JP3735204B2 - 延伸ポリエチレンシートの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、重量平均分子量50万以下の高密度ポリエチレンを原料とした延伸ポリエチレンシートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ポリエチレン成形体を10倍以上の高倍率で延伸成形することを超延伸成形と称している。従来、例えば、特公平7−53423号公報等に記載されているように、分子量の大きな超高分子量ポリエチレン成形体を超延伸成形することによって延伸ポリエチレンシートを製造する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、重量平均分子量50万以下の所謂汎用ポリエチレン成形体は、その分子量が低い故に、高倍率延伸成形、とりわけ、延伸倍率が30倍以上の延伸成形は困難であった。
【0004】
本発明は、このような上記の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、これらの問題点を解消し、重量平均分子量50万以下の所謂汎用ポリエチレンを30倍以上に超延伸成形することにより延伸ポリエチレンシートを容易に製造できる方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の延伸ポリエチレンシートの製造方法は、重量平均分子量50万以下の高密度ポリエチレン100重量部、水素引抜型光重合開始剤0.01〜0.5重量部、自己開裂型光重合開始剤0.1〜2重量部及び重合性モノマー1〜5重量部を含む組成物を溶融混練成形してなるポリエチレンシートを10倍以上に第1次一軸延伸し、次いで、紫外線照射によりポリエチレン成形体中の重合性モノマーを重合させ、更に、第2次一軸延伸することにより総延伸倍率30倍以上に延伸することを特徴とするものである。
【0006】
又、請求項2記載本発明の延伸ポリエチレンシートの製造方法は、
請求項1記載の延伸ポリエチレンシートの製造方法において、重合性モノマーの重合後のガラス転移温度が100℃以上であることを特徴とするものである。
【0007】
本発明においては、重量平均分子量50万以下の高密度ポリエチレンを使用する。高密度ポリエチレンは結晶性が高く更に延伸後の高剛性を発現するので、本願発明において使用できる。ポリプロピレンでは延伸後の高剛性を発揮し難い。又、低密度ポリエチレンでは剛性が不足するので、使用できない。
【0008】
高密度ポリエチレンとしては、密度が0.94g/cm3 以上のものが好ましい。密度が0.94g/cm3 未満のものは、延伸を行っても強度及び弾性率の向上が期待し難く、延伸後の機械的物性が劣る。
【0009】
本発明においては、重量平均分子量50万以下のポリエチレンを使用する。
重量平均分子量50万以上のもの、更には重量平均分子量100万以上のポリエチレンは高倍率に延伸でき、高剛性を発揮できるが、これらの超高分子量ポリエチレンは押出成形等が容易ではなく、且つ、溶剤等の可塑剤が延伸に必要となることがあり、工程が煩雑となり、好ましくない。
【0010】
本発明においては、メルトインデックス(MI)としては、0.1から20、より好適には1〜10のものを使用するのが好ましい。メルトインデックスが0.1未満の場合には、押出機等の成形装置に負担がかかり、又、メルトインデックスが20を超えると延伸成形が困難となる恐れがある。
【0011】
本発明においては、高密度ポリエチレンを単独で使用してもよく、他のポリオレフィン系樹脂やポリスチレン等のポリエチレンと相溶化し易い樹脂と混合したものを使用してもよい。
【0012】
本発明においては、水素引抜型光重合開始剤及び自己開裂型光重合開始剤を併用する。
【0013】
本発明において、水素引抜型光重合開始剤とは、光を当てると励起状態となり、例えばポリエチレン等の水素を持った化合物と励起遷移状態を作り、更には、水素を引き抜き、引き抜かれたポリエチレンに、ラジカル重合開始点を作ることができる光重合開始剤である。
【0014】
又、本発明において、自己開裂型光重合開始剤とは、光を当てると励起状態となり、自分子内で、開裂を起こし、ラジカル重合開始点を作る光重合開始剤であり、ポリエチレンとは反応しにくいとされている。
【0015】
前者、即ち水素引抜型光重合開始剤の役割としては、ポリエチレンの主鎖の水素を引き抜きポリエチレンに反応点を作ることにある。つまりグラフト反応を可能にすることである。水素引抜型光重合開始剤の添加量としては、後述するが、添加量が過多であると、グラフト反応以外に、ポリエチレンの架橋反応を促進する可能性があり、添加量に注意する必要がある。
【0016】
後者、即ち自己開裂型光重合開始剤の役割は添加した重合性モノマーを重合させることにある。叙上のように水素引抜型光重合開始剤は多量に使用することができない。そこで、添加した重合性モノマーを完全に重合させるためには、この自己開裂型光重合開始剤を加える必要がある。尚、この自己開裂型光重合開始剤はポリエチレンとは反応が困難であり、多量に加えても、ポリエチレンを架橋してしまう恐れはない。
【0017】
本発明においては、この2種の光重合開始剤を併用することによりポリエチレンに重合性モノマーを効率よくグラフト重合させることが可能となる。
【0018】
本発明において使用する重合性モノマーは、叙上のように光重合開始剤が生成するラジカルによって重合し、ポリマー化できる全てのモノマーが使用できるが、重合後のガラス転移温度が、0℃以上、より好ましくは100℃以上のものが好適に使用できる。何故ならば、これらのモノマーは、ポリエチレンに重合させる場合に、ポリエチレンの延伸温度において、ポリエチレン凝集力を高める効果があるからである。つまり、疑似的にポリエチレンを高分子量化させる効果が認められるからである。
【0019】
本発明において、自己開裂型光重合開始剤としては、ジエトキシアセトフェノン、ベンゾイソブチルエーテル、ベンジルジメチルケタール等が使用できる。又、水素引抜型光重合開始剤としては、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン、イソブチルチオキサントン、2エチルアンスラキノン等が使用できる。
【0020】
又、本発明において、重合性モノマーとしては、叙上の重合後のガラス転移温度の他に、ポリエチレンへの相溶性を考慮してトリアリルイソシアヌレート、トリアリルシアヌレート、ジアリルフタレート、イソボルニルメタクレート等が使用できる。
【0021】
自己開裂型光重合開始剤のポリエチレンに対する配合割合としては、ポリエチレン100重量部に対して、自己開裂型光重合開始剤は0.1〜2重量部である。自己開裂型光重合開始剤が0.1未満では、重合性モノマーを重合させることが困難となり、又、2重量部を超えてもそれ以上の効果は得られない。
【0022】
水素引抜型光重合開始剤のポリエチレンに対する配合割合としては、ポリエチレン100重量部に対して、水素引抜型光重合開始剤は0.01〜0.5重量部である。水素引抜型光重合開始剤が0.01重量部未満では、重合性モノマーとポリエチレンをグラフト重合反応させることが困難となり、逆に、0.5重量部を超える場合には、ポリエチレンの架橋反応が起こり易く以降の延伸成形が困難となる。
【0023】
重合性モノマーは1〜5重量部である。重合性モノマーが1重量部未満では充分に改質効果が得られず、逆に5重量部を超えても、それ以上を効果は期待できない。
【0024】
高密度ポリエチレン、水素引抜型光重合開始剤、自己開裂型光重合開始剤、重合性モノマーを含む組成物を溶融混練成形する場合の溶融温度は、130℃以上、より好ましくは150℃以上250℃以下である。溶融温度が130℃未満の場合には、高密度ポリエチレンの溶融が不完全となる恐れがあり、押出機等の成形機に負担がかかる。又、逆に250℃を超える場合には、ポリエチレンが分解し、変色等が発生したり、分子量の低下に伴う強度低下等を招く恐れがある。
【0025】
ポリエチレンシートに成形する手段としては、特に限定されないものであり、例えば、通常のロール成形方法、カレンダー成形方法等を採用することができる。ポリエチレンシートの厚みとしては、2〜5mmの範囲にあることが好ましい。2mm未満では延伸後のシートの厚みが過小となり、5mmを超える場合には、以降の成形が困難となる恐れがある。
【0026】
ポリエチレンシートを第1次延伸に先立ち圧延処理を施して厚みを減少することが好ましい場合がある。圧延処理は、一対の互いに反対方向に回転する圧延ロール間の間隙をポリエチレンシートの厚みよりも小さくし、圧延ロール間にポリエチレンシートを挿入し、ポリエチレンシートの厚みを減少させると共に長さ方向に伸長させるものである。
【0027】
この圧延工程におけるポリエチレンシートの温度は70〜125℃程度、好ましくは90〜120℃であり、温度が70℃未満の場合には均一な圧延が困難となり、125℃を超えると圧延中にポリエチレンシートが溶融切れする恐れがある。
【0028】
この圧延工程における圧延倍率は、過小であると圧延の効果が期待できないのみならず、後の延伸工程に負担がかかる。逆に圧延倍率が過大であると、均一な圧延が困難となるばかりでなく、圧延後のポリエチレンシートの厚みが過小となり、後の第1次延伸工程中にポリエチレンシートが切断する恐れがある。従って、圧延倍率は2〜10倍程度が好ましい。尚、この圧延倍率は次式で表される。
圧延倍率=シートの圧延前の厚み/シートの圧延後の厚み
【0029】
ポリエチレンシートを第1次一軸延伸するには、回転速度の異なる2対のピンチロール間に挟んでポリエチレンシートを加熱した状態で引っ張ることにより一軸方向のみに強く配向させる方法によればよい。
【0030】
ポリエチレンシートを第1次延伸する前に圧延した場合には、圧延倍率と第1次延伸の延伸倍率の積が第1次の総一軸延伸倍率となり、第1次の一軸延伸倍率は10倍以上、好ましく15倍以上20〜30倍以下とする。第1次の一軸延伸倍率が10倍未満である場合には、最終的に30倍以上に高倍率に第2次延伸することが困難となる。又、逆に、30倍を超えると亀裂が入りやすく全体が白化し、安定な延伸が困難となる。
【0031】
延伸時のポリエチレンシートの温度は70〜120℃とするのが好ましく、70℃未満や120℃を超えると延伸切れを起こし易い。
【0032】
紫外線により重合性モノマーを重合させるには、重合を短時間で行える高圧水銀灯を使用するのが望ましい。紫外線の照射量としては、ピーク照度30mw/cm2 以上、光量は50mj/cm2 以上の強度で短時間で重合するのが好ましく、重合に時間がかかると、重合性モノマーの重合に従い、ポリエチレンとの分離現象を起こす恐れがある。
【0033】
このように重合性モノマーを重合したポリエチレンシートを更に第2次延伸して総延伸倍率30倍以上に延伸するには、前述の第1次の一軸延伸と同様に、回転速度の異なる2対のピンチロール間に挟んでポリエチレンシートを加熱した状態で引っ張ることにより一軸方向のみに強く配向させる方法によればよい。
【0034】
第1次延伸と第2次延伸の延伸倍率を合わせた総延伸倍率は30倍以上、好ましくは40倍以上とする。第2次延伸のポリエチレンシートの温度は70〜120℃はするのが好ましく、これらの温度を範囲を外すと延伸切れを起こす恐れがある。
【0035】
〔作用〕
請求項1記載の本発明の延伸ポリエチレンシートの製造方法においては、重量平均分子量50万以下の高密度ポリエチレン、水素引抜型光重合開始剤、自己開裂型光重合開始剤、重合性モノマーを含む組成物を溶融混練成形してなるポリエチレンシートを10倍以上に第1次一軸延伸し、次いで、紫外線照射によりポリエチレン成形体中の重合性モノマーを重合させるものであるから、ポリエチレンをグラフト変成させることとなり分子の凝集力が高められる。
従って、更に、第2次一軸延伸することにより総延伸倍率30倍以上に延伸することが可能となる。
【0037】
【発明の実施の形態】
〔実施例1〕
重量平均分子量3.3×105 、メルトインデックス(MI)1.0、融点135℃の高密度ポリエチレン(日本ポリケム社製、グレード:HY540)100重量部に対して、水素引抜型光重合開始剤としてベンゾフェノン(日本化薬社製品)0.1重量部、自己開裂型光重合開始剤としてベンジルジメチルケタール(チバガイギ社製、イルガキュアー651)1重量部、重合性モノマーとしてトリアリルイソシアヌレート(和光純薬社製品)2重量部を配合して、同方向2軸混練押出機(池貝鉄鋼社製の商品名「PCM30」)を使用して200℃の温度で溶融混練させ、ロール温度を90℃に制御したカレンダー成形機により幅70mm、厚さ2.5mmのシートに成形し巻き取った後、120℃に加熱した熱ロール(小松製作所製、ロール直径6インチ)を使用して10倍に圧延した。
【0038】
次に、熱風加熱式二段延伸機を使用して、一段目の延伸倍率を1.0倍、二段目の延伸倍率を1.3倍で行い、合計延伸倍率2.3倍の第1次延伸操作を行った。尚、延伸温度は100℃であった。
【0039】
圧延と第1次延伸を合わせた延伸倍率は凡そ25倍であり、第1次延伸後のポリエチレンシートの寸法は幅35mm、厚み200μmで平滑な表面を備えていた。
更にこのポリエチレンシートを出力120W/cm2 の高圧水銀灯6灯の下を、10m/分の速度で通過させて内部の重合性モノマーを重合させた。
次いで、熱風加熱式一段延伸機を使用して、ポリエチレンシートを延伸倍率を1.4倍に延伸し、総延伸倍率35倍の第2次延伸操作を完了した。尚、第2次延伸温度は110℃であった。第2次延伸後のポリエチレンシートの寸法は、幅30mm、厚み150μmであった。
【0040】
尚、最終延伸倍率については、第2次延伸倍率操作が安定的に行える最高倍率であった。ここで安定的とは、一時間延伸切れを発生させないで延伸操作ができることをもって安定的であると判断した。
【0041】
〔実施例2〕
加える重合性モノマーを、ジアリルフタレート(和光性純薬製品)としたこと以外は実施例1と同様にしてサンプルを調製した。
【0042】
〔実施例3〕
加える重合性モノマーを、イソボニルフタレート(和光性純薬製品)としたこと以外は実施例1と同様にしてサンプルを調製した。
【0043】
〔比較例1〕
ポリエチレンのみを使用したこと以外は実施例1と同様にしてサンプルを調製した。
【0044】
〔比較例2〕
水素引抜型重合開始剤であるベンゾフェノンを加えなかったこと以外は実施例1と同様にしてサンプルを調製した。
【0045】
〔比較例3〕
自己開裂型重合開始剤であるイルガキュアを加えずに、ベンゾフェノンの配合量を1重量部としたこと以外は実施例1と同様にしてサンプルを調製した。
プルを調製した。
【0046】
〔評価〕
実施例1〜3及び比較例1〜3によるサンプルについて、延伸倍率、引張弾性率(GPa)及び引張強度(MPa)を測定した結果を表1に示す。
尚、延伸倍率は、第1次延伸前のポリエチレンシートの幅、厚みを測定し、断面積を計算し、次いで、第1次延伸後のポリエチレンシートの幅、厚みを測定し、断面積を計算し、最初の断面積を後の断面積で除した値を延伸倍率とした。
ポリエチレンシートの幅、厚みの測定は、サンプルから連続に20cmおきに10回測定し、その平均値をサンプルの延伸倍率とした。
【0047】
引張強度、引張弾性率は、JIS K7113の引張試験方法に準じてサンプルの引張特性を評価した。
【0048】
【表1】
【0049】
表1に示すように、実施例1〜3によるサンプルの延伸倍率は32倍以上であり、引張弾性率は42GPa以上であり、引張強度は810MPa以上であるのに対し、比較例1〜3によるサンプルの延伸倍率は29以下であり、引張弾性率は35GPa以下であり、引張強度は810MPa以下であり、延伸倍率、引張弾性率、引張強度の全てにおいて実施例1〜3によるサンプルは比較例1〜3によるサンプルより優れていた。
【0050】
以上、本発明の実施の形態を図により説明したが、本発明の具体的な実施の形態は図示の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲の設計変更は本発明に含まれる。
【0051】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明の延伸ポリエチレンシートの製造方法においては、ポリエチレンをグラフト変成させることとなり分子の凝集力が高められるので、第2次一軸延伸することにより総延伸倍率30倍以上に容易に延伸することが可能となる。
Claims (1)
- 重量平均分子量50万以下の高密度ポリエチレン100重量部、水素引抜型光重合開始剤0.01〜0.5重量部、自己開裂型光重合開始剤0.1〜2重量部及び重合性モノマー1〜5重量部を含む組成物を溶融混練成形してなるポリエチレンシートを10倍以上に第1次一軸延伸し、次いで、紫外線照射によりポリエチレン成形体中の重合性モノマーを重合させ、更に、第2次一軸延伸することにより総延伸倍率30倍以上に延伸することを特徴とする延伸ポリエチレンシートの製造方法。
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