JP3736098B2 - 画像形成装置の現像器固定構造、画像形成装置の運搬方法及び現像器固定部材 - Google Patents

画像形成装置の現像器固定構造、画像形成装置の運搬方法及び現像器固定部材 Download PDF

Info

Publication number
JP3736098B2
JP3736098B2 JP02454898A JP2454898A JP3736098B2 JP 3736098 B2 JP3736098 B2 JP 3736098B2 JP 02454898 A JP02454898 A JP 02454898A JP 2454898 A JP2454898 A JP 2454898A JP 3736098 B2 JP3736098 B2 JP 3736098B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing
developer
developing device
rotating body
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02454898A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11223974A (ja
Inventor
哲郎 前田
薫正 中屋
聡 松坂
克美 春本
敏夫 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP02454898A priority Critical patent/JP3736098B2/ja
Publication of JPH11223974A publication Critical patent/JPH11223974A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3736098B2 publication Critical patent/JP3736098B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子写真式の画像形成装置に関するものであり、特に、複数色のトナー像を重ね合わせて記録媒体に画像を転写するように構成された電子写真式の画像形成装置の現像器固定構造、画像形成装置の運搬方法及び現像器を固定する現像器固定部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やレーザープリンタ等、電子写真方式の画像形成装置において、感光体上に形成された複数のカラートナー像を中間転写体上に重ねて転写させた後、この重ね合わされたカラートナー像をさらに記録紙に転写してフルカラー印刷が画像を得る画像形成装置が知られている。
【0003】
この画像形成装置では、感光体上にカラートナー画像を形成するために、ビデオデータに従って感光体上に形成された静電潜像をトナーで顕像化する現像器が用いられている。
【0004】
フルカラー画像形成のためには、少なくとも3原色、好ましくはさらに黒を加えた4色のトナーによる現像が行われるので、これらのトナー色に対応した現像器が必要である。
【0005】
具体的には、トナーとキャリアとを混合してなる現像剤を帯電させるための現像ロールを有する現像器を4台搭載した現像ユニットを構成する。
【0006】
回転式の現像ユニットでは、等角度間隔で現像ユニット上に配置された複数の現像器を各色の現像毎に90°づつ回転させて各色の現像ロールを順次感光体に当接させて現像を行う。
【0007】
現像ロールは感光体に密着させるのではなく、一定の間隙をもって感光体に対向させなければならない。そこで、現像ロールと同軸上に現像ロールよりも若干径の大きなトラッキングロールを設け、該トラッキングロールを感光体表面に押圧して前記一定の間隙を得る方式が提案されている。
【0008】
このトラキングロール方式を採用することにより、製造時に、感光体と現像ロールとの間隙を調整する必要が不要となり、感光体を交換した後でも、何ら調整をすることなく感光体と現像ロールとの間の間隙を一定に維持することができる。
【0009】
一方、このトラッキングロール方式では、上述のように現像器を回転させて現像ロールを感光体に適正に対向させるために、そのつどトラッキングロールが感光体に対して離間・当接する。その結果、この離間・当接動際のつど感光体に衝撃を与えてしまい、この衝撃による振動が収束するまでの期間に画像書き込みや、トナー像の転写が行われることがあれば、画像位置変動によるバンィング(帯状の画像欠陥)を発生することになる。
【0010】
しかし、印刷の効率を高めるたに、画像書き込みや転写は、できるだけ連続的に行うことが好ましいので、前記衝撃による振動が収束するまで、これらの動作を待機することはできない。言い換えれば、画像欠陥を排除しつつ、印刷効率を向上させることは容易ではない。
【0011】
そこで、トラッキングロールが感光体に当接するときの衝撃による振動を小さくし、バンディングのない良好な画質を得るために、各を現像器を現像ユニットに対して半径方向へスライド可能に支持し、スプリングで現像器を感光体方向へ付勢する構成が考えられる。
【0012】
これは、トラッキングロールが感光体に当接するときの衝撃をスプリングで吸収でき、また、スプリングによりトラッキングロールが感光体に押し付けられるので振動が極めて短時間に収束する利点がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、スプリングで現像器を感光体方向へ付勢する構成では、例えば、運搬等で装置に大きな振動が加わったときに、現像器が振動してトラッキングロールが感光体に対して離間・当接を繰り返すことがあり、現像器内の現像剤が流出し易いという問題がある。
【0014】
本発明は上記事実を考慮し、現像器内の現像剤の流出を抑えることのできる画像形成装置の現像器固定構造、画像形成装置の運搬方法及び現像器固定部材を提供することが目的である。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、トナーとキャリアを含む現像剤を収容し前記現像剤を現像ロールへ搬送する現像器と、前記現像器を複数保持して回転する回転体と、を有し、前記回転体の回転によって前記現像器が順次感光体と対向して多色画像を形成する画像形成装置における現像器固定構造であって、前記現像器を、前記感光体と接離する方向に案内すると共に前記感光体と接近する方向に付勢する案内手段と、前記現像器と前記回転体との相対移動を阻止する固定手段と、を有し、前記現像器は前記現像剤を収容した現像剤カートリッジを装着する装着部を備え、前記固定手段は前記現像剤カートリッジの前記装着部への装着を阻止する阻止部を有すること、を特徴としている。
【0016】
請求項1に記載の画像形成装置における現像器固定構造の作用を説明する。
画像形成装置を運搬等する場合には、固定手段によって現像器と回転体とを固定する。これにより、運搬等をしても現像器が回転体に対して相対的に動くことは無く、現像器からの現像剤の流出を阻止することができる。
【0017】
なお、固定手段を外した場合、現像器は感光体に当接されるが、現像器は、感光体と接離する方向に案内されると共に感光体と接近する方向に付勢されているため、回転体が回転して現像器の現像ロールが感光体と対向したときの衝撃を緩和することができ、また、現像器の振動も短時間で収束する。現像器に収容されたトナーとキャリアを含む現像剤は、現像ロールを介して感光体に移動し、感光体の潜像を現像する。
また、請求項1に記載の画像形成装置における現像器固定構造では、固定手段によって現像器と回転体との相対移動を阻止した状態では、阻止部が現像剤カートリッジの装着部への装着を阻止する。したがって、出荷時等で装置を運搬する前に固定手段によって現像器と回転体との相対移動を阻止しておけば、現像剤カートリッジを間違って装着することを防止でき、現像剤の流出を未然に防止することができる。また、運搬後に装置を設置する際に、現像剤カートリッジの装着作業によって固定手段の取り忘れも同様に防止できる。
【0018】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置における現像器固定構造において、前記固定手段は、前記現像器を前記感光体と離間する方向に移動して前記現像ロールが前記感光体と接触しないように固定することを特徴としている。
【0019】
請求項2に記載の画像形成装置における現像器固定構造の作用を説明する。
請求項2に記載の画像形成装置における現像器固定構造では、固定手段で現像器と回転体とを固定すると、現像ロールが感光体から離間した状態で固定される。これにより、現像ロールが感光体に接触しなくなり、現像ロール及び感光体双方の損傷等も防止できる。例えば、感光体を引き抜く場合、現像ロールと接触せずに引き抜くことができ、感光体の損傷を防止できる。
【0022】
請求項に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置における現像器固定構造において、前記現像器は前記現像ロールが前記感光体の略水平方向に対向したときに現像を行い、前記現像器の前記現像を行う画像形成時以外の停止位置は、前記現像ロールが前記回転体を中心として、前記回転体の回転中心を通る水平線から30°以上60°以下の範囲内であることを特徴としている。
【0023】
請求項に記載の画像形成装置における現像器固定構造の作用を説明する。
現像器からの現像剤の流出を防止するためには、現像器の向きも重要である。
【0024】
例えば、現像ロールの位置が回転体の回転軸の真下(回転体の回転中心を通る水平線に対して90°の位置)にあると、現像器内の現像剤が最も流出しやすい。
【0025】
一方、現像ロールの位置が回転体の回転軸の真上(回転体の回転軸を中心として、回転体の回転中心を通る水平線に対して90°の位置)にある場合、及び現像ロールの位置が回転体の回転軸の真横(回転体の回転軸を中心として、回転体の回転中心を通る水平線に対して0°の位置)にある場合には、現像器内の現像剤が最も流出し難い。
【0026】
したがって、回転体に現像器が周方向に複数設けられている場合を考えると、回転体の回転軸を中心として、回転体の回転中心を通る水平線に対して0°の位置と90°の位置との略中間の位置、即ち、現像ロールが回転体の回転軸を中心として、回転体の回転中心を通る水平線から30°以上60°以下の範囲内に停止させれば、複数の現像器に対して平均的に現像剤を流出し難くすることができる。
【0027】
なお、回転体の回転軸を中心として、回転体の回転中心を通る水平線に対して45°の位置に現像ロールを停止させることが最も好ましい。
【0028】
また、本発明は、回転体に現像器が周方向に等間隔に4個設けられている場合に好適である。
【0029】
請求項に記載の発明は、トナーとキャリアを含む現像剤を収容した現像剤カートリッジを装着して前記現像剤を現像ロールへ搬送する現像器と、前記現像器を複数保持して回転する回転体と、を有し、前記回転体の回転によって前記現像器が順次感光体と対向して多色画像を形成し、前記現像器を案内手段によって前記感光体と接離する方向に案内すると共に前記感光体と接近する方向に付勢する画像形成装置の運搬方法であって、運搬時には、前記案内手段に固定部材を係合して前記現像器を前記回転体に固定すると共に、前記固定部材で前記現像剤カートリッジの装着を阻止することを特徴としている。
【0030】
請求項に記載の画像形成装置の運搬方法の作用を説明する。
請求項に記載の画像形成装置の運搬方法では、運搬時に、案内手段に固定部材を係合して現像器を回転体に固定する。これにより、運搬等をしても現像器が回転体に対して相対的に動くことは無く、現像器からの現像剤の流出を阻止することができる。
また、固定部材で前記現像剤カートリッジの装着を阻止するので、出荷時等で装置を運搬する前に固定部材によって現像器と回転体との相対移動を阻止しておけば、現像剤カートリッジを間違って装着することを防止でき、現像剤の流出を未然に防止することができる。また、運搬後に装置を設置する際に、現像剤カートリッジの装着作業によって固定部材の取り忘れも同様に防止できる。
【0031】
請求項に記載の発明は、トナーとキャリアを含む現像剤を収容した現像剤カートリッジを装着して前記現像剤を現像ロールへ搬送する現像器と、前記現像器を複数保持して回転する回転体と、を有し、前記回転体の回転によって前記現像器が順次感光体と対向して多色画像を形成し、前記現像器を案内手段によって前記感光体と接離する方向に案内すると共に前記感光体と接近する方向に付勢する画像形成装置に用いられる現像器固定部材であって、前記案内手段に係合すると共に前記現像器と前記回転体との相対移動を阻止する阻止部と、前記現像器及び前記回転体との少なくとも一方に係合する係合部と、前記現像剤カートリッジの前記装着部への装着を阻止する挿入阻止部と、を有することを特徴としている。
【0032】
請求項に記載の現像器固定部材の作用を説明する。
請求項に記載の現像器固定部材は、係合部を現像器及び回転体との少なくとも一方に係合させることができ、阻止部が現像器と前記回転体との相対移動を阻止することができる。したがって、画像形成装置を運搬等する場合に現像器固定部材を現像器及び回転体との少なくとも一方に係合させれば、運搬の振動によって回転体に対して現像器が相対移動することを阻止でき、現像器の現像剤が流出することを阻止できる。
また、現像剤カートリッジの前記装着部への装着を阻止する挿入阻止部を有しているので、出荷時等で装置を運搬する前に現像器と回転体との相対移動を阻止しておけば、現像剤カートリッジを間違って装着することを防止でき、現像剤の流出を未然に防止することができる。また、運搬後に装置を設置する際に、現像剤カートリッジの装着作業によって現像器固定部材の取り忘れも同様に防止できる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
【0034】
図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例であるフルカラープリンタ64の要部構成図である。同図において、像担持体としての感光体ドラム(以下、単に「感光体」という)1は図示しないモータで矢印Bの方向に回転できるように設けられている。
【0035】
感光体1の周囲には、帯電装置つまり帯電ロール(BCR)8、露光装置(ROS)5、現像ユニット10、第1次転写器つまり第1次BTR2、クリーナ装置11が配置されている。
【0036】
前記現像ユニット10はフルカラー現像のための4台の現像器10Y、10M、10C、10Kを備えている。
【0037】
現像器10Y、10M、10C、10Kは、感光体1上の潜像をそれぞれイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、クロ(K)のトナーで現像する。
【0038】
各色のトナーを現像する際には、図示しないモータによって現像ユニット10を前記方向Bとは反対方向である矢印A方向に90°ずつ回転させ、当該色の現像器が感光体1に当接するように位置合わせされる。
【0039】
感光体1上に現像された各色のトナー像は、第1次BTR2によって中間転写ベルト(以下、単に「ベルト」という)3に順次転写されて、4色のトナー像が重ね合わされる。
【0040】
ベルト3はロール12、13、14、15に張架されている。
これらのうち、ロール12は図示しない駆動源に結合されてベルト3を駆動する駆動ロールとして機能し、ロール13はベルト3の張力を調節するテンションロールとして機能し、ロール14は第2次転写器つまり第2次BTR4のバックアップロールとして機能する。
【0041】
ベルト3を挟んでロール15と対向する位置にはベルトクリーナ16が設けられていて、ベルト3上の残留トナーがクリーナブレードで掻き落とされる。
【0042】
記録紙カセット17、18から引き出しロール19、20で搬送路に引き出された記録紙はロール対21、22、23によってニップ部、つまり第2次BTR4とベルト3との当接部に給送される。
【0043】
ベルト3上に形成されたトナー像はこのニップ部で記録紙上に転写され、定着装置24で熱定着されてトレイ25またはトレイ26(本体上面)に排出される。
【0044】
ベルト3には反射型光センサ6が対向して配置されていて、ベルト3上に設けられたアルミ箔等の反射部(図示せず)からの反射光を検出する。
【0045】
反射光の検出信号はROS5による画像形成タイミングやトナー像の転写タイミングを制御する基準信号として利用される。
【0046】
現像器10Y、10M、10C、10Kは、後述する交換可能なトナーカートリッジ29が装着されるようになっており、後述する現像バイアスを与える現像ロール28、現像ロール28へトナーを供給する図示しないトナー供給装置および搬送装置を有している。
【0047】
上記構成によるフルカラープリンタ64では、次のようにして画像が形成される。
【0048】
まず、BCR8に電圧を印加して感光体1の表面を予定の帯電部電位で一様にマイナス帯電させる。
【0049】
続いて、帯電された感光体1上の画像部分が予定の露光部電位になるようにROS5で露光を行ない静電潜像が形成される。
【0050】
すなわち、図示しない制御装置から供給されるビデオデータに基づき、ROS5をオン・オフすることによって画像に対応した潜像が形成される。
【0051】
現像器10Y等の現像ロールには各色毎に予め設定された現像バイアスが印加されており、前記潜像は該現像ロールの位置を通過時にトナーで現像され、トナー像として可視化される。
【0052】
トナー像は第1次BTR2でベルト3に転写され、さらに第2次BTR4で記録紙に転写された後、定着装置24に送給される。
【0053】
フルカラープリント時はベルト上で4色のトナーが重ね合わされた後、記録紙に転写される。
【0054】
感光体1上に残留したトナーはクリーナ装置11で除去されて回収され、最後に、感光体1は図示しない除電装置で一様に0ボルト付近まで除電されて、次の画像形成サイクルに備える。
【0055】
次に、前記現像ユニット10を詳細に説明する。図2は、現像ユニット10の構成を現した斜視図である。
【0056】
図2に示すように、現像ユニット10は、ロータリフレーム27を有している。
【0057】
ロータリフレーム27は、クロス状に組まれたメインフレーム27c(図2では図示せず)と、その両側に設けられた略十字形状のサイドフレーム27a及び円板状のサイドフレーム27bからなり、4色の現像器10Y、10M、10C、10Kに対応させて4つの領域に区画されている。
【0058】
現像ユニット10は図示しないステッピングモータによって各色のトナー現像毎に回動させられる。
【0059】
ロータリフレーム27の4つの領域には、現像ロール28等をハウジング30に格納した現像器10Y、10M、10C、10Kが設置されている。
【0060】
現像器ハウジング30には、後述するトナーカートリッジ29を挿入(装填)するための穴状の装着部31を備えている。
【0061】
トナーカートリッジ29は円筒形状であり、内部にはキャリアとトナーとからなる2成分現像剤が格納されおり、この現像剤が現像ロール28にわずかずつ供給されるようになっている。
【0062】
供給量はトナーの消耗に従って、現像剤中のトナー割合(濃度)が維持されるようにコントロールされる。
【0063】
トナー供給量は、トナーカートリッジ29および現像ロール28間に設けられる図示しないオーガ等の搬送手段の駆動速度によってコントロールされる。
【0064】
サイドフレーム27aの4方にそれぞれ90°間隔で張り出したアーム部分34に対して、各ハウジング30が該アーム部分34の長手方向に沿って変位可能に係合している。
【0065】
サイドフレーム27a、27bとアーム部分34の係合状態および変位方向については図3に基づいて説明する。
【0066】
図3に示すように、現像ロール28は、ハウジング30の外周面から径方向外側へ一部が露出している。
【0067】
現像ロール28は一定径とされ、その両端部には現像ロール28よりも若干大径に形成されたトラッキングロール28aが同軸的に設けられている。なお、現像ロール28とトラッキングロール28aとが本発明でいう現像ロールに対応する。
【0068】
両側のトラッキングロール28aが感光体1に当接し、これにより現像ロール28は感光体1と所定の隙間を介して対向してトナー現像を行なう。
【0069】
現像器10Y(他の現像器も同様)のハウジング30の側面は、一部がサイドフレーム27aのアーム部分34に被さっている。
【0070】
サイドフレーム27aのアーム部分34には、図3紙面の表側に向かって突出するピン35、36が一体的に設けられている。
【0071】
一方、ハウジング30の側面には長孔32、33が設けられていて、該長孔32、33にピン35、36がスライド自在に挿入されている。なお、同様の長孔およびピンがハウジング30の他方の側面およびサイドフレーム27bにもそれぞれ設けられている。
【0072】
すなわち、現像ロール28を格納しているハウジング30は、ピン35、36を介してサイドフレーム27a、27bにスライド自在に支持されている。
【0073】
ロータリフレーム27のメインフレーム27cには、ハウジング30の背後に、該ハウジング30を感光体1方向に付勢するための押圧装置37が設けられている。
【0074】
押圧装置37はメインフレーム27cに固定された筒体38およびその筒体38内に収納された圧縮コイルばね39、ならびに圧縮ばね39で付勢される加圧ピン40からなる。
【0075】
加圧ピン40が筒体38から脱出しないように筒体38にかぶせられた蓋41でストロークが規制されている。加圧ピン40の先端はハウジング30の後部に突き当たっていて、圧縮コイルばね39の弾力でハウジング30を径方向外側に押し出している。
【0076】
図3に示すように、トラッキングロール28aが予定の位置で感光体1に当接した状態、つまり現像位置では、トラッキングロール28aは感光体1によってわずかに押し戻され、長孔32、33とピン35、36との間には、ロータリフレーム27の径方向内側にそれぞれ間隙gが生じ、ロータリフレーム27の径方向外側にそれぞれ間隙hが生じる。
【0077】
換言すれば、トラッキングロール28aと感光体1とは、圧縮コイルばね39を間隙gに相当するストローク分だけ押し戻す力によって当接している。このときには、メインフレーム27cとハウジング30との間にも前記隙間gと同程度(或いはそれ以上)の隙間g’が生じる。
【0078】
次に、トラッキングロール28aの付勢方向について説明する。
現像ロール28が前記加圧ピン40で矢印X方向に付勢されたとき、現像ロール28が感光体1の回転中心1Cに向かって変位するように、長孔32、33の位置及び向きが決定されている。換言すれば、ハウジング30に設けられた長孔32および長孔33を結ぶ直接L1と、現像ロール28の回転中心28Cおよび感光体1の回転中心1Cを結ぶ直線L2とが平行に設定されている。
【0079】
そして、トラッキングロール28aが感光体1に当接した現像位置では、前記サイドフレーム27aに設けられたピン35、36と長孔32、33との間に間隙g及びhが生じるように、これらピン35、36と長孔32、33との位置が決定されている。
【0080】
上述の構成により、トラッキングロール28aが感光体1に当接または離間するときに、ピン35、36と長孔32、33とが互いに円滑に摺動する。
【0081】
また、前記間隙gが生じるように設定してあるので、前記圧縮コイルばね39により、安定した押圧力でトラッキングロール28aを感光体1表面に当接することができる。
【0082】
次に、本実施形態のフルカラープリンタ64を運搬する場合を説明する。
トナーカートリッジ29を装着済みのフルカラープリンタ64を運搬する場合、以下に詳述する合成樹脂製の固定プレート50を現像ユニット10に取り付ける。
【0083】
図4(A),(B)及び図5に示すように、固定プレート50は、サイドフレーム27aと平行に配置される側板部52を有している。
【0084】
側板部52の一端側には、現像器10Yの装着部31の内壁面に沿って装着部31の奥方向に延びる延設部54が一体的に設けられており、延設部54の先端には、延設部54と90°方向に延びて装着部31の中心側に突出する挿入阻止部56と、挿入阻止部56と反対側に延びる係止爪54Aが一体的に形成されている。
【0085】
側板部52の他端側には、延設部54と同方向に延びる延設部58が一体的に形成されており、この延設部58の先端には係止爪58Aが一体的に形成されている。
【0086】
また、側板部52には、サイドフレーム27aと対向する側に、固定ピン60が形成されている。
【0087】
図6及び図7に示すように、この固定プレート50は、延設部54を一方の装着部31に挿入して先端の係止爪54Aをハウジング30に引っ掛かけ、延設部58を隣接する他方の装着部31に挿入して先端の係止爪58Aをサイドフレーム27aに引っ掛かけることで現像器10Yに取り付けられる。
【0088】
このように、固定プレート50を現像器10Yに取り付けると、固定ピン60が、ピン35、36と長孔32、33との感光体1側とは反対側の隙間g(図3参照)に挿入され、ピン35、36と長孔32、33との感光体1側の隙間e(図3参照)が無くなり、現像器10Yとロータリフレーム27との相対移動が阻止される。
【0089】
これにより、運搬等をしてもハウジング30、即ち現像器10Yがロータリフレーム27に対して動くことはなく、トラッキングロール28aが感光体1に当接することも無くなる。これにより、トラッキングロール28aが感光体1に当接することによる現像剤の流出を抑えることができ、また、感光体1の表面を高品質に保つことができる。
【0090】
フルカラープリンタ64は、非画像形成時(電源スイッチオフ時も含む)には、現像器10Yの回転軸を中心として、現像器10Yの回転中心を通る水平線HLに対して45°の位置に現像ロール28が停止するように、ロータリフレーム27を回転させるステッピングモータが制御装置(図示せず)によって制御されている。
【0091】
これにより、運搬時、設置時を問わず、現像器10Y、10M、10C、10Kの各現像剤の流出を平均的に抑えることができる。
【0092】
現像器10Y、10M、10C、10Kの現像剤の流出を平均的に抑えられる理由を以下に説明する。
【0093】
図8(A)に示すように、現像ロール28とハウジング30との間には、若干の隙間が設けられているため、現像ロール28の位置がロータリフレーム27の回転軸の真下にある場合は、現像器内の現像剤62が最も流出しやすい状態と言える。
【0094】
一方、図8(B)に示すように現像ロール28が水平方向を向いている場合(ロータリフレーム27の回転軸の横に位置している場合)や、現像器10Yの現像ロール28が上を向いている場合(ロータリフレーム27の回転軸の上に位置している場合)には、現像器10Y内の現像剤62は流出し難い状態と言える。
【0095】
したがって、現像器10Y、10M、10C、10Kが90°間隔で配置されている場合には、現像ロール28の位置がロータリフレーム27の回転軸を中心として、ロータリフレーム27の回転中心を通る水平線に対して0°の位置と90°の位置との略中間の位置、即ち、図8(C)及び図8(D)に示すように45°の位置に各現像ロール28を停止させれば、現像器10Y、10M、10C、10Kの各現像剤の流出を平均的に抑えられることになるのである。
【0096】
なお、現像ロール28を停止位置は、45°が最も好ましいが、ロータリフレーム27の回転中心を通る水平線に対して30°以上60°以下の範囲内に停止させれば、実質的に各現像剤の流出を平均的に抑えることができる。
【0097】
また、固定プレート50は、トナーカートリッジ29を装填していない状態で取り付けても良い。
【0098】
トナーカートリッジ29を装填していない状態で固定プレート50をとりつけると、挿入阻止部56が装着部31の内側に突出するので、トナーカートリッジ29をロータリフレーム27の側面より装着部31に挿入することが出来なくなり、トナーカートリッジ29を装填した状態で運搬されることを防止でき、現像剤の流出を未然に防止することができる。
【0099】
また、装置を設置した後にトナーカートリッジ29を装着部31に挿入する際、挿入阻止部56が挿入の邪魔になるため、必然的に固定プレート50を取り外さなければならなくなり、固定プレート50の取り忘れを防止することもできる。
【0100】
なお、上記実施形態では、現像器10Y、10M、10C、10Kを4つの固定プレート50で固定したが、4つの固定プレート50を一体的に連結しても良く、これにより、一回の操作で4つの現像器10Y、10M、10C、10Kを一度に固定することもできる。
【0101】
また、固定プレート50による現像器10Y、10M、10C、10Kの固定は、サイドフレーム27a及びサイドフレーム27bの内の何れか一方側でも良く、両方でも良い。
【0102】
なお、上記実施形態では、固定プレート50の固定ピン60を、ピン35、36と長孔32、33との間の隙間gに挿入することにより現像器10Y、10M、10C、10Kを固定したが、本発明これに限らず、例えば、サイドフレーム27a(27b)及びハウジング30の双方に孔を形成し、双方の孔を貫通するように棒状の固定部材を挿入しても良く、サイドフレーム27a(27b)とハウジング30とを粘着テープで固定しても良く、何れの場合も現像器10Y、10M、10C、10Kの固定を行うことができる。
【0103】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の画像形成装置の現像器固定構造によれば、運搬する際の現像器からの現像剤の流出を防止できる、という優れた効果を有する。
【0104】
請求項2に記載の画像形成装置の現像器固定構造によれば、現像ロールと感光体との接触を防止でき、現像ロール及び感光体双方の損傷等も防止できる、という優れた効果を有する。
【0105】
請求項3に記載の画像形成装置によれば、現像剤カートリッジを間違って装着することを防止でき、現像剤の流出を未然に防止することができる、という優れた効果を有する。
【0106】
請求項4に記載の現像器固定構造によれば、運搬時のみならず、設置時においても、回転体に現像器が周方向に複数設けられている場合、複数の現像器に対して平均的に現像剤を流出し難くすることができる、という優れた効果を有する。
【0107】
請求項5に記載の画像形成装置の運搬方法によれば、運搬する際の現像器からの現像剤の流出を防止できる、という優れた効果を有する。
【0108】
請求項6に記載の現像器固定部材によれば、現像器と回転体との相対移動を阻止することができ、これにより、運搬する際の現像器からの現像剤の流出を防止できる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像器固定構造を含む画像形成装置の概略構成図である。
【図2】図1に示す画像形成装置の現像ユニットの概略構成を示す斜視図である。
【図3】現像ユニットの側面図である。
【図4】(A)は固定プレートの斜め下側から見た斜視図であり、(B)は固定プレートの斜め上側からみた斜視図である。
【図5】現像器と固定プレートとの斜視図である。
【図6】固定プレートの取り付けられた現像器の側面図である。
【図7】固定プレートの取り付けられた現像器の要部断面図である。
【図8】(A)乃至(D)は、現像ローラの向きによる現像剤の状態を示す現像器の断面図である。
【符号の説明】
2 フルカラープリンタ(画像形成装置)
10Y 現像器
10M 現像器
10C 現像器
10K 現像器
27 ロータリフレーム(回転体)
28 現像ロール(現像ロール)
28a トラッキングロール(現像ロール)
29 トナーカートリッジ(現像剤カートリッジ)
31 装着部
32 長孔(案内手段)
33 長孔(案内手段)
35 ピン(案内手段)
36 ピン(案内手段)
50 固定プレート(現像器固定部材)
54 延設部(係合部)
54A 係止爪(係合部)
56 挿入阻止部(阻止部)
58 延設部(係合部)
58A 係止爪(係合部)
60 固定ピン(固定手段)

Claims (5)

  1. トナーとキャリアを含む現像剤を収容し前記現像剤を現像ロールへ搬送する現像器と、前記現像器を複数保持して回転する回転体と、を有し、前記回転体の回転によって前記現像器が順次感光体と対向して多色画像を形成する画像形成装置における現像器固定構造であって、
    前記現像器を、前記感光体と接離する方向に案内すると共に前記感光体と接近する方向に付勢する案内手段と、
    前記案内手段に係合し前記現像器と前記回転体との相対移動を阻止する固定手段と、
    を有し、
    前記現像器は前記現像剤を収容した現像剤カートリッジを装着する装着部を備え、
    前記固定手段は前記現像剤カートリッジの前記装着部への装着を阻止する阻止部を有すること、を特徴とする画像形成装置の現像器固定構造。
  2. 前記固定手段は、前記現像器を前記感光体と離間する方向に移動して前記現像ロールが前記感光体と接触しないように固定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の現像器固定構造。
  3. 前記現像器は前記現像ロールが前記感光体の略水平方向に対向したときに現像を行い、前記現像器の前記現像を行う画像形成時以外の停止位置は、前記現像ロールが前記回転体を中心として、前記回転体の回転中心を通る水平線から30°以上60°以下の範囲内であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置の現像器固定構造。
  4. トナーとキャリアを含む現像剤を収容した現像剤カートリッジを装着して前記現像剤を現像ロールへ搬送する現像器と、前記現像器を複数保持して回転する回転体と、を有し、前記回転体の回転によって前記現像器が順次感光体と対向して多色画像を形成し、前記現像器を案内手段によって前記感光体と接離する方向に案内すると共に前記感光体と接近する方向に付勢する画像形成装置の運搬方法であって、
    運搬時には、前記案内手段に固定部材を係合して前記現像器を前記回転体に固定すると共に、前記固定部材で前記現像剤カートリッジの装着を阻止することを特徴とする画像形成装置の運搬方法。
  5. トナーとキャリアを含む現像剤を収容した現像剤カートリッジを装着して前記現像剤を現像ロールへ搬送する現像器と、前記現像器を複数保持して回転する回転体と、を有し、前記回転体の回転によって前記現像器が順次感光体と対向して多色画像を形成し、前記現像器を案内手段によって前記感光体と接離する方向に案内すると共に前記感光体と接近する方向に付勢する画像形成装置に用いられる現像器固定部材であって、
    前記案内手段に係合すると共に前記現像器と前記回転体との相対移動を阻止する阻止部と、前記現像器及び前記回転体との少なくとも一方に係合する係合部と、
    前記現像剤カートリッジの前記装着部への装着を阻止する挿入阻止部と、
    を有することを特徴とする現像器固定部材。
JP02454898A 1998-02-05 1998-02-05 画像形成装置の現像器固定構造、画像形成装置の運搬方法及び現像器固定部材 Expired - Fee Related JP3736098B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02454898A JP3736098B2 (ja) 1998-02-05 1998-02-05 画像形成装置の現像器固定構造、画像形成装置の運搬方法及び現像器固定部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02454898A JP3736098B2 (ja) 1998-02-05 1998-02-05 画像形成装置の現像器固定構造、画像形成装置の運搬方法及び現像器固定部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11223974A JPH11223974A (ja) 1999-08-17
JP3736098B2 true JP3736098B2 (ja) 2006-01-18

Family

ID=12141215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02454898A Expired - Fee Related JP3736098B2 (ja) 1998-02-05 1998-02-05 画像形成装置の現像器固定構造、画像形成装置の運搬方法及び現像器固定部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3736098B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4827373B2 (ja) * 2003-10-16 2011-11-30 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
KR100601681B1 (ko) 2004-05-29 2006-07-14 삼성전자주식회사 전자사진방식 화상형성장치
JP4843533B2 (ja) * 2007-03-16 2011-12-21 株式会社リコー 画像形成装置
JP2010060613A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Canon Inc ドラムカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP4954261B2 (ja) * 2009-10-30 2012-06-13 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置
JP4954262B2 (ja) * 2009-10-30 2012-06-13 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置
JP5451698B2 (ja) * 2010-08-16 2014-03-26 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5653124B2 (ja) * 2010-08-17 2015-01-14 キヤノン株式会社 カラー電子写真画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11223974A (ja) 1999-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7272339B2 (en) Process cartridge including first and second frames and separating member moving the second frame to a separated position and image forming apparatus detachably mounting the cartridge
US8180251B2 (en) Cover and cartridge
KR20180054024A (ko) 현상 카트리지 및 이를 채용한 전자사진방식 화상형성장치
JP5793966B2 (ja) 画像形成装置およびプロセスユニット
US7277663B2 (en) Drive force transmitting mechanism, and image forming apparatus including the drive force transmitting mechanism
JP3736098B2 (ja) 画像形成装置の現像器固定構造、画像形成装置の運搬方法及び現像器固定部材
JP4850335B2 (ja) 画像形成装置
US10241438B2 (en) Developing device having a developing unit that is pivotally supported about the axis of a shaft, and image forming apparatus
JP5020109B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、カラー画像形成装置
JP2005173102A (ja) 画像形成装置とトナー補給方法
US10018961B2 (en) Image forming apparatus having a rotatable development carrying member disposed in a particular relation to a developer supply roller
JP4081367B2 (ja) 現像装置
JP3116168B2 (ja) 画像形成装置
JP2003156946A (ja) 画像形成装置
JP3277872B2 (ja) 電子写真式画像形成装置の現像装置
JP7305717B2 (ja) カートリッジユニット
JP6639632B2 (ja) 画像形成装置
JPH04147274A (ja) 画像形成装置のプロセスカートリッジ
JP4978029B2 (ja) 画像形成装置
US7499668B2 (en) Image forming apparatus including belt member with non-image forming area
JP2007304230A (ja) 画像形成装置
JPH11126006A (ja) カラー画像形成装置
US9291946B2 (en) Developing device having overlapping seal members, and process cartridge
JP2005049463A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH10142939A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101104

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111104

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111104

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121104

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121104

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131104

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees