JP3731683B2 - スラスト針状ころ軸受 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スラスト針状ころ軸受に関する。例えば、車両用変速機、特に自動車などのオートマティックトランスミッション内に用いられるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスラスト針状ころ軸受の一例を図8ないし図10に示す。図8は、スラスト針状ころ軸受の上半分の縦断面図、図9は、図8において第2レースを外した状態の側面図、図10は、図8の(10)−(10)線断面の矢視図である。図中、Bはスラスト針状ころ軸受の全体を示しており、51は複数の針状ころ、52は保持器、53は第1レース、54は第2レースである。
【0003】
保持器52は、一枚の環状板を径方向で波打つ形状に板金形成したものであり、円周数箇所に軸方向に貫通するポケット55が形成されている。この保持器52において周方向で隣り合うポケット55の間には、柱部56が存在している。この保持器52のポケット55に、針状ころ51が軸方向の両側へ抜け出さないように保持される。そのために、各柱部56において、その径方向中央に位置する中央屈曲部56aの端面には、ポケット55中心側へ向けて突出する突片57が、また、この中央屈曲部56aの両側に位置する側方屈曲部56b,56bの端面にも、ポケット55中心側へ向けて突出する突片58,58がそれぞれ一つずつ設けられており、ポケット55の径方向中央の間隔L2とその両側の間隔L3とを針状ころ51の直径寸法よりも幅狭に設定している。
【0004】
第1レース53は、環状板の内径側に円筒部を設けた形状であり、この円筒部の先端の円周数箇所に、保持器52の内径側に係合する径方向外向きのステーキング爪59が形成されている。
【0005】
第2レース54は、環状板の外径側に円筒部を設けた形状であり、この円筒部の先端の円周数箇所に、保持器52の外径側に係合する径方向内向きのステーキング爪60が形成されている。
【0006】
これらスラスト針状ころ軸受Bの全構成要素(保持器52、針状ころ51、二つのレース53,54)は、取り扱いやすくするとともに、使用状態でばらけないように、軸方向で非分離に組み合わされている。なお、保持器52と各レース53,54とは、軸方向からの無理嵌めにより係合される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のスラスト針状ころ軸受Bでは、軸受全体の軸方向幅寸法を現状よりも小さくすることが不可能である。これは、針状ころ51を非分離にするための技術思想に原因があると言える。
【0008】
つまり、従来では、針状ころ51を、一枚の環状板からなる保持器52だけで非分離に保持するようにしている。具体的には、保持器52を上述したような波打ち形状として突片57,58を設けて、ポケット55に幅狭部を設けるようにしている。このような保持器52の場合、理論上、軸方向両側に突出する各屈曲部56a,56bそれぞれの段差Xを小さくすることによって、直径寸法の小さな針状ころ51を非分離に保持できることになる。
【0009】
しかしながら、現実には、保持器52の板厚を所要の強度確保に必要な寸法に設定する必要があり、針状ころ51を非分離とするための条件を考えると、波打ちにより得られる二つの屈曲部56a,56b間の段差Xの下限値が制約されることになる。つまり、例えば図11に示すように、直径寸法の小さな針状ころ51を非分離とするために、二つの屈曲部56a,56b間の段差Xを小さくすると、当該屈曲部56a,56bそれぞれの厚み方向中心が針状ころ51の中心に近づくことになり、これらに形成する突片57,58の針状ころ51に対する引っ掛かり代を確保しにくくなり、針状ころ51を非分離とすることが不可能になる。
【0010】
このようなことから、非分離での保持が可能な針状ころ51の直径寸法がおのずと決まる。ちなみに、この直径寸法は、現状において、保持器52の板厚を0.4〜0.6mmとした場合、約2mmとなっている。この値に応じてスラスト針状ころ軸受の軸方向幅寸法が決まる。
【0011】
したがって、本発明は、スラスト針状ころ軸受において、軸方向幅寸法を可及的に小さくできるようにすることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のスラスト針状ころ軸受は、複数の針状ころと、これら針状ころを保持する保持器と、前記針状ころの転走面となるレースとを備え、前記保持器は、一枚の環状板からなり、径方向中間領域に軸方向一側へ突出する屈曲部が形成され、かつ該中間領域の径方向内外に案内用平坦部が形成され、前記屈曲部と前記平坦部はころ中心を挟んで軸方向両側に配設され、前記屈曲部から両平坦部の一部にまたがって円周数箇所に前記針状ころを一つずつ収納するころ径より大きい幅のポケットを有し、前記保持器の屈曲部側への針状ころの抜け出しを阻止可能に、前記屈曲部において周方向に隣り合う各ポケット間の柱部の端面に突片が設けられ、該ポケット幅がころ径より小さく設定されており、前記レースは、環状板部の周縁に軸方向一側へ突出する円筒部を設けた形状であり、前記保持器の平坦部側への針状ころの抜け出しを阻止可能に、少なくとも前記保持器の平坦部側に配置され、前記円筒部の先端に保持器に係合する爪が設けられ、前記保持器に対して軸方向に非分離に係合されている、スラスト針状ころ軸受であって、前記突片の先端面はポケット間の柱部に平行に形成され、かつ、前記突片の先端面のレース側全面には前記保持器の軸方向中心から離れる側へ先細りとするテーパ面がポケット打ち抜きと同時に形成されており、前記テーパ面の中腹の平面部分に前記針状ころが当接している。
【0014】
上記本発明では、一枚の環状板からなる保持器とその少なくとも軸方向一側に配設される一方のレースとの協同で、針状ころの軸方向両側への抜け出しを阻止するようにしている。特に、保持器のポケットに対して針状ころを軸方向一側へ抜け出さないように収納する一方で、針状ころの軸方向他側への抜け出しは、保持器に非分離に係合されるレースでもって阻止するようにしている。
【0015】
このような形態で針状ころを保持する場合、針状ころの直径寸法を、一枚の環状板からなる保持器の強度により決まる板厚よりも若干大きい程度にまでとかなり小さく設定できるようになり、これに伴い軸受全体の軸方向幅寸法の縮小化を達成できるようになる。
また、突片にテーパ面を設けることにより、突片の針状ころに対する引っ掛かり代を可及的に大きくでき、屈曲部と平坦部との段差を小さく設定することができ、針状ころの直径寸法のさらなる縮小化が可能となり、軸受全体の軸方向幅寸法のより一層の縮小化を達成できるようになる。
さらに、針状ころはテーパ面の中腹の平面部分に当接しており、針状ころの保持器へのエッジ当りを防止し、針状ころの外周面に付着する潤滑油膜のかきとりを防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細を図1ないし図7に示す実施例に基づいて説明する。
【0017】
図1ないし図5は本発明の一実施例にかかり、図1は、スラスト針状ころ軸受の縦断面図、図2は、図1のスラスト針状ころ軸受の側面図、図3は、図2の(3)−(3)線断面の矢視図、図4は、保持器の部分斜視図、図5は、レースの部分斜視図である。
【0018】
図中、Aはスラスト針状ころ軸受の全体を示しており、1は複数の針状ころ、2は保持器、3はレースである。
【0019】
保持器2は、一枚の環状板の径方向中間領域を軸方向一側に突出する状態で波打つ形状に板金形成されている。つまり、保持器2の径方向中間領域には軸方向一側へ向けて突出する屈曲部21が設けられており、この屈曲部21の径方向両側には径方向に沿うレース案内用平坦部22,23が設けられている。また、保持器2の円周数箇所には軸方向に貫通する平面視ほぼ長方形のポケット24が形成されており、周方向で隣り合うポケット24の間には柱部25が存在している。このポケット24は、屈曲部21およびその両側の平坦部22,23の一部にまたがる領域に設けられている。このポケット24に、針状ころ1が軸方向一側(右側)へ抜け出さないように保持されるようになっている。そのために、屈曲部21の径方向中間領域に、ポケット24内へ向けて突出する突片26が設けられており、この突片26によりポケット24の径方向中央の間隔L1を針状ころ1の直径寸法よりも幅狭に設定している。この突片26の先端の一側には、図3に示すように、テーパ面27が形成されている。そして、屈曲部21と平坦部22,23との連接部28,29の端面は、針状ころ1の案内面となるだけであり、従来例のような突片が設けられていない。
【0020】
レース3は、環状板部31の内周に軸方向一側へ突出する円筒部32を設けた形状であり、この円筒部32の先端の円周数箇所に、保持器2の内径側に係合する径方向外向きのステーキング爪33が形成されている。また、レース3の円筒部32の円周数箇所には、切欠き34が設けられている。
【0021】
次に、上記保持器2の製作手順を簡単に説明する。
【0022】
例えば、SPCD材などの炭素鋼板からなる一枚の環状板母材を用意し、板金加工により波打ち形状に成形する。このときの波打ちの段差は、使用する針状ころ1の直径寸法に応じて設定する。
【0023】
この後、環状板母材の円周数箇所にポケット24を穿設する。このときに、各柱部25には突片26とテーパ面27とが同時に形成される。この場合、ポケット打ち抜き用の金型としては、テーパ面形成用の斜面が設けられたものを用いればよい。もちろん、ポケット24とテーパ面27とは別々に形成してもよい。
【0024】
この後、硬化処理(浸炭処理)や仕上処理(バレル)などが必要に応じて施される。
【0025】
これらスラスト針状ころ軸受Aの全構成要素(保持器2、針状ころ1、レース3)は、取り扱いやすくするとともに、使用状態でばらけないように、軸方向で非分離に組み合わされている。なお、保持器2とレース3とは、軸方向からの無理嵌めにより係合される。
【0026】
特に、この実施例では、▲1▼保持器2の屈曲部21を下側に向ける姿勢にしておいて、この保持器2のポケット24に針状ころ1を入れてから、▲2▼この保持器2に対してレース3を上側からかぶせるようにして係合させる。この場合、上記▲1▼の段階で針状ころ1は下側に抜け出せなくなり、上記▲2▼の段階で針状ころ1は上側に抜け出せなくなる。
【0027】
このことから分かるように、本発明では、針状ころ1の非分離について、従来例と異なる形態を採用している。要するに、一枚の環状板からなる保持器2とレース3との協同で、針状ころ1の軸方向両側への抜け出しを阻止するようにしている。詳しくは、針状ころ1は、それが収納される保持器2のポケット24の幅狭部分により軸方向一側(右側)への抜け止めが行われるようになっていて、また、保持器2に非分離に連結されるレース3により軸方向他側(左側)への抜け止めが行われるようになっている。
【0028】
つまり、保持器2で針状ころ1の軸方向一側への抜け出しを阻止するだけでよいから、一枚の環状板からなる保持器2の屈曲部21と平坦部22,23との段差Xを可能な限り小さく設定することができ、このように小さく設定しても、屈曲部21に形成する突片26の針状ころ1に対する引っ掛かり代を確保できる。しかも、この実施例では、突片26にテーパ面27を設けることにより、前記引っ掛かり代を可及的に大きくできるようにしていれば、前記段差をより小さく設定することができ、針状ころ1の直径寸法のさらなる縮小化が可能となる。ちなみに、本実施例では、保持器2の板厚を従来と同様とした場合、針状ころ1の直径寸法を2mm未満、例えば約1.5mmにまで小さく設定することが可能である。
【0029】
ところで、上記保持器2は、柱部25の針状ころ抜け止め用の突片26にテーパ面27を形成して、このテーパ面27の先端エッジでなく中腹が針状ころ1に対して当接するようにしているから、針状ころ1の外周面に付着する潤滑油膜がかきとられずに済む。また、柱部25の側方屈曲部に突片を設けていないので、潤滑油膜のかきとり防止効果が増すだけでなく、潤滑油の通過を円滑とするので、潤滑性が向上することになり、焼き付き寿命の向上に貢献できる。
【0030】
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものではなく、種々な応用や変形が考えられる。
【0031】
(1) 図6に示すように、二つのレース3,4を備えた構成にすることができる。追加する第2レース4は、図7にも示すように、環状板部41の外周に軸方向一側へ突出する円筒部42を設けた形状であり、この円筒部42の先端の円周数箇所に、保持器2の外径側に係合する径方向内向きのステーキング爪43が形成されている。また、第2レース4の円筒部42の円周数箇所には、切欠き44が設けられている。そして、保持器2の外周側の平坦部23には、第2レース4との係合しろを大きくとるために、屈曲部21と同方向に突出するような屈曲部29Aが設けられている。この場合も、保持器2は、その屈曲部21の両側の平坦部22,23が第1レース3に対する案内面となる。なお、保持器2は、上記実施例と同じものでもよい。
【0032】
(2) 本発明のスラスト針状ころ軸受は、車両用自動変速機のギア支持部位や、遊星ギア式変速機の遊星ギア支持部位など、種々な場所に利用できる。
【0033】
【発明の効果】
本発明では、保持器と軸方向一側のレースとの協同により針状ころを非分離にする構成を採用することで、一枚の環状板からなる保持器の軸方向幅寸法の縮小化を達成できるようにしているから、使用対象となる針状ころの直径寸法を可及的に小さくできるようになり、軸受全体の薄型化を実現できるようになった。
また、突片にテーパ面を設けることにより、突片の針状ころに対する引っ掛かり代を可及的に大きくでき、屈曲部と平坦部との段差を小さく設定することができ、針状ころの直径寸法のさらなる縮小化が可能となり、軸受全体のより一層の薄型化を実現できるようになった。
さらに、針状ころはテーパ面の中腹の平面部分に当接しており、針状ころの保持器へのエッジ当りを防止し、針状ころの外周面に付着する潤滑油膜がかきとられずに済むようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のスラスト針状ころ軸受の縦断面図
【図2】図1のスラスト針状ころ軸受の側面図
【図3】図1の(3)−(3)線断面の矢視図
【図4】保持器の部分斜視図
【図5】レースの部分斜視図
【図6】本発明の他の実施例のスラスト針状ころ軸受の縦断面図
【図7】図6のレースの部分斜視図
【図8】従来のスラスト針状ころ軸受の上半分の縦断面図
【図9】図8において第2レースを外した状態の側面図
【図10】図8の(10)−(10)線断面の矢視図
【図11】従来の不具合を示す説明図で、図10に対応する図
【符号の説明】
A スラスト針状ころ軸受
1 針状ころ
2 保持器
21 保持器の屈曲部
22,23 保持器の平坦部
24 保持器のポケット
25 保持器の柱部
26 屈曲部の突片
27 突片のテーパ面
3 レース
31 レースのステーキング爪
Claims (1)
- 複数の針状ころと、これら針状ころを保持する保持器と、前記針状ころの転走面となるレースとを備え、
前記保持器は、一枚の環状板からなり、径方向中間領域に軸方向一側へ突出する屈曲部が形成され、かつ該中間領域の径方向内外に案内用平坦部が形成され、前記屈曲部と前記平坦部はころ中心を挟んで軸方向両側に配設され、前記屈曲部から両平坦部の一部にまたがって円周数箇所に前記針状ころを一つずつ収納するころ径より大きい幅のポケットを有し、前記保持器の屈曲部側への針状ころの抜け出しを阻止可能に、前記屈曲部において周方向に隣り合う各ポケット間の柱部の端面に突片が設けられ、該ポケット幅がころ径より小さく設定されており、
前記レースは、環状板部の周縁に軸方向一側へ突出する円筒部を設けた形状であり、前記保持器の平坦部側への針状ころの抜け出しを阻止可能に、少なくとも前記保持器の平坦部側に配置され、前記円筒部の先端に保持器に係合する爪が設けられ、前記保持器に対して軸方向に非分離に係合されている、スラスト針状ころ軸受であって、
前記突片の先端面はポケット間の柱部に平行に形成され、かつ、前記突片の先端面のレース側全面には前記保持器の軸方向中心から離れる側へ先細りとするテーパ面がポケット打ち抜きと同時に形成されており、前記テーパ面の中腹の平面部分に前記針状ころが当接している、ことを特徴とするスラスト針状ころ軸受。
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