JP3738026B2 - 粉粒体圧送供給装置 - Google Patents

粉粒体圧送供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3738026B2
JP3738026B2 JP2004165940A JP2004165940A JP3738026B2 JP 3738026 B2 JP3738026 B2 JP 3738026B2 JP 2004165940 A JP2004165940 A JP 2004165940A JP 2004165940 A JP2004165940 A JP 2004165940A JP 3738026 B2 JP3738026 B2 JP 3738026B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
valve
powder
granular material
storage chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004165940A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004256311A (ja
Inventor
昌平 千田
一紘 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIDA ENGINEERING INC.
Original Assignee
CHIDA ENGINEERING INC.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CHIDA ENGINEERING INC. filed Critical CHIDA ENGINEERING INC.
Priority to JP2004165940A priority Critical patent/JP3738026B2/ja
Publication of JP2004256311A publication Critical patent/JP2004256311A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3738026B2 publication Critical patent/JP3738026B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

本発明は、粉粒体を圧気に乗せて連続定量供給する粉粒体圧送供給装置に関する。
地盤を改良するための工法として、攪拌翼が突設された改良ロッドを回転さながら地盤中に挿入し、挿入過程や引き上げ過程において、改良ロッドの所定部位から粉粒体状の固化材(以下、単に固化材ともいう)を噴射し、地盤中に柱体状の固化処理体を造成し軟弱地盤を処理するものが知られている。例えば、深層混合処理工法として知られているものがこれに該当する。
かかる粉粒体固化材を用いる地盤改良においては、粉粒体固化材を圧気(圧送気体、例えば圧縮空気)に乗せて圧送する装置を利用する。かかる圧送供給装置としては、例えば特開平8−113370号公報、特開平8−113369号公報、特開平10−59542号公報等に開示されたものがある。
特開平8−113370号公報 特開平8−113369号公報 特開平10−59542号公報
粉粒体圧送供給装置においては、粉粒体及び圧気を別系統で送り込みながら、粉粒体を圧気に乗せて送出するものであるため、圧気が粉粒体供給側へ漏れることによる粉粒体の逆流を防止しなければならない。また前述の地盤改良公報への適用を考えると、現場への搬入が容易であること、設置面積が小さくて済むこと、操作・メンテナンスが容易なこと、大容量の定量供給が可能なこと等も要求される。
しかしながら、従来の粉粒体圧送供給装置は、圧気による粉粒体の逆流を防止するために複雑な構造を採用したものしかなかった。またその結果、内部の清掃等のメンテナンスが煩雑であるという問題点や、装置が過大で搬入・設置が困難であるという問題点があった。さらに粉粒体の使用量を管理しにくかった。
したがって、本発明の主たる課題は、圧気による粉粒体の逆流防止を確実に行えるとともに、簡素な構造・機構であり、内部の清掃等のメンテナンスが非常に容易であり、小型で大容量の圧送が可能であり、かつ粉粒体の使用量を容易且つ正確に管理できる粉粒体圧送供給装置を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は、次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
上部に粉粒体供給口および下端部に排出口を有する収納チャンバと、この収納チャンバ内に設けられた、外部から前記粉粒体供給口を介して粉粒体を受け入れて貯留し及び貯留した粉粒体を前記収納チャンバ内に排出しうるように構成された計量容器と、この計量容器内の粉粒体量を計量する計量手段と、前記収納チャンバ内に連通された排気フィルタとを有する、粉粒体計量供給手段と、
前記収納チャンバの下端部排出口に対して第1の開閉弁を介して接続されるとともに、下端部に排出口を有する中間チャンバと、
この中間チャンバの下端部排出口に対して第2の開閉弁を介して接続された圧送チャンバと、
この圧送チャンバ内に貯留された粉粒体を連続的に所定量取り出し、圧気に乗せて外部に送り出す送出手段と、
前記圧送チャンバ内の粉粒体貯留量が所定のローレベルに達していないローレベル状態を検出するローレベル検出手段とを備え;
外部への粉粒体供給動作時には、前記送出手段を常時作動させて外部に対して連続定量送出を行う一方、
前記ローレベル検出手段によってローレベル状態が検出されたときに、前記第1の開閉弁を閉じた状態で前記第2の開閉弁を開け前記中間チャンバ内の粉粒体を前記圧送チャンバに供給した後、前記第2の開閉弁を閉じた状態で前記第1の開閉弁を開け、中間チャンバ内の圧気を収納チャンバ内に送り、次いで、前記第2の開閉弁を閉じた状態で前記第1の開閉弁を開けるとともに、前記計量容器に貯留された粉粒体を前記収納チャンバ内に排出して、この排出した粉粒体を前記中間チャンバに供給するように構成し、かつ
少なくとも前記第1の開閉弁を閉じた状態のときに、外部から前記計量容器内に所定量の粉粒体を受け入れるように構成した、
ことを特徴とする粉粒体圧送供給装置。
<作用効果>
本発明の装置では、ローレベル検出手段によってローレベル状態が検出されたときに、第1の開閉弁を閉じた状態で前記第2の開閉弁を開けて前記中間チャンバ内の粉粒体を前記圧送チャンバに供給し(圧送チャンバ補給動作、しかる後に前記第2の開閉弁を閉じた状態で前記第1の開閉弁を開け、中間チャンバ内の圧気を収納チャンバ内に送り、次いで、第2の開閉弁を閉じた状態で第1の開閉弁を開けるとともに計量容器に貯留された粉粒体を排出して中間チャンバに供給する(中間チャンバ補給動作)。また、少なくとも第1の開閉弁を閉じた状態で、外部から計量容器内に所定量の粉粒体を受け入れる計量容器供給動作。よって、圧送チャンバにおいて圧気が混入するものの、第1および第2の開閉弁の少なくとも一方は常に閉じているため、圧気による粉粒体の逆流を効果的に防止しながら、計量容器、中間チャンバおよび圧送チャンバに対して常に適量の粉粒体を蓄えることができ、ロータリーフィーダによる粉粒体の外部送出を連続的に行うことができる。
またかかる逆流防止のために、本発明では、2つの開閉弁で固化材供給経路を間隔をおいて遮断しているだけなので、非常に簡素な構造であり、内部清掃等のメンテナンスも非常に容易である。さらに、計量容器および中間チャンバは、圧送チャンバへの粉粒体の補給に十分な粉粒体をそれぞれ貯留していれば良いため、装置の小型化が可能である。
他方、開閉弁を用いると圧送チャンバに対する粉粒体供給がバッチ式となるものの、最終的にはロータリーフィーダが外部に対する送出を行うので、外部に対しては粉粒体を連続定量供給できる。
以上のとおり、本発明の粉粒体の圧送供給装置によれば、圧気による粉粒体の逆流防止を確実に行えるとともに、簡素な構造・機構であり、内部の清掃等のメンテナンスが非常に容易であり、小型で大容量の圧送が可能であり、かつ粉粒体の使用量を容易且つ正確に管理できるようになる等の利点がもたらされる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら詳説する。
図1及び図2は、本発明に係る粉粒体圧送供給装置の第1の形態を示している。この粉粒体圧送供給装置は、主に、粉体計量供給手段10、第1の開閉弁20、中間チャンバ30、第2の開閉弁40、圧送チャンバ50、送出手段60およびローレベル検出手段51から構成されている。
粉粒体計量供給手段10は、上部に粉粒体供給口11iおよび下端部に排出口11xを有する収納チャンバ11と、この収納チャンバ11内に設けられた、外部から粉粒体供給口を介して粉粒体を受け入れて貯留し及び貯留した粉粒体を外部へ排出しうるように構成された計量容器12と、この計量容器12内の粉粒体量を計量する計量手段としてのロードセル13,13を有する。この構成からも理解できるように、本発明の装置は、粉粒体計量供給手段10の上部粉粒体供給口11iに対し、例えば出側に供給開閉装置を備えたサイロ等の大型貯留槽(図示せず)から粉粒体を供給することを想定したものである。
特に本第1の形態では、収納チャンバ11の上部に排気フィルタ14が連通されている。また、計量容器12は上面が開口した形状をなしており、両側面に回転軸15,15の一端がそれぞれ連結されており、これらの回転軸15,15の他端はモータ等の回転駆動源16,16にそれぞれ連結されており、回転駆動源16,16は、収納チャンバ11の天板11u内面に対してロードセル13,13を介して吊り下げ支持された内部側板17,17に固定されている。したがって、計量容器12はロードセル13,13を介して収納チャンバ11内に吊り下げられ、ロードセル13,13によって内部の粉粒体量が計量可能となっており、また回転駆動源15,15により反転されて内部の貯留粉粒体を排出できるようになっている。反転後の状態が点線で示されている。
収納チャンバ11の下端部排出口11xには第1の開閉弁20を介して中間チャンバ30が接続され、この中間チャンバ30の下端部排出口30xに対して第2の開閉弁40を介して圧送チャンバ50が接続される。各開閉弁20,40としては、図示のように管路21,41内に水平横断方向に沿う回転軸22,42を設け、この回転軸22,42に管路21を塞ぎ得る形状の板状弁体23,43を取付け、管路外に回転軸22,32の回転駆動源24,44を設けたものを用いることができる。図示例ではシリンダ25,45の往復駆動力を回転軸22,32の回転方向に機械的に変換して回転軸22,42に伝達する構成としている。一方、各チャンバ11,30,50は粉粒体を自重落下により搬送するため、図示のように、下端に向かうにつれて内径が小さくなる筒状体を用いるのが望ましい。
特に、圧送チャンバ50内には、所定高さ位置にローレベルセンサ51が設けられており、このローレベルセンサ51によって圧送チャンバ50内の粉粒体量が所定量に達してないローレベル状態を検出できるようになっている。このローレベルセンサの高さ位置は、例えばローレベル状態を検出してから圧送チャンバ50内に粉粒体が補充されるまでの間、外部送出手段60が粉粒体を連続定量供給するのに十分な粉粒体量と対応した高さ位置とされる。
また圧送チャンバ50には、内部に貯留された粉粒体を連続的に所定量取り出し、圧気に乗せて外部に送り出す送出手段60が設けられる。
この外部送出手段60は、例えば図示のように、圧送チャンバ50の下端部から連続するロータケース部61、およびこのロータケース部61に内装された所定方向に連続的に回転駆動されるロータ62からなる連続定量供給式ロータリーフィーダと、このロータリーフィーダにより切り出した粉粒体を、図示しないコンプレッサ等の圧気供給源からの圧気に乗せて送出する送出部とによって構成することができる。ロータ62は、横向き(又は水平)回転軸63周りに回転自在とされており、この回転軸63の外周面には径方向に突出する区画羽根部64が周方向に等間隔で多数形成され、これら羽根部64間がポケット65として形成されている。また回転軸63は、ケース部61の外部に連結された図示しないモータ等の回転駆動源に連結されており、この回転駆動源によってロータ62が回転されるように構成されている。もちろん本発明においては、他の公知の形状のロータを用いることもできる。また送出部としては、図示のようにロータケース部61におけるロータ62の回転軸63方向と直交する側面の下端部に粉粒体送出口66を形成し、これと対向する側面の下端部には圧気供給源からの圧気導入口67を形成し、圧気導入口67からの圧気がこれらと対応する位置のポケット65を介して粉粒体送出口66へと流通する構成を採用することができる。
また特開平8−113370号公報に記載されたスクリューフィーダを用いたものや、特願平2001−233135号の図6〜8に記載のもの及び図9〜図11に記載のものように、複数の外部送出路に対して連続定量供給できるものも用いることができる。
他方、上記第1の形態では、計量容器12をロードセルを介して収納チャンバに対して支持することにより、計量容器12内の粉粒体量が計量可能となっているが、第2の形態として図3及び4に示すように、粉粒体計量供給手段10全体を架台70(一部のみ図示)に対してロードセル13を介して吊り下げ支持し、装置分の重さを差し引くことによって計量容器12内の粉粒体量を計量できるように構成しても良い。この場合、粉粒体計量供給手段10の収納チャンバ11と第1の開閉弁20とは、上下方向に伸縮可能なフレキシブル継手(例えばゴム等の樹脂製蛇腹管)80により接続され、第1の開閉弁20よりも下側の部分は別途架台70に対して固定される。またこの場合、図示のように計量容器の回転軸15を収納チャンバ外部へ連通させ、収納チャンバ11の外周面に固定した回転駆動源16に連結し、内部側板17を省略することができる。
また、上記第1の形態では、計量容器11は反転により貯留粉粒体を排出するように構成しているが、図5に示す第3の形態、ならびに図6に示す第4の形態のように、上面全体が粉粒体受け入れ開口部91とされ、かつ下端部に粉粒体排出口92が形成され、この下端部排出口92に開閉弁を設けたホッパ形状の計量容器90を用いることもできる。開閉弁は、図示のように下側から排出口内に嵌合する錘状弁体93と、天板11uに固定された、この錘状弁体93を上下動させ排出口92に対する嵌脱を行うためのシリンダ94とから構成されている。また、第3の形態と第4の形態とは計量容器12の吊り下げ方が異なり、前者は計量容器12をロードセル13を介して収納チャンバに対して支持する点で第1の形態と対応する粉粒体計量構成を採用したものであり、後者は、粉粒体計量供給手段10全体を架台70に対してロードセル13を介して吊り下げ支持し、粉粒体計量供給手段10の収納チャンバ11と第1の開閉弁20とをフレキシブル継手80により接続する点で、第2の形態と対応する粉粒体計量構成を採用したものである。
他方、かくして構成された本発明の粉粒体圧送供給装置の動作態様は、図7に示すようになる。なお図7では代表的に上記第3の形態の装置の場合を示しているが、他の形態の装置の場合についても基本的に同様である。
(装置始動時)
装置始動時には、先ず外部送出手段60による外部送出を行わずに、すなわち少なくともロータリーフィーダは停止させた状態で、圧送チャンバ50、中間チャンバ30及び計量容器11のそれぞれが所定量の粉粒体を蓄えた状態とする(図示せず)。
このため、先ずサイロ等の外部大型貯留槽から供給口11iを介して計量容器90に粉粒体を投入供給する。この際、ロードセル13により計量容器90内の粉粒体量を計量し、所定量に達したら外部からの供給が自動的に停止するようにする。計量が終了したならば計量容器90の開閉弁を開けて内部の粉粒体を収納チャンバ11内に排出するとともに、第1の開閉弁20及び第2の開閉弁30を適宜開閉して、中間チャンバ30まで又は圧送チャンバ50まで粉粒体を送り込む。必要に応じて外部貯留槽からの粉粒体供給を複数回行うことができる。なお、既に圧送チャンバ50、中間チャンバ30及び計量容器90のそれぞれが所定量の粉粒体を蓄えときにはこの装置始動時動作を行う必要はない。
(粉粒体の外部供給動作時)
外部への粉粒体供給動作時には、外部送出手段60を常時作動させて外部に対して連続定量送出を行う。より詳細には図8に示すように、ロータリーフィーダのロータ62が所定方向に連続的に回転され、圧送チャンバ50内に貯留された粉粒体P3が、ロータ62のポケット65に順次受け入れられ、ロータ62の回転に伴って送出口66側へ移送される。その一方で、図示しない圧気供給源から圧気が、圧気導入口67と連通するポケット65内に導入される。その結果、ポケット65に受け入れられた粉粒体P4は、当該ポケット65が圧送チャンバ50と連通せず且つ下端の送出口66と連通したときに、ポケット65を通過する圧気に乗せられて送出口66を介して外部に対して送出される。なお、圧気の殆どは粉粒体を伴って送出されるが、粉粒体が送出された後のロータポケット65はロータ62の回転によって圧送チャンバ側に循環されるため、これに伴って圧気が圧送チャンバ50内に若干漏れる。
かかる外部送出によって圧送チャンバ50内の粉粒体P3の貯留量が図7(a)に示すように減少し、ローレベル検出手段51によってローレベル状態が検出されたときには、図7(b)に示すように第1の開閉弁20を閉じた状態で第2の開閉弁40が所定時間だけ開放され、中間チャンバ30内の貯留粉粒体が圧送チャンバ50に落下供給される。この際、圧送チャンバ50内に漏れた圧気の一部が中間チャンバ30内に若干漏れる。
この第2の開閉弁40の開閉動作があると、続いて図7(c)に示すように、本例では第2の開閉弁40を閉じた状態で第1の開閉弁20が所定時間だけ開放され、中間チャンバ30内の圧気が収納チャンバ11内に送られ、排気フィルタ14を介して装置外部へ排気される。この際、収納チャンバ11内の粉粒体P1は計量容器90内に収容されているので、収納チャンバ11を通過する圧気が殆ど作用しない。したがって、本発明の装置では圧気が適切に排気され、粉粒体が逆流するような事態は発生し難い。
次いで、図7(d)に示すように、第2の開閉弁40を閉じた状態で、第1の開閉弁20を開けるとともに計量容器90に貯留された計量済み粉粒体を排出して中間チャンバ30に供給する中間チャンバ補給動作がなされる。また続いて図7(e)に示すように、第1の開閉弁20を閉じた状態で、外部から計量容器90内に粉粒体の受け入れが開始されるとともにロードセル13による計量がなされ、計量容器90内に所定量の粉粒体が受け入れられる(計量容器補給動作)。これらの補給動作は、一回の補給量が少ない設計となっている場合には、必要に応じて交互に複数回繰り返すようにしても良い。
よってこの場合、圧送チャンバ50内の粉粒体がローレベルに達するまでの間に中間チャンバ30への補給が終了するように、圧送チャンバ50の容積やローレベル位置、補給量等を適切に設計する。換言すれば、中間チャンバ30への供給最短時間と圧送チャンバ50の貯留量がローレベルに達するまでの時間が等しいところが、この装置の最大圧送能力ということになる。ただし、この計量容器供給動作においては少なくとも第1の開閉弁20を閉じていれば足り、したがってこの動作中に圧送チャンバ50の貯留量がローレベルになる(又はなったとき)場合、並行して第2の開閉弁40を開けて圧送チャンバ補給動作を行うこともできる。
かくして、粉粒体の外部圧送中は常に、中間チャンバ30および計量容器90内に所定量の粉粒体が蓄えられ、この粉粒体は必要に応じて圧送チャンバ50へ向けて段階的に供給される。以降は、この繰り返しである。
そして、このように構成された本発明の粉粒体圧送供給装置においては、次のような利点がもたらされる。
(イ)粉粒体を計量容器90(第1及び第2の形態では符号12で示されている)及び計量手段13による計量を経て圧送するため、粉粒体使用量の管理記録を容易且つ正確に行うことができる。
(ロ)装置内に粉粒体を大量に貯留する必要がないため、装置の小型化を図ることができる。このようにしても、小規模工事の場合を除いては、粉粒体を貯留しておく大型貯留装置を使用するから実用上は問題がない。
(ハ)上記手順による適切な弁開閉タイミングによって装置内の圧気が適切に排気され、粉粒体の逆流が発生しにくい。
(ニ)本発明では、2つの開閉弁20,40によって固化材供給経路を間隔をおいて遮断しているだけなので、非常に簡素な構造であり、内部清掃等のメンテナンスも非常に容易である。
本発明に係る粉粒体圧送供給装置の第1の形態の縦断面図である。 第1の形態の別の方向からの縦断面図である。 本発明に係る粉粒体圧送供給装置の第2の形態の縦断面図である。 第2の形態の別の方向からの縦断面図である。 本発明に係る粉粒体圧送供給装置の第3の形態の縦断面図である。 本発明に係る粉粒体圧送供給装置の第4の形態の縦断面図である。 本発明に係る粉粒体圧送供給装置の第4の形態の縦断面図である。 本発明に係る粉粒体圧送供給装置の動作要領を示す要部拡大図である。
符号の説明
10…粉粒体計量供給手段、11…収納チャンバ、12…計量容器、13…ロードセル、14…排気フィルタ、20…第1の開閉弁、30…中間チャンバ、40…第2の開閉弁、50…圧送チャンバ、51…ローレベル検出手段、60…外部送出手段。

Claims (1)

  1. 上部に粉粒体供給口および下端部に排出口を有する収納チャンバと、この収納チャンバ内に設けられた、外部から前記粉粒体供給口を介して粉粒体を受け入れて貯留し及び貯留した粉粒体を前記収納チャンバ内に排出しうるように構成された計量容器と、この計量容器内の粉粒体量を計量する計量手段と、前記収納チャンバ内に連通された排気フィルタとを有する、粉粒体計量供給手段と、
    前記収納チャンバの下端部排出口に対して第1の開閉弁を介して接続されるとともに、下端部に排出口を有する中間チャンバと、
    この中間チャンバの下端部排出口に対して第2の開閉弁を介して接続された圧送チャンバと、
    この圧送チャンバ内に貯留された粉粒体を連続的に所定量取り出し、圧気に乗せて外部に送り出す送出手段と、
    前記圧送チャンバ内の粉粒体貯留量が所定のローレベルに達していないローレベル状態を検出するローレベル検出手段とを備え;
    外部への粉粒体供給動作時には、前記送出手段を常時作動させて外部に対して連続定量送出を行う一方、
    前記ローレベル検出手段によってローレベル状態が検出されたときに、前記第1の開閉弁を閉じた状態で前記第2の開閉弁を開け前記中間チャンバ内の粉粒体を前記圧送チャンバに供給した後、前記第2の開閉弁を閉じた状態で前記第1の開閉弁を開け、中間チャンバ内の圧気を収納チャンバ内に送り、次いで、前記第2の開閉弁を閉じた状態で前記第1の開閉弁を開けるとともに、前記計量容器に貯留された粉粒体を前記収納チャンバ内に排出して、この排出した粉粒体を前記中間チャンバに供給するように構成し、かつ
    少なくとも前記第1の開閉弁を閉じた状態のときに、外部から前記計量容器内に所定量の粉粒体を受け入れるように構成した、
    ことを特徴とする粉粒体圧送供給装置。
JP2004165940A 2004-06-03 2004-06-03 粉粒体圧送供給装置 Expired - Lifetime JP3738026B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004165940A JP3738026B2 (ja) 2004-06-03 2004-06-03 粉粒体圧送供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004165940A JP3738026B2 (ja) 2004-06-03 2004-06-03 粉粒体圧送供給装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001336695A Division JP3574101B2 (ja) 2001-11-01 2001-11-01 粉粒体改良材を用いる地盤改良装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004256311A JP2004256311A (ja) 2004-09-16
JP3738026B2 true JP3738026B2 (ja) 2006-01-25

Family

ID=33128725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004165940A Expired - Lifetime JP3738026B2 (ja) 2004-06-03 2004-06-03 粉粒体圧送供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3738026B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022010979A (ja) * 2020-06-29 2022-01-17 株式会社チダエンジニアリング 粉粒体圧送供給装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4683545B2 (ja) * 2005-07-14 2011-05-18 ライト工業株式会社 粉体供給装置
JP4990086B2 (ja) * 2007-10-05 2012-08-01 株式会社ツカサ 粉粒体供給機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022010979A (ja) * 2020-06-29 2022-01-17 株式会社チダエンジニアリング 粉粒体圧送供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004256311A (ja) 2004-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5277489A (en) Portable batch mixing apparatus for cementitious construction materials
JP5666814B2 (ja) ロータリーバルブのローター構成
JP2022048385A (ja) 薬剤フィーダ及び薬剤払出し装置
CN105836401A (zh) 上料机
US20150175365A1 (en) System and method for delivery of salt
JP3738026B2 (ja) 粉粒体圧送供給装置
US20110240069A1 (en) Device for treating small parts
JP4683545B2 (ja) 粉体供給装置
US10159267B2 (en) Electromechanical nixtmalization system
JPH04234615A (ja) 注型用型に注型用樹脂またはこれに類したものを充填するための装置
JP6948665B1 (ja) 粉粒体圧送供給装置
JP3574101B2 (ja) 粉粒体改良材を用いる地盤改良装置
EP1767456A1 (en) Method and apparatus for transferring powder toner and for filling with powder toner.
JP2009109058A (ja) 爆薬装填機および爆薬装填方法
KR101555220B1 (ko) 잼 제조 및 정량 충전장치
JPH1059542A (ja) 粉粒体供給装置
KR100759676B1 (ko) 분말체 개량재를 사용하는 지반 개량공법 및 그 장치, 및분말체 압송 공급장치
JP2006308177A (ja) 爆薬装填機および爆薬装填方法
JP2002095986A (ja) 穀物搬送機構
CN206676333U (zh) 一种腌制菜品自动拌料组合设备
JP5769955B2 (ja) 粉体供給装置
RU2586127C1 (ru) Способ разрыхления и перемешивания сыпучих материалов в гибкой таре
CN220975361U (zh) 一种钢板仓的出料机构
JP4386537B2 (ja) 空気輸送用粉体定量供給機
CN217262101U (zh) 一种补料散装物料存储装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051021

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051028

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3738026

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081104

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101104

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101104

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111104

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121104

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131104

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term