JP3728794B2 - 大人小児兼用自動車用シート - Google Patents

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    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大人用シートと小児用シートに切り換え使用することができる大人小児兼用自動車用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の大人小児兼用自動車用シートとしては、例えば特開昭52−71020号公報に開示された技術がある。これは、シートクッションの中央部分を別体として所定の高さまで上昇可能とし、シートクッションと同じ高さの下降位置では成人用シートとして、また上昇位置では子供用シートとして使用し得るようにしたものである。この技術では、下降位置と上昇位置との間で中央部分の高さを切り換えられるように、折り畳み可能な複数の折曲脚(リンク機構)が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来技術は、シートクッションの中央部分を支持するリンク機構及びその作動機構が複雑で部品点数が多くなり、従って製造コストが上昇するという問題がある。
本発明はこのような問題を解決して、構造簡単で部品点数が少ないこの種の大人小児兼用自動車用シートを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明による大人小児兼用自動車用シートは、シートクッションの後半部中央の上面に形成した凹所の底面の両側部から、同凹所の互いに対向する両内側面に沿って立ち上がる1対の支持ブラケットを設け、この各支持ブラケットには上縁に沿って底面とほゞ平行に延び一端に底面に向かって延びる縦溝部が形成された案内溝を形成し、また上縁の縦溝部側に浅い支持切欠き部を形成する。シートクッションの凹所内に挿入する中央クッションは、全体として平坦なフレームとその両面に設けたパッドをクッションカバーにより覆ってなり、フレームの両側縁部には、中央クッションの上下何れか一方の表面に接近してこの両側縁部の両端部近くに固定されて中央クッションの両側面から突出する各1対の第1及び第2ブッシュが固定されている。各第1ブッシュは案内溝と長手方向摺動自在に係合され、各第2ブッシュは、第1ブッシュが縦溝部内に位置した状態ではこの縦溝部と反対側となる支持ブラケットの縦縁に沿って移動自在であり、第1ブッシュが案内溝の縦溝部と反対端付近に位置した状態では支持切欠き部上に離脱可能に係合支持される。
【0005】
大人用として使用する場合には、中央クッションは、第1ブッシュが縦溝部内に進入可能な位置となり、前記一方の表面が上側となるように、凹所内に挿入される。この状態では、中央クッションは凹所の底面により支持され、中央クッションとシートクッションの上面はほゞ一致し、大人が着座すればフレームの上下両面のパッドが両方とも撓んでクッション作用を行い、これに伴い第1及び第2ブッシュはそれぞれ縦溝部及び支持ブラケットの縦縁に沿って自由に移動する。小児用として使用する場合には、中央クッションは前記一方の表面が下側となるように反転され、第1ブッシュが案内溝の縦溝部と反対端付近に位置し、第2ブッシュが支持切欠き部上に係合支持されるように、凹所内に挿入される。この状態では、中央クッションは両ブッシュを介して支持ブラケットにより支持され、中央クッションはシートクッションの上面から上方に突出し、その上に小児が着座すればフレームの上側となった方のパッドだけが撓んでクッション作用を行う。
【0006】
パッドは、フレームの上下面のうち中央クッションの前記一方の表面に近い側となる面に設けた薄い第2パッドと、これと反対側すなわち小児用として使用する場合に上側となる面に設けた厚い第1パッドにより構成することが好ましい。
【0007】
また、各支持ブラケットは、シートクッションの凹所の左右の内側面に沿って設けることが好ましい。
【0008】
また、各支持ブラケットをシートクッションの左右に設ける場合には、支持ブラケットの少なくとも一方の後部に、横長に形成したスリットと、その一端部に形成されてシートベルトを挿通離脱可能とする開口部よりなるベルトガイドを設けることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に図1〜図7に示す実施の形態により本発明の説明をする。
本発明の大人小児兼用自動車用シートは、シートクッション10及びシートバック18よりなり、シートバック18は、リクライニング装置(図示省略)を介してシートクッション10の後部に傾斜角度調節可能に取り付けられている。主として図5に示すように、シートクッション10の後部中央の上面に形成した深い凹所10aには、高さの異なる2つの状態に中央クッション30が挿入可能である。
【0010】
主として図3及び図4に示すように、シートクッション10は、底板11の前半部、後部、及び両側部を構成する底板本体11a上に載せた柔軟なウレタン発泡体などよりなるパッド12をシートクッションカバー13により覆ったものである。板金製の底板本体11aの四周の下向きフランジ部には間をおいて逆L字状の切り起し部11cが形成され、中央の大きな開口の左右の内縁には複数の鼻輪11dが切り起こし形成されている。底板本体11a中央の開口をふさぐ平板状の中央部11bは、後述する支持ブラケット20と共に、底板本体11aに固着されたナット11eとボルト16により締め付け固定される。
【0011】
シートクッションカバー13は、その四周にそれぞれ縫い付けた合成樹脂製の各第1プレート13aを底板11のフランジ部と切り起し部11cの間に差し込むことにより、外周部が底板11に引っ掛けて取り付けられる。シートクッションカバー13の内周部のうち左右部分は、下方に延びる下縁が折り返され袋縫いされてワイヤ13bが通され、間をおいてシートクッションカバー13を貫通してワイヤ13bに係合させた複数のホグリング14を複数の鼻輪11dに引っ掛けることにより底板本体11aに取り付けられる。また、シートクッションカバー13の内周部の前後部分は、下縁に縫い付けた合成樹脂製のU形の第2プレート13cを引っ掛けることにより底板本体11aの開口の前後の内周縁に取り付けられる。これによりシートクッション10の後部中央の上側には、底板11の中央部11bを底面10bとする略四角形の深い凹所10aが形成される。シートクッションカバー13は、織物あるいはレザー等の表皮材の裏面に柔軟な薄い発泡材のカバーパッドを一体的に設けた、伸張方向の弾性に富んだ素材よりなり、所望の形状となるように複数の部分を縫製したものである。
【0012】
主として図1、図3及び図4に示すように、左右1対の板金製の支持ブラケット20は、下端部に折曲形成した支持部20aを底板本体11aと中央部11bの間に挟んでボルト16により締め付けることにより凹所10aの底面10bを形成する中央部11bの両側部に固定され、凹所10aの左右両内側面に沿って互いに平行に立ち上がり、その上縁20bはシートクッション10の上面よりやや低い位置にある。この各支持ブラケット20には、上縁20bのすぐ下側に沿って底面10bとほゞ平行に延びる一定幅の案内溝21が形成され、この案内溝21の後端には底面10bに向かって延びるやや狭い幅の縦溝部21aが連続して形成されている。各支持ブラケット20の上縁20bには、縦溝部21aのやや後方となる後端部に、後述する中央クッション30の第2ブッシュ37を離脱可能に支持する半円形の浅い支持切欠き部22が形成されている。また各支持ブラケット20の前側の縦縁20cと凹所10aの前内側面との間には、第2ブッシュ37が上下動できるように、多少の隙間が設けられている。
【0013】
図4及び図5(b) に示すように、自動車の車体外側(図4において右側)となる一方の支持ブラケット20の後部にボルト止め固定したアンカープレート25には、シートクッション10の上側に露出可能なベルトガイド23が、シートベルトと同じ材質のストラップ24を介して連結されている。このベルトガイド23には、横長に形成したスリット23aと、その後端部に形成されて後述するシートベルト40をスリット23aに挿通離脱可能とする開口部23bが形成されている。図面が煩雑になるのを避けるため、図5(a) には部材23〜25の記載を省略した。なお、この各部材23〜25は左右両方の支持ブラケット20に設けてもよい。あるいはこのベルトガイド23は、上縁20b後部の支持切欠き部22の前側を上方に突出させて、支持ブラケット20と一体的に形成してもよい。
【0014】
次に、凹所10a内に着脱可能に挿入する中央クッション30の説明をする。図2及び図4に示すように、中央クッション30は、平坦なフレーム31と、その下面に設けた厚い第1パッド32と、上面に設けた薄い第2パッド33をクッションカバー34により覆ったもので、凹所10aの深さとほゞ同一厚さでその内部に実質的に隙間なく挿入可能な略直立方体形状である。フレーム31は、大きな複数の穴31cを形成した四角い平らな板状部31aの全周にフランジ部31bを形成したもので、ポリプロピレンまたはABS等の合成樹脂により一体成形したものである。第1及び第2パッド32,33はウレタン発泡体のような柔軟な合成樹脂発泡体製で、別体に成形したものをフレーム31の上下両面に当接してもよいし、フレーム31と一体的に発泡成形してもよい。また両パッド32,33は硬度が異なるものとしてもよい。クッションカバー34は、シートクッションカバー13と同様な柔軟な素材よりなる複数の部分を直立方体の袋状に縫製したものである。クッションカバー34は、2つの側面に連続して形成したスリット状の開口34aにスライドファスナ35が設けらけて開閉自在であり、スライドファスナ35を開いた状態でその内部にフレーム31及びパッド32,33を入れ、スライドファスナ35を閉じることにより中央クッション30を形成する。
【0015】
中央クッション30のフレーム31の対向する左右両側縁には、各1対の第1及び第2ブッシュ36,37が、中央クッション30の両側面から突出して固定されている。各ブッシュ36,37は環状溝36a,37aを中間部に有する円筒形で、第2ブッシュ37は環状溝37aの底面形状が単純な円筒形であるのに対し、第1ブッシュ36は環状溝36aの底面形状が円筒形の一側を平面に面取りした形状である点が相違しているだけである。各ブッシュ36,37の取付部となるフレーム31のフランジ部31bには取付孔(図示省略)が設けられると共に裏側に形成した切欠き部31d内にはプレートナット38が設けられ、各ブッシュ36,37は中心孔に通したボルト38を、クッションカバー34及びフランジ部31bに設けた孔を通してプレートナット39にねじ込むことによりフレーム31に固定され、第1ブッシュ36は環状溝36aの面取りされた平面が第2ブッシュ37に面するように固定される。
【0016】
この実施の形態では、各ブッシュ36,37はフレーム31の厚さ方向中心面付近に配置したが、フレーム31の両面に設けるパッドは、大人使用状態で上側となる一方の表面30aとなる側を薄い第2パッド33とし、その反対側を厚い第1パッド32としているので、各ブッシュ36,37は一方の表面30aに接近して配置される。なおこの実施の形態では、大人使用状態で前側となる第2ブッシュ37よりも後側となる第1ブッシュ36の方が一方の表面30aに接近して配置され、また中央クッション30の後面と第1ブッシュ36との距離は、中央クッション30の前面と第2ブッシュ37との距離よりも大きい。第1ブッシュ36はその環状溝36aを介して前後方向摺動可能に案内溝21内に係合される。
【0017】
この大人小児兼用自動車用シートは、大人用として使用する場合には、図5の(a) の実線に示すように、第1ブッシュ36を案内溝21内の後端に位置させて、中央クッション30を凹所10a内に挿入する。この状態では、厚い第1パッド32が下側となって中央クッション30は凹所10aの底面10bにより支持され、中央クッション30の薄い第2パッド33側となる一方の表面30aが上側となってシートクッション10の上面とほゞ一致する。これと同時に第1ブッシュ36はその環状溝36aの面取りされた平面が前側となって幅の狭い案内溝21内に進入可能となり、中央クッション30の前面との距離が小さい第2ブッシュ37は支持ブラケット20の縦縁20cの前側に沿って移動可能となる。大人が着座すれば第1及び第2パッド32,33の両方が撓んでクッション作用を行い、これに伴い第1ブッシュ36は縦溝部21a内を、また第2ブッシュ37は縦縁20cに沿って自由に摺動する。中央クッション30の横方向移動は、縦溝部21aと環状溝36a及び縦縁20cと環状溝37aの係合により拘束される。図7は大人使用状態におけるこの大人小児兼用自動車用シートの外観斜視図を示す。
【0018】
また小児用として使用する場合には、中央クッション30の前部を凹所10aから抜き出して、図5の(a),(b) の二点鎖線30A,30Bに示すように、第1ブッシュ36を案内溝21に沿って前方に移動させると共に中央クッション30を時計回転方向に反転させ、図5の(b) の実線に示すように、第1ブッシュ36を案内溝21内の前端に位置させて、中央クッション30の後部下半分を凹所10a内に挿入し、第2ブッシュ37を支持切欠き部22上に係合支持させる。この状態では、中央クッション30は一方の表面30aが下側となって両ブッシュ36,37を介して支持ブラケット20により支持され、厚い第1パッド32が上側となってシートクッション10の上面から上方に突出し、その上に小児が着座すれば厚い第1パッド32だけが撓んでクッション作用を行う。中央クッション30の横方向移動は、環状溝36aと支持切欠き部22及び縦縁20cと環状溝37aの係合により拘束される。
【0019】
図6は小児使用状態におけるこの大人小児兼用自動車用シートの外観斜視図を示す。一端がアンカープレート42を介して車両のフロアに固定され、他端がシートバック18の肩部及び車体のセンタピラーに設けたベルトガイド43,44を介してリトラクタ(図示省略)により巻き取られ、中間部に摺動自在なタングプレート41を設けたシートベルト40は、小児使用状態では図4及び図6に示すように、ストラップ24及びアンカープレート25を介して支持ブラケット20に取り付けられたベルトガイド23に挿通して使用される。小児が着座した状態で、ストラップ46を介して車両のフロアに連結されたバックル45にタングプレート41を挿入してシートベルト40を装着すれば、ベルトガイド23に挿通することにより横方向における小児の体とシートベルト40の間の隙間が減少するので、横方向における体の安定を向上させることができる。なお、ベルトガイド23を左右両方支持ブラケット20に設ければ、自動車の車体内側となるベルトガイド23には、シートベルト40の装着離脱の都度挿通離脱を行う必要があるので、操作が多少面倒にはなるが、横方向における体の安定は一層向上する。
【0020】
図示の実施の形態では、中央クッション30のフレーム31の板状部31aに大きな穴31cを形成して、特に大人使用時に、着座者が板状部31aの硬さを感じにくいようにしているが、この板状部をフレーム31の周辺部のみとしてこの周辺部の間に複数のSばねあるいはゴムバンドなどの弾性部材を張設し、その上下両面にパッド32,33を設けるようにすればクッション感は一層向上する。なお、支持ブラケット20は着座者の臀部の両外側部付近となるので、大人使用時に着座者が支持ブラケット20による硬さを感じることはない。しかしながら、シートクッションの形状やパッドの硬さによっては、支持ブラケット20を凹所10aの前後の内側面に沿って設けることも可能である。
【0021】
また図示の実施の形態では、案内溝21の縦溝部21a及び支持切欠き部22は、支持ブラケット20の後側に設けたが、前側に設けるようにしてもよい。なお、第1ブッシュ36は環状溝36aの片側を平面に面取りしており、これにより案内溝21に対する第1ブッシュ36の係合は容易になる。しかしながら、環状溝36aは環状溝37aと同一形状としてもよく、その場合には縦溝部21aは案内溝21と同じ幅にする。
【0022】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、シートクッション側には1対の支持ブラケットを固定するのみであり、中央クッション側にはフレームに各1対の第1及び第2ブッシュを固定するのみであって可動部分はないので、構造きわめて簡単で部品点数が少なくなる。従って製造コストを低下させることができる。
【0023】
パッドを厚い第1パッドと薄い第2パッドにより構成したものによれば、小児用として使用する場合には、厚い第1パッドがフレームの上側となるので、小児着座時のクッション作用が向上する。
【0024】
各支持ブラケットを、シートクッションの凹所の左右の内側面に沿って設けるようにすれば、大人用として使用する場合に支持ブラケットが着座者の大腿の下側に当たるおそれがないので、座り心地が悪くなることがない。
【0025】
また、各支持ブラケットをシートクッションの左右に設け、支持ブラケットの少なくとも一方の後上部にベルトガイドを設けたものによれば、小児用として使用する場合にこのベルトガイドにシートベルトを挿通することにより、着座した小児の横方向における体の安定を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による大人小児兼用自動車用シートの一実施形態の、中央クッションを移動している状態における全体斜視図である。
【図2】 図1に示す実施の形態に使用する中央クッションの、一部破断し一部分解した斜視図である。
【図3】 図1に示す実施の形態のシートクッションの、中央クッションを取り外した状態における中央縦断面図である。
【図4】 小児使用状態における、中央クッションを一部破断して示す図3の4−4断面図である。
【図5】 図1に示す実施の形態の使用状態の説明図である。
【図6】 図1に示す実施の形態の、小児使用状態における全体斜視図である。
【図7】 図1に示す実施の形態の、大人使用状態における全体斜視図である。
【符号の説明】
10…シートクッション、10a…凹所、10b…底面、18…シートバック、20…支持ブラケット、20b…上縁、20c…縦縁、21…案内溝、21a…縦溝部、22…支持切欠き部、23…ベルトガイド、23a…スリット、23b…開口部、30…中央クッション、30a…一方の表面、31…フレーム、32…パッド(第1パッド)、33…パッド(第2パッド)、34…クッションカバー、36…第1ブッシュ、37…第2ブッシュ、40…シートベルト。

Claims (4)

  1. シートクッションと、その後端部から上方に立ち上がるシートバックを備えてなる自動車用シートにおいて、前記シートクッションの後半部中央の上面に形成した凹所と、この凹所の底面に固定されて同凹所の互いに対向する両内側面に沿って立ち上がり前記シートクッションの上面よりも低い上縁を有する1対の支持ブラケットと、この支持ブラケットに形成され前記上縁に沿って前記底面とほゞ平行に延び一端に同底面に向かって延びる縦溝部が形成された案内溝と、前記支持ブラケットの上縁の前記縦溝部側に形成された浅い支持切欠き部と、全体として平坦なフレームとその上下両面に設けたパッドをクッションカバーにより覆ってなり前記凹所の深さとほゞ同一厚さで同凹所内に実質的に隙間なく挿入可能な中央クッションと、前記中央クッションの上下何れか一方の表面に接近して前記フレームの両側縁部の一端部近くに固定されて同中央クッションの両側面から突出し前記案内溝と同案内溝の長手方向に摺動自在に係合された1対の第1ブッシュと、前記中央クッションの前記何れか一方の表面に接近して前記フレームの前記両側縁部の他端部近くに固定されて同中央クッションの両側面から突出し前記第1ブッシュが前記縦溝部内に位置した状態では前記支持ブラケットの同縦溝部と反対側となる縦縁に沿って移動自在でありかつ前記第1ブッシュが前記案内溝の縦溝部と反対端付近に位置した状態では前記支持切欠き部上に係合可能な第2ブッシュよりなることを特徴とする大人小児兼用自動車用シート。
  2. 前記パッドは、前記フレームの上下面のうち前記中央クッションの前記一方の表面に近い側となる面に設けた薄い第2パッドと、これと反対側の面に設けた厚い第1パッドにより構成したことを特徴とする請求項1に記載の大人小児兼用自動車用シート。
  3. 前記各支持ブラケットは、前記シートクッションの凹所の左右の内側面に沿って設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の大人小児兼用自動車用シート。
  4. 前記各支持ブラケットの少なくとも一方の後部に、横長に形成したスリットと、その一端部に形成されてシートベルトを挿通離脱可能とする開口部よりなるベルトガイドを設けたことを特徴とする請求項3に記載の大人小児兼用自動車用シート。
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