JP3725236B2 - 薬品庫 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、それぞれ薬品を収容する薬品容器を複数個収納する薬品庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、病院薬局等の医療機関で取り扱われる薬品には、錠剤,散薬等の内用薬や、外用薬、注射薬等の種類がある。これらの薬品は、製薬メーカから箱詰めされて医療機関に納入されるものであるが、医療機関では使用に先立ち、薬品を取り出し可能に収容する適宜の薬品容器に、必要な薬品をそれぞれ収容しておくことが好ましい。そのため、このような用途に供される機器として、それぞれ錠剤を収容すると共に必要なときに供給する多数の錠剤フィーダを備えた錠剤分包機が種々実用化され、また、散薬やその他の薬品を取り扱う同様な装置についても開発が進められている。
【0003】
例えば前述の錠剤分包機は、多数の錠剤フィーダと、その下方に配置されて、各錠剤フィーダから取り出された錠剤を包装する包装装置とを備えている。この錠剤分包機のうち、多数の錠剤フィーダが配置された構成部分は、各種の薬品を取り出し可能に収容した部分という意味で薬品庫と称することができる。そして、この薬品庫には、多数の錠剤フィーダと、各錠剤フィーダから取り出された錠剤を包装装置へ向けて落下させる案内経路部とが設けられる。
【0004】
このような錠剤分包機において、薬品庫には、一般にできるだけ多数の錠剤フィーダを配置することが求められる。そのため、包装装置の上方空間に、包装装置の幅寸法と奥行寸法とを目安として薬品庫を設置し、この薬品庫内に、その前後、左右、上下のいずれの方向にも、それぞれ複数ずつ錠剤フィーダを配置するのが一般的である。そして、従来は、各錠剤フィーダに必要に応じて錠剤を補給することができるように、複数の錠剤フィーダを前後方向に1列に並べ、これを上下方向に複数段配置したものを、包装装置を含む錠剤分包機全体のハウジングから手前に引出し可能な引出体として構成し、このような引出体を左右方向に複数列配置して薬品庫を構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の薬品庫では、各引出体が薬品庫の上下間の高さを有しており、各引出体に、1段1列当たり複数個ある錠剤フィーダを上下方向の全段分配置しているため、各引出体単体の重量がかなり重くなることが避けられず、引出体を引き出すのに多大な力が必要となり、薬品補給等の作業の作業性が悪いという問題点があった。また、重い引出体を引き出し可能に支持するハウジングは充分な強度を持つことが要求されるうえ、引出体を引き出した際に重心の移動により錠剤分包機全体が転倒しないように、ハウジング前方に対する充分な転倒防止策を講じる必要がある等の問題点があった。
【0006】
なお、実開平3−40901号公報には、複数の錠剤フィーダを載置する左右一対の棚を有する引き出しを、上下方向に多段に設けた錠剤分包機が開示されている。しかしながら、この錠剤分包機では、引き出しを引き出すと、錠剤フィーダを構成する錠剤容器とモータとが一括して引き出されるため、引き出しの重量の軽量化が不十分であるという問題点がある。
【0007】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、薬品容器を引き出すための引出体単体の重量をより軽量化することができるようにした薬品庫を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の薬品庫は、それぞれ薬品を収容すると共に収容した薬品を排出する排出機構を有し、上下方向に複数段配置される複数の薬品容器と、排出機構を駆動して各薬品容器より薬品を取り出すための駆動手段とを備えた薬品庫において、薬品容器を上下方向に複数の組に分割し、各組毎の薬品容器を駆動手段と分離して引き出し可能とした複数の引出体を備えたものである。
【0009】
この薬品庫では、薬品容器を上下方向に複数の組に分割し、各引出体が各組毎の薬品容器を駆動手段と分離して引き出すようにしたので、引出体が上下方向の全段分の薬品容器を一括して引き出すようになっていた従来の薬品庫に比べて各引出体単体の重量が軽量化され、更に、引出体を引き出しても駆動手段は引き出されずに残るため、薬品容器と駆動手段とを一括して引き出すようにした場合に比べて、引出体単体の重量がより軽量化される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
図3は本発明の第1の実施の形態に係る薬品庫を含む錠剤分包機の正面図である。この錠剤分包機1は、それぞれ、薬品(錠剤)を取り出し可能に収容した薬品容器(図3では図示せず。)を複数個収納すると共に、各薬品容器から取り出された薬品を下方に案内するための案内経路部材(図3では図示せず。)とを有する薬品庫2と、この薬品庫2の下方に配置され、各薬品容器から取り出された薬品を包装する包装装置3と、薬品庫2と包装装置3との間に設けられ、各薬品容器から取り出された薬品を包装装置3へ導く漏斗状のシュート4とを備えている。薬品庫2には、前後、左右、上下のいずれの方向にもそれぞれ複数ずつ薬品容器が配置されている。薬品庫2は、薬品容器を1段1列分毎、上下方向および左右方向に複数の組に分割し、各組毎の複数の薬品容器を一括して手前に引き出し可能な複数の引出体10を有している。従って、引出体10は、左右方向に複数列、上下方向に複数段配置されている。各引出体10は、前端部に前面パネル11を有し、この前面パネル11には、引出体10を手前に引き出すための取手41が設けられている。引出体10を引き出す際には、取手41を図3に示した状態から時計回り方向に90°回転してから取手41を引くようになっている。複数の引出体10、包装装置3およびシュート4は、錠剤分包機1の全体のハウジング5内に収納されている。
【0012】
図1は本発明の第1の実施の形態に係る薬品庫の一部を示す縦断面図、図2は図1のA−A′線断面図である。これらの図に示したように、薬品庫2では、ハウジング5内の空間のうち薬品庫2として空間を1列毎に仕切る仕切部21と、この仕切部21によって仕切られた1列分の空間を更に1段毎に仕切る仕切部22とが設けられている。これらの仕切部21,22はハウジング5に対して固定されている。各仕切部22の上面には、前後方向に延びるレール保持部23が固着されている。レール保持部23は、左右両端側が上方に屈曲され、この屈曲部分の外側にそれぞれ前後方向に延びるレール24が固着されている。各引出体10は、レール24,24の上方に配置され、レール24,24に沿って移動可能な移動体13を有している。移動体13は、左右両端側がそれぞれレール24,24の外側に位置するように下方に屈曲され、この屈曲部分にそれぞれレール24,24に対して移動可能に嵌合する嵌合部13a,13aが設けられている。移動体13の前端部は前面パネル11に接合されている。前面パネル11に設けられた取手41には、図1に示したように回動軸44が連結されている。
【0013】
移動体13上には、それぞれ薬品(錠剤)を収容する複数の薬品容器31が1列に配置され、移動体13とレール保持部23とで囲われた空間内には、各薬品容器31に対応するように複数の駆動部32が1列に配置されている。各薬品容器31は、移動体13に対して着脱自在に装着されるようになっている。また、各薬品容器31は、移動体13に装着したときに駆動部32と連結され、この駆動部32によって駆動されて、収容している薬品(錠剤)を1錠ずつ図示しない排出口から排出する図示しない薬品排出機構を有している。この薬品排出機構における駆動部32との連結部は平歯車31aになっている。移動体13には、平歯車31aが挿通される孔が形成されている。
【0014】
駆動部32は、図示しないモータと、このモータによって回転駆動される回転軸とを有している。駆動部32の回転軸には、薬品容器31の薬品排出機構における平歯車31aに噛み合う平歯車42が取り付けられている。本実施の形態では、1段1列分の複数の駆動部32は、引出体10の移動体13に対して固定されておらず、前後方向に延びる連接板43に固定されている。連接板43は、図示しない支持部材によって、ハウジング5に対して左右方向にスライド可能に支持されている。取手41に連結された回動軸44には図示しないカムが取り付けられ、連接板43にはこのカムに接触して左右方向に移動する図示しない板が固着されている。そして、このようなカムを利用した機構により、取手41を図3に示した状態から時計回り方向に90°回転すると、連接板43およびこれに固定された駆動部32が右方向にスライドし、その結果、平歯車31aと平歯車42とが離れ、薬品容器31の薬品排出機構と駆動部32との結合が解除されるようになっている。なお、連接板43は、図示しないばねによって左方向に付勢されており、取手41を図3に示した状態に戻すと、左方向にスライドし、平歯車31aと平歯車42とが再び噛み合い、薬品容器31の薬品排出機構と駆動部32とが結合するようになっている。このようにして、薬品容器31の薬品排出機構と駆動部32とを着脱自在に結合する着脱手段が構成されている。各駆動部32は、錠剤分包機1内の図示しない制御部によって、外部より入力された処方箋データに基づいて制御され、必要な個数だけ薬品(錠剤)を排出するように薬品容器31の薬品排出機構を駆動するようになっている。
【0015】
仕切部22,23によって仕切られた1段1列毎の空間内において薬品容器31の左側の部分には、垂直方向に延びる薬品通路を有し、各薬品容器31から取り出された薬品を下方に案内するための案内経路部材33が設けられている。案内経路部材33は、図1に示したように1段毎に分割され、図2に示したように1段1列分の複数の薬品容器31について1つずつ設けられている。各案内経路部材33には、1段1列分の各薬品容器31の排出口に対応する位置に、各排出口から排出される薬品を受ける複数の受け部33aが形成されている。なお、移動体13は、薬品容器31の排出口と案内経路部材33の受け部33aとの間に位置する部分が切り欠かれている。各案内経路部材33の上下端は開放され、上側の案内経路部材33を通過した薬品が下側の案内経路部材33に入るようになっている。なお、仕切部22は、案内経路部材33が配置されている部分には形成されていない。最下段の案内経路部材33を通過した薬品は、シュート4を経て包装装置3に達するようになっている。本実施の形態では、案内経路部材33は、連結部35を介して移動体13に対して固定されている。
【0016】
上述のように、本実施の形態では、各引出体10の移動体13に対して、1段1列分の薬品容器31が着脱自在に装着されると共に1段毎に分割された案内経路部材33が固定されているので、引出体10をハウジング5から手前に引き出すと、引出体10と共に1段1列分の薬品容器31および案内経路部材33が、駆動部32と分離して、一括して引き出されるようになっている。なお、引出体10の移動体13の後端部とハウジング5の内壁の対応する部分とには、互いに係合して引出体10を固定するストッパを構成する係合部材が取り付けられている。このストッパは、引出体10を押し込んだときに両係合部材が係合して引出体10を固定すると共に、所定以上の大きさの力で引出体10を引いたときに両係合部材の係合が外れて引出体10を引き出し可能とするようになっている。
【0017】
次に、本実施の形態に係る薬品庫の作用について説明する。薬品庫2の各薬品容器31には、それぞれ所定の薬品が収容される。錠剤分包機1内の制御部による制御の下で、所定の駆動部32が駆動されると、その駆動部32に対応する薬品容器31の薬品排出機構が駆動されて、薬品容器31より所定個数の薬品が排出される。薬品容器31より排出された薬品は、受け部33aより案内経路部材33内に入り、1または複数の案内経路部材33を通過し、更にシュート4を経て包装装置3に達する。
【0018】
薬品容器31に薬品を補給する等のために、任意の薬品容器31を取り出す場合には、所望の薬品容器31が装着されている引出体10の取手41を図3に示した状態から時計回り方向に90°回転する。すると、前述のように連接板43が右方向にスライドして、平歯車31aと平歯車42とが離れ、薬品容器31の薬品排出機構と駆動部32との結合が解除される。この状態で、取手41を引くと、引出体10と共に1段1列分の薬品容器31および1段毎に分割された案内経路部材33が一括して引き出されるが、駆動部32は引き出されずにハウジング5内に残る。そして、引出体10を引き出した状態で、引出体10の移動体13より所望の薬品容器31を取り外すことが可能となる。
【0019】
このように本実施の形態によれば、1段1列分の薬品容器31毎に引出体10を設けたので、各引出体が上下方向の全段分の薬品容器を一括して引き出すようになっていた従来の薬品庫に比べて、各引出体10単体の重量が軽量化される。本実施の形態では、更に、引出体10を引き出すと、引出体10と共に1段1列分の薬品容器31および案内経路部材33が一括して引き出されるが、駆動部32は引き出されずにハウジング5内に残るので、引出体10と共に1段1列分の薬品容器31、駆動手段32および案内経路部材33を一括して引き出すようにした場合に比べて、引出体10単体の重量がより一層軽量化される。これにより、薬品容器31に対する薬品補給等の作業を簡便に行うことが可能となる。また、ハウジング5の強度は従来に比べて小さくて済むと共に、引出体10を引き出した際のハウジング5前方に対する転倒防止策は従来に比べて軽便なもので済む。
【0020】
なお、図1に示した例では、駆動部32を左右方向にスライドさせることによって薬品容器31の薬品排出機構と駆動部32とを着脱させるようにしたが、着脱手段の構成はこれに限られるものではなく、例えば駆動部32を上下方向にスライドさせたり、駆動部32を回動させたりして、薬品容器31の薬品排出機構と駆動部32とを着脱させるようにしても良い。
【0021】
図4は本発明の第2の実施の形態に係る薬品庫の一部を示す縦断面図、図5は図4のB−B′線断面図である。これらの図に示したように、本実施の形態に係る薬品庫では、案内経路部材33は、第1の実施の形態のように引出体10の移動体13に対して固定されておらず、連結部36を介してハウジング5または仕切部21に対して固定されている。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
【0022】
本実施の形態に係る薬品庫では、第1の実施の形態と同様に取手41を図3に示した状態から時計回り方向に90°回転してから引出体10を手前に引き出すと、引出体10と共に1段1列分の薬品容器31のみが一括して引き出され、第1の実施の形態と同様に駆動部32は引き出されずにハウジング5内に残ると共に、案内経路部材33も引き出されずにハウジング5内に残る。従って、本実施の形態に係る薬品庫によれば、任意の引出体10を引き出した状態でも、他の引出体10に載置された薬品容器31から、駆動部32を駆動して薬品を取り出すことが可能となると共に、第1の実施の形態に比べて、各引出体10単体の重量がより一層軽量化される。なお、本実施の形態では、案内経路部材33は必ずしも1段毎に分割されている必要はなく、全段について連続していても良い。本実施の形態のその他の作用および効果は第1の実施の形態と同様である。
【0023】
図6は本発明の第3の実施の形態に係る薬品庫の一部を示す縦断面図、図7は図6のC−C′線断面図である。本実施の形態に係る薬品庫では、図7に示したように、1段1列毎の引出体は、1段1列分の薬品容器31を引き出すための引出体10Aと、1段毎に分割された案内経路部材33を引き出すための引出体10Bとに分割されている。引出体10A,10Bはそれぞれ前面パネル11A,11Bを有している。前面パネル11Aには第1の実施の形態と同様の取手41が設けられ、図示しないが、前面パネル11Bには把手が設けられている。前面パネル11Aは移動体13に接合されている。案内経路部材33は、引出体10Bを兼ねており、引出体10の移動体13に対して固定されておらず、前面パネル11Bに接合されている。ハウジング5の内壁または仕切部21の案内経路部材33に対向する面には、前後方向に延びるレール51が固着されている。案内経路部材33には、レール51に対して移動可能に嵌合する嵌合部52が設けられており、これにより、案内経路部材33はレール51に沿って前後方向にスライド可能になっている。
【0024】
本実施の形態に係る薬品庫では、第1の実施の形態と同様に取手41を図3に示した状態から時計回り方向に90°回転してから引出体10Aを手前に引き出すと、引出体10Aと共に1段1列分の薬品容器31のみが一括して引き出され、案内経路部材33および駆動部32は引き出されずにハウジング5内に残る。従って、第2の実施の形態と同様に、任意の引出体10を引き出した状態でも、他の引出体10に載置された薬品容器31から、駆動部32を駆動して薬品を取り出すことが可能となると共に、第1の実施の形態における引出体10に比べて、引出体10A単体の重量がより一層軽量化される。
【0025】
また、引出体10Bを手前に引き出すと、1段毎に分割された案内経路部材33のみが引き出される。従って、本実施の形態に係る薬品庫によれば、例えば案内経路部材33の清掃を行う際に、所望の案内経路部材33のみを引き出すことができ、案内経路部材33の清掃が容易になる。また、案内経路部材33を引き出すための引出体10Bは、1段1列分の薬品容器31および案内経路部33を一括して引き出し可能とした第1の実施の形態における引出体10に比べると軽量であるため、案内経路部材33の清掃等のために案内経路部33を引き出す際の引き出し操作が容易になる。
【0026】
本実施の形態のその他の構成、作用および効果は第1の実施の形態と同様である。
【0027】
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されず、例えば、本発明では、全段分の薬品容器を上下方向に複数の組に分割し、各組毎に引出体を設ければ良いので、各引出体は必ずしも1段1列毎に設けられる必要はなく、各引出体がそれぞれ2段以上の薬品容器31等を一括して引き出すように構成しても良いし、各引出体がそれぞれ2列以上の薬品容器31等を一括して引き出すように構成しても良い。また、本発明は、錠剤に限らず、アンプル、バイアル、輸液、散薬、各種外用薬、その他適宜の薬品を収容する薬品庫に適用することができる。また、薬品を所定の集合,集積場所に導く手段として、案内経路部材の代わりに、各薬品容器における薬品排出部まで移動して各薬品容器より薬品を受け取って所定の集合,集積場所に搬送する搬送装置を設けても良い。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の薬品庫によれば、薬品容器を上下方向に複数の組に分割し、各引出体が各組毎の薬品容器を駆動手段と分離して引き出すようにしたので、引出体が上下方向の全段分の薬品容器を一括して引き出すようになっていた従来の薬品庫に比べて各引出体単体の重量を軽量化することができ、更に、引出体を引き出しても駆動手段は引き出されずに残るため、薬品容器と駆動手段とを一括して引き出す場合に比べて各引出体単体の重量をより軽量化することができ、そのため、薬品容器に対する薬品補給等の作業を簡便に行うことが可能になると共に引出体を引き出した際の転倒防止策は軽便なもので済むという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る薬品庫の一部を示す縦断面図である。
【図2】図1のA−A′線断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る薬品庫を含む錠剤分包機の正面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る薬品庫の一部を示す縦断面図である。
【図5】図4のB−B′線断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る薬品庫の一部を示す縦断面図である。
【図7】図6のC−C′線断面図である。
【符号の説明】
1 錠剤分包機
2 薬品庫
5 ハウジング
10 引出体
11 前面パネル
31 薬品容器
32 駆動部
33 案内経路部材
41 取手
Claims (1)
- それぞれ薬品を収容すると共に収容した薬品を排出する排出機構を有し、上下方向に複数段配置され且つ前後方向にも複数個が一列に配置される複数の薬品容器と、前記排出機構を駆動して各薬品容器より薬品を取り出すため各薬品容器に対応して配置された複数の駆動手段とを備えた薬品庫において、前記薬品容器および前記駆動手段を上下方向に複数の組に分割し、各組毎の薬品容器を駆動手段と分離して引き出し可能とした複数の引出体を備え、各組毎の駆動手段を前記引出体の引き出し以前に前記薬剤容器から係合解除させ得る着脱手段を設けたことを特徴とする薬品庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08050296A JP3725236B2 (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 薬品庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08050296A JP3725236B2 (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 薬品庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09239002A JPH09239002A (ja) | 1997-09-16 |
JP3725236B2 true JP3725236B2 (ja) | 2005-12-07 |
Family
ID=13720094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08050296A Expired - Lifetime JP3725236B2 (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 薬品庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3725236B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1996
- 1996-03-11 JP JP08050296A patent/JP3725236B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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JPH09239002A (ja) | 1997-09-16 |
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