JP3721027B2 - プログラム性能グラフ表示装置およびプログラム性能のグラフ表示方法 - Google Patents

プログラム性能グラフ表示装置およびプログラム性能のグラフ表示方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プログラム性能グラフ表示装置およびプログラム性能のグラフ表示方法に関し、特に、コンピュータシステムによって動作するプログラムモジュールの性能の測定データを収集する既存のツールによって収集された測定データを所定の手法に基づいて解析しつつ、所定のグラフ表示で表示するプログラム性能グラフ表示装置およびプログラム性能のグラフ表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プログラム性能を評価する装置として、特表平10−510385号公報に開示されているものが知られている。この公報において開示されている技術は、大規模ソフトウェアシステムの現時点での技術水準にあるシステムエンジニアリングを支援するソフトウェアツールに関する。
このような、ソフトウェアツールは、それぞれ独自に認識可能なソフトウェアコンポーネントについて、過去のシステム調整や、今後計画されているシステム調整も含む所定のソフトウェアシステムについての多数の特性の観察に基づいて測定データを収集する。
【0003】
このとき、最初に測定データを収集し、同様に各ソフトウェアコンポーネントの過去のデータを収集する。そして、故障に関する測定データは、ソフトウェアの計測された特性に対して統計的にマップされ、リスクインデックスを確立する。ここで、ソフトウェアの特性はソフトウェアの性能を断定するか、あるいは、その代わりに、リスクインデックスを使って、ソフトウェアコンポーネントを序列化して、リソースの節減に努めるために、どのコンポーネントにどれほどの試験が必要であるか否かを判断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のコンピュータ性能を評価する装置においては、ソフトウェアコンポーネントの性能を評価するに際して、この性能を評価のためのパラメータの抽出を実行している。従って、抽出されたパラメータを利用することにより、ソフトウェアコンポーネントの性能を効率良く評価できる手法については開示していない。
すなわち、性能を評価するパラメータを抽出する技術を開示しているため、性能を評価する作業者は、この抽出されたパラメータを使用して、ソフトウェアコンポーネントを評価することができるように所定のデータ加工作業を行なわなければならないため、作業が煩雑になっている。
【0005】
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、抽出されたパラメータを所定の態様で自動的にグラフ表示することによって、より効果的にソフトウェアコンポーネントの評価を効率的に実施することが可能なプログラム性能グラフ表示装置およびプログラム性能のグラフ表示方法の提供を目的とする。
【0006】
なお、特開平1−93826号,同4−153742号及び同6−259245号公報等においてもソフトウェアの性能を評価するための技術が提案されている。しかし、これらも、上記特表平10−510385号と同様に性能評価のためのパラメータの抽出方法に重点が置かれており、本発明のように、抽出したパラメータを如何に利用したらシステムモジュールの性能を効率良く評価できるかといった観点からの技術的追求はなされていない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、コンピュータシステムによって動作するプログラムモジュールの性能の測定データを収集する所定のツールを備え、このツールによって収集された測定データを利用して、所定のグラフ表示を行なうるプログラム性能グラフ表示装置であって、上記ツールに対してプログラムモジュールの測定ポイントを指示する測定ポイント指示手段と、上記測定ポイントに基づき上記ツールによって収集した、上記測定ポイントの各計測区間毎の測定データを取得する測定データ取得手段と、上記測定データ取得手段によって取得した測定データについて解析する測定データ解析手段と、上記測定データ解析手段によって解析された測定データに基づいて、上記測定ポイントの各計測区間毎にプログラムモジュールの性能を示す所定の特徴量を算出する特徴量算出手段と、上記測定ポイント指示手段によって指示された測定ポイントを二次元の座標軸にそれぞれ設定するとともに、上記特徴量算出手段によって算出された特徴量を前記二次元の座標軸以外の座標軸に設定し、測定ポイントの各計測区間と当該計測区間における上記特徴量との関係を三次元座標系のグラフ表示を実行する特徴量グラフ表示手段とを具備する構成としてある。
【0008】
上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、コンピュータシステムによって動作するプログラムモジュールの性能の測定データを収集する所定のツールを備え、この既存のツールによって収集される測定データを利用して、より効率的にプログラムモジュールの性能を評価できるとともに、より効果的に評価を確認可能なグラフ表示を実現することが可能なプログラム性能グラフ表示装置を提供する。かかるグラフ表示を実現するにあたり、測定ポイント指示手段は、最初に、ツールに対してプログラムモジュールの測定ポイントを指示する。そして、測定データ取得手段によってこの測定ポイントに基づき、ツールによって収集された測定データを取得する。
【0009】
このように測定データが取得されると、測定データ解析手段によってこの測定データについて所定の手法に基づき解析を行なう。さらに、特徴量算出手段が解析された測定データに基づいて、プログラムモジュールの性能を示す所定の特徴量を算出する。そして、特徴量グラフ表示手段は、測定ポイント指示手段によって指示された測定ポイントを二次元の座標軸にそれぞれ設定するとともに、特徴量算出手段によって算出された特徴量を前記二次元の座標軸以外の座標軸に設定し、三次元座標系のグラフとして生成し、かつ、所定の表示対象にグラフ表示を実行する。この特徴量表示手段が表示を行なう表示対象は、コンピュータに接続されたディスプレイでもよいし、プリンタでもよい。すなわち、このコンピュータシステムの利用者が測定データを生成されたグラフ表示にて確認できればよい。
【0010】
通常、プログラムモジュールの性能は、このプログラムモジュール単位で行われる。しかし、プログラムモジュールが大きくなると、プログラムモジュール内部にて複数の測定ポイントが設定可能になると好適である。そこで、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のプログラム性能グラフ表示装置において、上記測定ポイント指示手段は、プログラムモジュール内で複数の計測ポイントを設定可能であるとともに、上記ツールは、この測定ポイントによって経路が形成される所定の計測区間にて測定データを計測する構成としてある。
【0011】
上記のように構成した請求項2にかかる発明においては、測定ポイント指示手段によってプログラムモジュール内で複数の計測ポイントを設定する。そして、この計測ポイントをツールに指定し、この指定を受けたツールは、この測定ポイントによって経路が形成される所定の計測区間にて測定データを計測する。
【0012】
測定データ解析手段によって実行される解析内容の具体的な一例として、請求項3にかかる発明は、請求項1または2に記載のプログラム性能グラフ表示装置において、上記測定データ解析手段は、上記ツールが測定した測定データに基づいて、経路を形成する計測区間の通過回数を解析する構成としてある。
【0013】
上記のように構成した請求項3にかかる発明においては、測定データ解析手段によってツールが測定した測定データに基づき、測定ポイントによって区分された経路を形成する計測区間の通過回数を解析する。これにより、例えば、プログラムの分岐点ごとに計測区間を設定すると、プログラムモジュール内部にて、分岐処理がどのように実行されているかを容易に把握することが可能になる。
【0014】
特徴量算出手段によって算出される特徴量の具体的な態様として、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のプログラム性能グラフ表示装置おいて、上記特徴量算出手段は、上記測定データ取得手段および測定データ解析手段によって取得および解析された結果に基づいて、平均CPU使用時間を算出する構成としてある。
【0015】
上記のように構成した請求項4にかかる発明において、特徴量算出手段は、測定データ取得手段および測定データ解析手段によって取得および解析された結果に基づいて、平均CPU使用時間を算出する。
【0016】
特徴量表示手段によって表示される特徴量の具体的な態様として、請求項5にかかる発明は、請求項1〜4のいずれかに記載のプログラム性能グラフ表示装置において、上記特徴量グラフ表示手段は、上記平均CPU時間と、上記計測区間の通過回数と、該当する計測区間とを各座標軸に設定し、三次元座標系のグラフ表示を実行する構成としてある。
【0018】
このように、コンピュータシステムによって動作するプログラムモジュールの性能の測定データを収集する所定のツールを備え、所定の手法に基づいて測定データを収集し、所定のグラフ表示を行なう手法は必ずしも実体のある装置に限られる必要はなく、その方法としても機能することは容易に理解できる。
【0019】
このため、請求項5にかかる発明は、コンピュータシステムによって動作するプログラムモジュールの性能の測定データを収集する所定のツールを備え、このツールによって収集した所定の測定データを利用して所定のグラフ表示を行なうプログラム性能のグラフ表示方法であって、上記ツールに対してプログラムモジュールの測定ポイントを指示する測定ポイント指示工程と、上記測定ポイントに基づき上記ツールによって収集した、上記測定ポイントの各計測区間毎の測定データを取得する測定データ取得工程と、上記測定データ取得工程によって取得した測定データについて解析する測定データ解析工程と、上記測定データ解析工程によって解析された測定データに基づいて、上記測定ポイントの各計測区間毎にプログラムモジュールの性能を示す所定の特徴量を算出する特徴量算出工程と、上記測定ポイント指示工程によって指示された測定ポイントを二次元の座標軸にそれぞれ設定するとともに、上記特徴量算出工程によって算出された特徴量を前記二次元の座標軸以外の座標軸に設定し、測定ポイントの各計測区間と当該計測区間における上記特徴量との関係を三次元座標系のグラフ表示を実行する特徴量グラフ表示工程とを具備する構成としてある。すなわち、必ずしも実体のある装置に限らず、その方法としても有効であることに相違はない。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるプログラム性能グラフ表示装置を適用したコンピュータ10のハードウェアの構成を示したブロック構成図である。
同図において、コンピュータ10は演算処理の中枢をなすCPU11を備えており、このCPU11にはCPUバス12を介して二次キャッシュ13やデータバスユニット14やシステムコントローラ15が接続されている。
【0021】
近年のコンピュータでは、処理効率を向上させるために、CPUバス12のクロックスピードを上げており、遅いメモリ16はデータバスユニット14やシステムコントローラ15を介してCPU11によってアクセスされるようになっている。なお、このメモリ16にはバイオスエリアなどのROM16aとともにRAM16bも含まれている。
【0022】
同様にインターフェイス類も速いCPUバス12と直に接続することはできず、データバスユニット14やシステムコントローラ15によって汎用高速バスであるPCIバス17が提供されている。このPCIバス17には、コンピュータ10自体が直接持つ図示しないPS/2ポートやパラレルポートやシリアルポートなどの通信用インターフェイスとともに、フロッピーディスクを接続するための共通インターフェイス18が接続されている。また、特に、高速性を要求されるハードディスクやCD−ROMを接続してDMA転送させるためのバスマスタ19も接続されている。PCIバス17には、直にPCIデバイス21を接続できるほか、ISAブリッジ22を介してデータ幅の狭い旧式の汎用バスであるISAバス23を提供しており、このISAバス23を介してISAデバイス24を接続できるようになっている。
【0023】
また、コンピュータ10は、補助記憶デバイス25として図示しないCD−ROMやフロッピーディスクドライブやハードディスクドライブなどを備えている。かかるCD−ROMドライブやフロッピーディスクドライブには、CD−ROMやフロッピーディスクなどの情報記録媒体が挿入され、この情報記録媒体に格納されているプログラムやデータなどがハードディスクドライブにインストールされることになる。
従って、本発明にかかるプログラム性能グラフ表示装置を実現可能な機能をプログラムにて構成した場合には、この補助記憶デバイス25を介してコンピュータ10にインストールされることになる。
【0024】
以上がコンピュータ10のハードウェアの概略構成であり、かかるハードウェアを前提として、コンピュータ10上では、図2に示す態様によってハードディスクドライブに各種ソフトウェアが格納されている。すなわち、上述した各種機能を実現するハードウェア41を基礎としてBIOS42が実行され、その上層においてオペレーティングシステム43とアプリケーション44が実行される。基本的には、オペレーティングシステム43がBIOS42を介するか、直にハードウェア41とアクセスし、アプリケーション44はこのオペレーティングシステム43を介してハードウェア41とデータなどのやりとりを行う。例えば、ハードディスクからデータを読み込むには、オペレーティングシステム43を介してハードウェア41にアクセスする。
【0025】
この他、オペレーティングシステム43にはハードウェア41を制御するための各種のドライバを組み込むことが可能であり、組み込まれたドライバ類はオペレーティングシステム43の一部となって各種の制御を実行する。ドライバとしては、ビデオカードを介して外部のディスプレイへの表示を制御するディスプレイドライバ43aであるとか、プリンタへの印字制御を実行するプリンタドライバ43bなどが組み込まれている。
【0026】
以上の構成において、アプリケーション44には複数のプログラムモジュール441〜44nが含まれ、所定の動作が実行可能になっている。このプログラムモジュール441〜44nが実行される場合、ハードウェア41として、CPU11やメモリ16などが逐次利用されることになる。
本実施形態においては、プログラムモジュール441〜44nが実行される際のCPU11の使用時間などを計測して、各プログラムモジュールの性能を評価し、その評価結果を上述したディスプレイに表示したり、プリンタに印刷する。そして、この表示や印刷にあたり、評価する測定データから所定の特徴量を算出し、この特徴量を利用して三次元座標系に評価結果を表現する。
【0027】
また、ハードディスクには、図3に示すように、プログラムモジュール441〜44nが実行されたときに、CPU11の使用時間などを測定可能な既存のモジュール評価ツール45が格納されるとともに、本発明にかかるプログラムモジュール性能評価装置を実現可能なプログラムモジュール性能評価プログラム46が格納されている。
そして、モジュール評価ツール45によって所定の収集データ45aが生成されると、プログラムモジュール性能評価プログラム46は、この収集データ45aを取得して、所定の処理を実行する。このような所定の処理を実行するために、プログラムモジュール性能評価プログラム46は、測定ポイント指示モジュール46aと、測定データ取得モジュール46bと、測定データ解析モジュール46cと、特徴量算出モジュール46dと、特徴量グラフ表示モジュール46eとを備えている。この各モジュール46a〜46eが本発明にかかる各手段を構成する。
【0028】
図4は、モジュール評価ツール45によって生成される収集データ45aの具体的な構成を示した構成図である。本実施形態においては、このような形態で生成された収集データ45aに基づき、プログラムモジュール性能評価プログラム46によって実行される所定の処理動作について、以下に説明する。
【0029】
図5は、測定ポイント指示モジュール46aを動作させ、プログラムモジュール441〜44nのいずれかについて、モジュール評価ツール45によって計測する計測点を設定したプログラムモジュール441〜44nの一例である。本実施形態においては、図に示すように、計測ポイントとして計測点1〜4の4つ設定する。
【0030】
すると計測点1−2、計測点2−3、計測点1−3、計測点3−4および計測点3−1の経路が形成されることになる。このような各経路について、図4に示す形式の収集データ45aがモジュール評価ツール45によって収集され、ハードディスクの所定の記憶領域に格納される。次に、測定データ取得モジュール46bは、この収集データ45aをハードディスクから読み出す。これにより、プログラムモジュール性能評価モジュール46は、収集データ45aを取得する。そして、測定データ解析モジュール46cは、各経路毎にCPU使用時間と、実行後経過時間と、経路通過回数とを集計する。
【0031】
この集計結果は特徴量算出モジュール46dに引き渡され、特徴量算出モジュール46dは、引き渡された経路毎の総合CPU使用時間と、経路通過回数とを利用して、経路毎の平均CPU使用時間を算出する。このように、特徴量が算出されると、特徴量グラフ表示モジュール46eは、このプログラムモジュール441〜44nの評価に重要な特徴量(総合CPU使用時間、平均CPU使用時間、経路通過回数)を、図6に示した各特徴量を座標軸に設定した、三次元座標系の形式によって、経路毎の特徴量の関係をグラフ表示化しディスプレイに表示する。
【0032】
ここで、図6(a)は、同図から明らかなように、上記測定ポイント指示工程によって指示された測定ポイントを二次元の座標軸にそれぞれ設定するとともに、上記特徴量算出工程によって算出された特徴量を前記二次元の座標軸以外の座標軸に設定し、三次元座標系のグラフとなるように作成し、計測点間の総合CPU使用時間を特徴量として表示している。同様に、図6(b)は計測点間の平均CPU使用時間を特徴量として表示し、図6(c)は計測点間の通過回数を特徴量として表現している。そして、図6(d)は計測区間と平均CPU時間と通過回数とをそれぞれ座標軸に設定し、プログラムモジュール441〜44nの性能を表示している。
【0033】
このように、プログラムモジュール性能評価プログラム46において既存のモジュール評価ツール45を利用して、プログラムモジュール441〜44nの性能を評価する。そして、このモジュール評価ツール45によって収集された収集データ45aを取得して、独自の解析を実行し、この解析結果の表示を自動的に行うことによって、評価作業の負担を軽減するとともに、プログラムモジュールの評価に有効な特徴量と計測区間との関係を図6に示す三次元座標系のグラフ表示にて行なうことにより、瞬時に評価内容を把握することができ、分析作業の効率化を実現することが可能になる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、プログラムモジュールの性能を評価する既存のツールによって収集された測定データを独自に解析し、この解析結果の表示を自動的に行うことによって、評価作業の負担を軽減するとともに、プログラムモジュールの評価に有効な特徴量と計測区間との関係を三次元座標系のグラフ表示にて行なうことにより、瞬時に評価内容を把握することができ、分析作業の効率化を実現することが可能なプログラム性能グラフ表示装置を提供することができる。
また、請求項2にかかる発明によれば、プログラムモジュール内部の動作態様を詳細に把握することが可能になる。
さらに、請求項3にかかる発明によれば、経路を通過した回数を把握することが可能になる。
【0035】
さらに、請求項4にかかる発明によれば、平均CPU使用時間を把握することが可能になる。
さらに、請求項5にかかる発明によれば、プログラムモジュールの性能を評価する既存のツールによって収集された測定データを独自に解析し、この解析結果の表示を自動的に行うことによって、評価作業の負担を軽減するとともに、プログラムモジュールの評価に有効な特徴量と計測区間との関係を三次元座標系のグラフ表示にて行なうことにより、瞬時に評価内容を把握することができ、分析作業の効率化を実現することが可能なプログラム性能のグラフ表示方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるコンピュータ10のハードウェア構成を示したブロック構成図である。
【図2】ソフトウェア構成を示した構成図である。
【図3】プログラムモジュール性能評価プログラム46の構成を示した構成図である。
【図4】モジュール評価ツール45の生成する収集データ45aの態様の一例を示したデータ構成図である。
【図5】測定ポイント指示モジュール46aによって計測点を設定したプログラムモジュール441〜44nの一例を示したフローチャートである。
【図6】特徴量グラフ表示モジュール46eによってディスプレイに表示させる態様を示した図である。
【符号の説明】
45 モジュール評価ツール
45a 収集データ
46 プログラムモジュール性能評価プログラム
46a 測定ポイント指示モジュール
46b 測定データ取得モジュール
46c 測定データ解析モジュール
46d 特徴量算出モジュール
46e 特徴量グラフ表示モジュール

Claims (5)

  1. コンピュータシステムによって動作するプログラムモジュールの性能の測定データを収集する所定のツールを備え、このツールによって収集された所定の測定データを利用して所定のグラフ表示を行なうプログラム性能グラフ表示装置であって、
    上記ツールに対してプログラムモジュールの測定ポイントを指示する測定ポイント指示手段と、
    上記測定ポイントに基づき上記ツールによって収集した、上記測定ポイントの各計測区間毎の測定データを取得する測定データ取得手段と、
    上記測定データ取得手段によって取得した測定データについて解析する測定データ解析手段と、
    上記測定データ解析手段によって解析された測定データに基づいて、上記測定ポイントの各計測区間毎にプログラムモジュールの性能を示す所定の特徴量を算出する特徴量算出手段と、
    上記測定ポイント指示手段によって指示された測定ポイントを二次元の座標軸にそれぞれ設定するとともに、上記特徴量算出手段によって算出された特徴量を前記二次元の座標軸以外の座標軸に設定し、測定ポイントの各計測区間と当該計測区間における上記特徴量との関係を三次元座標系のグラフとして表示する特徴量グラフ表示手段とを
    具備することを特徴とするプログラム性能グラフ表示装置。
  2. 上記請求項1に記載のプログラム性能グラフ表示装置において、
    上記測定ポイント指示手段は、プログラムモジュール内で複数の計測ポイントを設定可能であるとともに、上記ツールは、この測定ポイントによって経路が形成される所定の計測区間にて測定データを計測することを特徴とするプログラム性能グラフ表示装置。
  3. 上記請求項1または2に記載のプログラム性能グラフ表示装置において、
    上記測定データ解析手段は、上記ツールが測定した測定データに基づいて、経路を形成する計測区間の通過回数を解析することを特徴とするプログラム性能グラフ表示装置。
  4. 上記請求項1〜3のいずれかに記載のプログラム性能グラフ表示装置において、
    上記特徴量算出手段は、上記測定データ取得手段および測定データ解析手段によって取得および解析された結果に基づいて、平均CPU使用時間を算出することを特徴とするプログラム性能グラフ表示装置。
  5. コンピュータシステムによって動作するプログラムモジュールの性能の測定データを収集する所定のツールを備え、このツールによって収集した所定の測定データを利用して所定のグラフ表示を行なうプログラム性能のグラフ表示方法であって、
    上記ツールに対してプログラムモジュールの測定ポイントを指示する測定ポイント指示工程と、
    上記測定ポイントに基づき上記ツールによって収集した、上記測定ポイントの各計測区間毎の測定データを取得する測定データ取得工程と、
    上記測定データ取得工程によって取得した測定データについて解析する測定データ解析工程と、
    上記測定データ解析工程によって解析された測定データに基づいて、上記測定ポイントの各計測区間毎にプログラムモジュールの性能を示す所定の特徴量を算出する特徴量算出工程と、
    上記測定ポイント指示工程によって指示された測定ポイントを二次元の座標軸にそれぞれ設定するとともに、上記特徴量算出工程によって算出された特徴量を前記二次元の座標軸以外の座標軸に設定し、測定ポイントの各計測区間と当該計測区間における上記特徴量との関係を三次元座標系のグラフとして表示する特徴量グラフ表示工程とを
    具備することを特徴とするプログラム性能のグラフ表示方法。
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