JP3727223B2 - 食器類の加熱殺菌装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、食器類の加熱殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の食器類の加熱殺菌装置として、実開平1−115441号公報に開示されているように、洗浄済みの食器が収納されたコンテナの流入口及び流出口にそれぞれ、熱風供給ユニットの伸縮管を接続し、コンテナ内の湿気を抜くための湿気抜き孔を形成している技術が知られている。
【0003】
このような構成で、熱風供給ユニットからの熱風は、一方の伸縮管を介して流入口からコンテナ内に流入し、コンテナ内及びコンテナ内の食器類の乾燥や、加熱殺菌を行う。その後、熱風は、流出口から他方の伸縮管を介して熱風供給ユニットに戻る。熱風供給ユニットは、コンテナ内から戻ってきた熱風を、再び加熱してコンテナ内に送る。このように、熱風供給ユニット及びコンテナとの間に熱風を循環させる循環運転を行っており、この循環運転を行いつつ、湿気抜き孔からコンテナ内で発生した湿気を抜くようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した技術では、湿気抜き孔からコンテナ内で発生した湿気を抜いているが、湿気抜き孔のみではコンテナ内の湿気を積極的に抜くことができず、コンテナ内やコンテナ内の食器の乾燥を充分に行い難いとともに、乾燥に時間がかかるという課題がある。
【0005】
そこで、本発明は、短時間で且つ充分な乾燥を行える食器類の加熱殺菌装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、洗浄済みの食器類が収納され且つ給食設備の収納室内に配置されたコンテナと、コンテナに熱風を供給する熱風供給ユニットとを備え、熱風供給ユニットは、外気導入口から屋外の外気を導入する導入通路と、導入通路からの空気を加熱する加熱手段と、コンテナに接続する熱風供給口と、加熱手段により加熱した空気を熱風供給口に向けて送風する送風機と、コンテナを通過した風を導入通路に戻す戻し通路とを備え、コンテナは、熱風供給口に接続する流入口と、戻し通路に接続する流出口とを備え、熱風供給ユニットとコンテナとの間で熱風の循環運転を行う食器類の加熱殺菌装置において、戻し通路は、切替手段を有すると共に、導入通路と、屋外の大気中に開放された排気口を有する排気通路とに接続してあり、切替手段により戻し通路の空気の流れを導入通路又は排気通路に切り替えており、コンテナを通過した風を、屋外の大気中に排気する排気運転を可能にしたことを特徴とする。
【0007】
この請求項1に記載の発明では、循環運転時において、熱風供給ユニットの加熱手段により加熱された空気は熱風となり、送風機により熱風供給口に向けて吹出される。この熱風は、熱風供給口を通って流入口からコンテナ内に流入し、コンテナ内及びコンテナ内の食器を乾燥しつつ加熱殺菌する。そして、コンテナ内の熱風は、湿気を含んだ後流出口から戻し通路内に流出し、戻し通路内の熱風は、切替手段の切替により導入通路に戻る。
【0008】
一方、排気運転時において、送風機により導入通路から導入された外気は加熱手段で熱風となる。この熱風は熱風供給口を通って流入口からコンテナ内に流入し、コンテナ内及びコンテナ内の食器を乾燥しつつ加熱殺菌する。そして、コンテナ内の熱風は、コンテナ内を通過して湿気を含んで流出口から流出し、戻し通路内の湿気を含む熱風は、切替手段の切替により、排気口を介して屋外に排気される。
【0009】
コンテナ内の湿気は、排気運転時に送風機により熱風とともに積極的に排気されるので、コンテナ内の湿気を充分に抜くことができ、コンテナ内やコンテナ内の食器類の乾燥及び加熱殺菌を充分に行うことができる。また、積極的にコンテナ内の湿気を抜いているので、コンテナ内やコンテナ内の食器類の乾燥及び加熱殺菌の効率が良く、乾燥及び加熱殺菌に要する時間の短縮化が図れるとともに、加熱殺菌装置の運転停止後に、コンテナ内に結露が生じるのを防止できる。更に、排気運転は必要に応じて行うので、熱効率が良い。
【0010】
この請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、流出口と接続ダクトとの接続を磁石によりおこなっているので、ワンタッチで簡単に接続できる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、洗浄済みの食器類が収納されたコンテナと、コンテナが配置された給食設備の収納室と、コンテナに熱風を供給する熱風供給ユニットとを備え、熱風供給ユニットは、外気導入口から屋外の外気を導入する導入通路と、導入通路からの空気を加熱する加熱手段と、コンテナに接続する熱風供給口と、加熱手段により加熱した空気 を熱風供給口に向けて送風する送風機と、収納室内の空気を導入通路に戻す戻し通路とを備え、コンテナは、熱風供給口に接続する流入口と、収納室内に開放した流出口とを備え、熱風供給ユニットとコンテナとの間で熱風の循環運転を行う食器類の加熱殺菌装置であって、戻し通路は、切替手段を有すると共に、導入通路と、屋外の大気中に開放された排気口を有する排気通路とに接続してあり、切替手段により戻し通路の空気の流れを導入通路又は排気通路に切り替えており、コンテナを通過した風を、屋外の大気中に排気する排気運転を可能にしたことを特徴とする。
【0012】
この請求項3に記載の発明では、循環運転時において、コンテナ内を通過した熱風は、収納室内を介して戻し通路を通り、切替手段の切替により導入通路に戻る。一方、排気運転時において、コンテナの流出口から湿気とともに収納室内に流出した熱風は、収納室内を介して戻し通路を通り、切替手段の切替により、排気口を介して屋外の大気中に排気される。
【0013】
従って、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、戻し通路と流出口とを接続する必要がないので、戻し通路と流出口とを接続する部材が必要なく、構成が簡単であり、戻し通路と流出口とを接続する作業が省略できる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、切替手段は、戻し通路内を開閉する戻しダンパと、導入通路内を開閉する導入ダンパと、排気通路内を開閉する排気ダンパとを備え、循環運転時には、戻しダンパを開くとともに導入ダンパ及び排気ダンパを閉じ、排気運転時には、戻しダンパを閉じるとともに導入ダンパ及び排気ダンパを開くことを特徴とする。
【0015】
この請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するとともに、連動する各ダンパの開閉により、循環運転と排気運転との切替が容易にできる。また、循環運転時には、導入ダンパ及び排気ダンパを閉じていることにより、外気導入口及び排気口から熱風が漏れてしまうのを防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。先ず、図1乃至図6に基づいて第1実施の形態を説明する。図1及び図2に示すように、加熱殺菌装置1は、走行自在なコンテナ3と、熱風供給ユニット5と、操作部6の操作により熱風供給ユニット5の駆動を制御する制御部8とを有している。加熱殺菌装置1は、給食設備内に配置されており、熱風供給ユニット5からの熱風により、コンテナ3内及びコンテナ3内に収納された食器類を乾燥しつつ殺菌するものである。このコンテナ3には、空気の流入口3a及び流出口3bが設けられており、コンテナ3内には、洗浄済みの食器類が収納されている。
【0017】
熱風供給ユニット5はユニット本体7を有しており、ユニット本体7は、コンテナ3が配置された収納室9の上方に位置している。ユニット本体7には外気導入口10からフィルターチャンバー11を介して外気を導入する導入通路13と、熱風供給通路15とが接続されている。ユニット本体7の内部には、導入通路13から導入した外気の熱交換を行う熱交換器(加熱手段)17と、熱交換器17からの熱風を吸引して熱風供給通路15に向けて吹出す送風機19とが配置されている。
【0018】
導入通路13には、コンテナ3内からの空気を、導入通路13に戻す戻し通路21が接続されており、戻し通路21には、戻し通路21を通る空気を排気する排気通路23が一体に設けられている。排気通路23は、大気中に開放された排気口24を有しており、戻し通路21からの空気が、排気口24から大気中に排気されるようになっている。尚、本実施の形態では、戻し通路21と排気通路23とを一体に設けているが、別体の排気通路23を戻し通路21に接続しても良い。
【0019】
一方、導入通路13には、導入通路13内を開閉する導入ダンパ(切替手段)25が設けられ、戻し通路21には、戻し通路21内を開閉する戻しダンパ(切替手段)27が設けられ、排気通路23には、排気通路23内を開閉する排気ダンパ(切替手段)29が設けられている。これらダンパ25、27、29は、制御部8の制御により駆動するモータ(図示せず)により開閉を行うようになっている。
【0020】
熱風供給通路15は、ジャバラ状の伸縮管31を有しており、伸縮管31は、自重により下方に向けて伸び、伸縮管31の熱風供給口32が、コンテナ3の流入口3aに接続するようになっている。
【0021】
熱交換器17は、本実施の形態では、加熱蒸気を用いた蒸気方式のものが使用されており、これによって導入通路11からの空気を加熱するようになっている。尚、熱交換器17としては、蒸気方式に限定されず、例えば、電気ヒータを用いる電気方式、重油を燃焼させる重油方式、LPガスをバーナーにより燃焼させるLPガス方式等のものを用いることができる。
【0022】
送風機19は、例えば、ファンが用いられており、ファンの回転により、熱交換器17からの熱風を吸引し、吸引した熱風を熱風供給通路15に向けて吹出すようになっている。
【0023】
図3乃至図5に示すように、戻し通路21のコンテナ3側には、接続ダクト33が設けられており、接続ダクト33には、コンテナ3を案内するガイド突起35と、コンテナ3の流出口3bに接続可能な戻し入口36を有する伸縮管37とが設けられている。
【0024】
ガイド突起35は、図4に示すように、コンテナ3に向けて突出しており、各ガイド突起35の間隔は、コンテナ3の幅よりも広くなっている。従って、各ガイド突起35間にコンテナ3位置させ、そのままコンテナ3を押し進めると、コンテナ3は、各ガイド突起35に案内されて位置決めされるようになっている。
【0025】
伸縮管37はジャバラ状をなしており、伸縮管37のコンテナ3側には、磁石39が取り付けられた磁石取付板41が設けられている。磁石39は、磁石取付板41に取付金具43により取り付けられている。本実施の形態では、図6に示すように、三つの磁石39が、略正三角形の頂点になるような位置に磁石取付板41に取り付けられているが、磁石39の配置及び個数は、特に限定しない。
【0026】
従って、伸縮管37をコンテナ3の流出口3bに近づけると、磁石39がコンテナ3に引き寄せられて、伸縮管37とコンテナ3の流出口3bとが接続されるようになっている。流出口3bと伸縮管37との接続を磁石39により行っているので、ワンタッチで簡単に接続できる。
【0027】
一方、制御部8は、本実施の形態では、熱風供給ユニット5の熱交換器17や送風機19の駆動、及び各ダンパ25、27、29の開閉を制御するものである。制御部8は、操作部6の操作により熱交換器17及び送風機19を駆動しつつ、戻しダンパ27を開くとともに導入ダンパ25及び排気ダンパ29を閉じる循環運転(図1の破線矢印参照)と、戻しダンパ27を閉じるとともに導入ダンパ25及び排気ダンパ29を開く排気運転(図1の実線矢印参照)とを行うようになっている。連動する各ダンパ25、27、29の開閉により、循環運転と排気運転との切替が容易にできる。
【0028】
次に、上述した構成に基づき、本実施の形態の作用を説明する。コンテナ3の流入口3aに伸縮管31を接続し、コンテナ3の流出口3bに伸縮管37を接続する。そして、操作部6を操作することにより、循環運転が行われる。
【0029】
循環運転時において、図1の破線矢印で示すように、熱風供給ユニット5の熱交換器17により熱交換された空気は熱風となって、送風機19により熱風供給通路15を通って流入口3aからコンテナ3内に流入する。コンテナ3内に流入した熱風は、コンテナ3内及びコンテナ3内の食器類を乾燥しつつ加熱殺菌し、流出口3bから流出する。
【0030】
流出口3bから流出した熱風は、伸縮管37、接続ダクト33、戻し通路21、及び導入通路13を通り、熱交換器17により再び熱交換される。循環運転時には、導入ダンパ25及び排気ダンパ29が閉じているので、戻し通路21の熱風が、外気導入口10及び排気口24から漏れるのを防止できる。この循環運転を所定時間行った後、操作部6を操作して、排気運転に切り替える。
【0031】
排気運転において、図1の実線矢印で示すように、外気導入口10からフィルターチャンバー11を通って導入通路13を流れる外気は、熱交換器17により加熱されて熱風となり、この熱風は送風機19により熱風供給通路15を介して流入口3aからコンテナ3内に流入する。コンテナ3内に流入した熱風は、コンテナ3内及びコンテナ3内の食器類を乾燥しつつ加熱殺菌する。そして、コンテナ3内の熱風はコンテナ3内で発生した湿気とともに、流出口3bから、伸縮管37、接続ダクト33、戻し通路21、及び排気通路23を通って排気される。
【0032】
コンテナ3内の湿気は、排気運転時に送風機19により熱風とともに積極的に排気されるので、コンテナ3内の湿気を充分に抜くことができ、コンテナ3内やコンテナ3内の食器類の乾燥及び加熱殺菌を充分に行うことができる。また、積極的にコンテナ3内の湿気を抜いているので、コンテナ3内やコンテナ3内の食器類の乾燥及び加熱殺菌の効率が良く、乾燥及び加熱殺菌に要する時間の短縮化が図れるとともに、加熱殺菌装置1の運転停止後に、コンテナ3内に結露が生じるのを防止できる。更に、排気運転時には、戻しダンパ27が閉じているので、湿気を伴う熱風が、戻し通路21から導入通路に戻るのを防止でき、コンテナ3内の湿気を効率良く抜くことができる。
【0033】
次に、他の実施の形態を説明するが、その説明にあたり、上述と同様な部分には同一の符号を付することにより、その説明を省略する。第2実施の形態では、図7に示すように、戻し通路21が、収納室9と導入通路13とに接続されており、接続ダクト33を設けていないことが第1実施の形態と異なる。従って、戻し通路21と流出口3bを接続する部材が必要ないので、構成が簡単であり、戻し通路21と流出口3bとを接続する作業が省ける。
【0034】
この第2実施の形態では、循環運転において、図7の破線矢印で示すように、流入口3aからコンテナ3内に流入した熱風は、コンテナ3内で発生した湿気とともに、流出口3bから収納室9内に流出する。収納室9内に流出した熱風は、戻し通路21、導入通路13を通って、熱交換器17により再び熱交換される。この循環運転を所定時間行った後、操作部6を操作して、排気運転に切り替える。
【0035】
排気運転において、コンテナ3内の熱風はコンテナ3内で発生した湿気とともに、流出口3bから収納室9内に流出する。収納室9内に流出した熱風は、戻し通路21、及び排気通路23を通って排気される。従って、第2実施の形態においても、第1実施の形態と同様な効果を奏する。
【0036】
本発明は、上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形が可能である。例えば、図8に示すように、予め所定の時間が設定されたタイマ43を設け、タイマ43に設定された時間になると、循環運転から排気運転に自動的に切り替わるようにしてもよい。
【0037】
また、図9に示すように、湿度センサ45を設け、湿度センサ45の値が所定値を越えたときに、循環運転から排気運転に自動的に切り替わるようにしても良い。
【0038】
本発明は、給食設備に設けたが、例えば、一般厨房に設けても良く、その設置場所は、特に限定しない。
【0039】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明では、コンテナ内の湿気は、排気運転時に送風機により熱風とともに積極的に屋外に排気されるので、コンテナ内の湿気を充分に抜くことができ、コンテナ内やコンテナ内の食器類の乾燥及び加熱殺菌を充分に行うことができる。また、積極的にコンテナ内の湿気を抜いているので、コンテナ内やコンテナ内の食器類の乾燥及び加熱殺菌の効率が良く、乾燥及び加熱殺菌に要する時間の短縮化が図れるとともに、加熱殺菌装置の運転停止後に、コンテナ内に結露が生じるのを防止できる。更に、排気運転は必要に応じて行うので、熱効率が良い。
【0040】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、流出口と戻し通路との接続を磁石によりおこなっているので、ワンタッチで簡単に接続できる。
【0041】
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、戻し通路と流出口とを接続する必要がないので、戻し通路と流出口とを接続する部材が必要なく、構成が簡単であり、戻し通路と流出口とを接続する作業が省略できる。
【0042】
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するとともに、連動する各ダンパの開閉により循環運転と排気運転との切替が容易にできる。また、循環運転時には、導入ダンパ及び排気ダンパを閉じているので、外気導入口及び排気口から熱風が漏れてしまうのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施の形態にかかる加熱殺菌装置を概略的に示す側面図である。
【図2】 図1の加熱殺菌装置を示すブロック図である。
【図3】 コンテナと接続ダクトとの接続を示す側面図である。
【図4】 図3を上方から見た平面図である。
【図5】 接続ダクトの伸縮管を拡大して示す側面図である。
【図6】 磁石取付板を示す平面図である。
【図7】 第2実施の形態にかかる加熱殺菌装置を概略的に示す側面図である。
【図8】 変形例にかかる加熱殺菌装置を示すブロック図である。
【図9】 変形例にかかる加熱殺菌装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 加熱殺菌装置
3 コンテナ
3a 流入口
3b 流出口
5 熱風供給ユニット
9 収納室
10 外気導入口
13 導入通路
15 供給通路
17 熱交換器
19 送風機
21 戻し通路
23 排気通路
25 導入ダンパ
27 戻しダンパ
29 排気ダンパ
32 熱風供給口
39 磁石
Claims (4)
- 洗浄済みの食器類が収納され且つ給食設備の収納室内に配置されたコンテナと、コンテナに熱風を供給する熱風供給ユニットとを備え、熱風供給ユニットは、外気導入口から屋外の外気を導入する導入通路と、導入通路からの空気を加熱する加熱手段と、コンテナに接続する熱風供給口と、加熱手段により加熱した空気を熱風供給口に向けて送風する送風機と、コンテナを通過した風を導入通路に戻す戻し通路とを備え、コンテナは、熱風供給口に接続する流入口と、戻し通路に接続する流出口とを備え、熱風供給ユニットとコンテナとの間で熱風の循環運転を行う食器類の加熱殺菌装置において、
戻し通路は、切替手段を有すると共に、導入通路と、屋外の大気中に開放された排気口を有する排気通路とに接続してあり、切替手段により戻し通路の空気の流れを導入通路又は排気通路に切り替えており、コンテナを通過した風を、屋外の大気中に排気する排気運転を可能にしたことを特徴とする食器類の加熱殺菌装置。 - コンテナの流出口と戻し通路とを接続する伸縮自在な接続ダクトを備え、接続ダクトと流出口との接続は、磁石により行われることを特徴とする請求項1に記載の食器類の加熱殺菌装置。
- 洗浄済みの食器類が収納されたコンテナと、コンテナが配置された給食設備の収納室と、コンテナに熱風を供給する熱風供給ユニットとを備え、熱風供給ユニットは、外気導入口から屋外の外気を導入する導入通路と、導入通路からの空気を加熱する加熱手段と、コンテナに接続する熱風供給口と、加熱手段により加熱した空気を熱風供給口に向けて送風する送風機と、収納室内の空気を導入通路に戻す戻し通路とを備え、コンテナは、熱風供給口に接続する流入口と、収納室内に開放した流出口とを備え、熱風供給ユニットとコンテナとの間で熱風の循環運転を行う食器類の加熱殺菌装置であって、
戻し通路は、切替手段を有すると共に、導入通路と、屋外の大気中に開放された排気口を有する排気通路とに接続してあり、切替手段により戻し通路の空気の流れを導入通路又は排気通路に切り替えており、コンテナを通過した風を、屋外の大気中に排気する排気運転を可能にしたことを特徴とする食器類の加熱殺菌装置。 - 切替手段は、戻し通路内を開閉する戻しダンパと、導入通路内を開閉する導入ダンパと、排気通路内を開閉する排気ダンパとを備え、循環運転時には、戻しダンパを開くとともに導入ダンパ及び排気ダンパを閉じ、排気運転時には、戻しダンパを閉じるとともに導入ダンパ及び排気ダンパを開くことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の食器類の加熱殺菌装置。
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