JP6027473B2 - コンテンツ検索結果提供装置、コンテンツ検索結果提供方法、及びコンテンツ検索結果提供システム - Google Patents

コンテンツ検索結果提供装置、コンテンツ検索結果提供方法、及びコンテンツ検索結果提供システム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツ検索結果提供装置、コンテンツ検索結果提供方法、及びコンテンツ検索結果提供システムに関する。
従来から、過去の購買履歴に基づいて、利用者が購入すると考えられる情報をレコメンド情報として出力表示する技術がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術では、レコメンド情報を表示する際、各種表示条件(例えば、顧客の購入価格帯)に基づいた表示順でレコメンド情報を出力表示する。
特開2011−48667号公報
ところで、特許文献1では、レコメンド情報の表示順を決定する方法について記載されているが、ある検索クエリにより検索されたコンテンツと、過去の検索履歴に基づいたレコメンド情報とを組み合わせて表示することについては考慮されていない。
ある検索クエリにより検索されたコンテンツと、過去の検索履歴に基づいたレコメンド情報とを組み合わせて表示する場合、画一的な表示条件で、レコメンド情報と、検索クエリにより検索されたコンテンツを表示しても、必ずしもユーザにとって適切な検索結果を提供することができない。
そこで、本発明においては、上記の課題を解決するために、ある検索クエリにより検索されたコンテンツと、レコメンド情報とを利用者にとって適切な検索結果を提供するコンテンツ検索結果提供装置、コンテンツ検索結果提供方法、及びコンテンツ検索結果提供システムを提供することを目的とする。
本発明に係るコンテンツ検索結果提供装置は、過去の検索クエリと、ユーザが選択したコンテンツとを関連づけた情報であるコンテンツ履歴情報を記憶するコンテンツ履歴情報記憶手段と、検索要求時の検索クエリと、コンテンツ履歴情報とに基づいて、レコメンド取得対象となるコンテンツであるレコメンド取得対象コンテンツを決定するレコメンド取得対象コンテンツ決定手段と、レコメンド取得対象コンテンツに関連するコンテンツである関連コンテンツを特定するための検索結果である関連コンテンツ検索結果を取得する関連コンテンツ検索結果取得手段と、検索要求時の検索クエリに対応するコンテンツの検索結果である検索クエリ検索結果を取得する検索クエリ検索結果取得手段と、関連コンテンツ検索結果におけるそれぞれの関連コンテンツの評価値である関連コンテンツ評価値と、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの評価値である検索結果評価値とを算出する評価手段と、関連コンテンツ評価値と検索結果評価値とに基づいて、検索結果として出力するコンテンツの優先度を決定し、関連コンテンツ検索結果と、検索クエリ検索結果とに基づいた検索結果を出力する出力手段と、を備え、評価手段は、検索クエリに対応するコンテンツ履歴情報の数に基づいた指標値を用いて、関連コンテンツ評価値又は、検索結果評価値を算出する。
また、本発明に係る過去の検索クエリと、ユーザが選択したコンテンツとを関連づけた情報であるコンテンツ履歴情報を記憶するコンテンツ履歴情報記憶手段を備える装置コンテンツ検索結果提供方法であって、レコメンド取得対象コンテンツ決定手段が、検索要求時の検索クエリと、コンテンツ履歴情報とに基づいて、レコメンド取得対象となるコンテンツであるレコメンド取得対象コンテンツを決定するレコメンド取得対象コンテンツ決定ステップと、関連コンテンツ検索結果取得手段が、レコメンド取得対象コンテンツに関連するコンテンツである関連コンテンツを特定するための検索結果である関連コンテンツ検索結果を取得する関連コンテンツ検索結果取得ステップと、検索クエリ検索結果取得手段が、検索要求時の検索クエリに対応するコンテンツの検索結果である検索クエリ検索結果を取得する検索クエリ検索結果取得ステップと、評価手段が、関連コンテンツ検索結果におけるそれぞれの関連コンテンツの評価値である関連コンテンツ評価値と、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの評価値である検索結果評価値とを算出する評価ステップと、出力手段が、関連コンテンツ評価値と検索結果評価値に基づいて、検索結果として出力するコンテンツの優先度を決定し、関連コンテンツ検索結果と、検索クエリ検索結果とに基づいた検索結果を出力する出力ステップと、を備え、評価ステップでは、前記検索クエリに対応するコンテンツ履歴情報の数に基づいた指標値を用いて、関連コンテンツ評価値又は、前記検索結果評価値を算出する。
このようなコンテンツ検索結果提供装置及びコンテンツ検索結果提供方法によれば、検索クエリに対応するコンテンツの検索結果と、関連コンテンツの検索結果を混在させて表示させる際に、検索クエリに対応するコンテンツの検索結果の評価値と、関連コンテンツの検索結果の評価値とを算出して、評価値に基づいて出力させる。この場合に、評価手段は、検索クエリに対応するコンテンツ履歴情報の数に基づいた指標値を用いて、関連コンテンツの検索結果の評価値又は、検索クエリに対応するコンテンツの検索結果の評価値を算出するので、検索要求時の検索クエリと同一の検索クエリにより検索された度合いに応じて、関連コンテンツの検索結果と検索クエリによる検索結果との評価値を変動させることができる。よって、コンテンツ検索結果提供装置及びコンテンツ検索結果提供方法によれば、検索クエリに対応するコンテンツ履歴情報の数に基づいて、関連コンテンツの検索結果と検索クエリによる検索結果との重要度を変動させることになり、ユーザの好みに即した検索結果を提供することができる。すなわち、ユーザにとって適切な検索結果を提供することできる。
本発明に係るコンテンツ検索結果提供装置では、指標値には、最大値が設けられているようにしても良い。
この発明によれば、コンテンツ検索結果提供装置では、指標値の最大値を設けているので、関連コンテンツの検索結果と検索クエリによる検索結果のいずれか一方のみ出力することを防止することができる。すなわち、コンテンツ検索結果提供装置は、検索クエリによる検索結果と関連コンテンツの検索結果との出力件数のバランスを取ることができる。
本発明に係るコンテンツ検索結果提供装置では、指標値が大きくなるほど関連コンテンツ評価値が大きくなるように定義されている場合、指標値は、コンテンツ履歴情報の数が大きくなるほど大きな値になるように定義されていても良い。
この発明によれば、コンテンツ検索結果提供装置では、指標値に比例して関連コンテンツ評価値が大きくなるように定義されている場合、コンテンツ履歴情報の数に応じて指標値が大きくなるように定義されているので、関連コンテンツの評価値と、コンテンツ履歴情報の数とを連動させることができる。
また、本発明に係るコンテンツ検索結果提供装置では、指標値が小さいほど関連コンテンツの評価値が大きくなる場合、指標値は、コンテンツ履歴情報の数が大きいほど小さな値になるようにしても良い。
この発明によれば、コンテンツ検索結果提供装置は、指標値が小さい程、関連コンテンツの評価値が大きくなる場合に、コンテンツ履歴情報の数が大きい程、指標値を小さくするので、関連コンテンツの評価値と、コンテンツ履歴情報の数とを連動させることができる。
また、本発明に係るコンテンツ検索結果提供システムでは、コンテンツ検索結果提供装置と、コンテンツ検索結果提供装置からの要求に応じて関連コンテンツ検索結果をコンテンツ検索結果提供装置へ送信する関連コンテンツ検索結果出力装置と、コンテンツ検索結果提供装置からの要求に応じて検索クエリ検索結果をコンテンツ検索結果提供装置へ送信する検索クエリ検索結果出力装置とを含む。
本発明によれば、検索クエリに対応するコンテンツ履歴情報の数に基づいて、関連コンテンツの検索結果と検索クエリによる検索結果との重要度を変動させることになり、ユーザの好みに即した検索結果を提供することができる。すなわち、ユーザにとって適切な検索結果を提供することできる。
本実施形態の情報システム構成図である。 本実施形態の情報配信サーバ200の機能を示すブロック図である。 情報配信サーバ200のハードウェア構成図である。 コンテンツ履歴情報のデータ構造を示す図である。 コンテンツメタデータ記憶部202が管理している情報のデータ構造を示す図である。 本実施形態のレコメンドサーバ300の機能を示すブロック図である。 本実施形態の検索サーバ400の機能を示すブロック図である。 本実施形態のユーザ端末100の機能を示すブロック図である。 本実施形態のシーケンス図である。 レコメンド取得対象コンテンツID検索の詳細処理のフローチャートである。 コンテンツ評価計算の詳細処理のフローチャートである。 重み係数の算出方法を説明するための図である。 指標値を固定した場合と指標値を変動させた場合における検索結果の比較を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
(情報処理システムの構成)
図1に示すように、情報処理システムは、情報配信サーバ200(コンテンツ検索結果提供装置)、レコメンドサーバ300(レコメンド情報出力装置)、及び検索サーバ400(検索結果出力装置)から構成される。携帯電話等のユーザ端末100は、ネットワークを介して情報配信サーバ200と接続している。
情報配信サーバ200は、ユーザ端末100から検索クエリを受信すると共に、検索要求を受け付けると、過去の検索クエリに基づいて検索された結果から選択されたコンテンツの情報を用いて、検索要求時の検索クエリと関連性のあるコンテンツを決定し、当該コンテンツに関連するコンテンツ、及び検索クエリに対応するコンテンツをユーザ端末100へ提供する。なお、ここでいう選択とは、予め定められた操作対象(リンク、ボタン等)に対する選択を意味し、閲覧を意味する選択(例えば、コンテンツ詳細情報のリンク選択等)だけでなく、購入を目的とする選択(例えば、コンテンツ購入用のリンク選択等)も含む。また、ここでコンテンツとは、コンテンツの内容だけでなく、コンテンツの識別情報も含む。
図2は、本実施形態の情報配信サーバ200の機能構成を示すブロック図である。図2に示されるように、情報配信サーバ200は、コンテンツ履歴情報記憶部201(コンテンツ履歴情報記憶手段)、コンテンツメタデータ記憶部202、検索要求受付部203、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204(レコメンド取得対象コンテンツ決定手段)、関連コンテンツ取得部205(関連コンテンツ検索結果取得手段)、クエリ検索結果取得部206(検索クエリ検索結果取得手段)、コンテンツ評価部207(評価手段)、及びコンテンツ検索結果出力部208(出力手段)を含んで構成されている。
図3は、情報配信サーバ200のハードウェア構成図である。図1に示される情報配信サーバ200は、物理的には、図3に示すように、1又は複数のCPU11、主記憶装置であるRAM12及びROM13、入力デバイスであるキーボード及びマウス等の入力装置14、ディスプレイ等の出力装置15、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール16、半導体メモリ等の補助記憶装置17などを含むコンピュータシステムとして構成されている。図2における各機能は、図3に示すCPU11、RAM12等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU11の制御のもとで入力装置14、出力装置15、通信モジュール16を動作させるとともに、RAM12や補助記憶装置17におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。以下、図2に示す機能ブロックに基づいて、各機能ブロックを説明する。
コンテンツ履歴情報記憶部201は、過去の検索クエリと、当該過去の検索クエリに基づいた検索結果から選択されたコンテンツとを対応付けた情報であるコンテンツ履歴情報を記憶するデータベースである。
図4は、コンテンツ履歴情報の記憶内容を示す説明図である。図4に示すように、コンテンツ履歴情報は、ユーザID、検索クエリ、選択されたコンテンツID、及び選択時の日時を含む。
図4では、例えば、ユーザIDが「User1」のユーザ端末装置100が検索クエリ「飲み物」で検索要求し、その検索結果からジュースA(オレンジ)(500ml×24本入り)が、2013年1月10日に選択されたことを示している。
コンテンツメタデータ記憶部202は、コンテンツと当該コンテンツのメタデータとを関連付けた情報(コンテンツメタデータ)を記憶するデータベースである。
図5は、コンテンツメタデータの記憶内容を示す説明図である。図5に示すように、コンテンツメタデータは、コンテンツID、及びメタデータを含む。ここでメタデータとは、データ検索用の情報(例えば、コンテンツの属性情報等)を意味する。
図5では、例えば、コンテンツID「ジュースA(オレンジ)(500ml×24本入り)」のメタデータが「ソフトドリンク・清涼飲料、飲み物/ソフトドリンク、炭酸、カラダに嬉しい製品設計」であることを示している。
検索要求受付部203は、ユーザ端末100から、ユーザID及び検索クエリを取得すると共にコンテンツの検索要求を受け付ける。
レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、検索要求時の検索クエリと、コンテンツ履歴情報記憶部201が記憶しているコンテンツ履歴情報とに基づいて、レコメンド取得対象となるコンテンツであるレコメンド取得対象コンテンツを決定する。
具体的に、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、コンテンツ履歴情報を参照して、検索要求時の検索クエリに対応するコンテンツをレコメンド取得対象コンテンツに決定する。また、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、検索要求時の検索クエリに対応する過去の検索クエリが無い場合(すなわち、検索要求時の検索クエリに対応するコンテンツが無い場合)は、コンテンツメタデータを参照して検索クエリに対応するメタデータを有するコンテンツを特定し、特定したコンテンツがコンテンツ履歴情報にある場合、当該コンテンツをレコメンド取得対象コンテンツに決定する。
そして、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、コンテンツメタデータを参照して検索クエリに対応するメタデータを有するコンテンツを特定し、特定したコンテンツがコンテンツ履歴情報に無い場合、最新のコンテンツ履歴情報のコンテンツをレコメンド取得対象コンテンツに決定する。なお、検索要求時の検索クエリに対応する過去の検索クエリには、検索要求時の検索クエリに完全一致する過去の検索クエリだけでなく、部分一致する過去の検索クエリも含む。
関連コンテンツ取得部205は、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204が決定したレコメンド取得対象コンテンツをレコメンドサーバ300へ通知すると共に、関連コンテンツの取得要求を行い、レコメンドサーバ300から関連コンテンツを関連コンテンツの検索結果として取得する。ここで、関連コンテンツとは、レコメンド取得対象コンテンツに類似するコンテンツ(例えば、メタデータが共通しているコンテンツ)をいう。
クエリ検索結果取得部206は、検索クエリを検索サーバ400へ通知すると共に、当該検索クエリに対応するコンテンツを検索クエリ検索結果として検索サーバ400から取得する。
コンテンツ評価部207は、関連コンテンツ取得部205が取得した関連コンテンツ及びクエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツの評価値を算出する。また、コンテンツ評価部207は、評価値を算出する際、検索クエリに対応するコンテンツ履歴情報の数に基づいた指標値であるレコメンド重み係数を用いて評価値を算出する。評価値の算出方法及びレコメンド重み係数の算出方法の詳細については、後述する。
コンテンツ検索結果出力部208は、コンテンツ評価部207が評価した結果に基づいて、コンテンツ結果を生成し、当該コンテンツ検索結果をユーザ端末100へ出力する。
(レコメンドサーバ)
次に、レコメンドサーバ300について説明する。図6は、レコメンドサーバ300の機能構成を示すブロック図である。図6に示すとおり、レコメンドサーバ300は、レコメンド取得対象コンテンツ取得部301、関連コンテンツ計算部302、及び関連コンテンツ送信部303を含んで構成されている。このレコメンドサーバ300は、1又は複数のCPU、RAM、ROMなどのハードウェアにより構成されており、記憶されているプログラムにしたがってCPUは動作するよう構成されている。具体的には、情報配信サーバ200と同様の構成をとるものであって、図3に示されるハードウェア構成により実現される。以下、各構成について説明する。
レコメンド取得対象コンテンツ取得部301は、情報配信サーバ200からレコメンド取得対象コンテンツを取得するものである。
関連コンテンツ計算部302は、レコメンド取得対象コンテンツ取得部301が取得したレコメンド取得対象コンテンツに関連するコンテンツを、図示しないコンテンツのデータベースから検索し、計算することにより関連コンテンツを決定する。例えば、関連コンテンツ計算部302は、レコメンド取得対象コンテンツのメタデータと同一のメタデータを有するコンテンツを関連コンテンツとする。また、関連コンテンツ計算部302は、参照度合い等に基づいて、各関連コンテンツの表示順位を決定する。
関連コンテンツ送信部303は、関連コンテンツ計算部302が計算した結果により定められた関連コンテンツ及び各関連コンテンツの順位情報を情報配信サーバ200へ送信する。
(検索サーバ)
次に、検索サーバ400について説明する。図7は、検索サーバ400の機能構成を示すブロック図である。図7に示すとおり、検索サーバ400は、クエリ取得部401、コンテンツ計算部402、及びクエリ検索結果コンテンツ送信部403を含んで構成されている。この検索サーバ400は、1又は複数のCPU、RAM、ROMなどのハードウェアにより構成されており、記憶されているプログラムにしたがってCPUは動作するよう構成されている。具体的には、情報配信サーバ200と同様の構成をとるものであって、図3に示されるハードウェア構成により実現される。以下、各構成について説明する。
クエリ取得部401は、情報配信サーバ200から検索クエリを取得するものである。
コンテンツ計算部402は、クエリ取得部401が取得した検索クエリに対応するコンテンツを、図示しないコンテンツのデータベースから検索して、送信対象となるコンテンツを決定する。具体的には、コンテンツ計算部402は、コンテンツのデータベースから検索したそれぞれのコンテンツに対して計算処理をした結果に基づいて情報配信サーバ200へ送信する対象となるコンテンツを決定する。上記計算処理の具体例として、コンテンツ計算部402は、検索クエリに対応するコンテンツについて、当該検索クエリに対応するメタデータ数等を計算する。コンテンツ計算部402は、検索クエリに一致するメタデータ又は検索クエリを含むメタデータの数に基づいて各コンテンツの順位を決定する。
コンテンツ送信部403は、コンテンツ計算部402が計算した結果定めたコンテンツ及び各コンテンツの順位情報を情報配信サーバ200へ送信する。
(ユーザ端末)
次に、ユーザ端末100について説明する。図8は、ユーザ端末100の機能構成を示すブロック図である。図8に示すとおり、ユーザ端末100は、ブラウザ101、レコメンド要求送信部102、及び配信情報表示部103を含んで構成されている。このユーザ端末100は、1又は複数のCPU、RAM、ROMなどのハードウェアにより構成されており、記憶されているプログラムにしたがってCPUは動作するよう構成されている。具体的には、情報配信サーバ200と同様の構成をとるものであって、図3に示されるハードウェア構成により実現される。以下、各構成について説明する。
ブラウザ101は、インターネットに接続するためのアプリケーション部分であり、インターネット上に配置されているサイトに対してアクセスし、サイトに保持されているコンテンツをユーザに閲覧可能にさせるものである。
レコメンド要求送信部102は、図示しない操作部をユーザが操作することにより、検索クエリ及びユーザIDとともにレコメンド情報の要求を情報配信サーバ200に送信する部分である。
配信情報表示部104は、ブラウザ101により取得されたメニュー画面およびコンテンツ(Webページ)を表示する部分である。
つぎに、これらユーザ端末100、情報配信サーバ200、レコメンドサーバ300、及び検索サーバ400の動作について図9を用いて説明する。図9は、ユーザ端末100の要求に応じて検索結果を配信するときのユーザ端末100、情報配信サーバ200、レコメンドサーバ300、及び検索サーバ400の処理を示すシーケンス図である。
図9に示すとおり、ユーザ端末100のレコメンド要求送信部102は、ユーザIDと検索クエリとを情報配信サーバ200へ送信すると共に、検索結果送信要求する(ステップS1)。
情報配信サーバ200の検索要求受付部203は、ユーザIDと検索クエリとを取得すると共に、検索結果送信要求を受け付け、クエリ検索結果取得部206は、当該検索クエリを検索サーバ400へ送信する(ステップS2)。
レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、検索要求時の検索クエリと、コンテンツ履歴情報記憶部201が記憶しているコンテンツ履歴情報とに基づいて、レコメンド取得対象となるコンテンツであるレコメンド取得対象コンテンツを決定する(ステップS3)。レコメンド取得対象コンテンツ決定部204がレコメンド取得対象コンテンツを決定する詳細の方法については、後述する。
関連コンテンツ取得部205は、レコメンド取得対象コンテンツのコンテンツIDをレコメンドサーバ300へ送信する(ステップS4)。レコメンドサーバ300の関連コンテンツ計算部302は、当該レコメンド取得対象コンテンツの関連コンテンツを計算し(ステップS5)、レコメンドサーバ300の関連コンテンツ送信部303は、当該関連コンテンツの計算結果に基づいた関連コンテンツを情報配信サーバ200へ送信する(ステップS6)。
検索サーバ400のコンテンツ計算部402は、検索クエリに対応するコンテンツを計算し(ステップS7)、検索サーバ400のクエリ検索結果コンテンツ送信部403は、計算に基づく結果を情報配信サーバ200へ送信する(ステップS8)。
コンテンツ評価部207は、関連コンテンツ取得部205が取得したコンテンツの評価値と、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツの評価値とを算出し、検索結果として出力するコンテンツの優先度を決定する(ステップS9)。そして、コンテンツ検索結果出力部208は、当該優先度に基づいた出力用の検索結果をユーザ端末100へ出力する(ステップS10)。なお、ステップS9の処理の詳細については、後述する。
続いて、ステップS3における、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204がレコメンド取得対象コンテンツを決定する詳細の方法を図10のフローチャートを用いて説明する。レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、検索クエリa(例えば、「飲み物」)に対応するコンテンツ群Aがコンテンツ履歴に存在するか、コンテンツ履歴情報記憶部201より検索する(ステップS31)。ここで、コンテンツ群Aは、検索クエリaに対応するコンテンツの集合を意味する。
コンテンツ群Aがある場合(ステップS32;YES)、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、コンテンツ群Aの中で最新のコンテンツをレコメンド取得対象コンテンツとし(ステップS33)、処理を終了する。
コンテンツ群Aがない場合(ステップS32;NO)、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、コンテンツメタデータ記憶部202とコンテンツ履歴情報記憶部201とに記憶されている情報を参照して、クエリaをメタデータに含むコンテンツの集合であるコンテンツ群Bを検索する(ステップS34)。
コンテンツ群Bがある場合(ステップS35;YES)、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、コンテンツ群Bの中で最新のコンテンツをレコメンド取得対象コンテンツとし(ステップS36)、処理を終了する。
コンテンツ群Bがない場合(ステップS35;NO)、レコメンド取得対象コンテンツ決定部204は、コンテンツ履歴情報記憶部201に記憶されているコンテンツ履歴情報の内、最新のコンテンツをレコメンド取得対象コンテンツとして(ステップS37)、処理を終了する。
続いて、図11のフローチャートを用いて評価算出処理を説明する。この処理は、図9に示したシーケンス図のステップS9とステップS10に対応する。
まず、コンテンツ評価部207は、ステップS33によりレコメンド取得対象コンテンツ決定部204がレコメンド取得対象コンテンツを決定したか否かを判断する(ステップS91)。
コンテンツ評価部207は、ステップS33によりレコメンド取得対象コンテンツを決定していない場合(ステップS91;No)、予め定められている値(デフォルト値)をレコメンド重み係数αとする(例えば、レコメンド重み係数αの最小値など)。
コンテンツ評価部207は、ステップS33によりレコメンド取得対象コンテンツを決定した場合(ステップS91;Yes)、レコメンド履歴情報のコンテンツ数に基づいてレコメンド重み係数αを算出する。このレコメンド重み係数αは、レコメンド履歴情報において、検索要求時の検索クエリと同一のクエリを有するレコード数(すなわち、レコメンド履歴情報のコンテンツ数)と、レコメンド重み係数αの最小値とに基づいて算出される値であり、例えば、以下の式(1)により求めることができる。
Figure 0006027473


なお、mは、レコメンド重み係数αの最小値を示し、nは、レコメンド履歴情報のコンテンツ数(すなわち選択されたコンテンツ数)を示す。
そして、レコメンド重み係数αは、検索クエリに対応するコンテンツ履歴情報のコンテンツ数が多ければ多い程、値が加算されて、レコメンド重み係数αが高くなる。このレコメンド重み係数αを用いて、関連コンテンツの評価値を高めるように評価値を算出すれば、コンテンツ履歴の数に応じた、関連コンテンツの評価をすることができる。
そして、レコメンド係数最小値をkで割るので、コンテンツ数が多い場合でも、ある一定値で収束する。すなわち、最大値がある。これにより、レコメンド重み係数αが極端に大きな値になり、レコメンドの情報のみ出力されてしまうことを防止することができる。すなわち、情報配信サーバ200は、検索クエリによる検索結果と関連コンテンツの検索結果との出力件数のバランスを取ることができる。
次に、図12に示すコンテンツ履歴情報の例を用いて、レコメンド重み係数αを算出する。図12に示すように、ユーザ「User3」は、過去にクエリ「飲み物」では、4つのコンテンツを選択しており(すなわち、コンテンツ数が4であり)、クエリ「シャンプー」では、2つのコンテンツを選択しており(すなわち、コンテンツ数が2であり)、クエリ「保湿」では、1つのコンテンツを選択している(すなわち、コンテンツ数が1である)。また、その他のクエリは、存在しない(すなわち、コンテンツ数が0である)。
この場合において、レコメンド係数最小値mが20とすると、検索クエリが「飲み物」の場合のレコメンド重み係数αは、α=20+20+10+6.7+5=61.7となる。検索クエリが「シャンプー」の場合のレコメンド重み係数αは、α=20+20+10=50となる。検索クエリ「保湿」の場合のレコメンド重み係数αは、α=20+20=40となる。検索クエリ「お菓子」の場合のレコメンド重み係数αは、α=20+0となる。
このように、レコメンド重み係数αは、検索クエリに対応するコンテンツ履歴情報の数に応じて、レコメンド重み係数αの値が高まるようになされている。この場合、レコメンド重み係数αに基づいて、関連コンテンツの評価値を算出すれば、コンテンツ履歴情報の数と関連コンテンツの評価値を連動させることができる。すなわち、検索要求時の検索クエリと同一の検索クエリで過去に検索している度合いが高いほど、関連コンテンツの評価値が高まることになる。
続いて、コンテンツ評価部207は、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツの集合であるコンテンツ群C1のそれぞれのコンテンツについて評価値V1を求める(ステップS94)。
コンテンツ評価部207が算出する評価値V1は、以下の式(2)により求めることができる。
V1=(M−α)×{(x+1−rank)/x}・・・(2)
ここで、xは、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツの件数であり、αは、レコメンド重み係数であり、Mは、αが取り得る最大値であり、rankは、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツ内における各コンテンツの順位である。よって、評価値V1は、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツの件数と、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツ内における各コンテンツの順位とに基づいて算出される値である。クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツ内における各コンテンツの順位が上位であれば、上位であるほど、評価値V1が高くなる。なお、コンテンツ評価部207は、上記式(2)により評価値V1を算出したが、他の種々の式により評価値V1を算出するようにしても良い。例えば、上記式(2)では、(x+1−rank)をxで割っているが、xをrankで割るようにしても良い。
コンテンツ群C1に含まれるコンテンツの中に、関連コンテンツ取得部205が取得したコンテンツの集合であるコンテンツ群C2に含まれるコンテンツが無い場合(ステップS95;NO)、コンテンツ検索結果出力部208は、評価値V1のランキング通りの順位のコンテンツを出力する(ステップS96)。
コンテンツ群C1に含まれるコンテンツの中に、関連コンテンツ取得部205が取得した関連コンテンツ群C2に含まれるコンテンツがある場合(ステップS95;YES)、コンテンツ評価部207は、関連コンテンツ群C2のコンテンツの内、コンテンツ群C1にも含まれるコンテンツの評価値V2を求める(ステップS97)。関連コンテンツ群C2のコンテンツの内、コンテンツ群C1のコンテンツには含まれないコンテンツは、評価対象外とするものとする。なお、関連コンテンツ群C2のコンテンツの内、コンテンツ群C1のコンテンツには含まれないコンテンツの評価値V2を求めるようにしても良い。
コンテンツ評価部207が算出する評価値V2は、以下の式(3)により求めることができる。
V2=α×{(x+1−rank)/x}・・・(3)
ここで、xは、関連コンテンツ取得部205が取得した件数であり、αは、レコメンド重み係数であり、rankは、関連コンテンツ取得部205が取得した関連コンテンツ内における各コンテンツの順位である。よって、評価値V2は、関連コンテンツ取得部205が取得したコンテンツの件数と、関連コンテンツ取得部205が取得したコンテンツ内における各コンテンツの順位とに基づいて算出される値である。関連コンテンツ取得部205が取得したコンテンツ内における各コンテンツの順位が上位であれば、上位であるほど、評価値V2が高くなる。なお、コンテンツ評価部207は、上記式(3)により評価値V2を算出したが、他の種々の式により評価値V2を算出するようにしても良い。例えば、上記式(3)では、(x+1−rank)をxで割っているが、xをrankで割るようにしても良い。
続いて、コンテンツ評価部207は、評価値V1、V2から最終評価値V3を求める(ステップS98)。最終評価値V3は、以下の式(4)により求めることができる。このように、関連コンテンツ取得部205が取得したコンテンツ内における評価値V1と、クエリ検索結果取得部206が取得したコンテンツ内における評価値V2とを用いて、最終的な評価値を算出することにより、コンテンツ評価部207は、複数の観点の評価値(関連コンテンツとしての評価値及びクエリ検索結果としての評価値)を算出することができる。すなわち、コンテンツ評価部207は、適切なコンテンツの評価値を算出することができる。
V3=V1+V2・・・(4)
コンテンツ検索結果出力部208は、評価値V3のランキング順に並べたコンテンツ結果を出力する(ステップS99)。
次に、図4及び図13を用いて、レコメンド重み係数αを固定した場合とレコメンド重み係数αを上記式(1)を用いて変動させた場合における検索結果の比較について説明する。ここでは、ユーザIDが「User2」である通信端末100が検索クエリとして「飲み物」を入力した場合について説明する。
(レコメンド重み係数αを固定した場合)
最初にレコメンド重み係数αを75に固定している場合について説明する。ユーザIDが「User2」である通信端末100から検索クエリ「飲み物」について検索要求がなされた場合、コメンド取得対象コンテンツ決定部204は、コンテンツ履歴情報記憶部201を参照し、検索クエリ「飲み物」に対応するコンテンツ履歴情報がなく、最新のコンテンツ履歴情報のコンテンツが「洋画A」であるので、「洋画A」をレコメンド取得対象コンテンツに決定する。
この場合、関連コンテンツ取得部205は、「洋画A」に関連するコンテンツを関連コンテンツとして取得することになる(例えば、洋画A、洋画B、洋画C、洋画D等)。また、クエリ検索結果取得部206は、検索クエリ「飲み物」に対応するコンテンツを取得する(例えば、ジュースDなど)。レコメンド重み係数αが75と高い値であるので、コンテンツ評価部207が式(2)及び(3)を用いて評価値V1、V2を算出した場合、関連コンテンツに関する評価値である、評価値V2の値が高くなる。
この結果、図13(A)に示すように、検索クエリが「飲み物」であるにも関わらず、関連コンテンツである洋画に関するコンテンツ(洋画A、洋画B、洋画C、洋画D)が上位に出力されることになる。
(レコメンド重み係数αを変動させる場合)
続いて、レコメンド重み係数αをコンテンツ履歴情報の数に応じて変動させる場合について説明する。
「レコメンド重み係数αを固定した場合」を説明した場合と同様に、ユーザIDが「User2」である通信端末100から検索クエリ「飲み物」について検索要求がなされた場合、コメンド取得対象コンテンツ決定部204は、コンテンツ履歴情報記憶部201を参照し、検索クエリ「飲み物」に対応するコンテンツ履歴情報がなく、最新のコンテンツ履歴情報のコンテンツが「洋画A」であるので、「洋画A」をレコメンド取得対象コンテンツに決定する。
この場合、関連コンテンツ取得部205は、「洋画A」に関連するコンテンツを関連コンテンツとして取得することになる(例えば、洋画A、洋画B、洋画C、洋画D等)。また、クエリ検索結果取得部206は、検索クエリ「飲み物」に対応するコンテンツを取得する(例えば、ジュースA(1.5L*8本入)、ジュースB(500ml*24本入)、ジュースC(500ml*24本入)、ジュースD(480ml*24本入)等)。
次に、コンテンツ評価部207がコンテンツ履歴情報に基づいて、レコメンド重み係数αを算出する。この場合、式(1)に基づいてレコメンド重み係数αを算出すると、コンテンツ履歴情報が無いため、レコメンド重み係数αの最小値として定義されている「20」になる(すなわち、n=0となり、レコメンド重み係数α=20となる)。この場合、関連コンテンツの評価値V2が低く設定される。
この結果、図13(B)に示すように、関連コンテンツの評価値V2が低くなるので、検索クエリ「飲み物」により検索されたコンテンツ(ジュースD(480ml*24本入)、ジュースA(500ml*24本入)、ジュースE(1.5L*8本入)、ジュースB(500ml*24本入)、ジュースA(1.5L*8本入))が上位に表示されることになる。このように、コンテンツ評価部207は、検索クエリに対応するコンテンツ履歴情報の数に基づいてレコメンド重み係数αを算出して、当該レコメンド重み係数αを用いて評価値V1及びV2をする。これにより、情報配信サーバ200は、検索クエリに対応するコンテンツ履歴情報の数が少ない場合には、関連コンテンツの評価値V2を低く設定するので、それほど検索クエリに対応するコンテンツ履歴情報の数が少ないにも関わらず関連コンテンツを上位に表示してしまうことを防止することができる。すなわち、情報配信サーバ200は、ユーザにとって適切な検索結果を提供することできる。
次に、本実施形態の情報配信サーバ200の作用効果について説明する。情報配信サーバ200は、過去の検索クエリと、ユーザが選択したコンテンツとを関連づけた情報であるコンテンツ履歴情報を記憶するコンテンツ履歴情報記憶部201と、検索要求時の検索クエリと、コンテンツ履歴情報とに基づいて、レコメンド取得対象となるコンテンツであるレコメンド取得対象コンテンツを決定するレコメンド取得対象コンテンツ決定部204と、レコメンド取得対象コンテンツに関連するコンテンツである関連コンテンツを特定するための検索結果である関連コンテンツ検索結果を取得する関連コンテンツ検索結果取得部205と、検索要求時の検索クエリに対応するコンテンツの検索結果である検索クエリ検索結果を取得する検索クエリ検索結果取得部206と、関連コンテンツ検索結果におけるそれぞれの関連コンテンツの評価値である関連コンテンツ評価値V2と、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの評価値である検索結果評価値V1を算出するコンテンツ評価部207と、関連コンテンツ評価値と検索結果評価値V2とに基づいて、検索結果として出力するコンテンツの優先度を決定し、関連コンテンツ検索結果と、検索クエリ検索結果とに基づいた検索結果を出力する出力208と、を備え、コンテンツ評価部207は、検索クエリに対応するコンテンツ履歴情報の数に基づいたレコメンド重み係数αを用いて、関連コンテンツ評価値V2又は、検索結果評価値V1を算出する。
この場合、情報配信サーバ200は、検索クエリに対応するコンテンツの検索結果と、関連コンテンツの検索結果を混在させて表示させる際に、検索クエリに対応するコンテンツの検索結果の評価値V1と、関連コンテンツの検索結果の評価値V2とを算出して、評価値に基づいて表示させる場合、検索クエリに対応するコンテンツ履歴情報の数に基づいたレコメンド重み係数αを用いて、関連コンテンツの検索結果の評価値V2又は、検索クエリに対応するコンテンツの検索結果の評価値V1を算出するので、検索要求時の検索クエリと同一の検索クエリにより検索された度合いに応じて、関連コンテンツの検索結果と検索クエリによる検索結果との評価値を変動させることができる。
また、情報配信サーバ200では、レコメンド重み係数αの最大値を設けている。この場合、情報配信サーバ200は、レコメンド重み係数αの最大値を設けているので、関連コンテンツの検索結果と検索クエリによる検索結果のいずれか一方のみ表示されることを防止することができる。すなわち、情報配信サーバ200は、検索クエリによる検索結果と関連コンテンツの検索結果との出力件数のバランスを取ることができる。
また、情報配信サーバ200では、レコメンド重み係数αが大きくなるほど関連コンテンツ評価値V2が大きくなるように定義されている場合、レコメンド重み係数αは、コンテンツ履歴情報の数が大きくなるほど大きな値になるように定義されている。この場合、情報配信サーバ200は、レコメンド重み係数αに比例して関連コンテンツ評価値V2が大きくなる場合、コンテンツ履歴情報の数に応じてレコメンド重み係数αが大きくなるように設定するので、関連コンテンツの評価値V2と、コンテンツ履歴情報の数とを連動させることができる。すなわち、検索要求時の検索クエリと同一の検索クエリで過去に検索している度合いが高いほど、関連コンテンツの評価値V2が高まることになる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、情報配信サーバ200と、レコメンドサーバ300と、検索サーバ400を分けて構成する場合について述べたが、各サーバの機能を1台のサーバで実現するようにしても良い。
上述の実施形態では、コンテンツ評価部207は、評価値V1、V2のそれぞれを算出する際に、レコメンド重み係数αを用いる場合について述べたが、評価値V1、V2のいずれか一方を算出する際にレコメンド重み係数αを用いるようにしても良い。
上述の実施形態では、レコメンド重み係数αが大きくなるほど関連コンテンツの評価値V2が大きくなるように定義されている場合について述べたが、レコメンド重み係数αが小さくなるほど関連コンテンツの評価値V2が大きくなるように定義されていても良い。この場合、コンテンツ履歴情報の数が大きいほど小さな値になるように定義されることにより、関連コンテンツの評価値V2と、コンテンツ履歴情報の数とを連動させることができる。すなわち、検索要求時の検索クエリと同一の検索クエリで過去に検索している度合いが高いほど、関連コンテンツの評価値V2が高まることになる。
上述の実施形態では、コンテンツ履歴情報の数として、検索クエリによる検索結果から選択された数(例えば、クリック選択数等)を適用する場合について述べたが、過去に選択されたコンテンツ種類の数をコンテンツ履歴情報の数として適用するようにしても良い。
100…ユーザ端末、101…ブラウザ、102…レコメンド要求送信部、103…配信情報表示部、200…情報配信サーバ、201…コンテンツ履歴情報記憶部、202…コンテンツメタデータ記憶部、203…検索要求受付部、204…レコメンド取得対象コンテンツ決定部、205…関連コンテンツ取得部、206…クエリ検索結果取得部、207…コンテンツ評価部、208…コンテンツ検索結果出力部、300…レコメンドサーバ、301…レコメンド取得対象コンテンツ取得部、302…関連コンテンツ計算部、303…関連コンテンツ送信部、400…検索サーバ、401…クエリ取得部、402…コンテンツ計算部、403…クエリ検索結果コンテンツ送信部。

Claims (6)

  1. 過去の検索クエリと、ユーザが選択したコンテンツとを関連づけた情報であるコンテンツ履歴情報を記憶するコンテンツ履歴情報記憶手段と、
    検索要求時の検索クエリと、前記コンテンツ履歴情報とに基づいて、レコメンド取得対象となるコンテンツであるレコメンド取得対象コンテンツを決定するレコメンド取得対象コンテンツ決定手段と、
    前記レコメンド取得対象コンテンツに関連するコンテンツである関連コンテンツを特定するための検索結果である関連コンテンツ検索結果を取得する関連コンテンツ検索結果取得手段と、
    前記検索要求時の検索クエリに対応するコンテンツの検索結果である検索クエリ検索結果を取得する検索クエリ検索結果取得手段と、
    前記関連コンテンツ検索結果におけるそれぞれの関連コンテンツの評価値である関連コンテンツ評価値と、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの評価値である検索結果評価値とを算出する評価手段と、
    前記関連コンテンツ評価値と前記検索結果評価値とに基づいて、検索結果として出力するコンテンツの優先度を決定し、前記関連コンテンツ検索結果と、検索クエリ検索結果とに基づいた検索結果を出力する出力手段と、
    を備え、
    前記評価手段は、前記検索クエリに対応するコンテンツ履歴情報の数に基づいた指標値を用いて、前記関連コンテンツ評価値又は、前記検索結果評価値を算出することを特徴とするコンテンツ検索結果提供装置。
  2. 前記指標値には、最大値が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ検索結果提供装置。
  3. 前記指標値が大きくなるほど関連コンテンツ評価値が大きくなるように定義されている場合、
    前記指標値は、前記コンテンツ履歴情報の数が大きくなるほど大きな値になるように定義されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ検索結果提供装置。
  4. 前記指標値が小さくなるほど関連コンテンツの評価値が大きくなるように定義されている場合、
    前記指標値は、前記コンテンツ履歴情報の数が大きくなるほど小さな値になるように定義されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ検索結果提供装置。
  5. 過去の検索クエリと、ユーザが選択したコンテンツとを関連づけた情報であるコンテンツ履歴情報を記憶するコンテンツ履歴情報記憶手段を備える装置コンテンツ検索結果提供方法であって、
    レコメンド取得対象コンテンツ決定手段が、検索要求時の検索クエリと、前記コンテンツ履歴情報とに基づいて、レコメンド取得対象となるコンテンツであるレコメンド取得対象コンテンツを決定するレコメンド取得対象コンテンツ決定ステップと、
    関連コンテンツ検索結果取得手段が、前記レコメンド取得対象コンテンツに関連するコンテンツである関連コンテンツを特定するための検索結果である関連コンテンツ検索結果を取得する関連コンテンツ検索結果取得ステップと、
    検索クエリ検索結果取得手段が、前記検索要求時の検索クエリに対応するコンテンツの検索結果である検索クエリ検索結果を取得する検索クエリ検索結果取得ステップと、
    評価手段が、前記関連コンテンツ検索結果におけるそれぞれの関連コンテンツの評価値である関連コンテンツ評価値と、検索クエリ検索結果におけるそれぞれのコンテンツの評価値である検索結果評価値とを算出する評価ステップと、
    出力手段が、前記関連コンテンツ評価値と前記検索結果評価値とに基づいて、検索結果として出力するコンテンツの優先度を決定し、前記関連コンテンツ検索結果と、検索クエリ検索結果とに基づいた検索結果を出力する出力ステップと、を備え、
    前記出力ステップでは、前記検索クエリに対応するコンテンツ履歴情報の数に基づいた指標値を用いて、前記関連コンテンツ評価値又は、前記検索結果評価値を算出することを特徴とするコンテンツ検索結果提供方法。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載のコンテンツ検索結果提供装置と、前記コンテンツ検索結果提供装置からの要求に応じて前記関連コンテンツ検索結果を前記コンテンツ検索結果提供装置へ送信する関連コンテンツ検索結果出力装置と、前記コンテンツ検索結果提供装置からの要求に応じて前記検索クエリ検索結果を前記コンテンツ検索結果提供装置へ送信する検索クエリ検索結果出力装置とを含むコンテンツ検索結果提供システム。
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