JP3717107B2 - 脈拍計 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、身体の一部に装着して脈拍を計測する脈拍計に関し、より詳細には、雑音を除去し、正確な脈拍数を得ることの出来る脈拍計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の脈拍計の雑音の除去に関する技術として、脈波センサにより検出された脈波成分と雑音成分とを含んだ混合信号から、体動センサにより検出された雑音信号によって雑音成分のみを除去し、脈波信号のみを抽出して脈拍数とするものが開示されている(特開平7−227383公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
雑音は発生の原因・時間・間隔などの発生の状況・状態が多様である。上述の技術は、体が動くと血液中の血液量が変化することにより発生する体動に起因する雑音成分のみを除去するものであり、多様な雑音成分のうち特定の雑音成分しか除去することが出来ないという問題があった。
【0004】
そこで、本発明は、上記のような従来の問題点を解決することを目的とするもので、多様な雑音成分を除去する脈拍計を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の脈拍計は、身体の脈拍を計測する脈拍計において、パルス幅評価範囲に基づき対象パルス幅を評価し、前記パルス幅評価範囲に対応した前記対象パルス幅の処理操作をするパルス幅安定検出手段と、前記パルス幅安定検出手段よりも後段に、パルス間隔評価範囲に基づき対象パルス間隔を評価し、前記パルス間隔評価範囲に対応した前記対象パルス間隔の処理操作をするパルス間隔安定検出手段とを備えたことを特徴とする。これによると、脈拍のパルス幅の正規な信号と認められる信号のみを抽出して後段に伝達し、脈拍のパルス間隔の正規な信号と認められる信号のみを抽出し、雑音によって影響を及ぼすパラメータであるパルス幅とパルス間隔との両面から脈拍信号以外である雑音信号を除去できる。
【0006】
また、前記パルス幅評価範囲は、基準パルス幅からの差に応じて設定されている複数段階の範囲であり、前記対象パルス幅の処理操作は、基準パルス幅データの更新、基準パルス幅データの不更新、一拍分のパルスデータの補完、対象パルス幅データの破棄のいずれかであり、前記パルス間隔評価範囲は、基準パルス間隔からの差に応じて設定されている複数段階の範囲であり、前記対象パルス間隔の処理操作は、基準パルス間隔データの更新、基準パルス間隔データの不更新、一拍分のパルスデータの削除、一拍分のパルスデータの補完、対象パルス間隔データの破棄のいずれかであることを特徴とする。これによると、脈拍のパルス幅の誤差影響度が小さく正規な信号と認められる信号のみを抽出して後段に伝達し、脈拍のパルス間隔の誤差影響度が小さく正規な信号と認められる信号のみを抽出し、より雑音によって影響を及ぼすパラメータであるパルス幅とパルス間隔との両面から脈拍信号以外である雑音信号を除去できる。
【0007】
また、前記パルス間隔安定検出手段よりも後段に、対象脈拍数と基準脈拍数とを比較し、対象脈拍数の基準脈拍数に対する差を評価する脈拍数比較評価手段とを備えたことを特徴とする。これによると、基準脈拍数に対して異常な変化である対象脈拍数を捉えることになり、パルス幅安定検出手段とパルス間隔安定検出手段とでの雑音の除去漏れも防ぐことができる。
【0008】
また、前記脈拍数比較評価手段は、対象脈拍数が多い場合には基準脈拍数との比較評価範囲が狭くなり、対象脈拍数が少ない場合には基準脈拍数との比較評価範囲が広くなることを特徴とする。これによると、対象脈拍数と基準脈拍数との関係における評価に重みが付くので、より基準脈拍数に対して異常な変化である対象脈拍数を捉えることになり、雑音のパルス幅安定検出手段とパルス間隔安定検出手段とでの雑音の除去漏れもより防ぐことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。まず初めに、本発明の脈拍計の構成について図1及び図2を用いて詳述する。
【0010】
図1は本発明の脈拍計の一例を表す外観図である。本発明の脈拍計は、携帯可能な装置本体1と、身体の検出部位に装着して血流の変化量を光電式や圧電式などにより検出するセンサ部2と、装置本体1とセンサ部2とを接続するリード線3とを有する。装置本体1には、電源投入や表示モードの切り替えや時間設定等のためのスイッチからなる入力部4と、計測結果等の表示をする表示部5とが設けられている。
【0011】
図2は本発明の脈拍計の電気ブロック図である。センサ部2を駆動するためのセンサ駆動回路6と、センサ部2からの脈拍信号を増幅する増幅回路7と、この増幅回路7から出力された脈拍信号に対して電気的雑音を除去するためのフィルタ回路8と、このフィルタ回路8から出力されたアナログ信号をデジタルなパルス信号に変換するA/D変換回路9とが設けられ、A/D変換回路9からのパルス信号は演算制御を行うCPU13に取り込まれる。そして、このCPU13は、A/D変換回路9からのパルス信号のパルス幅を安定検出するパルス幅安定検出手段14と、このパルス幅安定検出手段14からのパルス信号のパルス間隔を安定検出するパルス間隔安定検出手段15と、このパルス間隔安定検出手段15からのパルス信号を脈拍数として算出後に比較評価する脈拍数比較評価手段16とを有する。そして、脈拍数比較評価手段16後の結果は、表示部5を駆動する表示駆動回路12を通り表示される。また、パルス幅安定検出やパルス間隔安定検出する段階において必要であるパルス幅評価範囲やパルス間隔評価範囲等の各種データ等を記憶する記憶装置10と、入力部4により電源投入されると各部に電力供給をする電源装置11とがCPU13に接続し制御されることにより全体を構成する。
【0012】
次に、本発明の脈拍計の動作処理について図3乃至図9を用いて詳述する。なお、本実施の形態の脈拍計は、単に雑音を除去する機能を備えて脈拍数を表示するだけでなく、時計表示、消費カロリー表示、脂肪燃焼量表示も可能なものである。
【0013】
図3は全体の処理手順を示すフローチャートである。まず初めに、電源用の入力部4をオンするとCPU13は初期化され(ステップS1)、現在の時刻を表示部5に表示する(ステップS2)。ここで、時刻を変更する場合には、切替用の入力部4をオンせずに(ステップS3)、設定用の入力部4をオンする(ステップS10)。そして、選定用の入力部4により時刻を合わせ(ステップS11)、設定用の入力部4を再度オンすると時間設定が確定され、時計表示モードに戻る(ステップS12)。
【0014】
時計表示モード(ステップS2)において、切替用の入力部4をオンすると(ステップS3)、消費カロリー表示モードに進み、計測により消費されたカロリーを表示する(ステップS4)。ここで、条件設定の入力や変更をする場合には、切替用の入力部4をオンせずに(ステップS5)、設定用の入力部4をオンする(ステップS13)。そして、選定用の入力部4により性別・年齢・体重などの個人条件を入力し(ステップS14)、設定用の入力部4を再度オンすると条件設定が確定され、カロリー表示モードに戻る(ステップS15)。
【0015】
カロリー表示モード(ステップS4)において、切替用の入力部4をオンすると(ステップS5)、脂肪燃焼量表示モードに進み、計測により燃焼した脂肪量を表示する(ステップS6)。
【0016】
脂肪燃焼量表示モード(ステップS6)において、切替用の入力部4をオンすると(ステップS7)、脈拍表示モードに進み、計測された脈拍数を表示する(ステップS8)。そして、この脈拍表示モードにおいて、切替用の入力部4をオンすると、時計表示モードに戻る(ステップS9)。
【0017】
次に、図3における脈拍表示モード(ステップS8)のサブルーチンについて図4を用いて詳述する。図4は脈拍表示モードの処理手順を示すフローチャートである。図3の脈拍表示モード(ステップS8)で計測用の入力部4をオンすると(ステップS21)、被計測者が安静時、すなわち、身体に運動等の負荷が加わっていない平常状態時の脈拍数を計測し(ステップS22)、表示部5に安静時脈拍数を表示する(ステップS23)。そして、CPU13は、この安静時に検出した脈拍パルスから基準パルス幅P、基準パルス間隔R、基準脈拍数HR0を記憶装置10にメモリする(ステップS24)。
【0018】
そして、被計測者が運動時、すなわち、身体に運動等の負荷を加えた非平常状態時に移るときに、再度計測用の入力部4をオンすると(ステップS25)、運動時の脈拍数を計測し(ステップS26)、表示部5に運動時脈拍数を表示する(ステップS27)。そして、図3のカロリー表示モード(ステップS4)や脂肪燃焼量表示モード(ステップS6)へ表示切替したときに、例えば図10の表示例に示すような表示をする消費カロリーや図11の表示例に示すような表示をする脂肪燃焼量を算出する(ステップS28)。ここで更に計測をするための入力部4をオンすると(ステップS29)、このサブルーチンを抜ける。
【0019】
次に、図4における運動時脈拍数計測(ステップS26)のサブルーチンについて図5を用いて詳述する。図5は運動時脈拍数計測の処理手順を示すフローチャートである。まず、運動時の脈拍パルスを検出する(ステップS31)。
【0020】
そして、記憶装置10にあらかじめメモリされているパルス幅評価範囲に基づき、運動時のパルス幅、すなわち、対象パルス幅を評価し、パルス幅評価範囲に対応した対象パルス幅の処理操作をし、安定したパルス幅を得るパルス幅安定検出処理をパルス幅安定検出手段14にて行う(ステップS32)。そして、パルス幅安定検出処理の評価が正常範囲でない場合(ステップS33)には、図12のエラーマークの表示例に示すようなエラーマーク21を表示部5に表示し(ステップS42)、パルス検出(ステップS31)に戻り、その後の処理を繰り返す。
【0021】
パルス幅安定検出処理の評価が正常範囲である場合(ステップS33)には、パルス間隔時間から脈拍数を算出し、通常人間の脈拍数の正常とされている範囲であるかを判定する(ステップS34)。そして、この判定結果が正常範囲でない場合(ステップS35)には、図13のエラーマークの表示例に示すようなエラーマークを表示部5に表示し(ステップS43)、その後にパルスの検出がなければ、エラーマークの表示を繰り返す(ステップS44)。また、その後に脈拍パルスの検出があれば、パルス幅安定検出(ステップS32)に戻り、その後の処理を繰り返す(ステップS44)。
【0022】
パルス間隔時間から算出した脈拍数が正常範囲である場合(ステップS35)には、記憶装置10にあらかじめメモリされているパルス間隔評価範囲に基づき、運動時のパルスの間隔、すなわち、対象パルス間隔を評価し、パルス間隔評価範囲に対応した対象パルス間隔の処理操作をし、安定したパルス間隔を得るパルス間隔安定検出処理をパルス幅安定検出手段15にて行う(ステップS36)。そして、パルス間隔安定検出処理の評価が正常範囲でない場合(ステップS37)には、図12のエラーマークの表示例に示すようなエラーマークを表示部5に表示し(ステップS42)、パルス検出(ステップS31)に戻り、その後の処理を繰り返す。
【0023】
パルス間隔安定検出処理の評価が正常範囲である場合(ステップS37)には、パルス間隔安定検出後のデータから対象脈拍数HR1を算出し、記憶装置10にメモリする(ステップS38)。そして、対象脈拍数HR1と基準脈拍数HR0とを比較して正常範囲であるかを脈拍数比較評価手段16にて判定する(ステップS39)。
【0024】
対象脈拍数HR1と基準脈拍数HR0との比較判定結果が正常範囲でない場合(ステップS40)には、評価範囲を含んだ脈拍数HR0±Xを対象脈拍数HR1として書き換え(ステップS45)、この書き換えられた対象脈拍数HR1が通常人間の脈拍数の正常とされている下限脈拍数40拍/分から上限脈拍数220拍/分までの範囲内であるかを判断する。そして、正常範囲外である場合には、エラーマークの表示(ステップS43)に移る(ステップS46)。
【0025】
また、対象脈拍数HR1と基準脈拍数HR0との比較判定結果が正常範囲である場合(ステップS40)や評価範囲を含んだ脈拍数HR0±Xに書き換えられた対象脈拍数HR1が通常人間の脈拍数の正常範囲内である場合には(ステップS46)、対象脈拍数HR1を基準脈拍数HR0へメモリし(ステップS41)、このサブルーチンを抜ける。
【0026】
次に、図5におけるパルス幅安定検出(ステップS32)のサブルーチンについて図6を用いて詳述する。図6はパルス幅安定検出の処理手順を示すフローチャートである。まず、検出されたパルスの幅を対象パルス幅Pxとしてメモリする(ステップS51)。
【0027】
次に、この対象パルス幅Pxを基準パルス幅Pと比較し、記憶装置10にあらかじめメモリされているパルス幅評価範囲Px<0.25Pであるかの判断をする(ステップS52)。そして、パルス幅評価範囲Px<0.25Pである場合には、パルス幅Pxを正常範囲外と判定、対象パルス幅Pxデータを破棄し(ステップS59)、このサブルーチンを抜ける。
【0028】
パルス幅評価範囲Px<0.25Pでない場合には、パルス幅評価範囲0.25P≦Px<0.75Pであるかの判断をする(ステップS53)。そして、パルス幅評価範囲0.25P≦Px<0.75Pである場合には、対象パルス幅Pxを正常範囲内と判定し(ステップS61)、このサブルーチンを抜ける。
【0029】
パルス幅評価範囲0.25P≦Px<0.75Pでない場合には、パルス幅評価範囲0.75P≦Px<1.25Pであるかの判断をする(ステップS54)。そして、パルス幅評価範囲0.75P≦Px<1.25Pである場合には、移動平均によりこの対象パルス幅Pxを含んだ基準パルス幅Pにデータを更新し(ステップS60)、正常範囲内と判定し(ステップS61)、このサブルーチンを抜ける。なお、基準パルス幅Pを更新する理由は、脈圧の大小に応じてパルス幅も変化するため、更新しないで一定の値としていると誤差を生じることによる。
【0030】
パルス幅評価範囲0.75P≦Px<1.25Pでない場合には、パルス幅評価範囲1.25P≦Px<2Pであるかの判断をする(ステップS55)。そして、パルス幅評価範囲1.25P≦Px<2Pである場合には、対象パルス幅Pxを正常範囲内と判定し(ステップS61)、このサブルーチンを抜ける。
【0031】
パルス幅評価範囲1.25P≦Px<2Pでない場合には、パルス幅評価範囲2P≦Px<3Pであるかの判断をする(ステップS56)。そして、パルス幅評価範囲2P≦Px<3Pでない場合には、3P≦Pxと判定し(ステップS57)、更に正常範囲外と判定、対象パルス幅Pxデータを破棄し(ステップS58)、このサブルーチンを抜ける。
【0032】
パルス幅評価範囲2P≦Px<3Pである場合には、図14に示すように対象パルス幅Pxを基準パルス幅Pで減じた幅のところで分割することにより一拍分のパルスデータを補完し、この時のパルス間隔をRx1、Rx2とする(ステップS62)。
【0033】
そして、この時のパルス間隔Rx1を基準パルス間隔Rと比較し、パルス間隔評価範囲0.5R≦Rx1<1.5Rでない場合(ステップS63)には、正常範囲外と判定し(ステップS58)、このサブルーチンを抜ける。また、パルス間隔評価範囲0.75R≦Rx1<1.25Rである場合(ステップS63)には、脈拍数を算出し、表示を更新し、表示部5に表示する(ステップS64)。また、パルス間隔評価範囲0.5R≦Rx1<0.75R及び1.25R≦Rx1<1.5Rである場合(ステップS63)には、脈拍数を算出し、表示の更新を行わない(ステップS64)。
【0034】
その後、パルス間隔Rx2を基準パルス間隔Rと比較し、パルス間隔評価範囲0.5R≦Rx1<1.5Rでない場合(ステップS65)には、正常範囲外と判定し(ステップS58)、このサブルーチンを抜ける。また、パルス間隔評価範囲0.5R≦Rx1<1.5Rである場合(ステップS65)には、正常範囲内と判定し(ステップS66)、このサブルーチンを抜ける。
【0035】
次に、図5におけるパルス間隔時間評価(ステップS34)のサブルーチンについて図7を用いて詳述する。図7はパルス間隔時間の評価の処理手順を示すフローチャートである。パルス幅安定検出(ステップS32)において、パルス幅が正常範囲である(ステップS33)場合には、対象パルス間隔の時間αを記憶装置10にメモリする(ステップS71)。そして、この時の対象パルス間隔時間αが脈拍数40拍/分に相当するときの時間より小さいかを判断し(ステップS72)、脈拍数40拍/分に相当するときの時間より小さくない場合には、対象パルス間隔時間αは、正常範囲外と判定し(ステップS75)、このサブルーチンを抜ける。
【0036】
脈拍数40拍/分に相当するときの時間より小さい場合には、対象パルス間隔時間αが脈拍数220拍/分に相当するときの時間より大きいかを判断し(ステップS73)、脈拍数220拍/分に相当するときの時間より大きくない場合には、対象パルス間隔時間αを正常範囲外と判定し(ステップS75)、このサブルーチンを抜ける。また、脈拍数220拍/分に相当するときの時間より大きい場合には、対象パルス間隔時間αを正常範囲内と判定し(ステップS74)、このサブルーチンを抜ける。
【0037】
次に、図5におけるパルス間隔安定検出(ステップS36)のサブルーチンについて図8を用いて詳述する。図8は脈拍パルス間隔安定検出の処理手順を示すフローチャートである。まず、対象パルス間隔Rxをメモリする(ステップS81)。
【0038】
この対象パルス間隔Rxを基準パルス間隔Rと比較し、記憶装置10にあらかじめメモリされているパルス間隔評価範囲Rx<0.25Rであるかの判断をする(ステップS82)。そして、パルス間隔評価範囲Rx<0.25Rである場合には、対象パルス間隔Rxを計測エラーと判定し(ステップS90)、更に正常範囲外と判定、対象パルス間隔Rxデータを破棄し(ステップS89)、このサブルーチンを抜ける。
【0039】
パルス間隔評価範囲Rx<0.25Rでない場合には、パルス間隔評価範囲0.25R≦Rx<0.5Rであるかを判断する(ステップS83)。そして、パルス間隔評価範囲0.25R≦Rx<0.5Rである場合には、一拍削除が連続2回目に当たるかを判断し(ステップS91)、当たらない場合には、図15に示すように、一拍分のパルスデータ22を削除し、パルス間隔Rx'を設定する(ステップS93)。
【0040】
そして、一拍分のパルスデータを削除した後のパルス間隔Rx'をRxに置き換えて、パルス間隔評価範囲0.5R≦Rx<1.5Rであるかを判断し、パルス間隔評価範囲0.5R≦Rx<1.5Rでない場合には、このサブルーチンを抜ける。また、パルス間隔評価範囲0.5R≦Rx<1.5Rである場合には、ステップS97へ進む(ステップS94)。一方、一拍削除が連続2回目に当たるかを判断し(ステップS91)、当たる場合には、評価範囲を含んだパルス間隔R±3%に対象パルス間隔Rxを書き換え、ステップS97へ進む(ステップS92)。
【0041】
パルス間隔評価範囲0.25R≦Rx<0.5Rでない場合には(ステップS83)、パルス間隔評価範囲0.5R≦Rx<0.75Rであるかを判断する(ステップS84)。そして、パルス間隔評価範囲0.5R≦Rx<0.75Rである場合には、ステップS97へ進む。
【0042】
パルス間隔評価範囲0.5R≦Rx<0.75Rでない場合には、パルス間隔評価範囲0.75R≦Rx<0.1.25Rであるかを判断する(ステップS85)。そして、パルス間隔評価範囲0.75R≦Rx<0.1.25Rである場合には、移動平均によりこの対象パルス間隔Rxを含んだ基準パルス間隔Rを更新し(ステップS95)、表示を更新することを可能な状態とし(ステップS96)、ステップS97へ進む。なお、基準パルス間隔Rを更新する理由は、心拍の間隔は常に変動しており一定間隔でないため、更新しないで一定の値としていると誤差を生じることによる。
【0043】
パルス間隔評価範囲0.75R≦Rx<1.25Rでない場合には、パルス間隔評価範囲1.25R≦Rx<1.5Rであるかを判断する(ステップS86)。そして、パルス間隔評価範囲1.25R≦Rx<1.5Rである場合には、ステップS97へ進む。
【0044】
ステップS97では、対象パルス間隔Rxを正常範囲と判定し、対象パルス間隔Rxを記憶装置10にメモリし(ステップS100)、このサブルーチンを抜ける。
【0045】
パルス間隔評価範囲1.25R≦Rx<1.5Rでない場合には、パルス間隔評価範囲1.5R≦Rx<2.25Rであるかを判断する(ステップS87)。そして、パルス間隔評価範囲1.5R≦Rx<2.25Rである場合には、一拍補完が連続2回目に当たるかを判断し(ステップS98)、当たらない場合には、基準パルス間隔Rを対象パルス間隔Rxへ代入することで一拍分のパルスデータを補完し、対象パルス間隔Rxは正常範囲内と判定し(ステップS99)、対象パルス間隔Rxを記憶装置10にメモリし(ステップS100)、このサブルーチンを抜ける。当たる場合には、対象脈拍パルス間隔Rxを正常範囲外と判定し(ステップS89)、このサブルーチンを抜ける。
【0046】
パルス間隔評価範囲1.5R≦Rx<2.25Rでない場合には、2.25R≦Rxであり計測エラーと判定し(ステップS88)、更に対象パルス間隔Rxを正常範囲外と判定、対象パルス間隔Rxデータを破棄し(ステップS89)、このサブルーチンを抜ける。
【0047】
次に、図5における対象脈拍数HR1と基準脈拍数HR0との比較(ステップS39)のサブルーチンについて図9を用いて詳述する。図9は対象脈拍数と基準脈拍数とを比較し評価する処理手順を示すフローチャートである。まず、対象脈拍数HR1が80拍/分未満であるかを判断し(ステップS111)、80拍/分未満である場合には、基準脈拍数HR0を基準とする評価範囲Xを5%に設定する(ステップS113)。一方、80拍/分未満でない場合には、対象脈拍数HR1が、80拍/分以上140拍/分未満であるかを判断し(ステップS112)、80拍/分以上140拍/分未満である場合には、基準脈拍数HR0を基準とする評価範囲Xを3%に設定する(ステップS114)。また、80拍/分以上140拍/分未満でない場合には、基準脈拍数HR0を基準とする評価範囲Xを2%に設定する(ステップS115)。
【0048】
その後、対象脈拍数HR1が基準脈拍数HR0よりも小さいかを比較する(ステップS116)。対象脈拍数HR1が基準脈拍数HR0よりも小さい場合には、比較評価範囲HR0−X≦HR1<HR0であるかを判断し(ステップS117)、比較評価範囲HR0−X≦HR1<HR0である場合には、対象脈拍数HR1を正常範囲内と判定し(ステップS119)、このサブルーチンを抜ける。一方、比較評価範囲HR0−X≦HR1<HR0でない場合には、対象脈拍数HR1を正常範囲外と判定し(ステップS120)、このサブルーチンを抜ける。
【0049】
また、対象脈拍数HR1が基準脈拍数HR0よりも小さくない場合には、比較評価範囲HR0≦HR1<HR0+Xであるかを判断し(ステップS118)、比較評価範囲HR0≦HR1<HR0+Xである場合には、対象脈拍数HR1を正常範囲内と判定し(ステップS121)、このサブルーチンを抜ける。一方、比較評価範囲HR0≦HR1<HR0+Xでない場合には、対象脈拍数HR1を正常範囲外と判定し(ステップS120)、このサブルーチンを抜ける。
【0050】
以上に説明したように、パルス幅安定検出手段14において、複数段階のパルス幅評価範囲Px<0.25P、0.25P≦Px<0.75P、0.75P≦Px<1.25P、1.25P≦Px<2P、3P≦Pxに基づいて、対象パルス幅Pxを評価し、その結果に基づいて基準パルス幅Pを更新、基準パルス幅Pを不更新、一拍分のパルスデータを補完、対象パルス幅Pxデータを破棄するといった多面的な処理操作をすることにより、脈拍のパルス幅の正規な信号と認められる信号のみを抽出して後段に伝達することができる。
【0051】
また、パルス間隔安定検出手段15において、複数段階のパルス間隔評価範囲Rx<0.25R、0.25R≦Rx<0.5R、0.5R≦Rx<0.75R、0.75R≦Rx<1.25R、1.25R≦Rx<1.5R、1.5R≦Rx<2.25R、2.25R≦Rxに基づいて、対象パルス間隔Rxを評価し、その結果に基づいて基準パルス間隔Rを更新、基準パルス間隔Rを不更新、一拍分のパルスデータを削除、一拍分のパルスデータを補完、対象パルス間隔Rxデータを破棄するといった多面的な処理操作をすることにより、脈拍のパルス間隔の正規な信号と認められる信号のみを抽出することができる。
【0052】
したがって、本発明の実施の形態の脈拍計は、雑音によって影響を及ぼすパラメータであるパルス幅とパルス間隔との両面から脈拍信号以外である雑音信号を除去できるものである。
【0053】
更に、脈拍数比較評価手段16において、対象脈拍数HR1が80拍/分未満、80拍/分以上140拍/分未満、140拍/分以上それぞれの場合に対応して基準脈拍数HR0を基準とする評価範囲を5%、3%、2%として重みのついた評価することにより、基準脈拍数HR0に対して異常な変化である対象脈拍数を捉えることになり、パルス幅安定検出手段14とパルス間隔安定検出手段15とでの雑音の除去漏れも防ぐことができる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の脈拍計は、パルス幅安定検出手段、パルス間隔安定検出手段により、雑音によって影響を及ぼすパラメータであるパルス幅とパルス間隔との両面から脈拍信号以外である雑音信号を除去するので多様な雑音にも対応して正確に計測できる。更に、脈拍数比較評価手段により、パルス幅安定検出手段とパルス間隔安定検出手段とでの雑音の除去漏れも防ぐので更に多様な雑音にも対応してより正確に計測できる。そして、脈拍数を利用し算出する消費カロリーや脂肪燃焼量も正確に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】脈拍計の一例を表す外観図である。
【図2】脈拍計の電気ブロック図である。
【図3】全体の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】脈拍表示モードの処理手順を示すフローチャートである。
【図5】運動時脈拍数計測の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】パルス幅安定検出の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】パルス間隔時間の評価の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】脈拍パルス間隔安定検出の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】対象脈拍数と基準脈拍数とを比較し評価する処理手順を示すフローチャートである。
【図10】消費カロリーの表示例である。
【図11】脂肪燃焼量の表示例である。
【図12】エラーマークの表示例である。
【図13】エラーマークの表示例である。
【図14】パルス幅安定検出手段における一拍分のパルスデータの補完についてのパルス図である。
【図15】パルス間隔安定検出手段における一拍分のパルスデータの削除についてのパルス図である。
【符号の説明】
1 装置本体
2 センサ部
3 リード線
4 入力部
5 表示部
6 センサ駆動回路
7 増幅回路
8 フィルタ回路
9 A/D変換回路
10 記憶装置
11 電源装置
12 表示駆動回路
13 CPU
14 パルス幅安定検出手段
15 パルス間隔安定検出手段
16 脈拍数比較評価手段
21 エラーマーク
22 パルスデータ

Claims (5)

  1. 身体の脈拍を計測する脈拍計において、
    パルス幅評価範囲に基づき対象パルス幅を評価し、前記パルス幅評価範囲に対応した前記対象パルス幅の処理操作をするパルス幅安定検出手段と、
    前記パルス幅安定検出手段よりも後段に、パルス間隔評価範囲に基づき対象パルス間隔を評価し、前記パルス間隔評価範囲に対応した前記対象パルス間隔の処理操作をするパルス間隔安定検出手段と、
    を備えたことを特徴とする脈拍計。
  2. 前記パルス幅評価範囲は、基準パルス幅からの差に応じて設定されている複数段階の範囲であり、前記対象パルス幅の処理操作は、基準パルス幅データの更新、基準パルス幅データの不更新、一拍分のパルスデータの補完、対象パルス幅データの破棄を行い
    前記パルス間隔評価範囲は、基準パルス間隔からの差に応じて設定されている複数段階の範囲であり、前記対象パルス間隔の処理操作は、基準パルス間隔データの更新、基準パルス間隔データの不更新、一拍分のパルスデータの削除、一拍分のパルスデータの補完、対象パルス間隔データの破棄を行うことを特徴とする請求項1記載の脈拍計。
  3. 前記パルス間隔安定検出手段よりも後段に、対象脈拍数と基準脈拍数とを比較し、対象脈拍数の基準脈拍数に対する差を評価する脈拍数比較評価手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の脈拍計。
  4. 前記脈拍数比較評価手段は、対象脈拍数が多い場合には基準脈拍数との比較評価範囲が狭くなり、対象脈拍数が少ない場合には基準脈拍数との比較評価範囲が広くなることを特徴とする請求項3記載の脈拍計。
  5. 前記基準パルス幅からの差に応じて設定されている複数段階の範囲は、対象パルス幅をPx、基準パルス幅をPで示した場合に、Px < 0.25P、0.25P≦Px < 0.75P、0.75P≦Px < 1.25P、1.25P≦Px < 2P、2P≦Px < 3P、3P≦Pxであり、前記基準パルス幅データの更新は、前記0.75P≦Px < 1.25Pである場合に行い、前記基準パルス幅データの不更新は、前記0.25P≦Px < 0.75P又は前記1.25P≦Px < 2Pである場合に行い、前記一拍分のパルスデータの補完は、前記2P≦Px < 3Pである場合に行い、前記対象パルス幅データの破棄は、前記Px < 0.25P又は前記3P≦Pxである場合に行い、
    前記基準パルス間隔からの差に応じて設定されている複数段階の範囲は、対象パルス間隔をRx、基準パルス間隔をRで示した場合に、Rx < 0.25R、0.25R≦Rx < 0.5R、0.5R≦Rx < 0.75R、0.75R≦Rx < 1.25R、1.25R≦Rx < 1.5R、1.5R≦Rx < 2.25R、2.25R≦Rxであり、前記基準パルス間隔データの更新は、前記0.75R≦Rx < 1.25Rである場合に行い、前記基準パルス間隔データの不更新は、前記0.5R≦Rx < 0.75R又は前記1.25R≦Rx < 1.5Rである場合に行い、前記一拍分のパルスデータの削除は、前記0.25R≦Rx < 0.5Rである場合に行い、前記一拍分のパルスデータの補完は、1.5R≦Rx < 2.25Rである場合に行い、前記対象パルス間隔データの破棄は、前記Rx < 0.25R又は前記2.25R≦Rxである場合に行うことを特徴とする請求項2記載の脈拍計。
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