JP3727066B2 - スライド窓データ流制御式のデータ送信システム - Google Patents
スライド窓データ流制御式のデータ送信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3727066B2 JP3727066B2 JP53381096A JP53381096A JP3727066B2 JP 3727066 B2 JP3727066 B2 JP 3727066B2 JP 53381096 A JP53381096 A JP 53381096A JP 53381096 A JP53381096 A JP 53381096A JP 3727066 B2 JP3727066 B2 JP 3727066B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- data
- frames
- received
- missing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L47/00—Traffic control in data switching networks
- H04L47/10—Flow control; Congestion control
- H04L47/34—Flow control; Congestion control ensuring sequence integrity, e.g. using sequence numbers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L47/00—Traffic control in data switching networks
- H04L47/10—Flow control; Congestion control
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L47/00—Traffic control in data switching networks
- H04L47/10—Flow control; Congestion control
- H04L47/27—Evaluation or update of window size, e.g. using information derived from acknowledged [ACK] packets
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Communication Control (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Flow Control (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
本発明は、公称データ送信率が接続中に変化する非透過的データ接続に対してスライド窓流れ制御を行うデータ送信システムに係る。
先行技術の説明
回路切り換え接続における非透過的非同期データ送信では、データがフレーム又は「パケット」として送信者Aから受信者Bへ送信される。実際のユーザデータに加えて、フレームは、受信者が送信エラーを検出しそしておそらく修正できるようにするために、エラー検出ビット及びエラー修正ビットの両方を備えている。又、各フレームは番号付けされるか、フレームの順序が別の種類の識別子により指示される。受信した各フレームの正確さが受信端においてテストされる。フレームが正しいと分かった場合に、受信者は、フレーム番号を送信することにより受信を確認する。フレームが正しくないと分かった場合には(例えば、送信エラーにより)、それ以上は処理されない(「破棄」される)。例えば、フレーム番号の不連続の場合に、否定確認(例えば、再送信要求)が送られる。正しいフレーム番号が、例えば、1、2、3、4及び5であると仮定する。しかしながら、フレーム3の後にフレーム5が続く場合には、フレーム4が欠落であり、フレーム4について否定確認が送られる。送信端は、否定確認を受け取るか、又は確認を全く受け取らないと、フレームを所定の回数だけ再送信する。全繰り返し数には限度があり、非常に悪い接続においてエンドレスの送信ループが形成されるのが回避される。
このような接続において、ユーザデータスループットは、接続の質と共に変化する。接続の質が低下すると、不正確及び失われたフレームの数が増加し、ひいては、繰り返し数が増加する。
フレームは、再送信が要求されたときに使用できるように、それらが確認されるまで送信端に記憶(バッファ)されねばならない。必要なバッファの量を制限するために、スライド窓に基づく流れ制御プロトコルが確認に使用される。流れ制御プロトコルによれば、送信者Aは、受信者からの確認を要求する前に複数のデータフレームを送信することができる。窓は、送信はされたがまだ確認されていない次々のフレームのスライドシーケンス(送信窓)を表す。確認されないフレームの最大数は、窓サイズWSに等しい。受信者Bも、受信窓においてWSフレームを受信するように準備し、受信窓は、受入可能に受信できる次々のフレームのスライドシーケンスである。上記窓に適合したが正しい順序で到着していないフレームは、受信窓に集められる。フレーム1、2、5、6、7が受信されたと仮定する。フレーム1及び2の後に、窓が前方にスライドされるが、フレーム5、6、7は、受信窓に記憶され、欠落したフレーム3及び4を待機する。フレーム3及び4が到着すると、受信窓は、フレーム3、4、5、6及び7に対してスライドされる。受信端が1つ以上のフレームを確認すると、受信及び送信窓が対応フレーム数だけ前方にスライドされる。スライド窓により、送信チャンネルの公称データ送信容量を良好に使用することができ、送信端Aが受信端から前のフレームの確認を受信するまで新たなフレームを送信しない場合よりも高いスループットを得ることができる。
通常、受信端Bは、上記フレーム番号又は別の種類の識別子により定められた正しい順序でフレームが到着すると仮定する。例えば、フレームN−1の直後のフレームN+M(M>0)の受信から推測されるフレームNの欠落の場合には、従来のシステムでは、受信者Bが送信者Aにフレームが存在しないことを直ちに通知する。その結果、送信者Aは、フレームNを再送信し、又、あるときは、それ以降のフレームが送信され受信されていても、番号Nからの送信シーケンスをスタートする。
時々、フレームは、間違った順序で受信者Bに到着することがある。フレームNが送信経路において遅延されそして受信者BがフレームN−1の直後にフレームN+M(M>0)を受信した場合には、フレームNが欠落したことを送信者Aに直ちに知らせる。これは、フレームNの不必要な再送信を生じ、ネットワークに混雑を引き起こす。
このような状態は、多数のフレームが一時的にグループとして一緒に送信されるデータ送信システムにおいて生じるか又は複数の半独立の平行なトラフィックチャンネルが使用される場合に生じる。あるフレームがあるグループから欠落した場合には、それが別のグループに移動される。しかしながら、このような遅延したフレームに対する再送信要求は、「欠落」フレームNを実際に含む次のグループの到着前に送信されるか、又は受信者Bから送信されるべく待ち行列に入れられる。送信者がフレームNを実際に含むグループを送信した後にその送信者に再送信要求が到着する場合には、送信者Aは、受信者Bがフレームを受信していないと仮定し、それを再送信する。これは、送信システムに負荷を与え、送信プロトコルを混同させることがある。
上記形式によるデータ送信の一例は、ヨーロピアンデジタル移動通信システムGSMにおける回路切り換え接続の非透過的非同期データ送信である。ここで、スライド窓流れ制御は、GSM仕様04.22に基づく無線リンクプロトコルRLPである。
移動通信システムの送信容量を制限する最も重要なファクタは、無線インターフェイスにおけるトラフィックチャンネルである。例えば、GSMシステムは、現在のところ、1つの全速度GSMトラフィックチャンネルの最大ユーザデータ送信レートである9.6kビット/sより大きなユーザデータ送信レートをサポートすることができない。
移動通信システムにおいてそれより高いユーザデータ送信レートを可能にする1つの解決策が、本出願人のフィンランド特許出願第942190号及び第945817号(本発明の優先権期日には公開されていない)に開示されている。この場合に、無線経路の2つ以上の並列なトラフィックチャンネル(サブチャンネル)が1つの高速データ接続用として割り当てられる。高速データ信号は、無線経路を経て送信するために送信端においてこれらの並列なサブチャンネルに分割され、そして受信端において再組み立てされる。これは、送信レートが、割り当てられたトラフィックチャンネルの数に基づき、従来(単一チャンネル)の送信レートに比して8倍にもなるようなデータ送信サービスを提供できる。例えば、GSMシステムでは、GSMシステムの既存の非透過的な9.6kビット/sのベアラサービスのようにレート適応の9.6kビット/sを各々サポートする2つの並列なサブチャンネルにより、19.2kビット/sの全ユーザデータ送信レートが達成される。
従って、非透過的回路切り換えデータ接続は、無線インターフェイスに複数の並列なトラフィックチャンネルを備え、トラフィックチャンネルの数は、接続中に変化する。送信されるべきフレームは、N個のフレームのグループとしてN個の並列チャンネルに分割され、Nは接続中の変化である。従って、間違った順序でフレームを受信する上記の問題は、このようなマルチチャンネル送信接続において特に明らかである。
発明の要旨
本発明の目的は、上記問題を軽減又は排除することである。
これは、送信者と、受信者と、これら送信者と受信者との間の非透過的な回路切り換えデータ接続部と、該データ接続部に所定の順序でデータフレームを送信し、フレームに含まれた順序情報に基づいて受信データフレームの順序をチェックし、適切に受信したデータフレームの確認を行い、そして誤った又は欠落したデータフレームの再送信を行うことを含むデータ流制御プロトコルとを備えたデジタルデータ送信システムによって達成される。本発明によれば、このシステムは、送信者Aがデータフレームを一時的にグループ分けすることができ、そして受信者Bが、次々の受信データフレームの2つに含まれた順序情報に基づき欠落データフレームを検出した際に、その欠落データフレームに対する再送信要求をその欠落フレームが後で送信されていないよう保証する遅延を伴って送信するように構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、スライド窓流れ制御プロトコルを使用するデータ送信システムの受信者Bは、欠落フレームに対する再送信要求の送信を遅延Bの間だけ遅らせ、これにより、受信者Bは、欠落フレームが同じグループ又は次のグループにおいて後で送られるべく移動されないように確保する。欠落フレームが上記遅延内に同じグループ又は次のグループにおいて後で受信された場合には、再送信要求は送られない。欠落フレームが上記遅延内に受信されない場合、即ち次のグループにも見つからない場合は、その遅延が経過した後に再送信要求が送られる。これは、間違ったフレーム順序による不必要な再送信を排除し、ひいては、負荷又は混雑を招かないようにする。これは、データ接続に高いスループットを生じさせる。グループ分けが使用されない場合には、別の理由で遅延が必要とされない限り、再送信は遅延されない。
データ送信における一時的特徴は、例えば、データ送信レートを増加するためにN個の同時のそして並列なトラフィックチャンネルがデータ接続に割り当てられたときに一連のN個のフレームが次々に迅速に送信されることである。本発明の実施形態によれば、例えば、フレームが欠落したと分かった後にN個のその後のフレームが受信されるまで受信者が再送信要求を送らないので、再送信の回数がこの場合に著しく減少される。再送信要求は、欠落フレームMの後にフレームM+Nが受信されたときに送られ、ここで、Nは並列チャンネルの数である(他のフレームは、MとM1Nとの間に欠落する)。
【図面の簡単な説明】
以下、添付図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明が単一チャンネルの非透過的接続に適用された移動通信システムの一部分を示す図である。
図2は、本発明がマルチチャンネルの非透過的接続に適用された移動通信システムの一部分を示す図である。
図3は、受信者が欠落フレームを観察したときに再送信要求の送信を遅延する本発明の方法を示すフローチャートである。
好ましい実施形態の詳細な説明
本発明は、公称データ送信レートが接続中に変化する非透過的なデータ接続において調整可能な窓サイズをもつスライド窓流れ制御を用いた全てのデジタルデータ送信システムに使用することができる。
本発明は、TDMA又はCDMA型のデジタル移動通信システム、例えば、ヨーロピアンデジタル移動通信システムGSM、DCS1800(デジタル通信システム)、EIA/TIA暫定規格IS/41.3等に基づく移動通信システムおけるデータ送信の分野に特に適している。
本発明は、GSM移動通信システムを一例として用いて以下に説明するが、これに限定されるものではない。GSMシステムの基本的構造部分が図1に示されているが、本発明においては、それらの特徴又はシステムの他の部分を詳細に説明する必要はなかろう。GSMシステムの詳細な説明については、GSM仕様書及び文献「移動通信用のGSMシステム(The GSM System for Moble Communications)」、M.モーリ&M.ポーテット、パライゼウ、フランス、1992年、ISBN:2−9507190−0−7を参照されたい。
移動サービス交換センターMSCは、入呼び及び出呼びを確立する。MSCは公衆交換電話回線(PSTN)の交換機と同様の機能を実行する。更に、MSCは、ネットワークの加入者レジスタ(図示せず)と協働して加入者位置管理のような移動電話トラフィックに典型的な機能のみを実行する。移動ステーションMSCは、ベースステーションシステム(BSS)を経てMSCと通信する。ベースステーションシステムBSSは、ベースステーションコントローラBSC及びベーストランシーバステーションBTSより成る。
GSMシステムは、無線経路のトラフィックが時分割され、そして各々複数のタイムスロットで構成された次々に繰り返されるTDMAフレームにおいてトラフィックが生じるような時分割多重アクセス(TDMA)システムである。短い情報パケットは、各タイムスロットにおいて、変調されたビットのグループより成る限定巾の高周波バーストとして送信される。タイムスロットは、制御チャンネル及びトラフィックチャンネルを搬送するのに主として使用される。スピーチ又はデータ、トラフィックチャンネルにおいて送信される。ベースステーションと移動ステーションとの間の信号は、制御チャンネルに生じる。GSMシステムの無線インターフェイスに使用されるチャンネル構造は、GSM仕様書05.02に詳細に説明されている。この仕様書によれば、1つの搬送波からの1つのタイムスロットが、通話の開始に、トラフィックチャンネル(単一スロットアクセス)として移動ステーションMSに指定される。移動ステーションMSは、高周波バーストを送信及び受信するためにタイムスロットと同期される。
GSMシステムでは、移動ステーションMSのターミナル適応ファンクションTAF31と、固定ネットワークのインターワーキングファンクションIWF41(通常は移動サービス交換センターMSCに関連した)との間にデータ接続が確立される。このデータ接続は、無線インターフェイスからの1つ(以上)のトラフィックチャンネルを接続の全時間巾にわたって保持する回路切り換え接続である。GSMネットワークでは、このデータ接続は、V.24インターフェイスに速度適応されるV.110適応デジタル接続である。ここに述べるV.110接続は、V.24インターフェイスに適応されてV.24状態(制御信号)を送信する機会を与えるISDN(サービス総合データ網)に対して最初に設計されたデジタル送信チャンネルである。V.110速度適応接続に対するCCITT推奨勧告は、CCITTブルーブックV.110に説明されている。V.24インターフェイスのCCITT推奨勧告は、CCITTブルーブックV.24に規定されている。ターミナル適応ファンクションTAFは、移動ステーションMSに接続されたデータターミナル(図示せず)をV.110接続に適応させ、これは、図1においては、1つのトラフィックチャンネルch1を用いる回路切り換え接続を経て確立される。インターワーキングファンクションIWFは、V.110接続を、ISDN又は別のGSMネットワークのような別のV.110ネットワークに適応させるか、又は公衆交換電話回線PSTNのような別の送信ネットワークに適応させる。
データは、ターミナル適応ファンクションTAFと、インターワーキングファンクションIWFとの間で、調整可能な窓サイズをもつスライド窓流れ制御を用いてフレーム又はパケットとして送信される。このスライド窓流れ制御はGSM仕様書04.22に基づく無線リンクプロトコル(RLP)である。このプロトコルに基づくインターワーキングファンクションIWFとの間のデータ送信は、インターワーキングファンクションIWFが送信者Aでありそしてターミナル適応ファンクションTAFが受信者Bであることを仮定して以下に説明する。しかしながら、データ送信は、逆方向、即ちTAF−IWFの方向にも同様に行われることに注意されたい。
回路切り換え接続における非透過的非同期データ送信では、データがフレーム又は「パケット」として送信者Aから受信者Bへ送信される。このようなフレームの一例がGSM仕様書04.22に開示されている。フレームは、実際のユーザデータに加えて、受信者が送信エラーを検出できるようにするエラー検出ビットを備えている。又、各フレームが番号付けされるか、又は別の種類の識別子によりフレームの順序が指示される。送信者Aは、送信したフレームを、そのフレームが首尾良く受信されたという受信者Bからの確認を受け取るまで記憶し即ちバッファする。受信者Bは、各々の受信したフレームの正しさをテストする。フレームが正しいと分かった場合には、受信者は、フレーム番号を送信することにより受信を確認する。フレームが正しくない(例えば、送信エラーにより)と分かった場合には、それ以上の処理が行われない(「破棄」される)。否定的確認(例えば、再送信要求)は、例えば、フレーム番号が不連続である場合に送信される。例えば、正しいフレーム番号が1、2、3、4、5であると仮定する。しかしながら、フレーム3の後にフレーム5が続く場合には、フレーム4が省かれており、フレーム4に対する否定的確認が送信される。送信者Aが否定的確認を受け取るか又は確認を全く受け取らないときには、確認を受け取るか又は最大数の再送信に達するまで、送信者Aがフレームを再送信する。全繰り返し数は、非常に悪い接続においてエンドレスの送信ループの形成が回避されるように制御される。
送信者Aは、複数のデータフレームを送信し、そして受信者Bからの確認を要求するまでそれらをバッファすることができる。送信はされたがまだ確認されていない次々のフレームのこのスライドシーケンスを、スライド送信窓と称する。未確認フレームの最大数は、窓サイズWSに等しい。同様に、受信者Bは、WSフレームを受信窓において受け取る準備をし、この受信窓は、受け入れ可能に受信することのできる次々のフレームのスライドシーケンスである。上記窓に適合するが正しい順序で到着しないフレームは受信窓に集められる。フレームが1、2、5、6、7の順序で受け取られると仮定する。フレーム1及び2の後に、窓が前方にスライドされ、一方、フレーム5、6、7は、受信窓に記憶され、欠落フレーム3及び4を待機する。フレーム3及び4が到着すると、受信窓はフレーム3、4、5、6、7にわたってスライドされる。受信端が1つ以上のフレームを確認するときには、それに対応するフレーム数だけ受信および送信窓が前方にスライドされる。スライド窓により、送信チャンネルの公称データ送信容量が良好に利用され、送信端が受信端から前のフレームの確認を受け取るまで新たなフレームを送信しないときよりも高いスループットを得ることができる。
通常、受信者Bは、上記フレーム番号又は別の種類の識別子により定められた正しい順序でフレームが到着すると仮定する。上記のように、例えば、送信者により行われるプロセス及びマルチチャンネルデータ接続における種々の送信遅延により、受信フレームの順序が変化することがある。この場合、例えば、GSM仕様に基づいて移動通信システムに使用される欠落フレームに対する即時再送信要求は、不必要な負荷、スループットの減少、及び混雑も引き起こす。
これは、受信者Bが欠落フレームに対する再送信要求の送信を遅延時間Dだけ遅らせて、欠落フレームが後で送られていないよう保証する本発明の実施形態の構成により排除される。又、再送信要求は、番号がE倍大きなフレームの受信まで遅延されてもよい(並列チャンネルの数をNとすれば、E>0であり、典型的に、E=Nである)。次の受信グループにおいて欠落フレームが見つかった場合も、再送信要求は送られない。次のグループに欠落フレームが見つからない場合は、再送信要求が遅延Dを伴って送られる。これは、間違ったフレーム順序による不必要な再送信を排除し、それに伴う負荷又は混雑を排除する。その結果、データ接続のスループットが高くなる。グループ分けを使用しない場合には、別の目的で遅延が必要とされない限り再送信は遅延されない。
データ送信の一時的な特徴は、例えば、データ送信レートを増加するためにN個の同時で且つ並列なトラフィックチャンネルがデータ接続に割り当てられたときに、一連のN個のフレームが次々に迅速に送られることである。この場合に、フレームが欠落したと分かった後に、例えば、N個のその後のフレーム即ち新たなフレームグループが受信されるまで、受信者が再送信要求を送信しないので、再送信要求の数が著しく減少される。
本出願人のフィンランド特許出願第942190号及び第945817号は、1つのトラフィックチャンネルで与えることのできるデータ送信レート(9600ビット/s)より高いレートを必要とする移動ステーションMSに同じTDMAフレームの2つ以上のタイムスロットが指定される手順を開示している。マルチチャンネルデータ接続の最大ユーザデータ送信レートは、並列トラフィックチャンネルの数と、1つのトラフィックチャンネルのユーザデータ送信レート9600ビット/sとの積である。このように、例えば、19200ビット/sのユーザレートが2つのトラフィックチャンネルに最小値として与えられる。この手順は、本発明においては、無線システムの複数の並列トラフィックチャンネルに基づく高レートデータ送信を実施する方法の一例として記載する。この手順の詳細については、上記特許出願を参照されたい。しかしながら、本発明に関しての本質的な要件は、マルチチャンネル送信接続を確立できることだけであり、そして本発明は、このようなマルチチャンネル接続の送信容量がトラフィックチャンネルの数の増加又は減少により変化するので、受信端Bでの遅延Dの調整のみに向けられることに注意されたい。
図2は、多数の並列トラフィックチャンネルのグループを使用するデータ送信サービスを実施するGSMネットワークのアーキテクチャーを示す。図2は図1と同様であるが、図2では、N個の並列トラフィックチャンネルch1−chn(N=1、2・・・)を含む回路切り換え非透過的接続がターミナル適応ファンクションTAFとインターワーキングファンクションIWFとの間に存在する。移動ステーションにおいて、ネットワークターミナル31は、分割器として働いて、データターミナル装置から受け取った高レートのデータ信号DATA INを並列なトラフィックチャンネルch1−chnに分割すると共に、合成器としても働いて、並列なトラフィックチャンネルch1−chnから受け取った低レートの部分信号を高レートのデータ信号DATA OUTへと合成する。対応的に、マルチチャンネルデータ接続の他端においては、インターワーキングファンクションIWFが分割器として働き、到来する高レートのデータ信号DATA INを並列なトラフィックチャンネルch1−chnに分割すると共に、合成器としても働いて、並列なトラフィックチャンネルch1−chnから受け取った低レートの部分信号を高レートのデータ信号DATA OUTへと合成する。
マルチチャンネルデータ接続においては、データ接続の一時的特徴は、N個のフレームがN個の並列なトラフィックチャンネルを経て即ちN個のフレームのグループにおいて次々に迅速に送信されることである。更に、データ接続中にデータ接続の送信容量が変化するときにグループ分けも変化する。公称送信容量の変化は、接続に割り当てられる無線チャンネルの数の変化、又は1つ以上のトラフィックチャンネルの公称送信レートの変化を伴う。トラフィックチャンネルは、一般に、移動サービス交換センターMSC、好ましくはその通信制御ユニット42により割り当て及び割り当て解除され、即ちデータ接続に追加されたりそこから除去されたりし、通信制御ユニット42は、次いで、割り当てられたトラフィックチャンネルを経て移動ステーションMS、好ましくはその通話制御器32へ情報を送信する。本発明の観点から、トラフィックチャンネルをデータ接続に割り当てる手順、或いは割り当てに関するユニット又はファンクションは、要旨ではない。本発明に関する限り、使用される遅延Dに関する情報、例えば、各特定の時間に送信者Aにより使用されるフレームのグループ分けに関する情報、或いは使用されるフレームグループ、例えば、データ接続に割り当てられるトラフィックチャンネルの数の推定に関する情報が受信者B(IWF又はTAF)に直接的又は間接的に与えられることだけが重要である。図2に示す例では、通話制御ユニット42は、各特定の時間に使用される公称送信容量に関する情報をIWFへ送信し、そして通話制御ユニット32は、TAFへ送信する。IWF及びTAFは、使用中の送信容量に基づき遅延Dを適応させる。或いは又、データ送信の当事者は、例えば、遅延時間の長さに関して交渉してもよい。
図3は、ターミナル適応ファンクションTAF又はインターワーキングファンクションIWFにおいて本発明による遅延を実施することのできる手順の一例を示すフローチャートである。
図3において、FNは、受信したフレームから得られるフレーム番号であり、FCは、フレームカウンタであり、そしてDは、本発明による遅延、即ちD個のフレームである。図3の例において、正しいフレーム送信及び受信順序は、フレーム番号に合致すると仮定する。
ステップ300において、データ接続が初期化されるか又は送信者がグループ分けを変更する。受信者Bは、グループ分けに関する情報、或いはグループ及び遅延D、例えば、トラフィックチャンネルの数を推定するベースとなる情報を受け取る。
ステップ301において、フレームが予想され、そしてステップ302において、フレームFNが受信される。ステップ303において、フレームが、データ接続の最後のフレームであることを指示する情報を含むかどうかのチェックが行われる。もしそうであれば、ステップ304において受信が終了となる。或いは又、接続の終了に関する情報は、データフレーム以外の手段によって受信されてもよい。
フレームが最後のフレームでない場合には、次のステップが305となる。ステップ305において、受信したフレームのフレーム番号FNが、1だけ増加されたフレームカウンタFCの読みであるかどうかのチェックが行われる。FNがFC+1でない場合には、フレームFNは正しい順序で受信されていない。この場合、フレームFNは、未確認フレームのリストに追加される。このリストは、受信しているが間違った順序で到着しているために送信者Aに確認していない全てのフレームを含む。ステップ313の後に、ステップ314が続く。
ステップ314において、フレーム番号FNがフレームカウンタFCと本発明による遅延Dとの和より大きいかどうかのチェックが行われる。FN>FC+Dの場合には、FC+1が受信されて以来、D個のフレームの時間巾が経過している。従って、次のステップは315であり、受信者Bは、フレームFC+1の再送信要求を送信者Aに送信する。その後、ステップ301へと続き、新たなフレームが予想される。FN≦FC+Dの場合には、本発明による遅延がまだ経過しておらず、従って、次のステップは、301であり、新たなフレームが予想される。
ステップ305においてフレーム番号FN=FC+1であり、即ちフレームが正しい順序で受け取られた場合は、次のステップが306であり、フレームカウンタが1だけ増加される。次いで、受信者Bは、フレームFC(FNに等しい)の確認を送信者Aに送信する。
次いで、ステップ308において、未確認フレームのリストにフレームが存在するかどうかのチェックが行われる。もし存在しなければ、プロセスはステップ301に復帰し、新たなフレームを予想する。もし存在すれば、次のステップは309である。
ステップ309において、フレームFC+1が未確認フレームのリストに存在するかどうかのチェックが行われる。もし存在しなければ、プロセスはステップ301に復帰し、フレームを予想する。もし存在すれば、次のステップは310である。
ステップ310において、フレームカウンタFCが増加され、次いで、受信者Bは、ステップ311において、フレームFC+1の確認を送信者Aに送信し、そしてステップ312において、未確認フレームのリストからフレームFC+1を除去する。その後、プロセスは、ステップ309へ復帰する。
遅延Dは、受信フレームの数として定義することもできる。例えば、7個のTDMAフレームが受け取られる時間周期として一定遅延時間D=30msが定義され、即ち再送信要求が7個のTDMAフレームだけ遅延される。遅延は、受け取ったTDMAフレームをカウントすることにより測定される。
フレームカウンタに代わって、例えば、タイマーを使用して、欠落フレームを受信しているべきときからの遅延時間Dを測定してもよい。タイマーは、欠落フレームが検出されたときにスタートされる。タイマーが経過するまでに(遅延D以内に)欠落フレームが受け取られない場合には、再送信要求が送信者Aへ送信される。タイマーが経過するまでに(遅延D以内に)欠落フレームが受け取られる場合には、確認が送信者Aへ送られる。しかしながら、本発明の基本的な考え方として、再送信要求の送信がフレームカウンタにより遅延されるか、タイマーにより遅延されるか、或いは別の手段により遅延されるかには関わりないことに注意されたい。
以上、本発明を好ましい実施形態について説明したが、これは、本発明を単に説明するものに過ぎず、請求子範囲に規定された本発明の精神及び範囲から逸脱せずに種々の変更や修正がなされ得ることが当業者に明らかであろう。
Claims (14)
- 送信端と、受信端と、これら送信端と受信端との間の非透過的な回路切り換え高速多重チャンネルデータ接続部と、多重チャンネルデータ接続の最大ユーザデータ送信レートがN×RであるようにN個のトラフィックチャンネルを有する上記高速多重チャンネルデータ接続部を経て所定の順序でデータフレームを送信し、該フレームに含まれた順序情報に基づいて受信したデータフレームの順序をチェックし、適切に受信したデータフレームの確認を行い、そして誤った又は欠落したデータフレームの再送信を行うようにするデータ流制御プロトコルを備えており、Nは2に等しいか、またはそれより大きい整数であり、Rは個々のトラフィックチャンネルのユーザデータレートであるようなデジタルデータ送信システムにおいて、上記送信端は、N個のトラフィックチャンネルを有する上記多重チャンネル接続を通してデータフレームを上記受信端へ送信するように構成されており、上記受信端は、次々の受信データフレームの2つに含まれた順序情報に基づき欠落データフレームを検出した際に、その欠落データフレームに対する再送信要求を、該欠落したフレームの検出後、N個の更なるフレームを受信するのに必要とされる時間に等しいか、またはそれより長い所定の時間期間内に該欠落したフレームが受け取られない場合に、送信するように構成されたことを特徴とするデジタルデータ送信システム。
- 上記データ送信システムは、多重アクセス移動通信システムである請求項1に記載のシステム。
- 上記受信端は、上記送信端によって使用されるトラフィックチャンネルの数に従って上記時間期間を設定するようにされている請求項1に記載のシステム。
- 上記受信端は、該受信端が欠落したデータフレームに対する再送信要求を、その検出後次のN1個のデータフレームの間で該欠落したデータフレームが受け取られない場合に、送信するように構成されるように上記時間期間を受信されるフレームの数として定めるようにされており、N1はNに等しいか、またはそれより大きい請求項1に記載のシステム。
- 上記時間期間は、受信フレームをカウントすることによって定められる請求項1に記載のシステム。
- 上記送信端は、移動ステーションのターミナル適応ファンクションであり、そして上記受信端は、移動通信ネットワークのインターワーキングファンクションである請求項1から3のうちのいずれか1項に記載のシステム。
- 上記送信端は、移動通信ネットワークのインターワーキングファンクションであり、そして上記受信端は、移動ステーションのターミナル適応ファンクションである請求項1から3のうちのいずれか1項に記載のシステム。
- 上記受信端は、上記時間期間を測定するタイマーを備えており、該タイマーは、欠落したデータフレームが検出されたときにスタートされ、上記受信端は、上記欠落したフレームが上記タイマーの経過する前に受け取られない場合に再送信要求を送信するようにされている請求項1から3または6から7のうちのいずれか1項に記載のシステム。
- 上記時間期間は、30msである請求項1に記載のシステム。
- 多重チャンネルデータ接続の最大ユーザデータ送信レートがN×RであるようにN個のトラフィックチャンネルを有する非透過的な回路切り換え高速多重チャンネルデータ接続部を経て所定の順序でデータフレームを送信し、該フレームに含まれた順序情報に基づいて受信したデータフレームの順序をチェックし、適切に受信したデータフレームの確認を行い、そして誤った又は欠落したデータフレームの再送信を行うようにするデータ流制御プロトコルを備え、Nは2に等しいか、またはそれより大きい整数であり、Rは個々のトラフィックチャンネルのユーザデータレートであるようなデジタルデータ送信システムのための通信装置において、該通信装置は、N個のトラフィックチャンネルを有する上記多重チャンネルデータ接続を通して遠隔の送信端から送信されたデータフレームを受信するように構成されており、且つ上記受信したデータフレームに含まれた順序情報に基づいて欠落したデータフレームを検出する際に、該欠落したデータフレームに対する再送信要求を、該欠落したフレームの検出後、N個の更なるフレームを受信するのに必要とされる時間に等しいか、またはそれより長い所定の時間期間内に該欠落したフレームが受け取られない場合に、送信するように構成されたことを特徴とする通信装置。
- 上記通信装置は、移動ステーションを備える請求項10に記載の通信装置。
- 上記通信装置は、移動通信ネットワークにおけるインターワーキングファンクションを備える請求項10に記載の通信装置。
- 上記通信装置は、上記時間期間を測定するタイマーを備え、該タイマーは、上記欠落したデータフレームが検出されるときにスタートされ、上記通信装置は、上記欠落したフレームが上記タイマーの経過する前に受け取られない場合に、再送信要求を送信するようにされている請求項10または11または12に記載の通信装置。
- 上記時間期間のための値の1つは、30msである請求項10または11または12または13に記載の通信装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI952256A FI98174C (fi) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | Datansiirtojärjestelmä, jossa on liukuvaan ikkunaan perustuva datavuonohjaus |
FI952256 | 1995-05-09 | ||
PCT/FI1996/000260 WO1996036154A1 (en) | 1995-05-09 | 1996-05-08 | Data transmission system with sliding-window data flow control |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10503075A JPH10503075A (ja) | 1998-03-17 |
JP3727066B2 true JP3727066B2 (ja) | 2005-12-14 |
Family
ID=8543385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53381096A Expired - Lifetime JP3727066B2 (ja) | 1995-05-09 | 1996-05-08 | スライド窓データ流制御式のデータ送信システム |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5930233A (ja) |
EP (1) | EP0788702B1 (ja) |
JP (1) | JP3727066B2 (ja) |
KR (1) | KR100389700B1 (ja) |
CN (1) | CN1099182C (ja) |
AT (1) | ATE300141T1 (ja) |
AU (1) | AU708324B2 (ja) |
CA (1) | CA2193379C (ja) |
DE (1) | DE69634948T2 (ja) |
ES (1) | ES2245784T3 (ja) |
FI (1) | FI98174C (ja) |
WO (1) | WO1996036154A1 (ja) |
Families Citing this family (60)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6088342A (en) * | 1997-05-05 | 2000-07-11 | Nokia Mobile Phones Limited | Dynamic configuration of radio link protocol in a telecommunications system |
US7936664B2 (en) | 1991-03-26 | 2011-05-03 | Nokia Corporation | Multi-carrier radio link protocol supervision in a radio communication system |
US7298701B2 (en) | 2002-10-31 | 2007-11-20 | Nokia Corporation | Apparatus, and associated method, for requesting data retransmission in a packet radio communication system |
US6105064A (en) * | 1997-05-30 | 2000-08-15 | Novell, Inc. | System for placing packets on network for transmission from sending endnode to receiving endnode at times which are determined by window size and metering interval |
US6314101B1 (en) | 1997-06-17 | 2001-11-06 | Qualcomm Incorporated | Method for detecting delayed data frames in a transport function |
US6408003B1 (en) | 1997-06-17 | 2002-06-18 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for resolving ambiguity in reception of multiple retransmitted frames |
US6038604A (en) * | 1997-08-26 | 2000-03-14 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for efficient communications using active messages |
US6115749A (en) * | 1997-10-14 | 2000-09-05 | Lucent Technologies Inc. | System and method for using a window mechanism to control multicast data congestion |
US6898181B1 (en) | 1997-11-24 | 2005-05-24 | Nokia Corporation | Data compression negotiation in a telecommunication system |
FI104674B (fi) * | 1997-11-24 | 2000-04-14 | Nokia Networks Oy | Datakompression neuvottelu tietoliikennejärjestelmässä |
US6052812A (en) * | 1998-01-07 | 2000-04-18 | Pocketscience, Inc. | Messaging communication protocol |
FI980293A (fi) * | 1998-02-09 | 1999-08-10 | Nokia Networks Oy | Multimedia- ja monipalvelupuhelut matkaviestinverkossa |
US7430164B2 (en) * | 1998-05-04 | 2008-09-30 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Path recovery on failure in load balancing switch protocols |
US7593408B2 (en) | 1998-05-20 | 2009-09-22 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for resolving ambiguity in reception of multiple retransmitted frames |
US6760311B1 (en) * | 1998-11-20 | 2004-07-06 | Ericsson Inc. | Thermal transmission control of wireless data modem |
US6473399B1 (en) * | 1998-11-30 | 2002-10-29 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Method and apparatus for determining an optimum timeout under varying data rates in an RLC wireless system which uses a PDU counter |
EP1014641A1 (de) * | 1998-12-22 | 2000-06-28 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Verfahren und Vorrichtung zur Reduzierung der Aufarbeitungszeit von Daten in Kommunikationsnetzen |
EP1018821A1 (en) * | 1999-01-08 | 2000-07-12 | TELEFONAKTIEBOLAGET L M ERICSSON (publ) | Communication device and method |
US7283476B2 (en) * | 1999-01-11 | 2007-10-16 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Identity negotiation switch protocols |
FI114768B (fi) * | 1999-03-11 | 2004-12-15 | Nokia Corp | Parannettu menetelmä ja järjestely tiedon siirtämiseksi pakettiradiopalvelussa |
US6775707B1 (en) | 1999-10-15 | 2004-08-10 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Deferred acknowledgment communications and alarm management |
JP2001142845A (ja) * | 1999-11-17 | 2001-05-25 | Toshiba Corp | コンピュータシステムおよびデータ転送制御方法 |
US6629285B1 (en) * | 2000-01-04 | 2003-09-30 | Nokia Corporation | Data transmission |
US6757273B1 (en) * | 2000-02-07 | 2004-06-29 | Nokia Corporation | Apparatus, and associated method, for communicating streaming video in a radio communication system |
KR100450236B1 (ko) * | 2000-08-24 | 2004-09-30 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 송수신 방법 및 그 장치 |
US7061913B1 (en) | 2000-08-25 | 2006-06-13 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for delayed frame detection in third generation radio link protocol |
US6697983B1 (en) * | 2000-10-24 | 2004-02-24 | At&T Wireless Services, Inc. | Data link layer tunneling technique for high-speed data in a noisy wireless environment |
KR100438167B1 (ko) * | 2000-11-10 | 2004-07-01 | 엘지전자 주식회사 | 인터넷 전화통신을 위한 음성신호 송수신장치 |
EP1209861A1 (en) * | 2000-11-22 | 2002-05-29 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Monitoring traffic in packet networks |
FI111421B (fi) * | 2000-12-20 | 2003-07-15 | Nokia Corp | Tiedonsiirtomenetelmä ja radiojärjestelmä |
US6765885B2 (en) * | 2001-02-09 | 2004-07-20 | Asustek Computer Inc. | Determination of acceptable sequence number ranges in a communications protocol |
US6807428B2 (en) * | 2001-08-16 | 2004-10-19 | Qualcomm, Incorporated | Method and apparatus for time-based reception of transmissions in a wireless communication system |
US6839566B2 (en) * | 2001-08-16 | 2005-01-04 | Qualcomm, Incorporated | Method and apparatus for time-based reception of transmissions in a wireless communication system |
US7542482B2 (en) * | 2001-08-16 | 2009-06-02 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for message segmentation in a wireless communication system |
US7889742B2 (en) * | 2001-09-29 | 2011-02-15 | Qualcomm, Incorporated | Method and system for improving data throughput |
US8089940B2 (en) * | 2001-10-05 | 2012-01-03 | Qualcomm Incorporated | Method and system for efficient and reliable data packet transmission |
US8171300B2 (en) * | 2002-04-30 | 2012-05-01 | Qualcomm Incorporated | Security method and apparatus |
KR100463820B1 (ko) * | 2002-10-01 | 2004-12-29 | 에스케이 텔레콤주식회사 | 무선데이터 초기접속 지연 개선방법 |
WO2004068807A1 (en) * | 2002-10-25 | 2004-08-12 | Asustek Computer Inc. | Determination of acceptable sequence number ranges in a communications protocol |
JP3836077B2 (ja) | 2002-11-14 | 2006-10-18 | 松下電器産業株式会社 | 伝送データ構造及びそれを伝送するための方法並びに装置 |
CN100334867C (zh) * | 2002-11-20 | 2007-08-29 | 华为技术有限公司 | 简单网络管理协议中数据包传送的可靠性保证方法 |
CA2415018C (en) * | 2002-12-23 | 2006-09-19 | Ibm Canada Limited - Ibm Canada Limitee | Adaptive parallel data clustering when loading a data structure containing data clustered along one or more dimensions |
JP4283589B2 (ja) * | 2003-03-25 | 2009-06-24 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 通信装置、通信制御方法及びプログラム |
JP3838237B2 (ja) * | 2003-04-30 | 2006-10-25 | ソニー株式会社 | 無線通信システム、送信装置および受信装置 |
US8630168B2 (en) * | 2003-06-23 | 2014-01-14 | Intel Corporation | Adaptive use of a transmit opportunity |
US7464046B2 (en) * | 2003-07-15 | 2008-12-09 | At&T Intellectual Properties I, L.P. | Dispatch and service support system |
US7870268B2 (en) * | 2003-09-15 | 2011-01-11 | Intel Corporation | Method, system, and program for managing data transmission through a network |
US7400578B2 (en) * | 2004-12-16 | 2008-07-15 | International Business Machines Corporation | Method and system for throttling network transmissions using per-receiver bandwidth control at the application layer of the transmitting server |
JP4742669B2 (ja) * | 2005-05-13 | 2011-08-10 | ソニー株式会社 | 送受信システム、送信装置および送信方法、受信装置および受信方法、並びにプログラム |
CN100459484C (zh) * | 2005-05-25 | 2009-02-04 | 华为技术有限公司 | 一种基站与用户终端信息交互的方法 |
US7787372B2 (en) * | 2005-12-12 | 2010-08-31 | Viasat, Inc. | Transmission control protocol with performance enhancing proxy for degraded communication channels |
US7584286B2 (en) | 2006-06-28 | 2009-09-01 | Intel Corporation | Flexible and extensible receive side scaling |
PL3364584T3 (pl) | 2006-12-18 | 2020-12-14 | Optis Wireless Technology, Llc | Wykonanie protokołu kontroli warstwy łącza |
CN101212401B (zh) * | 2006-12-29 | 2010-06-09 | 中兴通讯股份有限公司 | 面向网格的可配置数据传输方法及系统 |
DE602008003100D1 (de) | 2007-01-24 | 2010-12-02 | Viasat Inc | Verbesserte fehlerkontrollkommunikationssysteme und verfahren |
US8150446B2 (en) * | 2009-06-17 | 2012-04-03 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Thermal energy control in a mobile transceiver |
GB2520692B (en) * | 2013-11-27 | 2016-04-13 | Canon Kk | Method and device for data communication in an ad-hoc wireless network |
US9900168B2 (en) * | 2014-02-04 | 2018-02-20 | Dipankar Sarkar | System and method for reliable multicast data transport |
CN106383438B (zh) * | 2016-11-14 | 2018-08-24 | 南京音视软件有限公司 | 一种基于滑动窗口时间扩展高精度驯钟方法 |
CN113541885B (zh) * | 2021-07-27 | 2023-10-31 | 广东电网有限责任公司 | 一种传输性能保护方法及系统 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2503965B1 (fr) * | 1981-04-08 | 1987-07-24 | Thomson Csf | Procede de protection contre les erreurs de transmission des messages radio-telegraphiques et dispositif de mise en oeuvre |
JPS6251326A (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-06 | Oki Electric Ind Co Ltd | デ−タ通信における再送制御方式 |
GB2180127B (en) * | 1985-09-04 | 1989-08-23 | Philips Electronic Associated | Method of data communication |
US4841527A (en) * | 1987-11-16 | 1989-06-20 | General Electric Company | Stabilization of random access packet CDMA networks |
JPH01149640A (ja) * | 1987-12-07 | 1989-06-12 | Nec Corp | ループ式データ伝送方式 |
US4970714A (en) * | 1989-01-05 | 1990-11-13 | International Business Machines Corp. | Adaptive data link protocol |
JPH02186733A (ja) * | 1989-01-13 | 1990-07-23 | Nec Corp | 無線パケット伝送方式 |
JPH02298133A (ja) * | 1989-02-08 | 1990-12-10 | Hitachi Ltd | データ通信方法および装置 |
US5210751A (en) * | 1989-09-19 | 1993-05-11 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Signal transmission system capable of performing re-transmission control in units of slots |
JP3137744B2 (ja) * | 1992-06-25 | 2001-02-26 | 三菱電機株式会社 | 複数経路型データ転送方式 |
FI92125C (fi) * | 1992-10-30 | 1994-09-26 | Nokia Mobile Phones Ltd | Radiopuhelinjärjestelmä |
JP3032419B2 (ja) * | 1993-02-17 | 2000-04-17 | 三菱電機株式会社 | データ転送方法 |
JPH0715485A (ja) * | 1993-06-15 | 1995-01-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | データ受信方法及びデータ受信装置 |
JP3003839B2 (ja) * | 1993-11-08 | 2000-01-31 | エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社 | Cdma通信方法および装置 |
US5444718A (en) * | 1993-11-30 | 1995-08-22 | At&T Corp. | Retransmission protocol for wireless communications |
JPH07162457A (ja) * | 1993-12-07 | 1995-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | データ伝送方式 |
US5570367A (en) * | 1994-07-29 | 1996-10-29 | Lucent Technologies Inc. | Asymmetric protocol for wireless communications |
US5592627A (en) * | 1994-10-11 | 1997-01-07 | Emprise Technologies, L.P. | Pipelined, sliding-window, flow control for end-to-end communication sessions |
US5588000A (en) * | 1995-03-27 | 1996-12-24 | Emulex Corporation | Apparatus for reordering data frames within an interface device |
-
1995
- 1995-05-09 FI FI952256A patent/FI98174C/fi not_active IP Right Cessation
-
1996
- 1996-05-08 CN CN96190461.5A patent/CN1099182C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1996-05-08 US US08/765,067 patent/US5930233A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-05-08 CA CA002193379A patent/CA2193379C/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-05-08 KR KR1019960707574A patent/KR100389700B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-05-08 DE DE69634948T patent/DE69634948T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-05-08 EP EP96913557A patent/EP0788702B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-05-08 AT AT96913557T patent/ATE300141T1/de active
- 1996-05-08 JP JP53381096A patent/JP3727066B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-05-08 ES ES96913557T patent/ES2245784T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-05-08 AU AU56506/96A patent/AU708324B2/en not_active Expired
- 1996-05-08 WO PCT/FI1996/000260 patent/WO1996036154A1/en active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES2245784T3 (es) | 2006-01-16 |
CA2193379A1 (en) | 1996-11-14 |
FI952256A (fi) | 1996-11-10 |
JPH10503075A (ja) | 1998-03-17 |
CA2193379C (en) | 2007-09-25 |
US5930233A (en) | 1999-07-27 |
FI98174C (fi) | 1997-04-25 |
AU5650696A (en) | 1996-11-29 |
EP0788702B1 (en) | 2005-07-20 |
EP0788702A1 (en) | 1997-08-13 |
CN1153583A (zh) | 1997-07-02 |
FI952256A0 (fi) | 1995-05-09 |
FI98174B (fi) | 1997-01-15 |
KR100389700B1 (ko) | 2003-10-04 |
WO1996036154A1 (en) | 1996-11-14 |
AU708324B2 (en) | 1999-08-05 |
CN1099182C (zh) | 2003-01-15 |
DE69634948T2 (de) | 2006-05-24 |
DE69634948D1 (de) | 2005-08-25 |
ATE300141T1 (de) | 2005-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3727066B2 (ja) | スライド窓データ流制御式のデータ送信システム | |
US6415410B1 (en) | Sliding-window data flow control using an adjustable window size | |
FI101332B (fi) | Epäjatkuvalähetys monikanavaisessa suurinopeuksisessa datasiirrossa | |
AU708421B2 (en) | Non-transparent data transmission in a digital telecommunications system | |
US6088342A (en) | Dynamic configuration of radio link protocol in a telecommunications system | |
RU2235432C2 (ru) | Протокол автоматического запроса на повторную передачу | |
EP1411690B1 (en) | Method for transferring GPRS data packets from different PDP contexts according to their relative priority | |
JP3464453B2 (ja) | データ送信方法 | |
KR100812094B1 (ko) | 무선 링크 프로토콜 타입 3 데이터 프레임들을 생성 및 전달하는 방법 및 상기 방법을 실행하기 위한 이동국, 기지국 및 컴퓨터로 읽을 수 있는 매체 | |
US20030235202A1 (en) | Methods of transmitting data packets without exceeding a maximum queue time period and related devices | |
US7843849B2 (en) | Packet data transmission in third generation mobile system | |
US20080270866A1 (en) | Transmission with automatic repeat request process | |
JP2003517800A (ja) | ディジタル移動通信システムにおけるデータの非トランスペアレント送信の方法 | |
US20040233887A1 (en) | Transmission of data packets in a radiocommunication system using a common hybrid automatic repeat request (harq) process | |
DK2642681T3 (en) | Wireless digital communication method and system | |
US7649858B2 (en) | Method and apparatus for providing radio bearer multiplexing within segmentation protocol |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041102 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20050202 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050202 |
|
A72 | Notification of change in name of applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A721 Effective date: 20050202 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20050328 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050502 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050830 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050927 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091007 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091007 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101007 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111007 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |