JP3735840B2 - 玄関ドア - Google Patents

玄関ドア Download PDF

Info

Publication number
JP3735840B2
JP3735840B2 JP2001225830A JP2001225830A JP3735840B2 JP 3735840 B2 JP3735840 B2 JP 3735840B2 JP 2001225830 A JP2001225830 A JP 2001225830A JP 2001225830 A JP2001225830 A JP 2001225830A JP 3735840 B2 JP3735840 B2 JP 3735840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
opening
entrance door
door
visitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001225830A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003035076A (ja
Inventor
徹郎 鈴木
Original Assignee
徹郎 鈴木
株式会社 企画技研
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 徹郎 鈴木, 株式会社 企画技研 filed Critical 徹郎 鈴木
Priority to JP2001225830A priority Critical patent/JP3735840B2/ja
Publication of JP2003035076A publication Critical patent/JP2003035076A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3735840B2 publication Critical patent/JP3735840B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、一般住宅や集合住宅などにおいて、防犯や安全確保のために訪問者や外側の様子を、内側から確認できる玄関ドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
室内から、玄関ドアに設けたレンズ付きの覗き窓を通して訪問者を確認することは古くから実施されているが、室内が外部より明るい場合には、室内に覗く人が居ることが分かるという問題があるので、例えば、実開昭61−137784号公報においては、覗き窓を比較的大きく形成するとともに、覗き窓を室内からのみ訪問者を見ることができるマジックミラーで覆う玄関ドアが、また、特開平8−151870号公報においては、玄関ドアの正面にカメラ本体を固定し、その映像を家庭用テレビなどに映し出して訪問者の様子を確認することなどが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のマジックミラーを配した玄関ドアは、小さな覗き窓を通して確認する方法に比して、訪問者を比較的大きく見ることができる点において有効なものではあるが、可視部分は顔又は顔から胸までしか見ることができず、訪問者の危険性の判断が難しく、防犯や安全性確保の観点からはさらなる改良が求められるものである。
【0004】
一方、防犯カメラによる場合は、一般的に、通常設置する場所が上方や側方などあまり目の付かない場所であるので、訪問者の顔を正面から確認することは困難で、正面から訪問者の顔を映せたとしても、訪問者がカメラ近くにいない場合、顔を鮮明に映し出すことができず、室内モニター画面が小さい場合は、モニターを遠目に見ることになるので実際には訪問者の顔がよく見えないのが現状で、いずれにしても装置の設置が煩瑣で、肉眼で見るのに比較して、画面を通して見るため現実感に乏しいなど多くの解決すべき課題を有していた。
【0005】
この発明はかかる現状に鑑み、玄関の訪問者や外側の様子を相手に悟られることなく内側から確認することができ、かつ訪問者の全身を自分の目で鮮明に見ることによって家主は現実感が持つことができ、訪問者の危険性の判断を容易にすることができ、また、訪問者が玄関近くにいなくともその存在を容易に確認することができる玄関ドアを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明の請求項1に記載の発明は、
ドア本体の中央部に所要の大きさの開口部を形成し、
この開口部に、全体が室外方向に、開口部の上縁側から下縁側に向って中央部が最も突出するように緩やかな円弧状に膨出し、少なくとも室外に立つ人の全身を観察することができる、マジックミラー加工した安全ガラスを装着したこと
を特徴とした玄関ドアである。
【0007】
また、この発明の請求項に記載の発明は、
前記請求項1に記載の玄関ドアにおいて、
前記マジックミラー加工した安全ガラスが、
強化ガラス、合わせガラス、網入板ガラス、線入板ガラスのいずれかに耐久性に優れた反射膜をコーティングしたものであること
を特徴とするものである。
【0008】
また、この発明の請求項に記載の発明は、
前記請求項1に記載の玄関ドアにおいて、
前記ドア本体は、
その上部に、夜間室外を室内より明るくするための照明灯を設けたこと
を特徴とするものである。
【0009】
また、この発明の請求項に記載の発明は、
前記請求項1に記載の玄関ドアにおいて、
前記ドア本体は、
室内側の開口部を遮光部材によって開閉自在に構成したこと
を特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明の玄関ドアは、室外の訪問者の全身を肉眼で観察することによって、防犯効果を高めるものであって、ドア本体に比較的大きな開口部を形成し、この開口部にマジックミラー加工を施した安全ガラスを装着したものである。
【0011】
この発明で、安全ガラスとは、型板の成形に際し、普通のガラス板を約700度に焼き入れして表面に圧縮応力を存在させて強化させた強化ガラス、2枚のガラス間にプラスチックの膜を挟み込んで熱と圧力で接合させた合わせガラス、ロール間のガラスに鋼製の網を連続的に厚みの中間にかみ込ませた厚みが6.8mm以上の網入板ガラスや、網の代わりに1〜2“の間隔で鋼線を配した線入板ガラスなど銃器の弾丸が貫通するおそれがなく、外部からの衝撃に対しても十分に耐えることのできるガラスを意味し、前記素材の裏面に耐久性に優れた反射膜を、コーティングしてマジックミラー加工したものである。
【0012】
このマジックミラー加工された安全ガラスは、訪問者の全身を確認することができ、かつドア本体に占める安全ガラスの面積をできるだけ少なくするため、全体を室外方向に凸状に、より具体的には、開口部の上縁側から下縁側向かって中央部が最も突出するように緩やかな円弧状に膨出形成したものである。
【0013】
また、このマジックミラー加工された安全ガラスは、基本的には室内と室外の明るさの差を利用するものであるため、夜間など室内側が明るい場合は、室内が見えてしまうので、ドア本体の上部に照明灯を設け、訪問者が所定の範囲に入ったときに自動的に点灯するよう構成することが望ましい。
【0014】
その際、場合によっては照明灯を破壊されるおそれもあるので、照明灯を安全ガラスでカバーすることが好ましく、昼間においても、室内側が外部から覗かれるおそれもあり得るので、室内側の開口部をカーテンなどの遮光部材によって、開閉自在とすることが好ましい。
【0015】
【作用】
この発明の玄関ドアは、ドア本体の開口部にマジックミラー加工を施した安全ガラスを装着したので、内側から訪問者の全身を簡単かつ容易に確認することでき、このことによって訪問者の危険性の判断を容易にし、かつ訪問者が玄関近くにいなくとも、その存在確認がきわめて簡単である。
【0016】
【実施例】
以下、この発明の玄関ドアの一実施例を、添付の図面に基づいて具体的に説明すると、この発明の玄関ドア1は、ドア本体2と、このドア本体2に中央部に装着された安全ガラス4と、ドア本体2の上部に配置された照明灯8とから構成されるもので、ドア本体2の下方には、新聞などを受け入れるための開閉式の小さな扉6を設けたものである。
【0017】
前記ドア本体2は鋼製の素材からなるもので、その中央部には安全ガラス4を装着するために所要の大きさの開口部3を形成するとともに、その下方にも新聞や郵便物を受け入れるための開口部3aを設けたもので、この開口部3aの室内側にはボックス状の受け部5を、室外側には上下方向に開閉する扉6を設けたものである。
【0018】
前記安全ガラス4は、厚さ約10mmの網入り板ガラスの裏面(室内側)に、金属製の反射膜をコーティングしてマジックミラー仕様としたものである。この安全ガラス4は、図1から明らかのように、全体を縦方向に緩やかな円弧状に形成して外側に膨出させたもので、かかる形状とすることによって安全ガラス4の大きさを可能なかぎり小さくし、かつ訪問者の全身を簡単かつ容易に確認することを可能とし、安全性を高めている。
【0019】
このマジックミラー仕様とした安全ガラス4は、ガラスを挟んだ双方の明暗の差によって効果を生じるため、ドア本体2に形成された開口部3の内側の上縁部に沿ってカーテンレール9を付設し、遮光部材からなるカーテン10を開閉自在に設けるとともに、夜間は室外が常に室内よりも明るい状態を保持することができるようにドア本体2の上部に空所7を形成し、この空所7内に照明灯8を装着し、例えば、訪問者が所定のエリア内に入るとセンサーによって検知し、自動的に照明灯8が点灯するよう構成したものである。
【0020】
なお、前記照明灯8を内蔵する空所7の前面は、安全ガラスを装着し、照明灯8を破壊されないようにすることが好ましい。また、図中、11はドア本体2に設けられたドアノブである。
【0021】
【発明の効果】
この発明の玄関ドアは、ドア本体に訪問者の全身が視認可能な大きさのマジックミラー加工された安全ガラスを装着しているので、室内から訪問者の全身を簡単かつ容易に確認することができ、このことによって訪問者の危険性有無の判断を容易にし、かつ訪問者が玄関近くにいなくともその存在確認がきわめて簡単なものである。
【0022】
特に、この発明の玄関ドアは、前記安全ガラスを外部に向かって凸面状にしていることによって、訪問者の全身の姿をより小さな面積の安全ガラスで確認することができ、安全ガラスの破壊による危険性を減少させる。また、訪問者は、自身の身嗜みを直すことができ、訪問者に悪意がある場合でも、自分自身の姿がマジックミラーに映されることになるので、その犯意を萎えさせ、犯罪行為を防止することができる点において優れた防犯性をも有しているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の玄関ドアの一部を切欠いた側面図である。
【図2】 図1に示す玄関ドアの正面図である。
【符号の説明】
1 玄関ドア
2 ドア本体
3,3a 開口部
4 安全ガラス
6 扉
7 空所
8 照明灯
9 カーテンレール
10 カーテン
11 ドアノブ

Claims (4)

  1. ドア本体の中央部に所要の大きさの開口部を形成し、
    この開口部に、全体が室外方向に、開口部の上縁側から下縁側に向って中央部が最も突出するように緩やかな円弧状に膨出し、少なくとも室外に立つ人の全身を観察することができる、マジックミラー加工した安全ガラスを装着したこと
    を特徴とした玄関ドア。
  2. 前記マジックミラー加工した安全ガラスが、
    強化ガラス、合わせガラス、網入板ガラス、線入板ガラスのいずれかに耐久性に優れた反射膜をコーティングしたものであること
    を特徴とする請求項1に記載の玄関ドア。
  3. 前記ドア本体は、
    その上部に、夜間室外を室内より明るくするための照明灯を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の玄関ドア。
  4. 前記ドア本体は、
    室内側の開口部を遮光部材によって開閉自在に構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の玄関ドア。
JP2001225830A 2001-07-26 2001-07-26 玄関ドア Expired - Fee Related JP3735840B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001225830A JP3735840B2 (ja) 2001-07-26 2001-07-26 玄関ドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001225830A JP3735840B2 (ja) 2001-07-26 2001-07-26 玄関ドア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003035076A JP2003035076A (ja) 2003-02-07
JP3735840B2 true JP3735840B2 (ja) 2006-01-18

Family

ID=19058757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001225830A Expired - Fee Related JP3735840B2 (ja) 2001-07-26 2001-07-26 玄関ドア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3735840B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5119540B2 (ja) * 2005-03-28 2013-01-16 株式会社発明屋 玄関扉
JP2009275490A (ja) * 2008-05-19 2009-11-26 Toko Glass Co Ltd 防犯警報装置付窓ガラス
JP6542611B2 (ja) * 2015-08-21 2019-07-10 株式会社日立産機システム エアシャワー装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003035076A (ja) 2003-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6059420A (en) See through refrigerator door construction
US4763444A (en) Viewing and oral communications assembly for doors
US3944336A (en) Uni-directional viewing system
US10151135B2 (en) Door with a door access system
JP3735840B2 (ja) 玄関ドア
US20040012951A1 (en) Fire safety window
JP6542611B2 (ja) エアシャワー装置
US20130092332A1 (en) Cell door window cover and methods for using the same
US2286353A (en) Door sight
CN209045085U (zh) 一种多功能门牌
CA2380721C (en) Openable screen element such as a door
CN213353791U (zh) 消除倒影单向透视玻璃
CN201507218U (zh) 住宅智能防盗门
KR102620218B1 (ko) 도어용 차폐 투시창
WO2021199947A1 (ja) 情報提示装置、戸装置及びこれを備えた戸システム
CN209653848U (zh) 一种多功能复合门
KR20140044729A (ko) 현관문에 장착되는 보조문, 및 이를 구비하는 현관문
JP2006274791A (ja)
CN207728041U (zh) 一种防偷窥atm自助取款机防护舱
US1676140A (en) Peephole for doors
JP3018215U (ja) 覗き窓を持つドア
WO1995001586A1 (en) Disabled/ablebodied photobooth
JPS6322318Y2 (ja)
AU611177B2 (en) Viewing and oral communications assembly for doors
JP2005148510A (ja) 監視装置を備えた間接照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050524

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees