JP3725290B2 - フロート式液面計 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液面が所定の高さになった場合に信号を発し、特に自動車や二輪車の燃料タンク等に使用するフロート式液面計の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、例えば図4に示すようにハウジング5の中空部5aに予め引き出し線6の両端にハンダ付けしたリードスイッチ7を挿入し、その後から接着シール材8を封入して、リードスイッチ7の高さ位置を固定するものであった。ハウジング5の下端の細径部には、マグネット9を有したフロート10が遊嵌されている。また、ハウジング5の最下端には、ストッパー11が固定されており、フロート10が落下するのを防止している。
【0003】
また、他の従来例として、図5に示すようにハウジング5の内部にリードスイッチ7が配設され、このリードスイッチ7は、ターミナル12が挿通して設けられたキャップ13で保持されている。リードスイッチ7は、端子の一方がターミナル12にワイヤー14を介して2箇所A、Bでハンダ付けされている。また、ワイヤー14には、絶縁チューブ15が挿通されている。更に、リードスイッチ7の他端の端子は、ターミナル12にC点で直接ハンダ付けされている。ハウジング5の下端の細径部には、マグネット9を有したフロート10が遊嵌されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のように図4に示す従来のフロート式液面計では、作業工数も多く、リードスイッチの高さ位置を正確に固定するために、多くの時間を必要としていた。また、接着シール材のコストが高いと云う欠点が存在した。更に、図5に示す従来例では、図4の従来例を改良する為に提案されたものであるが、ハンダ付けの箇所がA、B、Cの3箇所となり、作業工数が逆に多くなっている。また、部品点数も多くコスト高であると共に、リードスイッチの位置精度も改善されていないと云う欠点が存在した。
【0005】
本発明の目的は、これら従来の問題点に鑑みなされたもので、精度の向上を図る事ができるフロート式液面計を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のフロート式液面計は、中空状のハウジングと、該ハウジングの上端開口部を閉塞すると共にターミナルが埋設されたキャップと、前記ターミナルの先端部に固定され、前記ハウジングの内部に配設されるリードスイッチと、該リードスイッチの内蔵されたハウジング部の外周に遊嵌されたフロートと、該フロートの頂部に固定されたマグネットとからなり、前記キャップが前記ハウジングの上端開口部に閉塞された際には当該キャップの上面とハウジングの頂面とが同一基準面となり、前記キャップの上面と下端面との寸法正確に設定され、リードスイッチの端子はその長さが一定に設定され、該リードスイッチの一方の端子の先端を前記キャップの下端面に突き当てた状態で前記ターミナルに位置固定されて前記キャップが前記ハウジングに面一に閉塞される事により、リードスイッチの前記ハウジングの頂面に対する位置を設定できるように構成されたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施例であるフロート式液面計を示す縦断面図、図2は同フロート式液面計の使用状態を示す縦断面図である。
【0008】
ここで、フロート式液面計は、中空状のハウジング16と、このハウジング16の上端開口部16aを閉塞すると共にターミナル17が埋設されたキャップ18と、前記ターミナル17の先端部に固定され、前記ハウジング16の内部に配設されるリードスイッチ19と、このリードスイッチ19の内蔵された細径のハウジング部16bの外周に遊嵌されたフロート20と、該フロート20の頂部に固定されたマグネット21とから構成されている。
【0009】
ハウジング16は、中空の円筒形をしており、開口部16aにキャップ18が嵌合する様に構成されている。両者を嵌合した際、キャップ18の上面とハウジング16の頂面とは、同一基準面で面一となるように形成されている。
【0010】
キャップ18の上面18aと下端面18bとの寸法を正確に設定しておく。また、キャップ18には、下端位置の異なる2本のターミナル17a、17bが挿通されている。ターミナル17aは、先端部が長くリードスイッチ19の下方の端子19aが取り付け可能なU字溝24が形成されている。また、ターミナル17bは、先端部が短く、リードスイッチ19の上方の端子19aが挿通可能な円環23が形成されている(図3参照)。
【0011】
リードスイッチ19は、両端に長さが一定に設定された端子19aが形成されている。また、細径のハウジング部16bの下端には、ストッパー22が取り付けられており、フロート20が落下するのを防止している。
【0012】
次に、以上のように構成されたフロート式液面計の組立手順について説明する。先ず、ハウジング16の細径のハウジング部16bにフロート20を挿通した後、最下端にストッパー22を固定する。
【0013】
ターミナル17の取り付けられたキャップ18の下端面18bにリードスイッチ19の端子19aを当接させる。この時、端子19aはターミナル17bの円環23内に挿通されている。上部の端子19aの先端をキャップの下端面18bに当接させると同時に、下方の端子19aをU字溝24に挿入し、夫々ハンダ付けしてリードスイッチ19をキャップ18に固定する。
【0014】
然る後、ハウジング16の開口部16aにキャップ18を嵌合する。リードスイッチ19は、キャップ18の下端面18bに当接させるのみで、キャップ18の上面に対するとともに、前記ハウジング16の頂面に対して正確な高さ位置に固定される。よって、容易にリードスイッチ19を保持固定できる。また、ハンダ付けする箇所が2箇所で済むので、作業工数の低減を図る事ができる。
【0015】
図2は、フロート20が上昇し、リードスイッチ19がOFFとなった状態を示すものである。このような状態から、液面が低下してフロート20が降下すると、マグネット21のよってリードスイッチ19がONとなり、信号を発する。このONとなるリードスイッチ19の高さ位置が正確に設定できるので、性能の向上が達成できる。このように、本発明のフロート式液面計は、熟練した作業者による事なく、安定した品質の製品を提供する事ができる。
【0016】
尚、本発明は以上の実施例に限ることなく本発明の技術思想に基づいて種々の設計変更が可能である。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のフロート式液面計では、中空状のハウジングと、該ハウジングの上端開口部を閉塞すると共にターミナルが埋設されたキャップと、前記ターミナルの先端部に固定され、前記ハウジングの内部に配設されるリードスイッチと、該リードスイッチの内蔵されたハウジング部の外周に遊嵌されたフロートと、該フロートの頂部に固定されたマグネットとからなり、前記キャップが前記ハウジングの上端開口部に閉塞された際には当該キャップの上面とハウジングの頂面とが同一基準面となり、前記キャップの上面と下端面との寸法正確に設定され、リードスイッチの端子はその長さが一定に設定され、該リードスイッチの一方の端子の先端を前記キャップの下端面に突き当てた状態で前記ターミナルに位置固定されて前記キャップが前記ハウジングに面一に閉塞される事により、リードスイッチの前記ハウジングの頂面に対する位置を設定できるように構成したので、長さの異なる2個の端子にリードスイッチを直接ハンダ付け等で固定すると共に、A点に端子の一端を突き当てる事によって位置の精度を保持する事ができる。また、熟練工によらなくとも品質面でのバラツキもなく、性能の向上を図る事ができる。更に、作業工数と部品点数の低減によりコストを低くする事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるフロート式液面計を示す縦断面図である。
【図2】 同フロート式液面計の使用状態を示す縦断面図である。
【図3】 同フロート式液面計の要部斜視図である。
【図4】 従来のフロート式液面計の一例を示す縦断面図である。
【図5】 従来のフロート式液面計の別の例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
5 ハウジング
5a 中空部
6 引き出し線
7 リードスイッチ
8 接着シール材
9 マグネット
10 フロート
11 ストッパー
12 ターミナル
13 キャップ
14 ワイヤー
15 絶縁チューブ
16 ハウジング
16a 開口部
16b 細径のハウジング部
17 ターミナル
18 キャップ
18a 上面
18b 下端面
19 リードスイッチ
19a 端子
20 フロート
21 マグネット
22 ストッパー
23 円環
24 U字溝

Claims (1)

  1. 中空状のハウジングと、該ハウジングの上端開口部を閉塞すると共にターミナルが埋設されたキャップと、前記ターミナルの先端部に固定され、前記ハウジングの内部に配設されるリードスイッチと、該リードスイッチの内蔵されたハウジング部の外周に遊嵌されたフロートと、該フロートの頂部に固定されたマグネットとからなり、前記キャップが前記ハウジングの上端開口部に閉塞された際には当該キャップの上面とハウジングの頂面とが同一基準面となり、前記キャップの上面と下端面との寸法正確に設定され、リードスイッチの端子はその長さが一定に設定され、該リードスイッチの一方の端子の先端を前記キャップの下端面に突き当てた状態で前記ターミナルに位置固定されて前記キャップが前記ハウジングに面一に閉塞される事により、リードスイッチの前記ハウジングの頂面に対する位置を設定できるように構成されたことを特徴とするフロート式液面計。
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