JP3717148B2 - Dvdビデオプレーヤ - Google Patents
Dvdビデオプレーヤ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3717148B2 JP3717148B2 JP2000107415A JP2000107415A JP3717148B2 JP 3717148 B2 JP3717148 B2 JP 3717148B2 JP 2000107415 A JP2000107415 A JP 2000107415A JP 2000107415 A JP2000107415 A JP 2000107415A JP 3717148 B2 JP3717148 B2 JP 3717148B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- playback
- video
- control information
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一度自動再生した宣伝映像等の本編映像部分に付属している映像部分を、2度目以降の再生時には飛ばして、本編の映像部分から再生することができるようにしたDVDビデオプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CDサイズの小型のディスクに大量のデータを記録することができるDVDディスクに対して、MPEG2のデータ圧縮方式によって長時間の映画、カラオケソフト、ゲーム等、映像と音声を記録する技術が進歩し、これを再生するDVDビデオプレーヤが広範囲に普及している。
【0003】
このようなDVDビデオプレーヤには、このプレーヤにDVDビデオディスクを装填したときに自動的に再生する自動再生機能を備えており、ユーザが再生操作を行わなくても所定の最初の部分から再生することができる。このような自動再生機能を利用して、DVDビデオディスクソフトの制作者は、DVDビデオディスクの中に自社等の宣伝映像を本編に付属する映像部分として記録し、ユーザがDVDビデオディスクをプレーヤに装填したとき、自動的にその宣伝映像部分の再生を開始し、その再生が終了してから引き続き本編の映像の再生を始めるように設定することが多い。
【0004】
このような宣伝映像は、ユーザにとってはある程度の参考にはなるものの、同じものをたびたび見ることは苦痛でもあり、強い抵抗感を感じる。したがって、できたらこの部分は飛ばして本編の映像から再生することを望むのが通常であり、少なくとも1度見たこのような宣伝映像は2度目からはこれを飛ばしてみることが望まれる。また、このDVDビデオディスクの制作会社も、1度宣伝映像を見てもらったら、以降はユーザに上記のような苦痛を与えることは好ましいことではないと考える場合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、現在のDVDビデオプレーヤにおいては、同一ディスクの2度目以降の再生時にこの宣伝映像をスキップする機能を備えていない。即ち、DVDビデオディスクのデータ中には、細分化した各データ領域に毎に「ユーザ操作制御情報」が記録されており、前記のような宣伝映像部分のデータ中には、次の画面に再生位置を飛ばす「F.SKIP」操作を無効とするデータをこのユーザ操作制御情報部分に書き込み、それによりユーザがDVDビデオディスクをプレーヤに装填したとき、前記のように自動的に宣伝映像部分から再生を開始し、ユーザがこれを飛ばしたいと思って「F.SKIP」キーを押してもこの操作が無効とし、結局、必ずこの宣伝映像を見なければならないように設定していることが多い。
【0006】
このため、上記のように、同じプレーヤで一度再生したことのある宣伝映像でもこのDVDディスクをプレーヤに装填する度に見なければならず、また、ディスクの制作会社はユーザに強い抵抗感を与えても見せなければならず、そのため2度目以降の再生時にこれを飛ばして本編の映像を見ることができるようにする機能が求められていた。
【0007】
したがって、本発明は、DVDビデオディスクの再生に際して、1度見た宣伝映像等の本編映像部分に付属している映像部部はできる限り早く飛ばして、本編の映像を早く見ることができるようにしたDVDビデオプレーヤを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、DVDビデオディスクの識別記号を取込むディスク識別記号取込み部と、ディスク装填時に自動再生する付属映像データ部分のユーザ操作制御情報を取込むユーザ操作制御情報取込み部と、前記ディスク識別記号取込み部から入力したディスク識別記号毎に、前記ユーザ操作制御情報のうち実質的なスキップ操作が可能か否かに関する情報を記憶するユーザ操作制御情報メモリ部と、装填したディスクの再生がこのプレーヤで初回であるか否かを検出する同一ディスク初回再生検出部と、前記同一ディスク初回再生検出部による初回再生検出時に前記ユーザ操作制御情報を前記ユーザ操作制御情報メモリ部に記憶し、初回再生検出時以外の時には前記ユーザ操作制御情報メモリ部から再生中のディスク識別記号に対応する実質的なスキップ操作が可能か否かに関する情報を読み出すユーザ制御情報入出力部と、前記ユーザ制御情報入出力部で実質的なスキップ操作が可能であることが読み出されたときに、前記実質的なスキップ操作を行う再生制御部とを備えたことを特徴とするDVDビデオプレーヤとしたものである。
【0009】
また、他の態様として、前記実質的なスキップ操作に関する情報は停止操作の情報であり、停止操作が可能の時には前記再生制御部が停止操作後に再生操作を行うようにしたものである。
【0010】
また、他の態様として、前記実質的なスキップ操作に関する情報は早送り操作の情報であり、早送り操作が可能の時には前記再生制御部はタイトルが変更したデータが入力するまで早送り操作を行い、その後再生操作を行うようにしたものである
【0011】
また、他の態様として、前記実質的なスキップ操作に関する情報は停止操作と早送り操作の情報であり、前記再生制御部は、前記停止操作が可能の時には停止操作後に再生操作を行い、停止操作が可能ではなく早送り操作が可能の時には早送り操作を行うようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。図1は本発明のDVDビデオプレーヤにおいて、自動再生される宣伝映像等の本編付属の映像部分を自動的にスキップし、あるいは早送りする機能を実現するための機能ブロックを中心に記載した図である。このDVDビデオプレーヤにおいては、通常この種のプレーヤと同様に、DVDビデオディスク1は、スピンドルモータ2により回転するテーブル3に固定され、所定の速度で回転制御されている。このDVDビデオディスク1に対して、図中の実施例においてはディスクの下面に形成した記録層に対向して光学ピックアップ4を配置しており、光学ピックアップ4から対物レンズを通して所定位置に焦点を結ぶ半導体レーザ光を照射し、ディジタルディスクから反射してくるレーザ光を再び対物レンズを通してフォトダイオードで受光し、それによりディスクに記録されたRF信号を再生している。
【0013】
このRF信号はRFアンプ5で増幅されてDVDデータプロセッサ6に入り、このDVDデータプロセッサ6ではMPEGデータを復調するとともに、誤り訂正処理、MPEGビデオデータとオーディオデータ、サブピクチャデータとの分離処理、及び後述するディスク識別記号やユーザ操作制御情報等の各種管理情報、アドレス情報の抽出処理等のディジタル信号処理を行う。MPEGビデオデコーダ7は、DVDデータプロセッサ6で分離されたMPEGビデオデータに基づいてMPEG2の画像データを復号化する。また、サブピクチャデータはサブピクチャデコーダ12で複合化される。
【0014】
復号化された映像データとサブピクチャデータは、ビデオプロセッサ8に入力され、2つのデータを合成した画像データを生成する。さらに、ビデオエンコーダ9によって映像信号が作られる。オーディオデコーダ10は、DVDプロセッサ6で分離されたオーディオデータに基づいて音楽データを復号化する。この復号化された音楽データは、ディジタル−アナログ(D/A)変換器11を通すことによって、アナログの音楽信号に変換される。
【0015】
DVDビデオディスク1に記録されたデータは、所定のフォーマット基準に沿ってフォーマットされており、図4に示すようにフォーマットされる。即ち、
図4(a)にはこのディスクにおける記録順のデータ構成を示しており、このうち主たるデータ記録領域であるDVD−VIDEO領域は、同図(b)に示すように全体の管理情報領域としてのVMGと、99個まで分割可能なVTSとから構成されている。このVMSは同図(c)に示すように、このディスクの主たる管理領域としてのVMGIと、タイトル・メニュー用VOBSと、VMGIのバックアップから構成されている。このうちVMGIは、同図(d)に示すような種々のデータが記録されている。
【0016】
また、図(b)の各VTSは、図(e)に示すように管理情報領域としてのVTSIと、そのほか示するようなデータが記録されている。各VTSIについては図(f)に示すような種々のデータが記録されており、このうち特にタイトル再生用PCG情報テーブルの中には、ユーザーによるSTOP、FF、FSKIP等の操作を有効にするか否かの情報が記録され、本発明においてはこの情報を読み取り、後述するような作動を行うこととなる。
【0017】
このDVDビデオディスクに記録されているデータが映画である場合は、この映画を再生するための情報がVTSIに記録され、1作品となるビデオ、オーディオ等の情報がタイトル用ビデオ・オブジェクト・セット(VOBS)に記録される。このVOBSは図5に示すように、1群の記録データとして管理される複数のビデオオブジェクト(VOB)からなる。このVOBは映画では1シーンや1カット等の単位となるセル(Cell)の集合で構成され、このCellの再生時間は数分から十数分程度となっている。
【0018】
各Cellは複数のビデオオブジェクトユニット(VOBU)によって構成され、このVOBUは全再生時間が0.4秒から1.2秒単位のデータが記録される。このVOBUの中には、MPEG2のフォーマットにおける複数のグループオブピクチャーが含まれる。このVOBUは、VOBUを管理する情報を記録したナビゲーションパック(NVパック:NV−PCK)と、主映像を記録したビデオパック(Vパック:V−PCK)と、音声データを記録したオーディオパック(Aパック:A−PCK)と、字幕等の副映像データを記録したサブピクチャーパック(SPパック:SP−PCK)とにより構成されている。
【0019】
各VOBUは前記NVパックと呼ばれる管理パック内のデータに基づき管理される。このNVパックには、VOBU全体の管理データとして、このVOBUの再生時間が記録され、また、NVパックにより再生が制御される主映像を記録したVパックのサイズが記録されている。そのほか、このNVパックには、このNVパックのアドレス、カテゴリー、ユーザ操作の制御情報が記録され、そのほか、このVOBUが含まれているCellの先頭からの経過時間等、種々の管理データが記録されている。
【0020】
このNVパックのデータ構成としては、例えば図6に示すように、映像データ表示の制御情報であるプレゼンテーション・コントロール・インフォメーション(PCI)と、各データのサーチ情報であるデータ・サーチ・インフォメーション(DSI)とを備えている。また、前記PCIには、このPCI全体の管理情報と、ノンシームレスの場合のアングル切換情報と、副映像等を表示する際に所定領域にハイライト表示をするための情報と、主映像データ、副映像データ、音声データのレコーディング情報等が記録されている。また、前記DSIには、このDSI全体の管理情報(DSI GI)と、シームレスの場合の再生管理情報(SML PBI)と、シームレスの場合のアングル情報(SML AGLI)と、VOBU間の時間間隔等のVOBU検索情報(VOBU SRI)と、音声データ及び副映像データと時間的な一致を示すシンクロ情報(SYNCI)等が記録されている。
【0021】
更に、前記DSIの管理情報(DSI GI)には、このNVパックのシステムクロック基準(NV PGK SCR)、このNVパックのアドレス(NV PCK LBN)、このVOBUのエンドアドレス(VOBU EA)、VOBUに関するユーザ操作制御情報等の各種データ群、及びこのVOBUが含まれているセルの先頭からの経過時間(C ELTM)等が記録されている。
【0022】
上記のようなDVDビデオディスクのデータ構成により、各ディスク毎にディスクの読み込み開始部にディスク固有の識別記号が記録され、また、例えば図4のVTS#1のタイトル用VOBSを映画の本編とし、VTS#2のタイトル用VBSを映画製作会社、ソフトメーカー等の宣伝用映像に設定するとともに、この部分を自動再生時の最初に再生する映像に設定することができる。また、この宣伝用映像の再生に必要な前記VTSI、及びこの映像を記録したビデオオブジェクト(VOB)中の各ビデオオブジェクトユニット(VOBU)のNVパックには、ユーザ操作情報としての停止(Stop)操作、あるいは早送り(FF)操作、あるいは前方へのスキップ(F−Skip)操作を無効とするデータ等の制御情報、即ちユーザ操作制御情報を任意に書き込むことができる。したがって、各DVDビデオディスクによって、前方へのスキップ操作を禁止し、また、停止操作及び早送り操作を全て禁止するように設定したもの、また、停止操作のみを禁止するように設定したもの等種々のものが存在する。
【0023】
また、上記のように自動再生時に最初に再生するように設定している宣伝用映像部分における、VTSIやNVパックに記録されているユーザ操作制御情報においては、この部分の自動再生中に停止操作が行われ停止した後に、続いて通常の再生操作を行うと、DVDプレーヤはその停止部分からの再生ではなく、本編の最初の部分にスキップして再生を行うように設定されているものが多い。これは、ユーザが特に上記のような宣伝用映像を好まない人である場合は、宣伝用映像を強制的に何度も見せることはかえってディスク制作会社や映画会社にとって逆効果となることを配慮しているためと想像される。
【0024】
但し、このような宣伝用映像スキップ機能は必ずしも全てのDVDディスクに設けられているわけではなく、逆に、この宣伝用映像部分は必ず見せるものとして、この映像の管理データ部分には停止操作を無効とするデータを書き込んでいるものもあり、また、あるディスクはこの部分を早送りしてしまって、ユーザが宣伝用映像部分に対して実質的にスキップする操作をしてしまうことを防止しているディスクも存在する。
【0025】
本発明は、上記のような種々のDVDディスクに記録されたユーザ操作制御情報の存在を考慮して、図1に示すような機能ブロックによって自動再生宣伝映像等、ユーザにとっては少なくとも2度目は見たくない自動再生不要な本編付属映像のスキップ、早送り機能を行うものである。
【0026】
即ち、前記DVDデータプロセッサ6で分離された前記VTSI及びNVパックのディスク管理データは、ディスク管理データ取込み部14に取込まれ、そのうち特に、ディスクの最初の管理情報部分に記録されているディスク識別記号を、ディスク識別記号取込み部15に取込む。また、前記のようにDVDディスク装填時に最初に自動再生される本編付属映像部分の、停止、早送り、再生等のユーザの操作に対して制御を行うVTSI及びNVパックの管理情報は共に、自動再生不要な付属映像中のユーザ操作制御情報取込み部16に取込まれる。
【0027】
ディスク識別記号取込み部15のディスク識別記号データは、このDVDビデオプレーヤに装填されたディスクが初めて再生されるものであるか否かを検出する同一ディスク初回再生検出部17にデータを出力している。また、自動再生不要な付属映像中のユーザ操作制御情報取込み部16のデータは、ユーザ操作制御情報入出力部18に出力している。ユーザ操作制御情報入出力部18では、ユーザ操作制御情報メモリテーブル19にデータを記録し、またここから所定のデータを読み出すデータの入出力管理を行う。
【0028】
ユーザ操作制御情報入出力部18は、前記同一ディスク初回再生検出部17に対して、そこに入力された現在装填されているディスクの識別記号が、後述するユーザ操作制御情報メモリテーブル19に記録されているか否かを出力し、その記録が存在しないディスクであるときには、同一ディスク初回再生検出部17が現在装填されているディスクはこのプレーヤで初めて再生されるディスクであると判別する。また、ユーザ操作制御情報メモリテーブル19に既に同一ディスク識別記号のデータが存在するディスクであるときには、2回目以上再生されるディスクであって、少なくとも初めて再生するディスクではないと判別する。
【0029】
更に、同一ディスク初回再生検出部17において、上記のようにして現在再生を開始したディスクがこのプレーヤで初めて再生されるディスクであると判別されたときには、ユーザ操作制御情報入出力部18に信号を出力し、このときユーザ操作制御情報入出力部18は自動再生不要な付属映像中のユーザ操作制御情報取込み部16のデータを入力し、ユーザ操作制御情報メモリテーブル19にそのデータを記録する。
【0030】
ユーザ操作制御情報メモリテーブル19は図に示すように、少なくともディスク識別記号、Stop、FFの欄を備え、「ディスク識別記号」の欄には、各DVDビデオディスク固有の識別番号等の識別記号を記録する。また「Stop」の欄には、DVDビデオディスクを装填したときに自動再生が行われる、前記のような自動再生不要な付属映像の管理データ中におけるユーザ操作制御情報の中に、ユーザが停止(Stop)操作を行った時にそれを無効とするデータが書き込まれているか否かを、図示実施例においては1と0で表しており、例えば1の時には、無効とするデータが書き込まれていないので停止操作を行うことができることを、また0の時には、無効とするデータが書き込まれているので、停止操作を行うことができないことを各々示している。
【0031】
また、「FF」の欄には、上記のようなユーザ操作制御情報の中に、ユーザが早送り(FF)操作を行ったときにそれを無効とするデータが書き込まれているか否かを、図示実施例では前記Stopの欄と同様に1と0で表しており、例えば1の時には無効とするデータが書き込まれていないので早送り操作を行うことができることを、また0の時には無効とするデータが書き込まれているので、早送り操作を行うことができないことを各々示している。このように、Stopが可能か否かの表示に際しては、前記VTSIの部分、及びNVパックの部分において、共に「操作が有効」である旨の記録が存在するときにのみ、その操作が有効である旨の表示を行うようにする。なお、このユーザ操作制御情報メモリテーブル19には、必要に応じて上記以外の各種のデータを記入しておくこともできる。
【0032】
ユーザ操作制御情報入出力部18では、同一ディスク初回再生検出部17で、前記のように装填されたディスクが初めて再生するディスクであることを検出したときに、ユーザ操作制御情報メモリテーブル19の各欄に対応する上記データを記録するものであるが、同一ディスク初回再生検出部で、少なくとも初めて再生されるディスクではないことを検出したときには、ユーザ操作制御情報入出力部18は読み込まれたそのディスクの識別記号に対応するユーザ操作制御情報を前記テーブルから入力し、そのディスクは「Stop」操作が有効であるか否か、「FF」操作が有効であるか否か等の情報を自動再生不要映像スキップ制御部20に出力する。
【0033】
このようにして自動再生不要映像スキップ制御部20にそのデータが入力されると、最初に「Stop」操作が有効であるか否かの判別をStop有効判別部23で行い、有効であるとき、即ち図示実施例において、例えばユーザ操作制御情報メモリテーブル19のディスク識別記号0001、0007のディスクが再生されたときには、このStop有効判別部23が有効と判別し、再生制御部24のSTOP−PLAY実行部26に実行信号を出力する。また、ディスク識別記号0012、0056が再生されたときのように、Stop操作が無効とされていると判別したときには、自動再生不要映像スキップ制御部20にその旨の信号を出力し、この自動再生不要映像スキップ部20では次にFF有効判別部22に対応するデータを出力する。
【0034】
FF有効判別部22では、そのディスクのFF操作が有効であるとき、即ち図示実施例において、例えばディスク識別記号0007、0012のディスクが再生されたときには、このFF有効判別部22が有効と判別し、再生制御部24のFF実行部25に実行信号を出力し、ディスク識別記号0001、0056のディスクが再生されたときのような場合は、FF実行部25に対して実行信号は出力しない。
【0035】
なお、図示実施例において、ディスク識別記号0001はFFが無効と記録されているが、Stopが有効であるので、前記のようにStop有効判別23でその有効が検出される結果、FF有効判別部は作動することがないようにしており、この場合においてこのデータはあまり意味を持たないこととなる。また、ディスク識別記号0056はStop操作も、FF操作も無効とするデータが書き込まれているので、この自動再生される本編に付属する映像データ部分の再生時には、両作動とも無効とされ、そのためディスクを装填したときは常にこの部分の全ての映像を通常通り再生した後に本編の映像の再生が行われる。
【0036】
前記Stop有効判別22においてStop操作が有効であると判別されたときに作動するSTOP−PLAY実行部26においては、駆動制御信号出力部27のSTOP駆動制御部29と、PLAY駆動制御部30に順次信号を出力する。即ち、最初STOP駆動制御部29に出力してモータドライバ13によりスピンドルモータ2の駆動を停止し、DVDビデオディスク1の回転を停止する。次いでPLAY駆動制御部30に出力し、上記と同様の作動によりスピンドルモータの再生駆動を行い、DVDビデオディスクを再生する。
【0037】
このように、自動再生不要な付属映像データ中のユーザ操作制御情報の中にStop操作を有効としているディスクは、その自動再生不要データの再生中に停止(Stop)した後、再生(Play)作動させると、この宣伝映像等の付属映像をその部分からスキップして直ちに本編の映像の再生を行うように設定されているものが多いため、図示されない通常の再生制御機能によってこのDVDビデオディスクは本編から再生することができる。
【0038】
一方、上記のように自動再生不要な本編に付属する映像データ中のユーザ操作制御情報にStop操作を無効とするデータが記録されているディスクにおいて、FF操作が有効であると判別されたディスクについては、直ちにFF作動がFF実行部25によって行われるが、ディスク管理データ取込み部14から自動再生不要な付属映像データ部分の早送り再生が終了して、次の本編の部分の再生に入ったことを、管理データ中に記録されているタイトル番号の変更を、タイトル番号変更検出部21によって検出し、FF実行部25はその信号が入力されたときに作動中のFF操作を停止し、その部分から通常の再生作動に切り換える。その結果、自動再生される本編に付属の映像部分に対しては、実質的なスキップ操作が行われる。
【0039】
上記のような機能を行う機能ブロックの構成において、このDVDビデオプレーヤは図2に示すフローにより作動することができ、この作動フローを前記図1の機能ブロック図を参照しつつ説明する。DVDビデオディスクの再生処理において、このDVDビデオプレーヤにディスクを装填すると(ステップS1)、直ちに自動再生が行われる(ステップS2)。ここで自動再生される映像は宣伝用の映像であり、これを一度見たことのあるユーザにとっては2度目は見たくない映像部分である。
【0040】
そのディスクの最初の読出し部分の管理データは、ディスク管理データ取込み部14の識別記号取込み部15に取込まれ(ステップS3)、更に同一ディスク初回再生検出部17において、前記のようにユーザ操作制御情報入出力部18を介してユーザ操作制御情報メモリテーブル19にアクセスし、このテーブルに何らかのデータが書き込まれたことのあるディスクであるか否かによって、そのプレーヤで初めて再生するディスクか否かを判別する(ステップS4)。
【0041】
ここで、初めて再生するディスクではないと判別されたときは、以降、後述する図2に示す自動再生不要な付属映像スキップ処理を行う(ステップS9)。また、ここで初めて再生するディスクであると判別されたときには、自動再生不要な付属映像データ中における前記ディスク識別記号、ユーザ操作制御情報取込み部16に取込まれたStop操作、及びFF操作を有効としているか否かの情報等を、ユーザ操作制御情報入出力部18が取込み(ステップS5)、これをユーザ操作制御情報メモリテーブル19にディスク識別記号毎に記録する(ステップS6)。なお、必要に応じて図示する以外にも、種々のユーザ操作制御情報を記録することができる。
【0042】
このようにして、そのプレーヤで初めて再生するDVDビデオディスクである場合には、自動再生される宣伝用映像等の本編付属の映像を全て再生し、続いて本編の映像の再生が開始し、これを視聴することとなる。この再生は、特にユーザからの停止操作等がないときにはその再生作動を継続し、DVDビデオディスクの映像再生が全て終了したときに(ステップS7)このフローを終了する(ステップS8)。また、途中で停止操作が行われその後の操作がないときにも再生終了とされる。
【0043】
上記ステップS4において、装填されたDVDビデオディスクがそのプレーヤで初めて再生するディスクではないと判別されたときには、図3に示す自動再生不要な付属映像スキップ処理が行われる。その処理において最初に、ユーザ操作制御情報メモリテーブル19から、現在装填したディスクの識別記号に対応するユーザ操作制御情報のデータ、即ち図示実施例においてはStop、FFの作動を無効にしているか否かのデータを読込む(ステップS11)。
【0044】
次に、自動再生不要映像スキップ制御部20において、Stop操作が有効であるか否かの判別をStop有効判別部23で行なわせる(ステップS12)。ここでStop操作が有効であると判別されたときには、STOP−PLAY実行部26において最初Stop作動を実行し(ステップS17)、続いてPlay作動を実行する(ステップS18)。それによりこのDVDビデオディスクは自動再生不要の付属映像部分をスキップして自動的に本編の再生が開始される(ステップS19)。それにより、装填されたDVDビデオディスクがこのプレーヤで初めて再生されるディスクではないとき、即ちそのディスクの2度目以降の再生時には、ディスクをプレーヤの装填して自動再生が開始されたときにこのプレーヤが自動的に停止操作を行い、直ちに再生操作を行うことにより本編の映像部分にスキップしてその映像の再生を開始することができる。
【0045】
一方、前記ステップS12において、このディスクの自動再生不要な付属映像部分の管理データにStop操作が有効ではない、即ち無効とするデータが記録されているときには、FF有効判別部22においてFF操作が有効であるか否かの判別を行う(ステップS13)。その結果有効ではない、即ちこの部分を早送りすることができない旨のデータが書き込まれていたときには、そのまま再生制御部24で通常再生を行う(ステップS14)。
【0046】
また、前記ステップS13においてFF操作が有効であると判別されたときには、FF実行部25によりFF作動を実行する(ステップS15)。その後、図1のタイトル番号変更検出部21においてタイトル番号の変更が検出されたときには(ステップS16)、前記自動再生されるユーザが不要とする付属映像部分の早送りが終了して本編の映像部分となったことが検出されたこととなるので、その部分から通常の再生を行う(ステップS14)。以降は図2のステップS7に進み、前記と同様にこのディスクの再生が終了したか否かが判別され、最後に全てのDVDビデオディスクの再生処理は終了する(ステップS8)。
【0047】
なお、上記実施例においては、ユーザ操作制御情報として停止操作と早送り操作を検出し、これを実質的なスキップ操作に関する情報として、それにより再生制御部24では停止操作が可能の時には停止操作後に再生操作を行い、停止操作が可能ではなく早送り操作が可能の時には早送り操作を行うようにしたものであるが、そのほかユーザ操作制御情報として前記停止操作と早送り操作のいずれか一つの操作とし、それに対応した再生作動を行わせることもできる。
【0048】
したがって、例えばユーザ操作制御情報として停止操作のみを検出するものにおいては、前記実施例において早送りに関する処理を行わないように制御手段を簡素化することもでき、また早送り操作のみを検出するものにおいては上記実施例において停止操作に関する処理を行わないようにし、これによっても制御手段を簡素化することができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成したので、DVDビデオディスクの再生に際して、1度そのDVDビデオプレーヤで再生した宣伝映像等の本編再生の前に自動再生される付属映像は、自動的に実質的なスキップ操作が行われ、早く本編の映像を見ることができるようになる。
【0050】
また、前記実質的なスキップ操作に関する情報は停止操作の情報であり、停止操作が可能の時には前記再生制御部が停止操作後に再生操作を行うようにしたものにおいては、DVDビデオプレーヤの停止操作後に再生操作を行うと自動的に本編の最初から再生する特性を用いて、素早く本編の再生を行うことができる。
【0051】
また、前記実質的なスキップ操作に関する情報は早送り操作の情報であり、早送り操作が可能の時には前記再生制御部はタイトルが変更したデータが入力するまで早送り操作を行い、その後再生操作を行うようにしたものにおいては、宣伝映像等の本編再生の前に自動再生される付属映像を、自動的に実質的なスキップ操作で飛ばして素早く本編の再生を行うことができる。を行うことができる。。
【0052】
また、前記実質的なスキップ操作に関する情報は停止操作と早送り操作の情報であり、前記再生制御部は、前記停止操作が可能の時には停止操作後に再生操作を行い、停止操作が可能ではなく早送り操作が可能の時には早送り操作を行うようにしたものにおいては、最も素早く実質的なスキップ操作を行うことができる、停止操作後の再生操作による本編への実質的なスキップ操作が可能なときにはこれを行い、この機能を利用することができないときには早送り操作により実質的なスキップ操作を行うことにより、効率よい実質的なスキップ操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における、自動再生不要な付属映像を実質的にスキップ操作する機能を中心とした機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施例のDVDビデオディスク再生処理の全体を示す作動フロー図である。
【図3】図2の作動フローの一部である、自動再生不要な付属映像スキップ処理部分の作動フロー図である。
【図4】 DVDビデオディスクのデータ記録の構成を示すデータ構成図である。
【図5】同、データ記録中のVOBS部分のデータ構成図である。
【図6】同、VOBUの管理データ部分のデータ構成図である。
【符号の説明】
1 DVDビデオディスク
4 光学ピックアップ
6 DVDデータプロセッサ
13モータドライバ
14 ディスク管理データ取込み部
15 ディスク識別記号取込み部
16 自動再生不要な付属映像中のユーザ操作制御情報取込み部
17 同一ディスク初回再生検出部
18 ユーザ操作制御情報入出力部
19 ユーザ操作制御情報メモリテーブル
20 自動再生不要映像スキップ制御部
21 タイトル番号変更検出部
22 FF有効判別部
23 Stop有効判別部
24 再生制御部
25 FF実行部
26 STOP−PLAY実行部
Claims (4)
- DVDビデオディスクの識別記号を取込むディスク識別記号取込み部と、
ディスク装填時に自動再生する付属映像データ部分のユーザ操作制御情報を取込むユーザ操作制御情報取込み部と、
前記ディスク識別記号取込み部から入力したディスク識別記号毎に、前記ユーザ操作制御情報のうち実質的なスキップ操作が可能か否かに関する情報を記憶するユーザ操作制御情報メモリ部と、
装填したディスクの再生がこのプレーヤで初回であるか否かを検出する同一ディスク初回再生検出部と、
前記同一ディスク初回再生検出部による初回再生検出時に前記ユーザ操作制御情報を前記ユーザ操作制御情報メモリ部に記憶し、初回再生検出時以外の時には前記ユーザ操作制御情報メモリ部から再生中のディスク識別記号に対応する実質的なスキップ操作が可能か否かに関する情報を読み出すユーザ制御情報入出力部と、
前記ユーザ制御情報入出力部で実質的なスキップ操作が可能であることが読み出されたときに、前記実質的なスキップ操作を行う再生制御部とを備えたことを特徴とするDVDビデオプレーヤ。 - 前記実質的なスキップ操作に関する情報は停止操作の情報であり、停止操作が可能の時には前記再生制御部が停止操作後に再生操作を行うことを特徴とする請求項1記載のDVDビデオプレーヤ。
- 前記実質的なスキップ操作に関する情報は早送り操作の情報であり、早送り操作が可能の時には前記再生制御部はタイトルが変更したデータが入力するまで早送り操作を行い、その後再生操作を行うことを特徴とする請求項1記載のDVDビデオプレーヤ。
- 前記実質的なスキップ操作に関する情報は停止操作と早送り操作の情報であり、
前記再生制御部は、前記停止操作が可能の時には停止操作後に再生操作を行い、停止操作が可能ではなく早送り操作が可能の時には早送り操作を行う請求項1記載のDVDビデオプレーヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000107415A JP3717148B2 (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | Dvdビデオプレーヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000107415A JP3717148B2 (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | Dvdビデオプレーヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001291377A JP2001291377A (ja) | 2001-10-19 |
JP3717148B2 true JP3717148B2 (ja) | 2005-11-16 |
Family
ID=18620412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000107415A Expired - Fee Related JP3717148B2 (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | Dvdビデオプレーヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3717148B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5008822B2 (ja) * | 2003-10-27 | 2012-08-22 | パナソニック株式会社 | コンテンツ再生制御方法およびコンテンツ再生制御端末 |
JP2006178680A (ja) * | 2004-12-21 | 2006-07-06 | Funai Electric Co Ltd | 光ディスク |
JP4337774B2 (ja) | 2005-06-06 | 2009-09-30 | 船井電機株式会社 | 光ディスク再生装置 |
KR101677527B1 (ko) * | 2009-09-22 | 2016-11-21 | 삼성전자주식회사 | 복수의 입력소스들로부터의 비디오 신호들을 디스플레이하기 위한 방법 및 장치 |
-
2000
- 2000-04-10 JP JP2000107415A patent/JP3717148B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001291377A (ja) | 2001-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1238391B1 (en) | Commercial skip for recordable media | |
US7272295B1 (en) | Commercial skip and chapter delineation feature on recordable media | |
KR100771264B1 (ko) | 스크립트 파일이 포함 기록된 기록매체와, 그 재생장치 및방법 | |
US6889001B1 (en) | Disk player with location marking capability | |
EP1230643B1 (en) | Three-stage menu processing for digital disc recorder | |
JP2001291308A (ja) | Dvdビデオプレーヤ | |
JP2002313029A (ja) | Dvd再生装置 | |
US7362951B2 (en) | Disk playback apparatus and disk playback method | |
US7127149B1 (en) | Three-stage menu processing for digital disc recorder | |
JPH11273319A (ja) | 情報再生制御装置および情報再生方法 | |
JP3717148B2 (ja) | Dvdビデオプレーヤ | |
JP3560827B2 (ja) | 情報再生装置 | |
KR20020086990A (ko) | 스크립트 파일이 포함 기록된 기록매체와, 그 재생장치 및방법 | |
JPH09259507A (ja) | 情報再生装置 | |
JP3698915B2 (ja) | ディスク再生装置 | |
JP2002223411A (ja) | ディスク再生装置 | |
JP2000156023A (ja) | ディスク再生装置 | |
JP3593288B2 (ja) | 再生記録システム、再生装置、記録装置および再生記録方法 | |
JP3938649B2 (ja) | Dvdビデオシナリオ再生装置 | |
JP3642981B2 (ja) | ディスク再生装置 | |
JP3925917B2 (ja) | ビデオディスクプレーヤ | |
US7796859B2 (en) | DVD reproducing apparatus | |
JP3701485B2 (ja) | ディスク再生装置 | |
JP2006054680A (ja) | マルチメディアシステム | |
JP2002369124A (ja) | ディスク再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040730 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050811 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050819 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050829 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080909 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090909 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100909 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100909 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110909 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120909 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120909 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130909 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130909 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |