JP3721900B2 - 情報交換システムおよびこれに用いる情報通信端末並びに情報管理装置 - Google Patents

情報交換システムおよびこれに用いる情報通信端末並びに情報管理装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報交換システムおよびこれに用いる情報通信端末並びに情報管理装置に関し、詳しくは、数の情報通信端末と少なくとも一つの情報管理装置とを有し、該複数の情報通信端末と該情報管理装置との間で情報の交換を行なう情報交換システムおよびこのシステムに用いる情報通信端末並びに情報管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の情報交換システムとしては、音声認識技術と音声合成技術とを備える車載された情報通信端末と特定機関に設けられた支援センタとで音声による会話形式の情報交換を行なうものが提案されている(例えば、特開平10−232138号公報など)。この情報交換システムは、車両側の緊急通報に関する情報交換に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした情報交換システムでは、予め登録された情報に関する範囲内の会話に限定されるから、予期できない状況には対応することができない。例えば、予め登録された情報に関する範囲以外の会話については情報交換の対象とされないから、車両側で要求する情報を得ることができない。
【0004】
本発明の情報交換システムは、多様な情報を交換することを目的の一つとする。また、本発明の情報交換システムは、情報交換を異なる音声により行なうことを目的の一つとする。本発明の情報通信端末は、多様な情報を交換可能な端末を提供することを目的の一つとすると共に情報交換を異なる音声により行なうことを目的の一つとする。本発明の情報管理装置は、多様な情報を交換可能な基地としての装置を提供することを目的の一つとすると共に多様な情報を適切に分類し適切な情報を交換の対象として選択することを目的の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
本発明の情報交換システムおよびこれに用いる情報通信端末並びに情報管理装置は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
【0006】
本発明の情報交換システムは、
複数の情報通信端末と少なくとも一つの情報管理装置とを有し、該複数の情報通信端末と該情報管理装置との間で情報の交換を行なう情報交換システムであって、
前記情報通信端末は、操作者により提供される情報を前記情報管理装置に向けて送信する端末送信手段と、前記情報管理装置から送信された情報を受信する端末受信手段と、該受信した情報を出力する端末出力手段とを備え、
前記情報管理装置は、前記情報通信端末から送信される情報を受信する管理装置受信手段と、該受信した情報を予め設定された複数の区分に分類する情報分類手段と、該分類された情報を登録する情報登録手段と、前記情報通信端末からの情報に基づいて前記情報登録手段により登録された情報の少なくとも一部を該情報通信端末に送信する管理装置送信手段とを備える
ことを要旨とする。
【0007】
この本発明の情報交換システムでは、複数の情報通信端末と情報管理装置とが通信により情報交換を行なう。情報通信端末では、端末送信手段が操作者により提供される情報を情報管理装置に向けて送信し、端末受信手段が情報管理装置から送信された情報を受信し、端末出力手段がこの受信した情報を出力する。情報管理装置では、管理装置受信手段が情報通信端末から送信される情報を受信し、情報分類手段がこの受信した情報を予め設定された複数の区分に分類し、情報登録手段がこの分類された情報を登録し、管理装置送信手段が情報通信端末からの情報に基づいて情報登録手段により登録された情報の少なくとも一部を情報通信端末に送信する。したがって、情報通信端末と情報管理装置との間で多様な情報を交換することができる。
【0008】
こうした本発明の情報交換システムにおいて、前記情報通信端末は前記情報管理装置に対して所定の情報をもって通信の接続要求を送信する接続要求送信手段を備え、前記情報管理装置は前記接続要求送信手段から送信された通信の接続要求に基づいて前記複数の区分のうちの一つの区分を選択して前記通信の接続要求に係る情報通信端末との通信の接続を行なう通信接続手段を備え、前記管理装置送信手段は前記通信接続手段により選択された区分に分類された情報の少なくとも一部を送信する手段であるものとすることもできる。こうすれば、情報通信端末と情報管理装置との間で所定の情報に基づいて選択された区分に分類される情報の交換を行なうことができる。この態様の本発明の情報交換システムにおいて、前記所定の情報は、前記情報通信端末が所属する区分に関する情報であるものとすることもできるし、前記操作者が所望する区分に関する情報であるものとすることもできる。
【0009】
また、本発明の情報交換システムにおいて、前記情報通信端末は車両に搭載されており、前記区分は地理的に道路を区分けしてなる区分であるものとすることもできる。こうすれば、地理的に道路を区分けしてなる区分に分類される多様な情報の交換を行なうことができる。
【0010】
さらに、本発明の情報交換システムにおいて、前記情報通信端末および前記情報管理装置のいずれかが音声情報を符号情報に変換する音声符号化手段を備えるものとすることもできるし、前記情報通信端末および前記情報管理装置のいずれかが符号情報を音声情報に変換する符号音声化手段を備えるものとすることもできる。こうすれば、音声情報として情報交換した情報を符号情報とすることもできるし、音声情報を符号情報として情報交換することもできる。また、符号情報として情報交換した情報を音声情報とすることもできるし、符号情報を音声情報として情報交換することもできる。
【0011】
情報通信端末か情報管理装置のいずれかが符号音声化手段を備える態様の本発明の情報交換システムであって、前記符号音声化手段は、前記符号情報を該符号情報に関する情報を送信した情報通信端末毎に異なる特性を有する音声情報として変換可能な手段であるものとすることもできる。こうすれば、異なる音声特性で音声出力することができる。この態様の本発明の情報交換システムであって、前記情報通信端末が前記符号音声化手段を備え、該符号音声化手段は前記符号情報を操作者の操作に基づいて設定される特性の音声情報に変換する手段であるものとすることもできる。こうすれば、操作者の好みの音声にすることができる。
【0012】
本発明の情報通信端末は、
情報管理装置と通信により情報の交換を行なう車載用の情報通信端末であって、
操作者の音声を取得する音声取得手段と、
操作者により提供される情報を前記情報管理装置に向けて送信する送信手段と、
前記情報管理装置から送信された情報を受信する受信手段と、
該受信した情報を音声出力する音声出力手段と
を備えることを要旨とする。
【0013】
この本発明の情報通信端末では、音声取得手段が、操作者の音声を取得し、送信手段が、操作者により提供される情報を情報管理装置に向けて送信する。受信手段は、情報管理装置から送信された情報を受信し、音声出力手段は、この受信した情報を音声出力する。こうした本発明の情報通信端末によれば、音声入力と音声出力とによって情報交換を行なうことができ、車載に適したものとすることができる。
【0014】
この本発明の情報通信端末において、前記情報管理装置に対して所定の情報をもって通信の接続要求を送信する接続要求送信手段を備えるものとすることもできる。こうすれば、所定の情報により交換する情報を選択することができる。この態様の本発明の情報通信端末において、車両の現在位置を検出する現在位置検出手段を備え、前記所定の情報は、現在位置検出手段により検出された車両の現在位置に関する情報であるものとすることもできる。こうすれば、車両の現在位置に関する情報により選択される情報を交換することができる。
【0015】
また、本発明の情報通信端末において、前記音声取得手段は、前記取得した音声を符号情報に変換する音声符号化手段を備えるものとすることもできる。こうすれば、音声を符号情報として送信することができる。
【0016】
さらに、本発明の情報通信端末において、前記音声出力手段は、前記受信した情報を音声情報に変換する符号音声化手段を備えるものとすることもできる。こうすれば、受信した情報を音声情報として出力することができる。この態様の本発明の情報通信端末において、前記符号音声化手段は、前記受信した情報を該情報に関する情報を送信した情報通信端末毎に異なる特性を有する音声情報として変換する手段であるものとすることもできる。こうすれば、異なる音声特性で音声出力することができる。さらに、この態様の本発明の情報通信端末において、前記符号音声化手段は、前記受信した情報を操作者の操作に基づいて設定される特性の音声情報に変換する手段であるものとすることもできる。こうすれば、操作者の好みの音声特性で音声出力することができる。
【0017】
本発明の情報管理装置は、
複数の車載された情報通信端末と通信により情報の交換を行なう情報管理装置であって、
前記情報通信端末から送信される情報を受信する受信手段と、
該受信した情報を予め設定された複数の区分に分類する情報分類手段と、
該分類された情報を登録する情報登録手段と、
前記情報通信端末からの情報に基づいて前記情報登録手段により登録された情報の少なくとも一部を該情報通信端末に送信する送信手段と
を備えることを要旨とする。
【0018】
この本発明の情報管理装置では、受信手段が情報通信端末から送信される情報を受信し、情報分類手段がこの受信した情報を予め設定された複数の区分に分類する。情報登録手段はこの分類された情報を登録し、送信手段は情報通信端末からの情報に基づいて情報登録手段により登録された情報の少なくとも一部をこの情報通信端末に送信する。こうした本発明の情報管理装置によれば、複数の車載された情報通信端末と情報交換を行なうことができ、この情報交換に適したものとすることができる。
【0019】
この本発明の情報管理装置において、前記受信手段により前記情報通信端末から送信された所定の情報をもった通信の接続要求を受信したとき、該受信した通信の接続要求に基づいて前記複数の区分のうちの一つの区分を選択して前記通信の接続要求に係る情報通信端末との通信の接続を行なう通信接続手段を備え、前記送信手段は、前記通信接続手段により選択された区分に分類された情報の少なくとも一部を送信する手段であるものとすることもできる。こうすれば、所定の情報に基づいた区分に登録される情報について情報交換を行なうことができる。この態様の本発明の情報管理装置において、前記所定の情報は該所定の情報をもった通信の接続要求を送信した情報通信端末を搭載する車両の現在位置に関する情報であり、前記区分は地理的に道路を区分けしてなる区分であり、前記通信接続手段は前記所定の情報としての車両の現在位置に属する区分を選択して通信の接続を行なう手段であるものとすることもできる。こうすれば、車両の現在位置に関する情報に基づいて選択された地理的に道路を区分けしてなる区分に登録される情報について情報交換することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である情報交換システム20の構成の概略を示す構成図である。実施例の情報交換システム20は、図示するように、車両に搭載された複数の情報通信端末30と、この情報通信端末30と移動体通信網24およびインターネット22を介して接続された情報管理装置70とを備える。
【0021】
図2は、情報通信端末30の構成の概略を示す構成図である。図示するように、情報通信端末30は、CPU34を中心として構成された電子制御ユニット32を備えている。電子制御ユニット32は、CPU34の他に、処理プログラムを記憶したROM36と、一時的にデータを記憶するRAM38と、入出力ポート(図示せず)とを備える。この電子制御ユニット32には、液晶ディスプレイ42に接続されたグラフィックスコントローラ40や液晶ディスプレイ42の表示面に取り付けられた透明のタッチパネル44,スピーカ48に接続された音声合成ユニット46,マイクロフォン52に接続された音声認識ユニット50,運転席の前方に配置され各種スイッチが配置されたスイッチパネル54,通信用アンテナ58を用いて双方向通信する双方向通信ユニット56,GPSアンテナ62で受信した衛星からの信号により車両の現在位置を検出するGPSユニット60,各種データを記憶する記憶媒体としてのハードディスク装置64,地図データなどを必要に応じて出力する記録媒体としてのDVD装置66などが接続されている。また、電子制御ユニット32は、車両が搭載しているオーディオなどとLANを形成している。
【0022】
図3は、情報管理装置70の構成の概略を示す構成図である。情報管理装置70は、インターネット22に接続されたHttpサーバーとして機能しており、図3に示すように、CPU74を中心として構成されたコンピュータ72を備える。コンピュータ72は、CPU74の他に、処理プログラムを記憶したROM76と、一時的にデータを記憶するRAM78と、入出力ポート(図示せず)とを備える。このコンピュータ72には、インターネット22に接続する通信ユニット80や各チャットルームのデータなどを記憶する大容量のハードディスク装置82,種々のデータを必要に応じて出力するDVD装置84などが接続されている。
【0023】
次に、こうして構成された実施例の情報交換システム20における情報交換の様子について説明する。図4は、情報通信端末30と情報管理装置70とによる情報交換の様子の一例を示すフローチャートである。情報交換システム20における情報交換の開始は、情報通信端末30をインターネット22に接続する処理から開始される(ステップS100)。情報通信端末30が移動体通信網24を介してインターネット22に接続されると、情報通信端末30から端末情報を送出する(ステップS102)。ここで、端末情報には、情報通信端末30を搭載している車両の現在位置や走行道路路線ID,走行方向,氏名,性別,音声読み上げ速度,音声基本周波数などが含まれる。これらの情報のうち車両の現在位置や走行道路路線ID,走行方向は、GPSユニット60により検出された車両の現在位置をDVD装置66からの地図情報とをマッチングさせることにより得ることができる。また、氏名や性別,音声読み上げ速度,音声基本周波数については、操作者が予めスイッチパネル54やタッチパネル44を用いて入力および設定したものが用いられる。
【0024】
こうした端末情報を入力した情報管理装置70は、予め設定されたチャットルームリストを端末情報を送出した情報通信端末30に送出する(ステップS104)。ここで、情報管理装置70が送出するチャットルームリストには、例えば東名高速道路や名神高速道路などの高速道路や有料道路などの各上り路線および下り路線などが含まれている。情報通信端末30は、このチャットルームリストを受信すると、受信したチャットルームリストを出力する処理を行なう(ステップS106)。チャットルームリストの出力処理は、液晶ディスプレイ42に一覧表示すると共に一覧表示された順に音声合成ユニット46を介してスピーカ48から音声により出力することにより行なわれる。
【0025】
操作者が液晶ディスプレイ42に一覧表示されたリストに対して該当するポイントをタッチパネル44から入力したり、マイクロフォン52に対してチャットルーム名を音声入力することによって所望のチャットルームを選択すると、情報通信端末30は、選択されたチャットルーム名または選択されたチャットルームに割り当てられたコードなどを選択情報として送出する(ステップS108)。なお、操作者による音声入力は、所定のコマンド(例えば、「音声入力開始」など)を音声入力して音声入力の開始を指示した後に、チャットルーム名またはチャットルームに割り当てられた番号などを音声入力し、入力された音声に対する認識結果を確認した後に所定のコマンド(例えば、「音声入力終了」など)を入力することにより行なう。
【0026】
情報管理装置70は、チャットルームの選択情報を受信すると、選択されたチャットルームのホームページに情報通信端末30の入室データ(例えば、氏名や現在位置,性別など)を表示すると共に(ステップS110)、選択されたチャットルームページを送出する(ステップS112)。情報通信端末30は、チャットルームページを受信すると、このチャットルームページを出力する処理を行なう(ステップS114)。チャットルームページの出力処理としては、図5の表示例に示すようにチャットルームの路線を地図情報を用いて液晶ディスプレイ42に表示すると共にチャットルームに入室しているメンバーをその路線上に表示する処理と、チャットルームページやそのチャットルームに送信された最新5つのメッセージを音声合成ユニット46を介してスピーカ48から音声出力する処理とが含まれる。音声出力は、各情報通信端末30がそのチャットルームに入室する際に情報管理装置70に向けて送出した端末情報のうちの音声読み上げ速度や音声基本周波数を用いてメッセージ毎に音声合成ユニット46により音声合成して行なわれる。なお、各情報通信端末30の端末情報は、チャットルームページに含まれているものとした。
【0027】
以上がチャットルームへの入室処理である。次にメッセージの入力および出力処理について説明する。情報通信端末30からのメッセージの入力は次のように行なわれる。まず、マイクロフォン52および音声認識ユニット50を介して音声入力を行なう(ステップS120)。この音声入力は、前述したように所定のコマンドを入力した後に行なわれ、マイクロフォン52に入力された音声は音声認識ユニット50により文字データに置き換えられる。この音声入力が行なわれると、情報通信端末30は、音声認識した結果を音声合成ユニット46を介してスピーカ48から音声出力する(ステップS122)。操作者は、認識結果に同意するときには(ステップS124)、所定のコマンド(例えば、「音声送信」など)を入力することにより認識したデータをメッセージとして送出する(ステップS126)。一方、認識結果に同意しないときには、ステップS120の音声入力からやり直す。
【0028】
メッセージを受信した情報管理装置70は、チャットデータを更新し(ステップS128)、更新したチャットデータをチャットルームに入室している各情報通信端末30に送出する(ステップS130)。更新されたチャットデータを受信した情報通信端末30は、更新されたチャットデータを出力する(ステップS132)。チャットデータの出力は、更新に伴う新たなメッセージを音声出力することにより行なわれる。
【0029】
メッセージの入力を行なわない情報通信端末30は、単に情報管理装置70から送信されてくる更新されたチャットデータを出力する処理(ステップS132)のみを行なうことになる。
【0030】
こうしたメッセージの入力や出力はチャットルームを退室する処理がなされるまで繰り返し実行される。なお、チャットデータの出力は、音声出力の他に画面表示によっても行なわれる。スイッチパネル54から画面表示を選択することにより、更新に伴うメッセージが音声出力と共に液晶ディスプレイ42に画面表示されるのである。図6にメッセージが画面表示されている一例を示す。
【0031】
チャットルームの退室処理は、情報通信端末30からチャット退室情報を送出することにより行なわれる(ステップS140)。このチャット退室情報が情報管理装置70に入力されると、情報管理装置70は、チャットルームページにチャット退出情報を送出した情報通信端末30が退室した旨を表示する(ステップS142)。
【0032】
以上説明した実施例の情報交換システム20によれば、所望のチャットルームを選択して多様な情報を交換することができる。しかも、音声入力と音声出力により情報交換を行なうから、情報通信端末30を車載に適するものとすることができる。
【0033】
また、実施例の情報交換システム20によれば、端末情報に情報通信端末30の音声基本周波数や音声読み上げ速度などを含めると共にこの情報を用いて音声合成を行なうから、メッセージを音声出力する際にそのメッセージを入力した情報通信端末30毎に音声を変更することができる。
【0034】
実施例の情報交換システム20では、入室するチャットルームを情報管理装置70から送られてきたチャットルームリストから選択するものとしたが、情報管理装置70が情報通信端末30から送出される端末情報に基づいて入室するチャットルームを選択するものとしてもよい。この場合、情報管理装置70は情報通信端末30から送られた端末情報に含まれる車両の現在位置や走行道路路線ID,走行方向に適合するチャットルームを選択すればよい。こうすれば、情報通信端末30側の操作者はチャットルームを選択する必要がない。なお、自動的な選択の基準としては、走行中の現在位置およびその周辺からの検索によるものや走行路線の上り又は下りから検索するもの,経路案内中の目的地データから検索するもの,経路案内対象や道路リンクから検索するもの,同一車両や同一車種から検索するもの,車両のメーカーの同一性から検索するもの,同一または類似の趣味などから検索するもの,同一または類似の走行速度から検索するもの,同一の言語から検索するもの,同一年齢または世代あるいは性別から検索するものなども考えられる。
【0035】
実施例の情報交換システム20では、情報管理装置70に予め用意されているチャットルームのいずれかに入室するものとしたが、情報通信端末30からの選択により又は情報管理装置70の判定により情報管理装置70に新たなチャットルームを開設すると共に開設したチャットルームに入室するものとしてもよい。
【0036】
実施例の情報交換システム20では、情報通信端末30が音声合成ユニット46や音声認識ユニット50を備え、文字情報などの音声とは異なる符号化された情報を用いて情報通信端末30と情報管理装置70との間で情報交換するものとしたが、音声を用いて情報通信端末30と情報管理装置70との間で情報交換を行なうものとしてもよい。この場合、情報管理装置70が音声合成ユニット46や音声認識ユニット50を備えればよい。
【0037】
実施例の情報交換システム20では、チャットデータなどをスピーカ48から音声出力するものとしたが、液晶ディスプレイ42への画面出力のみで音声出力を行なわないものとしてもよい。こうすれば、運転者以外の者が操作者として情報通信端末30を操作しているときに、音声出力を行なわないようにすることができる。
【0038】
実施例の情報交換システム20では、情報通信端末30側で端末情報に含まれる音声基本周波数や音声読み上げ速度などを設定できるものとしたが、操作者が音声入力する毎に入力される音声の周波数や読み上げ速度などを認識し、この認識した音声の周波数や読み上げ速度をメッセージなどと同時に送出し、このメッセージを受け取った情報通信端末30はメッセージと共に受け取った音声の周波数や読み上げ速度を用いて音声出力するものとしてもよい。こうすれば、操作者の音声特徴をある程度再現することができる。また、端末情報に音声の周波数や読み上げ速度など音声出力に関する情報を含めないものとし、端末情報に送出した情報通信端末30のIDを含め、メッセージを音声合成する際に、音声合成を行なう情報通信端末30側で情報通信端末30のID毎に自動的に音声基本周波数を割り当てるものとしてもよい。この場合、情報通信端末30に予め複数の音声基本周波数を登録しておき、情報通信端末30のIDに対してランダムにあるいは順番に音声基本周波数を割り当てるものとすればよい。更に、音声合成を行なう情報通信端末30側でチャットルームに参加している情報通信端末30毎に音声基本周波数や音声読み上げ速度を設定するものとしてもよい。こうすれば、操作者は情報通信端末30毎に所望の音声特性を持たせることができる。
【0039】
実施例の情報交換システム20では、情報通信端末30と情報管理装置70とを移動体通信網24とインターネット22とを介して接続するものとしたが、インターネット22とは異なるネットを用いるものとしてもよい。
【0040】
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である情報交換システム20の構成の概略を示す構成図である。
【図2】 情報通信端末30の構成の概略を示す構成図である。
【図3】 情報管理装置70の構成の概略を示す構成図である。
【図4】 情報通信端末30と情報管理装置70とによる情報交換の様子の一例を示すフローチャートである。
【図5】 チャットルームの路線を地図情報を用いて液晶ディスプレイ42に表示した際の表示画面の一例を示す説明図である。
【図6】 液晶ディスプレイ42にメッセージを表示する際の表示画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
20 情報交換システム、22 インターネット、24 移動体通信網、30情報通信端末、32 電子制御ユニット、34 CPU、36 ROM、38RAM、40 グラフィックスコントローラ、42 液晶ディスプレイ、44タッチパネル、46 音声合成ユニット、48 スピーカ、50 音声認識ユニット、52 マイクロフォン、54 スイッチパネル、56 双方向通信ユニット、58 通信用アンテナ、60 GPSユニット、62 GPSアンテナ、64 ハードディスク装置、66 DVD装置、70 情報管理装置、72 コンピュータ、74 CPU、76 ROM、78 RAM、80 通信ユニット、82 ハードディスク装置、84 DVD装置。

Claims (1)

  1. 複数の車載された情報通信端末と通信により情報の交換を行なう情報管理装置であって、
    前記情報通信端末から送信される情報を受信する受信手段と、
    該受信した情報を予め設定された複数の区分に分類する情報分類手段と、
    該分類された情報を登録する情報登録手段と、
    前記情報通信端末からの情報に基づいて前記情報登録手段により登録された情報の少なくとも一部を該情報通信端末に送信する送信手段と、
    前記受信手段により前記情報通信端末から送信された所定の情報をもった通信の接続要求を受信したとき、該受信した通信の接続要求に基づいて前記複数の区分のうちの一つの区分を選択して前記通信の接続要求に係る情報通信端末との通信の接続を行なう通信接続手段と、
    を備え、
    前記送信手段は、前記通信接続手段により選択された区分に分類された情報の少なくとも一部を送信する手段であり、
    前記所定の情報は、該所定の情報をもった通信の接続要求を送信した情報通信端末を搭載する車両の現在位置に関する情報であり、
    前記区分は、地理的に道路を区分けしてなる区分であり、
    前記通信接続手段は、前記所定の情報としての車両の現在位置に属する区分を選択して通信の接続を行なう手段である、
    情報管理装置。
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