントローラ33は、コンテナDを確認したとき、音声案内装置12へコード”08”を出力して、「搭載されたコンテナを行き先票に指示されたロケーションへ卸して下さい。」を発声させる。トラックCのドライバは、駅構内へトラックCを戻して、コンテナDを卸し、再度退出路FへトラックCを移動させる。
【0061】
なお、着駅において、車番を車番認識カメラ17により読み取ることができなかったとき、メインコントローラ33は、音声案内装置12へコード”02”を出力して、「車番を読めませんでした。タッチパネルで車番を入力して下さい。」を発声させる。トラックCのドライバは、タッチパネルモニタ11のテンキー49を操作して車番を入力する。この入力された車番が中央コントローラ32へ送信される。
【0062】
このように、着駅までコンテナDを搬送するトラックCと、着駅へ到着したコンテナDが管理される。
以上の構成および作用により、
1.列車の運行が不能となったという非常時に、トラックCによる代行運送という非定常運用業務を、正確かつ迅速に行うことができる、
2.仮設トラックゲートボックス1がコンパクトであるため、鉄道・トラック輸送および据えつけが容易であり、トラックCによる代行運送にスムースに移行できる、
3.仮設トラックゲートブースAを設置し、中央コントローラ(PC)38などの電源を立ち上げるだけで、すぐに稼働を開始することができる、
4.複雑なトラックの運行管理(トラックCとトラックCによるコンテナDの搬入・搬出業務)を、少人数で実行することができる、
という効果を得ることができる。
【0063】
なお、上記実施の形態では、2セットの仮設トラックゲートボックス1によりブースAを形成しているが、図9に示すように、2台の制御ボックス2をコンテナ51に組み込むようにしてもよい。このとき、通信アンテナ18および通信装置31を1台とすることができる。
【0064】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、列車の運行が一部区間で不能になり、この区間の代行運送をトラックで行うとき、トラックによる貨物の搬送を正確かつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における仮設型トラックゲート設備の構成図である。
【図2】同仮設型トラックゲート設備の仮設トラックゲートボックスの斜視図である。
【図3】同仮設型トラックゲート設備の仮設トラックゲートボックスの機器構成図である。
【図4】同仮設型トラックゲート設備のタッチパネルモニタの平面図である。
【図5】同仮設型トラックゲート設備の音声案内装置の音声情報を示す図である。
【図6】同仮設型トラックゲート設備の中央コントローラにおける作業データの形成手順を示すフローチャートである。
【図7】同仮設型トラックゲート設備の発駅における動作手順を示すフローチャートである。
【図8】同仮設型トラックゲート設備の着駅における動作手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の他の実施の形態における仮設型トラックゲート設備の構成図である。
【符号の説明】
A 仮設トラックゲートブース
B 中央管理室
C トラック
D コンテナ
E 進入路
F 退出路
1 仮設トラックゲートボックス
2 制御ボックス
4 センサボックス
11 タッチパネルモニタ
12 音声案内装置
13 インターフォン
14 プリンタ
15 車両センサ
16 ストロボ照明器
17 車番認識カメラ
18,36 通信アンテナ
21 コンテナIDタグ
22 コンテナIDタグリーダ
23 車両・コンテナ検出センサ
24 IDタグコントローラ
31,37 通信装置
32 画像処理装置
38 中央コントローラ

Claims (6)

  1. 鉄道貨物輸送において、一部区間の列車の運行が不能になったときに、この区間の貨物の輸送をトラックによる代行運送で行う際に使用する仮設型トラックゲート設備であって、
    前記区間の一方へ到着した列車より卸した貨物を搬出する発駅に仮り設置され、この発駅に入場するトラックを確認し、このトラックにより搬送する貨物を指示する発駅ゲート手段と、
    前記トラックにより搬入された貨物を前記区間の他方の列車に積み込む着駅に仮り設置され、この着駅に入場するトラックを確認し、このトラックにより搬入された貨物を確認する着駅ゲート手段と、
    前記発駅ゲート手段および着駅ゲート手段と通信手段により接続され、代行運送を行う貨物の情報と貨物を搬送するトラックの情報の登録により、前記トラックと貨物の組合せからなる貨物搬送作業データを形成し、各駅からのトラックの情報の入力により前記貨物搬送作業データを検索して貨物の情報を出力する中央制御手段と
    を備えたことを特徴とする仮設型トラックゲート設備。
  2. 発駅ゲート手段および着駅ゲート手段をそれぞれトラックにより搬送可能な構造体としたこと
    を特徴とする請求項1に記載の仮設型トラックゲート設備。
  3. 発駅ゲート手段を、
    発駅へ入場するトラックの情報を求める発駅トラック情報手段と、
    中央制御手段とのデータの通信を行う発駅通信手段と、
    トラックのドライバへデータを伝達する発駅伝達手段と、
    前記発駅トラック情報手段により求めたトラックの情報を、前記発駅通信手段により前記中央制御手段へ送信し、発駅通信手段により中央制御手段からこのトラックの情報に基づく貨物の情報を受信し、この貨物の情報を前記発駅伝達手段によりトラックのドライバへ伝達する発駅制御手段
    から構成し、
    着駅ゲート手段を、
    着駅へ入場するトラックの情報を求める着駅トラック情報手段と、
    前記中央制御手段とのデータの通信を行う着駅通信手段と、
    着駅へ入場するトラックに搭載された貨物の情報を求める着駅貨物情報手段と、
    前記着駅トラック情報手段により求めたトラックの情報と前記着駅貨物情報手段により求めたトラックに搭載された貨物の情報を、前記着駅通信手段により前記中央制御手段へ送信し、このトラックの情報と貨物の情報が一致するかを照合させる着駅制御手段
    から構成したこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の仮設型トラックゲート設備。
  4. 発駅ゲート手段に、
    発駅より退場するトラックの情報を求める第2発駅トラック情報手段と、
    発駅より退場するトラックに搭載された貨物の情報を求める発駅貨物情報手段を付加し、
    発駅制御手段に、前記第2発駅トラック情報手段により求めたトラックの情報と前記発駅貨物情報手段により求めたトラックに搭載された貨物の情報を、発駅通信手段により中央制御手段へ送信し、このトラックの情報と貨物の情報が一致するかを照合させる機能を付加し、
    着駅ゲート手段に、
    着駅より退場するトラックの情報を求める第2着駅トラック情報手段と、
    着駅より退場するトラックに貨物が搭載されているかどうかを検出する検出手段
    を付加し、
    着駅制御手段に、
    前記検出手段によりトラックに貨物が搭載されていないことを確認したとき、前記第2着駅トラック情報手段により求めたトラックの情報を着駅通信手段により中央制御手段へ送信し、このトラックによる貨物の搬送終了を伝達する機能を付加したこと
    を特徴とする請求項3に記載の仮設型トラックゲート設備。
  5. 貨物搬送作業データに、発駅の貨物積み込み位置の情報と、着駅の貨物卸し位置情報を付加し、
    中央制御手段は、発駅からのトラックの情報の入力により前記貨物搬送作業データを検索して貨物の情報に加えて発駅の貨物積み込み位置情報を出力し、着駅からのトラックの情報の入力により前記貨物搬送作業データを検索して貨物の情報に加えて着駅の貨物卸し位置情報を出力し、
    発駅制御手段に、発駅伝達手段により貨物の情報に加えて発駅の貨物積み込み位置情報をトラックのドライバへ伝達する機能を付加し、
    着駅ゲート手段に、トラックのドライバへデータを伝達する着駅伝達手段を設け、
    着駅制御手段に、前記着駅伝達手段により着駅の貨物卸し位置情報をトラックのドライバへ伝達する機能を付加したこと
    を特徴とする請求項3または請求項4に記載の仮設型トラックゲート設備。
  6. 発駅伝達手段と着駅伝達手段を、表示パネル、音声案内装置の少なくともいずれか一方により形成したこと
    を特徴とする請求項5に記載の仮設型トラックゲート設備。
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