JP3736757B2 - テレビ・インターホン・モニタ・システムの接続方法、及びテレビ・インターホン・モニタ・システムの接続装置 - Google Patents

テレビ・インターホン・モニタ・システムの接続方法、及びテレビ・インターホン・モニタ・システムの接続装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の入口及び建物の個々の部屋の間におけるコミュニケーション用のテレビ・インターホンシステムに関し、例えば、訪問客の映像を部屋の壁に設けたモニタや案内カウンタ、インターネット上にある案内カウンタ、サービスカウンタに送る方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
入口の監視及び入口との通信に使用するテレビ・インターホン・モニタは、部屋の壁に設けるシステムの各種の異なる要素、例えばマイクロホン及びスピーカ配線、映像信号用同軸ケーブル、ドア開放線、呼び出し配線及び警報配線同士を接続するため、マルチ芯ケーブルで配線するが、例えば複数の複合システムを、複数の入口や案内ステーション・システム用に設置すると、配線が非常に複雑かつ高価になる。さらに、複合マルチ入口監視システムを設置した場合、異なる入口から複数の来客があると、選択した部屋にシステムが接続している一人の訪問客を除き、他の訪問客は通信線が「ビジー」になってシステムが次の訪問客のための接続を可能にするまで待たなければならない。回線ビジー状態状態は、特に、ビデオ・インターホン・システム・ネットワークを介して入居者や訪問客とのコミュニケーションで案内ステーションが占有されているときには、遅れその他の不都合を引き起こす。
【0003】
さらに、ビルに複数の案内ステーションがあっても、案内サービスを部分的に、例えば昼間だけ提供するという場合もある。この場合、入居者が案内ステーションに電話をし続けること等によって混乱や遅れが起きる。すなわち、通信線が話し中になり続け、また絶えずビデオ・インターホン・システムが作動し続け、非常事態の発生通知や他からの案内サービス要求を拒否することになるからである。
【0004】
テレビ・インターホン・モニタ・システムの他の例が米国特許5,923,363号において開示されている。この例は、入口ユニットが、同時に複数の入口ユニット及び案内ユニットを複数の部屋に接続するためのマトリックス・スイッチ装置を有する。しかしながら、案内サービスを24時間通して利用できない場合、またはビル全体に対して単一の案内ステーションだけがサービスに供されている場合、非常事態発生通知だけでなく他のサービスも必要に応じて提供されない可能性が残り、それによってサービスが低下し、能率が悪くなるという問題は解決されていない。
【0005】
したがって本発明は、専用または公共電話回線、他のネットワークやインターネットを介した案内ステーションとの接続で、24時間通して入居者及び訪問客に案内サービスを提供できる有線または無線によるテレビ・インターホン・モニタ・システム方法及び装置を提案することを目的とする。
【0006】
本発明は、電子案内ステーションを単純なキータッチによって簡単に呼ぶことができ、また電子案内ステーションのオペレータとのコミュニケーションが2つの手段、例えば音声及び映像またはデータ通信によって簡単に行える方法及び装置を提供することを目的とする。そして、子供や年輩者のようにパーソナルコンピュータやインターネットへの接続機器の操作ができないであろう人達が、電子案内ステーションを単純に速くかつ効果的に呼び出せ、テレビ・インターホン・モニタの送受話器及びモニタ自体によって通信したり、音声、映像及びテレビ・インターホン・モニタ・システムのデータを使用して種々のサービスを要求できる方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係るテレビ・インターホン・モニタ・システムの接続方法は、上記目的を達成するために、少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタを含み、該テレビ・インターホン・モニタは、内部通信線およびマトリックス・セレクタを介して、少なくとも一台の入口パネルと少なくとも一台のインタフェースユニットとに接続し、該インターフェースユニットにより通信ネットワークを介して電子案内ステーションに接続し、上記通信ネットワークは、専用ネットワーク、公共ネットワーク及びインターネットからなるグループから選択されたものであり、該通信ネットワークを介してテレビ・インターホン・モニタ・システムに接続する以下のステップからなるテレビ・インターホン・モニタ・システムの接続方法であって、上記テレビ・インターホン・モニタ及び入口パネルで発生した情報信号を伝達するステップであって、該情報信号が、音声信号、映像信号、制御信号、警報信号及びデータ信号からなるグループから選択された信号の組み合せからなるものであり、該情報信号を、上記マトリックス・セレクタ及び少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタ、少なくとも一台の入口パネル、少なくとも一台のインターフェースユニットのいずれかを選択して上記内部通信線を介して送受し、上記通信ネットワークに対してインターフェース情報信号を供給するために、上記インターフェースユニットを通して上記情報信号を処理し、接続呼び出し信号を発生させ、該接続呼び出し信号を少なくとも一台のインターフェースユニットに供給し、該通信ネットワークを介して該電子案内ステーションと該インターフェースユニットを接続し、上記テレビ・インターホン・モニタ・システムおよび該電子案内ステーションの間で、上記インターフェースユニットによって処理したインターフェース情報信号を通信する
テレビ・インターホン・モニタ・システムの接続方法としたものである
【0008】
同請求項2に係るものは、上記目的を達成するために、請求項1の方法において、上記テレビ・インターホン・モニタに動作を行なわせかつ上記テレビ・インターホン・モニタ用再充電可能なバッテリを充電するように制御された電流を上記内部通信線に接続した電源ユニットから該内部通信線を介して上記テレビ・インターホン・モニタに供給することとしたものである
【0009】
同請求項3に係るものは、上記目的を達成するために、請求項1または2の方法において、上記テレビ・インターホン・モニタ及び上記入口パネルが選択キーを有し、該選択キーにより上記接続呼び出し信号を含む制御信号を発生させることとしたものである
【0010】
同請求項4に係るものは、上記目的を達成するために、請求項1ないし3のいずれかの方法において、上記テレビ・インターホン・モニタが、少なくとも一つの案内カウンタ・ステーションと少なくとも一つの警備カウンタ・ステーションからなるグループから選択される少なくとも一つの案内カウンタ・ステーションまたは警備カウンタ・ステーションと、上記マトリックス・セレクタ及び上記内部通信線を介して、少なくとも一台の上記インタフェースユニットとの間で通信することとしたものである
【0011】
同請求項5に係るものは、上記目的を達成するために、請求項1ないし4のいずれかの方法において、上記電子案内ステーションに対して上記インターフェース情報信号を同時に通信するために、少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタ及び上記少なくとも一台の入口パネルが同時に通信して少なくとも一つの上記インタフェースユニットと同時に通信することとしたものである
【0012】
同請求項6に係るものは、上記目的を達成するために、請求項4または5のいずれかの方法において、上記電子案内ステーションに対して上記インターフェース情報信号を通信するために、少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタ、少なくとも一つの上記インタフェースユニットを介して、少なくとも一つの上記カウンタ・ステーションと同時に通信することとしたものである
【0013】
同請求項7に係るものは、上記目的を達成するために、請求項4ないし6のいずれかの方法において、少なくとも一つの上記インタフェースユニットが少なくとも一つの上記カウンタ・ステーション、少なくとも一台の入口パネル及び少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタのいずれかを選択して通信し、上記インタフェース情報信号を上記電子案内ステーションとの間でいずれかを選択して送受させることとしたものである
【0014】
同請求項8に係るものは、上記目的を達成するために、請求項7の方法において、少なくとも一つの上記インタフェースユニットが、上記選択的通信により得た同時通信状態で情報信号を処理し、該情報信号を少なくとも一つの上記カウンタ・ステーション及びそれぞれ少なくとも一台の上記入口パネル及び上記テレビ・インターホン・モニタごとに、それぞれ独立したインタフェース情報信号として、上記通信ネットワークを介して上記電子案内ステーションへ個別に送信することとしたものである
【0015】
本発明の請求項9に係るテレビ・インターホン・モニタ・システムの接続装置は、上記目的を達成するために、専用ネットワーク、公共ネットワークおよびインターネットからなるグループから選択される通信ネットワークによって、テレビ・インターホン・モニタ・システムを電子案内ステーションに接続するテレビ・インターホン・モニタ・システムの接続装置であって、少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタを含み該テレビ・インターホン・モニタは、内部通信線及びマトリックス・セレクタを介して、少なくとも一台の入口パネル及び少なくとも一台のインタフェースユニットとに接続し、少なくとも一台の上記テレビ・インターホン・モニタ及び少なくとも一台の上記入口パネルがそれぞれ選択キーを含み、上記マトリックス・セレクタ及び上記内部通信線を介して、少なくとも上記一台のテレビ・インターホン・モニタと少なくとも上記一台の入口パネル、少なくとも1台の該インタフェースユニットと、少なくとも上記一台の入口パネル及び少なくとも一台の上記インタフェースユニットの間で通信される音声信号、映像信号、制御信号、警報信号およびデータ信号からなるグループから選択された信号の組み合せからなる情報信号を処理し、少なくとも一台の上記インタフェースユニットが、上記情報信号を処理し、該情報ネットワークを介して、該電子案内ステーションとインターフェース情報信号を通信し、上記選択キーのいくつかで上記インタフェースユニットに対する接続呼び出し信号を発生させ、少なくとも一台の上記入口パネルと上記テレビ・インターホン・モニタのいずれかと該インターフェース情報信号を、上記インタフェースユニットを介して上記電子案内ステーションに接続することを特徴とするテレビ・インターホン・モニタ・システムの接続装置としたものである
【0016】
同請求項10に係るものは、上記目的を達成するために、請求項9の装置において、上記内部通信線は、上記テレビ・インターホン・モニタに該内部通信線を介して制御された電流を供給するための電源ユニットに接続し、該電源ユニットで上記テレビ・インターホン・モニタ用の再充電可能なバッテリを充電可能とすることとしたものである
【0017】
同請求項11に係るものは、上記目的を達成するために、請求項9または10の装置において、上記テレビ・インターホン・モニタ・システムは、少なくとも1台のインタフェースユニットに対して上記マトリックス・セレクタ及び上記内部通信線、少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタ、少なくとも一台の入口パネルのいずれかを選択して、少なくとも一つの該情報信号を伝える案内カウンタ・ステーションまたは警備カウンタ・ステーションからなるグループから選択された少なくとも一つのカウンタ・ステーションからなることとしたものである
【0018】
同請求項12に係るものは、上記目的を達成するために、請求項9または10の装置において、上記テレビ・インターホン・モニタ・システムは、少なくとも1台のインタフェースユニットに対して上記マトリックス・セレクタ及び上記内部通信線、少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタ、少なくとも一台の入口パネルのいずれかを選択して、少なくとも一つの該情報信号を伝える案内カウンタ・ステーションまたは警備カウンタ・ステーションからなるグループから選択された少なくとも一つのカウンタ・ステーションからなることとしたものである
【0019】
同請求項13に係るものは、上記目的を達成するために、請求項11ないし12のいずれかの装置において、少なくとも上記インタフェースユニットの上記カウンタ・ステーション、少なくとも一台の入口パネル及び少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタのいずれかを選択して、上記インタフェース情報信号を選択的に上記電子案内ステーションに送信することとしたものである
【0020】
同請求項14に係るものは、上記目的を達成するために、上記インタフェースユニットが、上記通信ネットワークを介して、上記電子案内ステーションに伝えられた情報信号及び上記複数の独立したインターフェース情報信号を処理することとしたものである
【0021】
同請求項15に係る方法は、上記目的を達成するために、請求項1ないし3のいずれかの方法において、該インタフェースユニットが、上記電子案内ステーションによるサービスに関連するデータを記憶し、上記テレビ・インターホン・モニタテレビインターホンモニタで該サービスに関する情報を表示するために、該記憶したデータを引き出すためのメモリー手段を備えていることとしたものである
【0022】
同請求項16に係る方法は、上記目的を達成するために、請求項4ないし8のいずれかの方法において、少なくとも1台の該インタフェースユニットが、該電子案内ステーションによるサービスに関連するデータを記憶し、該テレビインターホンモニタおよび少なくとも1台のカウンタ・ステーションが備えるモニタで該サービスに関連する情報を表示するために、該記憶したデータを引き出すための記憶手段を備えていることとしたものである
【0023】
同請求項17に係る装置は、上記目的を達成するために、請求項9ないし10のいずれかの装置において、該インタフェースユニットが該電子案内ステーションによるサービスに関連するデータを記憶し、上記テレビ・インターホン・モニタで上記サービスに関連する情報を表示するために上記記憶したデータを引き出すための記憶手段を備えていることとしたものである
【0024】
同請求項18に係る装置は、上記目的を達成するために、請求項11ないし14のいずれかの装置において、少なくとも一台の上記インターフェースユニットが、上記電子案内ステーションによるサービスに関連するデータを記憶し、上記テレビ・インターホン・モニタ及び少なくとも一台の上記カウンタ・ステーションが備えるモニタで上記サービスに関連する情報を表示するために上記記憶したデータを引き出すための記憶手段を備えていることとしたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、本明細書において情報信号とは、音声または映像信号だけ、または音声、映像、警報、データの組み合わせ信号、及び入口パネル、案内ステーションやガード・ステーションとテレビ・インターホン・モニタの間で伝え合うコード信号の組み合わせ、さらには電子案内ステーションとテレビ・インターホン・モニタ間のコード信号、電子案内ステーションと入口パネル、案内ステーション、ガード・ステーション間のコード信号、電子案内ステーションとテレビ・インターホン・モニタ入口パネル、案内ステーション、ガード・ステーション間で同時に伝えられるコード信号を意味する。また以下の記述における映像信号は、合成映像信号、合成映像信号のビデオ部分またはデジタル映像信号であり、音声信号は、アナログまたはデジタル信号である。ただし、映像信号、音声信号、データ信号には、それらの圧縮信号をも含む。
【0026】
図1は、本発明に係るテレビ・インターホン・モニタシステムの実施形態として、インターネット上の電子案内ステーションに一台のテレビ・インターホン・モニタ・システムを接続する装置を示す。本実施形態は、インターネット上の案内ステーションにテレビ・インターホン・モニタ・システムを接続するための装置である。構成要素としてテレビ・カメラ71に接続している入口パネル70、マイクロホン73、スピーカ74、ディスプレイ・モニタ75及び情報信号を選択的に送受するためのセレクタ・キー(図示せず)、入口パネル70との間で情報信号を送受するコマンドセンサ50及びセレクタSl、S2、テレビ・インターホン・モニタ40及びコマンドセンサ50の間で情報信号を伝達するための通信線16を備える。通信線16による情報信号の伝達は、セレクタSl、S2及び入口パネル70を通してコマンドセンサ50との間で行われる。
【0027】
テレビ・インターホン・モニタ40は、映像を表示するためのテレビ・モニタ回路44及び情報信号の受信及び発生のためのインターホン回路45を有する。またテレビ・インターホン・モニタ40は、処理すべきデータ及び警報信号を取り入れるデータ/警報入力、映像信号の受信及び受信データ、警報及び映像信号を通信線16により伝送するためのビデオ入力を有する。コマンドセンサ50は、通信線16によって伝えられるコマンド及び制御信号を抽出し、選択したコマンド信号をセレクタS1、S2に供給する。この信号供給は、コマンド線17を介してインターネットフェース110に対して行う。
【0028】
セレクタS1、S2は、テレビ・インターホン・モニタ40から発生させるコマンド信号により操作できる。コマンド信号は、コマンドセンサ50及びコマンド線17を通して伝える。セレクタS1、S2は、インターネット・インタフェース110及び接続線18を介して伝えられる電子案内ステーション129からのコマンドにより操作できる。入口パネルで発生させたコマンドは、選択線SLを介してセレクタSl、S2に供給する。図示のように、セレクタS1、S2は、入口パネル70をテレビ・インターホン・モニタ40またはインタフェース110に接続させることができる。その場合、セレクタS1をB位置に切り換えるか、セレクタS1、S2を両方とも切り替える。セレクタS1、S2を両方ともB位置に切り替えてテレビ・インターホン・モニタ40及びインターネット・インタフェース110を接続する。また、セレクタS1、S2でテレビ・インターホン・モニタ40をインターネット・インタフェース110に接続させることができる。この場合、セレクタS2をB位置に切り替える。
【0029】
電子案内ステーション129、テレビ・インターホン・モニタ40、入口パネル70については、種々の回路構成、接続形態を採用できる。また、図ではセレクタS1、S2を一対の機械的な切り替えスイッチとして示してあるが、種々公知の電子アナログ、デジタル・スイッチ、マトリックス・スイッチを採用できる。これらスイッチは、ICパッケージ化されて広く利用できるようになっている。
【0030】
インターネット・インタフェース110は、コマンド線17Aを介してオンとし、接続線18を介して情報信号を供給し、ネットワーク線19を介して電子案内ステーション129に接続する。ネットワーク線19は、公共または専用の電話回線、光ファイバ等の有線あるいは無線を使用できる。ネットワークとの接続には、TCP/IP、ATM、イーサネット等を使用でき、直接にインターネット・ネップロバイダや電子案内ステーションに接続していてもよい。
【0031】
電子案内ステーション129(詳細は後述する)は、人間のオペレータまたは電子的オペレータを備えており、音声、映像、制御、警報及び共通コード、データ及び情報信号を含むデータ通信手段を有し、コード、データ及び情報信号に対応したテレビ・インターホン・モニタ・システムに使用できるようになっている。
【0032】
図2は、本発明の第2実施形態を示す。本実施形態は、一つのテレビ・インターホン・モニタ・ユニットを有するテレビ・インターホン・モニタ・システムであり、電源14を除いて図1に示すシステムと同一の構成を有する。電源14は、通信線16、16A間に電流を供給する。この電流は、テレビ・インターホン・モニタ40Aに供給される。通信線16Aには、再充電可能なバッテリ49を充電する電流に加えてテレビ・インターホンを操作するための制御電流を流す。バッテリ49の電力は、テレビ・インターホン・モニタ40Aのテレビ・モニタ回路44に供給する。なお電源14、バッテリの充電及びビデオ・インターホン・モニタ40Aへの電力供給についての詳細は、米国特許第5,1923,363号等に開示されているので、説明を省略する。
【0033】
図3は、本発明の第3実施形態を示す。本実施形態は、電子案内ステーション129に複数のテレビインターホン・モニタを接続するシステムである。電子案内ステーション129は、好ましくはインターネット上に位置する。本システムは、テレビ・カメラ71、マイクロホン73、スピーカ74、ディスプレイ・モニタ75を有する入口パネル70、及び情報信号を送受するためのセレクタ・キー(図示せず)、コマンドセンサ60及び入口パネル70との間で情報信号を伝達するための2つのセレクタS1、S2を含む。セレクタS1、S2及び入口パネル70は、入口ユニット120を構成する。また本システムは、2以上のテレビ・インターホン・モニタ40(図中符号40に1、2?nを添えて示す)の間で情報信号を送受するための複数の通信線16及び入力コマンドセンサ60を有し、セレクタS1、S2及び入口パネル70を介してコマンドセンサ60との間で情報信号を伝送する。各テレビ・インターホン・モニタ40は、映像を表示するためのテレビ・モニタ回路44と、情報信号の受信及び情報信号を発生させるためのインターホン回路45を有する。
【0034】
また各ビデオ・インターホン・モニタは、図1のテレビ・インターホン・モニタ40と同様に処理データ及び警報信号用にデータ/警報入力を有し、かつ映像信号の受信と受信データの伝送用のビデオ入力を有し、通信線16を介して警報及び映像信号を送出する。コマンドセンサ60は、警報、コマンド及び制御信号を抽出して復調し、通信線16を介して送出し、コマンド線17を介してセレクタS1、S2に選択したコマンド信号を供給し、コマンド線17を介してインターネット・インターフェイス110に接続する。しかしながら、複数のシステムが多くの警報コマンド、制御を発生させる可能性があるので、制御回路130には同時にマルチタスクを制御できるマイクロプロセッサーを備えるようにし、制御/コマンド線17Bを介してコマンドセンサ60から供給されるデータに従ってデータ処理を行えるようにするのが好ましい。
【0035】
セレクタS1、S2は、どのテレビ・インターホン・モニタ40からのコマンド信号でも対応できる。操作は、コマンドセンサ60及びコマンド線17、17B、17Cを介して、あるいは電子案内ステーション129から発生させるコマンドを介して行う。電子案内ステーション129からのコマンドは、インターネット・インタフェース110及び接続線18を介して伝送する。また操作は入口パネル70で発生させ、選択線SLを介してセレクタS1、S2に供給するコマンドによっても行える。セレクタS1は、入口パネル70をテレビ・インターホン・モニタ40のうちの一つを、インターネット・インタフェース110とセレクタS2を介して電子案内ステーション129に接続させるコマンドを送出することができる。他のテレビ・インターホン・モニタ40を接続させることももちろんできる。入口パネル70をインターネット・インタフェース110にセレクタS1、S2を介して接続することもできる。テレビ・インターホン・モニタ40のうちの一つとともに、同時に入口パネル70にもインターネット・インタフェース110に接続させ得る。すなわち本実施形態の構成にはかなり柔軟性があり、入口パネル70と電子案内ステーション129を接続するのに、テレビ・インターホン・モニタ40一つまたは複数同時に、個別のコミュニケーション線で接続すること、あるいは入口パネル70及びテレビ・インターホン・モニタ40の間を個別に、さらにはテレビ・インターホン・モニタ40及び電子案内ステーション129の間をインターネット・インタフェース110によって接続させ得る。
【0036】
セレクタS1及びS2は、一対の手動セレクタ・スイッチとして図示してあるが、図1及び図2のセレクタS1、S2と同様に、種々公知の電子アナログスイッチ、デジタル・スイッチ、マトリックス・スイッチを採用できる。これらのスイッチは、ICパッケージとして広く利用できるものである。
【0037】
また図1のインターネット・インタフェース110と同様に、図3のインターネット・インタフェース110には接続線18を介して情報信号が供給され、コマンド線17Aとネットワーク線19を介して電子案内ステーション129に接続し、ネットワーク線19には、公共または専用の電話回線、有線、光ファイバー等を用い得る。ネットワーク線としては、TCP/IP、ATMまたはイーサネットが周知である。またコミュニケーション線を直接にインターネット・ネップロバイダや電子案内ステーション129に接続することもできる。また図1の例と同様に、電子案内ステーション129は、人間または電子オペレータを備え、音声、ビデオ、制御、警報及びデータの通信手段を有する。データには、テレビ・インターホン・モニタ・システムによって使用される一般のコード、データ及び情報信号を含む。
【0038】
図4は、本発明の第4実施形態に係るテレビ・インターホン・モニタ・システムを示す。本実施形態は、図3のシステムと同様に、複数のテレビ、インターホン・モニタ40Aを有するが、複数の電源14を通信線16、16Aの間に配し、ビデオ・インターホン・モニタ40Aと電源ユニット14を接続する。通信線16Aには、再充電可能なバッテリ49を充電する充電電流とともにテレビ・インターホンを操作するための制御電流を流す。バッテリ49は、テレビ・インターホン・モニタ40Aのテレビ・モニタ回路44に電力を供給する。電源14とビデオ・インターホン・モニタ40Aへの電源供給は、米国特許第5,923,363に開示されているので説明を省略する。
【0039】
図5は、本発明に係る第5実施形態を示す。本実施形態は、電子案内ステーション129に複数のテレビモニタシステムを接続するための装置である。電子案内ステーション129は、例えばインターネット上に位置する。本システムは、複数(n個)の入口パネル(符号70に1〜nを付して示す)を含み、各々テレビ・カメラ71、マイクロホン73、スピーカ74、ディスプレイ・モニタ75及びセレクタ・キー(図示させず)を有し、情報信号の送受信を行う。
【0040】
本装置は、さらに案内カウンタ8及び警備カウンタ9を有する。これらカウンタは、各々情報信号を発生させかつ受信するモニタ5、インターホン・ユニット6及び制御回路102を有し、制御回路102は、コマンドを発生させかつ受信する。また本システムは、コマンドセンサ60及び複数のセレクタSG、SC、S1−1、S1−2、S1−n、S2を有する。セレクタは入口パネル70、案内カウンタ8、警備カウンタ9及びテレビ・インターホン・モニタ40との間で情報信号を伝達するためのマトリックス・セレクタ・アセンブリSMを構成する。これらの情報伝達は、複数の通信線16、16−1、16−2、16n、16C、16G、18及び複数の入力コマンドセンサ60を介して行い、コマンドセンサ60によって伝達される情報信号からコマンド信号を受信する。
【0041】
また各テレビ・インターホン・モニタ40は、映像を表示するためのディスプレイ44、情報信号を送受信するためのインターホン回路45、及び図1または図3と同様にテレビ・インターホン・モニタ40Aを含む。各ビデオ・インターホン・モニタ40Aは、データ処理及び警報信号のためのデータ/警報入力、及び映像信号の受信と受信したデータ、警報及び映像信号を通信線16を介して伝送するためのビデオ入力を有する。コマンドセンサ60は、通信線16によって伝えられる警報コマンド及び制御信号を抽出して復調し、コマンド線17Aを介してマスター制御回路101とインターネットインターフェイス110へ選択したコマンド信号を供給する。マスター制御回路101は、案内カウンタ8の制御回路102、警備カウンタ及びマトリックス・セレクタ・アセンブリSMを選択線101Aを介して同時に制御する。この制御は、制御/コマンド線17Bを介してコマンドセンサ60から供給されるデータに対応して行う。
【0042】
各セレクタS1−l〜S1−nは、どのテレビ・インターホン・モニタ40からでもコマンド信号を介して操作できる。そのコマンド信号は、コマンドセンサ60及びコマンド線17Bを介して、あるいは電子案内ステーション129からインターネット・インタフェース110及び接続線18を介して伝送され、または入口パネルで発生し、選択線SLを介してセレクタS1−1、S1−nに供給される。各セレクタS1−1、S1−nは、それぞれ入口パネル70をテレビ・インターホン・モニタ40の一つに接続させる。他のテレビ・インターホン・モニタ40は、セレクタSG、SC、S2を介して案内カウンタ8、警備カウンタ9、電子案内ステーション129に接続し得る。入口パネル70、案内カウンタ8、警備カウンタ9は、インターネット・インタフェース110に、セレクタSC、SG、S1−n、S2、S1−1を介して接続し得る。入口パネル70、案内カウンタ8または警備カウンタ9は、テレビ・インターホン・モニタ40のうちの一つとともにインターネット・インタフェース110に接続できる。このような構成は、どの入口パネル70、案内カウンタ、警備カウンタでも、またどのテレビ・インターホン・モニタ40でも、個々にあるいは複合的に電子案内ステーション129と柔軟に接続可能としてある。これらの接続に別々のコミュニケーション線を用い、各入口パネル70及びテレビ・インターホン・モニタ40の間の一つずつを、インターネット・インターフェース110を介してテレビ・インターホン・モニタ40と案内カウンタ8、警備カウンタ9及び電子案内ステーション129と接続する。
【0043】
本実施形態のセレクタSG、SC、S1−1、S1−n、S2は、手動セレクタ・スイッチとして図示してあるが、図3の実施形態と同様に公知のリレー、電子アナログスイッチ、デジタル・スイッチ、マトリックス・スイッチで構成できる。
【0044】
また図1及び図3のインターネット・インタフェース110と同様に、図5のインターネット・インタフェース110には接続線18を介して情報信号が供給され、コマンド線17Aとネットワーク線19を介して電子案内ステーション129に接続し、ネットワーク線19には、公共または専用の電話回線、有線、光ファイバー等を用い得る。ネットワーク線としては、TCP/IP、ATMまたはイーサネットが周知である。またはコミュニケーション線を、直接にインターネット・ネップロバイダや電子案内ステーション129に接続しすることもできる。
【0045】
既述のように、電子案内ステーション129は、人間または電子オペレータを備え、音声、映像、制御、警報及びデータの通信手段を有する。データには、テレビ・インターホン・モニタ・システムによって使用される一般のコード、データ及び情報信号を含む。
【0046】
図6は、本発明に係る第5実施形態を示す。本実施形態は、図5のシステムとほぼ同様のものであるが、テレビ・インターホン・モニタ40Aを複数含むが、複数の電源14を通信線16、16Aの間に配し、ビデオ・インターホン・モニタ40A、電源ユニット14を接続している。通信線16Aには、再充電可能なバッテリ49を充電する充電電流とともにテレビ・インターホンを操作するための制御電流を流す。バッテリ49は、テレビ・インターホン・モニタ40Aのテレビ・モニタ回路44に電力を供給する。複数の電源ユニット14は図2の電源ユニットまたは図4の主電源ユニット7と同様である。
【0047】
図7は、本発明の第7実施形態を示す。本実施形態は、複数のテレビ・インターホン・モニタ40A及び複数の入口パネル70を有するテレビ・インターホン・モニタシステムであり、図5に示すシステムとほぼ同一であるが、n個セレクタS2−1〜S2−nからなる拡張マトリックス・セレクタSM−X及びn本の通信線18−1〜18nを備え、セレクタS2−1〜S2−nとインターネット・インタフェース110を接続している。この構成によって、インターネット・インタフェース110は電子案内ステーション129をブロードバンドネットワーク線19Wを介してn個同時に取り扱うことができ、そのため多数の情報信号を一方向に多重伝送可能となっている。
【0048】
図8は、本発明の第8実施形態を示す。本実施形態は、図7のシステムと同様のテレビ・インターホン・モニタ・システムであり、n個のインターネット・インタフェース110の各々が、信号線18−1〜18nにより個々に情報を供給し、各インターネット・インタフェース110がネットワーク線19を介して個々に電子案内ステーション129と接続する。電子案内ステーション129は、図3及び図5で示した電子案内ステーション129と全く同一である。
【0049】
また図8のテレビ・インターホン・モニタ40Aは、通信線16Aを介して電源ユニット14により電源を供給される。これは、図4及び図6の電源ユニット14と全く同一である。しかしながら、テレビ・インターホン・モニタ40Aの代わりに、図7で示すテレビ・インターホン・モニタ40を使用することも可能である。また図7のテレビ・インターホン・モニタ40をビデオ・インターホン・モニタ40A及び電源ユニット14に置き換えることも可能である。また、図3ないし図8に示すシステムでは、テレビ・インターホン・モニタ40、40Aを一緒に用いることもできる。また、n個のインターネット・インタフェース110と、テレビ・インターホン・モニタ40、40Aや電子案内ステーション129のネットワーク線19を介した接続は、インターネット・インタフェース110の個数をテレビ・インターホン・モニタ40、40Aの個数や、入口パネル、案内ステーション、電子案内ステーション129、警備カウンタのブロードバンドネットワーク線19Wの接続態様に合わせて決めればよい。
【0050】
図9は、図2、4、6及び図8に示す実施形態のテレビ・インターホン・モニタの電気回路のブロック・ダイヤグラムである。上記各図に示すビデオ・インターホン・モニタは、DC成分を信号成分から切り離すDC/信号混合・分離回路49Cによって通信線16Aに接続している。DC/信号混合・分離回路49Cは、信号波からDC成分をブロックして信号成分を取り出すためのコンデンサ及びRFフィルタからなるが、トランスとRFトラップから構成することもできる。フィルタをかけたDC電流は、DC/信号混合・分離回路49Cから電流制御回路49Bに供給する。電流制御回路49Bは、インターホン回路45に対してターミナル48によって制御された電流を供給させ、Ni−Cd等の再充電可能なバッテリ49を充電するトリクル電流をバッテリ制御回路49Aを介して供給させる。バッテリ制御回路49Aは、スイッチを介してテレビ・モニタ回路に接続し、ターミナル48Aを介してモニタを駆動する。制御電流供給の詳細及び再充電可能なバッテリの使用は、米国特許第5,923,363号において詳細に開示されている。なお、テレビ・インターホン・モニタ40は、制御電流によってではなく、通信線16を介するターミナル48、48Aに直接供給される電力によって駆動する。そのため、電流制御回路49B、バッテリ制御回路49A及びDC/信号分離/混合回路49CのDC/信号分離部及びバッテリ49は、テレビ・インターホン・モニタ40の駆動には使用しない。
【0051】
テレビ・インターホン・モニタ40、40Aのインターホン回路45は、コードセット回路34を含み、ドアの開錠や、エレベーターを所望階に呼ぶこと、あるいはライトのオン/オフ、コードを変えること、図1ないし図8の各セレクタS1、S2、S1−1、S2−nのコード変更、電子案内ステーション129のコール等の操作を行うための制御及びコマンドコードをセットする。
【0052】
図9のインターホン回路45の警報接点35は、警報コマンドコードをセットするもので、手で、または泥棒警報のような周辺警報設備を介して自動的に能動化できる。インターホン回路45は、制御及びコード信号を発生させるコード信号発生回路33を有し、既知の電話発信音周波数を発生させたり、既知のRS422またはRS232シリアル信号を発生させたり、二重トーン周波数からなるコード化された制御信号や連続信号を供給したりする。連続信号は、コード化された制御信号と混合するための信号プロセッサ/ミキサ32へ送る。音声信号や映像信号としてターミナル46を介して供給するか、データ信号としてターミナル47を介して供給してもよい。そして、通信線16にはDC/信号混合・分離回路49Cを介して混合信号を送出する。DC/信号混合・分離回路49Cは、混合音声信号を既知の結合コンデンサまたは信号トランスによって送出する。周知のトランジスタ/バッファ・アンプ回路を使用して混合信号を通信線16A、16に供給してもよい。
【0053】
インターホン回路45のコード信号発生回路33は、デジタル・パルス・ジェネレーターを備え、選択されたコードに対応するデジタル・パルス信号を送出する構成とすることができる。その場合、信号プロセッサ・ミキサ32がパルス信号を発生させ、デジタル・パルスを音声に混合し、混合した音声信号を通信線16、6AにDC/信号混合・分離回路49Cを介して送出する。インターホン45は、マイクロホン36A及びミキサ32間に接続するマイクロホン・アンプ36、信号抽出プロセッサ38、スピーカ39Aに接続するスピーカ・アンプ39、ドライバ回路42に接続するコード・復調回路41及び映像信号抽出・復調器43を含む。
【0054】
図10は、本発明の各実施形態で用い得るスイッチマトリックス等を含む入口パネルの電気回路のブロック・ダイヤグラムである。図示のように、入口パネル70は、コードセット及び発生回路72Aを含む制御コードをセットし、制御信号を発生させる。これは、コードセット回路34及び図9のコード信号発生回路33によって発生するコードに類似している。これらの制御信号は、例えば呼び鈴を動かし、ドアを開錠し、所望階にエレベーターを呼び、ライトをオン/オフさせ、所望のアパートのビデオ・インターホン・モニタに話しかけるための呼び出しキー72を呼び出し、警報及びプログラムコマンド回路72B及び警報及び他のコマンドコードをセットするためのコマンドメモリーを呼び出し、さらに例えば周辺警報設備による泥棒警報や電子案内ステーション129をつなぐための電子案内キーにより、手動でまたは自動で能動化することができる。
【0055】
コードセット及び発生回路72Aは、二重のトーン・ダイヤラーICから構成でき、既知の電話用発信音周波数を発生させるようにすることができる。また連続信号を発生させるIC、例えばRS422やRS232、例えばTCP/IP、イーサネットまたはATMネットワークのために使用されるTPネットワーク信号を発生させるものも採用できる。単一のまたは一群の二重トーン周波数からなるコード化された制御信号または連続信号は、コードセット及び発生回路72Aから音声信号処理/混合回路73Bに供給し、コード化された制御信号を音声信号に混合し、通信線16電子及びセレクタS1に供給する。
【0056】
電子案内ステーション129に電話をつなぐためのコードは、電話番号とすることができる。そのため、公共電話線や公共ISDN回線を使用できる。例えばインターネットのネットワーク・プロバイダを通して電子案内ステーション129のIPコードを指定することもできる。電子案内ステーション129を呼び出すコードは、電話番号とTPコードの組み合わせとし、例えばPCやインターネット通信で使用されるパスワードを含ませることも可能性である。後述のように、図9のコードセット回路34及び図10のコードセット及び発生回路72Aは、電子案内ステーション129につなぐための最終呼び出しが不要である。呼び出しはインターネット・インタフェース・ユニット110で発生させるが、それがコードセット回路34、72Aがセットする電子案内呼び出しコードに基づくためである。
【0057】
図10のコードセット及び発生回路72Aは、デジタル・パルス・ジェネレーターからなり、選択されたコードに対応したデジタル・パルス信号を送信する。この場合、音声信号処理/混合回路73Bがパルス信号を発生させ、パルス信号と音声の信号を混合し、混合音声信号を通信線16に送出する。
【0058】
図9のインターホン回路45の信号抽出プロセッサ38は、音声信号を情報信号から抽出する。また復調回路41は、信号抽出/プロセッサ38から供給される制御コードを復調し、ドライバ回路42に復調したコード信号を供給し、呼び鈴の駆動、モニタ回路44の切り替え、ライトのオン/オフ、警報発生等を行わせる。復調回路41は、二重のトーンまたは連続信号用のデコーダICから構成でき、電話等に使用される既知の発信音周波数を復調し、ドライバ回路42に復調した制御信号を供給する。ドライバ回路42は、電子切換/駆動装置、例えばトランジスタやマルチプレクサIC、リレー、フォトカプラーその他の公知の切換/駆動手段からなる。
【0059】
信号抽出プロセッサ38はローパス・フィルタを使用することによって、音声信号を情報信号から抽出し、情報信号線16Dから供給される情報信号から低周波数音声信号を抽出する。抽出された音声信号は、スピーカ・アンプ39及びスピーカ39Aに供給する。マイクロホン36A、マイクロホン・アンプ36、スピーカ39A及びスピーカ・アンプ39は、公知の音声構成要素を使用し、受信した音声信号を増幅する。マイクロホン・アンプ36は、マイクロホン信号を信号プロセッサ/ミキサ32に混合音声及びマイクロホン信号を情報信号線16Dを介して供給し、またDC/信号混合・分離回路49Cに混合音声信号及びマイクロホン信号を通信線16または通信線16Aを介して送出する。
【0060】
図9で示したインターホン回路45のコード信号発生回路33、あるいは図10で示すコード信号セット発生回路72Aで発生させるコード化された制御信号は、連続信号またはデジタル信号、あるいはパルス信号である。図9で示す復調回路41及び図10で示す復調回路76には、公知の帯域通過フィルタを使用し、デジタル信号またはパルス信号を抽出し、またデジタル・デコーダとしてコード化された信号を復調する。
【0061】
上記の記述から明らかなように、図10で示す入口パネル70で発生する二方向の音声信号及びテレビ・インターホン・モニタ40、40Aで発生する音声信号は、二方向の制御信号及び警報信号とともに入口パネル及びテレビ・インターホン・モニタの間で通信線16、16Aを介して送信する。これら信号は、テレビ・インターホン・モニタ40Aのインターホン回路45を操作するための制御電流及びテレビ・インターホン・モニタ40、40Aのテレビ・モニタ回路44を操作するための再充電可能なバッテリ49を充電する電流を担持する。この場合、ランダムな電流ドレインやモニタのランダムな能動化に起因する脈流によって情報信号が乱されることがない。
【0062】
図10で示すように、公知のテレビ・カメラ71が、映像信号プロセッサ・ミキサ71Aに合成映像信号を供給する。映像信号プロセッサ・ミキサは、周知の周波数変調ICを使用し、搬送周波数で合成映像信号変調し、変調した映像信号の低周波数域を音声信号の高周波数域より上に保つ。これにより、映像信号を音声信号を乱さずに音声信号の通信線16により伝送できる。映像信号プロセッサ・ミキサ72は、既知の差分信号のコンバータICを含むことができ、変調した映像信号を異なる信号に変え、通信線16にセレクタS1及び電源ユニット14を介して差分信号を供給することができる。また映像信号プロセッサ・ミキサ71Aは、映像信号をデジタル化しかつ圧縮するための公知の圧縮回路を含むことができ、圧縮したビデオ信号を通信線16、セレクタS1を介して送出できる。
【0063】
図9に示すインターホン回路45の映像信号抽出・復調器43は、信号線16Dから周波数変調映像信号または差分信号または圧縮映像信号を公知の帯域通過フィルタを使用することによって抽出し、抽出した映像信号を公知のIC回路等の構成要素を使用して復調し、テレビ・モニタ回路44へ復調映像信号とともに供給し、ビルの入口にいる訪問客の映像をテレビ・モニタ回路44に表示する。テレビ・モニタ回路は、復調回路41から供給されるコマンドに基づいてドライバ回路42によって作動する。また、上述の記載から明らかなように、入口パネルや入口ユニットからテレビ・インターホン・モニタに一般的な通信線によって、音声信号、制御信号及び警報信号とともに映像信号からなる情報信号を送出する。
【0064】
図9の信号プロセッサ・ミキサ回路32は、ビデオ回路71Aが図10に示すものと同様のものである。また図10のデジタル・データの音声信号処理/混合回路73Bとも同様である。したがって、図9のターミナル46、47に供給されるすべての映像信号及びデータ信号を、処理、混合し、DC/信号混合・分離回路49Cによって通信線16Dを介して通信線16、16Aに送出する。
【0065】
入口パネルのビデオ、データ及び音声抽出プロセッサ77は、抽出、復調した映像信号を図10のTV/データ・モニタ回路75に送る。これは、図9のビデオ信号の映像信号抽出・復調器43と同様である。
【0066】
図5ないし図8に示す案内カウンタ8のコントローラ102及び警備カウンタ9のコントローラ102は、制御データをマスター・コントローラ101及びマトリックス・セレクタ・アセンブリSMから受信し、オーバーライドした制御及びセレクタ選択信号をコントローラ101及びマトリックス・セレクタ・アセンブリSM、SM?Xに送る。マトリックス・セレクタ・アセンブリSM、SM?Xからコントローラ101またはコントローラ102に供給される信号は、スイッチオン、オフデータを含む、このデータは、警備や案内のための訪問客、呼び出し者及び警報情報及び状態を提供する。
【0067】
案内カウンタ8及び警備カウンタ9のインターホン回路6は、図9のテレビ・インターホン・モニタ40のインターホン回路45、40Aと同一である。一方、モニタ回路5には、図9で示すように、テレビ・モニタ回路44等の種々のテレビ・モニタ回路を採用できる。したがって、案内カウンタ8や警備カウンタ9は、音声、映像、制御、データ、警報信号を、種々のテレビ・インターホン・モニタ40、40Aや入口パネル70、電子案内ステーション129からでも、インターネット・インタフェース110を介して送受できる。このような構成は、案内または警備システム全体の構成を柔軟なものとし、各入居者と訪問客間の情報交換を容易とし、非常事態の場合の呼び出し、電子案内センターとの直接または同時の連絡を可能にする。
【0068】
また図5ないし図8のマスター制御回路またはコントローラ101及び図3、図4及び図10のコントローラ130は、コマンドセンサ60からの制御及びコマンド信号を送受する。コマンドセンサ60がコマンドコード抽出/復調回路及びコマンド・ドライバ・コミュニケータ回路60Aを備えるとともに複数の入力12−1〜nを有し、各入力は通信線16−1〜nのうちの一つに接続して情報を送受信する。抽出/復調回路は、n個の回路を構成し、各信号抽出/プロセッサ及びコード復調回路を構成する。これは、図9の信号抽出プロセッサ38及び復調回路41と同様である。信号抽出/プロセッサ及び復調回路の数を減らすには、通信線16を走査回路によって一つの信号抽出回路に接続し、次々と通信線を走査して順次に情報信号を図9の回路38と同様に、一つの信号抽出プロセッサ回路の入力に供給する構成とすればよい。また、所望数の通信線16をn個のスキャナによって個々に走査し、各スキャナの出力が情報信号n個の信号抽出/プロセッサ回路へ抽出信号出力として図9の回路38と同様に送信するように構成してもよい。
【0069】
抽出信号は、図9の復調回路41と同様のコード復調器に供給され、復調されたコードはコマンドセンサから図3〜図8及び図10に示すマスター・コントローラ101またはコントローラ130にコマンド線17Bを介して送出するか、同様に、図1〜図8及び図10に示すセレクタS、S10あるいはマトリックス・セレクタ・アセンブリSM、SM−Xに電子案内選択線17を介して送出する。マスター・コントローラ101またはコントローラ130は、入口パネルに、例えばライトのスイッチをオンさせるコマンドを送り、デジタル・データ、音声、ビデオレコーダー140を作動させ、案内や警備員を呼び、またはシステムの他の機能を能動化させる。同時に、コマンド線17Bは、コントローラ130、101及び選択線101A、17Cを介してあるいは直接的に、セレクタS1、S10、SM、SM−Xのいずれかに接続するためのコマンドを、受信したコマンドに対応させてテレビ・インターホン・モニタ40、40Aへ接続コマンドを送る。ビデオ・インターホン・モニタ40、40Aを電子案内ステーション129に接続するコマンドは、コマンドセンサ60から17を介してセレクタS2あるいはセレクタS2−1〜S2−nのいずれかに送る。またコマンド線17Aを介してインターネット・インタフェース・ユニット110にも送る。
【0070】
図10に示すインターネット・インタフェース110は、警報、データ、音声及び映像抽出/復調回路110Aを含み、信号プロセッサ・ミキサ32に類似の回路、コード信号発生回路33、信号抽出器プロセッサ38、コード・復調回路41及び映像信号抽出器、インターホン回路45の復調器及びプロセッサ43を有し、したがって、インターネット・インタフェース・ユニット110の警報、データ、音声及び映像抽出/復調回路110Aは、音声、映像、警報、制御及びデータ信号を抽出、混合、復調及びコード化することができ、それを二方向の情報信号用の2本の通信経路セレクタS2及び接続線18を介して送受する。これは、テレビ・インターホン・モニタ40、40A、入口パネル70、案内カウンタ8、警備カウンタ9と同様である。警報、データ、音声及び映像抽出/復調回路110Aは、音声、映像、警報、制御及びデータ信号を送受するが、これは、図9の信号プロセッサまたはミキサ32の入力信号と同様であり、また、信号抽出器プロセッサ38及び図9の映像信号抽出、復調及びプロセッサ43から供給する出力信号とも同様である。
【0071】
上述の信号送受は、イントラネット線110Bによる。イントラネット線110Bには、インターネット/ネットワーク・コミュニケータ110Cが接続するが、これは公知のPC、携帯型PC、パームPCカスタム・プログラムされかつ制御コード信号を受信可能に構成されたインターネット/ネットワーク・コミュニケータを接続させ得る。これらはコマンド線17Aあるいは、警報、データ、音声及び映像抽出/復調回路110Aを介して接続させ、音声、映像、データ、警報及び制御信号を処理させ、電子案内ステーション129に対する接続信号をネットワーク線19を介して発生させる。ネットワーク線19のバンド幅に応じ、かつPCまたはカスタム・プログラムされたインターネット/ネットワーク・コミュニケータ110Cの処理能力に応じて、インターネット・インタフェース110は、警報、データ、音声及び映像抽出/復調回路の個数nを変更でき、単一のまたは複数同時の電子案内処理を単一のまたは複数の電子案内ステーション129に行わせることができる。この処理は、声(音声)、映像(ビデオ)、データ、警報、単一または複数のテレビ・インターホン・モニタ、入口パネル、ビデオ・インターホン・モニタシステムの案内カウンタや警備カウンタからの制御信号による。
【0072】
図9のスピーカ39A及びマイクロホン36A、及び図10のスピーカ74及びマイクロホン73は、電話に使用する送受話器を含むことができる。また、コード・セットキーをセットしているコードとして、図9の回路34及び図10の呼び出しキー72を、図9のモニタ画面44や図10のモニタ75にタッチ・キーとして含ませることもできる。それにより、本発明の方法、装置を、テレビ・インターホン・モニタ・システムとして電子案内ステーション129に接続し、テレビ・インターホン・モニタのタッチスクリーンの単純なタッチ及び単純な声のコミュニケーションによって電子案内ステーション129とインターホン送受話器を使用することが可能になる。
【0073】
図1ないし図8及び図10で示す単一または複数の電子案内ステーション129は、ネットワーク線19、19Wにコミュニケーションネットワーク119を介して接続している。コミュニケーションネットワーク119は、専用のネットワークや公共ネットワーク、例えばISDN、インターネット、公共電話交換システムである。
【0074】
電子案内ステーション129のオペレータが送受話器またはマイクロホン付のヘッドセット及びスピーカを備えるようにすれば、建物の入口パネル70によって入居者に電話をしている訪問客と声によるコミュニケーションが行え、またアパート内の入居者と直接にあるいはテレビ・インターホン・モニタ40、40Aを通して話をすることができる。また案内ステーションや警備ステーション、訪問客とも同様である。
【0075】
また電子案内ステーション129には、訪問客を観察するためにモニタを備えることもできる。デジタルビデオ及び音声レコーダ、訪問客の映像や音声を記録するレコーダを備えることもできる。またテレビ・インターホン・モニタ40、40Aに接続しているビデオ・カメラを動作させて、アパート内からの映像や通信内容を記録することもできる。
【0076】
入居者に関するデータ及び情報、システム設置場所等の情報を記憶回路に保存できる。例えば図10で示すコマンド記憶回路72Cにデータを保存でき、情報及びデータを自動的に電子案内ステーション129に伝達することができ、かつ電子案内ステーション129のオペレータの前にあるディスプレイに必要な情報を表示させることができる。データがシステムに保存されていれば、例えば呼び出し人の名前、アドレスまたは呼び出し側のクレジットカード番号さえ表示させ得る。
【0077】
その結果、電子案内ステーション129のオペレータは、訪問客の問いに答える作業だけでなく、多くの作業を取り扱うことができる。訪問客から建物の特定の入居者への特定の呼び出しも取り扱うことができる。
【0078】
さらに電子案内ステーション129のオペレータは、例えばドアを開けたり、所望階のエレベーターライトのスイッチオン、オフ等の制御信号を送ることができ、電子案内オペレータは、例えばショーのチケット購入すること、医者または救急車を呼ぶこと、例えば電気技術者、配管工、ペンキ屋等の修理人と接触することサービスを提供することができる。また、食料品、雑貨の配達を近所のスーパーマーケットやファーストフード・チェーン店等に頼むという購入サービスも提供できる。
【0079】
このような広いサービスを効果的に提供するために、電子案内ステーション129では、製品のメニューやカタログ、価格リスト等をテレビ・インターホン・モニタ40、40A、モニタ44案内モニタ5や警備カウンタ、テレビや図10のデータモニタ回路75に表示させることもできる。
【0080】
ネットワーク線19を介して送受されるデータ及び信号の容量を減らすために、製品のメニューやカタログ、価格リスト等を、例えばパーソナルコンピュータ用のハードディスクや特別にプログラムしたインターネット/ネットワーク・コミュニケータ110C等のメモリに記憶させ、電子案内ステーションのオペレータや他の案内ステーション、警備カウンタ、入居者等の操作により呼び出して、テレビ・モニタ回路44、モニタ5あるいはディスプレイ・モニタ75等に表示させるようにすることができる。すべてのサービスデータをパーソナルコンピュータに記憶させておけば、ネットワーク線19やコミュニケーションネットワーク119で使用できるバンド幅にかかわらず、瞬時に多くのサービスを表示できる能力によって、電子案内ステーションによって供給されるサービスを素早く効果的に提供できる。
【0081】
【発明の効果】
本発明に係るテレビ・インターホン・モニタ・システムの接続方法及び同装置は、以上説明してきたように、電子案内ステーションにテレビ・インターホン・モニタ・システムを接続し、テレビ・インターホン・モニタには、通信線によってまたは直接に送電線によって電力を供給でき、入口パネルや入口ユニット、案内カウンタ、警備カウンタは、電子案内ステーションに単純な装置で接続でき、それらの接続を任意に組み合わせでき、それによって任意数の入口パネルにでも接続でき、複数の任意のテレビ・インターホン・モニタにも、テレビ・インターホン・モニタを接続している通信線によって接続でき、電源ユニットを介して電力を供給し、同時に他の入口パネルやテレビ・インターホン・モニタ・ステーション、案内カウンタ、警備カウンタ、案内ステーションに対してインターネットを介して接続できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るテレビ・インターホン・モニタ・システムのブロック・ダイヤグラムである。
【図2】 本発明の第2実施形態に係るテレビ・インターホン・モニタ・システムのブロック・ダイヤグラムである。
【図3】 本発明の第3実施形態に係るテレビ・インターホン・モニタ・システムのブロック・ダイヤグラムである。
【図4】 本発明の第4実施形態に係るテレビ・インターホン・モニタ・システムのブロック・ダイヤグラムである。
【図5】 本発明の第5実施形態に係るテレビ・インターホン・モニタ・システムのブロック・ダイヤグラムである。
【図6】 本発明の第6実施形態に係るテレビ・インターホン・モニタ・システムのブロック・ダイヤグラムである。
【図7】 本発明の第7実施形態に係るテレビ・インターホン・モニタ・システムのブロック・ダイヤグラムである。
【図8】 本発明の第8実施形態に係るテレビ・インターホン・モニタ・システムのブロック・ダイヤグラムである。
【図9】 図2、4、6及び8に示す実施形態のテレビ・インターホン・モニタの電気回路のブロック・ダイヤグラムである。
【図10】 本発明の各実施形態で用い得るスイッチマトリックス等を含む入口パネルの電気回路のブロック・ダイヤグラムである。
【符号の説明】
5 モニタ
6 インターホン・ユニット
8 案内カウンタ
9 警備カウンタ
14 電源
16・・・ 通信線
17 コマンド線
18 接続線
19 ネットワーク線
32 信号プロセッサ/ミキサ
33 コード信号発生回路
34 コードセット回路
36 マイクロホン・アンプ
38 信号抽出プロセッサ
39 スピーカ・アンプ
40 テレビ・インターホン・モニタ
41 コード・復調回路
42 ドライバ回路
43 映像信号抽出・復調器
44 テレビ・モニタ回路
45 インターホン回路
49 バッテリ
49A バッテリ制御回路
49B 電流制御回路
49C DC/信号混合・分離回路
50、60 コマンドセンサ
70 入口パネル
71 テレビ・カメラ
72 呼び出しキー
72A コードセット及び発生回路
72B 警報及びプログラムコマンド回路
73 マイクロホン
74 スピーカ
75 ディスプレイ・モニタ
76 復調回路
101 マスター制御回路
102 制御回路
110 インターネットフェース
110A 警報、データ、音声及び映像抽出/復調回路
110B イントラネット線
110C インターネット/ネットワーク・コミュニケータ
119 コミュニケーションネットワーク
120 入口ユニット
129 電子案内ステーション
130 制御回路
Sl、S2・・・ セレクタ
SL 選択線
SM マトリックス・セレクタ・アセンブリ

Claims (18)

  1. 少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタを含み、該テレビ・インターホン・モニタは、内部通信線およびマトリックス・セレクタを介して、少なくとも一台の入口パネルと少なくとも一台のインタフェースユニットとに接続し、該インターフェースユニットにより通信ネットワークを介して電子案内ステーションに接続し、上記通信ネットワークは、専用ネットワーク、公共ネットワーク及びインターネットからなるグループから選択されたものであり、該通信ネットワークを介してテレビ・インターホン・モニタ・システムに接続する以下のステップからなるテレビ・インターホン・モニタ・システムの接続方法であって、
    上記テレビ・インターホン・モニタ及び入口パネルで発生した情報信号を伝達するステップであって、該情報信号が、音声信号、映像信号、制御信号、警報信号及びデータ信号からなるグループから選択された信号の組み合せからなるものであり、該情報信号を、上記マトリックス・セレクタ及び少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタ、少なくとも一台の入口パネル、少なくとも一台のインターフェースユニットのいずれかを選択して上記内部通信線を介して送受し、
    上記通信ネットワークに対してインターフェース情報信号を供給するために、上記インターフェースユニットを通して上記情報信号を処理し
    接続呼び出し信号を発生させ、該接続呼び出し信号を少なくとも一台のインターフェースユニットに供給し、該通信ネットワークを介して該電子案内ステーションと該インターフェースユニットを接続し、
    上記テレビ・インターホン・モニタ・システムおよび該電子案内ステーションの間で、上記インターフェースユニットによって処理したインターフェース情報信号を通信する
    テレビ・インターホン・モニタ・システムの接続方法。
  2. 請求項1の方法において、上記テレビ・インターホン・モニタに動作を行なわせかつ上記テレビ・インターホン・モニタ用再充電可能なバッテリを充電するように制御された電流を上記内部通信線に接続した電源ユニットから該内部通信線を介して上記テレビ・インターホン・モニタに供給することを特徴とする方法。
  3. 請求項1または2の方法において、上記テレビ・インターホン・モニタ及び
    上記入口パネルが選択キーを有し、該選択キーにより上記接続呼び出し信号を含む制御信号を発生させることを特徴とする方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかの方法において、上記テレビ・インターホン・モニタが、少なくとも一つの案内カウンタ・ステーションと少なくとも一つの警備カウンタ・ステーションからなるグループから選択される少なくとも一つの案内カウンタ・ステーションまたは警備カウンタ・ステーションと、上記マトリックス・セレクタ及び上記内部通信線を介して、少なくとも一台の上記インタフェースユニットとの間で通信することを特徴とする方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれかの方法において、上記電子案内ステーションに対して上記インターフェース情報信号を同時に通信するために、少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタ及び上記少なくとも一台の入口パネルが同時に通信して少なくとも一つの上記インタフェースユニットと同時に通信することを特徴とする方法。
  6. 請求項4または5のいずれかの方法において、上記電子案内ステーションに対して上記インターフェース情報信号を通信するために、少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタ、少なくとも一つの上記インタフェースユニットを介して、少なくとも一つの上記カウンタ・ステーションと同時に通信することを特徴とする方法。
  7. 請求項4ないし6のいずれかの方法において、少なくとも一つの上記インタフェースユニットが少なくとも一つの上記カウンタ・ステーション、少なくとも一台の入口パネル及び少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタのいずれかを選択して通信し、上記インタフェース情報信号を上記電子案内ステーションとの間でいずれかを選択して送受させることを特徴とする方法。
  8. 請求項7の方法において、少なくとも一つの上記インタフェースユニットが、
    上記選択的通信により得た同時通信状態で情報信号を処理し、該情報信号を少なくとも一つの上記カウンタ・ステーション及びそれぞれ少なくとも一台の上記入口パネル及び上記テレビ・インターホン・モニタごとに、それぞれ独立したインタフェース情報信号として、上記通信ネットワークを介して上記電子案内ステーションへ個別に送信することを特徴とする方法。
  9. 専用ネットワーク、公共ネットワークおよびインターネットからなるグループから選択される通信ネットワークによって、テレビ・インターホン・モニタ・システムを電子案内ステーションに接続するテレビ・インターホン・モニタ・システムの接続装置であって、
    少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタを含み該テレビ・インターホン・モニタは、内部通信線及びマトリックス・セレクタを介して、少なくとも一台の入口パネル及び少なくとも一台のインタフェースユニットとに接続し、
    少なくとも一台の上記テレビ・インターホン・モニタ及び少なくとも一台の上記入口パネルがそれぞれ選択キーを含み、上記マトリックス・セレクタ及び上記内部通信線を介して、少なくとも上記一台のテレビ・インターホン・モニタと少なくとも上記一台の入口パネル、少なくとも1台の該インタフェースユニットと、少なくとも上記一台の入口パネル及び少なくとも一台の上記インタフェースユニットの間で通信される音声信号、映像信号、制御信号、警報信号およびデータ信号からなるグループから選択された信号の組み合せからなる情報信号を処理し、
    少なくとも一台の上記インタフェースユニットが、上記情報信号を処理し、該情報ネットワークを介して、該電子案内ステーションとインターフェース情報信号を通信し、
    上記選択キーのいくつかで上記インタフェースユニットに対する接続呼び出し信号を発生させ、少なくとも一台の上記入口パネルと上記テレビ・インターホン・モニタのいずれかと該インターフェース情報信号を、上記インタフェースユニットを介して上記電子案内ステーションに接続する
    ことを特徴とするテレビ・インターホン・モニタ・システムの接続装置。
  10. 請求項9の装置において、上記内部通信線は、上記テレビ・インターホン・モニタに該内部通信線を介して制御された電流を供給するための電源ユニットに接続し、該電源ユニットで上記テレビ・インターホン・モニタ用の再充電可能なバッテリを充電可能とすることを特徴とする装置。
  11. 請求項9または10の装置において、上記テレビ・インターホン・モニタ・システムは、少なくとも1台のインタフェースユニットに対して上記マトリックス・セレクタ及び上記内部通信線、少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタ、少なくとも一台の入口パネルのいずれかを選択して、少なくとも一つの該情報信号を伝える案内カウンタ・ステーションまたは警備カウンタ・ステーションからなるグループから選択された少なくとも一つのカウンタ・ステーションからなることを特徴とする装置。
  12. 請求項9ないし11のいずれかの装置において、少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタ、及び少なくとも一台の入口パネルが上記インタフェースユニットと同時に通信し、上記電子案内ステーションに対して上記インタフェース情報信号同時に送受することを特徴とする装置。
  13. 請求項11ないし12のいずれかの装置において、少なくとも上記インタフェースユニットの上記カウンタ・ステーション、少なくとも一台の入口パネル及び少なくとも一台のテレビ・インターホン・モニタのいずれかを選択して、上記インタフェース情報信号を選択的に上記電子案内ステーションに送信することを特徴とする装置。
  14. 請求項13の装置において、上記インタフェースユニットが、上記通信ネットワークを介して、上記電子案内ステーションに伝えられた情報信号及び上記複数の独立したインターフェース情報信号を処理することを特徴とする装置。
  15. 請求項1ないし3のいずれかの方法において、該インタフェースユニットが、上記電子案内ステーションによるサービスに関連するデータを記憶し、上記テレビ・インターホン・モニタテレビインターホンモニタで該サービスに関する情報を表示するために、該記憶したデータを引き出すためのメモリー手段を備えていることを特徴とする方法。
  16. 請求項4ないし8のいずれかの方法において、少なくとも1台の該インタフェースユニットが、該電子案内ステーションによるサービスに関連するデータを記憶し、該テレビインターホンモニタおよび少なくとも1台のカウンタ・ステーションが備えるモニタで該サービスに関連する情報を表示するために、該記憶したデータを引き出すための記憶手段を備えていることを特徴とする方法。
  17. 請求項9ないし10のいずれかの装置において、該インタフェースユニットが該電子案内ステーションによるサービスに関連するデータを記憶し、上記テレビ・インターホン・モニタで上記サービスに関連する情報を表示するために上記記憶したデータを引き出すための記憶手段を備えていることを特徴とする装置。
  18. 請求項11ないし14のいずれかの装置において、少なくとも一台の上記インターフェースユニットが、上記電子案内ステーションによるサービスに関連するデータを記憶し、上記テレビ・インターホン・モニタ及び少なくとも一台の上記カウンタ・ステーションが備えるモニタで上記サービスに関連する情報を表示するために上記記憶したデータを引き出すための記憶手段を備えていることを特徴とする装置。
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