JP3736783B2 - 液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法に係り、特に、貼り付け用治具を用いて液晶表示装置用緩衝部材と液晶パネルとの貼り付けを行う液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、携帯電話やPHS等の通信機器の表示部には、液晶パネルを有する液晶表示装置が使われていた。前記通信機器は、図11に示す通信機器本体1を有しており、この通信機器本体の外装壁2の一部には、液晶表示装置の液晶パネル3を露出させる開口部4が形成されている。
【0003】
前記開口部4の下側縁部には、モジュール5に組み込まれた前記液晶表示パネル3が、枠形状の液晶表示装置用緩衝部材7を介して接着されている。前記液晶表示装置用緩衝部材7は、軟質な樹脂材料からなり、このため、互いに剛性の大きい液晶表示パネル3と通信機器本体とを直接接着する場合に比べて、これら液晶表示パネル3と通信機器本体との接着状態を安定的に保持できるようになっている。さらに、人為的な要因等により通信機器に衝撃が加わったとしても、前記液晶表示装置用緩衝部材7が衝撃を吸収するため、液晶表示装置の破損を生じにくくすることができるようになっている。
【0004】
なお、従来から、前記液晶表示装置用緩衝部材7の寸法精度を良好に保持するための液晶表示装置用緩衝部材7の貼り付け方法が採用されていた。
【0005】
前記液晶表示装置用緩衝部材7の貼り付け方法においては、まず、図12に示すように、一定の厚さを有する樹脂製の平板状の基材8を用意し、この基材8の上面に、この上面と同じ大きさに形成された樹脂製のセパレータ9を両面粘着テープ10を介して接着する。
【0006】
次に、前記基材8の下面から前記セパレータ9の上面に達する切り込み6を、図13に示すように前記基材8の外周縁8aに沿って周状に形成する。
【0007】
次に、図14に示すように、基台11に前記基材8を設置する基材設置用溝12を凹設するとともに、この基材用設置溝12の上部に、前記基材用設置溝12よりも大きな寸法に形成され液晶表示パネル3を有するモジュール5を設置するモジュール用設置溝13を連設してなる貼り付け用治具14を用意する。
【0008】
そして、図15に示すように、前記貼り付け用治具14の前記基材用設置溝12に、前記基材8を設置する。このとき、前記切り込み6によって分断された外周縁8a側のセパレータ9を剥離することによって、このセパレータ9を剥離した部位の両面粘着テープ(以下、露出部位10aとする)を露出させる。さらに、前記基材用設置溝12に基材8を設置した後、前記モジュール用設置溝13に前記モジュール5を設置する。このとき、前記モジュール5に組み込まれた液晶表示パネル3の表面3aを下向きにし、液晶表示パネル3の表面3aが前記両面粘着テープ10の露出部位10aに重なるようにする。
【0009】
そして、前記貼り付け用治具14に前記基材8および前記モジュール5を設置した状態で、前記モジュール5を、基材8側に押圧する。これにより、前記基材8と前記液晶表示パネル3とが、前記両面粘着テープ10の露出部位10aを介して貼り付けられる。
【0010】
次に、前記貼り付け用治具14から前記モジュール5およびこのモジュール5の液晶表示パネル3に貼り付けられた前記基材8を取り出す。そして、図16に示すように、前記切り込み6によって分断された内側の基材8を取り除く。
【0011】
これにより、前記貼り付け用治具14を用いて前記基材8を前記液晶表示パネル3の所望の貼り付け位置に貼り付けることができるため、前記基材8の周縁部からなる前記液晶表示装置用緩衝部材7の寸法精度を良好にすることができるとされていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の液晶表示装置用緩衝部材7の貼り付け方法においては、前記基材8が軟質であることから、前記基材8を貼り付け用治具14に設置する際や、前記基材8から前記セパレータ9を剥離する際に、基材8が変形してしまっていた。さらに、厚さが薄い基材8を取り扱う場合は、この基材8に形成された前記切り込み6の外側(外周縁8a側)の基材8と、前記切り込み6の内側の基材8との摩擦力が弱いため、前記基材8を前記取り付け用治具に設置する際に、前記内側の基材8が前記外周縁8a側の基材8から離脱してしまうこともあった。
【0013】
このため、図17に示すように、前記基材8が前記貼り付け用治具14の基材用設置溝12からはみ出てしまい、前記基材8を前記貼り付け用治具14に適正に設置することができなかった。
【0014】
また、前記基材8を前記貼り付け用治具14に設置した後に、この基材8に液晶表示パネル3を押圧して基材8と液晶表示パネル3との貼り付けを行う際にも、前記基材8が液晶表示パネル3の押圧によって大きく変形してしまっていた。
【0015】
従って、前記基材8を前記液晶表示パネル3の所望の貼り付け位置に適正に貼り付けることができず、前記基材8の周縁部からなる液晶表示装置用緩衝部材7に大きな寸法誤差が生じてしまっていたため、量産性に適したものではなかった。
【0016】
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、基材の変形を抑制することによって、この基材の周縁部からなる液晶表示装置用緩衝部材の寸法精度を向上させることができる液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法を提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明の請求項1に係る液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法の特徴は、基材の下面に、基材保持用セパレータを保持した状態で、前記切り込みの形成および前記基材の前記貼り付け用治具への設置ならびに前記基材と前記液晶表示パネルとの貼り付けを行なった後、前記基材保持用セパレータを基材から分離し、前記切り込みの内側の基材を前記液晶表示パネルの表面から取り除くことによって前記液晶表示装置用緩衝部材の貼り付けを行う点にある。
【0018】
そして、このような方法を採用したことにより、前記基材保持用セパレータによって前記基材の下面を保持することができるため、基材の液晶表示パネルへの一連の貼り付け作業において、基材の変形を抑制することができる。
【0019】
請求項2に係る液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法の特徴は、請求項1において、前記基材保持用セパレータは、プラスチック材料からなる点にある。
【0020】
そして、このような方法を採用したことにより、基材保持用セパレータの材質を硬くすることができるため、基材を安定的に保持することができ、基材の変形をより効果的に抑制することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る液晶表示装置用緩衝部材7の貼り付け方法の実施形態を図1乃至図10を参照して説明する。
【0022】
本実施形態においては、図1に示すように、ポリエチレンフォームやウレタンフォーム等の発泡材料やゴム等の弾性材料からなる平板状の基材8を用いるようになっている。なお、本実施形態では、厚さの薄い基材8においても変形を抑制することができるため、図1に示すように従来よりも厚さが薄い基材8を使用してよい。また、本実施形態においては、前記基材8の上面と同じ大きさに形成された両面粘着テープ10およびセパレータ9を用いるようになっている。ここで、セパレータ9は、紙や繊維あるいは高分子樹脂からなるフィルムに難接着材料をコーティングしたものであればよく、厚さも10〜100μmのものであればよい。さらに、本実施形態においては、従来と同様に、図14に示すように、前記基材8と液晶表示パネル3を有するモジュール5とを上下に重ねて設置する貼り付け用治具14を用いるようになっている。ここで、モジュール5は、液晶表示パネル3とそれに電気的信号を供給するための駆動回路とを有しており、場合によっては液晶表示パネル3の背面側にバックライトを配設したものである。前記貼り付け用治具14は、基台11に、前記基材8を設置する基材用設置溝12を凹設するとともに、この基材用設置溝12の上部に、前記基材用設置溝12よりも大きな寸法に形成され液晶表示パネル3を有するモジュール5を設置するモジュール用設置溝13を連設することによって構成されている。なお、前記基材用設置溝12の深さは、基材8の厚さにあわせて形成すればよい。
【0023】
さらに、本実施形態においては、前記基材8の下面を保持するための図1に示す基材保持用セパレータ16を用いるようになっている。前記基材保持用セパレータ16は、前記基材8の変形を抑制できる程度の硬度を有する材料であればよいが、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂等のプラスチック材料が成型のしやすさや入手のしやすさの面で好ましい。また、前記基材保持用セパレータ16の大きさは、前記基材8の下面と同じ大きさに形成されている。また、前記基材保持用セパレータ16の厚さは、前記セパレータ9の厚さよりも厚く形成されている。
【0024】
次に、本実施形態における液晶表示装置用緩衝部材7の貼り付け方法について説明する。
【0025】
まず、図2に示すように、前記基材8の上面に、前記両面粘着テープ10を介して前記セパレータ9を貼り付ける。また、前記基材8の下面に、前記基材保持用セパレータ16を接着等の方法によって保持する。
【0026】
そして、金型等の刃によって、図3に示すように、前記セパレータ9の上面から前記基材保持用セパレータ16の上面に達する切り込み17を、図4に示すように前記セパレータ9および前記基材8の外周縁8aに沿って周状に形成する。これにより、前記セパレータ9および前記基材8が、切り込み17の外側(外周縁8a側)と内側とに分断される。このとき、前記基材保持用セパレータ16によって基材8の下面が安定的に保持されているため、切り込み17を形成する際に前記基材8の下面が撓んで変形してしまうことはなく、また、切り込み17の形成を迅速に行うことができる。
【0027】
そして、前記切り込み17が形成された基材8を、図5に示すように前記基材保持用セパレータ16とともに、前記貼り付け用治具14の基材設置用溝に設置する。このとき、前記基材保持用セパレータ16によって前記基材8が下方から支持されているため、前記切り込み17によって分断された内側の基材8が、前記切り込み17の外周縁8a側の基材8(以下、周縁部とする)から離脱することはない。従って、基材8を貼り付け治具に設置する際に、前記周縁部が変形するのを抑制することができる。この結果、従来のように基材8が基材用設置溝12からはみ出てしまうことはないため、図6に示すように前記基材8を前記貼り付け用治具14の基材設置用溝に適正に設置することができる。また、前記基材8の変形が抑制されることにより、前記基材8を前記貼り付け用治具14に迅速に設置することができる。
【0028】
なお、前記基材8を前記貼り付け用治具14に設置する際に、図5に示すように前記切り込み17によって分断された外周縁8a側のセパレータ9を剥離し、この剥離した部位の両面粘着テープ(露出部位10a)を露出させる。
【0029】
次に、前記貼り付け用治具14の前記基材用設置溝12に前記基材8を設置した状態で、図7に示すように前記モジュール用設置溝13に液晶表示パネル3を有するモジュール5を設置する。このとき、前記液晶表示パネル3の表面3aを下向きにして、この液晶表示パネル3の表面3aが前記両面粘着テープ10の露出部位10aに重なるようにする。そして、前記モジュール5を下方に押圧することにより、前記基材8と前記液晶表示パネル3とを前記両面粘着テープ10の露出部位10aを介して接着する。このとき、前記基材保持用セパレータ16によって前記基材8が下方から保持されているため、前記液晶表示パネル3の押圧によって基材8の下面が変形することはない。
【0030】
そして、前記貼り付け用治具14から、互いに接着された状態の前記基材8および前記モジュール5を取り出した後、図8に示すように、前記基材8の下面に保持されている前記基材保持用セパレータ16を前記基材8の下面から剥離するとともに、前記切り込み17の内側の基材8を前記液晶表示パネル3から取り除く。
【0031】
これにより、図9に示すように、前記液晶表示パネル3の表面3aに前記基材8の周縁部からなる枠形状の液晶表示装置用緩衝部材7が貼り付けられる。このとき、前記液晶表示装置用緩衝部材7の一連の貼り付け作業において、前記基材保持用セパレータ16によって基材8が変形するのを抑制されていたため、前記基材8の周縁部からなる前記液晶表示装置用緩衝部材7の寸法精度は、従来に比べて良好になっている。また、軟質な基材8を一定の硬度を有する前記基材保持用セパレータ16によって保持することによって前記切り込み17の形成、前記基材8の前記貼り付け用治具14への設置等を迅速に行うことができるため、液晶表示装置用緩衝部材7の組立効率を大幅に向上させることができる。
【0032】
次に、本実施形態における液晶表示装置用緩衝部材7の貼り付け方法によって液晶表示パネル3に貼り付けられた液晶表示装置用緩衝部材7の寸法精度の測定結果について説明する。なお、以下の測定に用いられる液晶表示装置用緩衝部材7は、基材8として厚み200μmのポリエチレンフォーム、厚み60μmの両面粘着テープおよび厚み80μmの紙製セパレータ、基材保持用セパレータ16として厚み100μmのPETシートを用いたものである。
【0033】
図10に示すように、前記液晶表示装置用緩衝部材7の寸法精度の測定箇所は、L1(図10の下段図に示す前記液晶表示装置用緩衝部材7の外周側の長辺の寸法)、L2(前記液晶表示装置用緩衝部材7の内周側の長辺の寸法)、L3(前記液晶表示装置用緩衝部材7の外周側の短辺の寸法)およびL4(前記液晶表示装置用緩衝部材7の内周側の短辺の寸法)の4箇所となっている。
【0034】
