JP3132778B2 - 仮想計算機システム - Google Patents

仮想計算機システム

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JP3132778B2 JP04051856A JP5185692A JP3132778B2 JP 3132778 B2 JP3132778 B2 JP 3132778B2 JP 04051856 A JP04051856 A JP 04051856A JP 5185692 A JP5185692 A JP 5185692A JP 3132778 B2 JP3132778 B2 JP 3132778B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は仮想計算機システムに係
り、特に仮想計算機システムにおける入出力装置を管理
するための情報採取に関する。
【0002】
【従来の技術】仮想計算機システムではない一般の計算
機システムにおいては、入出力装置と中央処理装置間で
デ−タ転送に要した時間(以下I/Oモニタリング情報
と称す)は、中央処理装置に(各入出力装置に対応し
て)モニタリング開始及び停止をオペレータが指示する
事により、中央処理装置がモニタリング情報を採取し、
それを主記憶装置に書き込み、制御プログラムにI/O
モニタリング情報を渡す。
【0003】その一般的な仕様はIBM社発行の刊行物
「Enterprise Systemarchitecture/390 Princeiples of
operation」(sa22-7201-00)にその詳細が記述されてい
る。
【0004】制御プログラムは、これらのI/Oモニタ
リング情報を集計、編集し、それをもとにシステム管理
者は各入出力装置の使用状況を把握し、システムの管理
及び運用の為に使用する。
【0005】また計算機資源を分割する形態の仮想計算
機システムでは、各入出力装置に対応して中央処理装置
が管理する制御情報(以下UCWと称す)に仮想計算機
の識別コ−ドを持たせることにより、各仮想計算機下で
動作する制御プログラム(以下ゲストOSと称す)毎に
I/Oモニタリング情報を採取する事が行なわれてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】仮想計算機システム下
でI/Oモニタリングを行う場合、各仮想計算機毎にI
/Oモニタリング情報を採取し、各ゲストOS単位でし
かモニタリング情報を集計できなかった。この為従来技
術では、各ゲストOS毎のモニタリング情報から仮想計
算機システム全体のモニタリング情報を、オペレータの
指示により編集しなければならない。
【0007】又複数のゲストOSに接続している入出力
装置を持つ仮想計算機システムが存在するが、この様な
入出力装置のモニタリング情報は各ゲストOSによつて
断片的に採取されるため、該入出力装置の正確なモニタ
リング情報採取は困難であつた。
【0008】この為仮想計算機システム全体のモニタリ
ングを一括して実行する機能が求められている。
【0009】本発明の目的は仮想計算機システム全体の
I/Oモニタリング情報採取及び、複数のゲストOSに
接続している入出力装置の正確なモニタリング情報採取
ができる仮想計算機システムを提供し、仮想計算機シス
テムの管理運用を容易にする事にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は複数の入出力装置と、中央処理装置と、複
数のオペレーティングシステムを同時に動作させる仮想
計算機制御プログラムとを有し、複数のオペレーティン
グシステムが同時に動作する仮想計算機システムにおい
て、各入出力装置がデ−タ転送に要した時間(以下I/
Oモニタリング情報と称す)を入出力装置毎に、仮想計
算機システム全体として測定する測定手段と、測定した
I/Oモニタリング情報を記憶する記憶手段とを有する
こととしたものである。
【0011】
【作用】複数の入出力装置と、中央処理装置と、複数の
オペレーティングシステムを同時に動作させる仮想計算
機制御プログラムとを有し、複数のオペレーティングシ
ステムが同時に動作する仮想計算機システムにおいて、
測定手段は、各入出力装置がデ−タ転送に要した時間
(以下I/Oモニタリング情報と称す)を入出力装置毎
に、仮想計算機システム全体として測定する。記憶手段
は、測定したI/Oモニタリング情報を記憶する。
【0012】
【実施例】図1は本発明に係る仮想計算機システムの一
実施例の構成図である。図中、10は処理装置、110
は測定したI/Oモニタリング情報を記憶する記憶手段
である主記憶部、120は処理装置が持つ制御情報を格
納する記憶手段であるHSA、20は入出力処理装置で
あり、I/Oモニタリング情報を測定する測定手段を有
する。21は入出力処理装置とHSA及び主記憶部間の
インタ−フェ−ス、30及び31は入出力装置であり、
それぞれ入出力インタ−フェ−ス22、23により入出
力処理装置と接続されている。
【0013】主記憶部110は、仮想計算機システムの
計算機資源を管理するハイパバイザ111のプログラム
と、仮想計算機の下で動くゲストOSa112、ゲスト
OSb113のプログラムとを有する。HSA120
は、入出力装置30、31に対応した制御情報であるU
CW121、122を有する。UCW121,122は
130及び131で示される仮想計算機に対応した識別
コ−ドであるRIDを具備する。この図におけるハイパ
バイザ111、ゲストOSa112、ゲストOSb11
3及び入出力処理装置20は、主記憶部110及びHS
A120をアクセスできる。
【0014】ハイパバイザ111及びゲストOSa11
2、ゲストOSb113はそれぞれ入出力処理装置によ
りモニタリング情報を格納するインタ−フェ−ス用の記
憶域である測定ブロツク114、116、117を持
ち、測定ブロツクのアドレスを保持する記憶域123を
具備する。
【0015】図1の特徴的構成はUCW121,122
内の140及び141で示されるモニタリング識別フラ
グであるフラグMVにある。使用者がハイパバイザ11
1に指示する事により、ハイパバイザ111がフラグM
V140,141をON又はOFFに説定し、ゲストO
Sa112、ゲストOSb113によるモニタリングと
ハイパバイザ111によるモニタリングを切り替える。
【0016】以下、従来のモニタリングを図2により、
フラグMV140,141を設けたモニタリングを図3
により、説明する。
【0017】まず、図2により、従来の仮想計算機シス
テムのI/Oモニタリング方法を述べる。
【0018】いま仮想計算機の立ち上げ時に、計算機シ
ステムの管理者によりハイパバイザ111を使用して、
仮想計算機の説定を行なうに際し、入出力装置30を該
仮想計算機に割り当てる為、制御情報であるUCW12
1に設けられたRID130に仮想計算機の番号をセツ
トする(ステツプ201)。その後仮想計算機を立ち上
げ、その下でゲストOSa112をスタ−トする(ステ
ツプ202)。
【0019】ゲストOSa112は割り当てられた入出
力装置のモニタリング情報の採取を開始するため、記憶
域123に自分の測定ブロツク116のアドレスをセツ
トする(ステツプ203)。その後入出力処理装置20
に対しモニタリング開始を指示する(ステツプ20
4)。モニタリング開始を指示する命令は特権命令であ
るため、一度ハイパバイザ111に制御が移るが、ハイ
パバイザ111は、そのまま入出力処理装置20にモニ
タリング開始を指示する為、図には記していない。
【0020】モニタリング開始を指示された入出力処理
装置20は、開始を指示する命令のオペランドとして添
えられた、仮想計算機の番号により、仮想計算機とそれ
に割り当てられた入出力装置30を認識し、ゲストOS
a112のI/Oモニタリングを開始し(ステツプ20
5)、記憶域123にセツトされた測定ブロツクのアド
レスを使用し、ゲストOSa112の測定ブロツク11
6にモニタリング情報を一定時間間隔で書き込む(ステ
ツプ206)。
【0021】ゲストOSa112は測定ブロツク116
に書き込まれたモニタリング情報を参照し編集する(ス
テツプ210)。
【0022】次にフラグMV140,141を設けたハ
イパバイザのI/Oモニタリングを、図3に沿って説明
する。
【0023】いま仮想計算機の立ち上げ時に、UCW1
21に設けられたRID130に仮想計算機の番号をセ
ツトする(ステツプ301)。次に入出力装置30がハ
イパバイザによるI/Oモニタリングを受けるか、ゲス
トOSa112によるI/Oモニタリングを受けるかを
識別するフラグMV140を管理者の操作に従って、ハ
イパバイザがセツトする(ステツプ302)。
【0024】その後仮想計算機を立ち上げ、その下でゲ
ストOSa112をスタ−トする(ステツプ303)。
【0025】ゲストOSa112は割り当てられた入出
力装置のモニタリング情報の採取を開始するため、記憶
域123に自分の測定ブロツク116のアドレスをセツ
トする(ステツプ304)。その後入出力処理装置20
に対しモニタリング開始を指示する(ステツプ30
5)。モニタリング開始を指示する命令は特権命令であ
るため、一度ハイパバイザ111に制御が移る(ステツ
プ306)。この時ハイパバイザはフラグMV140を
判定し(ステツプ307)、ハイパバイザによるモニタ
リングならば、ハイパバイザは記憶域123に自分の測
定ブロツク114のアドレスをセツトする(ステツプ3
08)。ゲストOSa112によるモニタリングならば
記憶域123はそのままである。
【0026】ハイパバイザは入出力処理装置20に対し
モニタリング開始を指示する(ステツプ309)、モニ
タリング開始を指示された入出力処理装置20は、フラ
グMV140を判定し(ステツプ311)、ハイパバイ
ザによるモニタリングならば、仮想計算機の番号に関係
無くモニタリングを開始し、記憶域123にセツトされ
た測定ブロツクのアドレスを使用し、ハイパバイザの測
定ブロツク114にモニタリング情報を一定時間間隔で
書き込む(ステツプ312)。
【0027】ゲストOSa112によるモニタリングな
らば開始を指示する命令のオペランドとして添えられ
た、仮想計算機の番号により、仮想計算機とそれに割り
当てられた入出力装置30を認識し、ゲストOSa11
2のI/Oモニタリングを開始する(ステツプ31
3)。その後記憶域123にセツトされた測定ブロツク
のアドレスを使用しゲストOSa112の測定ブロツク
116にモニタリング情報を一定時間間隔で書き込む。
【0028】この図3で特徴的なことは、フラグMV1
40をゲストOSに設定することにより図2と同じモニ
タリング動作となることである。
【0029】以上見られるようにハイパバイザがフラグ
MV140を設定することによりゲストOSとハイパバ
イザによるモニタリングを切替る事が出来る。
【0030】一方、ここで、ゲストOSa112、ゲス
トOSb113が入出力装置30を共有している場合、
入出力装置30に対応してゲストOSa112、ゲスト
OSb113はそれぞれUCW121、UCW122を
使用して入出力制御を行なうのが普通である。
【0031】この様な形態でゲストOSのI/Oモニタ
リングを行なうと、入出力装置30に係るモニタリング
情報はゲストOSa112、ゲストOSb113が持つ
測定ブロツク116、117に分散されてしまう。
【0032】この様な時にハイパバイザによるモニタリ
ングを行なうと入出力装置30に係るモニタリング情報
はハイパバイザ111が持つ測定ブロツク114に集約
される。
【0033】以上の説明から明らかなように、本発明に
よれば仮想計算機システム全体のモニタリングを一括し
て実行する事が出来、また複数のゲストOSに接続して
いる入出力装置のモニタリング情報を容易に採取出来
る、これにより仮想計算機システムの管理運用を容易に
する事が出来る。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、仮想計算機システム全
体のI/Oモニタリング情報採取及び、複数のゲストO
Sに接続している入出力装置の正確なモニタリング情報
採取ができる仮想計算機システムを提供し、仮想計算機
システムの管理運用を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による仮想計算機システムの一実施例を
示すブロック図である。
【図2】ゲストOSによるI/Oモニタリングの処理フ
ロ−である。
【図3】ハイパバイザ及びゲストOSによるによるI/
Oモニタリングの処理フロ−である。
【符号の説明】
10 処理装置、 110 主記憶部、 120 HSA、 20 入出力処理装置、 21 インタ−フェ−ス、 30、31 入出力装置、 22、23 インタ−フェ−ス、 111 ハイパバイザ、 112 ゲストOSa、 113 ゲストOSb、 121、122 UCW、 130、131 RID、 114、116、117 測定ブロツク、 123 記憶域、 140、141 フラグMV
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−214449(JP,A) 特開 昭54−127246(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/46 G06F 11/30 G06F 11/34 G06F 13/00 G06F 13/10 G06F 15/177

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入出力装置と、中央処理装置と、複
    数のオペレーティングシステムを同時に動作させる仮想
    計算機制御プログラムとを有し、複数のオペレーティン
    グシステムが同時に動作する仮想計算機システムにおい
    て、各入出力装置がデ−タ転送に要した時間(以下 I/Oモ
    ニタリング情報という)を入出力装置毎に、仮想計算機
    システム全体として測定するモードであるか、各オペレ
    ーティングシステム毎に測定するモードであるかを示す
    情報を記憶する記憶手段と、 I/Oモニタリング情報を入出力装置毎に、上記モード
    情報に従い測定する測定手段と、 測定したI/Oモニタリング情報を記憶する記憶手段と
    を有することを特徴とする仮想計算機システム。
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JP5803496B2 (ja) 2011-09-26 2015-11-04 富士通株式会社 ストレージシステム

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