JP3723091B2 - 水浄化装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴槽やプールなどに貯溜された水を浄化する水浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
浴槽やプールなどに貯溜された水を浄化する従来の水浄化装置の概略構造を図3に示す。
【0003】
図3に示すように、浴槽またはプール(以下「貯水槽」という。)101の下部には、循環ポンプ112の吸引口がヘアキャッチャ111を介して連結されている。循環ポンプ112の送出口は、濾過器113の受入口に連結している。濾過器113の送出口は、分取ポンプ114の吸引口と、吸着反応器117の受入口とにそれぞれ連結している。分取ポンプ114の送出口は、エジェクタ115の第一受入口に連結している。エジェクタ115の第二受入口には、オゾン発生器116が連結されている。エジェクタ115の送出口は、前記吸着反応器117の受入口に前記濾過器113の送出口と共に連結している。吸着反応器117の送出口は、次亜塩素酸ナトリウム注入や紫外線(UV)照射等による滅菌器118の受入口に連結している。滅菌器118の送出口は、前記貯水槽101に連結している。
【0004】
このような水浄化装置を使用した従来の水浄化方法を次に説明する。
【0005】
循環ポンプ112により貯水槽101内の水1を吸引すると、当該水1は、ヘアキャッチャ111で毛髪等の大きな不溶物が除去されて、濾過器113で微細な不溶物が除去され、その一部が分取ポンプ114で分取され、オゾン発生器116からのオゾン2とエジェクタ115において噴流混合された後、分取されなかった残りの水1と共に吸着反応器117内に送給される。
【0006】
前記吸着反応器117内に送給された水1は、前記オゾン2が当該吸着反応器117に吸着保持され、当該オゾン2と水1中の菌や有機物とが接触し、殺菌処理や有機物の分解処理が行われた後、滅菌器118で次亜塩素酸ナトリウムの注入やUVを照射されてさらに滅菌処理されてから、貯水槽101に戻されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述したような従来の水浄水装置においては、オゾン発生器116や吸着反応器117のサイズが大きいため、機械室等に設置するにあたって、スペースの確保が非常に難しく、適用することが難しかった。
【0008】
このような問題は、浴槽やプールなどのような貯水槽101の水1を浄化する場合に限らず、設置スペースに限界のある場所で貯溜されている水を浄化する場合であれば、上述と同様に起こり得ることである。
【0009】
このようなことから、本発明は、設置スペースをできるだけ小さくすることができる水浄化装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するための、第一番目の発明による水浄化装置は、貯溜された水を循環させながら浄化処理する水浄化装置であって、循環する前記水の一部を分取する分取手段と、前記分取手段で分取された前記水にオゾンを混合してオゾン処理するオゾン処理手段と、オゾン処理された後の前記水を、循環する前記水に合流させて戻す合流手段と、前記分取手段の上流側に設けられた砂濾過器と、前記合流手段の下流側に設けられた滅菌器と、前記合流手段の下流側と前記滅菌器との間に設けられたフィルタと、前記砂濾過器と前記分取手段との間と前記フィルタと前記滅菌器との間とを連結し且つ開閉弁を有するバイパスラインとを備え、前記オゾン処理手段が、前記分取手段で分取された前記水にオゾンを混合するエジェクタ及びオゾン発生器と、前記水に混合された前記オゾンを吸着保持して当該水をオゾン処理する吸着反応器とを備えていることを特徴とする。
【0014】
第二番目の発明による水浄化装置は、第一番目の発明において、オゾン処理された前記水のオゾン濃度を計測するオゾン濃度計測手段と、前記オゾン濃度計測手段からの信号に基づいて、オゾン処理された前記水中に前記オゾンを略残留させないように前記オゾン処理手段を制御して、分取した前記水に混合する前記オゾンの量を調整する制御手段とを備えたこと特徴とする。
【0015】
第三番目の発明による水浄化装置は、第一番目または第二番目の発明において、前記水が、浴槽またはプールに貯溜されているものであることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明による水浄化装置の実施の形態を以下に説明するが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
【0017】
[参照例]
本発明による水浄化装置の理解の容易化を図るための参照例を図1を用いて説明する。図1は、水浄化装置の概略構成図である。
【0018】
図1に示すように、浴槽またはプール(以下「貯水槽」という。)101の下部には、循環ポンプ12の吸引口がヘアキャッチャ11を介して連結されている。循環ポンプ12の送出口は、カートリッジ式のフィルタ13の受入口に連結している。フィルタ13の送出口は、分取ポンプ14の吸引口と、次亜塩素酸ナトリウム注入や紫外線(UV)照射等による滅菌器18の受入口とにそれぞれ連結している。分取ポンプ14の送出口は、エジェクタ15の第一受入口に連結している。エジェクタ15の第二受入口には、オゾン発生器16が連結されている。エジェクタ15の送出口は、吸着反応器17の受入口に連結している。吸着反応器17の送出口は、前記フィルタ13の受入口に前記循環ポンプ12の送出口と共に連結している。前記滅菌器18の送出口は、前記貯水槽101に連結している。
【0019】
なお、本参照例では、分取ポンプ14等により分取手段を構成し、エジェクタ15、オゾン発生器16、吸着反応器17等によりオゾン処理手段を構成し、吸着反応器17等により合流手段を構成している。
【0020】
また、前記循環ポンプ12の送出口側と前記吸着反応器17の送出口側との合流箇所よりも当該吸着反応器17の送出口側には、オゾン濃度を検出するUV吸収型やポーラログラフ型等のオゾン濃度計測手段であるオゾン濃度計測センサ19aが設けられている。このオゾン濃度計測センサ19aは、制御手段である制御装置19の入力部に電気的に接続されている。制御装置19の出力部は、前記オゾン発生器16に電気的に接続されており、当該制御装置19は、上記オゾン濃度計測センサ19aからの信号に基づいて、オゾン発生器16から送出させるオゾン2の量を調整するように当該オゾン発生器16を制御するようになっている(詳細は後述する。)。
【0021】
このような水浄化装置を使用した水浄化方法を次に説明する。
【0022】
循環ポンプ12により貯水槽101内の水1を吸引すると、当該水1は、ヘアキャッチャ11で毛髪等の大きな不溶物が除去されて、フィルタ13で微細な不溶物が除去された後、その一部が分取ポンプ14で分取される。
【0023】
分取ポンプ14で分取された水1は、オゾン発生器16からのオゾン2とエジェクタ15において噴流混合されて、吸着反応器17内に送給され、前記オゾン2が当該吸着反応器17に吸着保持され、当該オゾン2と水1中の菌や有機物とが接触し、当該菌や有機物の殺菌処理や分解処理等のオゾン処理が行われた後、前記循環ポンプ12から送出された循環中の前記水1と合流されて戻され、前記フィルタ13内に再び送給される。
【0024】
このとき、例えば、分取ポンプ14で分取された水1中の菌や有機物の量が少なくなり、吸着反応器17から送出される水1中に余剰なオゾン2が残留するようになると(例えば、0.04g/m3 を超えると)、前記制御装置19が、前記オゾン濃度計測センサ19aからの信号に基づいて、上記吸着反応器17から送出されるオゾン処理された水1中にオゾン2を略残留させないように(例えば、0.04g/m3 以下となるように)オゾン発生器16を制御して、オゾン発生器16から送出させるオゾン1の量を減らすように調整する。
【0025】
また、吸着反応器17から送出される水1中のオゾン2が極低濃度になると(例えば、0.01g/m3 未満になると)、前記制御装置19が、前記オゾン濃度計測センサ19aからの信号に基づいて、上記吸着反応器17から送出されるオゾン処理された水1中のオゾン濃度を上昇させるように(0.01g/m3 以上となるように)オゾン発生器16を制御して、オゾン発生器16から送出させるオゾン1の量を増やすように調整する。
【0026】
他方、前記分取ポンプ14で分取されなかった残りの水1は、滅菌器18で次亜塩素酸ナトリウムの注入やUVを照射されて滅菌処理された後、浴槽101に戻される。
【0027】
つまり、従来は、循環する水1の一部を分取し、分取した水1にオゾン2を混合して、当該水1を、循環する水1に合流した後にオゾン処理していたが、本参照例は、循環する水1の一部を分取し、分取した水1にオゾン発生器16からのオゾン2を混合して当該水1のみを吸着反応器17内に流通させてオゾン処理した後に、当該水1を、循環する水1に合流させて戻すようにしたのである。このような構成とした理由を以下に説明する。
【0028】
水1に注入するオゾン2の使用量はできるだけ少ない方が望ましいが、水1に対するオゾン2の注入率が低いと、オゾン2は自己分解しやすいため、反応せずに分解してしまう方の割合が多くなり、効率が悪くなってしまう。このため、水1の量に対して2〜3g/m3 程度の溶存濃度となるようにオゾン2を注入すると効率がよく好ましい。
【0029】
そこで、本参照例では、水1を循環させて浄化する循環式水浄化の場合において、循環する水1の一部を分取し、分取した水1のみをオゾン処理することにより、水1に注入するオゾン2の使用量が少なくても、好ましいオゾン溶存濃度で水1をオゾン処理することができるようにしたのである。これにより、オゾン発生器16や吸着反応器17が小型であっても、従来と同等またはそれ以上の水浄化効果を得ることができる。
【0030】
したがって、本参照例によれば、オゾン発生器16および吸着反応器17を従来のものよりも小型化することができるので、機械室等に設置するにあたって、従来よりもスペースを容易に確保することができ、従来よりも容易に適用することができる。
【0031】
また、制御装置19が、オゾン濃度計測センサ19aからの信号に基づいて、オゾン処理された水1中にオゾン2を略残留させないようにオゾン発生器16を制御するので、循環する水1中(分岐ライン以外の水1中)にオゾン2が流出してしまうことを確実に防止することができ、貯水槽101内にオゾン2が流入してしまうことを確実に防止することができる。
【0032】
なお、本参照例では、吸着反応器17の送出口を、フィルタ13の受入口に循環ポンプ12の送出口と共に連結したが、当該吸着反応器17の送出口を、滅菌器18の受入口側に連結するようにしてもよい。
【0033】
[実施の形態]
本発明による水浄化装置の実施の形態を図2を用いて説明する。図2は、水浄化装置の概略構成図である。ただし、前述した参照例と同一の部分については、前述した参照例の説明で用いた符号と同一の符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0034】
図2に示すように、貯水槽101の下部には、循環ポンプ12の吸引口がヘアキャッチャ11を介して連結されている。循環ポンプ12の送出口は、砂濾過器23の受入口に連結している。砂濾過器23の送出口は、カートリッジ式のフィルタ13と、分取ポンプ14の吸引口とにそれぞれ連結している。分取ポンプ14の送出口は、エジェクタ15の第一受入口に連結している。エジェクタ15の第二受入口には、オゾン発生器16が連結されている。エジェクタ15の送出口は、吸着反応器17の受入口に連結している。吸着反応器17の送出口は、前記分取ポンプ14の吸引口と前記フィルタ13の受入口との間に連結している。フィルタ13の送出口は、次亜塩素酸ナトリウム等を注入する滅菌器28の受入口に連結している。滅菌器28の送出口は、前記貯水槽101に連結している。前記砂濾過器23の送出口と前記滅菌器28の受入口との間は、開閉弁29aを有するバイパスライン29で連結されている。
【0035】
また、前記フィルタ13の受入口側と前記吸着反応器17の送出口側との合流箇所よりも当該吸着反応器17の送出口側には、オゾン濃度計測センサ19aが設けられている。このオゾン濃度計測センサ19aは、制御装置19の入力部に電気的に接続されている。制御装置19の出力部は、前記オゾン発生器16に電気的に接続されている。
【0036】
このような水浄化装置を使用した水浄化方法を次に説明する。
【0037】
循環ポンプ12により貯水槽101内の水1を吸引すると、当該水1は、ヘアキャッチャ11で毛髪等の大きな不溶物が除去されて、砂濾過器23で小さな不溶物が除去された後、その一部が分取ポンプ14で分取される。
【0038】
分取ポンプ14で分取された水1は、オゾン発生器16からのオゾン2とエジェクタ15において噴流混合されて、吸着反応器17内に送給され、前記オゾン2が当該吸着反応器17に吸着保持され、当該オゾン2と水1中の菌や有機物とが接触し、当該菌や有機物の殺菌処理や分解処理が行われた後、上記分取ポンプ14で分取されなかった循環中の残りの水1と合流されて戻され、フィルタ13内に送給される。
【0039】
このとき、例えば、分取ポンプ14で分取された水1中の菌や有機物の量が少なくなり、吸着反応器17から送出される水1中に余剰なオゾン2が残留するようになると(例えば、0.04g/m3 を超えると)、前記制御装置19が、前記オゾン濃度計測センサ19aからの信号に基づいて、上記吸着反応器17から送出されるオゾン処理された水1中にオゾン2を略残留させないように(例えば、0.04g/m3 以下となるように)オゾン発生器16を制御して、オゾン発生器16から送出させるオゾン1の量を減らすように調整する。
【0040】
また、吸着反応器17から送出される水1中のオゾン2が極低濃度になると(例えば、0.01g/m3 未満になると)、前記制御装置19が、前記オゾン濃度計測センサ19aからの信号に基づいて、上記吸着反応器17から送出されるオゾン処理された水1中のオゾン濃度を上昇させるように(0.01g/m3 以上となるように)オゾン発生器16を制御して、オゾン発生器16から送出させるオゾン1の量を増やすように調整する。
【0041】
前記フィルタ13内に送給された循環中の水1は、当該フィルタ13で微細な不溶物が除去されてから、滅菌器28で次亜塩素酸ナトリウム等を注入されて滅菌処理された後、貯水槽101に戻される。
【0042】
つまり、前述した参照例の場合と同様に、循環する水1の一部を分取し、分取した水1にオゾン発生器16からのオゾン2を混合して当該水1のみを吸着反応器17内に流通させてオゾン処理した後に、当該水1を、循環する水1に合流させて戻すようにしたのである。
【0043】
したがって、本実施の形態によれば、前述した参照例の場合と同様に、オゾン発生器16および吸着反応器17を従来のものよりも小型化することができるので、機械室等に設置するにあたって、従来よりもスペースを容易に確保することができ、従来よりも容易に適用することができる。
【0044】
また、制御装置19が、オゾン濃度計測センサ19aからの信号に基づいて、オゾン処理された水1中にオゾン2を略残留させないようにオゾン発生器16を制御するので、循環する水1中(分岐ライン以外の水1中)にオゾン2が流出してしまうことを確実に防止することができ、貯水槽101内にオゾン2が流入してしまうことを確実に防止することができる。
【0045】
また、貯水槽101内の水1の汚れ具合が少ないときには、前記バイパスライン29の開閉弁29aを開放することにより、砂濾過器23から送出されてきた水1の一部を滅菌器28に直接流すことができるので、オゾン処理およびフィルタリングを行う量を少なくすることができ、ランニングコストの低減を図ることができる。
【0046】
[他の実施の形態]
前述した参照例及び実施の形態では、浴槽やプールなどのような貯水槽101内に貯溜された水1の浄化処理に適用する場合について説明したが、本発明は、これに限らず、設置スペースに限界のある場所で貯溜されている水を浄化する場合であれば、前述した実施の形態の場合と同様に適用することができる。
【0050】
【発明の効果】
第一番目の発明による水浄化装置は、貯溜された水を循環させながら浄化処理する水浄化装置であって、循環する前記水の一部を分取する分取手段と、前記分取手段で分取された前記水にオゾンを混合してオゾン処理するオゾン処理手段と、オゾン処理された後の前記水を、循環する前記水に合流させて戻す合流手段と、前記分取手段の上流側に設けられた砂濾過器と、前記合流手段の下流側に設けられた滅菌器と、前記合流手段の下流側と前記滅菌器との間に設けられたフィルタと、前記砂濾過器と前記分取手段との間と前記フィルタと前記滅菌器との間とを連結し且つ開閉弁を有するバイパスラインとを備え、前記オゾン処理手段が、前記分取手段で分取された前記水にオゾンを混合するエジェクタ及びオゾン発生器と、前記水に混合された前記オゾンを吸着保持して当該水をオゾン処理する吸着反応器とを備えているので、オゾン処理手段を小型なもので済ませることができ、設置スペースを容易に確保することができる。
【0051】
第二番目の発明による水浄化装置は、第一番目の発明において、オゾン処理された前記水のオゾン濃度を計測するオゾン濃度計測手段と、前記オゾン濃度計測手段からの信号に基づいて、オゾン処理された前記水中に前記オゾンを略残留させないように前記オゾン処理手段を制御して、分取した前記水に混合する前記オゾンの量を調整する制御手段とを備えたので、循環する水中にオゾンが流出してしまうことを確実に防止することができる。
【0052】
第三番目の発明による水浄化装置は、第一番目または第二番目の発明において、前記水が、浴槽またはプールに貯溜されているものであるので、第一番目または第二番目の発明で得られる効果を最も発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による水浄化装置の理解の容易化を図るための参照例の概略構成図である。
【図2】 本発明による水浄化装置の実施の形態の概略構成図である。
【図3】従来の水浄化装置の一例の概略構成図である。
【符号の説明】
1 水
2 オゾン
11 ヘアキャッチャ
12 循環ポンプ
13 フィルタ
14 分取ポンプ
15 エジェクタ
16 オゾン発生器
17 吸着反応器
18 滅菌器
19 制御装置
19a オゾン濃度計測センサ
23 砂濾過器
28 滅菌器
29 バイパスライン
29a 開閉弁
101 貯水槽
Claims (3)
- 貯溜された水を循環させながら浄化処理する水浄化装置であって、
循環する前記水の一部を分取する分取手段と、
前記分取手段で分取された前記水にオゾンを混合してオゾン処理するオゾン処理手段と、
オゾン処理された後の前記水を、循環する前記水に合流させて戻す合流手段と、
前記分取手段の上流側に設けられた砂濾過器と、
前記合流手段の下流側に設けられた滅菌器と、
前記合流手段の下流側と前記滅菌器との間に設けられたフィルタと、
前記砂濾過器と前記分取手段との間と前記フィルタと前記滅菌器との間とを連結し且つ開閉弁を有するバイパスラインと
を備え、
前記オゾン処理手段が、
前記分取手段で分取された前記水にオゾンを混合するエジェクタ及びオゾン発生器と、
前記水に混合された前記オゾンを吸着保持して当該水をオゾン処理する吸着反応器と
を備えている
ことを特徴とする水浄化装置。 - 請求項1において、
オゾン処理された前記水のオゾン濃度を計測するオゾン濃度計測手段と、
前記オゾン濃度計測手段からの信号に基づいて、オゾン処理された前記水中に前記オゾンを略残留させないように前記オゾン処理手段を制御して、分取した前記水に混合する前記オゾンの量を調整する制御手段と
を備えたこと特徴とする水浄化装置。 - 請求項1または2において、
前記水が、浴槽またはプールに貯溜されているものであることを特徴とする水浄化装置。
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