JP3727372B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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吉平 新山
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、発射した打球が流下する途中で入賞するか否かを楽しむパチンコ機などの弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ機は、前面枠の開口窓部にガラス枠と開閉パネルを上下に取り付けて該ガラス枠と開閉パネルにより開口窓部を開閉可能とし、前面枠の裏側には遊技盤を装着し、上記開閉パネルの表側に、打球発射装置の発射位置に供給する球を貯留する上皿を設け、開口窓部の開口縁よりも下部の前面枠に打球発射操作部と下皿を設け、前面枠側の裏機構にオーバーフロー流路を形成し、該オーバーフロー流路の出口を下皿に臨ませて開設してある。したがって、例えば打球が入賞した場合には、裏機構の一部である球排出装置が作動して所定数の賞球が上皿に排出される。そして、上皿が満杯になると、球排出装置から流下した賞球は、裏機構のオーバーフロー流路内を流下し、下方の下皿に排出される。
【0003】
また、上皿内の球を下方の下皿に抜き落とす球抜き流路を上記裏機構に形成してオーバーフロー流路に合流させてある。したがって、遊技を終了する場合には、上皿の球抜き操作部を操作すると、上皿内の球が裏機構の球抜き流路内からオーバーフロー流路内を流下し、下方の下皿に抜き落とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、従来のパチンコ機においては裏機構にオーバーフロー流路や球抜き流路などを形成しなければならないので、裏機構の構造が複雑になってしまい、製造が煩雑である。さらに、下皿の奥に大きな球排出口を開設しなければならないので、体裁が良くなかった。
【0005】
また、上皿内に球が満杯になっている状態で賞球排出が行なわれても、遊技者は排出された賞球を視認することが困難である。このため、入賞した感動が減殺されてしまう。
【0006】
そこで、本発明は、上記した問題点に鑑み提案されたもので、裏機構の構造を簡素化することができる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記した目的を達成するために提案されたもので、請求項1に記載のものは、前面枠の開口窓部にガラス枠と開閉パネルを上下に取り付けて該ガラス枠と開閉パネルにより開口窓部を開閉可能とし、前面枠の裏側には遊技盤を装着して該遊技盤の表面に形成した遊技領域を上記ガラス枠のガラス面に裏側から臨ませ、遊技盤の下方に打球発射装置を設けた弾球遊技機において、
上記開閉パネルの表側に、打球発射装置の発射位置に供給する球を貯留する上皿と、該上皿の下方に配設されて上皿からオーバーフローした球を受け入れて貯留する下皿とを設けると共に、上皿と下皿との間に前面球流下路を設け、該前面球流下路を透光性のある合成樹脂によって形成し、該前面球流下路内を流下する球を外部から視認可能とし、
上記開閉パネルの裏側に、裏機構に設けた球排出装置から排出された球を、裏機構の起立面に開口した出口から開閉パネル表側の上皿に案内するための連絡樋を設け、
該連絡樋に、上皿からオーバーフローした球を上記前面球流下路へ流下させるオーバーフロー機構を配設し、
該オーバーフロー機構は、
上記連絡樋の一側に軸着されると共に常にはスプリングにより上方に付勢されてほぼ水平に停止して、上記球排出装置から排出された球を上皿へ通過させる揺動床を備え、該揺動床上に球が滞り始めると自由端側が下降して球が上記前面球流下路へ向けて流下するようにしたことを特徴とする弾球遊技機である。
【0008】
請求項2に記載のものは、上記開閉パネルの表側に設けた前面球流下路に照明手段を設け、
上記揺動床の揺動を検出する検出器からの信号に基づいて上記照明手段を点灯または点滅させることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機である。
【0009】
請求項3に記載のものは、上記連絡樋には、
上記打球発射装置により弾発されたが遊技領域に到達しなかったファール球を上記前面球流下路へ流下させるファール球回収機構を配設したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の弾球遊技機である。
【0010】
【作用】
請求項1に記載の弾球遊技機では、同じ開閉パネルの表側に上皿と下皿を設けたので、この開閉パネルを開閉すると上皿および下皿が開閉パネルと共に開閉動作する。したがって、上皿と下皿とを連通する流路を開閉パネルに設けても、開閉パネルの開閉のために、この流路を途中で離脱可能にする必要がなくなる。
また、開閉パネルの表側のうち上皿と下皿との間に前面球流下路を設ける一方、開閉パネルの裏側に、裏機構に設けた球排出装置から排出された球を、開閉パネル表側の上皿に案内するための連絡樋を設け、この連絡樋に、上皿からオーバーフローした球を上記前面球流下路へ流下させるオーバーフロー機構を配設したので、上皿からオーバーフローした球が開閉パネルの表側を流下して下皿に排出される。
そして、開閉パネルの表側の前面球流下路を透光性のある合成樹脂によって形成したので、前面球流下路内を流下する球を外部から視覚を通して直接確認することが可能である。
また、オーバーフロー機構は、常にはスプリングにより上方に付勢されてほぼ水平に停止して球を上皿へ通過させる揺動床を備えるので、該揺動床上に球が滞り始めると球の重みで揺動床が揺動して、球が前面球流下路へ向けて流下する。
【0011】
請求項2に記載の弾球遊技機では、開閉パネルの表側に設けた前面球流下路に照明手段を設け、揺動床の揺動を検出する検出器からの信号に基づいて上記照明手段を点灯または点滅させるので、オーバーフロー球の流下にリンクした照明手段の発光により前面球流下路内を流下する球を照らし出すことができ、また、発光により装飾効果を発揮する。
【0012】
請求項3に記載の弾球遊技機では、連絡樋には、打球発射装置により弾発されたが遊技領域に到達しなかったファール球を前面球流下路へ流下させるファール球回収機構を配設したので、遊技者は、ファール球が下皿に回収されたことを視覚を通して確認することができる。したがって、発射した打球がファール球になったとしても、下皿に流下するファール球を視認できるので損した印象を与えることがなく、安心して遊技を楽しむことができる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
図1は、代表的な弾球遊技機であるパチンコ機1のガラス枠2を開放した状態における斜視図、図2は図1に示すパチンコ機1のガラス枠2と開閉パネル3を開放した状態における斜視図、図3は開閉パネル3の正面図、図4は図3に示す開閉パネル3の裏側から見た斜視図である。
【0014】
このパチンコ機1は、前後が開放した機枠(外枠)4の一側に額縁状の前面枠(内枠)5を上下の蝶番6によって開閉可能な状態で取り付け、前面枠5に開設した開口窓部7にはガラス枠2と開閉パネル3を上下に取り付けて各々開放可能とし、前面枠5の裏側には遊技盤8を装着し、該遊技盤8の表面に形成した遊技領域9を上記ガラス枠2のガラス面に裏側から臨ませてある。そして、開閉パネル3の表面側には上皿11を上部に、該上皿11の下方に下皿12を設け、該下皿12の右側に打球発射操作部としての発射ハンドル13を設け、また、上記前面枠5の下部に形成した裏機構の一部である起立面14に打球発射装置である発射ユニット15を取り付けてある。
【0015】
この発射ユニット15は、基板16に、駆動源であるロータリーソレノイド17、発射杵18、発射レール19、及び発射杵用ストッパ20a,20bなどを取り付けてユニット化したものである。
【0016】
遊技盤8の表面にほぼ円形の遊技領域9を形成するには、ガイドレール22などの区画部材により表面を円形に区画することにより形成する。そして、該遊技領域9内に障害釘(図示せず)を無数に植設するとともに、入賞具や可変表示装置などの役物(図示せず)を配設する。本実施例では、発射ユニット15から発射された打球を遊技領域9内に案内するために外側ガイドレール22aと内側ガイドレール22bを打球が通過可能な間隔を空けて円弧状に止着し、これにより遊技盤8の下端略中央から円弧状に上昇して上端が遊技領域9に連通する打球案内流路23を形成してある。
【0017】
ガラス枠2は、図面に示す実施例では合成樹脂により成形した枠材であり、略馬蹄形に開口する部分に二枚のガラス板を嵌め込み、一側に配設したヒンジ機構によって前面枠5の一側に止着して前面枠5の開口窓部7の上半を開閉できるようにしてある。なお、このガラス枠2は、従来と同様に、金属板により形成してもよい。
【0018】
開閉パネル3は、図面に示す実施例では合成樹脂により表面部分を装飾した板状部材であり、表面側の上部には遊技者が投入した球や賞球など遊技に供する球を貯留するための上皿11を設けることは従来と同様であるが、この上皿11の下方には従来前面枠5側に取り付けていた下皿12及び発射ハンドル13を設けてある。また、上皿11と下皿12との間の開閉パネル3の表面側に、第1前面球流下路24と第2前面球流下路25を縦方向に設け、後述するように、本実施例では第1前面球流下路24をオーバーフロー流路とし、第2前面球流下路25を球抜き流路とする。なお、図中26は灰皿である。
【0019】
そして、開閉パネル3の裏面側には、遊技盤8の裏側に配設した球排出装置(図示せず)から流下した貸し球や賞球を上皿11に案内して排出する連絡樋27を設けるとともに、この連絡樋27にオーバーフロー機構を設け、自由端側には上皿11から整列流下した球を1個宛発射ユニット15の打球発射位置に供給する球供給装置28を設ける。
【0020】
なお、この開閉パネル3は、ガラス枠2と同じ側の一側に配設したヒンジ機構29によって前面枠5の一側に止着して、前面枠5の開口窓部7の下半を開閉できるようにしてあり、自由端側は、ガラス枠2と同様に、ロック機構によって閉止状態を維持できる。そして、鍵穴30に差し込んだキーの回動方向によってガラス枠2のロックが解除され、ガラス枠2を開放してからパネル用のロック解除操作部を手動で操作するとロックが解除される。
【0021】
次に、開閉パネル3に設ける各部材について詳説する。
上皿11は、約100個の球を貯留可能な横長な皿本体11aと、この皿本体11aを下方から包み込むようにして設けた装飾体11bとからなる。皿本体11aは、底面が一側(図中右側)に向かって僅かに下り傾斜しており、底面の傾斜下端側には前後幅を次第に狭くして流下する球を一列に整列する球整列部32を形成してある。そして、該球整列部32の傾斜下端を開閉パネル3に開設した第1球通過口33に接続し、球供給装置28の球流下路に連通させてある。なお、底面の傾斜上端側には連絡樋27の球出口が臨んでいる。
【0022】
装飾体11bは、皿本体11aの周囲を装飾するばかりでなく、開閉パネル3の表面側に設けた第1,第2前面球流下路24,25の上端部分を覆い隠して体裁を向上させる機能を果たしている。即ち、開閉パネル3には裏側から表側に球を通す第2,第3球通過口34,35を開設するが、この球通過口34,35を皿本体11aの底部と装飾体11bの底部との間の空部内に位置させることにより、球通過口34,35が外部から見えないように覆い隠すことができる。そして、球通過口34,35を通過した球が流下する第1,第2前面球流下路24,25の上端も、皿本体11aの底部と装飾体11bの底部との間の空部内に位置させることにより、各前面球流下路24,25を構成する部材の上端が外部から見えないように覆い隠すことができる。
【0023】
なお、この装飾体11bの右半には、上皿11内の球を下皿12に抜き落とす際に操作する球抜き操作部36を設けるとともに、プリペイドカードを使用して球を借りる際に操作する球貸し操作部37や残高表示部38を設ける。
【0024】
下皿12は、上皿11とほぼ同様の容量を有し、底部には内部の球を下方に置いた球箱内に球を抜き出す球抜きシャッタ機構を備えている。なお、図中39は球抜きシャッタ機構の操作部である。
【0025】
上記した上皿11と下皿12との間の開閉パネル3の表面側に設ける第1前面球流下路24は、透光性のある合成樹脂製の樋状部材或はパイプ材を開閉パネル3の表面に縦方向に固定することにより構成されており、上皿11の装飾体11bに覆われた上端部分に、開閉パネル3に開設した球通過口34を連通し、下端は下皿12の底部から所定の間隔を空けた位置(下皿12の開口上縁とほぼ同じ高さ或は少し下方)で停止させている。したがって、開閉パネル3の裏側から球通過口34を通過して流下してきた球は、開閉パネル3の表面側において、透明合成樹脂製の第1前面球流下路24内を流下する。このため、遊技者は、第1前面球流下路24内を球が流下すると、この球の流下状態を外部から見ることができる。
【0026】
また、この第1前面球流下路24には照明手段としてランプ41を設け、球排出装置の作動に関連して点灯または点滅するように構成してある。したがって、賞球が排出され、上皿11内が満杯でオーバーフローした球が第1前面球流下路24を流下すると、このオーバーフロー球をランプ41の光で照らし出すことができる。このため、装飾効果を従来とはことなる態様で高めることができるばかりでなく、遊技者に対して入賞の喜びを視覚を通して認識させることができる。
【0027】
また、上記した上皿11と下皿12との間の開閉パネル3の表面側に設ける第2前面球流下路25は、上記した第1前面球流下路24と同様に、透光性のある合成樹脂製の樋状部材を開閉パネル3の表面に縦方向に固定することにより構成されており、上皿11の装飾体11bに覆われた上端部分に、開閉パネル3に開設した球通過口35を連通し、下端は下皿12の底部から所定の間隔を空けた位置(下皿12の開口上縁とほぼ同じ高さ或は少し下方)で停止させている。したがって、開閉パネル3の裏側から球通過口35を通過して流下してきた上皿11内の球は、開閉パネル3の表面側において、透明合成樹脂製の第2前面球流下路25内を流下する。このため、第2前面球流下路25内を球が流下すると、遊技者は球の流下状態を外部から見ることができる。
【0028】
また、この第2前面球流下路25にも照明手段としてランプ42を設け、第1前面球流下路24側のランプ42と同様に、球排出装置の作動に関連して点灯または点滅するように構成してある。したがって、球排出装置が賞球を排出すると、この賞球排出に連動して第2前面球流下路25のランプ42も発光し、これにより装飾効果を高めることができる。
【0029】
なお、球抜き操作部36の操作に連動して信号を送出する検出器を設け、この検出器からの信号に基づいて、球抜き操作中に第2前面球流下路25のランプ42を点灯または点滅させることにより、第2前面球流下路25内を流下する球を照らし出してもよい。また、照明手段はランプに限定されるものではなく、発光源を備えていればよい。
【0030】
上記した第2前面球流下路25の図中右側に発射ハンドル13を設けるが、この発射ハンドル13は、開閉パネル3の表面から前方に突出する柱状の支持部を設け、該支持部の先端部分に設けた把持部13a内に、指掛突起を有する回動ハンドル13bを設けたものであり、該回動ハンドル13bを回動することにより起動スイッチをオン・オフしたり可変抵抗器の抵抗値を変化させることができる。起動スイッチのオン・オフにより発射ユニット15のロータリーソレノイド17が始動させたり、停止させたりすることができ、また、回動ハンドル13bの回動量を調整することにより抵抗値が変化してロータリーソレノイド17の駆動力を変化させて打球の飛距離を調整することができる。
【0031】
なお、発射ハンドル13は、図面に示す実施例では上皿11及び下皿12と共に開閉パネル3の表側に取り付けたが、開閉パネル3から独立させた状態で前面枠5に取り付けてもよい。発射ハンドル13を前面枠5に取り付けると、前面枠5を開閉する際に、発射ハンドル13を持って回動しても、開閉パネル3のヒン機構やロック機構に負荷が作用しない。
【0032】
次に、開閉パネル3の裏側に設ける部材について詳説する。
まず、連絡樋27について説明する。この連絡樋27は、裏機構の一部として設けた球排出装置から排出された球を、裏機構の起立面14に開口した球排出樋の出口45から上皿11に案内するものであり、開閉パネル3の裏面に短尺な略四角形の筒体を突設してなる。そして、連絡樋27の先端部分には、開閉パネル3を開閉した際に、球排出樋の出口45と円滑に接続・離脱できるように、また、球が円滑に流れるように、上開口縁には、下面が前方に向けて下り傾斜した球案内面を有する庇部46を形成し、下開口縁には、上記出口45との間の隙間の発生を防止する補助床部47を形成してある。なお、庇部46は開閉パネル3を閉じると球排出樋の出口45の内部に入り込み、球案内面は跳ねながら流下してきた球を下方に案内し、補助床部47は出口45の開口縁の下方に形成した溝部に入り込んで連絡樋27と出口45との間の隙間をなくして、流下してきた球を上皿方向に円滑に流下させる。また、本実施例では上皿11内に球が満杯になった場合に、流下してきた賞球を下皿12にオーバーフローさせるオーバーフロー機構を上記連絡樋27に設けてある。
【0033】
このオーバーフロー機構は、連絡樋27の床部分を球の自重で揺動可能な揺動床48とするとともに、該揺動床48の揺動先端部分と連絡樋27の側壁との間にオーバーフロー入口49を開口し、このオーバーフロー入口49からオーバーフロー流路50を開閉パネル3に沿って形成したものである。そして、この開閉パネル3の裏面側に形成したオーバーフロー流路50を、開閉パネル3の第2球通過口34を介して開閉パネル3の表側に形成した第1前面球流下路24に連通して、オーバーフローした球がオーバーフロー流路50として機能する第1前面球流下路24を流下して下皿12に排出されるように構成してある。なお、オーバーフロー入口49の連絡樋27先端側には球落下防止壁51を形成し、球排出樋の出口45から流出した球が直接オーバーフロー入口49に落下することを防止する。
【0034】
揺動床48は、連絡樋27の一側に軸着され、常にはスプリング52により上方に付勢されてほぼ水平な姿勢で停止している。そして、揺動床48の自由端側の縁には、球排出樋の出口45から流出した球がそのままオーバーフロー入口49に落下することを防止する堤部53を形成する。なお、揺動床48を付勢するスプリング52は、揺動床48上を球が単に通過する場合には揺動床48を水平に保持し、球がある程度の数量載ると揺動床48を揺動させるような付勢力のものを選択する。
【0035】
したがって、上皿11内に球が満杯になっていない状態で球排出装置が球を流下すると、この球は、球排出樋の出口45から連絡樋27の揺動床48上を通過して上皿11に排出される。そして、上皿11内の球が次第に増加して遂には満杯になり、出口45から流出した球が上皿11内に排出されることなく揺動床48上に滞り始めると、この渋滞した複数の球の重量とスプリング52の付勢力とのバランスが崩れて揺動床48が自由端側を下降してオーバーフロー入口49側に下り傾斜する。したがって、揺動床48上に載っていた球と新たに排出された球はオーバーフロー入口49に落下する。そして、落下した球は開閉パネル3の裏側のオーバーフロー流路50から第2球通過口34を通って開閉パネル3の表側に出て、開閉パネル3の表側でオーバーフロー流路50として機能する第1前面球流下路24内を流下して下皿12に排出される。
【0036】
オーバーフローした球が開閉パネル3の表側に設けた第1前面球流下路24(オーバーフロー流路50)内を流下すると、この流下状態を遊技者は視認することができるので、視覚を通して入賞の喜びを実感することができる。そして、揺動床48の姿勢を検出する検出器を設け、この検出器が揺動床48の揺動を検出したことによる信号に基づいてランプ41を点灯或は点滅させると、ランプ41の発光がオーバーフロー球の流下にリンクするので、上記した入賞の喜びを一層強力に実感させることができるとともに、装飾効果を高めることができる。
【0037】
なお、揺動床48が揺動することにより球をオーバーフローさせると、揺動床48を揺動していた球の重量がなくなるので、揺動床48はスプリング52の付勢により戻り揺動して水平な姿勢(常態)に復帰し、揺動床48上にある程度の数量が滞るまでこの水平状態を維持する。そして、賞球排出が行なわれて揺動床48上にある程度の数量が滞ると、前記と同様に、球の重量によって揺動床48が揺動し、滞っていた球をオーバーフローさせて下皿12に排出して貯留する。
【0038】
下皿12にオーバーフロー球が次第に溜ると、遂には下皿12も満杯になり、次には、オーバーフローした球が第1前面球流下路24内に溜り始める。そこで、図5および図6に示すように、開閉パネル3の裏側のオーバーフロー流路50の途中に球押圧板54aを設けると共に、該球押圧板54aの動きによってオン・オフするオーバーフロー検出器54bを設け、球押圧板54aが滞留したオーバーフロー球の球圧によって揺動してオーバーフロー検出器54bに作用すると、該オーバーフロー検出器54bからの信号に基づいて打球発射装置の作動を停止する。
【0039】
また、本実施例では開閉パネル3の裏側にファール球回収機構を、オーバーフロー機構と共に併設してある。このファール球回収機構は、連絡樋27の側方にファール球入口55を上向きに開口し、このファール球入口55から斜めにファール球回収路56を形成し、このファール球回収路56を開閉パネル3の裏側に形成したオーバーフロー流路50に連通する。なお、ファール球入口55は、図6に示すように、開閉パネル3を閉じた際にガイドレール22aの傾斜下端と発射レール19の傾斜上端との間に位置する様に配置する。
【0040】
したがって、打球発射装置の発射杵18によって弾発された打球が遊技領域9に到達しなかったり、或は遊技領域9に入っても跳ね返ったファール球は、ガイドレール22a上を逆行してファール球入口55に落下する。そして、このファール球入口55に落下したファール球は、ファール球回収路56からオーバーフロー流路50を流下し、オーバーフロー流路50としても機能する開閉パネル3表面の第1前面球流下路24を流下して下皿12に排出される。
【0041】
この様に、本実施例ではファール球も、開閉パネル3の表面側に形成した第1前面球流下路24内を流下して下皿12に回収されるので、遊技者は、ファール球が下皿12に回収されたことを視覚を通して確認することができる。したがって、発射した打球がファール球になったとしても、下皿12に流下するファール球を視認できるので損した印象を与えることがなく、安心して遊技を楽しむことができる。
【0042】
次に、上皿11内の球を発射レール19の傾斜下端の球発射位置に一個ずつ供給する球供給装置28について説明する。
球供給装置28は、図4及び図7に示すように、開閉パネル3の裏面に取り付けたケース60の内部に、開閉パネル3の第1球通過口33に連通する球導入路61を形成し、該球導入路61の傾斜下端に臨ませた状態で球供給部材62を揺動自在に軸着し、球導入路61の下方に球抜き流路63を形成して該球抜き流路63の下流側を開閉パネル3の第3球通過口35に連通し、上記球導入路61の底部に球抜き切換弁64を設け、該球抜き切換弁64に上皿11の球抜き操作部36を連絡してある。なお、図7はケース60の蓋65を外した状態における球供給装置28であり、蓋65を被せると球導入路61の側面などを閉塞することができ、また、蓋65に形成した球抜き流路63の底部が図7中一点鎖線で示す部分に入り込んで球抜き流路63が形成される。
【0043】
上記した球導入路61の球抜き切換弁64は、スプリング(図示せず)の付勢により常には図7中に示すように閉じている。したがって、上皿11内に貯留された球は第1球通過口33から球導入路61内に流下し、最先の球が球供給部材62のコ字状球載せ部66の上部のストッパに当接して停止する。この状態で電磁石67を励磁して球供給部材62の上部に設けてある鉄板68を吸引すると、球供給部材62が軸69を中心にして球載せ部66が上昇する方向に揺動し、この揺動によりストッパに当たって停止していた球が一個だけ球載せ部66内に落下する。そして、電磁石67が消磁すると、球供給部材62が自重で戻り揺動し、球載せ部66が下降することにより、球載せ部66内の球が蓋65に開口している球供給口70から発射レール19側に供給される。
【0044】
したがって、球供給装置28は、電磁石67が間歇的に励磁すると、上皿11内の球を一個ずつ発射ユニット15の発射レール19上に供給することができる。そして、発射レール19上に供給された球は、発射レール19の傾斜によって転動して傾斜下端の発射位置で停止し、発射杵18の回動によって弾発される。
【0045】
上皿11内に球が残っている状態で遊技を終了したり、或は他のパチンコ機1に移動する場合は上皿11内の球を下皿12に抜き落とさなければならない。そこで、次に、上皿11内の球を下皿12内に抜き落とす際の作用について説明する。
上皿11に設けた球抜き操作部36を操作すると、球導入路61の底部に設けた球抜き切換弁64が移動して底面が開口し、球導入路61が球抜き流路63に連通する。したがって、球導入路61内で停止していた球および上皿11内に貯留されていた球が上記開口から球抜き流路63内に流下し、球抜き流路63内に流下した球は、開閉パネル3の第3球通過口35を通り、開閉パネル3表面の第2前面球流下路25内を流下して下皿12に排出される。
【0046】
第2前面球流下路25は透光性を有する合成樹脂製なので、遊技者は球抜き操作部36を操作しながら、第2前面球流下路25を介して上皿11から下皿12に流下する球を、外部から視覚を通して確認することができる。そして、球導入路61が球抜き流路63に連通した状態を検出する検出器を設け、例えば球抜き操作部36や球抜き切換弁64の移動によってオン・オフする検出器を設け、該検出器をランプ42に接続すれば、球抜き状態の間、ランプ42を点灯または点滅させて第2前面球流下路25を照らし出すことができる。
【0047】
この様に、第2前面球流下路25のランプ42と球抜き操作に連動させて発光させると、装飾効果を高めることができるばかりでなく、球がすべて下皿12に流下するまでの待ち時間を、獲得した球の数量を実感させるなどして、短く感じさせることができる。
【0048】
上記した実施例では、開閉パネル3の表面側に第1,第2前面球流下路24,25を設けて一方の第1前面球流下路24をオーバーフロー流路50とファール球回収路56とし機能させ、他方の第2前面球流下路25と球抜き流路63として機能させたが、1本の前面球流下路を設け、この前面球流下路をオーバーフロー流路50、ファール球回収路56、および球抜き流路63として、兼用してもよい。
【0049】
なお、本発明はパチンコ機1に限らず、雀球式遊技機、アレンジボール遊技機など球を発射して遊技を行なう弾球遊技機であればどのような構成でもよい。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、以下に述べる効果を奏する。
請求項1に記載の弾球遊技機は、上皿と下皿との間の開閉パネルの表側に前面球流下路を設け、開閉パネルの裏側に、裏機構に設けた球排出装置から排出された球を、裏機構の起立面に開口した出口から開閉パネル表側の上皿に案内するための連絡樋を設け、該連絡樋に、上皿からオーバーフローした球を前面球流下路へ流下させるオーバーフロー機構を配設し、該オーバーフロー機構は、上記連絡樋の一側に軸着されると共に常にはスプリングにより上方に付勢されてほぼ水平に停止して、上記球排出装置から排出された球を上皿へ通過させる揺動床を備え、該揺動床上に球が滞り始めると自由端側が下降して球が上記前面球流下路へ向けて流下するようにしたので、上皿からオーバーフローした球が開閉パネルの表側の前面球流下路を流下して下皿に排出させることができる。また、前面枠の裏機構を含んだ開閉パネルの裏側の構造の簡素化を図ることができる。
【0051】
さらには、従来下皿の奥に大きく開設した球排出口を設ける必要がないので、構造の簡素化が図れるばかりでなく、美観も向上する。
【0052】
また、開閉パネルの表側に設けた前面球流下路を透光性のある合成樹脂によって形成したので、該前面球流下路内を流下する球を外部から視覚を通して直接確認することが可能である。したがって、上皿内に球が満杯になってオーバーフローした賞球が前面球流下路内を流下する状態を遊技者に視覚を通して認識させることができ、これにより入賞の喜びを高めることができる。
【0053】
請求項2に記載の弾球遊技機では、開閉パネルの表側に設けた前面球流下路に照明手段を設け、揺動床の揺動を検出する検出器からの信号に基づいて上記照明手段を点灯または点滅させるので、オーバーフローした球の流下にリンクした照明手段の発光により前面球流下路内を流下する球を照らし出すことができ、また、発光により装飾効果を発揮する。したがって、一層入賞の喜びを強力にアピールすることができる。また、開閉パネルの表側に設けた前面球流下路が照明手段によって照らされると、従来の弾球遊技機では光らなかった部分が光るので、従来にない独特の装飾効果を発揮することができる。
【0054】
請求項3に記載の弾球遊技機では、連絡樋には、打球発射装置により弾発されたが遊技領域に到達しなかったファール球を前面球流下路へ流下させるファール球回収機構を配設したので、遊技者は、ファール球が下皿に回収されたことを視覚を通して確認することができる。したがって、発射した打球がファール球になったとしても、下皿に流下するファール球を視認できるので損した印象を与えることがなく、安心して遊技を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ガラス枠を開放した状態におけるパチンコ機の斜視図である。
【図2】 ガラス枠と開閉パネルを開放した状態におけるパチンコ機の斜視図である。
【図3】 開閉パネルの正面図である。
【図4】 開閉パネルの裏側から見た斜視図である。
【図5】 連絡樋の斜視図である。
【図6】 一部を断面としたオーバーフロー機構の正面図である。
【図7】 蓋を外した状態における球供給装置の正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機
2 ガラス枠
3 開閉パネル
4 機枠
5 前面枠
7 開口窓部
8 遊技盤
9 遊技領域
11 上皿
12 下皿
13 打球発射操作部としての発射ハンドル
14 裏機構の起立面
15 打球発射装置としての発射ユニット
16 基板
17 駆動源としてのロータリーソレノイド
18 発射杵
19 発射レール
22 ガイドレール
24 第1前面球流下路
25 第2前面球流下路
27 連絡樋
28 球供給装置
32 上皿の球整列部
33 第1球通過口
34 第2球通過口
35 第3球通過口
36 球抜き操作部
41 照明手段としてのランプ
42 照明手段としてのランプ
45 裏機構の起立面に開口した球排出樋の出口
46 庇部
47 補助床部
48 揺動床
49 オーバーフロー入口
50 オーバーフロー流路
51 球落下防止壁
52 揺動床を付勢するスプリング
53 堤部
55 ファール球入口
56 ファール球回収路
60 球供給装置のケース
61 球導入路
62 球供給部材
63 球抜き流路
64 球抜き切換弁
65 ケースの蓋
66 球載せ部
67 電磁石
70 球供給口

Claims (3)

  1. 前面枠の開口窓部にガラス枠と開閉パネルを上下に取り付けて該ガラス枠と開閉パネルにより開口窓部を開閉可能とし、前面枠の裏側には遊技盤を装着して該遊技盤の表面に形成した遊技領域を上記ガラス枠のガラス面に裏側から臨ませ、遊技盤の下方に打球発射装置を設けた弾球遊技機において、
    上記開閉パネルの表側に、打球発射装置の発射位置に供給する球を貯留する上皿と、該上皿の下方に配設されて上皿からオーバーフローした球を受け入れて貯留する下皿とを設けると共に、上皿と下皿との間に前面球流下路を設け、該前面球流下路を透光性のある合成樹脂によって形成し、該前面球流下路内を流下する球を外部から視認可能とし、
    上記開閉パネルの裏側に、裏機構に設けた球排出装置から排出された球を、裏機構の起立面に開口した出口から開閉パネル表側の上皿に案内するための連絡樋を設け、
    該連絡樋に、上皿からオーバーフローした球を上記前面球流下路へ流下させるオーバーフロー機構を配設し、
    該オーバーフロー機構は、
    上記連絡樋の一側に軸着されると共に常にはスプリングにより上方に付勢されてほぼ水平に停止して、上記球排出装置から排出された球を上皿へ通過させる揺動床を備え、該揺動床上に球が滞り始めると自由端側が下降して球が上記前面球流下路へ向けて流下するようにしたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 上記開閉パネルの表側に設けた前面球流下路に照明手段を設け、
    上記揺動床の揺動を検出する検出器からの信号に基づいて上記照明手段を点灯または点滅させることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 上記連絡樋には、
    上記打球発射装置により弾発されたが遊技領域に到達しなかったファール球を上記前面球流下路へ流下させるファール球回収機構を配設したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の弾球遊技機。
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