JP3730890B2 - 公開コンテンツ改竄防止方法および公開コンテンツサーバ - Google Patents

公開コンテンツ改竄防止方法および公開コンテンツサーバ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットを利用してコンテンツを公開する際、コンテンツの改竄行為を防止する公開コンテンツ改竄防止方法および公開コンテンツサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インターネットなどの通信技術の発展に伴い、世界規模で各種情報(コンテンツ)を公開可能な公開コンテンツ提供システム(WWW:World Wide Web)が構築されている。この公開コンテンツ提供システムによれば、例えばパーソナルコンピュータなどの端末装置を利用して、インターネットを通じて各種コンテンツを入手することができる。これらの各種コンテンツは、例えばテキストデータや画像データにより構成されたウェブページ(ホームページ)を通じて閲覧可能であり、インターネットとの接続機能を備えた端末装置さえ所有していれば、如何なる者も所望のコンテンツを入手可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、端末装置の普及やコンピュータ技術の浸透に伴い、公開コンテンツ提供システム内の公開コンテンツサーバ(ウェブサーバ)に侵入し、コンテンツを改竄する、いわゆるクラッカーと呼ばれる者が現れ、これによる弊害が問題になっている。この問題は、特に、例えば官公庁などの公的機関により提供される公式文書などが改竄された場合に情報の信用力の低下や威信の失墜などを招き、深刻となる。また、最近では、公序良俗に反する改竄行為を行う者も現れており、問題を一層深刻にしている。
【0004】
そこで、従来より、そのようなクラッカーによる不当な侵入を阻止するための障壁を設けるなど、不当な改竄行為の未然防止策がとられている。しかしながら、クラッカーの中にはコンピュータに関する高度の技術力を備えた者が少なからず存在し、彼らがサーバ運営者側で設けた種々の障壁を乗り越えてサーバに侵入し、データの不法な改竄を行った、という事例がしばしば報告されている。
【0005】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、第三者によるコンテンツの改竄行為を効果的に防止することが可能な公開コンテンツ改竄防止方法および公開コンテンツサーバを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の観点に係る公開コンテンツ改竄防止方法は、コンテンツを蓄積すると共にインターネットを介してなされた要求に応じてコンテンツを公開する機能を備えた公開コンテンツサーバに適用される方法であって、公開コンテンツサーバが、その公開コンテンツサーバ全体を制御するサーバコントローラと、コンテンツに対応したコンテンツファイルを格納するための磁気ディスクドライブとを含むようにすると共に、磁気ディスクドライブが、その磁気ディスクドライブ全体を制御する磁気ディスクコントローラと、コンテンツファイルが格納された磁気ディスクと、コンテンツファイルの書換が可能な書換可能モードとコンテンツファイルの書換が不可能な書換不可能モードとを切り換えるための論理的スイッチとを含むようにし、コンテンツファイルを更新させる処理が、磁気ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共にサーバコントローラがコンテンツを公開可能な状態において、書換不可能モードを書換可能モードに切り換えるための切換信号を公開コンテンツサーバに入力することにより、論理的スイッチにより磁気ディスクコントローラを書換不可能モードから書換可能モードに移行させると共にサーバコントローラにコンテンツの公開を中断させる第1のステップと、公開コンテンツサーバに更新用コンテンツファイルデータを入力することにより、磁気ディスクコントローラに更新用コンテンツファイルデータに基づいて磁気ディスクに書込処理を実行してコンテンツファイルを更新させる第2のステップと、書換可能モードを書換不可能モードに切り換えるための切換信号を公開コンテンツサーバに入力することにより、論理的スイッチにより磁気ディスクコントローラを書換可能モードから書換不可能モードに移行させると共にサーバコントローラにコンテンツの公開を再開させる第3のステップとを含むようにしたものである。この公開コンテンツ改竄防止方法では、まず、第1のステップにおいて、磁気ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共にサーバコントローラがコンテンツを公開可能な状態において、書換不可能モードを書換可能モードに切り換えるための切換信号が公開コンテンツサーバに入力されることにより、論理的スイッチにより磁気ディスクコントローラが書換不可能モードから書換可能モードに移行すると共にサーバコントローラがコンテンツの公開を中断させる。続いて、第2のステップにおいて、公開コンテンツサーバに更新用コンテンツファイルデータが入力されることにより、磁気ディスクコントローラが更新用コンテンツファイルデータに基づいて磁気ディスクに書込処理を実行してコンテンツファイルを更新させる。最後に、第3のステップにおいて、書換可能モードを書換不可能モードに切り換えるための切換信号が公開コンテンツサーバに入力されることにより、論理的スイッチにより磁気ディスクコントローラが書換可能モードから書換不可能モードに移行すると共にサーバコントローラがコンテンツの公開を再開させる。これにより、第三者によるコンテンツの改竄を防止することが可能になる。
【0007】
本発明の第2の観点に係る公開コンテンツ改竄防止方法は、コンテンツを蓄積すると共にインターネットを介してなされた要求に応じてコンテンツを公開する機能を備えた公開コンテンツサーバに適用される方法であって、公開コンテンツサーバが、その公開コンテンツサーバ全体を制御するサーバコントローラと、コンテンツに対応したコンテンツファイルを格納するための磁気ディスクドライブとを含むようにすると共に、磁気ディスクドライブが、その磁気ディスクドライブ全体を制御する磁気ディスクコントローラと、コンテンツファイルが格納された磁気ディスクと、コンテンツファイルの書換が可能な書換可能モードとコンテンツファイルの書換が不可能な書換不可能モードとを切り換えるための物理的スイッチとを含むようにし、コンテンツファイルを更新させる処理が、磁気ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共にサーバコントローラがコンテンツを公開可能な状態において、物理的スイッチにより磁気ディスクコントローラを書換不可能モードから書換可能モードに移行させると共にサーバコントローラにコンテンツの公開を中断させる第1のステップと、公開コンテンツサーバに更新用コンテンツファイルデータを入力することにより、磁気ディスクコントローラに更新用コンテンツファイルデータに基づいて磁気ディスクに書込処理を実行してコンテンツファイルを更新させる第2のステップと、物理的スイッチにより磁気ディスクコントローラを書換可能モードから書換不可能モードに移行させると共にサーバコントローラにコンテンツの公開を再開させる第3のステップとを含むようにしたものである。この公開コンテンツ改竄防止方法では、まず、第1のステップにおいて、磁気ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共にサーバコントローラがコンテンツを公開可能な状態において、物理的スイッチにより磁気ディスクコントローラが書換不可能モードから書換可能モードに移行すると共にサーバコントローラがコンテンツの公開を中断させる。続いて、第2のステップにおいて、公開コンテンツサーバに更新用コンテンツファイルデータが入力されることにより、磁気ディスクコントローラが更新用コンテンツファイルデータに基づいて磁気ディスクに書込処理を実行してコンテンツファイルを更新させる。最後に、第3のステップにおいて、物理的スイッチにより磁気ディスクコントローラが書換可能モードから書換不可能モードに移行すると共にサーバコントローラがコンテンツの公開を再開させる。これにより、第三者によるコンテンツの改竄を防止することが可能になる。
【0008】
本発明の第3の観点に係る公開コンテンツ改竄防止方法は、コンテンツを蓄積すると共にインターネットを介してなされた要求に応じてコンテンツを公開する機能を備えた公開コンテンツサーバに適用される方法であって、公開コンテンツサーバが、その公開コンテンツサーバ全体を制御するサーバコントローラと、コンテンツに対応したコンテンツファイルの書換が可能な書換可能モードとコンテンツファイルの書換が不可能な書換不可能モードとを切り換えるための書込禁止機構が設けられた着脱可能なディスクが収納されるディスクドライブとを含むようにすると共に、ディスクドライブが、そのディスクドライブ全体を制御するディスクコントローラを含むようにし、コンテンツファイルを更新させる処理が、ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共にサーバコントローラがコンテンツを公開可能な状態において、書込禁止機構により書換可能モードとされたディスクをディスクドライブに収納することにより、ディスクコントローラを書換不可能モードから書換可能モードに移行させると共にサーバコントローラにコンテンツの公開を中断させる第1のステップと、公開コンテンツサーバに更新用コンテンツファイルデータを入力することにより、ディスクコントローラに更新用コンテンツファイルデータに基づいてディスクに書込処理を実行してコンテンツファイルを更新させる第2のステップと、書込禁止機構により書換不可能モードとされたディスクをディスクドライブに収納することにより、ディスクコントローラを書換可能モードから書換不可能モードに移行させると共にサーバコントローラにコンテンツの公開を再開させる第3のステップとを含むようにしたものである。この公開コンテンツ改竄防止方法では、まず、第1のステップにおいて、ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共にサーバコントローラがコンテンツを公開可能な状態において、書込禁止機構により書換可能モードとされたディスクがディスクドライブに収納されることにより、ディスクコントローラが書換不可能モードから書換可能モードに移行すると共にサーバコントローラがコンテンツの公開を中断させる。続いて、第2のステップにおいて、公開コンテンツサーバに更新用コンテンツファイルデータが入力されることにより、ディスクコントローラが更新用コンテンツファイルデータに基づいてディスクに書込処理を実行してコンテンツファイルを更新させる。最後に、第3のステップにおいて、書込禁止機構により書換不可能モードとされたディスクがディスクドライブに収納されることにより、ディスクコントローラが書換可能モードから書換不可能モードに移行すると共にサーバコントローラがコンテンツの公開を再開させる。これにより、第三者によるコンテンツの改竄を防止することが可能になる。
【0009】
本発明の第4の観点に係る公開コンテンツ改竄防止方法は、コンテンツを蓄積すると共にインターネットを介してなされた要求に応じてコンテンツを公開する機能を備えた公開コンテンツサーバに適用される方法であって、公開コンテンツサーバが、その公開コンテンツサーバ全体を制御するサーバコントローラと、マークが書き込まれることによりコンテンツに対応したコンテンツファイルの書換が可能な書換可能モードとコンテンツファイルの書換が不可能な書換不可能モードとが切り換えられる着脱可能なディスクが収納されるディスクドライブとを含むようにすると共に、ディスクドライブが、そのディスクドライブ全体を制御するディスクコントローラを含むようにし、コンテンツファイルを更新させる処理が、ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共にサーバコントローラがコンテンツを公開可能な状態において、書換不可能モードを書換可能モードに切り換えるためのマーク書込信号を公開コンテンツサーバに入力することにより、ディスクにマークを書き込ませてディスクコントローラを書換不可能モードから書換可能モードに移行させると共にサーバコントローラにコンテンツの公開を中断させる第1のステップと、公開コンテンツサーバに更新用コンテンツファイルデータを入力することにより、ディスクコントローラに更新用コンテンツファイルデータに基づいてディスクに書込処理を実行してコンテンツファイルを更新させる第2のステップと、書換可能モードを書換不可能モードに切り換えるためのマーク書込信号を公開コンテンツサーバに入力することにより、ディスクにマークを書き込ませてディスクコントローラを書換可能モードから書換不可能モードに移行させると共にサーバコントローラにコンテンツの公開を再開させる第3のステップとを含むようにしたものである。この公開コンテンツ改竄防止方法では、まず、第1のステップにおいて、ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共にサーバコントローラがコンテンツを公開可能な状態において、書換不可能モードを書換可能モードに切り換えるためのマーク書込信号が公開コンテンツサーバに入力されることにより、ディスクにマークが書き込まれてディスクコントローラが書換不可能モードから書換可能モードに移行すると共にサーバコントローラがコンテンツの公開を中断させる。続いて、第2のステップにおいて、公開コンテンツサーバに更新用コンテンツファイルデータが入力されることにより、ディスクコントローラが更新用コンテンツファイルデータに基づいてディスクに書込処理を実行してコンテンツファイルを更新させる。最後に、第3のステップにおいて、書換可能モードを書換不可能モードに切り換えるためのマーク書込信号が公開コンテンツサーバに入力されることにより、ディスクにマークが書き込まれてディスクコントローラが書換可能モードから書換不可能モードに移行すると共にサーバコントローラがコンテンツの公開を再開させる。これにより、第三者によるコンテンツの改竄を防止することが可能になる。
【0010】
発明の第1の観点に係る公開コンテンツサーバはコンテンツを蓄積すると共にインターネットを介してなされた要求に応じてコンテンツを公開する機能を備えたものであって、全体を制御するサーバコントローラと、コンテンツに対応したコンテンツファイルを格納するための磁気ディスクドライブとを含むと共に、磁気ディスクドライブが、その磁気ディスクドライブ全体を制御する磁気ディスクコントローラと、コンテンツファイルが格納された磁気ディスクと、コンテンツファイルの書換が可能な書換可能モードとコンテンツファイルの書換が不可能な書換不可能モードとを切り換えるための論理的スイッチとを含み、磁気ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共にサーバコントローラがコンテンツを公開可能な状態において、書換不可能モードを書換可能モードに切り換えるための切換信号が入力されると、論理的スイッチにより磁気ディスクコントローラが書換不可能モードから書換可能モードに移行すると共にサーバコントローラがコンテンツの公開を中断し、更新用コンテンツファイルデータが入力されると、磁気ディスクコントローラが更新用コンテンツファイルデータに基づいて磁気ディスクに書込処理を実行してコンテンツファイルを更新し、書換可能モードを書換不可能モードに切り換えるための切換信号が入力されると、論理的スイッチにより磁気ディスクコントローラが書換可能モードから書換不可能モードに移行すると共にサーバコントローラがコンテンツの公開を再開するものである。これにより、第三者によるコンテンツの改竄を防止することが可能になる。
【0011】
発明の第2の観点に係る公開コンテンツサーバはコンテンツを蓄積すると共にインターネットを介してなされた要求に応じてコンテンツを公開する機能を備えたものであって、全体を制御するサーバコントローラと、コンテンツに対応したコンテンツファイルを格納するための磁気ディスクドライブとを含むと共に、磁気ディスクドライブが、その磁気ディスクドライブ全体を制御する磁気ディスクコントローラと、コンテンツファイルが格納された磁気ディスクと、コンテンツファイルの書換が可能な書換可能モードとコンテンツファイルの書換が不可能な書換不可能モードとを切り換えるための物理的スイッチとを含み、磁気ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共にサーバコントローラがコンテンツを公開可能な状態において、物理的スイッチにより磁気ディスクコントローラが書換不可能モードから書換可能モードに移行すると共にサーバコントローラがコンテンツの公開を中断し、更新用コンテンツファイルデータが入力されると、磁気ディスクコントローラが更新用コンテンツファイルデータに基づいて磁気ディスクに書込処理を実行してコンテンツファイルを更新し、物理的スイッチにより磁気ディスクコントローラが書換可能モードから書換不可能モードに移行すると共にサーバコントローラがコンテンツの公開を再開するものである。これにより、第三者によるコンテンツの改竄を防止することが可能になる。
【0012】
発明の第3の観点に係る公開コンテンツサーバはコンテンツを蓄積すると共にインターネットを介してなされた要求に応じてコンテンツを公開する機能を備えたものであって、全体を制御するサーバコントローラと、コンテンツに対応したコンテンツファイルの書換が可能な書換可能モードとコンテンツファイルの書換が不可能な書換不可能モードとを切り換えるための書込禁止機構が設けられた着脱可能なディスクが収納されるディスクドライブとを含むと共に、ディスクドライブが、そのディスクドライブ全体を制御するディスクコントローラを含み、ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共にサーバコントローラがコンテンツを公開可能な状態において、書込禁止機構により書換可能モードとされたディスクがディスクドライブに収納されると、ディスクコントローラが書換不可能モードから書換可能モードに移行すると共にサーバコントローラがコンテンツの公開を中断し、更新用コンテンツファイルデータが入力されると、ディスクコントローラが更新用コンテンツファイルデータに基づいてディスクに書込処理を実行してコンテンツファイルを更新し、書込禁止機構により書換不可能モードとされたディスクがディスクドライブに収納されると、ディスクコントローラが書換可能モードから書換不可能モードに移行すると共にサーバコントローラがコンテンツの公開を再開するものである。これにより、第三者によるコンテンツの改竄を防止することが可能になる。
【0013】
本発明の第4の観点に係る公開コンテンツサーバは、コンテンツを蓄積すると共にインターネットを介してなされた要求に応じてコンテンツを公開する機能を備えたものであって、全体を制御するサーバコントローラと、マークが書き込まれることによりコンテンツに対応したコンテンツファイルの書換が可能な書換可能モードとコンテンツファイルの書換が不可能な書換不可能モードとが切り換えられる着脱可能なディスクが収納されるディスクドライブとを含むと共に、ディスクドライブが、そのディスクドライブ全体を制御するディスクコントローラを含み、ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共にサーバコントローラがコンテンツを公開可能な状態において、書換不可能モードを書換可能モードに切り換えるためのマーク書込信号が入力されると、ディスクコントローラがディスクにマークを書き込んで書換不可能モードから書換可能モードに移行すると共にサーバコントローラがコンテンツの公開を中断し、更新用コンテンツファイルデータが入力されると、ディスクコントローラが更新用コンテンツファイルデータに基づいてディスクに書込処理を実行してコンテンツファイルを更新し、書換可能モードを書換不可能モードに切り換えるためのマーク書込信号が入力されると、ディスクコントローラがディスクにマークを書き込んで書換可能モードから書換不可能モードに移行すると共にサーバコントローラがコンテンツの公開を再開するものである。これにより、第三者によるコンテンツの改竄を防止することが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
[第1の実施の形態]
<ウェブサーバの構成>
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る公開コンテンツサーバとしてのウェブサーバ1の構成について説明する。図1は、ウェブサーバ1のブロック構成の概略を表すものである。なお、本発明の「公開コンテンツ改竄防止方法」は、公開コンテンツサーバ1の機能・動作等により具現化されるので、以下併せて説明する。
【0016】
本実施の形態に係る公開コンテンツサーバ1は、主に、インターネット45を通じてアクセスした需要者にコンテンツを公開すると共に、公開時において第三者によるコンテンツの改竄行為を防止するものである。この公開コンテンツサーバ1は、ルータ40を介してインターネット45と随時接続可能になっており、主に、サーバ全体を制御するサーバコントローラ10と、コンテンツファイルCFを格納するためのハードディスクドライブ(HDD;Hard Disk Drive )20と、サーバコントローラ10とルータ20との間を接続させるための通信インターフェース(I/F)30とを含んで構成されている。HDD20のハードディスクHDに格納されているコンテンツファイルCFは、コンテンツに対応したデータ群であり、コンテンツを構成するものである。
【0017】
サーバコントローラ10は、例えばCPU(Central Processing Unit )を備えて構成されている。このサーバコントローラ10は、主に、例えば通信機能を搭載したパーソナルコンピュータなどを通じて需要者からコンテンツを入手するためにアクセスされると、HDD20に対して読出要求信号NYを出力し、コンテンツに対応するコンテンツファイルCFをHDD20から読み出すことにより、需要者にコンテンツを公開するようになっている
【0018】
HDD20は、主に、HDD20全体を制御するHDコントローラ21と、このHDコントローラ21とサーバコントローラ10との間で指示信号を送受させるためのインターフェース(I/F)22と、磁気ディスクHDに対する書込処理Rを行うための書込回路23および書込ヘッド24と、読出処理Pを行うための読出回路25および読出ヘッド26とを含んで構成されている。HDD20の外装には、磁気ディスクHDに対する書込処理Rの可否を物理的に切り換えるための書込禁止スイッチ27が設けられている
【0019】
書込禁止スイッチ27は、例えばウェブサーバ1を管理するサーバ管理者等が操作可能になっており、位置P1または位置P2へスライド可能なスイッチSを含んで構成されている。スイッチSが位置P1にスライドされている場合、書込禁止スイッチ27は、HDコントローラ21によるハードディスクHDに対する読出処理Pおよび書込処理Rの双方を許容するようになっている。サーバ管理者等によりスイッチSが位置P2へスライドされると、書込禁止スイッチ27は、HDコントローラ21による読出処理Pのみを許容し書込処理Rを禁止するために、HDコントローラ21に対して書込禁止信号NHを出力する。書込スイッチ27のスイッチSは、ウェブサーバ1によるコンテンツの公開時において位置P2にスライドされ、例えばサーバ管理者等によるコンテンツファイルの更新時等において位置P1にスライドされる。
【0020】
HDコントローラ21は、例えばCPUにより構成されており、書込禁止スイッチ27の設定に応じて動作モードが変更可能になっている。以下では、書込禁止スイッチ27のスイッチSが位置P1に位置し、HDコントローラ21により書込処理Rおよび読出処理Pの双方が実行可能な状態を「書換可能モード」と称し、一方、スイッチSが位置P2に位置し、読出処理Pのみが実行可能で書込処理Rを実行不能な状態を「書換不可能モード」と称することとする。
【0021】
このHDコントローラ21は、サーバコントローラ10から出力される読出要求信号NYに応じて、読出回路25および読出ヘッド26を介してハードディスクHDからコンテンツファイルCFを読み出すようになっている。また、HDコントローラ21は、ハードディスクHDに記録されているコンテンツファイルCFを随時更新する機能を有している。すなわち、HDコントローラ21は、書換可能モードにおいて、サーバ管理者等により更新用コンテンツファイルデータDが入力されると、この更新用コンテンツファイルデータDに基づき、書込回路23および書込ヘッド24を制御してハードディスクHDの内容を更新する。なお、HDコントローラ21が書換可能モードに設定されている間、サーバコントローラ10はコンテンツの公開を中断するようになっている。
【0022】
<ウェブサーバの動作>
次に、図1および図2を参照して、ウェブサーバ1の動作について説明する。図2は、ウェブサーバ1の動作を説明するための流れ図である。以下では、ウェブサーバ1の動作のうち、主に、ハードディスクHDの内容更新に係る動作について説明する。
【0023】
このウェブサーバ1では、HDコントローラ21が書換不可能モードに設定され、サーバコントローラ10がコンテンツを公開可能な状態において、サーバ管理者により書込禁止スイッチ27のスイッチSが位置P2から位置P1にスライドされると、まず、HDコントローラ21が書換可能モードに移行し(ステップS101)、サーバコントローラ10がコンテンツの公開を中断する(ステップS102)。この状態において、ハードディスクHDに記録されているコンテンツファイルCFの更新処理を行うことが可能になる。
【0024】
続いて、サーバ管理者等により更新用コンテンツファイルデータDが入力されると、この更新用コンテンツファイルデータDに基づいて、HDコントローラ21が書込回路23および書込ヘッド24を制御してハードディスクHDに書込処理Rを実行し、コンテンツファイルCFを更新する(ステップS103)。
【0025】
最後に、サーバ管理者によりスイッチSが位置P1から位置P2にスライドされると、HDコントローラ21が書換不可能モードに移行し(ステップS104)、サーバコントローラ10がコンテンツの公開を再開する(ステップS105)。この状態では、如何なる者もコンテンツファイルの更新を行うことが不可能になる。
【0026】
<第1の実施の形態の作用および効果>
以上説明したように、本実施の形態に係るウェブサーバ1では、サーバコントローラ10がコンテンツを公開する際、書込禁止スイッチ27の操作を通じてHDコントローラ21が書換不可能モードに移行するようにしたので、第三者がウェブサーバ1に侵入し、コンテンツファイルを改竄(上書きまたは追記)することが不可能になる。すなわち、第三者によるコンテンツの改竄行為を効果的に防止することができ、コンテンツが保護される。
【0027】
<第1の実施の形態の変形例>
《変形例1》
上記第1の実施の形態では、書換可能モードまたは書換不可能モードの切り換え(モード切換)を書込禁止スイッチ27により行うようにしたが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、図3に示したように、HDコントローラ21の論理的スイッチ28により行うようにしてもよい。この「論理的スイッチ28によるモード切り換え」とは、書込禁止スイッチ27を利用して物理的にモード切換を行った上記第1の実施の形態の場合とは異なり、書込回路23や書込ヘッド24に対するHDコントローラ21の制御機能を利用して、ソフトウェアによりモード切換処理を行うようにしたものである。このHDコントローラ21は、書換可能モードに設定されている状態において、サーバ管理者等から更新処理専用の端末装置を通じて切換信号NKが入力されると、この切換信号NKに応じて論理的スイッチ28を切り換えることにより、書換可能モードから書換不可能モードへ自動的に移行する。もちろん、書換不可能モードから書換モードへの移行もまた、HDコントローラ21に入力される信号に応じて自動的に行われる。このような場合においても、コンテンツの公開時にハードディスクHDに対する読出処理Pのみが許容され、かつ書込処理Rが禁止されるように論理的スイッチ28を切り換えることにより、上記第1の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
【0028】
ただし、論理的スイッチ28ではなく書込禁止スイッチ27を利用してモード切換を行うようにするのが好ましい。その理由は、以下の通りである。すなわち、論理的スイッチ28を利用する場合には、ウェブサーバ1に侵入した第三者によりHDコントローラ21(論理的スイッチ28)の動作が支配され、HDコントローラ21が不正に書換不可能モードから書換可能モードに移行されると、コンテンツファイルCFが遠隔操作により改竄される可能性が生じる。これに対して、書込禁止スイッチ27を利用する場合には、スイッチSを直接操作しなければモード切換を行うことができないため、遠隔操作によりコンテンツファイルを改竄することが不可能になる。なお、図3に示したウェブサーバ1に関する上記特徴部分以外の構成等は、例えば図1に示した場合と同様である。
【0029】
《変形例2》
上記第1の実施の形態では、ウェブサーバ1が磁気記録方式のHDD20を備えるようにしたが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、図4に示したように、HDD20に代えて、光記録方式のCD−RドライブやCD−RWドライブなどのコンパクトディスクドライブ(CDD)50を備えるようにしてもよい。このCDD50は、例えば、上記第1の実施の形態において説明したHDD20の構成要素と同様の要素、すなわちCDコントローラ51,I/F52,書込回路53,書込ヘッド54,読出回路55,読出ヘッド56,論理的スイッチ57を含んで構成されており、論理的スイッチ57によりモード切換が可能になっている。CDD50の外装には、コンパクトディスクCDを着脱させるためのスライド可能なトレイ58が設けられている。このコンパクトディスクCDは、例えば、CDD50がCD−Rドライブである場合には追記可能なCD−Rであり、CD−RWドライブである場合には書換可能なCD−RWである。このコンパクトディスクCDには、磁気ディスクHDと同様にコンテンツファイルが記録されている。このような場合においても、コンテンツの公開時にコンパクトディスクCDに対する読出処理Pのみが許容され、書込処理Rが禁止されるように論理的スイッチ57を切り換えることにより、上記第1の実施の形態の場合と同様にコンテンツの改竄行為を防止することができる。なお、図4に示したウェブサーバ1に関する上記特徴部分以外の構成等は、例えば図1に示した場合と同様である
【0030】
コンパクトディスクCDの内容更新は、上記第1の実施の形態の場合と同様に、書換不可能モードから書換可能モードに切り換えた状態において、更新用コンテンツファイルデータDに基づいてコンパクトディスクCDに書込処理R(上書きまたは追記)を施すことにより行われる。なお、更新用のコンテンツファイルデータが記録された更新用コンパクトディスク(図示せず)を予め用意しておき、コンパクトデスクCDを更新用コンパクトディスクに交換してもよい。
【0031】
CDD50は、例えば、上記したCD−R専用ドライブやCD−RW専用ドライブに代えて、CD−R,CD−RW,CD−ROMのうちの2以上を適用可能なコンパチブルCDドライブよりなるようにしてもよい。
【0032】
《変形例3》
上記変形例2において説明したウェブサーバ1では、CDD50に代えて、例えばDVD−R,DVD−RW(DVD−RAM,DVD+RW),DVD−ROMなどのDVDを適用可能な光記録方式のDVDドライブを用いるようにしてもよい。この場合のDVDドライブの構成や機能等は、CDD50と同様であるので、その説明を省略する。この場合においても、上記第1の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
【0033】
《変形例4》
コンテンツファイルを格納するための記憶装置としては、CDD50に代えて、例えば光磁気(MO:Magneto Optical )ディスクを適用可能なMOディスクドライブを用いるようにしてもよい。この場合のMOディスクドライブの構成や機能等は、CDD50と同様であるので、その説明を省略する。この場合においても、上記第1の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
【0034】
《変形例5》
図5に示したように、ウェブサーバ1が、上記したHDドライブ,CDドライブ,DVDドライブ,MDドライブに代えて、例えばDRAMなどの揮発性半導体記憶デバイスよりなる半導体記憶装置60を備えるようにしてもよい。この場合、ウェブサーバ1は、コンテンツファイルが格納された記憶部61と、記憶部61に対して書込処理Rおよび読出処理Pの双方を実行可能に構成されると共に、書込処理Rを禁止可能な論理的スイッチ65を備えた半導体コントローラ62と、半導体コントローラ62とサーバコントローラ10との間で指示信号を送受させるためのI/F63と、記憶部61によるコンテンツファイルの格納状態を維持するためのバックアップ電源64とを含んで構成されている。このような場合においても、コンテンツの公開時に記憶部61に対する読出処理Pのみが許容され、書込処理Rが禁止されるように論理的スイッチ65を切り換えることにより、上記第1の実施の形態の場合と同様にコンテンツの改竄行為を防止することができる。
【0035】
《変形例6》
上記変形例5において説明したウェブサーバ1では、DRAMなどの揮発性半導体記憶デバイスに代えて、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性半導体記憶デバイスを用いるようにしてもよい。この場合においても、上記変形例5の場合と同様の効果を得ることができる。特に、不揮発性半導体記憶デバイスを用いた場合には、揮発性半導体記憶デバイスを用いた場合とは異なり、バックアップ電源64が不要になるため、半導体記憶装置60の構成を簡略化することができる。
【0036】
《変形例7》
記憶装置としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)とFDドライブとの組み合わせを用いるようにしてもよい。この場合には、FDとして大容量のスーパーディスク(Super Disk ;米国Imation社の商標)を用い、FDドライブとしてスーパーディスクドライブを用いるのが好ましい。また、FDとしてZip(米国Iomega社の商標)を用い、FDドライブとしてZipドライブを用いることも可能である。いずれの場合においても、上記第1の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。ただし、記録容量や読出速度等を考慮すると、HDドライブを用いるようにするのが好ましい。
【0037】
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0038】
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る公開コンテンツサーバとしてのウェブサーバ2の概略構成を表すものである。このウェブサーバ2は、書込機能および読出機能の双方を実行可能なHDD20を備えた上記第1の実施の形態のウェブサーバ1と異なり、例えば、読出機能のみを実行可能なCDD70を備えたものである。なお、図6では、ウェブサーバ2等の構成要素のうち、上記第1の実施の形態の図1に示した要素と同一の部分には、同一の符号を付している。本発明の「公開コンテンツ改竄防止方法」はウェブサーバ2の機能・動作等により具現化されるので、以下、併せて説明する。
【0039】
このウェブサーバ2のCDD70は、上記第1の実施の形態の「変形例2(図4参照)」において説明したCDD50の構成要素に対応するCDコントローラ71,I/F72,読出回路73,読出ヘッド74,トレイ75を含んで構成されている。トレイ75に収納されるコンパクトディスクCDとしては、追記可能なCD−R,書換可能なCD−RW,読出のみ可能なCD−ROMなどである
【0040】
本実施の形態に係るウェブサーバ2では、読出専用のCDD70を備えるようにしたので、CDD70によりコンパクトディスクCDに対する読出処理Pのみを実行することが可能になる。したがって、第三者による改竄行為が根本的に不可能になるため、第三者によるコンテンツの改竄行為を防止することができる。
【0041】
なお、本実施の形態では、ウェブサーバ2が読出専用のCDD70を備えるようにしたが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、読出専用のDVDドライブを備えるようにしてもよいし、ROM(Read Only Memory)などの読出専用の半導体記憶装置を用いるようにしてもよい。読出専用のDVDドライブには、例えば追記可能なDVD−R,書換可能なDVD−RAM,DVD−RW(DVD+RW,DVD−R/W)や読出専用のDVD−ROMなどの記録媒体が適用可能である。
【0042】
なお、本実施の形態に係るウェブサーバ2についての上記以外の構成,機能,動作および効果等は、上記第1の実施の形態の場合とほぼ同様である。
【0043】
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0044】
図7は、本発明の第3の実施の形態に係る公開コンテンツサーバとしてのウェブサーバ3の概略構成を表すものである。このウェブサーバ3は、記録媒体自体が有するモード切換機能を利用してコンテンツの改竄行為を防止するものである。なお、図7では、ウェブサーバ3等の構成要素のうち、上記第1の実施の形態の図1に示した要素と同一の部分には、同一の符号を付している。本発明の「公開コンテンツ改竄防止方法」はウェブサーバ3の機能・動作等により具現化されるので、以下、併せて説明する。
【0045】
このウェブサーバ3は、例えば書込処理Rおよび読出処理Pの双方を実行可能なMOディスクドライブ(MODD)80を備えている。このMODD80は、上記第1の実施の形態の「変形例2(図4参照)」において説明したCDD50の構成要素に対応するMODコントローラ81,I/F82,書込回路83,書込ヘッド84,読出回路85,読出ヘッド86,トレイ87を含んで構成されている。トレイ87に収納されるMOディスクMODは、例えば、ディスクK(記録体)がジャケットJ(収納ケース)に収納された構成をなしている。ジャケットJには、MOディスクMODに対する書込処理Rの可否を物理的に切り換えるための書込禁止ツメTが設けられている
【0046】
書込禁止ツメTは、例えばウェブサーバ3を管理するサーバ管理者等が操作可能になっており、位置P3または位置P4へスライド可能になっている。MOディスクMODは、書込禁止ツメTSが位置P3にスライドされると読出処理Pおよび書込処理Rの双方を許容可能な状態になり(書換可能モード)、一方、位置P4へスライドされると書込処理Rを禁止し、読出処理Pのみを許容する状態になる(書換不可能モード)。
【0047】
このウェブサーバ3では、書込禁止ツメTが位置P4にスライドされた状態(書換不可能モード)においてMOディスクMODがトレイ87に収納されると、MODコントローラ81は書換不可能モードであることを検知する。これにより、MOディスクMODに対する書込処理Rの実行が不可能になる。一方、書込禁止ツメTが位置P3にスライドされていると、MODコントローラ81は書換可能モードであることを検知し、その旨をサーバコントローラ10に通知する。この通知を受けたサーバコントローラ10は、コンテンツの公開を停止し、以後更新モードとなる。
【0048】
本実施の形態に係るウェブサーバ3では、サーバコントローラ10がコンテンツを公開する際、書込禁止ツメTの操作を通じてMOディスクMODが書換不可能な状態になるようにしたので、第三者がウェブサーバ1に侵入し、コンテンツファイルを改竄(上書きまたは追記)することが不可能になる。すなわち、第三者によるコンテンツの改竄行為を効果的に防止することができ、コンテンツが保護される。
【0049】
なお、本実施の形態に係るウェブサーバ3についての上記特徴部分以外の構成,機能,動作および効果等は、上記第1および第2の実施の形態の場合とほぼ同様である。
【0050】
なお、本実施の形態では、ウェブサーバ10がMODD80を備えるようにしたが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、MOディスクMODと同様の書込禁止機構(書込禁止ツメ)を備えたフロッピー(登録商標)ディスクを適用可能なFDドライブを備えるようにしてもよい。この場合においても、上記実施の形態の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。ただし、上記したように、記録容量や読出速度等の性能面を考慮するならば、MOドライブを用いるようにするのが好ましい。
【0051】
また、本実施の形態では、書込禁止ツメTの操作により記録媒体(MOディスクMOD)のモード切換を物理的に行うようにしたが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、図8に示したように、書込可能なCD−RやCD−RWなどを適用可能なCD−RドライブやCD−RWドライブよりなるCDD90を備えたウェブサーバ4を構成し、コンパクトディスクCD(CD−RまたはCD−RW)に書込禁止マークを書き込むことによりモード切換を行うようにしてもよい。この場合、CDD90は、上記第1の実施の形態の「変形例2(図4参照)」において説明したCDD50の構成要素に対応するCDコントローラ91,I/F92,書込回路93,書込ヘッド94,読出回路95,読出ヘッド96,トレイ97を含んで構成される。このウェブサーバ4では、コンパクトディスクCDがトレイ97に収納されたのち、サーバ管理者等によりCDコントローラ91にマーク書込信号NMが入力されると、CDコントローラ91が書込回路93および書込ヘッド94を制御してコンパクトディスクCDにマーク書込処理RMを施す。マーク書込処理RMが施されたコンパクトディスクCDは、書込可能なCD−RやCD−RWであるにも関わらず、書込が不可能なCD−ROMとして認識される。すなわち、書込処理Rが禁止され、読出処理Pのみを許容する状態となる。これにより、上記実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。なお、ウェブサーバ4についての上記特徴部分以外の構成等は、上記実施の形態の場合と同様である
【0052】
さらに、図8に示したウェブサーバ4では、CDD90に代えて、書込可能なDVD−R,DVD−RW(DVD+RW,DVD−R/W),DVD−RAMなどを適用可能なDVDドライブを備えるようにしてもよい。この場合においても、上記実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
【0053】
以上、いくつかの実施の形態を挙げて本発明を説明してきたが、本発明は上記実施の形態において説明したものに限定されるものではなく、種々の変形が可能である。すなわち、公開コンテンツサーバとしてのウェブサーバの構成,動作,機能等は、必ずしも上記実施の形態において説明したものに限られるものではなく、コンテンツファイルの書き換えが不可能となるように構成された記憶装置や記録媒体を利用することにより、コンテンツの公開時にその改竄行為を効果的に防止することが可能な限り、自由に変更可能である。
【0054】
なお、本発明を具現化する記録媒体およびこの記録媒体を適用可能な記憶装置の組み合わせは、上記各実施の形態において説明したように各種設定可能であり、その一般的な組み合わせ例をまとめると、図9に示した通りとなる。なお、図9中のかっこ付き部分は、CD方式の光ディスクおよびDVD方式の光ディスクの双方を適用可能なコンパチブル型の記憶装置を用いた場合について示している。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の公開コンテンツ改竄防止方法または請求項ないし請求項のいずれか1項に記載の公開コンテンツサーバによれば、第三者が公開コンテンツサーバに侵入し、コンテンツファイルを改竄(上書きまたは追記)することが不可能になる。従って、第三者によるコンテンツの改竄行為を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るウェブサーバの概略構成を表す図である。
【図2】ウェブサーバの動作を説明するための流れ図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るウェブサーバの構成に関する変形例を表す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るウェブサーバの構成に関する他の変形例を表す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るウェブサーバの構成に関するさらに他の変形例を表す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るウェブサーバの概略構成を表す図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るウェブサーバの概略構成を表す図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係るウェブサーバの構成に関する変形例を表す図である。
【図9】本発明を適用可能な記録媒体と記憶装置との組み合わせの一例を表す図である。
【符号の説明】
1,2,3,4…ウェブサーバ、10…サーバコントローラ、20…HDD、21…HDコントローラ、22,52,63,72,82,92…I/F、23,53,83,93…書込回路、24,54,84,94…書込ヘッド、25,55,73,85,95…読出回路、26,56,74,86,96…読出ヘッド、27…書込禁止スイッチ、28,57,65…論理的スイッチ、30…通信I/F、40…ルータ、45…インターネット、50,70,90…CDD、51,71,91…CDコントローラ、58,75,87,97…トレイ、60…半導体記憶装置、61…記憶装置、62…半導体コントローラ、64…バックアップ電源、80…MODD、81…MODコントローラ、CD…コンパクトディスク、CF…コンテンツファイル、D…更新用コンテンツファイルデータ、HD…ハードディスク、MOD…MOディスク、NH…書込禁止信号、NK…切換信号、NM…マーク書込信号、NY…読出要求信号、P…読出処理、R…書込処理、RM…マーク書込処理、S…スイッチ、T…書込禁止ツメ。

Claims (8)

  1. コンテンツを蓄積すると共に、インターネットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを公開する機能を備えた公開コンテンツサーバに適用される方法であって、
    前記公開コンテンツサーバが、その公開コンテンツサーバ全体を制御するサーバコントローラと、前記コンテンツに対応したコンテンツファイルを格納するための磁気ディスクドライブと、を含むようにすると共に、
    前記磁気ディスクドライブが、その磁気ディスクドライブ全体を制御する磁気ディスクコントローラと、前記コンテンツファイルが格納された磁気ディスクと、前記コンテンツファイルの書換が可能な書換可能モードと前記コンテンツファイルの書換が不可能な書換不可能モードとを切り換えるための論理的スイッチと、を含むようにし、
    前記コンテンツファイルを更新させる処理が、
    前記磁気ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共に、前記サーバコントローラが前記コンテンツを公開可能な状態において、書換不可能モードを書換可能モードに切り換えるための切換信号を前記公開コンテンツサーバに入力することにより、前記論理的スイッチにより前記磁気ディスクコントローラを書換不可能モードから書換可能モードに移行させると共に、前記サーバコントローラに前記コンテンツの公開を中断させる第1のステップと、
    前記公開コンテンツサーバに更新用コンテンツファイルデータを入力することにより、前記磁気ディスクコントローラに前記更新用コンテンツファイルデータに基づいて前記磁気ディスクに書込処理を実行して前記コンテンツファイルを更新させる第2のステップと、
    書換可能モードを書換不可能モードに切り換えるための切換信号を前記公開コンテンツサーバに入力することにより、前記論理的スイッチにより前記磁気ディスクコントローラを書換可能モードから書換不可能モードに移行させると共に、前記サーバコントローラに前記コンテンツの公開を再開させる第3のステップと、を含む
    ことを特徴とする公開コンテンツ改竄防止方法。
  2. コンテンツを蓄積すると共に、インターネットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを公開する機能を備えた公開コンテンツサーバに適用される方法であって、
    前記公開コンテンツサーバが、その公開コンテンツサーバ全体を制御するサーバコントローラと、前記コンテンツに対応したコンテンツファイルを格納するための磁気ディスクドライブと、を含むようにすると共に、
    前記磁気ディスクドライブが、その磁気ディスクドライブ全体を制御する磁気ディスクコントローラと、前記コンテンツファイルが格納された磁気ディスクと、前記コンテンツファイルの書換が可能な書換可能モードと前記コンテンツファイルの書換が不可能な書換不可能モードとを切り換えるための物理的スイッチと、を含むようにし、
    前記コンテンツファイルを更新させる処理が、
    前記磁気ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共に、前記サーバコントローラが前記コンテンツを公開可能な状態において、前記物理的スイッチにより前記磁気ディスクコントローラを書換不可能モードから書換可能モードに移行させると共に、前記サーバコントローラに前記コンテンツの公開を中断させる第1のステップと、
    前記公開コンテンツサーバに更新用コンテンツファイルデータを入力することにより、前記磁気ディスクコントローラに前記更新用コンテンツファイルデータに基づいて前記磁気ディスクに書込処理を実行して前記コンテンツファイルを更新させる第2のステップと、
    前記物理的スイッチにより前記磁気ディスクコントローラを書換可能モードから書換不可能モードに移行させると共に、前記サーバコントローラに前記コンテンツの公開を再開させる第3のステップと、を含む
    ことを特徴とする公開コンテンツ改竄防止方法。
  3. コンテンツを蓄積すると共に、インターネットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを公開する機能を備えた公開コンテンツサーバに適用される方法であって、
    前記公開コンテンツサーバが、その公開コンテンツサーバ全体を制御するサーバコントローラと、前記コンテンツに対応したコンテンツファイルの書換が可能な書換可能モードと前記コンテンツファイルの書換が不可能な書換不可能モードとを切り換えるための書込禁止機構が設けられた着脱可能なディスクが収納されるディスクドライブと、を含むようにすると共に、
    前記ディスクドライブが、そのディスクドライブ全体を制御するディスクコントローラを含むようにし、
    前記コンテンツファイルを更新させる処理が、
    前記ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共に、前記サーバコントローラが前記コンテンツを公開可能な状態において、前記書込禁止機構により書換可能モードとされた前記ディスクを前記ディスクドライブに収納することにより、前記ディスクコントローラを書換不可能モードから書換可能モードに移行させると共に、前記サーバコントローラに前記コンテンツの公開を中断させる第1のステップと、
    前記公開コンテンツサーバに更新用コンテンツファイルデータを入力することにより、前記ディスクコントローラに前記更新用コンテンツファイルデータに基づいて前記ディスクに書込処理を実行して前記コンテンツファイルを更新させる第2のステップと、
    前記書込禁止機構により書換不可能モードとされた前記ディスクを前記ディスクドライブに収納することにより、前記ディスクコントローラを書換可能モードから書換不可能モードに移行させると共に、前記サーバコントローラに前記コンテンツの公開を再開させる第3のステップと、を含む
    ことを特徴とする公開コンテンツ改竄防止方法。
  4. コンテンツを蓄積すると共に、インターネットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを公開する機能を備えた公開コンテンツサーバに適用される方法であって、
    前記公開コンテンツサーバが、その公開コンテンツサーバ全体を制御するサーバコントローラと、マークが書き込まれることにより前記コンテンツに対応したコンテンツファイルの書換が可能な書換可能モードと前記コンテンツファイルの書換が不可能な書換不可能モードとが切り換えられる着脱可能なディスクが収納されるディスクドライブと、を含むようにすると共に、
    前記ディスクドライブが、そのディスクドライブ全体を制御するディスクコントローラを含むようにし、
    前記コンテンツファイルを更新させる処理が、
    前記ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共に、前記サーバコントローラが前記コンテンツを公開可能な状態において、書換不可能モードを書換可能モードに切り換えるためのマーク書込信号を前記公開コンテンツサーバに入力することにより、前記ディスクに前記マークを書き込ませて前記ディスクコントローラを書換不可能モードから書換可能モードに移行させると共に、前記サーバコントローラに前記コンテンツの公開を中断させる第1のステップと、
    前記公開コンテンツサーバに更新用コンテンツファイルデータを入力することにより、前記ディスクコントローラに前記更新用コンテンツファイルデータに基づいて前記ディスクに書込処理を実行して前記コンテンツファイルを更新させる第2のステップと、
    書換可能モードを書換不可能モードに切り換えるためのマーク書込信号を前記公開コンテンツサーバに入力することにより、前記ディスクに前記マークを書き込ませて前記ディスクコントローラを書換可能モードから書換不可能モードに移行させると共に、前記サーバコントローラに前記コンテンツの公開を再開させる第3のステップと、を含む
    ことを特徴とする公開コンテンツ改竄防止方法。
  5. コンテンツを蓄積すると共に、インターネットを介してなされた要求 に応じて前記コンテンツを公開する機能を備えた公開コンテンツサーバであって、
    全体を制御するサーバコントローラと、前記コンテンツに対応したコンテンツファイルを格納するための磁気ディスクドライブと、を含むと共に、
    前記磁気ディスクドライブが、その磁気ディスクドライブ全体を制御する磁気ディスクコントローラと、前記コンテンツファイルが格納された磁気ディスクと、前記コンテンツファイルの書換が可能な書換可能モードと前記コンテンツファイルの書換が不可能な書換不可能モードとを切り換えるための論理的スイッチと、を含み、
    前記磁気ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共に、前記サーバコントローラが前記コンテンツを公開可能な状態において、書換不可能モードを書換可能モードに切り換えるための切換信号が入力されると、前記論理的スイッチにより前記磁気ディスクコントローラが書換不可能モードから書換可能モードに移行すると共に、前記サーバコントローラが前記コンテンツの公開を中断し、
    更新用コンテンツファイルデータが入力されると、前記磁気ディスクコントローラが前記更新用コンテンツファイルデータに基づいて前記磁気ディスクに書込処理を実行して前記コンテンツファイルを更新し、
    書換可能モードを書換不可能モードに切り換えるための切換信号が入力されると、前記論理的スイッチにより前記磁気ディスクコントローラが書換可能モードから書換不可能モードに移行すると共に、前記サーバコントローラが前記コンテンツの公開を再開する
    ことを特徴とする公開コンテンツサーバ
  6. コンテンツを蓄積すると共に、インターネットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを公開する機能を備えた公開コンテンツサーバであって、
    全体を制御するサーバコントローラと、前記コンテンツに対応したコンテンツファイルを格納するための磁気ディスクドライブと、を含むと共に、
    前記磁気ディスクドライブが、その磁気ディスクドライブ全体を制御する磁気ディスクコントローラと、前記コンテンツファイルが格納された磁気ディスクと、前記コンテンツファイルの書換が可能な書換可能モードと前記コンテンツファイルの書換が不可能な書換不可能モードとを切り換えるための物理的スイッチと、を含み、
    前記磁気ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共に、前記サーバコントローラが前記コンテンツを公開可能な状態において、前記物理的スイッチにより前記磁気ディスクコントローラが書換不可能モードから書換可能モードに移行すると共に、前記サーバコントローラが前記コンテンツの公開を中断し、
    更新用コンテンツファイルデータが入力されると、前記磁気ディスクコントローラが前記更新用コンテンツファイルデータに基づいて前記磁気ディスクに書込処理を実行して前記コンテンツファイルを更新し、
    前記物理的スイッチにより前記磁気ディスクコントローラが書換可能モードから書換不可能モードに移行すると共に、前記サーバコントローラが前記コンテンツの公開を再開する
    ことを特徴とする公開コンテンツサーバ
  7. コンテンツを蓄積すると共に、インターネットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを公開する機能を備えた公開コンテンツサーバであって、
    全体を制御するサーバコントローラと、前記コンテンツに対応したコンテンツファイルの書換が可能な書換可能モードと前記コンテンツファイルの書換が不可能な書換不可能モードとを切り換えるための書込禁止機構が設けられた着脱可能なディスクが収納されるディスクドライブと、を含むと共に、
    前記ディスクドライブが、そのディスクドライブ全体を制御するディスクコントローラを含み、
    前記ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共に、前記サーバコントローラが前記コンテンツを公開可能な状態において、前記書込禁止機構により書換可能モードとされた前記ディスクが前記ディスクドライブに収納されると、前記ディスクコントローラが書換不可能モードから書換可能モードに移行すると共に、前記サーバコント ローラが前記コンテンツの公開を中断し、
    更新用コンテンツファイルデータが入力されると、前記ディスクコントローラが前記更新用コンテンツファイルデータに基づいて前記ディスクに書込処理を実行して前記コンテンツファイルを更新し、
    前記書込禁止機構により書換不可能モードとされた前記ディスクが前記ディスクドライブに収納されると、前記ディスクコントローラが書換可能モードから書換不可能モードに移行すると共に、前記サーバコントローラが前記コンテンツの公開を再開する
    ことを特徴とする公開コンテンツサーバ
  8. コンテンツを蓄積すると共に、インターネットを介してなされた要求に応じて前記コンテンツを公開する機能を備えた公開コンテンツサーバであって、
    全体を制御するサーバコントローラと、マークが書き込まれることにより前記コンテンツに対応したコンテンツファイルの書換が可能な書換可能モードと前記コンテンツファイルの書換が不可能な書換不可能モードとが切り換えられる着脱可能なディスクが収納されるディスクドライブと、を含むと共に、
    前記ディスクドライブが、そのディスクドライブ全体を制御するディスクコントローラを含み、
    前記ディスクコントローラが書換不可能モードに設定されていると共に、前記サーバコントローラが前記コンテンツを公開可能な状態において、書換不可能モードを書換可能モードに切り換えるためのマーク書込信号が入力されると、前記ディスクコントローラが前記ディスクに前記マークを書き込んで書換不可能モードから書換可能モードに移行すると共に、前記サーバコントローラが前記コンテンツの公開を中断し、
    更新用コンテンツファイルデータが入力されると、前記ディスクコントローラが前記更新用コンテンツファイルデータに基づいて前記ディスクに書込処理を実行して前記コンテンツファイルを更新し、
    書換可能モードを書換不可能モードに切り換えるためのマーク書込信号が入力されると、前記ディスクコントローラが前記ディスクに前記マークを書き込んで書換可能モードから書換不可能モードに移行すると共に、前記サーバコントローラが前記コンテンツの公開を再開する
    ことを特徴とする公開コンテンツサーバ
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