JP3725030B2 - ハンドヘルドまたはポケットサイズの電子装置および手動制御の入力機器 - Google Patents
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Description
(技術分野)
本発明は、ディスプレイ・ユニットおよび装置を制御するために2方向で位置を感知する(position−sensitive)タッチ表面を備える、移動電話、ハンドヘルド・コンピュータなどのハンドヘルドまたはポケットサイズの電子装置に関する。本発明は、このようなハンドヘルド電子装置に使用してタッチ表面を提供する、タッチパッド・タイプの手動制御入力機器にも関する。
【0002】
本発明は、移動電話とウェブ・ブラウザとの組合せのために特に開発され、これに関して説明されるが、テキスト入力、カーソル制御、機能の起動のため、従来の英数字キーボード、個々の物質的なファンクション・キー(phisical function keys)、マウス、ハンドヘルド・ポインタ・ペンなどをなくすか、その数を減少させることが好ましい全てのタイプのハンドヘルド電子装置に概ね適用可能である。
【0003】
(背景技術)
移動電話またはハンドヘルド・コンピュータなどのハンドヘルド装置またはターミナルを、従来の物質的なキーボード(physical keyboard)、個々の物質的英数字キーおよびファンクション・キー、サムホィール(thumb−wheel)またはマウスで制御することが知られている。装置自体に統合されたキーボードおよび個々のボタンを使用することは、これが嵩張り、機能の数が増加するとスペースの問題が生じるという欠点を有する。別個の英数字キーボードおよびマウスは両方とも、使用者にとって余分なコンポーネントを構成し、別個の作業表面を必要とするという欠点を有する。
【0004】
これらの欠点を緩和するため、少なくとも部分的にタッチスクリーンおよび/またはタッチパネル/タッチパッドで制御することができる電子装置が開発されている。これらの入力機器はアナログまたはディジタルの実施形態で使用可能である。使用者は、指および/または別個のハンドヘルド器具(大抵は「ペン」と呼ばれる)を使用し、ディスプレイ・ユニットの表示区域で対応する点を選択する目的で、タッチスクリーンまたはタッチパネルのタッチ表面上の点を選択することができる。したがって、使用者は、テキストを入力したり、番号をダイヤルしたり、機能を起動したりするために、「仮想」ボタンなどの様々な機能を起動することができる。タッチ表面上で指を移動させると、カーソルがディスプレイ・ユニットの表示区域で、それに対応して移動する。しかし、例えば表示区域の対応する区域を起動する場合、カーソルが存在する必要はなく、代わりに仮想ファンクション・キーを照明してもよい。
【0005】
タッチスクリーンは、透明で、ディスプレイ・ユニットの表示区域を完全に、または部分的に覆うことを特徴とする。使用者は、ディスプレイ・ユニットによって指示される仮想ボタンまたはフィールドで、指またはペンによりタッチ表面を直接押下するか、クリックし、したがって可動カーソルは必要ない。タッチパネルまたはタッチパッドは、表示区域と一致せず、往々にして表示区域を横切る何らかの形態のカーソルを制御するのに使用することを特徴とする。
【0006】
タッチ表面を十分強く押下することにより、使用者が選択されたボタンまたは機能を起動する、つまり「クリック」することができるよう、タッチスクリーンおよびタッチパッドを圧力の程度に敏感にすることも知られている。
【0007】
知られているタッチスクリーンおよびタッチパッドは、英数字キーパッド、物質的なキー、マウスおよびサムホィールの上述した欠点をある程度緩和することができるが、幾つか他の問題を含む。
1.タッチスクリーンは、表示区間の面前に適用されるので、画像のコントラストおよび解像度を損なう。この問題は、光がタッチスクリーンを2回通過する反射性のディスプレイ・ユニットで、特に顕著である。タッチスクリーンの透明性を損なうことなく、タッチスクリーンの機能に必要な導電層を有するガラスまたはプラスチックを提供することは、特に困難である。
2.タッチスクリーンの別の欠点は、表示区域の一部が使用者自身の指によって隠れることである。
3.タッチスクリーンおよびタッチパッドのさらなる欠点は、タッチスクリーンに対して指の寸法が大きい結果、位置決め精度が制限されることであり、小さいタッチ表面で特に顕著な欠点である。この問題は、指の代わりに別個の細いペンを使用することで部分的に緩和することができるが、これは、使用者が見失わないようにするべき余分な構成要素を必要とするという欠点を有する。しかし、コントラスト不良の欠点は緩和されず、ペンでさえ表示区域をある程度隠してしまう。
4.タッチスクリーンの別の重要な欠点は、指が表面上を通過することによって汚れたり、傷付いたりすることであり、可視性がさらに損なわれる。タッチスクリーンの頂部に別個の引掻き保護層を配置しても、解決にならない。これがさらにコントラストを損なうからである。
5.感圧タッチスクリーンの一般的な欠点は、タッチ表面が深さ方向に可撓性でなければならず、したがって表示区域が全体として外部の影響に敏感になることである。
6.タッチスクリーンまたはタッチパッドは通常、縁のスペーサによって相互から相対的な距離で保持される2つの層から構築される。問題は、押下すると、タッチ表面を構成する外層に張力がかかり、したがって伸張することである。この問題は、縁スペーサ間の距離が小さく、特にこれらが近い場合に、特に明瞭である。これは、タッチ表面全体で感圧性が変化するという欠点も含む。
【0008】
米国特許第5729219号公報(US‐A‐5729219)(Motorola Inc.)は、ケースや、ケースの前面に配置されたディスプレイ・ユニットや、ケースの反対側で後側にあって、ディスプレイ・ユニットの表示区域に平行で平坦なタッチ表面を有するハンドヘルド・ページャについて記載している。スクリーンと平行なタッチ表面との間の距離は、ケースの厚さに等しい。スクリーンとタッチ表面はサイズが等しく、使用者の指がパネル上で左から右へと移動すると、スクリーン上でカーソルがこれに対応して左から右へ移動し、逆の方向もある。タッチ表面上で指を移動させると、カーソルがスクリーン上で等しい距離だけ移動する。
【0009】
(発明の概要)
本発明の目的は、上述した既知のタッチスクリーンおよびタッチパネルの欠点の1つまたは複数を解消、または少なくとも軽減することである。
【0010】
この目的を達成するため、本発明の第1のアスペクトは、電子装置の制御のため、第1および第2方向で位置を感知する(position−sensitive)タッチ表面およびディスプレイ・ユニットを備える移動電話などのハンドヘルドまたはポケットサイズの電子装置であって、ディスプレイ・ユニットが、装置の前面の大部分を占め、タッチ表面が装置の縁側に配置されて、第1方向に凸形に湾曲することを特徴とする装置を提供する。
【0011】
「タッチ表面」という用語は、本明細書では、例えばディスプレイ・ユニットの表示区域上でカーソルを案内したり、表示区域に表示された仮想キーを作動したりするため、使用者が所望の位置へと指を移動することができる、(タッチパッド・タイプの)タッチパネルの表面を意味する。タッチパネルのこのような基本的機能は、本質的に当業者に知られており、したがってさらに詳細に説明する必要はない。
【0012】
通常、タッチ表面の2方向における指の動作は、相互に対して直角で、好ましくはタッチ表面上の指の動作方向とは平行な2方向での、ディスプレイ・ユニットの表示区域上での位置決めに対応する。
【0013】
本発明によると、タッチ表面を装置の縁側に配置することの特定の利点は、片手で保持した対象を調べる使用者にとって自然な方法で装置を保持しながら、装置をその手で容易に制御できることである。さらに、人間工学的な見地から、装置の制御は有利な方法で実行される。また、装置は、解像度およびコントラストの不良や汚れについて上述した既知のタッチスクリーンの問題がなく、それと同時に、本発明は表示区域が使用者の指またはペンで部分的に隠れるという問題を解決する。ディスプレイ・ユニットは、硬質にし、外部の影響に対する感受性を低下させることもできる。
【0014】
本発明の別の利点は、ディスプレイが装置のサイズに対して大きいことである。つまり、ディスプレイを使用して、詳細な情報、グラフィックスなどを提示することができ、それと同時に装置を比較的小さいサイズにすることができる。
【0015】
本発明によるタッチ表面を、第1方向で凸形に湾曲させることの利点を、図10aおよび図10bに概略的に示す。指51の先端と湾曲したタッチ表面52との間の接触区域50(図10b)は、既知の技術(図10a)では1つの凸面(指の先端)と1つの平坦で湾曲のないタッチ表面とによって形成されるが、本発明では2つの凸面によって形成される。本発明は、指先とタッチ表面との間の接触面積を大幅に減少させ、これによって比較的狭く長めのタッチ表面でも、タッチ表面の幅方向で高い位置決め精度を達成することができる。
【0016】
指とタッチ表面との間の接触面積を減少させることの別の利点は、タッチ表面を作動させるために、使用者はより少ない力で、表面積単位当たり同じ力を達成することができる。これは図10bからも明白である。
【0017】
本発明の別の利点は、使用者が、表面の湾曲した方向(湾曲方向)にそれほど指を移動させる必要がないように、タッチ表面を設計できることである。特定のケースでは、指をアーチ状表面上で湾曲方向に移動またはスライドさせる必要さえなく、ただアーチ状表面で「転がす(roll)」だけでよい。
【0018】
本発明の好ましい実施形態によると、装置を以下のように制御することができる。例えば湾曲したタッチ表面が装置の右側縁に沿って延在し、使用者が右手で装置を保持して、掌が装置の後部に面している場合、使用者は、親指を右側縁の湾曲タッチ表面に沿って、その上で移動させることにより、装置を操作することができる。湾曲タッチ表面は、その代り左側縁に沿って延在し、装置を任意の好ましい指で操作してもよいことは明白である。装置の右および左側縁の両方に湾曲したタッチ表面を設けた場合は、ディスプレイ上の対象を3次元で制御することができる。例えば、対象を3次元で回転させる機能を実施することができる。これで、対象は、使用者が指を両方のタッチ表面に沿って装置の長手方向に移動させ、左のタッチ表面に沿って移動する指が、右のタッチ表面に沿って移動する指とは反対側に移動することにより、ディスプレイに対して直角の軸を中心に回転することができる。同様の方法で、各タッチ表面上の指をタッチ表面上で横方向に、相互に反対方向に移動させることにより、対象を装置の長手方向を中心に回転することができる。さらに、指をタッチ表面の長手方向の各側で、同じ方向に移動させることにより、対象を装置の横方向を中心に回転することができる。
【0019】
膜(membrane)タイプの実施形態に関して本発明の重要な利点は、タッチ表面を形成する膜を伸張する必要がないので、特定の膜の湾曲タッチ表面は押下に対する抵抗が小さいことである。したがって、必要な作動力は既知のタッチ表面のものより小さい。既知のタッチ表面では、縁に近づくにつれて必要な作動力が増加し、つまり指先が変形した結果、精度が大幅に低下する(図11b参照)。タッチ表面を形成する箔(foil)または同等品がそれほど歪まないので、作動力の低下はまた好ましい。これらの問題は、既知の技術を使用すると、細長いタッチ表面を獲得できないことを意味する。しかし、本発明では、接触圧力の低下のため、これが可能である。
【0020】
湾曲したタッチ表面のさらに別の利点は、既知の平坦なタッチ表面に対して、接触圧力がより直線的、つまり均一になることである。他の有利さの中で、直線性の結果、特に、タッチ表面の解像度が増加し、タッチ表面の機能および/または解像度を顕著に損なうことなく、タッチ表面の外側に保護層または膜を配置することができる。これは既知のタッチ表面では不可能である。既知の膜タイプのタッチ表面では、縁に近づくにつれて接触圧力が増加するが、本発明による湾曲タッチ表面では、接触圧力は湾曲方向でほぼ一定である。本発明のこの利点は、それぞれ本発明および既知の膜タイプのタッチパッドとによる入力機器を示す図11aと図11bとを比較すると明白である。
【0021】
好ましい実施形態では、タッチ表面は第1方向(湾曲方向)より第2方向が長く、特にタッチ表面は第2方向に平行な直線の幾何軸線を中心に単一湾曲(single−curved)でよい。この場合には、タッチ表面の長手方向における位置決め精度は、長手方向におけるタッチ表面の物質的広がり(physical extension)によって決定される。したがって、長手方向の位置決め精度は、既知の平坦で湾曲のないタッチ表面と比較すると、ほぼ変化しないが、ディスプレイが隠れないので、長手方向の精度は、実際には、例えばカーソルの動作などによるディスプレイを介した視覚的フィードバックによって向上させることができる。
【0022】
特に好ましい実施形態によると、湾曲タッチ表面は全体が装置の側縁部に配置される。この実施形態では、タッチ表面は2つの平行な長手方向縁を有し、その間に湾曲したタッチ表面が延在し、その長手方向縁はそれぞれ装置の前側部および後側部と統合される。この実施形態の利点は、前側のほぼ全部をディスプレイ・ユニットに使用でき、ディスプレイ・ユニットが前側の長手方向縁に最大限に延在できることである。
【0023】
タッチ表面は、横方向より長手方向に大きい広がりを有することが好ましい。特に、湾曲方向におけるタッチ表面の幅は、ディスプレイ・ユニットの表示区域の同等寸法より大幅に小さくすることができる。タッチ表面上の指の動作と、その結果としての表示区域上の動作との望ましい比率(比例フィードバック)は、当業者に知られている方法で達成することができる。特に、このような比率は、タッチ表面の横方向の動作で非常に大きくすることができる。例えば、長手方向の比率は1:1でよく(絶対フィードバック)、したがってタッチ表面の長手方向で選択した位置は、タッチ表面上の位置と正反対にある表示区域の長手方向の位置に対応する。このように良好な視覚的フィードバックは、使用者が、所望の機能を起動するため、ディスプレイ上でより迅速かつ確実な方法でカーソルを配置するか区域を選択できることを保証する。
【0024】
タッチ表面は、ディスプレイの表示区域の対応する寸法とほぼ同じ長さである必要はないが、そうしてもよい。あるいは、タッチ表面は、表示区域の対応する寸法より多少長くてもよい。
【0025】
タッチ表面は、第2方向で、2つまたはそれ以上の区域またはフィールドに分割してもよい。分割は、構造的手段および/または論理的手段、つまり完全にソフトウェアで制御した手段で実行することができる。構造的手段による分割は、共通のタッチ表面を有する同じ1つの入力機器に、電気的に分離したフィールドを生成することによって達成してもよい。しかし、構造的手段によって分割された2つの隣接フィールドは、1つの論理的に整合のとれたフィールドとして使用することができる。論理的分割は、ディスプレイ・ユニットを介してタッチ表面に異なる圧力表面またはフィールドを表わすソフトウェアで達成することができる。
【0026】
概して、タッチ表面では一度に1つの位置のみ、またはタッチ表面が構造的手段によって上述したようなフィールドに分割されている場合は、各フィールドで1つの位置のみ作動しなければならない。
【0027】
1つの実施形態では、タッチ表面は上部分および下部分を備え、使用者の手で装置を保持している場合は、通常は親指で制御する上部分のみが作動する。これにより、タッチ表面の下部分が使用者の掌で偶発的に起動することが回避される。タッチ表面の下部分は、タッチ表面の下部分で長手方向に正確な位置を押下することにより、例えばリストにあるファンクション・ボタンを直接制御するのに使用することができる。つまり、タッチ表面の上部分は2次元の制御に使用し、下部分は1次元の制御に使用することができる。
【0028】
既知の方法で、タッチ表面は、例えばディスプレイ上の様々なボタンをクリックできる特徴など、様々な機能を起動できるため、タッチ表面に対して垂直の方向に感知性をもたせることもできる。これを実現する1つの方法は、上述した内部箔(inner foils)の内側に第3箔を導入することである。位置制御は、上述した外箔(outer foil)と内箔(inner foil)とをともに押下することによって実行される。クリック機能は、内箔を第3箔と接触させるよう、圧力増加によって達成される。後者の接触は、接点のガルバーニ電気閉鎖(galvanic closing)として電気的に記録することができる。この解決策は、使用者に機械的フィードバックを提供する。箔は、使用者に正確な圧力の感触を与えるため、異なる剛性を有してもよい。
【0029】
ディスプレイ上に提示される機能を起動する別の方法は、例えばタッチ表面への圧力が解除された時に動作、つまり「クリック」が生じると定義することである。
【0030】
タッチ表面の押下位置の座標を検出/決定するには、幾つか既知の方法がある。既知の技術は、抵抗法、容量法、および例えば表面波に基づく方法を使用する。膜または箔を使用してタッチ表面を形成する方法が、恐らく最も好ましい。
【0031】
本発明の第2のアスペクトによると、第1および第2方向で位置を感知するタッチ表面で、かつその上を使用者の指が通過するタッチ表面を備えて、さらに該タッチ表面上の指の位置を感知する手段を備え、タッチ表面が前記第2方向に平行な直線状の幾何的な軸線を中心に凸状に単一の湾曲を有するタッチパッド・タイプの手動制御入力機器が提供され、該入力機器は、タッチ表面が前記直線状の幾何的な軸線に平行に配置された2つの縁を有する弾性外箔の外側によって形成され、平坦な形状をとろうとした結果、凸状に単一の湾曲を有する弾性表面に張力が与えられるよう、弾性外箔が締め付けられることを特徴とする。
【0032】
本発明のこのアスペクトの1つの利点は、完成した箔が平坦な状態になるよう外箔を生成し、機械加工できることである。次に、完成した箔を手動制御入力機器に締め付け、その後にのみ湾曲形状が獲得される。したがって、平坦な入力機器の箔を製造するために知られている方法により、箔を比較的単純な方法で機械加工することができる。例えば箔には、適宜、印刷によって適切な形状の層および導体を供給することができる。
【0033】
タッチ表面は、第1方向より第2方向が長いことが好ましい。入力機器は、外箔の内側に配置され、そこから隔置された湾曲した内箔も含むことができる。内箔は、アーチ状ベースの上に配置することができ、このベースに固定することが好ましい。必要な距離を獲得するため、外箔は、外箔を押し付ける表面、例えば湾曲した内箔の外側より大きい曲率を有することができる。これは、例えば外箔を横方向に多少広くし、タッチ表面の長手方向側縁において箔同士の長手方向側面を締め付けることによって達成することができる。これで、外箔は、箔間の距離を維持するため、内箔から弾力的に分岐し、この距離は、使用者が指をタッチ表面に押し付けることによって減少させることができる。当然、箔間の距離は、特に縁にある適切なスペーサの影響も受けることがある。
【0034】
外箔および内箔は、必要な層および導体を設けた同じ1枚の箔から作成することができ、その後で内箔と外箔との両方を形成するために折線で折り畳む。
【0035】
本発明による湾曲タッチ表面を伴う入力機器は、制限された区域に狭いタッチ表面を設けることができる。これは、従来の平坦なタッチパネルでは不可能である。従来の平坦なタッチパネルはスペーサ要素を有し、スペーサ要素から約2mmの距離にわたってパネルに接触しないよう保護する必要がある。というのは、従来のタッチパネルは、起動すると外箔が内箔へと伸張することに基づくからである。この安全マージンがないと、外箔が変形したり、スペーサから離れたりする危険がある。したがって、使用可能な区域の一部、つまりスペーサ要素の占める区域(1方向で少なくとも2+2mm)および2+2mmの安全マージンも、が失われる(図11b参照)。パネルを、例えば12mmという狭さで作成する場合は、8mmの非活動状態区域があるのは許容できない。この問題は、本発明による入力機器では解消される。伸張が生じないからである。
【0036】
さらに、従来のタッチパネルは凸形に曲げることができず、それでもその機能を保持する。なぜなら外箔への距離が不正確だからである。
【0037】
したがって、本発明によると、例えばカーソル、2次元対象または3次元対象の2次元画像のテキスト、数字、動作および制御機能を入力するため、比較的狭い縁側を人間工学的な方法で使用することができる、移動電話などのコンパクトなハンドヘルド電子装置を作成することができる。表示区域を隠さず、装置を自然な方法で保持するために片手の指を使用することができ、同じ手の指を使用して装置を制御して、装置の前側の大部分を表示区域として使用する可能性も提供される。これは、データ入力のために、別個のキーボードまたは装置前側の物質的なボタンを操作する必要がないので可能である。代わりに、本発明による装置には、装置の狭い縁側に1つまたは複数の感圧タッチ表面を設ける。装置のサイズに明瞭な影響を与えることなく、ディスプレイの全長に沿って延在するタッチ表面を、タッチ表面とディスプレイとの間で極めて良好な視覚的フィードバックが獲得できるほど近傍に配置できる可能性も提供される。つまり、例えば仮想的キーボードをスクリーンに提示し、キーの押下をタッチ表面で迅速かつ容易に制御することができる。
【0038】
タッチ表面全体を装置の側縁部に配置する場合、タッチ表面は、約12mm以下である装置の厚さより広くしなくてよい。タッチ表面の長さは、通常は重要でない。装置の全長が使用可能だからである。わずか12mmの幅しかない狭くて平坦な長方形の表面を指、特に親指で押下しても、許容可能な精度は提供されず、その上大きい力を必要とする。しかし、この問題は、タッチ表面の横方向に凸状の形状を与えることにより、本発明によって解決される。
【0039】
(好ましい実施形態の説明)
図1および図2に示す移動電話/ウェブ・ブラウザ1の組合せは、前側部2、裏側部3、2つの対向する縁側部4、5、底側部6および上側部7を有する。移動電話1には、アンテナ8、マイク9、スピーカ10および装置の内部に配置された電子トランシーバ回路(図示せず)を備えた通信手段を設ける。後者の回路は従来のタイプでよく、したがってさらに詳細には説明しない。長方形の表示区域12を伴うディスプレイ・ユニットが前側部2に配置され、バッテリ区画13が裏側部3に配置される。従来の移動電話と異なり、ディスプレイ・ユニットの表示区域12は、ほぼ前側部2全体を占める。表示区域12の上下にある2つの小さい区域のみが、それぞれスピーカ10およびマイク9のために空いている。移動電話/ウェブ・ブラウザ1は、プロセッサ、ディスプレイ・ドライブ・ユニット、メモリ回路などの様々な機能に必要な電子回路(図示せず)も備えるが、これは当業者には知られており、したがって詳細には説明しない。図2は、裏側3のカメラ14も示すが、これは決して本発明に必要ではなく、したがってさらに詳細には説明しない。
【0040】
移動電話1には、移動電話1およびディスプレイ・ユニットを制御するため、指で制御し、それぞれ各縁側部4および5に沿って延在する「タッチパッド」タイプの細長い2つの入力機器20、21を設ける。この実施形態は、2つの入力機器を備えるが、より単純な実施形態は、入力機器を1つのみ、好ましくは右手の親指で制御するため右縁側部4の入力機器を有してもよい。
【0041】
この実施形態の移動電話1の特徴は、物質的なキー(physical key)、サムホィールなど、他の入力機器がないことである。使用者側の起動および制御は全て、入力機器20、21の助けにより実行することができる。
【0042】
右側入力機器20の基本的設計について、次に説明する。設計は、左側の入力機器21とほぼ同じである。図5および図6に示すように、入力機器20は、内側から見ると、以下の3つの基本的構成要素を備える。つまり(i)アーチ状表面23および裏側部24を伴う細長いベース22、(ii)内箔25、および(iii)外箔26である。外箔26の外側は湾曲したタッチ表面を形成することができるが、好ましい実施形態では、以下で説明するように可撓性外部ケースで覆うことが好ましい。図3および図4は、入力機器が所定の位置にあるが、外部ケースまたはバッテリがない移動電話1の内部シャーシ11を示す。
【0043】
図3および図4に示す実施形態によると、入力機器20、21は移動電話の縁側部4、5上に配置され、したがって入力機器20、21の表面は、前側部2の法線に対してほぼ90°に配向される。これは、入力機器20、21の長手方向縁間に伸張する面の法線に対応する方向を意味する。図12は、入力機器20、21の表面の主要方向が、前側部2の法線に対してほぼ45°の角度になるよう回転された代替実施形態を示す。
【0044】
1つの実施形態では、入力機器の長手方向縁は、それぞれ移動電話の前側部2と裏側部3を接合する。別の可能な実施形態では、前記長手方向縁の一方が、移動電話の前側部と裏側部を接合し、他方の長手方向縁が移動電話の一方の縁側部4、5を接合する。さらに別の実行可能な実施形態では、両方の前記長手方向縁が移動電話の一方の縁側部4、5を接合する。
【0045】
図1から図4に示す実施形態のベース22は、ほぼ127mmの長さおよび13.5mmの幅であり、これらの寸法は装置の側縁部4の寸法と一致する。湾曲表面23は、約1cmの曲率半径を有する。この実施形態の内箔25および外箔26は、厚さ0.05mmのPETプラスチック箔で作成するが、当然、他の材料および厚さを使用することもできる。内箔25の面積は、ベース22の湾曲表面23のサイズと一致し、粘着テープなどの結合材の層27によってベースの湾曲表面23に固定される。ベース22の平坦な裏側部24は、適切な方法で縁側部4に取り付けられる。代替実施形態では、ベース23を、図3および図4に示すシャーシ11と一体化する、つまりこれとともに1つの部片に構築することができる。
【0046】
外箔26は、絶縁ワニス28および接着剤の細片状の層によって、両方の長い縁26において内箔25から電気的に絶縁される。外箔26は、内箔25より多少広く(この場合では約13.9mm)、したがって呼称29による長手方向縁で締め付けることにより、内箔25より鋭利な湾曲になる。その結果、外箔26が内箔25から隆起し、内箔と外箔の間で中間位置P1には約0.25mm、縁位置P2では約0.05mmの小さいギャップΔが形成される。したがって、このギャップΔは、別個のスペーサ要素を使用せずに達成される。外箔26は弾性であるので、使用者が一時的に指を配置した点で、ギャップΔを一時的に解消することができる。内箔25と接触するために、外箔26を伸張する必要はない。タッチ表面の非活動区域は、絶縁肩28の上の区域のみである。使用者が指の圧力を解放すると、外箔26の弾性の結果、ギャップΔが回復する。
【0047】
入力機器のタッチ表面上に押下位置の座標を抵抗的に記録する(resistive registering)ため、この実施形態の内箔25と外箔26には、既知の方法で相互に対面する側に電極を設けた抵抗層(resistive layers)を設け、この抵抗層は例えばグラフィックスの混合物(graphic mixture)である。
【0048】
次に、入力機器20および21を作成する方法について説明する。最初に図7と図9を組み合わせて参照すると、これは移動電話の左側入力機器21の作成を概略的に示す。図9の断面図は、水平方向が大幅に短縮され、垂直方向に拡大されている。左側入力機器20は、主として装置1が水平位置にある場合、例えばウェブ・ブラウザとして使用する間に使用するよう意図されている。したがって、以下でさらに説明するように、左側入力機器20は1つの入力機器にして、右側入力機器21のように長手方向に2つのフィールドに分割しなくても十分である。
【0049】
図7の上部分は、内箔25および外箔26を形成するために、長手方向方向の折線Lで折り畳むよう意図された粘着する箔(coherent foil)を示す。したがって、完成した入力機器21では、内箔および外箔は折れ線Lで接合され(図6参照)、外箔26が反対側の縁で内箔25の外側にわずかに突出する。当然、内箔25と外箔26は接合する必要がなく、2つの別個の箔を構成してもよい。図7の下部分は、例えば銀のプリント配線および電極パターン30を示し、これは折り畳んでいない箔25、26に直接付けられる。パターン30は、使用者が指で押下した点のx位置およびy位置をそれぞれ決定するため、外箔側26に2つの比較的長く相互に平行に配置されたx電極31を備え、内箔側25には2つの比較的短く相互に平行に配置されたy電極32を備える。電極31および32は、導体を介して接続端子33に接続される。絶縁ワニス(Dupont 5018G)の2つの層34、35をパターン30に付ける。次に、2つの抵抗性グラフィックス層(resistive graphic layers)36、37をそれぞれ、これらの層に付ける。グラフィックス層は、図9に示すように、それぞれ電極31、32に電気的に接続され、相互から絶縁される。その幅は、図9に示すよりはるかに大きく、横方向ではタッチ表面の範囲に対応する。グラフィックス層36、37を付けると、これは図9の細線で概略的に示すように、個々の電極31および32と電気的に直接接触する。最後に、絶縁層28をグラフィックス層36および37に付けて、箔を折り畳む長手方向縁で、相互からの絶縁を維持する。
【0050】
次に、接続端子33を介して駆動用電子機器と接続できる状態になった完成入力機器20を形成するため、一方の箔部分26が他方の箔部分25の上に配置されるよう、層および配線パターンを付けられた箔25、26を折れ線Lで折り畳む。図示の実施形態では、箔にはその折れ線Lに沿って、折り畳み中に「蝶番」として働き、2つの箔をつないでおく幾つかの貫通スロット60および中間接続部61を設ける。配線パターン30は外側の接続部62に延在する。
【0051】
上述した構造の利点は、抵抗層36、37が電極および導体の上に隔置されて、高速道路のように配置され、それによって空間を大幅に節約することである。別個のスペーサを必要とせず、構造は全体として費用効果が高く、生産面から有利である。
【0052】
右側入力機器21は、ほぼ同じ方法で作成するが、その区域は図8に示すように、長手方向で上部分21−1と下部分21−2に分割される。各部分は、2つのx電極31および2つのy電極32を有する。それ以外は、製造法は同じである。このように分割することによって、上部分21−1を右手の親指で制御している間に、右手の掌で無意識に起動させないようにすることが望ましい場合は、適切なソフトウェアで下部分21−2を非活動化することができる。
【0053】
入力機器20、21の位置決め機能の実行(implementation)は本質的に知られており、詳細に説明する必要がない。抵抗層36、37は、適切な周波数の不可欠な駆動回路で交互に電圧をかけることができる。使用者が特定の点でグラフィックス層36、37をまとめて押下すると、一時的に電圧がかかっていない層の高い抵抗測定値(high−ohmic measurement)により、その点の位置が2方向で決定される。次に、この位置決定を使用してディスプレイ・ユニット11を制御し、例えば仮想ボタンの選択などのため、ディスプレイ・ユニット11に示すカーソルを制御する。入力機器20、21の機能は、特にアプリケーションで制御することができる。
【0054】
この構成は、圧力の大きさを感知することも好ましく、これは抵抗層36、37間で押下された有効接触区域の大きさを抵抗で決定することにより達成される。接触圧力が増加すると、指が変形するので、接触面積が増加する。したがって、境界抵抗(transition resistance)が低下し、押下の強さが測定される。これを使用して、xおよびy方向で正確な位置が選択された場合に、様々な機能を起動することができる。内箔の内側にある第3箔(図示せず)で、上述したようにクリック機能も獲得することができる。
【0055】
上述した実施形態の代替物として、入力機器20、21に、例えば一方の箔には列、他方には行など、1組の交差する導体を備えたマトリクスシステムを実施することができる。走査プロセスにより、押下位置を容易に決定することができる。
【0056】
上述したように、ディスプレイ・ユニットは衝撃に対して比較的鈍感にすることができる。というのは、表示区域12を覆う可撓性のタッチ表面が必要ないからである。水分および打撃などの外部的影響に装置がさらに耐えられるようにするため、表示区域12およびバッテリの蓋13を除く装置のシャーシ11を、エラストマ材料の外被(shell)など、適切な耐水性および/または衝撃吸収性材料で覆ってもよい。この外被は、特に入力機器20、21も覆うことができ、その機能に影響を与えないよう可撓性でなければならない。この外被の表面には、図1および図2で示す長手方向リブなど、入力機器20、21のタッチ表面の上から物質的に感じることができるパターンを設けることができる。このようなパターンは、外箔26の外側に直接配置することもできる。この外被は、表示区域12を覆う透明な保護箔またはプレートと一体化してもよい。この透明な表面が傷付いたら、一体化した透明の保護箔またはプレートとともに外被を交換することにより、容易に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるハンドヘルド電子装置の1つの実施形態を構成する、移動電話の前側部の斜視図である。
【図2】 図1の移動電話の後部を示す。
【図3】 図1の移動電話の内部シャーシまたはフレームの側面図である。
【図4】 図3のシャーシの上面図である。
【図5】 図4に示す入力機器の断面図である。
【図6】 図5に示す入力機器の一部の拡大図である。
【図7】 本発明による入力機器を作成する方法を示す。
【図8】 本発明による第2入力機器を作成する方法を示す。
【図9】 図7および図8の入力機器の、一律な縮尺ではない概略断面図である。
【図10】 本発明の機能の一アスペクトを概略的に示す。
【図11】 本発明の機能の第2アスペクトを概略的に示す。
【図12】 入力機器を締め付ける方法の一例を示す移動電話の上面図である。
Claims (17)
- ディスプレイ・ユニット、および自身を制御するために第1および第2方向で位置を感知するタッチ表面(20;21)を備える移動電話などのハンドヘルドまたはポケットサイズの電子装置(1)であって、前記ディスプレイ・ユニットが、装置(1)の前側部(2)の大部分を占める表示区域(12)を有し、前記タッチ表面(20;21)が装置の縁側部(4;5)に配置されて、第1方向で凸形に湾曲していることを特徴とする装置。
- 前記タッチ表面(20;21)が、第1方向より第2方向に長い、請求項1に記載の装置。
- 前記タッチ表面(20;21)が、第2方向に平行な直線状の幾何軸線を中心に1つの湾曲を有する、請求項1または2に記載の装置。
- 前記タッチ表面(21;20)が全体として装置(1)の縁側部(4;5)に配置されて、2つの平行な長手方向縁を有し、その間に湾曲したタッチ表面(21;20)が延在し、その長手方向縁がそれぞれ、装置(1)の前側部(2)および裏側部(3)と統合される、請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。
- 前記タッチ表面(21;20)が全体として装置(1)の側縁部(4;5)に配置されて、2つの平行な長手方向縁を有し、その間に湾曲したタッチ表面(21;20)が延在し、前記長手方向縁の少なくとも一方が装置(1)の縁側部(4;5)と統合される、請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。
- 前記湾曲したタッチ表面(20;21)の大部分が装置(1)の縁側部(4;5)に配置されて、該湾曲したタッチ表面(20;21)の小さい部分が装置(1)の前側部(29)に配置される、請求項1から3のいずれか1項に記載の装置。
- 前記タッチ表面(20;21)の第1方向での位置決めに対応する方向で、前記表示区域(12)の範囲が、第1方向でのタッチ表面(20;21)の範囲より大きい、請求項1から6のいずれか1項に記載の装置。
- 前記タッチ表面(20;21)の第2方向での位置決めに対応する方向で、前記表示区域(12)の範囲が、第2方向でのタッチ表面(20;21)の範囲とほぼ等しい、請求項1から7のいずれか1項に記載の装置。
- 前記タッチ表面(21)が第2方向で、別個に位置を決定する少なくとも2部分の表面(21−1、21−2)に分割される、請求項1から8のいずれか1項に記載の装置。
- 前記湾曲したタッチ表面が第1湾曲タッチ表面(21)を構成し、装置(1)は第2湾曲タッチ表面(20)を有し、該第1湾曲タッチ表面(21)と第2湾曲タッチ表面(20)とが、装置(1)の対向する縁側部(4;5)に配置される、請求項1から9のいずれか1項に記載の装置。
- 前記湾曲したタッチ表面(21;20)が、前記第2方向と平行な直線の幾何軸線を中心に凸状の1つの湾曲を有し、前記タッチ表面(21;20)が、前記直線の幾何軸線に平行に配置された2つの縁を有する弾性外箔(26)の外側によって形成され、該弾性外箔(26)は、平坦な形状になろうとする直接の結果として、張力がかかり、凸状の1つの湾曲を有する弾性表面になるよう締め付けられる、請求項1に記載の装置。
- 第1および第2方向で位置を感知するタッチ表面で、該タッチ表面上で使用者が指を移動させるタッチ表面を備え、さらにタッチ表面(21;20)上で前記2方向に指の位置を感知する手段(25、26、30、36、37)を備え、前記タッチ表面(21;20)が、前記第2方向に平行な直線の幾何軸線を中心に凸状の1つの湾曲を有する手動制御入力機器(20;21)であって、前記タッチ表面(21;20)が、前記直線の幾何軸線に平行に配置された2つの縁を有する弾性外箔(26)の外側によって形成され、該弾性外箔(26)は、平坦な形状になろうとする直接の結果として、張力がかかり、凸状の1つの湾曲を有する弾性表面になるよう締め付けられることを特徴とする入力機器。
- 前記タッチ表面(20;21)が第1方向より第2方向に長い、請求項12に記載の入力機器。
- 前記タッチ表面(20;21)が、第2方向に平行な直線の幾何軸線を中心に1つの湾曲を有する、請求項12または13に記載の入力機器。
- 前記外箔(26)の内側に配置され、これと隔置された湾曲内箔(25)も備える、請求項12から14のいずれか1項に記載の入力機器。
- 前記外箔(26)が前記内箔(26)より大きい曲率を有する、請求項15に記載の入力機器。
- 前記外箔(26)が、横方向に前記内箔(25)より大きい範囲を有し、したがって該箔(25、26)をその対向する長手方向縁に沿って凸形に締め付けると、前記内箔(25)から相対的距離に置かれる、請求項15または16に記載の入力機器。
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