JP3730557B2 - Balancer shaft for engine balancing device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、偏心ウェート部を備えたエンジン用つり合い装置のバランサシャフトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
偏心ウェート部を備えたバランサシャフトを、クランク軸の下方に配設したつり合い装置が、実公平3−18761号公報に開示されている。
【0003】
上記公報に開示されたものは、バランサシャフトの軸方向位置を規定するために、バランサシャフトのジャーナル部に設けられたスラスト受面が、軸受孔の開口端面に摺接するようにされている。また、部品点数削減のために、バランサシャフトにスラスト受面を一体成形することも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ジャーナル部に一体成形されたスラスト受面は、当然ジャーナル部の直径よりも大きくしなければならないので、上記従来の構造によると、ウェートの位置に関わらず反ウェート側の部分はフランジ状になり、その外周側は片持ち構造となるために剛性が不足しがちであった。
【0005】
本発明は、このような従来技術の問題点を解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、フランジ状をなすスラスト受面の剛性を高めることができるように改良されたエンジン用つり合い装置のバランサシャフトを提供することにある。
【0006】
また本発明の第2の目的は、補強による重量増大を最低限に抑えることができるように改良されたエンジン用つり合い装置のバランサシャフトを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本出願の請求項1の発明は、偏心ウェート部(17)の軸方向移動を規制すべくジャーナル部(16c)よりも大径なスラスト受面(19)を備えたフランジ部(18)が一体形成されたジャーナル部を有するエンジン用つり合い装置(4)のバランサシャフト(13L・13R)において、前記ジャーナル部は、前記偏心ウェート部の軸方向両端に2つ設けられ、前記フランジ部は、2つの内の一方のジャーナル部(16c)に設けられ、前記偏心ウェート部は、前記ジャーナル部の径よりも細い径の軸部(20)を備え、これによって前記フランジ部と他方のジャーナル部(16d )との間に軸方向について互いに対向する端面が形成され、前記フランジ部と前記他方のジャーナル部(16d)との前記端面同士間を軸方向に連結し且つその軸方向中間部が谷になるようにその高さを漸減したリブ(21)が、前記偏心ウェート部の反ウェート側に延設されることを特徴とするものとした。
【0008】
このようにすれば、スラスト受面を備えたフランジ部の剛性がリブを接続することで高められるので、高精度なスラスト規制を行うことができる。また、リブを軸方向に延在させ、且つその軸方向中間部が谷になるようにしたので、応力分布を適正化して反ウェート側の重量増加を抑制した上で偏心ウェート部のジャーナル部同士間の剛性をより一層高めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面を参照して本発明について詳細に説明する。
【0010】
図1及び図2は、本発明が適用された往復ピストンエンジンにおけるつり合い装置の取付部を示している。このエンジンEは、クランクシャフト1を水平方向に延在させた直列4気筒エンジンであり、シリンダブロック2、ロワブロック3、つり合い装置4、及びオイルパン5を備えており、クランクシャフト1の軸線に直交する方向についてシリンダ軸線を傾斜させて車体に搭載される。
【0011】
つり合い装置4は、ピストンの往復運動に起因して発生するエンジンEの二次振動を低減するためのものであり、その左右両側端部に下方から挿通される通しボルトB1により、オイルパン5に内包された状態でロワブロック3の下面(クランクシャフト1の下方)に締結される。このつり合い装置4は、クランクシャフト1の前端部(以下、クランクプーリ側を前側とする)のクランクプーリ6の背面側に固定された大スプロケット7と、左側(以下、左右方向はクランクプーリに向かってのこととする)のバランサシャフト(後に詳述する)の前端に固定された小スプロケット8と、大・小両スプロケット6・7間に掛け渡されたリンクチェーン9とを介して伝達されるクランクシャフト1の回転力により、回転駆動されるようになっている。
【0012】
つり合い装置4は、実質的に同一形状をなす左右一対のバランサシャフト13L・13Rと、これら2本のバランサシャフト13L・13Rを互いに平行に支持し且つ収容すべく、両バランサシャフト13L・13Rの中心を通る平面に沿って上下に2分割されたアッパハウジング14U及びロワハウジング14Lとを備えている。
【0013】
両バランサシャフト13L・13Rは、各バランサシャフト13L・13Rに一体結合されたヘリカルギヤ15(一方のみを図示する)によって互いに連動連結されている。ここで左バランサシャフト13Lには、上記の通り、大スプロケット7、小スプロケット8、及びリンクチェーン9を介してクランクシャフト1の駆動力が伝達され、これにより、クランクシャフト1の2倍の回転速度でクランクシャフト1と同一方向へ左バランサシャフト13Lが回転駆動される。そしてヘリカルギヤ15同士の噛合により、右バランサシャフト13Rがそれとは逆向きに回転駆動される。
【0014】
両バランサシャフト13L・13Rには、比較的小径の第1、第2ジャーナル部16a・16bがヘリカルギヤ15の前方に、その後方に比較的大径の第3、第4ジャーナル部16c・16dが、それぞれ一体形成されている。また、各バランサシャフト13L・13Rの後側部分には、回転中心から径方向外側に重心位置を偏倚させ、且つ第3ジャーナル部16cを挟んで前後に2分割された偏心ウェート部17が一体形成されている。つまり第3ジャーナル部16cは、直列に列設された2つの偏心ウェート部17の軸方向中央部に設けられている。
【0015】
前後偏心ウェート部17の第3ジャーナル部16cを挟む対向端部には、拡径されたフランジ部18がそれぞれ形成されている。これらフランジ部18の互いの対向端面には、スラスト受面19が形成されている。このように、スラスト荷重を受けるフランジ部18を第3ジャーナル部16cの軸方向両端に設けるものとすれば、第3ジャーナル部16cに潤滑油を供給する場合には、スラスト受面19によって潤滑油が保持されるので、当該ジャーナル部の潤滑効果の向上に寄与し得る。
【0016】
図4に併せて示すように、偏心ウェート部17をできるだけ小さくした上で所期の等価回転質量を得るために、偏心ウェート部17の軸部20は比較的細径とされている。そして径を細くしたことによる剛性低下を補うと共に、スラスト受面18の半径方向についての剛性を高めるために、第3ジャーナル部16cの前側に設けられたフランジ部18におけるスラスト受面19の背面とヘリカルギヤ15の取付部との間、並びに第3ジャーナル部16cの後側に設けられたフランジ部18におけるスラスト受面19の背面と第4ジャーナル部16dとの間を軸線方向について接続するリブ21が、両軸部20の反ウェート側の全長に渡る部分に設けられている。このように、最も大きな荷重が加わる第3ジャーナル部16cの軸方向両端に設けられた2つのフランジ部18の双方にリブ21を接続するものとすれば、当該ジャーナル部の剛性が大幅に増強されるので、各バランサシャフト13L・13Rの安定支持に寄与し得る。
【0017】
これらのリブ21は、図5に示したように、対応するジャーナル部16とフランジ部18との外周縁同士を概ね直線的に連結しても良いが、リブ21を設けたことによる重量増大を最小限に抑え、かつ応力分布を最適化するために、図1並びに図4に示したように、各偏心ウェート部17の軸線方向中央へ行くに従ってその半径方向寸法が小さくなるテーパ形状とすることが好ましい。
【0018】
他方、両バランサシャフト13L・13Rの各ジャーナル部16a〜16dは、アッパ、ロワ両ハウジング14U・14Lを互いに接合させることによって形成される2つ割の第1〜第4軸受孔22a〜22dに支持される。
【0019】
各軸受孔22a〜22dにおけるロワハウジング14L側の半割部分に両バランサシャフト13L・13Rの各ジャーナル部16a〜16dをそれぞれ載置し、更にこの状態で各軸受孔22a〜22dにおけるアッパハウジング14U側の半割部分を両バランサシャフト13L・13Rの各ジャーナル部16a〜16dに整合させた上でアッパ、ロワ両ハウジング14U・14Lを互いに接合させることにより、両バランサシャフト13L・13Rが両ハウジング14U・14L内に回転自在に収容されることとなる。そして前記したスラスト受面19は、第3軸受孔22cを形成した軸受壁23cの前後両端面に当接してスラスト力を受け止めるようになっている。
【0020】
図3に併せて示すように、アッパ、ロワ両ハウジング14U・14Lは、適宜な位置に上方から挿通された複数のボルトB2と、第3、第4軸受孔22c・22dが設けられた各軸受壁23c・23dを貫通して下方から挿通された各3本のボルトB3とで締結されており、特に偏心ウェート部17の回転による径方向の加速度が作用する軸受壁23c・23dの部分に緩みが生じ難くなるように配慮されている。
【0021】
ロワハウジング14Lの前端面には、エンジン各部へ潤滑油を圧送するためのトロコイド式の潤滑油ポンプ(図示せず)を内設したポンプハウジング24がボルト止めされている。この図示されていない潤滑油ポンプは、右バランサシャフト13Rの軸端に設けられており、右バランサシャフト13Rが回転すると、ロワハウジング14Lの底壁に取り付けられたオイルストレーナ25からロワハウジング14Lの一側壁に内設された管状通路26を経てオイルパン5内の潤滑油を吸引し、エンジン各部へと圧送するようになっている。
【0022】
オイルストレーナ25を保持するストレーナカバー27の取付ボス28は、ロワハウジング14Lにおける2つのバランサシャフトのうちの低い側、つまり左バランサシャフト13Lの下方位置に一体形成されている。この取付ボス28は、概ね円筒状をなし、アッパハウジング14Uとロワハウジング14Lとを相互に締結するためのボルトB3のうちの2つのバランサシャフト13L・13R同士間に設けられたボルトと低い側の左バランサシャフト13Lの外側方に設けられたボルトとの間にその中心を配すると共に、ロワハウジング14Lの前後方向中間部における第3軸受孔22cの半割部が設けられた軸受壁23cにその外周部が連結されている。これにより、アッパハウジング14Uとロワハウジング14Lとを締結すると共に、2つのバランサシャフト13L・13Rのスラスト力が加わる軸受壁23cの剛性の増強を図っている。
【0023】
管状通路26の終端部の側方に隣接する位置には、ロワブロック3に対する締結ボルトB1を挿通する締結ボス30が設けられており、ロワブロック3に対するつり合い装置4の締結剛性を高めるのに寄与している。
【0024】
なお、上記の第3ジャーナル部16cの軸方向両端に設けられたフランジ部18に接続されたリブ21の厚さ(軸線に直交する向きについての寸法)は、重量の増加を抑制する上からは必要最小限とすることが好ましく、フランジ部18の厚さ(軸線に沿う向きについての寸法)よりもリブ21の厚さを小さくすれば軽量化に寄与するが、剛性の増大と重量増大の抑制とを両立する上には、フランジ部18とリブ21との厚さを互いに同程度とすることが最適である。また、図6に示したように、フランジ部18の最外周にリブ21を接続するものとすれば、フランジ部18の剛性をより一層高めることができる。
【0025】
さらに、排気量や全体構造の都合によっては第3ジャーナル部16cの両側の偏心ウェート部17の重量を互いに異ならせる要望が生ずる場合もあるが、このようなときは、重量がより大きい偏心ウェート部側のリブの高さや厚さをより大きくすれば、スラスト荷重がより大きくなる側の強度の増大に有効である。
【0026】
【発明の効果】
以上詳述した通り、従来は、ジャーナル部の直径よりも大きくされたフランジ部に形成されたスラスト受面の反ウェート側の部分は、その外周側が片持ち構造となるので剛性が不足しがちであった。それが本願請求項1の発明によれば、反ウェート側にてフランジ部におけるスラスト受面の背面に接続されて軸方向に延在するリブを設けるものとしたので、スラスト受面の剛性を高めることができる。従って本発明により、高精度なスラスト規制を行う上に大きな効果を奏することができる。特に、リブを軸方向に延在させ、且つその軸方向中間部が谷になるようにしたので、応力分布を適正化して反ウェート側の重量増加を抑制した上で偏心ウェート部のジャーナル部同士間の剛性をより一層高めることができる。即ち、所期の回転慣性質量を得た上で軸部を細径化し得るので、重量の増大を抑制する上に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されたエンジンの要部を一部切除して表した正断面図
【図2】 本発明が適用されたエンジンの要部を一部切除して表した側断面図
【図3】 つり合い装置のロワハウジングの底面図
【図4】 バランサシャフト単体を一部切除して示す側面図
【図5】 バランサシャフトの別の形態を示す部分的側面図
【図6】 バランサシャフトのさらに別の形態を一部切除して示す側面図
【符号の説明】
4 つり合い装置
13L・13R バランサシャフト
16c ジャーナル部
17 偏心ウェート部
18 フランジ部
19 スラスト受面
21 リブ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a balancer shaft of an engine balancing device having an eccentric weight portion.
[0002]
[Prior art]
Japanese Utility Model Publication No. 3-18761 discloses a balancing device in which a balancer shaft having an eccentric weight portion is disposed below a crankshaft.
[0003]
In the above-mentioned publication, in order to define the axial position of the balancer shaft, a thrust receiving surface provided in the journal portion of the balancer shaft is in sliding contact with the opening end surface of the bearing hole. It is also known to integrally form a thrust receiving surface on the balancer shaft in order to reduce the number of parts.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the thrust receiving surface formed integrally with the journal portion must naturally be larger than the diameter of the journal portion. Therefore, according to the above-described conventional structure, the portion on the non-weight side has a flange shape regardless of the position of the weight. Therefore, since the outer peripheral side has a cantilever structure, the rigidity tends to be insufficient.
[0005]
The present invention has been devised to solve such problems of the prior art, and its main object is to improve the rigidity of the flange-shaped thrust receiving surface. It is to provide a balancer shaft of a balancing device.
[0006]
A second object of the present invention is to provide a balancer shaft of an engine balancing device which is improved so that an increase in weight due to reinforcement can be minimized.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve such an object, the invention of claim 1 of the present application is directed to a thrust receiving surface (19) having a diameter larger than that of the journal portion (16c) so as to restrict the axial movement of the eccentric weight portion (17). In the balancer shaft (13L / 13R) of the balance device (4) for an engine having a journal portion integrally formed with a flange portion (18) having two of the journal portions, two journal portions are provided at both axial ends of the eccentric weight portion. The flange portion is provided in one of the two journal portions (16c), and the eccentric weight portion includes a shaft portion (20) having a diameter smaller than the diameter of the journal portion, thereby the mutually facing end surfaces for axially between the flange portion and the other of the journal portion and (16d) are formed, prior to said flange portion and the other journal portion (16d) A rib (21) which is connected between the end faces in the axial direction and whose height is gradually reduced so that the intermediate portion in the axial direction becomes a trough is extended to the anti-weight side of the eccentric weight portion. It was supposed to be.
[0008]
In this way, the rigidity of the flange portion provided with the thrust receiving surface can be increased by connecting the rib, so that highly accurate thrust regulation can be performed. Also, since the ribs are extended in the axial direction and the middle part in the axial direction is a valley, the stress distribution is optimized to suppress the weight increase on the anti-weight side, and the journal parts of the eccentric weight part are The rigidity between them can be further increased.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0010]
1 and 2 show a mounting portion of a balance device in a reciprocating piston engine to which the present invention is applied. The engine E is an in-line four-cylinder engine in which the crankshaft 1 extends in the horizontal direction, and includes a
[0011]
The
[0012]
The
[0013]
Both the
[0014]
On both
[0015]
[0016]
As shown in FIG. 4, the
[0017]
As shown in FIG. 5, these
[0018]
On the other hand, the journal portions 16a to 16d of both the
[0019]
The journal portions 16a to 16d of the
[0020]
As shown in FIG. 3, the upper and
[0021]
A
[0022]
The mounting
[0023]
A
[0024]
The thickness of the
[0025]
Furthermore, depending on the amount of displacement and the overall structure, there may be a desire to make the weights of the
[0026]
【The invention's effect】
As described in detail above, conventionally, the portion on the anti-weight side of the thrust receiving surface formed on the flange portion that is larger than the diameter of the journal portion tends to lack rigidity because the outer peripheral side has a cantilever structure. there were. According to the invention of claim 1 of the present application, since the rib connected to the back surface of the thrust receiving surface in the flange portion on the anti-weight side and extending in the axial direction is provided, the rigidity of the thrust receiving surface is increased. be able to. Therefore, according to the present invention, it is possible to achieve a great effect on highly accurate thrust regulation. In particular, since the ribs are extended in the axial direction and the intermediate part in the axial direction is a valley, the weight distribution on the anti-weight side is suppressed by optimizing the stress distribution, and the journal parts of the eccentric weight part The rigidity between them can be further increased. That is, the shaft portion can be made thinner after obtaining the desired rotational inertial mass, which is effective in suppressing an increase in weight.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front sectional view showing a part of an engine to which the present invention is applied. FIG. 2 is a side sectional view showing a part of an engine to which the invention is applied. FIG. 3 is a bottom view of the lower housing of the balancing device. FIG. 4 is a side view of the balancer shaft, partially cut away. FIG. 5 is a partial side view of another embodiment of the balancer shaft. Side view showing a part of another form of cut out [Explanation of symbols]
4
Claims (1)
前記ジャーナル部は、前記偏心ウェート部の軸方向両端に2つ設けられ、
前記フランジ部は、2つの内の一方のジャーナル部に設けられ、
前記偏心ウェート部は、前記ジャーナル部の径よりも細い径の軸部を備え、これによって前記フランジ部と他方のジャーナル部との間に軸方向について互いに対向する端面が形成され、
前記フランジ部と前記他方のジャーナル部との前記端面同士間を軸方向に連結し且つその軸方向中間部が谷になるようにその高さを漸減したリブが前記偏心ウェート部の反ウェート側に延設されることを特徴とするエンジン用つり合い装置のバランサシャフト。A balancer shaft of a balance device for an engine having a journal portion integrally formed with a flange portion having a thrust receiving surface larger in diameter than the journal portion so as to restrict the axial movement of the eccentric weight portion,
Two journal parts are provided at both axial ends of the eccentric weight part,
The flange portion is provided in one of the two journal portions,
The eccentric weight portion includes a shaft portion having a diameter smaller than the diameter of the journal portion, thereby forming end surfaces facing each other in the axial direction between the flange portion and the other journal portion,
Counter-weights side of the rib where the between each other said end face of the flange portion and the other of the journal portion is axially connected to and its axially intermediate portion is gradually decreased its height so that the valleys the eccentric weights section A balancer shaft of a balance device for an engine characterized by being extended.
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