JP3730878B2 - 情報検索配信システム、情報検索方法、および、プログラム - Google Patents
情報検索配信システム、情報検索方法、および、プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3730878B2 JP3730878B2 JP2001108596A JP2001108596A JP3730878B2 JP 3730878 B2 JP3730878 B2 JP 3730878B2 JP 2001108596 A JP2001108596 A JP 2001108596A JP 2001108596 A JP2001108596 A JP 2001108596A JP 3730878 B2 JP3730878 B2 JP 3730878B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- search
- user
- words
- list
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は情報検索配信システム、情報検索方法、および、プログラムに関し、特に利用者の志向を把握して効果的に情報検索および情報配信を行う情報検索配信システム、情報検索方法、および、プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は従来の情報検索システムの例を示す説明図である。同図において、ユーザ端末110から入力された検索語は通信ネットワーク200および情報提供端末120を経由して検索エンジン130に至り、情報データベース140を探索する。そして、検索結果は上記とは逆にルートをたどり、ユーザ端末110に通知される。
【0003】
この場合、検索処理の動作は利用者の志向に関わりなく、検索語に適合する全情報が検索対象となり、検索結果の適合順位は検索語の出現位置や回数などから決定されている。
【0004】
また、情報の配信を希望すると、全ての配信対象情報が自動的に配信されている。
【0005】
上記のように、従来の情報検索システムでは、利用者の利用志向が明確にされないので、インターネットを用いて情報を入手する際に、利用者が欲する情報とは関係の薄い情報が高い適合順位で入手されてしまう可能性がある。これは情報過多により、インターネットによる情報収集の利便性を損なう危険性をはらんでいる。
【0006】
また、情報配信においても、送信先の選別方法が存在しないので、利用者が必要としていない情報を配信する可能性が高く、配信側の目的を十分に反映できないと考えられる。さらに、情報端末の全登録企業から利用者に向けて自動情報配信を行うことは、利用者の環境に対する負荷が過大となり、事実上不可能となっている。
【0007】
上記のような情報検索システムの不都合を改善するために、まず検索対象情報を分野分けし、利用者の履歴や入力語,入力関連語がどの分野に近いかを調べることにより分野を特定し、その分野の情報を検索する方法が提案されている。
【0008】
しかしながら、この方法では、一分野に特化せずに他分野にまたがるような情報は、その内容が十分に反映されない。例えばA分野に60%,B分野に40%の比重を持つ情報はA分野に分類され、B分野としての要素が反映されない恐れがある。
【0009】
さらに、この場合、検索結果が分野分けされているので、利用者履歴が特定分野に集中する危険性がある。例えばA分野,B分野ともに利用者の志向に沿っていても、最初にA分野を選ぶと次回以降B分野に入りにくくなる。
【0010】
また、各分野から検索語および検索関連語を抽出し、その検索の値がしきい値を越えている分野を検索対象とする方法も提案されている。
【0011】
しかしながら、この方法では、各分野の要素は抽出できるが、特化した分野についてしか反映していない。例えばA分野の要素もB分野の要素も強い情報と、A分野の要素は強いがB分野の要素が弱い情報とは情報の性質が違ってくる。また、分野分けによる上記の不都合は解消されない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の情報検索や情報配信においては、利用者の要求に十分に対応した情報を提供することが非常に難しい。たとえば、検索対象の情報を分野分けしたり、利用者の検索履歴を参照したりしても、利用者の情報取得目的を常に達成し得るとは限らない。
【0013】
本発明の目的は、上記のような問題点を改善し、利用者の志向を反映し関連する分野の情報も幅広く探索するようにして効果的な検索を行うことができる情報検索配信システムおよびプログラムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の情報検索配信システムは、入力された利用者識別情報および検索語を送信し,受信した検索結果を表示するユーザ端末と、利用者識別情報および検索語を受信し,前記利用者識別情報に基づいて利用者を認定し,前記利用者により過去に指定された検索語である複数の単語を含む検索語一覧,前記利用者により検索結果から過去に選択された複数の単語を含む選択情報一覧,および,複数の分野ごとに代表的な単語を含む分野構成表を参照して各分野の検索・選択の度合いを表す利用履歴情報を生成し,前記検索語を検索エンジンに供給し,前記検索エンジンから前記検索語による複数の検索結果情報を取得し,前記分野構成表を参照して各検索結果に含まれる単語から各検索結果情報ごとの各分野における単語の出現の度合いを表す構成情報を生成し,前記利用履歴情報と前記構成情報とを比較し、比較結果に基づいて各検索結果情報の優先順位を決定し、優先順位で各検索結果情報を表示させるように検索前記ユーザ端末へ検索結果情報を送信する情報提供端末と、前記ユーザ端末と前記情報提供端末とを相互に接続する通信ネットワークとを有することを特徴とする。
【0015】
本発明の第2の情報検索配信システムは、前記第1の情報検索配信システムにおいて、前記情報提供端末は、利用者IDを含む利用者識別情報,前記検索語一覧,および,前記選択情報一覧を格納した利用者データベースを備え、前記ユーザ端末からの検索語によるアクセスを受信すると、前記利用者データベースの前記検索語一覧,前記選択情報一覧を更新することを特徴とする。
【0016】
本発明の第3の情報検索配信システムは、前記第1、または、第2の情報検索配信システムであって、前記情報提供端末は、利用者の利用履歴情報に基づいて配信情報を検索する情報抽出手段を備え、抽出した配信情報を該当のユーザ端末に送信することを特徴とする。
【0017】
本発明の第1の情報検索方法は、ユーザ端末が,入力された利用者識別情報および検索語を送信し,受信した検索結果を表示する手順と、
情報提供端末が,利用者識別情報および検索語を受信し,前記利用者識別情報に基づいて利用者を認定し,前記利用者により過去に指定された検索語である複数の単語を含む検索語一覧,前記利用者により検索結果から過去に選択された複数の単語を含む選択情報一覧,および,複数の分野ごとに代表的な単語を含む分野構成表を参照して各分野の検索・選択の度合いを表す利用履歴情報を生成し,前記検索語を検索エンジンに供給し,前記検索エンジンから前記検索語による複数の検索結果情報を取得し,前記分野構成表を参照して各検索結果に含まれる単語から各検索結果情報ごとの各分野における単語の出現の度合いを表す構成情報を生成し,前記利用履歴情報と前記構成情報とを比較し、比較結果に基づいて各検索結果情報の優先順位を決定し、優先順位で各検索結果情報を表示させるように検索前記ユーザ端末へ検索結果情報を送信する手順と、
を含むことを特徴とする。
【0018】
本発明の第2の情報検索方法は、前記本発明の第1の情報検索方法であって、前記情報提供端末が、利用者IDを含む利用者識別情報,前記検索語一覧,および,前記選択情報一覧を格納した利用者データベースを備え、前記ユーザ端末からの検索語によるアクセスを受信すると、前記利用者データベースの前記検索語一覧,前記選択情報一覧を更新する手順を含むことを特徴とする。
【0019】
本発明の第1のプログラムは、ユーザ端末に,入力された利用者識別情報および検索語を送信し,受信した検索結果を表示する手順を実行させ、
情報提供端末に,利用者識別情報および検索語を受信し,前記利用者識別情報に基づいて利用者を認定し,前記利用者により過去に指定された検索語である複数の単語を含む検索語一覧,前記利用者により検索結果から過去に選択された複数の単語を含む選択情報一覧,および,複数の分野ごとに代表的な単語を含む分野構成表を参照して各分野の検索・選択の度合いを表す利用履歴情報を生成し,前記検索語を検索エンジンに供給し,前記検索エンジンから前記検索語による複数の検索結果情報を取得し,前記分野構成表を参照して各検索結果に含まれる単語から各検索結果情報ごとの各分野における単語の出現の度合いを表す構成情報を生成し,前記利用履歴情報と前記構成情報とを比較し、比較結果に基づいて各検索結果情報の優先順位を決定し、優先順位で各検索結果情報を表示させるように検索前記ユーザ端末へ検索結果情報を送信する手順を実行させることを特徴とする。
【0020】
本発明の第2のプログラムは、前記第1のプログラムであって、前記情報提供端末に、利用者IDを含む利用者識別情報,前記検索語一覧,および,前記選択情報一覧を格納した利用者データベースを備え、前記ユーザ端末からの検索語によるアクセスを受信すると、前記利用者データベースの前記検索語一覧,前記選択情報一覧を更新する手順を実行させることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照しながら説明する。
【0024】
図1は本発明の実施の第一の形態を示す説明図である。同図において、本発明による情報検索配信システムは、入力された利用者識別情報および検索語を送信し,受信した検索結果を表示するユーザ端末10と、利用者識別情報および検索語を受信し,前記利用者識別情報に基いて利用者を認定し,前記利用者の過去の利用履歴情報および検索情報の分野を区分する分野構成表を参照して新たな利用履歴情報を生成し,前記検索語を検索エンジン40に供給し,前記検索エンジンから前記検索語による検索結果を取得し,前記利用履歴情報を参照して前記検索結果の優先順位を決定しそれを前記ユーザ端末へ送信する情報提供端末20と、前記ユーザ端末と前記情報提供端末とを相互に接続する通信ネットワーク100とを有する。
【0025】
上記の情報提供端末は、利用者IDを含む利用者識別情報とその利用履歴情報とを格納した利用者データベース30を備え、前記利用履歴情報は検索語一覧,選択情報一覧,および更新履歴を含み、前記ユーザ端末がアクセスするとき前記利用者データベースの該当する情報を更新する。
【0026】
また、上記の情報提供端末は、利用者の利用履歴情報に基いて配信情報を検索する情報抽出手段60を備え、抽出した配信情報を該当のユーザ端末に送信する。
【0027】
ここで、前記検索情報および前記配信情報は情報データベース50を形成し、前記情報データベースは前記検索エンジンおよび前記情報抽出手段によってそれぞれアクセスされる。
【0028】
ユーザ端末10は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。また、ユーザ端末10は、情報提供端末20が通信ネットワーク100上に提供しているインターネットコミュニティにアクセスし、検索語を情報提供端末20に送信することで、情報を検索できる機能を備えている。ユーザ端末10は、さらに、インターネットコミュニティより配信される情報を表示する機能を有する。
【0029】
情報提供端末20は、インターネットコミュニティの管理者により使用され、ワークステーション・サーバ等の情報処理装置によって構成される。情報提供端末20は、複数の分野(機械、医療、コンピュータ等)における代表的な単語を分野構成表(図2参照)として持つ。情報提供端末20は、利用者の操作によりユーザ端末10が送出した利用者識別情報と検索語を受け取り、利用者データベース30から利用履歴情報を取得し、検索エンジン40で検索を行う機能を備えている。さらに、情報提供端末20は、利用履歴情報を参照し検索結果の優先順位を変動させる機能を備えている。
【0030】
また、情報提供端末20は、利用者の操作によりユーザ端末10が送出した利用者識別情報と,検索語と,選択情報を受け取り、利用者データベース30の利用履歴情報を更新する機能を備えている。さらに、情報提供端末20は、利用者の操作によりユーザ端末10が送出した利用者識別情報を受け取り、利用者データベース30から利用履歴情報を取得し、情報抽出機能60で配信情報を抽出する機能を備えている。
【0031】
利用者データベース30は利用者識別情報と利用履歴情報を有している。利用者識別情報としては利用者ID、利用履歴情報としては検索語一覧,選択情報一覧,更新履歴等をそれぞれ含んでいる。
【0032】
検索エンジン40は、情報提供端末20から受け取った検索語を用いて、情報データベース50に対して検索を行う機能を備えている。
【0033】
情報データベース50は検索情報と配信情報を有している。検索情報としては、たとえばコミュニティ内の登録企業情報やニュース,一般のWEBサイト等を含む。
【0034】
情報抽出手段60は、情報提供端末20から受け取った利用履歴情報に基いて情報データベース50の配信情報を抽出する機能を備えている。
【0035】
図3は上記の情報検索配信システムの検索処理動作を示す流れ図である。同図において、まず、利用者は、自分のユーザ端末10を介して、情報提供端末20がインターネット(通信ネットワーク100)上に開設しているインターネットコミュニティにアクセスする(ステップA1)。これに応答して、情報提供端末20は利用者識別情報を取得する(ステップA2)。利用者は検索画面を起動し、検索語を入力後「検索」ボタンをクリックする(ステップA3)。
【0036】
次に、情報提供端末20は、検索語を受信すると、利用者識別情報を参照して、利用者データベース30の利用履歴情報の検索語一覧を更新する(ステップA4)。また、情報提供端末20は、利用者データベース30の検索語一覧および選択情報一覧を分野構成表と比較し、合致もしくは類似する単語がある分野をカウントアップすることで利用履歴情報を取得する(ステップA5)。そして、情報提供端末20は、検索語を検索エンジン40に受け渡す(ステップA6)。
【0037】
図4の下部に、利用者データベースおよび分野構成表から利用者Xの利用履歴情報を生成する様子を示す。ここで選択情報は、利用者Xが過去の検索時に検索結果から選択した情報である。
【0038】
次に検索エンジン40は、情報データベース50に対して検索語を用いた検索をかけ(ステップA7)、検索結果を取得する(ステップA8)。
【0039】
続いて情報提供端末20は、得られた検索結果を利用履歴情報と比較することで適合順位を変動させる(ステップA9)。利用履歴情報は過去に利用者が利用した情報が記録されているので、利用者の志向が反映されている。比較による適合順位の変動は、まず検索結果として得られた情報を分野構成表と比較し、合致もしくは類似する単語がある分野をカウントアップすることで検索結果の構成情報を得る。
【0040】
図4の上部に、情報データベースおよび分野構成表から情報BBBの構成情報を生成する様子を示す。
【0041】
この構成情報と上記の利用履歴情報とを比較し、特定項目が基準値を超えているか(例:利用履歴情報のコンピュータ分野の選択回数が10回を越えていれば、コンピュータ分野の比率の高い情報適合順位を高くする)、もしくは全項目によって形取られる波形がある程度似通っているか(例:利用履歴情報と検索結果の各分野の比率を比較する。差が10%以内である分野が80%以上ある情報は適合順位を高くし、20%以下である情報は適合順位を低くする)といった基準で適合順位を変動させる。
【0042】
図5に上記の構成情報および利用履歴情報の比較処理の様子を示す。さらに、図6に適合順位を変動させて検索結果を通知する様子を示す。
【0043】
上記のようにして、必要とされる情報が優先的に選択された検索結果が得られることになる。情報提供端末20は、検索結果をインターネットを経由して、ユーザ端末10へ送信する(ステップA10)。
【0044】
利用者はユーザ端末10を介して、検索結果から必要とする情報を選択し、選択情報として送信する(ステップA11)。これに応答して、情報提供端末20は選択情報を受信し、利用者データベース30の選択情報一覧を更新する(ステップA12)。また、情報提供端末20は、情報データベース50に選択情報を指定し(ステップA13)、情報を取得する(ステップA14)。さらに、情報提供端末20は、取得した情報をユーザ端末10に送信する(ステップA15)。
【0045】
上記のようにして、利用者は自分の志向に則した検索情報を入手することができる。
【0046】
図7は上記の情報検索配信システムの配信処理動作を示す流れ図である。同図において、まず、利用者は、自分のユーザ端末10を介して、情報提供端末20がインターネット上に開設しているインターネットコミュニティにアクセスする(ステップB1)。これに応答して、情報提供端末20は利用者識別情報を取得する(ステップB2)。
【0047】
次に、情報提供端末20は、利用者データベース30に利用者識別情報を指定し(ステップB3)、利用者データベース30の検索語一覧および選択情報一覧を分野構成表と比較し、図4に既述したように、合致もしくは類似する単語がある分野をカウントアップすることで利用履歴情報を取得する(ステップB4)。続いて、情報提供端末20は、情報抽出手段60を稼働する(ステップB5)。
【0048】
情報抽出手段60は、情報データベース50から、たとえばコミュニティ内の企業等が登録した配信対象となっている情報を探索し(ステップB6)、配信情報を取得する(ステップB7)。
【0049】
次に、情報提供端末20は、得られた配信情報を上記の利用履歴情報と比較することで、情報を抽出する(ステップB8)。利用履歴情報は過去に利用者が利用した情報が記録されているので、利用者の志向が反映されている。利用履歴情報による配信情報の抽出には、検索時の適合順位の変動と同じ手法を用いる(図5および図6参照)。
【0050】
さらに、情報提供端末20は、抽出された情報をユーザ端末10へ配信する(ステップB9)。
【0051】
上記のようにして、利用者は自分の志向に則した配信情報を入手することができる。
【0052】
図8は本発明の実施の第二の形態を示す説明図である。同図において、本発明による情報検索配信システムは、情報選別手段70を介して利用者データベース30に接続されたユーザ端末10aと、それぞれ検索エンジン40および情報抽出手段60を介して情報データベース50に接続された情報提供端末20aとを有する。すなわち、上記の情報検索配信システムは、情報選別手段70および利用者データベース30をユーザ端末10aに備えている。
【0053】
ここで、情報選別手段70は、利用者データベース30より利用履歴情報を得る機能と情報提供端末20aから送信された検索結果の優先順位を変動させる機能と、利用者データベース30の利用履歴情報を更新する機能とを備えている。優先順位の変動方式は既述した実施の第一の形態と同様である。
【0054】
上記のように、本実施の形態では、利用者が特定のネットワークコミュニティに属している必要がないので、利用者が任意の検索サイトを活用する場合にも、効果的な検索を行うことができる。
【0055】
なお、本発明による情報検索配信システムは、情報提供端末およびユーザ端末の主記憶(図示していない。)に保持されたプログラムを実行することによって動作する。このプログラムは、通常、ハードディスクなどの二次記憶に格納されており、情報検索配信システムの運用時に主記憶にロードされ実行される。
【0056】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば次の効果が得られる。
【0057】
第一の効果は、利用者の志向を反映させるために検索情報ごとに各分野の要素割合を設定するようにしているので、他分野にまたがる情報も検索結果に効果的に反映させることができる。すなわち、検索対象情報を分野分けしていないので、利用履歴が特定分野に誘導される危険を回避することを期待できる。
【0058】
第二の効果は、情報ごとに各分野の要素割合を設定できるので、分野の関連性が強い場合だけでなく、分野の関連性が弱い場合も検索の条件として利用することができる。すなわち、それぞれの分野で要素の強弱がどれだけ近似しているかを検索結果に反映することができる。
【0059】
上記の効果により、利用者が検索を行う際に、志向に沿った情報を入手しやすくなる。特に、検索結果の数が多く、必要とする情報を限定するのに手間がかかる場合、効果は高まる。
【0060】
さらに、利用者に対して的確な情報提供や案内を行うことができる。たとえば、企業が新規顧客を開拓する場合などに、確実に対象となる利用者を限定して案内を出すことが可能となる。また、利用者の側も興味のある分野の企業を発見し、配信依頼をする手間が省け、興味のない分野の企業からの自動配信を抑制する効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態を示す説明図。
【図2】情報の分野を示す分野構成表の説明図。
【図3】本発明の動作を示す流れ図(1)。
【図4】検索結果の構成情報および利用履歴情報の生成動作を示す説明図。
【図5】利用履歴情報と検索結果の構成情報との比較動作を示す説明図。
【図6】検索結果の順位変更動作を示す説明図。
【図7】本発明の動作を示す流れ図(2)。
【図8】本発明の実施の第二の形態を示す説明図。
【図9】従来の情報検索システムの例を示す説明図。
【符号の説明】
10,10a ユーザ端末
20,20a 情報提供端末
30 利用者データベース
40 検索エンジン
50 情報データベース
60 情報抽出手段
70 情報選別手段
100 通信ネットワーク
Claims (7)
- 入力された利用者識別情報および検索語を送信し,受信した検索結果を表示するユーザ端末と、利用者識別情報および検索語を受信し,前記利用者識別情報に基づいて利用者を認定し,前記利用者により今回,および,過去に指定された検索語である複数の単語を含む検索語一覧,前記利用者により検索結果から過去に選択された複数の単語を含む選択情報一覧,および,複数の分野ごとに代表的な単語を含む分野構成表を参照して各分野の検索・選択の度合いを表す利用履歴情報を生成し,前記検索語を検索エンジンに供給し,前記検索エンジンから前記検索語による複数の検索結果情報を取得し,前記分野構成表を参照して各検索結果に含まれる単語から各検索結果情報ごとの各分野における単語の出現の度合いを表す構成情報を生成し,前記利用履歴情報と前記構成情報とを比較し、比較結果に基づいて各検索結果情報の優先順位を決定し、優先順位で各検索結果情報を表示させるように検索前記ユーザ端末へ検索結果情報を送信する情報提供端末と、前記ユーザ端末と前記情報提供端末とを相互に接続する通信ネットワークとを有することを特徴とする情報検索配信システム。
- 請求項1記載の情報検索配信システムにおいて、前記情報提供端末は、利用者IDを含む利用者識別情報,前記検索語一覧,および,前記選択情報一覧を格納した利用者データベースを備え、前記ユーザ端末からの検索語によるアクセスを受信すると、前記利用者データベースの前記検索語一覧,前記選択情報一覧を更新することを特徴とする情報検索配信システム。
- 請求項1,または,2記載の情報検索配信システムにおいて、前記情報提供端末は、利用者の利用履歴情報に基づいて配信情報を検索する情報抽出手段を備え、抽出した配信情報を該当のユーザ端末に送信することを特徴とする情報検索配信システム。
- ユーザ端末が,入力された利用者識別情報および検索語を送信し,受信した検索結果を表示する手順と、
情報提供端末が,利用者識別情報および検索語を受信し,前記利用者識別情報に基づいて利用者を認定し,前記利用者により今回,および,過去に指定された検索語である複数の単語を含む検索語一覧,前記利用者により検索結果から過去に選択された複数の単語を含む選択情報一覧,および,複数の分野ごとに代表的な単語を含む分野構成表を参照して各分野の検索・選択の度合いを表す利用履歴情報を生成し,前記検索語を検索エンジンに供給し,前記検索エンジンから前記検索語による複数の検索結果情報を取得し,前記分野構成表を参照して各検索結果に含まれる単語から各検索結果情報ごとの各分野における単語の出現の度合いを表す構成情報を生成し,前記利用履歴情報と前記構成情報とを比較し、比較結果に基づいて各検索結果情報の優先順位を決定し、優先順位で各検索結果情報を表示させるように検索前記ユーザ端末へ検索結果情報を送信する手順と、
を含むことを特徴とする情報検索方法。 - 前記情報提供端末が、利用者IDを含む利用者識別情報,前記検索語一覧,および,前記選択情報一覧を格納した利用者データベースを備え、前記ユーザ端末からの検索語によるアクセスを受信すると、前記利用者データベースの前記検索語一覧,前記選択情報一覧を更新する手順を含むことを特徴とする請求項4記載の情報検索方法。
- ユーザ端末に,入力された利用者識別情報および検索語を送信し,受信した検索結果を表示する手順を実行させ、
情報提供端末に,利用者識別情報および検索語を受信し,前記利用者識別情報に基づいて利用者を認定し,前記利用者により今回,および,過去に指定された検索語である複数の単語を含む検索語一覧,前記利用者により検索結果から過去に選択された複数の単語を含む選択情報一覧,および,複数の分野ごとに代表的な単語を含む分野構成表を参照して各分野の検索・選択の度合いを表す利用履歴情報を生成し,前記検索語を検索エンジンに供給し,前記検索エンジンから前記検索語による複数の検索結果情報を取得し,前記分野構成表を参照して各検索結果に含まれる単語から各検索結果情報ごとの各分野における単語の出現の度合いを表す構成情報を生成し,前記利用履歴情報と前記構成情報とを比較し、比較結果に基づいて各検索結果情報の優先順位を決定し、優先順位で各検索結果情報を表 示させるように検索前記ユーザ端末へ検索結果情報を送信する手順を実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記情報提供端末に、利用者IDを含む利用者識別情報,前記検索語一覧,および,前記選択情報一覧を格納した利用者データベースを備え、前記ユーザ端末からの検索語によるアクセスを受信すると、前記利用者データベースの前記検索語一覧,前記選択情報一覧を更新する手順を実行させることを特徴とする請求項6記載のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001108596A JP3730878B2 (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | 情報検索配信システム、情報検索方法、および、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001108596A JP3730878B2 (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | 情報検索配信システム、情報検索方法、および、プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002304411A JP2002304411A (ja) | 2002-10-18 |
JP3730878B2 true JP3730878B2 (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=18960702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001108596A Expired - Fee Related JP3730878B2 (ja) | 2001-04-06 | 2001-04-06 | 情報検索配信システム、情報検索方法、および、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3730878B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4963620B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2012-06-27 | 楽天株式会社 | 情報検索システム、情報検索装置、検索結果画面情報生成方法及び検索結果画面情報生成処理プログラム |
JP2009110466A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-21 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 検索結果提示方法,サイト検索サービス用サーバ,サイト検索サービスプログラム,そのプログラムを記録した記録媒体 |
JP5049223B2 (ja) * | 2008-07-29 | 2012-10-17 | ヤフー株式会社 | Webクエリに対する検索要求属性を自動推定する検索装置、検索方法及びプログラム |
JP4911536B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2012-04-04 | ヤフー株式会社 | 地域情報検索装置、地域情報検索装置の制御方法、地域情報検索システム、および地域情報検索システムの制御方法 |
JP5191499B2 (ja) * | 2010-01-26 | 2013-05-08 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 検索結果順位付け方法および検索結果順位付けシステム |
JP6027473B2 (ja) * | 2013-03-25 | 2016-11-16 | 株式会社Nttドコモ | コンテンツ検索結果提供装置、コンテンツ検索結果提供方法、及びコンテンツ検索結果提供システム |
JP6059595B2 (ja) * | 2013-05-20 | 2017-01-11 | 株式会社Nttドコモ | コンテンツ検索結果提供装置、コンテンツ検索結果提供方法、及びコンテンツ検索結果提供システム |
JP7466326B2 (ja) * | 2020-02-14 | 2024-04-12 | シャープ株式会社 | 表示装置、及びプログラム |
CN113239278A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-08-10 | 阿波罗智联(北京)科技有限公司 | 信息展示方法、装置、电子设备以及存储介质 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3547073B2 (ja) * | 1998-05-12 | 2004-07-28 | 日本電信電話株式会社 | 情報検索方法、その装置および記録媒体 |
JPH11338810A (ja) * | 1998-05-29 | 1999-12-10 | Toshiba Corp | 情報端末装置、環境設定方法及び記録媒体 |
JP3505100B2 (ja) * | 1999-02-08 | 2004-03-08 | 日本電信電話株式会社 | 情報検索装置、方法及びその方法を実行するプログラムを記録した記録媒体 |
JP3674360B2 (ja) * | 1999-02-23 | 2005-07-20 | 日本ビクター株式会社 | 情報提供サーバ及び情報提供方法 |
JP3674383B2 (ja) * | 1999-03-31 | 2005-07-20 | 日本ビクター株式会社 | 情報提供サーバ及び情報提供方法 |
JP2000331020A (ja) * | 1999-05-21 | 2000-11-30 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 情報参照方法,情報参照装置および情報参照プログラムを格納した記憶媒体 |
JP3655495B2 (ja) * | 1999-05-25 | 2005-06-02 | 日本電信電話株式会社 | 情報検索方法および装置と情報検索プログラムを記録した記録媒体 |
JP2000353168A (ja) * | 1999-06-09 | 2000-12-19 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 情報提供方法、情報提供装置及び情報提供プログラムを記録した記録媒体 |
JP2000315215A (ja) * | 2000-02-28 | 2000-11-14 | Interstate:Kk | コンテンツ配信装置及び方法 |
-
2001
- 2001-04-06 JP JP2001108596A patent/JP3730878B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002304411A (ja) | 2002-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7165069B1 (en) | Analysis of search activities of users to identify related network sites | |
JP3885483B2 (ja) | サービス実行方法および装置 | |
US20080082486A1 (en) | Platform for user discovery experience | |
KR100532575B1 (ko) | 텍스트 기반 제품의 평가를 제공하기 위한 방법 및 시스템 | |
US6850954B2 (en) | Information retrieval support method and information retrieval support system | |
JP5483269B2 (ja) | 情報検索装置、情報検索方法 | |
JP2011008420A (ja) | カテゴリを対応付けする装置、方法、およびプログラム | |
KR101324460B1 (ko) | 정보 제공 장치, 정보 제공 방법 및 정보 기록 매체 | |
JP3730878B2 (ja) | 情報検索配信システム、情報検索方法、および、プログラム | |
JP2002334107A (ja) | 情報検索装置および方法と情報検索プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体 | |
JP6170261B1 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム | |
JP4955841B2 (ja) | 情報提供装置、情報提供方法、プログラム、ならびに、情報記録媒体 | |
US7483877B2 (en) | Dynamic comparison of search systems in a controlled environment | |
US20020062341A1 (en) | Interested article serving system and interested article serving method | |
JPH11149478A (ja) | 検索システム及び検索システムを生成するプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体 | |
US10417290B2 (en) | Information providing system, information providing server and information providing method for automatically providing search result information | |
JP2013178831A (ja) | 情報検索装置、情報検索プログラム、プログラム格納媒体 | |
JP5222691B2 (ja) | 検索情報提供システム | |
JP2001273297A (ja) | 検索システム及び検索システムを生成するプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体 | |
KR20040090402A (ko) | 콘텐츠 디렉토리 서비스 방법 및 시스템 | |
KR20240007989A (ko) | 통합 챗봇 기반 서비스 제공 방법 및 그 시스템 | |
JP2004086332A (ja) | 知識共有システム、知識管理支援システムおよび共有文書の条件検索方法 | |
JP2002297931A (ja) | 求人求職援護システム及び方法 | |
JP2005099890A (ja) | 共有情報検索方法、共有情報検索プログラム、および情報共有システム | |
JP2003281143A (ja) | 複数リスト表示システム及び該システムのプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050301 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050307 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050913 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051007 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091014 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091014 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101014 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111014 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121014 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131014 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |