JP3717567B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、伝送線を接続するコネクタに関し、特に伝送線の特性インピーダンスと整合をとることを可能にしたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来のコネクタの一例を示す図である。このコネクタは、ポリエチレン等の樹脂により形成されたコネクタハウジング41と、このコネクタハウジング41内に所定のピッチで配列された金属製の端子(図ではメス端子)43とにより構成されている。コネクタハウジング41はほぼ直方体に形成されており、その一端側には相手側コネクタの受け部に嵌合するように台形状に形成された突出部41aが設けられている。この突出部41aの先端面には所定のピッチで複数の端子配設孔42が2列に配設されており、前記端子43はこれらの端子配設孔42内に配置されている。これらの端子43の他端側はハウジング41の他端側から外方に延び出しており、プリント基板の配線に接続するためのピン43aとなっている。
【0003】
このように構成されたコネクタを、相手側コネクタと嵌合してメス端子43と相手側コネクタのオス端子とを接触させることにより、各コネクタの端子同士を相互に電気的に接続することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、CPUを搭載したコンピュータ機器等においては、高周波の信号がコネクタを介して入出力される。一般的に、伝送線の特性インピーダンスは、例えば50〜100Ωに設定されている。コネクタ接続部での接続側及び被接続側の伝送線の特性インピーダンスが整合(マッチング)していないと、クロストークの発生、伝送効率の低下及びコネクタ接続部での信号の反射によるノイズの発生等の不具合が発生する。前述の如く、伝送線の特性インピーダンスは一定の範囲内に設定されているが、基板により若干異なる。しかし、従来のコネクタは、基板等に応じてインピーダンスを調整する機構が設けられていないため、コネクタ接続部でのインピーダンスの不整合により前記不具合が発生するおそれがある。
【0005】
本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて創作されたものであり、搭載する基板等に応じてインピーダンスを調整することができて、伝送線の特性インピーダンスと整合をとることができるコネクタを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した課題は、コネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに設けられた複数の端子配設孔と、前記複数の端子配設孔内にそれぞれ配置された端子と、前記端子配設孔間の前記コネクタハウジング部分に設けられたインピーダンス調整部材挿入孔と、前記コネクタハウジングの材料と誘電率又は透磁率が異なる材料により形成され、前記インピーダンス調整部材挿入孔内に挿入するインピーダンス調整部材とを有し、伝送線の特性インピーダンスに応じて複数種類のインピーダンス調整部材のうちから前記インピーダンス調整部材挿入孔に挿入するインピーダンス調整部材を選択可能としたことを特徴とするコネクタにより解決する。
【0007】
また、上記した課題は、コネクタハウジングと、該コネクタハウジング内に配置された複数の端子と、前記コネクタハウジングの壁面と前記端子との間に設けられた空間と、伝送線の特性インピーダンスと整合をとるべく前記空間内に充填された樹脂からなるインピーダンス調整部とを有し、前記空間内に充填された樹脂は、前記ハウジングを構成する樹脂と異なることを特徴とするコネクタにより解決する。
【0008】
コネクタにおけるインピーダンスは、コネクタハウジングの材料、端子の形状及び端子の配列ピッチ等に関係する。本発明においては、コネクタハウジングの端子間の部分に孔(インピーダンス調整部材挿入孔)が設けられており、この孔内にインピーダンス調整部材を挿入して端子間の容量を変えることにより、伝送線の特性インピーダンスと整合をとる。つまり、インピーダンス調整部材の材質等を基板等に応じて適宜選定し、選定したインピーダンス調整部材を前記孔に挿入することにより、伝送線の特性インピーダンスと最適な状態で整合をとることができる。これにより、インピーダンスの不整合に起因するクロストークの発生、伝送効率の低下及びコネクタ接続部での信号の反射によるノイズの発生等の不具合を確実に回避することができる。
【0009】
なお、前記インピーダンス調整部材としては、ハウジングの材料と誘電率が同一の樹脂や、ハウジング材料と誘電率が異なる樹脂、及びパーマロイ等の磁性体を含有させた樹脂により形成されたものなど種々のものを用意しておき、適宜選択して使用する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係るコネクタを示す説明図である。このコネクタは、ポリエチレン等の樹脂により形成されたコネクタハウジング1と、このコネクタハウジング1内に所定のピッチで配設された金属製の端子(図ではメス端子)3と、薄板状の複数(図では1個のみ図示)のインピーダンス調整部材4とにより構成されている。
【0011】
コネクタハウジング1はほぼ直方体に形成されており、その一端側には相手側コネクタの受け部に嵌合するように台形状に形成された突出部1aが設けられている。この突出部1aの先端面には所定のピッチで2列に端子配設孔2が設けられている。前記端子3はこれらの端子配設孔2の内側に配置され、他端側がハウジング1の他端側から外方に延び出して、プリント基板の配線に接続するためのピン3aとなっている。
【0012】
列方向に隣接する端子配設孔2の間には、孔2の配列方向に直交する方向に延びるインピーダンス調整部材挿入孔5が設けられている。これらの挿入孔5は、コネクタハウジング1の一端側から他端側に貫通している。
インピーダンス調整部材4は板状に形成されており、挿入孔5に圧入可能になっている。このインピーダンス調整部材4は、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の比較的誘電率が高い樹脂や、パーマロイ等の磁性体粉を混合した樹脂により形成されたものなど、多種の材質のものが用意されており、適宜選択可能になっている。
【0013】
このように構成された本実施形態のコネクタにおいて、インピーダンス調整部材4を挿入孔5に挿入すると、空気の誘電率とインピーダンス調整部材4の誘電率との差に応じてインピーダンスが変化する。予め、種々の材料によりインピーダンス調整部材4を製造し、TDR(タイムドメインリフレクトメトリ)装置を使用して、これらのインピーダンス調整部材4を挿入孔5に挿入したときのインピーダンスを調べておく。そして、所望のインピーダンスに応じて、最適な材料により形成されたインピーダンス調整部材4を選定し、それを挿入孔5に挿入する。
【0014】
これにより、接続側及び被接続側の伝送線の特性インピーダンスの整合をとることができて、コネクタ接続部での信号の反射、伝送効率の低下及びノイズの発生等を回避できる。
なお、上述の実施形態においては、ハウジング1の複数の挿入孔5に板状のインピーダンス調整部材4を1個づつ挿入する場合について説明したが、図2に示すインピーダンス調整部材9を使用してもよい。このインピーダンス調整部材9は、ハウジング1の挿入孔5内に挿入可能な複数の板状のインピーダンス調整部6と、これらのインピーダンス調整部6の他端側を相互に連結する連結部7と、この連結部7の長さ方向の両端に設けられた係止部8とにより構成される。そして、インピーダンス調整部6を挿入孔5内にハウジングコネクタ1の他端側から挿入し、係止部8をハウジング1の側部に設けた突起に係止することにより固定する。
【0015】
(第2の実施の形態)
図3は本発明のコネクタの第2の実施形態を示す説明図である。なお、図3において、図1と同一物には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
本形態においては、コネクタハウジング1に設けられた複数のインピーダンス調整部材挿入孔5aに直交し各挿入孔5aの中央部を連結する孔5bが設けられている。また、インピーダンス調整部材9は、挿入孔5a内に挿入可能な複数の板状のインピーダンス調整部6と、これらのインピーダンス調整部6の中央部を挿入方向の全体に亘って連結する連結部7aと、この連結部7aの両端に設けられた係止部8とにより構成されている。
【0016】
このコネクタにおいても、インピーダンス調整部材9をハウジング1の他端側から孔5a,5bに挿入し、係止部8によりハウジング1に固定する。この場合に、所望のインピーダンスに応じてインピーダンス調整部材9の材質を変えることにより、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、本実施形態においては、板状のインピーダンス調整部6がその挿入方向の全体に亘って連結部7aで連結されているので、第1の実施形態に比して、機械的強度が高いという利点がある。
【0017】
(第3の実施の形態)
図4は本発明の第3の実施形態に係るコネクタを示す図である。一方のコネクタ(ジャック側コネクタ)10のハウジング11は断面がほぼ凹状をしており、その相互に対向する2つの内壁面側には板状の端子12がハウジング11の長手方向(紙面に垂直な方向)に所定のピッチで配列されている。各端子12の一端側は若干屈曲されており、一種の板ばねになっている。また、端子12の他端側はコネクタハウジング11の他端側を通って外方に延び出し、ピン12aとなっている。なお、隣接されたピン12aは相互に逆方向にクランク状に屈曲されており、従ってピン12aはハウジング11の長手方向に4列で整列されている。ハウジング11の内側中央部にはハウジング11の長手方向の延びる凸部13が設けられており、この凸部13と端子12との間の空間内には、例えばハウジング11と異なる樹脂を充填して形成されたインピーダンス調整部15(図中斜線で示す)が設けられている。
【0018】
他方のコネクタ(プラグ側コネクタ)20のハウジング21は、ジャック側コネクタ10に嵌合するように断面が“E”字状になっている。このハウジング21の中央壁部21aの両側には板状の端子22がハウジング21の長手方向(紙面に垂直な方向)に所定のピッチで配列されている。端子22の先端部は、1本おきに中央壁部21aの先端部に設けられたスリット21b内に挿入されている。そして、中央壁部21aと端子22との間の空間内には、例えばハウジング21と異なる樹脂を充填して形成されたインピーダンス調整部25(図中斜線で示す部分)が設けられている。そして、各端子22の他端側は、ハウジング21の他端側を通って外方に延び出して、ピン22aとなっている。これらのピン22aは1本おきにクランク状に屈曲されており、従ってピン22aはハウジング21の長手方向に4列で整列されている。
【0019】
以下、プラグ側コネクタ20を例にとって、インピーダンス調整部25の形成方法について説明する。図5はプラグ側コネクタ20を治具30に装着した状態を示す断面図である。この治具30は、凹状の断面を有し、内側に2つの内壁31を有している。そして、これらの2つの内壁31間にハウジング21の中央壁部21aを配置し、内壁31と外壁との間にハウジング21の外壁を配置する。そして、樹脂注入器(図示せず)により、ハウジング21の中央壁部21aと端子22との間の空間26に樹脂を充填し、この樹脂を硬化させる。これにより、インピーダンス調整部25が得られる。
【0020】
なお、本実施形態においても、予め、インピーダンス調整部用樹脂として、PBTや、磁性体粉を混合した樹脂などの種々の樹脂を使用してコネクタを形成し、TDR装置を使用してそのインピーダンスを調べておく。そして、そのデータを基に、所望のインピーダンスに応じて充填する樹脂を選定する。
本実施形態においても、所望のインピーダンスに調整できるので、第1の実施例と同様に、コネクタ接続部における特性インピーダンスの不整合に起因する伝送効率の低下、信号の反射によるノイズの発生等を回避できるという効果を奏する。
【0021】
なお、上述の実施形態においては、いずれも基板に直接取付けるタイプのコネクタについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ケーブルに接続するタイプのコネクタに適用することもできる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コネクタハウジングの端子間に設けられた孔に、所望のインピーダンスに応じた材料により形成されたインピーダンス調整部材を挿入して伝送線の特性インピーダンスと整合をとるので、コネクタ接続部における信号の反射や、ノイズの発生及び伝送効率の低下等を回避できるといいう効果を奏する。
【0023】
また、本願の他の発明によれば、コネクタハウジングの壁面と端子との間に空間を設けておき、該空間内に所望のインピーダンスに応じた樹脂を充填してインピーダンスを調整するので、上述の場合と同様に、コネクタ接続部における信号の反射や、ノイズの発生及び伝送効率の低下等を回避できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るコネクタを示す図である。
【図2】第1の実施形態におけるインピーダンス調整部材の他の例を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態におけるコネクタを示す図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係るコネクタを示す図である。
【図5】第3の実施形態においてコネクタに樹脂を充填する際に使用する治具を示す断面図である。
【図6】従来のコネクタの一例を示す図である。
【符号の説明】
1,11,41 コネクタハウジング
1a,41a 突出部
2,42 端子配設孔
3,12,22,43 端子
4,9 インピーダンス調整部材
5,5a,5b 孔
6,25 インピーダンス調整部
10,20 コネクタ
26 空間
30 治具
Claims (4)
- コネクタハウジングと、
前記コネクタハウジングに設けられた複数の端子配設孔と、
前記複数の端子配設孔内にそれぞれ配置された端子と、
前記端子配設孔間の前記コネクタハウジング部分に設けられたインピーダンス調整部材挿入孔と、
前記コネクタハウジングの材料と誘電率又は透磁率が異なる材料により形成され、前記インピーダンス調整部材挿入孔内に挿入するインピーダンス調整部材とを有し、
伝送線の特性インピーダンスに応じて複数種類のインピーダンス調整部材のうちから前記インピーダンス調整部材挿入孔に挿入するインピーダンス調整部材を選択可能としたことを特徴とするコネクタ。 - 前記インピーダンス調整部材は、前記端子の配列方向と直交する方向に配置されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記インピーダンス調整部材は、前記孔内に挿入される部分が連結部により相互に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記連結部は、前記コネクタハウジングに設けられて各インピーダンス調整部材挿入孔の間を連結する第2の孔内に挿入されることを特徴とする請求項3に記載のコネクタ。
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