図10において、規格値は、L1乃至L4の設計上の規格寸法を示したものである。また、図10において、平均値は、L1乃至L4の各寸法の実際の測定値の、前記液晶表示装置用緩衝部材7を貼り付けた液晶表示装置50個における平均値を示したものである。従って、前記規格値と前記平均値との差の絶対値が小さいほど、液晶表示装置用緩衝部材7の寸法精度が良好であることがいえる。
【0035】
図10において、MAX値は、L1乃至L4における規格値と測定値との差の最大値を示したもので、MIN値は、L1乃至L4における規格値と測定値との差の最小値を示したものである。また、図10において、レンジ(R)は、MAX値とMIN値との差を示したものである。
【0036】
図10は、前記各値について、本実施形態の貼り付け方法を適用した液晶表示装置用緩衝部材7(実施例)と、従来の貼り付け方法を適用した液晶表示装置用緩衝部材7(比較例)とのそれぞれについて測定したものである。
【0037】
図10の測定結果から、測定箇所L1における規格値と平均値との差の絶対値(以下、単に差という)は、比較例が0.11mmであるのに対し、実施例は0.01mmとなっており、実施例の方が比較例に比べて0.1mmだけ小さくなっている。測定箇所L2における規格値と平均値との差は、比較例が0.22mmであるのに対し、実施例は0.13mmとなっており、実施例の方が比較例に比べて0.09mmだけ小さくなっている。測定箇所L3における規格値と平均値との差は、比較例が0.20mmであるのに対し、実施例は0.12mmとなっており、実施例の方が比較例に比べて0.08mmだけ小さくなっている。測定箇所L4における規格値と平均値との差は、比較値が0.3mmであるのに対し、実施例は0.02mmとなっており、実施例の方が比較例に比べて0.28mmだけ小さくなっている。
【0038】
従って、規格値と平均値との差は、L1乃至L4の測定箇所において実施例の方が比較例に比べて0.08mm〜0.28mmほど小さくなっている。このことは、本実施形態の貼り付け方法を適用した液晶表示装置用緩衝部材7の方が、従来の貼り付け方法を適用した液晶表示装置用緩衝部材7に比べて寸法精度が良好であることを示している。
【0039】
また、レンジ(R)の値は、L1乃至L4の測定箇所において実施例の方が比較例に比べて0.22mm〜0.43mmほど小さくなっている。従って、実施例の液晶表示装置用緩衝部材7の方が比較例の液晶表示装置用緩衝部材7よりも寸法のばらつきが少なく、量産に適したものであることがいえる。
【0040】
従って、本実施形態によれば、セパレータ9および基材8への切り込み17の形成の際に、また、基材8を前記貼り付け用治具14へ設置する際に、さらに、基材8と液晶表示パネル3とを貼り付ける際に、前記基材保持用セパレータ16により前記基材8を保持することができるため、各工程において基材8の変形を効果的に抑制することができる。この結果、前記基材8の周縁部からなる液晶表示装置用緩衝部材7の寸法精度を向上させることができ、量産性に適した液晶表示装置用緩衝部材7を製造することが可能になる。
【0041】
なお、本発明は前記実施形態のものに限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することが可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上述べたように本発明の請求項1に係る液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法によれば、基材の周縁部からなる液晶表示装置用緩衝部材の寸法精度を向上させることができる。
【0043】
請求項2に係る液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法によれば、前記液晶表示装置用緩衝部材の寸法精度をより効果的に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法の実施形態において、基材および基材に貼り付けるセパレータならびに基材保持用セパレータを示す斜視図
【図2】 本発明に係る液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法の実施形態において、基材とセパレータとの貼り付け状態および基材保持用セパレータによる基材の保持状態を示す図
【図3】 本発明に係る液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法の実施形態において、セパレータおよび基材への切り込みの形成状態を示す断面図
【図4】 本発明に係る液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法の実施形態において、セパレータおよび基材への切り込みの形成状態を示す図3の斜視図
【図5】 本発明に係る液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法の実施形態において、基材の貼り付け用治具への設置を示す斜視図
【図6】 本発明に係る液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法の実施形態において、基材の貼り付け用治具への設置状態を示す断面図
【図7】 本発明に係る液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法の実施形態において、モジュールの貼り付け用治具への設置を示す斜視図
【図8】 本発明に係る液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法の実施形態において、モジュールと基材との貼り付け状態を示す斜視図
【図9】 本発明に係る液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法の実施形態において、液晶表示装置用緩衝部材の液晶表示パネルへの貼り付け状態を示す斜視図
【図10】本発明に係る液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法の実施形態において、液晶表示装置用緩衝部材の寸法精度の測定結果および寸法の測定箇所を示す図
【図11】液晶表示装置を組み込んだ通信機器を示す図
【図12】従来の液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法において、基材および基材に貼り付けるセパレータを示す斜視図
【図13】従来の液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法において、基材とセパレータとの貼り付け状態を示す斜視図
【図14】従来から使用されている貼り付け用治具を示す斜視図
【図15】基材およびモジュールの貼り付け用治具への設置態様を示す斜視図
【図16】従来の液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法において、基材と液晶表示パネルとの貼り付け状態を示す斜視図
【図17】従来の液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法の問題点を示す断面図
【符号の説明】
3 液晶表示パネル
7 液晶表示装置用緩衝部材
8 基材
8a 外周縁
9 セパレータ
10 両面粘着テープ
10a 露出部位
14 貼り付け用治具
16 基材保持用セパレータ
17 切り込み
Claims (2)
- 板状の基材の上面に、両面粘着テープを介してセパレータを貼り付け、前記セパレータの上面から前記基材の下面に達する切り込みを前記基材の外周縁に沿って周状に形成し、前記基材と液晶表示パネルを有するモジュールとを設置可能とされた貼り付け用治具に、前記基材を、前記切り込みによって分断された外周縁側のセパレータを剥離して前記外周縁側の部位の両面粘着テープを露出させた状態で設置するとともに、前記モジュールを、前記液晶表示パネルの表面が前記両面粘着テープの露出部位に重なるように設置し、前記基材と前記液晶表示パネルの表面とを前記両面粘着テープの露出部位を介して貼り付けた後、前記切り込みの内側の基材を前記液晶表示パネルの表面から取り除くことによって、前記液晶表示パネルの表面に前記基材の周縁部からなる液晶表示装置用緩衝部材を貼り付ける液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法において、
前記基材の下面に、基材保持用セパレータを保持した状態で、前記切り込みの形成および前記基材の前記貼り付け用治具への設置ならびに前記基材と前記液晶表示パネルとの貼り付けを行なった後、前記基材保持用セパレータを前記基材から分離し、前記切り込みの内側の基材を前記液晶表示パネルの表面から取り除くことによって前記液晶表示装置用緩衝部材の貼り付けを行うことを特徴とする液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法。 - 前記基材保持用セパレータは、プラスチック材料からなることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置用緩衝部材の貼り付け方法。
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